JP3388708B2 - ソフトウエア循環バッファ及び通信信号を維持するためにサンプルの直接転送を使用したホスト信号処理モデム - Google Patents

ソフトウエア循環バッファ及び通信信号を維持するためにサンプルの直接転送を使用したホスト信号処理モデム

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JP3388708B2
JP3388708B2 JP01435499A JP1435499A JP3388708B2 JP 3388708 B2 JP3388708 B2 JP 3388708B2 JP 01435499 A JP01435499 A JP 01435499A JP 1435499 A JP1435499 A JP 1435499A JP 3388708 B2 JP3388708 B2 JP 3388708B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト信号処理
(HSP)を使用する通信システムに関するものであっ
て、更に詳細には、ホストコンピュータがHSPモデム
のソフトウエア部分のスケジュールされた即ち計画され
た実行をスキップする場合に通信信号を維持するインタ
ーフェース及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、1995年9月12日付で出
願した「信号維持手順のミスした実行を補償するホスト
信号処理通信システム(Host Signal Pr
ocessing Communication Sy
stem that Compensates for
Missed Execution of Sign
al Maintenance Procedure
s)」という名称の米国特許出願第08/527,66
8号及び1995年4月25日付で出願した「UART
のソフトウエアシミュレーションを使用した通信インタ
ーフェース及びコンフリクト回避(Communica
tions Interface andConfli
ct Avoidance Using a Soft
wareSimulation of a UAR
T)」という名称の米国特許出願第08/428,93
5号に関連しており、それらを引用によって本明細書に
取込む。
【0003】ホスト信号処理(HSP)は従来ホストコ
ンピュータへ付加されたハードウエアによって実行され
るデジタル信号処理タスクを実施するホストコンピュー
タにおける中央処理装置(CPU)を使用する。例え
ば、従来のモデムはホストコンピュータからデータを受
取り、通信プロトコルに従って該データをアナログ信号
へ変換し、且つ該アナログ信号を遠隔装置へ送信する。
従来のモデムは、更に、遠隔装置からアナログ信号を受
取り、該アナログ信号からデータを抽出し、且つ該デー
タをホストコンピュータへパスする。HSPモデムにお
いては、ホストコンピュータは、デジタル信号プロセサ
又は従来のモデムにおけるその他のハードウエアによっ
て実施される変換の多くを実施するソフトウエアを実行
する。HSPモデムにおけるハードウエアは受信したア
ナログ通信信号を受信した信号の振幅を表わす一連のデ
ジタルサンプルへ変換させるような単純なアナログ・デ
ジタル及びデジタル・アナログ変換を実施する。ホスト
コンピュータは通信プロトコルに従って該サンプルを解
釈するソフトウエアを実行し且つ該サンプルから受信し
たデータを派生させる。ホストコンピュータは、又、プ
ロトコルに従って送信した通信信号の振幅を表わす一連
の出力サンプルを発生し、且つHSPモデムのハードウ
エアは該出力サンプルを送信信号へ変換させる。従来の
モデムと比較した場合に、HSPモデムはハードウエア
の複雑性がより少なく(且つより廉価)である。なぜな
らば、HSPモデムの場合には、ホストコンピュータが
従来のモデムにおけるハードウエアによって実施される
タスクのうちの多くを実施するからである。しかしなが
ら、HSPモデムは、典型的に、周期的にホストCPU
をインタラプトすることによって、ホストCPUの処理
能力を使用する。
【0004】ある通信プロトコルでは通信リンクの両側
における装置がコンスタントに送信及び受信を行うこと
を必要とする。送信された信号はたとえデータ送信にお
けるポーズ即ち休止期間中であっても、送信装置が未だ
にリンク上に存在することを受信装置が認識するように
完全なものでなければならない。この様なシステムにお
いては、HSPモデムは通常のインタラプトを発生して
送信した信号を維持するために必要とされる新たなサン
プルを要求する。しかしながら、マルチタスクシステム
のようなあるシステムにおいては、インタラプトがマス
クされる場合があり、又はホストコンピュータが送信し
た信号を維持するために必要とされるソフトウエアを実
行することが不可能な場合がある。ホストコンピュータ
が応答することが不可能である場合には、送信における
欠陥が発生する場合があり、且つ通信リンクの他端側に
