JP3389730B2 - 組合わせ端子金具用連結治具 - Google Patents
組合わせ端子金具用連結治具Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組合わせ端子金具を連
結させて一体化するための組合わせ端子金具用連結治具
に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、自動車のワイヤハーネスのアー
ス用電線を車体に設けたアース用のスタッドボルトに接
続する場合に、各電線の端末に固着した端子金具を各別
にボルトに挿通するのではなく、各端子金具を予め重ね
合わせて一体化しておくことにより、現場での挿通作業
を一度で済ませて作業能率の向上を図ることが行われて
いる。 【0003】そのための端子金具としては、図4に示す
ものが知られており、これは2枚の同一形状の端子金具
1を重ね合わせて一体化するものである。端子金具1
は、電線2の端末に固着されるバレル部3と、そのバレ
ル部3の先端側に連接され図示しないスタッドボルトを
挿通する挿通孔4aを有する接続部4とから構成されて
いる。バレル部3は、電線2の被覆の端末を圧着するた
めのインシュレーションバレル5と、そのインシュレー
ションバレル5の前方に連なり電線2の被覆から剥き出
された芯線の端末を圧着するためのワイヤバレル6とか
らなる。 【0004】接続部4は、板状をなしバレル部3の先端
から右側方(図4中右下)に張り出すように形成されて
おり、そのほぼ中央部には挿通孔4aが開口している。
この接続部4の左側部(図4中左上)は、上方に僅かに
隆起して係止受部7となり、そこにはロック孔7aが穿
設されている。また、係止受部7の裏面にはロック孔7
aと挿通孔4aとの間に、仮係止凹部7bがプレス加工
により形成されている。さらに、接続部4の右側部(図
4中右下)は、上方に僅かに隆起しさらに右端部が舌片
状に形成されることにより係止片8となっており、この
係止片8の裏面には、突出部8aが表面側から打ち出し
形成されている。そして、係止片8が相手側の係止受部
7に係合し、突出部8aが仮係止凹部7bに係合した状
態が仮係止状態とされ、突出部8aがロック孔7aに係
合した状態が本係止状態とされる。 【0005】さて、2枚の同一形状の端子金具1を組み
合わせて一体化するには、1つの端子金具1に対して一
方の端子金具1を裏返した状態とした後、一つの端子金
具1の係止受部7と係止片8に対して右側方に一方の端
子金具1の係止片8及び係止受部7を位置させる。そし
て、両端子金具1を僅かに近付ける方向に相互に平行移
動させる。すると、各端子金具1の係止受部7にそれぞ
れ相手側の係止片8が僅かに挿入されるとともに各突出
部8aがそれぞれ仮係止凹部7bに係合して仮係止状態
となる。続いて、さらに、両端子金具1を近付ける方向
に平行移動させると、各突出部8aがそれぞれロック孔
7aに係合して本係止状態とされ、これをもって組み合
わせ作業は終了し、両端子金具1は一体化される(図5
参照)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では上
記組み合わせ作業は手作業で行われていたため、作業効
率が悪く生産性を向上させることができなかった。ま
た、手作業であると、人的なミスにより端子金具同士が
確実な状態で組み合わされずに、半掛かりな状態で組み
合わされてしまうこともあった。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、確実に組み合わせることができかつ作
業効率を上げることができる組合わせ端子金具用連結治
具を提供するところにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の組合わせ端子金具用連結治具は、電線の端
末が接続されるバレル部と、挿通孔が開口しかつ係止手
段が備えられた板状の接続部とからなり、挿通孔を不整
合の状態で接続部相互を重ね合わせた後、接続部の平面
方向へ全体を相対移動させることにより、挿通孔が整合
した状態で各接続部の係止手段同士が係合し合って正規
の組み合わせ状態となる形式の端子金具を連結させるた
めの治具であって、棒状に形成された治具本体を有し、
この治具本体の先端部には、不整合状態にある各挿通孔
へ差し込み可能でありかつ差し込み方向に沿って徐々に
拡径することで各端子金具の接続部の相対移動を案内す
るガイド部が設けられ、このガイド部より基部側に連続
した部分には、整合時の挿通孔に対応した外径を有する
セット部が設けられていることに特徴を有する。 【0009】また、少なくともセット部が導電部材によ
