JP3389147B2 - Catv双方向通信システム及びその通信コネクション設定方法 - Google Patents
Catv双方向通信システム及びその通信コネクション設定方法Info
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Description
の設定に適したCATV双方向通信システム及びその通
信コネクション設定方法に関する。
宅及び集合住宅からの上り流合雑音が大きな問題とな
る。中でも、集合住宅の場合、各家庭で発生する雑音が
集中するため、特に問題が大きい。
周波数をアップコンバータ等で、雑音の少ない下り帯域
へ周波数変換を行い、集合住宅からCATV双方向通信
システムに渡す直前に、ダウンコンバータ等で上り通信
キャリア周波数に再変換するシステムが提案されてい
る。
うに、上り通信キャリア周波数に再変換するシステムで
は、各端末モデム毎にアップコンバータが必要となるた
め、コストアップの要因になる。
たものであり、システムのコストアップを招くことなく
上り流合雑音の低減を図ることができるCATV双方向
通信システム及びその通信方法を提供することができる
ようにするものである。
V双方向通信システムは、制御装置及び通信モデムを備
えたヘッドエンドと、ヘッドエンドに対し双方向CAT
V伝送路を介して接続され、周波数変換器、第1の端末
モデム及び第1の通信端末を備えた集合住宅と、ヘッド
エンドに対し双方向CATV伝送路を介して接続され、
第1の端末モデムと同一機能を有する第2の端末モデム
及び第2の通信端末を備えた戸建住宅とを備え、集合住
宅の第1の端末モデムは、ガードバンド帯域(RG)の
周波数により、制御装置との通信コネクションの設定を
行うことを特徴とする。また、ヘッドエンドからの下り
通信キャリア周波数(F1)のデータ内には、デフォル
ト上り通信キャリア周波数(R1)及びガードバンド帯
域の周波数であるデフォルト上り通信キャリア周波数の
情報が含まれているようにすることができる。また、制
御装置は、デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)
及びガードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通
信キャリア周波数の設定を行った後、そのデータを双方
向CATV伝送路に送出すると、戸建住宅の第2の端末
モデムは電源投入後、下り通信キャリア周波数(F1)
にてデフォルト上り通信キャリア周波数(R1)及びガ
ードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通信キャ
リア周波数を受信した後、デフォルト上り通信キャリア
周波数(R1)にて通信コレクションの設定を行い、集
合住宅の第1の端末モデムは電源投入後、下り通信キャ
リア周波数(F1)にてデフォルト上り通信キャリア周
波数(R1)及びガードバンド帯域の周波数であるデフ
ォルト上り通信キャリア周波数を受信した後、ガードバ
ンド帯域(RG)の周波数を用いて通信コネクションの
設定を行うようにすることができる。また、周波数変換
器は、第1の端末モデムからのガードバンド帯域(R
G)の周波数に含まれる通信コネクションの設定情報
を、デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)に変換
して双方向CATV伝送路に送出することにより、制御
装置との通信コネクションの設定が行われるようにする
ことができる。また、ガードバンド帯域(RG)の周波
数は、デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)より
高い50〜70MHz帯域の中の任意周波数が選ばれる
ようにすることができる。請求項6に記載のCATV双
方向通信システムの通信コネクション設定方法は、制御
装置及び通信モデムを備えたヘッドエンドとの間で双方
向CATV伝送路を介し通信コネクションの設定を行う
CATV双方向通信システムの通信コネクション設定方
法であって、制御装置により、デフォルト上り通信キャ
リア周波数(R1)及びガードバンド帯域であるデフォ
ルト上り通信キャリア周波数の設定を行った後、そのデ
ータを双方向CATV伝送路に送出する第1の工程と、
戸建住宅の第2の端末モデムにより、電源投入後、下り
通信キャリア周波数(F1)にてデフォルト上り通信キ
ャリア周波数(R1)及びガードバンド帯域の周波数で
あるデフォルト上り通信キャリア周波数を受信した後、
デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)にて通信コ