おける装置が切断するか又はリトレイン(retrai
n)モードに入る場合がある。このことはモデムユーザ
にとって許容可能なことではない。従って、ホストコン
ピュータがインタラプトに応答することが不可能な場合
であっても通信リンクを維持するHSP通信システムが
必要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、ホストコンピュータがインタラプトに応答
することが不可能な場合であっても通信リンクを維持す
ることが可能な通信システム及び方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した米国特許出願第
08/527,668号に記載されているように、HS
P通信システムにおけるハードウエアは循環型の送信バ
ッファを有することが可能である。通常動作期間中に、
ホストコンピュータは、例えば、インタラプト期間中
に、循環バッファに対してサンプルを付加し、且つデジ
タル・アナログ変換器は循環バッファ内のサンプルから
送信アナログ信号を発生する。しかしながら、ホストコ
ンピュータが新たなサンプルを循環バッファへ書込むル
ーチンを実行することが不可能であると、デジタル・ア
ナログ変換器は、ホストコンピュータが新たなサンプル
を供給するまで、循環バッファから古いサンプルを繰返
し変換することによって維持信号を発生する。本発明の
一つの側面として、ホストコンピュータ内のソフトウエ
ア循環バッファが送信信号の維持のためのサンプルを格
納する。例えばPCIバスマスタープロトコル又はDM
A(直接メモリアクセス)転送などの直接転送は、ホス
トコンピュータ内のソフトウエア循環バッファとHSP
モデムハードウエアとの間においてサンプルを直接的に
移動させる。HSPモデムハードウエアは、典型的に、
適宜の送信信号の維持のための必要とされる循環バッフ
ァ寸法よりも一層小さく且つより廉価なハードウエア循
環バッファを有している。
【0007】本発明の一実施例においては、ソフトウエ
ア循環バッファの寸法はHSPモデムハードウエア内の
デジタル・アナログ変換器のサンプリング周波数、通信
信号のボー周波数、及び通信信号が1を有している場合
にはキャリヤ周波数に依存する。特に、ソフトウエア循
環バッファはキャリヤ周波数及び/又はボー周波数にお
ける周期の全体的な数に対しサンプルを保持する。従っ
て、メインテナンス信号即ち維持信号はキャリヤ周波数
及び/又はボー周波数において周期的であり且つ循環バ
ッファにおける最後のサンプルから最初のサンプルへの
遷移において比較的滑らかである。ソフトウエア循環バ
ッファは異なる通信プロトコルに対する多様な可能性の
あるキャリヤ周波数及び/又はボー周波数と一致するこ
とが可能であるプログラム可能な寸法を有している場合
がある。更に、ソフトウエアバッファは充分なるサンプ
ルを保持し、従って、サンプルで満杯のバッファを変換
するのに必要な時間はインタラプトに対するホストCP
Uの応答の予測待ち時間によってスケジュールされた即
ち計画されたインタラプト間の時間よりも一層大きい。
ホストプロセサが予測時間内において新たなサンプルを
発生することによってインタラプトに応答することがな
い場合には、ソフトウエア循環バッファは送信した通信
信号のメインテナンス即ち維持のために古いサンプルを
供給する。
【0008】ソフトウエア循環バッファから直接転送を
受取るハードウエアバッファは、相次ぐ転送の間の待ち
時間又は最大予測遅延に依存する寸法を有している。ハ
ードウエア循環バッファの寸法は、更に、HSPモデム
ハードウエア内のデジタル・アナログ変換器のサンプリ
ング周波数、通信信号のボー周波数、キャリヤ周波数
(通信信号が1を有している場合)に依存する場合があ
る。予測時間内において直接転送が完了されない場合に
は、ハードウエアバッファからのサンプルの繰返しの変
換が送信した通信信号を維持する。
【0009】メインテナンス(維持)信号は、ホストコ
ンピュータが新たなサンプルを発生するソフトウエアを
実行することに失敗するか又は直接転送が遅延される場
合に不正確なデータを発生する場合があるが、該メイン
テナンス信号は、典型的に、通信リンクを維持し且つ遠
隔装置が切断するか又はリトレインモードへ入ることを
防止するのに充分なものである。エラー補正技術が、H
SPハードウエアが再使用したサンプルから送信信号を
発生した場合に伝達される無効なデータを検知し且つ可
能な場合には補正する。典型的に、有効なデータは、ホ
ストコンピュータがHSP通信システムの動作に対して
必要とされるソフトウエアを再度実行することが可能で
ある場合に遠隔装置へ送信され且つ遠隔装置から要求さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はホストコンピュータ110
と通信装置130とを有するホスト信号処理(HSP)
通信システム100のブロック図を示している。装置1
30は通信リンク170を介して遠隔装置(不図示)と
通信を行い、且つリンク170に対して必要なハードウ