り形成され、かつここからは導通検査用のためのリード
線が引き出されていてもよい。さらに、セット部より基
部側には整合時の挿通孔より径大な外径寸法を有するス
トッパ部が連続して形成されていてもよい。 【0010】 【作用】本発明によれば、各端子金具を組み合わせるた
めには、まず挿通孔を不整合の状態(挿通孔同士がずれ
て重なり合っている状態)で接続部相互を重ね合わせ
る。そして、不整合の状態にある各挿通孔を治具本体に
差し込む。すると、治具本体のガイド部を通過する際
に、不整合の状態にある各挿通孔が相手側の接続部の平
面方向に相対移動し、セット部に至ると各挿通孔同士は
整合する状態とされる。そして、各接続部の係止手段同
士が係合し合って端子金具は正規の組み合わせ状態とさ
れる。 【0011】また、上記のようにセット部を導通部材に
より形成するとともにここから導通検査用のリード線を
引き出せば、各端子金具を正規の組み合わせ状態とした
後、そのリード線を用いて各端子金具に接続される電線
に対する導通検査を行うことができる。さらに、上記の
ようにセット部より基部側に上記ストッパ部を形成すれ
ば、治具本体に差し込んだ各端子金具は、ガイド部及び
セット部を通過した後、ストッパ部に当接して止まる。 【0012】 【発明の効果】上述したように本発明によれば、各端子
金具を治具本体に差し込むだけで各端子金具を正規の状
態に組み合わせることができるから、組み合わせ作業が
単純化されかつ確実のものとなり、もって作業効率が高
められて生産性の向上を図ることができる効果を奏す
る。 【0013】また、上記のようにセット部を導電部材で
形成するとともにここからリード線を引き出せば、組み
合わせ作業が終了した後、そのまま導通検査を行うこと
ができるから、導通検査用治具及びその治具に対するセ
ット作業が不要となり、作業効率を高めることができる
ばかりか経済的にも有益となる。 【0014】さらに、上記のようにセット部より基部側
にストッパ部を形成すれば、端子金具を正規の状態に組
み合わせるためには、単にストッパ部に当接するまで端
子金具を差し込めばよいから、組み合わせ作業がさらに
単純化されて、より一層作業効率を高めることができ
る。 【0015】 【実施例】以下、本発明の端子金具を具体化した一実施
例について図1乃至図5を参照して説明する。本実施例
の組合わせ端子金具用連結治具は、前記した端子金具1
(図4に示す端子金具)と同様のものを予め組み合わせ
て一体化するために用いる治具であり、一体化された端
子金具1は前記同様に車両におけるアース用のスタッド
ボルトに取り付けられる。 【0016】さて、組合わせ端子金具用連結治具は、図
1に示すように、棒状に形成された治具本体9と、その
治具本体9の下端部に連結される棒状の取付部材10か
らなる。取付部材10は、導電性を有する金属製であ
り、作業を行うための布線板上に立設されている。ま
た、その取付部材10の下端部には、導通検査用のリー
ド線11の一端部がねじ止めされ、さらにこのリード線
11の他端部には図示しない導通検査装置に接続するた
めのコネクタ12が取り付けられている。 【0017】治具本体9は、導電性を有する金属製であ
り、先端側からガイド部13、セット部14、さらにス
トッパ部15と連なり、ストッパ部15の下端部が、取
付部材10の先端にねじ込まれて固定されている。ガイ
ド部13は、先端側半分が上記各端子金具1が仮係止状
態にあるときに両端子金具1の挿通孔4a同士が保有す
る不整合な開口部分へ差し込み可能な円柱状をなし、そ
の後、基部方向に徐々に外径寸法が拡径となるように形
成されたテーパ部13aを有する。セット部14は、上
記ガイド部13のテーパ部13aに連なって円柱状をな
しており、その外径寸法は、上記各端子金具1の本係止
状態において各挿通孔4aが整合状態に重なり合って開
口する部分に対応した寸法となっている。ストッパ部1
5は、セット部14より僅かに径大に形成されており、
これによりセット部14からストッパ部15にかけて段
付き形状となされている。 【0018】次に、本実施例の作用について述べる。各
端子金具1を組み合わせるためには、まず、一つの端子
金具1に対して一方の端子金具1を裏返した状態とし、
その後一つの端子金具1の係止受部7及び係止片8に対
してその右側に一方の端子金具1の係止片8及び係止受
部7とを位置させるように一方の端子金具1を配する。
そして、相互に端子金具1を近付ける方向に平行移動さ
せて各係止片8の突出部8aをそれぞれ相手側の仮係止
凹部7bに係合させる。この状態が仮係止状態であり、
本発明にいう不整合な状態である(図2参照)。 【0019】そして、仮係止状態にある各挿通孔4aを