レクションの設定を行う第2の工程と、集合住宅の第1
の端末モデムにより、電源投入後、下り通信キャリア周
波数(F1)にてデフォルト上り通信キャリア周波数
(R1)及びガードバンド帯域の周波数であるデフォル
ト上り通信キャリア周波数を受信した後、ガードバンド
帯域(RG)の周波数を用いて通信コネクションの設定
を行う第3の工程とを備えることを特徴とする。また、
第3の工程には、第1の端末モデムからのガードバンド
帯域(RG)の周波数に含まれる通信コネクションの設
定情報を、デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)
に変換する工程が含まれるようにすることができる。ま
た、第1の工程には、ガードバンド帯域(RG)の周波
数を、デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)より
高い50〜70MHz帯域の中の任意周波数を選定する
工程が含まれるようにすることができる。本発明に係る
CATV双方向通信システム及びその通信コネクション
設定方法においては、制御装置及び通信モデムを備えた
ヘッドエンドに対し、双方向CATV伝送路を介して周
波数変換器、第1の端末モデム及び第1の通信端末を備
えた集合住宅と、第1の端末モデムと同一機能を有する
第2の端末モデム及び第2の通信端末を備えた戸建住宅
とを接続し、集合住宅の第1の端末モデムのガードバン
ド帯域(RG)の周波数により、制御装置との通信コネ
クションの設定を行うようにする。
て説明する。
テムの一実施の形態を示すブロック図、図2〜図4は、
図1のCATV双方向通信システムの動作を説明するた
めの図である。
は、制御装置4、通信モデム5、ヘッドエンド6、双方
向CATV伝送路7、周波数変換器8、端末モデム9、
PC(パソコン)10を備えている。
する。通信モデム5は、ヘッドエンド6を介して双方向
CATV伝送路7との通信を行う。
域(RG)の周波数である上り通信キャリア周波数RG
を、図2の上り通信キャリア周波数R1に変換す
る。デフォルト上り通信キャリア周波数R1は、たと
えば5〜50MHz帯域の中の任意周波数が選ばれる。
G)の周波数を用いて通信コネクションの設定を行う。
ガードバンド帯域(RG)の周波数であるデフォルト上
り通信キャリア周波数RGは、たとえば50〜70M
Hz帯域の中の任意周波数が選ばれる。
電源投入時に、デフォルト上り通信キャリア周波数R1
で通信コネクションの設定を行う。PC(パソコン)
10は、通信機器である。
ータ内には、デフォルト上り通信キャリア周波数R1
、ガードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通
信キャリア周波数RGの情報が常時流されている。
ム9は、電源投入後、まずデフォルト上り通信キャリア
周波数R1で通信コネクションの設定を行おうとする
が、周波数変換器8ではガードバンド帯域(RG)の周
波数以外は通過できないため、コネクションの設定がで
きない。
帯域(RG)の上り通信キャリア周波数RGを受信
し、通常の上り通信キャリア周波数R1に変換する。
ここで、端末モデム9は、再度、ガードバンド帯域の周
波数であるデフォルト上り通信キャリア周波数RGで
通信コネクションの設定を行う。ガードバンド帯域(R
G)の周波数は周波数変換器8で受信後、デフォルト上
り通信キャリア周波数R1に変換され通信コネクショ
ンの設定を行う。
信システムの動作について説明する。
キャリア周波数R1及びガードバンド帯域の周波数で
あるデフォルト上り通信キャリア周波数RGの設定を
行う。そのデータを通信モデム5経由で下り通信キャリ
ア周波数F1により常時通知する。
に、端末モデム9は電源投入後、下り通信キャリア周波
数F1にてデフォルト上り通信キャリア周波数R1
及びガードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通
信キャリア周波数RGを受信する。端末モデム9は受
信後、デフォルト上り通信キャリア周波数R1にて通
信コレクションの設定を行い、設定完了後、通信可能と
なる。
に、端末モデム9は電源投入後、下り通信キャリア周波
数F1にてデフォルト上り通信キャリア周波数R1
及びガードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通
信キャリア周波数RGを受信する。
信キャリア周波数R1にて通信コレクションの設定を
行うが、ガードバンド帯域(RG)の周波数以外は通過
できないため、周波数変換器8での通信コネクションの
設定ができない。
かった場合、端末モデム9は自動的にガードバンド帯域