エア接続を提供するハイブリッド回路138を有してい
る。装置130は、更に、アナログ・デジタル変換器
(ADC)133及びデジタル・アナログ変換器(DA
C)137を有している。ADC133は通信リンク1
70上で受取られたアナログ通信信号の振幅をサンプル
し且つデジタルサンプルを装置130内のRXバッファ
132内に格納する。DAC137は装置130内のT
Xバッファ136からのサンプルを通信リンク170を
介して送信したアナログ通信信号へ変換する。ホストコ
ンピュータ110はTXバッファ136に対して経路付
けされるサンプルを発生し且つRXバッファ132から
のサンプルを処理する。これらのサンプルはホストコン
ピュータ110のローカルバス160及び装置130内
のバスインターフェース134を介して装置130とホ
ストコンピュータ110との間で通過する。本発明の例
示的実施例においては、ホストコンピュータ110はI
BM又は互換性パソコンであり、且つローカルバス16
0はPCIバスである。
【0011】ホストコンピュータ110はCPU120
を有しており、それは例えばマイクロソフトウインドウ
ズ95(商標)のようなオペレーティング環境の監視の
下でソフトウエアを実行する。図1の実施例によれば、
CPU120はメインメモリ140を有しており且つメ
モリ140内に格納されているアプリケーション142
及びその他のアプリケーション141を実行する。アプ
リケーション142は通信リンク170を介して遠隔装
置と通信を行い且つ遠隔装置へ送信するためのデータを
メモリ140内のデータバッファ144内に格納する。
遠隔装置と通信を行うアプリケーションは公知であり且
つ、例えば、従来のモデムを介して通信のための形態と
させることが可能である。アプリケーション142は従
来のモデムにおけるのと同一の態様で本発明のHSP通
信システムと通信を行う。特に、アプリケーション14
2又はオペレーティング環境内のその他のルーチンは通
信(COM)ドライバ145を介して装置130と通信
を行うことが可能である。COMドライバ145は、装
置130が論理的に接続されているポートに対するポー
トドライバ146をコール即ち呼出し、且つポートドラ
イバ146は仮想装置ドライバ147をコール即ち呼出
す。装置ドライバ147は装置130に対してカスタム
化されており且つソフトウエアユニバーサル非同期レシ
ーバトランスミッタ(UART)及びHSP通信システ
ムのソフトウエア部分を包含している。ソフトウエアU
ARTは、インターフェース134が標準的なものでな
く且つ装置130の機能に対して調節されている場合で
あっても、標準のアプリケーション、システムルーチン
及びホストコンピュータ110のオペレーティング環境
における通信ポートを使用して通信を行うことが可能で
ある。引用によって本明細書に取込む米国特許出願第0
8/428,935号は、標準的でないI/Oインター
フェースを持ったハードウエアを具備するソフトウエア
UARTを実現する回路及びプロセスについて記載して
いる。
【0012】データ送信の場合には、アプリケーション
142がデータバッファ144内にデータを格納し、且
つホストCPU120が、周期的に、装置ドライバ14
7からアップデートルーチンを実行してデータバッファ
144内のデータを該データを表わすアナログ信号のデ
ジタルサンプルへ変換する。CPU120は、典型的
に、装置130からのインタラプトに応答してアップデ
ートルーチンを実行する。この一連のデジタルサンプル
は通信プロトコルに従うアナログ通信信号の振幅であ
る。システム100において使用されている通信プロト
コルは通信リンク170及び遠隔装置に依存する。通信
プロトコルはモデム、ファクシミリ装置、種々のデータ
レートで動作するビデオ電話などを包含する多様なアプ
リケーションに対して使用可能である。公知の通信プロ
トコルの例としては、V.17、V.21、V.22b
is、V.27ter、V.29、V.32bis、
V.34、V.PCMなどがある。装置ドライバ147
は通信リンク170が遠隔装置に対して必要とされる一
つ又はそれ以上の通信プロトコルを実現する。該プロト
コルは、システム100の新しい又は異なるアプリケー
ションに対するソフトウエアにおいて変化させることが
可能である。装置130は異なるプロトコルに対してほ
とんど又は全く変更を必要とするものではない。
【0013】装置ドライバ147は新しく発生されたデ
ジタルサンプルを装置130へ転送するためにサンプル
バッファ148内に格納する。ホストコンピュータ11
0がインタラプトキュー(IRQ)によって開始される
インタラプト期間中にアップデートルーチンを実行する
と、マルチタスク環境内のその他のアプリケーション1
41はインタラプトをマスクし、送信信号を表わす新た
なサンプルを発生するアップデートルーチンの実行をホ
ストコンピュータ110が遅延させるか又はスキップさ
せることが可能である。このことが発生すると、必要と
