JP3388645B2 - 関節運動解析装置 - Google Patents
関節運動解析装置Info
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Description
運動を解析して、関節機能の診断に資する関節運動解析
装置に関する。
訴える患者が急増しているが、顎関節症の研究は発展段
階にあり、原因や症状との因果関係などの解明は不充分
である。従来、顎関節の機能不全が疑われる場合、下顎
切歯部の運動を解析して関節頭の運動をシミュレーショ
ンするのが一般的である(特公平1−26293号、特
開昭62−79038号、特開昭54−136859
号、特開昭53−89296号等)。しかし、顎関節症
を引起こす下顎頭(関節)の動きを直接解析する手法
は、未だ確立されていない。
観察することが可能なX線透視装置が従来から使用され
ているが、X線透視画像を記録するためには画面上にト
レーシング紙を載せて、上から鉛筆で写し取るトレース
作業が不可欠である。そのため1回の咀嚼(開閉口)運
動を再現するには30〜100枚の画像トレースが必要
となり、多大な労力と時間が掛かり、また手作業による
再現性にも問題がある。したがって、この作業を臨床に
応用することは事実上困難である。さらに、下顎頭の透
視像には画像のぼけなどが重畳するため、画像処理によ
って下顎頭の輪郭を抽出する方法も実用化されていな
い。
簡便で再現性良く解析することができる関節運動解析装
置を提供することである。
じて変位する部位に目標物が設置された被写体の可視光
像を複数の方向から撮像するための複数の撮像素子と、
被写体に向けてX線を照射するX線発生器と、被写体の
X線像を撮像するためのX線撮像素子と、各撮像素子か
らの撮像信号およびX線撮像素子からのX線撮像信号を
時系列的に記録するための画像記録装置と、各画像記録
装置の記録再生動作を同期させるための同期回路と、画
像記録装置に記録されたX線撮像信号を再生して、関心
線上での特定位置の信号レベル変化を算出する一方、画
像記録装置に記録された撮像信号を再生して、目標物の
重心の運動軌跡を算出するするための画像処理装置と、
算出された信号レベル変化および運動軌跡を表示するた
めの表示装置とを備えることを特徴とする関節運動解析
装置である。また本発明は、関節運動に応じて相対的に
変位する複数の部位に目標物がそれぞれ設置されること
を特徴とする。
られるX線撮像信号を時系列的に画像記録装置に記録し
た後、X線撮像信号を再生するとともに、再生画像内の
特定位置を着目するための関心線を予め設定しておい
て、この関心線上の信号レベル変化を算出することによ
って、被写体の動きを定量化することができ、しかも、
関節運動に応じて変位する部位に目標物を予め設置して
おいて、被写体の可視光像を複数の方向から撮像すると
ともに、各撮像素子からの撮像信号を時系列的に複数の
画像記録装置に同期記録し、その後、記録された撮像信
号を同期再生するとともに、たとえば目標物と背景との
コントラストを判定して目標物の位置を検出し、重心の
運動軌跡を算出することによって、関節運動に伴う部位
の動きを定量化することもできる。こうして被写体のX
線像に基づいて定量化される被写体の動きと被写体の可
視光像に基づいて定量化される被写体の動きとを関連づ
けて観察することができる。したがって、外見上の動き
と関節内部の動きとの対応が明瞭化され、正確で再現性
の良い診断を総合的に実施できる。
る複数の部位に目標物を設置することによって、各目標
物間の相対変位が関節運動の相対変位を反映することに
なるため、被写体全体の揺動による誤差を解消できる。
したがって、被写体の位置付け精度を緩和することがで
き、特別な位置付け装置が不要となる。
である。関節運動解析装置は、被写体BのX線像を撮像
するX線撮像素子12と、被写体Bの可視光像を複数の
方向から撮像する撮像素子20、22と、各撮像素子2
0、22からの撮像信号およびX線撮像素子12からの
X線撮像信号を時系列的に連続して記録する画像記録装
置31、32、33と、撮像信号およびX線撮像信号に
様々な演算処理を施して被写体の動きを定量化する画像
処理装置40と、演算処理結果を表示するディスプレイ
44などで構成される。
