JP3389286B2 - 燃料電池用改質装置 - Google Patents

燃料電池用改質装置

Info

Publication number
JP3389286B2
JP3389286B2 JP15233593A JP15233593A JP3389286B2 JP 3389286 B2 JP3389286 B2 JP 3389286B2 JP 15233593 A JP15233593 A JP 15233593A JP 15233593 A JP15233593 A JP 15233593A JP 3389286 B2 JP3389286 B2 JP 3389286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
reformer
vaporized
vaporized fuel
fuel cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15233593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714600A (ja
Inventor
収 田島
勝也 小田
淳浩 船橋
雅敏 上田
光雄 唐金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP15233593A priority Critical patent/JP3389286B2/ja
Publication of JPH0714600A publication Critical patent/JPH0714600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3389286B2 publication Critical patent/JP3389286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency
    • Y02P20/129Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料電池用改質装置に関
し、特に気化燃料管路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は水素主成分の燃料ガスと空気
中の酸素とを電気化学的に反応させて発電する装置であ
り、この燃料電池に使用する燃料である天然ガス、メタ
ノール、ナフサなどを、燃料電池に適した水素主成分の
燃料ガスに改質する装置が燃料電池用改質器である。こ
の改質装置の中において、上記の燃料はベーパライザー
内で加熱され気化燃料となった後、触媒層を有する改質
器内へ導かれて改質反応が行われる。
【0003】燃料の種類や処理する規模により燃料電池
用改質装置の構成は異なるが、メタノール燃料を使用す
る燃料電池用改質装置の場合は、一般的に図5に示すよ
うに断熱性の外筒2内において、中央上部に空気加熱用
のバーナー室20、中央部の断熱円筒4によって仕切ら
れた内側空間にベーパライザー30が収納され、その断
熱円筒4の周囲を囲むように、外筒2の側面内側に沿っ
て、触媒層42を有する改質器40…が配置され、また
外筒2の底部に、ベーパライザー30から排出される気
化燃料を改質器40…に分配するための分岐管60が設
置されているという構成をとっているものが多い。
【0004】このような構成の燃料電池用改質装置にお
いて、次のようなメカニズムで燃料が改質される。すな
わち、液体燃料としては例えば含水メタノールが使用さ
れるが、バーナー室20で加熱された空気が、断熱円筒
4で仕切られた内側空間を下降してベーパライザー30
の中および周囲を通過しながらこの液体燃料に熱を供給
することによって、液体燃料は気化して気化燃料となり
ベーパライザー30下部の気化燃料出口38から排出さ
れた後、気化燃料は分岐管を通って改質器40…に送り
込まれ、改質器40内の触媒層28…を通過する。一方
バーナー室20で加熱された空気は、ベーパライザー3
0においてメタノール燃料の加熱に使われた後、外筒2
の底面の断熱板5上の空間で上記分岐管の周辺を通った
後、外筒2側面と断熱円筒4で挟まれた空間で改質器4
0…の周囲を上昇しながら、余熱によって改質器40を
加熱して、改質器40の温度を改質反応にふさわしい2
50〜300℃程度に保つために利用されている。この
とき改質器40内において、メタノールが化学反応(改
質反応)を起こし、水素リッチな燃料ガスが生成され
る。このようにして生成した燃料ガスは、燃料電池本体
へと送り込まれ発電のために使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の燃料電池用改質装置においては、ベーパライザ
ー30から出た気化燃料を改質器に分配するための分岐
管60として、従来は図4に示すようなイカリ型の分岐