される場合に新たなサンプルが使用可能でない場合があ
る。装置130から送信された信号が新たなサンプルが
ないために停止されると、通信リンク170へ接続され
ている遠隔装置がリンク170から切断するか又はリト
レインモードへ入る場合がある。従って、サンプルバッ
ファ148は循環バッファであって、通信プロトコルに
従っており且つ遠隔装置とのリンクを維持するメインテ
ナンス(維持)信号を発生するために装置130に対し
て古いサンプルを供給する。
【0014】サンプルバッファ148への及びそれから
の転送は、ホストCPU120の介入なしで、バッファ
148と装置130との間において直接的に行われる。
特に、装置130内のインターフェース134は、サン
プルをサンプルバッファ148へ又はそれから転送する
ためにメモリ140へのアクセスを周期的に要求する。
例えば、転送は、DMAチャンネル又は装置130とホ
ストコンピュータ110との間の同様の高速チャンネル
を介してPCIバスマスタープロトコルに従って行うこ
とが可能である。バス仲裁ユニット165が装置130
からの要求とバス160へ接続されているその他の装置
150からの要求との間の仲裁を行う。例示的実施例に
おいては、バス仲裁ユニット165はPCIバスマスタ
ープロトコルを実現し且つ各要求する装置に対して要求
順にバス160に対する14マイクロ秒のアクセスを許
可する。直接転送に対する最大待ち時間は、バス160
へ結合されている装置の数に依存し且つバス160上の
各装置がほぼ同時的にアクセスを要求する場合に発生す
る。直接転送の待ち時間に対する許容度を与えるため
に、ハードウエアバッファ132及び136は同一の方
向における転送に対する相次ぐ要求の間の時間の間に変
換されるサンプルの数よりも一層大きい寸法を有してい
る。ハードウエアバッファ132及び136はFIFO
バッファとすることが可能であり又は以下に説明するよ
うに循環バッファとすることが可能である。
【0015】図2はソフトウエア220と装置130と
を有するHSPモデム200のブロック図を示してい
る。図1に関連して、ソフトウエア220は装置ドライ
バ147の一部であり且つデータバッファ144からの
データストリーム212に関して動作する。装置130
はインターフェース134、RXバッファ132、TX
バッファ136、ADC133、DAC137、ハイブ
リッド回路138を有している。ソフトウエア220は
通信プロトコルに従う送信信号の振幅を表わす一連のサ
ンプルSTxを発生し且つ受信信号からデータを抽出す
るためにサンプルSRxを処理する。サンプルSTx及
びSRxはホストプロセサの介入なしで直接転送によっ
てソフトウエア220と装置130との間で伝達され
る。
【0016】サンプルSTxを発生するために、ソフト
ウエア220はデータストリーム212を複数個のビッ
トからなるパケットへ区画化し、その場合に、各パケッ
トは一つのボー周波数(又はボーレート)fbの一つの
周期期間中に送信されるシンボル(記号)に対応する。
ボー周波数fb及びパケット内のビット数は実現される
通信プロトコルに依存する。通常の種類の通信プロトコ
ルがキャリヤ周波数fc及びボー周波数fbにおける変
動を持ったアナログ通信信号を画定する。V.PCMな
どのパルス振幅変調を使用したプロトコルはキャリヤ周
波数fcを有するものではないが、ボー周波数fbを有
している。ソフトウエア220は、通信プロトコルが通
信信号によって表わされるシンボル即ち記号の直交振幅
変調(QAM)を使用する場合の例を示している。従来
のQAMを実現するためには、コンスタレーション(即
ち、配列)マッパー242がデータストリーム172か
らの各パケットを一つの面内の一つの点の座標へマッピ
ングする。一実施例においては、各パケットは2ビット
を有しており、且つコンスタレーションマッパー242
は各パケットをプロトコルによって画定される四つの点
のうちの一つへ連続的にマッピングする。例えば、00
b,01b,10b,11bの値は座標(A,B)へマ
ッピングされ、それは例えばV.22などのプロトコル
に従って、それぞれ、(−1,−1),(−1,1),
(1,−1),(1,1)に等しい。別の実施例におい
ては、各パケットは4個のビットを有しており、コンス
タレーションマッパー242はそれらを例えばV.22
bisなどのプロトコルに従って16個の点のうちの一
つを表わす座標へマッピングする。
【0017】コンスタレーションマッパー242は座標
A(i)及びB(i)のストリームを供給し、尚、iは
ボー周波数fbにおける周期の数のインデックスであ
る。成形フィルタ244は、座標A(i)及びB(i)
の時間的変化をフィルタし且つ補間を実施して座標A′
(j)及びB′(j)のストリームを形成し、尚jはサ
ンプリング周波数fsの周期の数のインデックスであ
る。座標ストリームA′(j)及びB′(j)は座標ス
トリームA(i)及びB(i)よりもより幅の狭い帯域
幅を有している。QAMユニット246はルックアップ
機能を実施するか、又は、そうでない場合には、式1を