って決定される所定のX線撮影条件下で、被写体Bに向
けてX線を連続的に照射する。被写体Bを通過したX線
は、光電子増倍管や半導体センサなど周知のX線撮像素
子12によって検出され、X線撮像信号に変換される。
なお、制御回路13は、X線撮像素子12の増幅率を設
定したり、画像同期信号を出力する。X線撮像素子12
から出力されるX線撮像信号は、画像記録装置31に供
給される。
22が、たとえば被写体Bの正面および側面に設置さ
れ、各撮像方向に対応する可視光像を撮像する。被写体
Bには、顎関節など関節の動きに応じて変位する部位
に、背景とのコントラストが高くなる白玉などの目標物
が設置される。なお、制御回路21、23は、撮像素子
20、22の増幅率を設定したり、画像同期信号を出力
する。撮像素子20、22から出力される各撮像信号
は、画像記録装置32、33に供給される。
オテープレコーダ(VTR)、光ディスク型ビデオレコ
ーダ、半導体メモリに動画記録を行う方式であるデジタ
ルビデオレコーダなど、ビデオ信号を比較的長い期間、
記録または再生可能なものである。各画像記録装置31
〜33の記録動作および再生動作は、同期回路30から
の同期信号によって相互に同期をとることが可能であ
り、それぞれ単独で非同期動作することも可能である。
40には、データやコマンドを入力するためのキーボー
ド41と、大量のデータを記憶する光ディスク装置など
の外部記憶装置42と、演算結果等のデータを記録用紙
に印字するプリンタ43と、CRT(陰極線管)などの
ディスプレイ44が接続されている。画像処理装置41
は、各画像記録装置31〜33の記録動作および再生動
作を制御しながら、再生される撮像信号およびX線撮像
信号の中から、被写体Bの動きを抽出する。
すブロック図である。撮像素子20、22で検出された
X線撮像信号やX線撮像素子12で検出された撮像信号
は、ビデオ信号としてVTR31、32に入力されると
ともに、同期回路30の中のパルス音発生回路30aが
出力するパルス音を音声信号としてVTR31、32に
入力する。こうして一連の動きを録画しながらパルス音
を同時録音する。
せてビデオ再生と音声再生を同時に行い、再生されるビ
デオ信号を画像処理装置40に取込むとともに、再生さ
れるパルス音を同期回路30の中のトリガー回路30b
によって波形整形した後、これをトリガー信号として画
像処理装置40に供給する。画像処理装置40では、ト
リガー信号を基準として、各種画像処理を行う。
ンピュータで1コマずつ制御可能なものが使用される。
また、1コマ制御可能であれば、光ディスク型ビデオレ
コーダや半導体メモリ型ビデオレコーダでも構わない。
説明する。図3(a)は目標物1の取付構造の一例を示
す部分断面図であり、図3(b)は目標物1の取付位置
の一例を示す概略図であり、ここでは被写体Bの顎関節
運動を解析する場合を例示する。白玉などの目標物1
は、針金等の線材2bの先端に固定され、線材2bの下
端部は歯列矯正用ブラケットなどの装着部材2aに固定
されている。装着部材2aを被写体Bのたとえば下顎前
歯部3に装着すると、下顎の動きに応じて目標物1が変
位することになる。一方、図3(b)において、別の目
標物1を両面接着テープ等によって鼻根点(ナジオン)
に固定して、固定基準点を設定する。
対して、撮像素子20は正面から撮像するとともに、撮
像素子22は側面から撮像し、各撮像信号を画像記録装
置32、33に記録する。
33を同期再生して、再生されたビデオ信号をAD変換
器によって、たとえば8ビットのデジタルデータに変換
して、たとえば512画素×512画素×8ビットのフ
レームメモリに格納する。なお、フレームメモリは画像
1枚分の記憶容量でも足りるが、数百枚分の記憶容量が
あれば高速処理が可能になる。フレームメモリには、数
値演算を行うCPU(中央処理装置)が接続されてお
り、フレームメモリに格納された画像データに対して各
種画像処理を実行する。
る。フレームメモリに格納された画像データをX軸(横
軸)およびY軸(縦軸)に投影して、それぞれX軸ヒス
トグラムおよびY軸ヒストグラムを作成する。このと
き、目標物1として白玉などの高コントラスト部材を使
用することによって、各ヒストグラム中に背景と際立っ
たピークが現われる。このピークが目標物1に相当し、