管が主に用いられていた。このため、ベーパライザー3
0の周辺を通って下降してた高温の加熱空気が、上記分
岐管の周辺を通過しつつ、外筒2底面と接触し、該底面
で放熱ロスを生じていた。もっとも、外筒2底面には断
熱板5が敷設され、放熱ロスを減少するようにしてある
が、それでも少なからず放熱ロスを生ずるものであっ
た。そして、このような放熱ロスを生ずることは、改質
器40の周辺へ送り込まれる加熱空気の温度低下、さら
には改質器40の温度低下による改質反応の低下につな
がる。この場合、バーナー室20での燃焼を増加させて
この放熱による熱の損失分を補うことも一案であるが、
その場合は燃料の消費が増加するという課題を有してい
た。
【0006】本発明は上記課題に鑑みて、バーナー室で
の燃焼を増加させることなく、加熱空気の外筒底面への
放熱を大幅に減少し改質器の改質反応を良好に保つこと
のできる、燃料電池用改質器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、燃料電池用改質器において以下の構成を有
することを特徴とする。空気を加熱して加熱空気にす
るバーナーと、この加熱空気によって液体燃料を加熱し
て気化燃料にするためのベーパライザーと、前記気化燃
料を改質するための触媒層をもつ改質器と、前記ベーパ
ライザーの下方にあって、前記気化燃料を前記改質器へ
導くための気化燃料管路とが容器内に収納された燃料電
池用改質装置において、前記気化燃料管路を、前記気化
燃料を一時的に貯蔵するための、前記容器底面とほぼ等
しい大きさの上面を有するタンク形状に成形し、このタ
ンク形状に成形された前記気化燃料管路の上面を前記加
熱空気の通路壁面と兼用させたことを特徴とする。
【0008】タンク状に成形された前記気化燃料管路
が断熱板を介して前記容器の底面上に設置されている
とを特徴とする。
【0009】
【作用】の構成のごとくの燃料電池改質装置であれ
ば、気化燃料管路が容器底面とほぼ等しい大きさの上面
を有するタンク形状であって、その上面が加熱空気の通
路壁面と兼用しているので、バーナーからの加熱空気は
外筒底面と直接接触することなく、気化燃料タンク上面
と接触しつつ改質器へ導かれる。このため、加熱空気の
熱量はタンク内の気化燃料を加熱するために使用され、
従来のように外筒底面で無駄に使用されることは少なく
なる。特に前記タンクの上面を外筒底面とほぼ等しい大
きさに成形しているので、外筒底面への放熱ロスは理論
上皆無となし得る。
【0010】一方、気化燃料管路がタンク形状であるの
で、その中に流れ込む気化燃料は速度を落す、すなわち
気化燃料のバッファ槽としての作用も有し、改質器に安
定して気化燃料を供給する作用も持つことになる。
【0011】
【実施例】図2は本発明の一実施例に係わる燃料電池用
改質装置1を用いた燃料電池システムの概略図である。
メタノール燃料からベーパライザー30に至るまでの実
線はメタノール燃料用配管13を示しており、この配管
13の途中にはメタノール燃料の供給量を調節するメタ
ノール燃料用バルブ14が設けられている。また、改質
器40から燃料電池17に至るまでの実線は、改質器4
0で改質された水素リッチな燃料ガスが流れる燃料ガス
用配管15を示している。尚、図1中の18は燃料電池
17に空気を供給する空気供給ファンを、16は燃料電
池17から排出される燃料排ガスをバーナー20に供給
する燃料排ガス用配管を、11は燃焼空気をバーナー室
20に供給する燃焼空気用配管を、12は燃焼空気用配
管11に燃焼空気を供給する燃焼空気供給ファンをそれ
ぞれ示している。
【0012】前記燃料電池17は、例えば、リン酸型燃
料電池が使用されており、改質器40によって改質され
た燃料ガスと、前記供給ファン18から供給された空気
とを反応させて発電を行う。ここで、燃料電池17の燃
料ガス利用率は通常80%程度であり、この程度の利用
率となるよう、前記メタノール燃料用バルブ14の開度
が制御されている。このため、燃料電池17からは通常
20%程度の未反応水素を含んだ燃料排ガスが生じ、こ
の燃料排ガスは燃料排ガス用配管16を通ってバーナー
20に還流されここで再び燃焼処理される。
【0013】図1は前記改質装置1の模式図であり、図
3はこの改質装置1に用いられる気化燃料バッファ槽5
0の斜視図である。この改質装置1は150〜300l
/min程度の燃料ガスを供給することができる処理能力
を有し、外観は高さが600mm程度、底面の直径が28
0mm程度の円筒形状で、その側面および底面は断熱材か
らなる外筒2で覆われ、上面は円形の蓋3によって覆わ
れていて、内部の構成は次のようになっている。
【0014】この蓋3の中央下側には、円筒状のバーナ
ー室20があり、そのバーナー室20の内部中央上部に
は上記配管13から分岐された管(不図示)から供給さ
れる燃料メタノールを燃焼させるバーナー21があり、
バーナー室20の内部側面下部には上記配管16(図1