治具本体9に差し込む。すると、ガイド部13を通過す
る際に、各挿通孔4aの開口縁部がテーパ部13aに接
触して仮係止状態にある各端子金具1の挿通孔4aが相
手側の接続部4の平面方向に相対移動し、各挿通孔4a
が重なり合って開口する部分は徐々に広がて行く。その
後、セット部14に至ると各挿通孔4aは完全に整合す
る状態とされるとともに、各係止片8の突出部8aがそ
れぞれ相手側の係止受部7のロック孔7aに係合して各
端子金具1は本係止状態とされる(図3及び図5参
照)。さらに、その後、本係止状態とされた各端子金具
1はストッパ部15に当接してその差し込み動作は停止
する。これをもって、各端子金具1は正規の状態に組み
合わされて端子金具の組み合わせ作業は終了する。 【0020】続いて、リード線11の他端部に取り付け
られたコネクタ12を導通検査装置に接続して導通検査
を行う。これにより、電線2の断線及び電線2と端子金
具1との接続不良等に対する検査がなされる。 【0021】このように本実施例によれば、各端子金具
1を仮係止状態とした後、これを治具本体9に差し込む
だけで各端子金具1は正規の状態である本係止状態に組
み合わされるため、組み合わせ作業が単純化されかつ確
実なものとなり、もって作業効率を高めることができ
る。また、組み合わせ作業が終了した後、そのまま導通
検査を行うことができるから、導通検査用治具及びその
治具へのセット作業が不要となり、さらに作業効率を高
めることができるばかりか経済的にも大いに有益とな
る。さらに、ストッパ部15を設けることにより、スト
ッパ部15に端子金具1が当接したら組み合わせ作業を
終了するようにすればよいから、作業者は単にストッパ
部15に当接するまで差し込み動作を行えばよく、これ
により、さらに組み合わせ作業が単純化され、より一層
作業効率を高めることができる。 【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のように変形して実施することが
でき、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記実施例では、仮係止凹部7bが設けられて
おりここに突出部8aが係合されて仮係止状態となされ
た後、各端子金具1を治具本体9に差し込むようにした
が、仮係止凹部が設けられていないものであってもよ
く、その場合には単に各挿通孔同士をずらして重ねる状
態とした後、治具本体に差し込むようにすればよい。 【0023】(2) また、本実施例では、ストッパ部
15及びリード線11が設けられていたが、ストッパ部
及びリード線が設けられていないもの、或いはそのどち
らか一方が設けられているものであってもよい。その
他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
結させて一体化するための組合わせ端子金具用連結治具
に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、自動車のワイヤハーネスのアー
ス用電線を車体に設けたアース用のスタッドボルトに接
続する場合に、各電線の端末に固着した端子金具を各別
にボルトに挿通するのではなく、各端子金具を予め重ね
合わせて一体化しておくことにより、現場での挿通作業
を一度で済ませて作業能率の向上を図ることが行われて
いる。 【0003】そのための端子金具としては、図4に示す
ものが知られており、これは2枚の同一形状の端子金具
1を重ね合わせて一体化するものである。端子金具1
は、電線2の端末に固着されるバレル部3と、そのバレ
ル部3の先端側に連接され図示しないスタッドボルトを
挿通する挿通孔4aを有する接続部4とから構成されて
いる。バレル部3は、電線2の被覆の端末を圧着するた
めのインシュレーションバレル5と、そのインシュレー
ションバレル5の前方に連なり電線2の被覆から剥き出
された芯線の端末を圧着するためのワイヤバレル6とか
らなる。 【0004】接続部4は、板状をなしバレル部3の先端
から右側方(図4中右下)に張り出すように形成されて
おり、そのほぼ中央部には挿通孔4aが開口している。
この接続部4の左側部(図4中左上)は、上方に僅かに
隆起して係止受部7となり、そこにはロック孔7aが穿
設されている。また、係止受部7の裏面にはロック孔7
aと挿通孔4aとの間に、仮係止凹部7bがプレス加工
により形成されている。さらに、接続部4の右側部(図
4中右下)は、上方に僅かに隆起しさらに右端部が舌片
状に形成されることにより係止片8となっており、この
係止片8の裏面には、突出部8aが表面側から打ち出し
形成されている。そして、係止片8が相手側の係止受部