使用して座標A′(j)及びB′(j)からサンプルS
Tx(j)を決定する。
【0018】 STx(j)=A′(j)*cos(2π(fc/fs)*j)−B′( j)*sin(2π(fc/fs)*j) (1) 次いで、ソフトウエア220はサンプルSTx(j)を
サンプルバッファ148内のソフトウエア循環TXバッ
ファ276へ書込む。
【0019】インターフェース134は周期的にバッフ
ァ276からのサンプルの直接転送を要求し且つ該サン
プルをハードウエアTXバッファ136内に格納する。
DAC137はサンプルSTx(j)を送信した通信信
号へ変換する。TXバッファ136は、直接転送が送信
信号を発生するために間に合って新たなサンプルを提供
することに失敗したとしても、DAC137へサンプル
を供給する。このことは、TXバッファをFIFOバッ
ファ又は循環バッファとすることによって達成すること
が可能である。TXバッファがFIFOバッファである
実施例においては、直接転送はTXバッファ136を予
備のサンプルでロードし、従って全ての新しいサンプル
をTXバッファ136から空にすることなしに、直接転
送の最大待ち時間を介して変換を継続して行うことが可
能である。TXバッファ136が循環バッファである場
合には、新しいサンプルが変換のために間に合って供給
されない場合には、TXバッファ136からの古いサン
プルが再度使用される。従って、装置130は直接転送
が新しいサンプルを供給することに失敗する場合であっ
ても送信信号を維持する。ハードウエア循環バッファの
寸法及びDAC137のサンプリング周波数fsは、ハ
ードウエア循環バッファ内のサンプルが、ボー周波数f
bにおける完全な周期の整数及び/又はプロトコルがキ
ャリヤ周波数を有している場合にはキャリヤ周波数fc
における完全な周期の整数を表わすように選択すること
が可能である。一般的には、キャリヤ周波数fc及びボ
ー周波数fbは、サンプリング周波数fsを循環バッフ
ァ236の寸法で割算した整数倍とすべきである。例え
ば、送信信号が1800Hzのキャリヤ周波数fc及び
2400Hzのボー周波数fbを有しており、且つDA
C137が7200Hzのサンプリング周波数を有して
いる場合には、12個のデジタルサンプルを格納するバ
ッファ容量はボー周波数において3個の周期及びキャリ
ヤ周波数において4個の周期に対するサンプルを保持す
る。
【0020】装置130はリンク170を介して受取っ
た通信信号を直列デジタル化サンプルSRx(j)へ変
換し、該サンプルは初期的にはハードウエアRXバッフ
ァ132内に格納される。インターフェース134がハ
ードウエアRXバッファ132からサンプルバッファ1
48内のソフトウエアRXバッファ272へサンプルの
直接転送を周期的に要求する。周期的なインタラプトに
応答して、整合フィルタ250がソフトウエアバッファ
272から受取ったサンプルSRx(j)をフィルタし
てノイズを除去し且つ受信ベースバンド信号SRx′
(j)を発生する。信号SRx′(j)は〔C″(j)
+i*D″(j)〕*ei{2πj(fc/fs)}の実数部分
を表わしており、尚iは−1の平方根である。復調手順
252は逆変換、即ちSRx′(j)*e
-i{2πj(fc/fs)}=C′(j)+i*D″(j)を実
施して、回復したベースバンド信号C″(j)及びD″
(j)を決定し、それはデータ値のコンスタレーション
マップ内のデータ点の座標を表わす。
【0021】ベースバンド信号C″及びD″をデータ値
へ変換する場合に多数の懸念事項を対処せねばならな
い。一つの懸念事項は、装置230内において及び通信
リンク170上において発生するエコーのようなノイズ
である。別の懸念事項はリンク170上の遠隔装置によ
って使用されるボー周波数及びキャリヤ周波数との同期
性サンプルである。エコー相殺プロセス248が以前に
装置230へ送られたか及び/又は通信リンク170上
で送信された座標A′及びB′を格納する。ベースバン
ド信号C″及びD″が座標A′及びB′の前の値と比較
され、ベースバンド信号C″及びD″のどの部分がエコ
ーに起因するものであるかを決定する。一実施例におい
ては、二つのタイプのエコーが考慮され、即ち近端エコ
ー及び遠端エコーである。両方のエコーに対して最適遅
延及び大きさが決定される。エコーを相殺するために、
加算器254がエコー補正ベースバンド信号C′及び
D′を供給するために座標A′及びB′から決定された
量だけベースバンド信号C″及びD″を変化させる。
【0022】エコー相殺プロセスは今送信したサンプル
に対してバッファを座標A′及びB′で充填された状態
に維持する。以下に説明するように、インタラプトがミ
スされると、装置130はホストコンピュータが新たな
サンプルを供給しない場合であっても、ソフトウエアT
Xバッファ276又はハードウエアTXバッファ136
からの古いサンプルに基づいて通信信号を継続して送信
する。ミスしたインタラプトの後に、エコー相殺プロセ