ピークの輝度に基づいて所定の閾値レベルを決定して2
値化すると、目標物1だけがハイレベルとなって抽出さ
れ、ハイレベル領域の重心(中心)をX座標、Y座標に
ついて計算すると、各目標物1の画像内における絶対座
標が求まる。このような重心法は、目標物1の信号レベ
ルが変化しても、重心の変位は少ないと考えられるた
め、高精度の位置抽出が可能になる。また、フレームメ
モリ全体を演算対象とすると計算時間が長くなるため、
目標物1の位置を一旦算出した後は、前回算出した目標
物1の位置を中心として、たとえば64画素×64画素
の狭い矩形領域に限定して演算すれば、計算時間を短縮
できる。
示すフローチャートである。まずステップa1におい
て、VTR再生を開始して第1コマ目の画像をフレーム
メモリに格納し、ステップa2で第1コマ目における目
標物1の初期座標(X0 、Y0)をディスプレイ画面上
の術者の目測によって算出して、キーボード41からデ
ータ入力し、前回算出した重心座標(Xn 、Yn )に代
入する。
標(Xn 、Yn )を中心に64画素×64画素の計算領
域を設定し、前述の重心法を適用して、X軸ヒストグラ
ムおよびY軸ヒストグラムを作成し2値化用の閾値を決
定し、ステップa4において、決定した閾値に基づいて
2値化処理を行い、ステップa5で今回の重心座標(X
n+1 、Yn+1 )を算出する。次にステップa6でVTR
再生を1コマ分進めて、次の画像をフレームメモリに格
納する。
を判定し、続行する場合には次のステップa8に移行し
て、重心座標(Xn 、Yn )に重心座標(Xn+1 、Y
n+1 )を代入し、ステップa3に戻って次のコマに関す
る重心を計算する。
化を算出する過程を示す説明図である。まず図5(a)
において、512画素×512画素のフレームメモリ内
に格納された目標物1の2値化画像に関して、前述の重
心法を用いて重心座標(Xn、Yn )を算出する。
めて、図5(b)に示すように、目標物1の2値化画像
が少し移動したとすると、前回算出した座標(Xn 、Y
n )を中心として64画素×64画素の矩形領域を設定
して、この領域で重心法の計算を実行することによっ
て、第2コマ目の重心座標(Xn+1 、Yn+1 )が得られ
る。
めて、図5(c)に示すように、目標物1の2値化画像
が少し移動したとすると、前回算出した座標(Xn+1 、
Yn+1 )を中心として64画素×64画素の矩形領域を
設定して、この領域で重心法の計算を実行することによ
って、第3コマ目の重心座標(Xn+2 、Yn+2 )が得ら
れる。このようにして各コマ毎に目標物1の2値化画像
の重心座標およびその時間変化を算出することができ
る。
座標を算出できる。また2つの目標物についても同様に
算出可能である。特に、たとえば下顎前歯部の目標物1
の重心座標から鼻根点の目標物1の重心座標を引算する
ことによって、固定基準点に対する下顎側目標物1の相
対座標が得られ、被写体Bのブレが解消される。
る画像に対して実行することによって、相対座標の時間
変化が得られ、下顎側目標物1の運動軌跡が算出され、
こうして顎関節運動に伴う下顎前歯部の動きが定量化さ
れる。
面像を表示するととともに、下顎側目標物1の相対座標
を輝点で示して、その時間変化を輝点軌跡として表示す
ることができる。この場合、目標物1の運動軌跡とし
て、可視光像の撮像方向の数に対応して、複数の輝点軌
跡が描かれ、たとえば正面から見た軌跡と側面から見た
軌跡を同時に表示することができる。さらに、こうした
目標物1の運動軌跡を時間軸に沿ってグラフ化して、デ
ィスプレイ44に表示したり、プリンタ43に印字した
り、外部記憶装置42に保存したりしてもよい。このよ
うに被写体Bの可視光像、特に目標物1の相対変位を複
数方向から撮像することによって、外見上の関節運動を
的確に解析することが可能となる。
明する。図6は下顎の動きを示すX線像であり、図6
(a)は閉口状態、図6(b)は小さな開口状態、図6
(c)は開口状態、図6(d)は大きな開口状態を示
す。図7は上顎前歯および下顎前歯の相対変位を示す正
面像であり、図7(a)〜(d)は図7(a)〜(d)
に対応する。ここでも被写体Bの顎関節運動を解析する
場合を説明する。
窩5の最深部5aから関節結節5bを通過する動きが示
され、関節窩5の輪郭に沿ってく字状に屈曲した関心線