においては示さない)から供給される燃料排ガスを燃焼
させるリング状のバーナー22とを有している。また燃
焼空気用配管11は蓋3の中央を上から下へ貫通してバ
ーナー室20に連通し、燃焼空気をバーナー21・22
に供給する。バーナー22は所定の条件で上記燃料電池
を定格運転時、液体燃料を改質させるに必要な熱量を供
給することのできる容量を有するものであり燃料電池シ
ステム運転中は常時使用する。また、バーナー21は起
動時と、定格運転時のバーナー21の熱量だけでは不足
の時に使用するもので、起動時における改質装置1の加
熱に必要な熱量を供給できる容量を持つものである。こ
のバーナー室20には、このバーナー部とほぼ同じ外径
を有する断熱材による断熱円筒4が下方に延設され、バ
ーナー20で加熱された加熱空気(図中矢印Y)の通路
を形成している。断熱円筒4は外筒2の中においてほぼ
中央に位置することになり、前記加熱空気Yは断熱円筒
4の内側を下降する。
【0015】この断熱円筒4の内部には、中央に加熱空
気Yの通路35を有する円筒管状のベーパライザー30
と、その上部に取り付けられたスパイラル管37が設置
されている。このベーパライザー30とスパイラル管3
7は、加熱空気Yからメタノール燃料X1に熱を伝え気
化燃料X2に変換する装置で、所要量の気化燃料X2を発
生させることのできる容量を有するものである。
【0016】このベーパライザー30の構造は、円筒状
の外側面31と内側面32を有し、内側面32の内側が
前記加熱空気の通路35となっており、外側面31と内
側面32に挟まれた円筒管路36はメタノール燃料X1
の通路となっている。上記メタノール燃料用配管13を
通って改質装置1の蓋3の上方から供給されるメタノー
ル燃料X1は、蓋3とバーナー室の側壁23と断熱円筒
4を上下に貫通し配管13と連通している通路(不図
示)を通り、この通路と上記円筒管路36を連通させて
いるパイプ39を通って、ベーパライザー30の上部に
供給され、円筒管路36を下る。さらにこの円筒管路3
6と連通している直管33・上記スパイラル管37・直
管34を通過してベーパライザーの下部に位置する気化
燃料出口38に到る。ここにおいて、直管33と直管3
4は上記加熱空気Yの通路35内を上下に通過するもの
であり、メタノール燃料X1は、円筒管路36・直管3
3・上記スパイラル管37・直管34を通過する間に、
加熱空気Yから熱を吸収して気化燃料X2となり、上記
気化燃料出口38に到ることになる。なお、図示はしな
いが、円筒管路36の中には熱交換の効率を良くするた
めにスパイラル状の金属伝熱体が入れられていて、円筒
管路36内でメタノール燃料X1はこの金属伝熱体に接
触しながら通過する。
【0017】一方、断熱円筒4と外筒2の側面に挟まれ
た空間には、断熱円筒4を取り囲むように配置された4
本の円筒状の改質器40…が分配されている。この改質
器40は、金属の円筒容器41の中に市販のメタノール
改質用触媒(銅/亜鉛系)が詰めらて触媒層42が形成
されているものであって、円筒容器41の下端には気化
燃料入口43(口径1/2インチ)が設けられている。
また、上端には蓋3を下から上へ貫通する燃料ガス出口
44が設けられていて、4つの燃料ガス出口44…は蓋
3の上において、合流管45と連通し、さらに燃料ガス
配管15へと連通している。
【0018】外筒2の底面上には、断熱板5が介在して
気化燃料バッファ槽50が設置されている。このバッフ
ァ槽50は、外筒2の内径とほぼ同じ外径を持つ円筒形
(例えば直径233mm,高さ20mm)の容器で、ステン
レスの金属板で作られており、バッファ槽50の上面5
3には、中央部に上記気化燃料出口38から排出された
気化燃料が入る気化燃料入口38a(1/2インチ管)
が開設されており、上記4つの改質器40…の気化燃料
入口43…に向かい合った4箇所には、気化燃料出口4
3a…(1/2インチ管)が開設されている。また、バ
ッファ槽50の内部の空間は円筒状の仕切り板51によ
って内側と外側に仕切られていて、この仕切り板51上
において、バッファ槽50の中央から4つの気化燃料出
口43a…に向かう途中の4つの位置に、気化燃料の通
路となる円形の窓52…が開設されている。また、気化
燃料出口38と気化燃料入口38a、気化燃料出口43
a…と気化燃料入口43…はそれぞれパイプ(1/2イ
ンチ管)で連結されることにより、ベーパライザー30
からバッファ槽50を経て改質器40…に至る気化燃料
通路がすべて連通されている。
【0019】このような構成にすることよって、上記の
気化燃料出口38を通過した後の気化燃料X2は、気化
燃料入口38aからバッファ槽50に入り、バッファ槽
50の内側空間から4つの窓52…を通って外側へ分配
され、気化燃料出口43a…に到る。さらに気化燃料入
口43から改質器40に入り、触媒層42を通過するが
ここで、気化燃料X2は触媒反応により水素リッチな燃
料ガスに改質され燃料ガス出口44に到る。そして、4
