JP3390706B2 - のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類 - Google Patents
のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類Info
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Description
や暖房機による乾燥によってもたらされる身体への影響
を軽減し、健康を増進するための補助的衣類に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来、行われていた方法は、タオル等を
マフラーのように首に巻いて就寝するものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、首に
巻いていたタオル等が就寝中に外れて効果を阻害した
り、首に絡まって呼吸を妨げたりすることがあり、安定
した効果が期待しにくかった。また、ウール地等厚地の
ものの場合には、保温効果はあるものの肌触りなど感触
に難があり、吸湿性の低い生地の場合にはベタつき感が
不快であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、天然繊
維の細長い生地からなり、首に巻くためのものであり、
前記生地の幅方向の中央部分に長さ方向に全長に亘って
延びるシャーリングまたは伸縮ゴム入り糸を使用した刺
しゅうが施され、前記シャーリングまたは刺しゅうによ
って該シャーリングまたは刺しゅうが施された部分の両
側にひだが形成されており、前記生地の長さ方向の両端
にはスナップまたは面ファスナーが設けられており、前
記生地は首に巻いた際に鼻まで被うことが可能な幅を有
していることを特徴とするのどおよび鼻を冷気や過度の
乾燥から守るための保護衣類により上記の問題点を解決
する。本発明によれば、膨らみとふんわり感を持たせる
ために、シャーリング技法や特殊ミシンによるひだを作
った。また、スナップやマジックテープ(登録商標)と
称する面ファスナー等によって輪の形に止める。さらに
スナップなどの取りつけ位置を調節することによって、
体型の異なる人にも適応出来るようにする。このことに
よって、デリケートな首やのど部分の肌触りが大幅に改
善された。 【0005】本発明は木綿など天然繊維のパイル生地の
中央部分に波状の凹凸を作っているので、長時間肌に接
触していても不快感が生じない。 【0006】両端をスナップなどによって留め、着用す
る人の首まわりに適合する大きさの輪とすることによっ
て、フィット感を高めており、就寝中に外れることもな
く保温効果を持続できる。 【0007】 【実施例】本発明の、のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥
から守るための保護衣類は天然繊維の生地からなり、木
綿などのパイル生地を使用する。この生地は図1に示す
ように、細長い形状である。また、図1に示すように、
生地の幅方向の中央部分に長さ方向に全長に亘って延び
るシャーリングまたは伸縮ゴム入り糸を使用した刺しゅ
う2をシャーリング技法や特殊ミシンにより施こす。シ
ャーリングや伸縮ゴム入り糸を使用した刺しゅうが施さ
れた部分の両側にひだが形成される。生地の長さ方向の
両端にはスナップ3やマジックテープ(登録商標)4と
称する面ファスナーがそれぞれ設けられている。図1で
はスナップ3が2対設けられている。また、本発明の、
のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣
類を構成する生地は、のどに装着した際に鼻まで被うこ
とが可能な幅を有している。本発明の保護衣類を使用す
る場合は、就寝時に本発明品を首に巻き、スナップ3ま
たはマジックテープ(登録商標)4と称する面ファスナ
ーでとめて、輪の形にし、とめた部分を首の後ろに位置
するようにする。 【0008】さらに、寒い時や乾燥している時には幅い
っぱいに広げて鼻まで被う。このようにすると、自分の
呼気によって適度な湿度が保持され、咳や痰などの発生
が押さえられる。 【0009】この場合、単なる平らな生地で被うのとは
異なり、シャーリングによるひだがあるために適度なゆ
とりが保たれるために、息苦しさを感じさせない。 【0010】寒い時期には、広げて肩まで被うようにす
れば、襟元も暖かく肩を冷やさず保温効果も期待でき
る。 【0011】 【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0012】本発明の保護衣類を就寝時に使用すること
によって、のどおよび鼻を被えるので、自分の呼気によ
って適度な湿度が保持される。そのため、夜中の咳や痰
が軽減される。また朝の起床時にも、同様の効果があ
る。 【0013】本発明の保護衣類は首に巻いて、両端のス
ナップやマジックテープ(登録商標)と称する面ファス
ナー等によって輪の形に止めるので、就寝中、頻繁に寝
返るなど動き回り寝相の良くない人でも外れない。従っ
て、長時間にわたって頸部を保温し、のどや鼻を乾燥か
ら守るので、風邪も引きにくくなる効果がある。 【0014】シャーリングや刺しゅうによる凹凸は、保
温効果も促進するので、体温の低下を防ぐと同時に、汗
も吸収するので快適である。 【0015】寒い季節には、就寝時に使用することによ
って、肩まで暖かいので、首を縮めることもなくなり、
肩凝りも軽減される。 【0016】高齢者の場合に食事中にも使用すると、頸
部の保護のみならず、刺しゅう飾りがあることから、汚
さないようにしたいとの意思がはたらき、食物をこぼさ
ないように意識する効果もある。 【0017】木綿生地であると洗濯も容易であり、乾き
も速いので、頻繁に洗濯し、いつも清潔な状態で使用で
きる。
ら守るための保護衣類の構造を示す平面図である。 【符号の説明】 1 シャーリング 2 刺しゅう(伸縮ゴム入り糸を使用する) 3 スナップ 4 マジックテープ(登録商標)と称する面ファスナー 5 幅 6 長さ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 天然繊維の細長い生地からなり、首に巻
くためのものであり、前記生地の幅方向の中央部分に長
さ方向に全長に亘って延びるシャーリングまたは伸縮ゴ
ム入り糸を使用した刺しゅうが施され、前記シャーリン
グまたは刺しゅうによって該シャーリングまたは刺しゅ
うが施された部分の両側にひだが形成されており、前記
生地の長さ方向の両端にはスナップまたは面ファスナー
が設けられており、前記生地は首に巻いた際に鼻まで被
うことが可能な幅を有していることを特徴とするのどお
よび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25469299A JP3390706B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25469299A JP3390706B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001046422A JP2001046422A (ja) | 2001-02-20 |
JP3390706B2 true JP3390706B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=17268545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25469299A Expired - Fee Related JP3390706B2 (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | のどおよび鼻を冷気や過度の乾燥から守るための保護衣類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3390706B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP25469299A patent/JP3390706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001046422A (ja) | 2001-02-20 |
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