7を設定している。関心線7は、画像記録装置31で再
生されるX線撮像信号に基づいて、再生画像内の特定位
置の信号レベル変化を抽出するための領域である。
る関心線7上の信号レベル変化を示す図である。図6の
関心線7を直線上に展開して示しており、関節頭6aに
相当する領域Lは信号レベルが低く、その他は信号レベ
ルが高い領域Hとなる。図6(a)の閉口状態では領域
Lが最上位に位置しているが、図6(b)から図6
(d)へ徐々に開口するにつれて領域Lが下方に変位し
ている様子が判る。さらに、領域Lの幾何中心または信
号レベルを重み付けした重心等の基準点を計算すると、
関心線7に沿った関節頭6aの変位が数値となって定量
化される。
る関節頭6aの変位を示すグラフである。横軸に時間を
とり、縦軸に定量化された関節頭6aの変位量をとる
と、閉口状態から開口状態へ変化するにつれて関節頭6
aの位置が下方に変位する様子が理解される。
は、ディスプレイ44に被写体Bの正面像や側面像とと
もに表示され、関節頭6aの位置を輝点で表して、その
時間変化を輝点軌跡として表示することができる。さら
に、こうした関節頭6aの変位を時間軸に沿ってグラフ
化してディスプレイ44に表示したり、プリンタ43に
印字したり、外部記憶装置42に保存したりしてもよ
い。このように被写体BのX線像に任意の関心線7を設
定することによって、関節の内部運動を的確に解析する
ことが可能となる。
X線像である。図9(a)では図6(a)と同様に関節
窩5の輪郭に沿ってく字状に関心線7を設定することに
よって、関節頭6aの動き全体を網羅している。図9
(b)では関節窩5の最深部を垂直に通過するように関
心線7を設定することによって、頭蓋部の上下方向の変
位を解析できる。図9(c)では関節結節の最上部を垂
直に通過するように関心線7を設定することによって、
関節頭6aの上下方向の変位を解析できる。図9(d)
では関節頭6aの中心点を水平に通過するように関心線
7を設定することによって、頭蓋部の水平方向の変位を
解析できる。
すグラフである。軌跡71は被写体Bを側面から撮像
し、軌跡72は被写体Bを正面から撮像したものであ
り、それぞれ顎運動の1周期分を示している。軌跡71
を見ると、大きく開口した状態では下顎前歯部が前方に
出た状態となり、さらに中間付近から閉口状態までは垂
直に上下していることが判る。また軌跡72を見ると、
開口状態において下顎が右方(被写体Bにとって左方)
にずれている様子が判る。
動軌跡の時間変化を示すグラフであり、図10(c)は
側面から見た目標物1の運動軌跡の時間変化を示すグラ
フである。軌跡73は軌跡72の水平変位を示し、軌跡
74は軌跡72の垂直変位を示す。また軌跡75は軌跡
71の水平変位を示し、軌跡76は軌跡72の垂直変位
を示す。このように目標物1の3次元方向の変位量を時
間軸に沿ってグラフ表示することによって、顎運動の動
きが明瞭になり、関節機能を正確にかつ迅速に診断でき
る。さらに、図8に示したように、被写体BのX線像を
用いて関節頭6aの位置も併せてグラフ表示することに
よって、関節の内部運動と外見上の動きとの関連が判明
するため、関節機能障害などの診断が容易になる。ま
た、こうした運動軌跡の解析ととともに、筋電図や関節
雑音などの測定結果を併用することによって、診断能が
より向上する。
グラフの一例であり、図11(a)は図8に示したX線
像変位(TMJ)、図11(b)は切歯部開口度、図1
1(c)は切歯部の左右変位、図11(d)は切歯部の
前後変位である。いずれも図2のトリガー回路30bか
らのトリガー信号を基準として同期表示しており、時間
経過に伴う各部位の変位が一目瞭然で理解できる。
ラフであり、図12(a)は正常例、図12(b)は関
節頭が動かない場合、図12(c)は顎運動にクリック
がある場合、図12(d)はクローズドロック(開口障
害)の場合である。図12(a)は顎の開閉運動に伴っ
て滑らかな曲線を示し、図12(b)は顎運動の静止に
伴って水平な直線を示している。また、図12(c)は
関節窩に突起などが生じて顎運動の途中で関節頭が引っ
掛かり、急激な変化点が現われている。図12(d)で
は、顎運動の変位量が正常例と比べて極端に少ないこと
から、何らかの開口障害が生じていると判定できる。