つの燃料ガス出口44…からでた燃料ガスは合流管45
によって一つに集められ、燃料ガス管15へと送られる
ことになる。
【0020】また、断熱円筒4の内側を下降した上記の
加熱空気Yは、バッファ槽50の上部を、上面53に沿
ってバッファ槽50に熱を供給しつつ、中央から外へ向
かって流れる。その後、加熱空気Yは断熱円筒4と外筒
2の側面に挟まれた空間を、改質器40…の円筒容器4
1…外表面に接しながら改質器40…に熱を供給しつつ
上昇した後、加熱空気排出口(不図示)を通って改質装
置1の外部へ排出されることになる。 [比較例]図4は比較例の燃料電池用改質装置に用いた
従来の分岐管60の斜視図であり、図5はこの分岐管6
0を用いた燃料電池用改質装置の模式図である。気化燃
料バッファ槽50の代わりに、分岐管60を用いる以外
は、上記実施例と同様に燃料電池用改質装置および燃料
電池システムを構成した。
【0021】分岐管60は、実施例の気化燃料バッファ
槽50と同じ材質でできていて、中央の主管61と主管
61から四方に分岐した支管62…は、すべて1/2イ
ンチ管でできている。この分岐管60は、主管61上端
の気化燃料入口38bと支管62…上端の気化燃料出口
43b…は、それぞれ気化燃料バッファ槽50の気化燃
料入口38aと気化燃料出口43a…と同様の位置関係
となるように設けられ、気化燃料出口38と気化燃料入
口38b、気化燃料出口43b…と気化燃料入口43…
はそれぞれパイプ(1/2インチ管)で連結されてい
る。 [実験]実施例および比較例の燃料電池用改質装置およ
び燃料電池システムを用いて、所定の条件で、それぞれ
定格運転を行った。実施例においては、定格運転時にメ
タノールを燃焼させるバーナー23を使用しなくても加
熱空気の温度は所定温度を維持することができ、仕切り
板51近傍の位置Aにおいて420〜440℃、気化燃
料入口43近傍の位置Bにおいて310〜330℃であ
った。一方、比較例においては、定格運転時にバーナー
23を時々使用しなければ、加熱空気の温度は所定温度
を維持できず、実施例の位置A・Bと同じ位置において
温度を測定した結果、位置Aにおいては350〜480
℃、位置Bにおいては310〜400℃であった。メタ
ノール燃料使用量は実施例よりも比較例が多く、比較例
において温度の範囲が広くなっているのは、比較例にお
いてバーナー23が断続的に使用されたためである。 [その他の事項]上記実施例においては、液体燃料とし
てメタノールを用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0022】
【発明の効果】以上の本発明によれば、外筒底面への放
熱が少なく、燃料消費の少ない経済的な燃料電池用改質
装置を提供することができる。また、ベーパライザーか
ら排出された気化燃料を安定して改質器に分配供給する
ことのできるので、液体燃料の改質性能が優れた燃料電
池用改質器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる燃料改質装置の構成
を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる燃料電池用改質装置
を用いた燃料電池システムの概略図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる気化燃料バッファ槽
の斜視図である。
【図4】比較例に用いた従来の分岐管の斜視図である。
【図5】比較例に用いた従来の燃料改質装置の構成を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 燃料電池用改質装置 2 外筒 3 蓋 30 ベーパライザー 40 改質器 42 触媒層 50 気化燃料バッファ槽 53 気化燃料バッファ槽上面 X1 メタノール燃料 X2 気化燃料 Y 加熱空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船橋 淳浩 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 上田 雅敏 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 唐金 光雄 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を加熱するバーナーと、加熱空気に
    よって液体燃料を気化するベーパライザーと、気化燃料
    を改質する触媒層をもつ改質器と、前記ベーパライザー
    の下方にあって、前記気化燃料を前記改質器へ導くため
    の気化燃料管路とが容器内に収納された燃料電池用改質
    装置において、 前記気化燃料管路を、前記気化燃料を一時的に貯蔵する
    ための、前記容器底面とほぼ等しい大きさの上面を有す