7に係合し、突出部8aが仮係止凹部7bに係合した状
態が仮係止状態とされ、突出部8aがロック孔7aに係
合した状態が本係止状態とされる。 【0005】さて、2枚の同一形状の端子金具1を組み
合わせて一体化するには、1つの端子金具1に対して一
方の端子金具1を裏返した状態とした後、一つの端子金
具1の係止受部7と係止片8に対して右側方に一方の端
子金具1の係止片8及び係止受部7を位置させる。そし
て、両端子金具1を僅かに近付ける方向に相互に平行移
動させる。すると、各端子金具1の係止受部7にそれぞ
れ相手側の係止片8が僅かに挿入されるとともに各突出
部8aがそれぞれ仮係止凹部7bに係合して仮係止状態
となる。続いて、さらに、両端子金具1を近付ける方向
に平行移動させると、各突出部8aがそれぞれロック孔
7aに係合して本係止状態とされ、これをもって組み合
わせ作業は終了し、両端子金具1は一体化される(図5
参照)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では上
記組み合わせ作業は手作業で行われていたため、作業効
率が悪く生産性を向上させることができなかった。ま
た、手作業であると、人的なミスにより端子金具同士が
確実な状態で組み合わされずに、半掛かりな状態で組み
合わされてしまうこともあった。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、確実に組み合わせることができかつ作
業効率を上げることができる組合わせ端子金具用連結治
具を提供するところにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の組合わせ端子金具用連結治具は、電線の端
末が接続されるバレル部と、挿通孔が開口しかつ係止手
段が備えられた板状の接続部とからなり、挿通孔を不整
合の状態で接続部相互を重ね合わせた後、接続部の平面
方向へ全体を相対移動させることにより、挿通孔が整合
した状態で各接続部の係止手段同士が係合し合って正規
の組み合わせ状態となる形式の端子金具を連結させるた
めの治具であって、棒状に形成された治具本体を有し、
この治具本体の先端部には、不整合状態にある各挿通孔
へ差し込み可能でありかつ差し込み方向に沿って徐々に
拡径することで各端子金具の接続部の相対移動を案内す
るガイド部が設けられ、このガイド部より基部側に連続
した部分には、整合時の挿通孔に対応した外径を有する
セット部が設けられていることに特徴を有する。 【0009】また、少なくともセット部が導電部材によ
り形成され、かつここからは導通検査用のためのリード
線が引き出されていてもよい。さらに、セット部より基
部側には整合時の挿通孔より径大な外径寸法を有するス
トッパ部が連続して形成されていてもよい。 【0010】 【作用】本発明によれば、各端子金具を組み合わせるた
めには、まず挿通孔を不整合の状態(挿通孔同士がずれ
て重なり合っている状態)で接続部相互を重ね合わせ
る。そして、不整合の状態にある各挿通孔を治具本体に
差し込む。すると、治具本体のガイド部を通過する際
に、不整合の状態にある各挿通孔が相手側の接続部の平
面方向に相対移動し、セット部に至ると各挿通孔同士は
整合する状態とされる。そして、各接続部の係止手段同
士が係合し合って端子金具は正規の組み合わせ状態とさ
れる。 【0011】また、上記のようにセット部を導通部材に
より形成するとともにここから導通検査用のリード線を
引き出せば、各端子金具を正規の組み合わせ状態とした
後、そのリード線を用いて各端子金具に接続される電線
に対する導通検査を行うことができる。さらに、上記の
ようにセット部より基部側に上記ストッパ部を形成すれ
ば、治具本体に差し込んだ各端子金具は、ガイド部及び
セット部を通過した後、ストッパ部に当接して止まる。 【0012】 【発明の効果】上述したように本発明によれば、各端子
金具を治具本体に差し込むだけで各端子金具を正規の状
態に組み合わせることができるから、組み合わせ作業が
単純化されかつ確実のものとなり、もって作業効率が高
められて生産性の向上を図ることができる効果を奏す
る。 【0013】また、上記のようにセット部を導電部材で
形成するとともにここからリード線を引き出せば、組み
合わせ作業が終了した後、そのまま導通検査を行うこと
ができるから、導通検査用治具及びその治具に対するセ
ット作業が不要となり、作業効率を高めることができる
ばかりか経済的にも有益となる。 【0014】さらに、上記のようにセット部より基部側
にストッパ部を形成すれば、端子金具を正規の状態に組
み合わせるためには、単にストッパ部に当接するまで端