1つ使用する例を示したが、X線発生器10およびX線
撮像素子12を複数の方向に配置してもよい。また、撮
像素子20、22は、正面および側面に配置することに
限定されず、任意の方向から撮像してもよく、撮像素子
を3つ以上配置しても構わない。
線を設定し、この関心線上の信号レベル変化を算出する
ことによって、被写体の動きを定量化することができ、
しかも被写体の可視光像から目標物の位置を算出して、
その運動軌跡を定量化することができ、こうして被写体
のX線像に基づいて定量化される被写体の動きと被写体
の可視光像に基づいて定量化される被写体の動きとを関
連づけて観察できるため、外見上の動きと関節内部の動
きとの対応が明瞭化され、正確で再現性の良い診断を総
合的に実施できる。
できるため、被写体の位置付け精度が緩和され、被写体
の負担が軽減される。
である。
部分断面図であり、図3(b)は目標物1の取付位置の
一例を示す概略図である。
ャートである。
過程を示す説明図である。
閉口状態、図6(b)は小さな開口状態、図6(c)は
開口状態、図6(d)は大きな開口状態を示す。
像である。
心線7上の信号レベル変化を示す図であり、図8(b)
は図6(a)〜(d)に対応する関節頭6aの変位を示
すグラフである。
る。
ラフであり、図10(b)は正面から見た目標物1の運
動軌跡の時間変化を示すグラフであり、図10(c)は
側面から見た目標物1の運動軌跡の時間変化を示すグラ
フである。
ラフの一例であり、図11(a)は図8に示したX線像
変位(TMJ)、図11(b)は切歯部開口度、図11
(c)は切歯部の左右変位、図11(d)は切歯部の前
後変位である。
フであり、図12(a)は正常例、図12(b)は関節
頭が動かない場合、図12(c)は顎運動にクリックが
ある場合、図12(d)は開口障害の場合である。
Claims (2)
- 【請求項1】 関節運動に応じて変位する部位に目標物
が設置された被写体の可視光像を複数の方向から撮像す
るための複数の撮像素子と、 被写体に向けてX線を照射するX線発生器と、 被写体のX線像を撮像するためのX線撮像素子と、 各撮像素子からの撮像信号およびX線撮像素子からのX
線撮像信号を時系列的に記録するための画像記録装置
と、 各画像記録装置の記録再生動作を同期させるための同期
回路と、 画像記録装置に記録されたX線撮像信号を再生して、関
心線上での特定位置の信号レベル変化を算出する一方、
画像記録装置に記録された撮像信号を再生して、目標物
の重心の運動軌跡を算出するするための画像処理装置
と、 算出された信号レベル変化および運動軌跡を表示するた
めの表示装置とを備えることを特徴とする関節運動解析
装置。 - 【請求項2】 関節運動に応じて相対的に変位する複数
の部位に目標物がそれぞれ設置されることを特徴とする
請求項1記載の関節運動解析装置。
Priority Applications (1)
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JP26347794A JP3388645B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 関節運動解析装置 |
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JPH08117214A JPH08117214A (ja) | 1996-05-14 |
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ID=17390059
Family Applications (1)
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JP26347794A Expired - Fee Related JP3388645B2 (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 関節運動解析装置 |
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Cited By (1)
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