    タンク形状に成形し、 このタンク形状に成形された前記気化燃料管路の上面を
    前記加熱空気の通路壁面と兼用させたことを特徴とする
    燃料電池用改質装置。
  2. 【請求項2】 タンク状に成形された前記気化燃料管路
    が断熱板を介して前記容器の底面上に設置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の燃料電池用改質装置。
JP15233593A 1993-06-23 1993-06-23 燃料電池用改質装置 Expired - Lifetime JP3389286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15233593A JP3389286B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 燃料電池用改質装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15233593A JP3389286B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 燃料電池用改質装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714600A JPH0714600A (ja) 1995-01-17
JP3389286B2 true JP3389286B2 (ja) 2003-03-24

Family

ID=15538296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15233593A Expired - Lifetime JP3389286B2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 燃料電池用改質装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3389286B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714600A (ja) 1995-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3541729A (en) Compact reactor-boiler combination
JP4128804B2 (ja) 燃料改質器
US6932958B2 (en) Simplified three-stage fuel processor
JP4461439B2 (ja) 燃料電池システムの改質装置
US7803202B2 (en) Reformer unit for generating hydrogen from a starting material comprising a hydrocarbon-water mixture
JP2010272333A (ja) 燃料電池システム
CA2192732C (en) Radial flow fuel processor
CN101208264A (zh) 紧凑型重整反应器
JP2001196088A (ja) 燃料電池システムのための一体化されたマニホールド/改質装置
JPH0812301A (ja) メタノール改質器
CA2355007A1 (en) Apparatus for a fuel processing system
JP3389286B2 (ja) 燃料電池用改質装置
JPH10106606A (ja) 水素製造装置及び水素製造方法
JP2002053306A (ja) 水素製造装置と該水素製造装置を用いる燃料電池システム
CN211419566U (zh) 液态燃料催化重整装置
JP4278393B2 (ja) 水素製造装置および燃料電池システム
JP2010001187A (ja) 改質装置
KR101316042B1 (ko) 연료전지용 통합형 개질기 시스템
JP3011590B2 (ja) 燃料改質装置用気化器
CN101132985B (zh) 燃料重整装置
CN110790232A (zh) 液态燃料催化重整装置
JPS6339622A (ja) 燃料電池用改質装置
JPH07126002A (ja) 燃料改質装置
JP3738464B2 (ja) 水素発生装置
JPH01157402A (ja) メタノール改質器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140117

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

EXPY Cancellation because of completion of term
R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371