ス248は脱活性化され、且つエコー相殺バッファはフ
ラッシュされてDAC137によって変換されたサンプ
ルと異なる場合のある座標を除去する。エコー相殺プロ
セス162はエコー相殺バッファが正しい座標値で満杯
となった後に始めて再開される。
【0023】タイミング回復プロセス256は遠隔装置
のボー周波数fbを決定し且つ値C′(j)及びD′
(j)を平均座標C′(i)及びD′(i)へ結合さ
せ、それらは遠隔装置のボー周波数fbの期間に亘って
平均化される。座標C′(i)及びD′(i)は、典型
的に、通信プロトコルによって画定される選択した点の
うちの一つの座標と正確に等しいものではない。フェー
ズロック及び等化手順258は、値C′(i)及びD′
(i)をプロトコルの選択した点のうちの一つに対して
正確な値C(i)及びD(i)へシフトする。次いで、
脱マッパー(demapper)260が値C(i)及
びD(i)を、出力データストリーム214のうちの一
部であるデータビットからなる対応するパケットへマッ
ピングする。エラー検知及びエラー補正のようなプロト
コルに従ったその他の操作を、アプリケーション142
に対するデータバッファ144内にデータを格納する前
に、該データに関して実施する。
【0024】ソフトウエア220はインタラプトに応答
して実行されて、データストリーム212を送信通信信
号を表わすサンプルSTxへ変換し且つ受信通信信号を
表わすサンプルSRxをデータストリーム214へ変換
する。装置130はホストプロセサがソフトウエア22
0を実行することを要求するホストプロセサの通常のイ
ンタラプトをスケジュールする。インタラプトがマスク
されることがなく且つホストプロセサが充分な処理能力
を有している場合には、ホストプロセサは各インタラプ
トにおいてソフトウエア120を実行し、且つソフトウ
エア220は装置130に対する平均直接転送速度と一
致する平均速度で新たなサンプルSTxを発生する。ソ
フトウエア220は、更に、装置130からの直接転送
及びサンプル発生の平均速度に等しい平均速度で受取っ
たサンプルSRxを処理する。しかしながら、ホストプ
ロセサは各スケジュールされたインタラプト期間中にソ
フトウエア220を実行することが不可能である場合に
は、直接転送速度はサンプルSTxの発生及びサンプル
SRxの処理速度を超える場合がある。
【0025】ソフトウエアバッファ272及び276は
循環バッファであり、従って直接転送は、究極的には、
バッファ272内の未処理のサンプルSRxを上書きし
且つ繰返し古いサンプルSTxをバッファ276から検
索する。ソフトウエア循環バッファを実現するために、
ホストコンピュータはインターフェース134における
コンフィギュレーション(形態)レジスタを初期化して
ソフトウエアバッファ272及び276内の最初及び最
後の格納位置を表わす。インターフェース134は最後
の格納位置を含む直接転送の要求の後にバッファの最初
の格納位置において開始するサンプルからなるブロック
の直接転送を要求するが、そうでない場合には、逐次的
なブロックのサンプルの直接転送を要求する。本発明の
一つの側面によれば、ソフトウエアバッファ276は、
DAC137のサンプリング周波数fsにおいて、バッ
ファ276が通信信号が1を有している場合にキャリヤ
周波数fcにおける完全な周期の整数及びボー周波数f
bにおける完全な周期の整数に対応するサンプルSTx
を保持する。ソフトウエアバッファ272及び276
は、通常、ハードウエアバッファ132及び136より
も一層大きく、且つ、典型的には、バッファ132及び
136の容量の整数倍である容量を有している。ホスト
プロセサがソフトウエア220を実行し且つ送信信号を
発生するために必要とされる新たなサンプルを発生する
ことが不可能である場合には、直接転送が継続して行わ
れて繰返し同一のサンプルをバッファ276から転送し
且つDAC137は繰返し古いサンプルを遠隔装置を通
信リンク上に維持するのに充分な送信信号へ変換する。
バッファ276は送信信号に関する完全な周期を表わす
サンプルを有しているので、ソフトウエアバッファ27
6の一端におけるサンプルから他端におけるサンプルへ
の遷移は送信信号の通信プロトコルに違反する信号の不
連続性を発生することはない。従って、遠隔装置は通信
リンク170上に止どまり、その場合に、そうでない場
合には、該遠隔装置は、ハードウエア130が送信信号
又はプロトコルに違反した不連続性を有する送信信号を
発生することがない場合には、遠隔装置は切断する。
【0026】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づくホスト信号処理通
信システムを示した概略ブロック図。
【図2】 ソフトウエア循環バッファ及びモデムのソフ
トウエア及びハードウエア部分の間でサンプルの直接転
送を使用したホスト信号処理モデムを示した概略ブロッ
ク図。
【符号の説明】