子金具を差し込めばよいから、組み合わせ作業がさらに
単純化されて、より一層作業効率を高めることができ
る。 【0015】 【実施例】以下、本発明の端子金具を具体化した一実施
例について図1乃至図5を参照して説明する。本実施例
の組合わせ端子金具用連結治具は、前記した端子金具1
(図4に示す端子金具)と同様のものを予め組み合わせ
て一体化するために用いる治具であり、一体化された端
子金具1は前記同様に車両におけるアース用のスタッド
ボルトに取り付けられる。 【0016】さて、組合わせ端子金具用連結治具は、図
1に示すように、棒状に形成された治具本体9と、その
治具本体9の下端部に連結される棒状の取付部材10か
らなる。取付部材10は、導電性を有する金属製であ
り、作業を行うための布線板上に立設されている。ま
た、その取付部材10の下端部には、導通検査用のリー
ド線11の一端部がねじ止めされ、さらにこのリード線
11の他端部には図示しない導通検査装置に接続するた
めのコネクタ12が取り付けられている。 【0017】治具本体9は、導電性を有する金属製であ
り、先端側からガイド部13、セット部14、さらにス
トッパ部15と連なり、ストッパ部15の下端部が、取
付部材10の先端にねじ込まれて固定されている。ガイ
ド部13は、先端側半分が上記各端子金具1が仮係止状
態にあるときに両端子金具1の挿通孔4a同士が保有す
る不整合な開口部分へ差し込み可能な円柱状をなし、そ
の後、基部方向に徐々に外径寸法が拡径となるように形
成されたテーパ部13aを有する。セット部14は、上
記ガイド部13のテーパ部13aに連なって円柱状をな
しており、その外径寸法は、上記各端子金具1の本係止
状態において各挿通孔4aが整合状態に重なり合って開
口する部分に対応した寸法となっている。ストッパ部1
5は、セット部14より僅かに径大に形成されており、
これによりセット部14からストッパ部15にかけて段
付き形状となされている。 【0018】次に、本実施例の作用について述べる。各
端子金具1を組み合わせるためには、まず、一つの端子
金具1に対して一方の端子金具1を裏返した状態とし、
その後一つの端子金具1の係止受部7及び係止片8に対
してその右側に一方の端子金具1の係止片8及び係止受
部7とを位置させるように一方の端子金具1を配する。
そして、相互に端子金具1を近付ける方向に平行移動さ
せて各係止片8の突出部8aをそれぞれ相手側の仮係止
凹部7bに係合させる。この状態が仮係止状態であり、
本発明にいう不整合な状態である(図2参照)。 【0019】そして、仮係止状態にある各挿通孔4aを
治具本体9に差し込む。すると、ガイド部13を通過す
る際に、各挿通孔4aの開口縁部がテーパ部13aに接
触して仮係止状態にある各端子金具1の挿通孔4aが相
手側の接続部4の平面方向に相対移動し、各挿通孔4a
が重なり合って開口する部分は徐々に広がて行く。その
後、セット部14に至ると各挿通孔4aは完全に整合す
る状態とされるとともに、各係止片8の突出部8aがそ
れぞれ相手側の係止受部7のロック孔7aに係合して各
端子金具1は本係止状態とされる(図3及び図5参
照)。さらに、その後、本係止状態とされた各端子金具
1はストッパ部15に当接してその差し込み動作は停止
する。これをもって、各端子金具1は正規の状態に組み
合わされて端子金具の組み合わせ作業は終了する。 【0020】続いて、リード線11の他端部に取り付け
られたコネクタ12を導通検査装置に接続して導通検査
を行う。これにより、電線2の断線及び電線2と端子金
具1との接続不良等に対する検査がなされる。 【0021】このように本実施例によれば、各端子金具
1を仮係止状態とした後、これを治具本体9に差し込む
だけで各端子金具1は正規の状態である本係止状態に組
み合わされるため、組み合わせ作業が単純化されかつ確
実なものとなり、もって作業効率を高めることができ
る。また、組み合わせ作業が終了した後、そのまま導通
検査を行うことができるから、導通検査用治具及びその
治具へのセット作業が不要となり、さらに作業効率を高
めることができるばかりか経済的にも大いに有益とな
る。さらに、ストッパ部15を設けることにより、スト
ッパ部15に端子金具1が当接したら組み合わせ作業を
終了するようにすればよいから、作業者は単にストッパ
部15に当接するまで差し込み動作を行えばよく、これ
により、さらに組み合わせ作業が単純化され、より一層
作業効率を高めることができる。 【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のように変形して実施することが