(RG)にて再度、通信コネクションの設定を行う。
れた通信コネクションの設定情報は、周波数変換器8で
受信後、デフォルト上り通信キャリア周波数R1に変
換され、双方向CATV伝送路7に送出されると、通信
モデム5経由で制御装置4との通信コネクションの設定
が行われる。
9のガードバンド帯域の周波数であるデフォルト上り通
信キャリア周波数RGはすべて周波数変換器8でデフ
ォルト上り通信キャリア周波数R1に変換されること
により、通信が行われる。
4及び通信モデム5を備えたヘッドエンド6に対し、双
方向CATV伝送路7を介して周波数変換器8、第1の
端末モデムである端末モデム9及び第1の通信端末であ
るPC10を備えた集合住宅と、第1の端末モデムと同
一機能を有する第2の端末モデムである端末モデム9及
び第2の通信端末であるPC10を備えた戸建住宅とを
接続し、集合住宅の端末モデム9のガードバンド帯域
(RG)の周波数により、制御装置4との通信コネクシ
ョンの設定を行うようにしたので、システムのコストア
ップを招くことなく上り流合雑音の低減を図ることがで
きる。
9からのガードバンド帯域(RG)の周波数に含まれる
通信コネクションの設定情報を、デフォルト上り通信キ
ャリア周波数R1に変換して双方向CATV伝送路7
に送出することにより、制御装置4との通信コネクショ
ンの設定が行われるので、ガードバンド帯域利用の通信
システムと、通常の上り帯域使用システムとの共存が可
能となるとともに、戸建住宅及び集合住宅における端末
モデム9を共通使用とすることができる。
バンド帯域(RG)専用と通常の上り帯域用のものとの
2種類用意しても、ガードバンド帯域(RG)利用の通
信システムと、通常の上り帯域使用システムとの共存も
可能である。
通信システム及びその通信コネクション設定方法によれ
ば、制御装置及び通信モデムを備えたヘッドエンドに対
し、双方向CATV伝送路を介して周波数変換器、第1
の端末モデム及び第1の通信端末を備えた集合住宅と、
第1の端末モデムと同一機能を有する第2の端末モデム
及び第2の通信端末を備えた戸建住宅とを接続し、集合
住宅の第1の端末モデムのガードバンド帯域(RG)の
周波数により、制御装置との通信コネクションの設定を
行うようにしたので、システムのコストアップを招くこ
となく上り流合雑音の低減を図ることができる。
の形態を示すブロック図である。
波数配列を示す図である。
建住宅の場合のコネクション設定シーケンスを示す図で
ある。
合住宅の場合のコネクション設定シーケンスを示す図で
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 制御装置及び通信モデムを備えたヘッド
エンドと、 前記ヘッドエンドに対し双方向CATV伝送路を介して
接続され、周波数変換器、第1の端末モデム及び第1の
通信端末を備えた集合住宅と、 前記ヘッドエンドに対し双方向CATV伝送路を介して
接続され、前記第1の端末モデムと同一機能を有する第
2の端末モデム及び第2の通信端末を備えた戸建住宅と
を備え、 前記集合住宅の第1の端末モデムは、ガードバンド帯域
(RG)の周波数により、前記制御装置との通信コネク
ションの設定を行うことを特徴とするCATV双方向通
信システム。 - 【請求項2】 前記ヘッドエンドからの下り通信キャリ
ア周波数(F1)のデータ内には、デフォルト上り通信
キャリア周波数(R1)及びガードバンド帯域の周波数
であるデフォルト上り通信キャリア周波数の情報が含ま
れていることを特徴とする請求項1に記載のCATV双
方向通信システム。 - 【請求項3】 前記制御装置は、前記ガードバンド帯域
の周波数であるデフォルト上り通信キャリア周波数(R
1)及び前記ガードバンド帯域の周波数であるデフォル
ト上り通信キャリア周波数の設定を行った後、そのデー
タを前記双方向CATV伝送路に送出すると、 前記戸建住宅の前記第2の端末モデムは電源投入後、前
記下り通信キャリア周波数(F1)にて前記デフォルト
上り通信キャリア周波数(R1)及び前記ガードバンド
帯域の周波数であるデフォルト上り通信キャリア周波数
を受信した後、前記デフォルト上り通信キャリア周波数
(R1)にて通信コレクションの設定を行い、 前記集合住宅の前記第1の端末モデムは電源投入後、前
記下り通信キャリア周波数(F1)にて前記デフォルト
上り通信キャリア周波数(R1)及び前記ガードバンド
帯域の周波数であるデフォルト上り通信キャリア周波数
を受信した後、前記ガードバンド帯域(RG)の周波数
を用いて前記通信コネクションの設定を行うことを特徴
とする請求項1に記載のCATV双方向通信システム。 - 【請求項4】 前記周波数変換器は、前記第1の端末モ