100 ホスト信号処理(HSP)通信システム 110 ホストコンピュータ 120 CPU 130 通信装置 132 RXバッファ 133 アナログ・デジタル変換器(ADC) 134 バスインターフェース 136 TXバッファ 137 デジタル・アナログ変換器(DAC) 138 ハイブリッド回路 140 メインメモリ 141,142 アプリケーション 144 データバッファ 145 COMドライバ 146 ポートドライバ 147 仮想デバイスドライバ 160 ローカルバス 170 通信リンク

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおいて、 メインプロセサ及びメモリを有するホストコンピュー
    タ、 前記メモリ内に割当てられているバッファ、 前記ホストコンピュータによって実行されるプログラム
    であって、実行された場合にアナログ通信信号の振幅を
    表わすデジタルサンプルを発生し且つ前記デジタルサン
    プルを前記バッファへ書込むプログラム、 前記ホストコンピュータへ結合されている装置、を有し
    ており、前記装置が、前記メインプロセサの介入なしで
    前記バッファから前記装置へ前記デジタルサンプルを直
    接転送するインターフェースであって、前記直接転送が
    前記バッファから順番にサンプルを転送し、前記バッフ
    ァ内の第一格納位置からのサンプルの転送が前記バッフ
    ァ内の最後の格納位置からのサンプルの転送のすぐ後に
    続くインターフェースと、前記バッファからのデジタル
    サンプルをアナログ通信信号へ変換するデジタル・アナ
    ログ変換器とを有していることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記プログラムがイ
    ンタラプト信号に応答して前記ホストコンピュータによ
    って実行されるルーチンを有していることを特徴とする
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記デジタル・アナ
    ログ変換器がサンプリング周波数において前記サンプル
    を変換し、且つ前記アナログ通信信号のキャリヤ周波数
    が前記サンプリング周波数を前記バッファにおいて使用
    されている格納位置の数によって割算したものの整数倍
    であることを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記アナログ通信信
    号のボー周波数が前記サンプリング周波数を前記バッフ
    ァ内において使用している格納位置の数によって割算し
    たものの整数倍であることを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記デジタル・アナ
    ログ変換器がサンプリング周波数で前記バッファからの
    サンプルを変換し、且つ前記アナログ通信信号のボー周
    波数が前記サンプリング周波数を前記バッファにおいて
    使用している格納位置の数によって割算したものの整数
    倍であることを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記装置が、更に、前記インターフェースと前記デジタ
    ル・アナログ変換器との間に結合されているハードウエ
    ア循環バッファを有しており、 前記インターフェースが前記ホストコンピュータのメモ
    リ内のバッファから前記ハードウエア循環バッファへサ
    ンプルを転送し、 前記デジタル・アナログ変換器が前記ハードウエア循環
    バッファからのデジタルサンプルをアナログ通信信号へ
    変換する、ことを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記デジタル・アナ
    ログ変換器が固定したサンプリング周波数において前記
    循環バッファからのサンプルを変換し、且つ前記アナロ
    グ通信信号のボー周波数は前記サンプリング周波数を前
    記ハードウエア循環バッファ内において使用している格
    納位置の数によって割算したものの整数倍であることを
    特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記ホストコンピュ
    ータのメモリ内のバッファは前記ハードウエア循環バッ
    ファ内において使用している格納位置の数の整数倍であ
    る容量を有していることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記ホストコンピュ
    ータが、更に、前記装置が結合されているローカルバス
    を有していることを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記ローカルバス
    がPCIバスであって、前記直接転送がPCIバスマス