でき、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記実施例では、仮係止凹部7bが設けられて
おりここに突出部8aが係合されて仮係止状態となされ
た後、各端子金具1を治具本体9に差し込むようにした
が、仮係止凹部が設けられていないものであってもよ
く、その場合には単に各挿通孔同士をずらして重ねる状
態とした後、治具本体に差し込むようにすればよい。 【0023】(2) また、本実施例では、ストッパ部
15及びリード線11が設けられていたが、ストッパ部
及びリード線が設けられていないもの、或いはそのどち
らか一方が設けられているものであってもよい。その
他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】仮係止状態(不整合な状態)にある挿通孔を示
す拡大上面図である。 【図3】本係止状態(整合状態)にある挿通孔を示す拡
大上面図である。 【図4】端子金具を示す斜視図である。 【図5】端子金具の組み合わされた状態を示す上面図で
ある。 【符号の説明】 1…端子金具 2…電線 3…バレル部 4…接続部 7…係止受部(係止手段) 8…係止片(係止手段) 9…治具本体 11…リード線 13…ガイド部 14…セット部 15…ストッパ部
す拡大上面図である。 【図3】本係止状態(整合状態)にある挿通孔を示す拡
大上面図である。 【図4】端子金具を示す斜視図である。 【図5】端子金具の組み合わされた状態を示す上面図で
ある。 【符号の説明】 1…端子金具 2…電線 3…バレル部 4…接続部 7…係止受部(係止手段) 8…係止片(係止手段) 9…治具本体 11…リード線 13…ガイド部 14…セット部 15…ストッパ部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】電線の端末が接続されるバレル部と、挿通
孔が開口しかつ係止手段が備えられた板状の接続部とか
らなり、前記挿通孔を不整合の状態で接続部相互を重ね
合わせた後、接続部の平面方向へ全体を相対移動させる
ことにより、前記挿通孔が整合した状態で各接続部の係
止手段同士が係合し合って正規の組み合わせ状態となる
形式の端子金具を連結させるための治具であって、 棒状に形成された治具本体を有し、この治具本体の先端
部には、前記不整合状態にある各挿通孔へ差し込み可能
でありかつ差し込み方向に沿って徐々に拡径することで
各端子金具の接続部の相対移動を案内するガイド部が設
けられ、このガイド部より基部側に連続した部分には、
前記整合時の挿通孔に対応した外径を有するセット部が
設けられていることを特徴とする組合わせ端子金具用連
結治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08316395A JP3389730B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 組合わせ端子金具用連結治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08316395A JP3389730B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 組合わせ端子金具用連結治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08250253A JPH08250253A (ja) | 1996-09-27 |
| JP3389730B2 true JP3389730B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=13794598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08316395A Expired - Fee Related JP3389730B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 組合わせ端子金具用連結治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3389730B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP08316395A patent/JP3389730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08250253A (ja) | 1996-09-27 |
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