デムからのガードバンド帯域(RG)の周波数に含まれ
る通信コネクションの設定情報を、前記デフォルト上り
通信キャリア周波数(R1)に変換して前記双方向CA
TV伝送路に送出することにより、前記制御装置との通
信コネクションの設定が行われることを特徴とする請求
項1に記載のCATV双方向通信システム。 - 【請求項5】 前記ガードバンド帯域(RG)の周波数
は、前記デフォルト上り通信キャリア周波数(R1)よ
り高い50〜70MHz帯域の中の任意周波数が選ばれ
ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のCA
TV双方向通信システム。 - 【請求項6】 制御装置及び通信モデムを備えたヘッド
エンドとの間で双方向CATV伝送路を介し通信コネク
ションの設定を行うCATV双方向通信システムの通信
コネクション設定方法であって、 前記制御装置により、前記デフォルト上り通信キャリア
周波数(R1)及びガードバンド帯域であるデフォルト
上り通信キャリア周波数の設定を行った後、そのデータ
を前記双方向CATV伝送路に送出する第1の工程と、 前記戸建住宅の前記第2の端末モデムにより、電源投入
後、前記下り通信キャリア周波数(F1)にて前記デフ
ォルト上り通信キャリア周波数(R1)及び前記ガード
バンド帯域の周波数であるデフォルト上り通信キャリア
周波数を受信した後、前記デフォルト上り通信キャリア
周波数(R1)にて通信コレクションの設定を行う第2
の工程と、 前記集合住宅の前記第1の端末モデムにより、電源投入
後、前記下り通信キャリア周波数(F1)にて前記デフ
ォルト上り通信キャリア周波数(R1)及び前記ガード
バンド帯域の周波数であるデフォルト上り通信キャリア
周波数を受信した後、前記ガードバンド帯域(RG)の
周波数を用いて前記通信コネクションの設定を行う第3
の工程とを備えることを特徴とするCATV双方向通信
システムの通信コネクション設定方法。 - 【請求項7】 前記第3の工程には、前記第1の端末モ
デムからのガードバンド帯域(RG)の周波数に含まれ
る通信コネクションの設定情報を、前記デフォルト上り
通信キャリア周波数(R1)に変換する工程が含まれる
ことを特徴とする請求項6に記載のCATV双方向通信
システムの通信コネクション設定方法。 - 【請求項8】 前記第1の工程には、前記ガードバンド
帯域(RG)の周波数を、前記デフォルト上り通信キャ
リア周波数(R1)より高い50〜70MHz帯域の中
の任意周波数を選定する工程が含まれることを特徴とす
る請求項6に記載のCATV双方向通信システムの通信
コネクション設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13996699A JP3389147B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | Catv双方向通信システム及びその通信コネクション設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13996699A JP3389147B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | Catv双方向通信システム及びその通信コネクション設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000333153A JP2000333153A (ja) | 2000-11-30 |
JP3389147B2 true JP3389147B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=15257823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13996699A Expired - Fee Related JP3389147B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | Catv双方向通信システム及びその通信コネクション設定方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3389147B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP13996699A patent/JP3389147B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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