    タープロトコルに従って実施されることを特徴とするシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 通信信号を発生する方法において、 ホストコンピュータにおいて通信プロトコルに従うアナ
    ログ信号を表わす一連のデジタルサンプルを発生し、 前記デジタルサンプルを前記ホストコンピュータのメモ
    リ内に割当てたバッファへ書込み、 前記ホストコンピュータへ結合されている装置へ前記バ
    ッファからの直接転送であって前記一連のサンプルの発
    生とは独立的な直接転送を介してサンプルを転送し、 前記デジタルサンプルを前記通信信号におけるアナログ
    電圧へ変換し、その際に前記デジタルサンプルを前記バ
    ッファ内の格納位置の循環的順番に従って変換させる、
    上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記直接転送の
    うちの一つに対して必要とされる場合に前記サンプルを
    発生し且つ前記バッファへ書込むことが新たなサンプル
    を書込むことに失敗すると、その直接転送が前記バッフ
    ァから以前に転送されたサンプルを転送し、且つ前記デ
    ジタルサンプルの変換が前記デジタルサンプルを2度変
    換させることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 サンプルの転送が前記バッファからの直接転送を周期的
    に要求し、且つ要求が許可される場合に、前記装置内の
    ハードウエア循環バッファへサンプルを転送し、 前記デジタルサンプルの変換が前記循環バッファから循
    環する順番でデジタルサンプルを変換し、且つ変換が要
    求される場合に前記ハードウエア循環バッファへ新たな
    サンプルを転送するのに間に合って直接転送の要求が許
    可されない場合に前記デジタルサンプルの幾つかを2度
    変換させる、ことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記デジタルサ
    ンプルの変換がサンプリング周波数においてデジタルサ
    ンプルを変換し、且つ前記アナログ通信信号のボー周波
    数が前記サンプリング周波数を前記ハードウエア循環バ
    ッファにおいて使用している格納位置の数によって割算
    したものの整数倍であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記ホストコン
    ピュータのメモリ内に割当てられているバッファが前記
    ハードウエア循環バッファ内において使用されている格
    納位置の数の整数倍である数の格納位置を使用すること
    を特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項11において、前記装置が前記
    ホストコンピュータにおけるPCIバスへ接続しており
    且つ前記直接転送がPCIバスマスタープロトコルに従
    うものであることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項11において、前記デジタルサ
    ンプルの変換がサンプリング周波数においてデジタルサ
    ンプルを変換し、且つ前記アナログ通信信号のボー周波
    数が前記バッファにおいて使用されている格納位置の数
    によって割算したサンプリング周波数の整数倍であるこ
    とを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 通信信号を発生する方法において、 ホストコンピュータのインタラプトに応答して、ホスト
    コンピュータにおけるプログラムを実行して通信プロト
    コルに従うアナログ信号を表わす一連のデジタルサンプ
    ルを発生し、 前記デジタルサンプルを前記ホストコンピュータにおけ
    るバッファへ書込み、 前記デジタルサンプルを直接転送を介して前記バッファ
    から前記ホストコンピュータへ結合している装置へ転送
    し、 前記デジタルサンプルを前記通信信号のアナログ電圧レ
    ベルへ変換し、 前記バッファへのデジタル信号の書込みが発生すること
    のないインタラプトの一つ又はそれ以上に応答して、前
    記バッファ内に格納されているデジタルサンプルの転送
    及び変換を繰返すことによって前記通信信号を維持す
    る、ことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、更に、前記コン
    ピュータシステムのインタラプトを発生し、前記インタ
    ラプトが、前記デジタルサンプルが発生される平均速度
    を前記直接転送を介して前記デジタルサンプルが転送さ
    れる平均速度と等しくさせる時間によって離隔されてい
    ることを特徴とする方法。
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