JP3388567B2 - 低温貯蔵庫 - Google Patents
低温貯蔵庫Info
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Description
容された玄米等の被貯蔵物を、玄米袋毎1ボックスタイ
プの貯蔵庫内に低温貯蔵し得る低温貯蔵庫に関する。
ために、玄米を玄米袋に収容して比較的長い期間低温状
態で貯蔵し得る低温貯蔵庫が使用されている。この低温
貯蔵庫は、筐体内部に所定の容積を有する貯蔵庫が形成
され、この筐体の前面開口部に開閉ドアが開閉可能に設
けられると共に、筐体の上部に冷却装置が設けられてい
る。そして、貯蔵庫内に例えば玄米袋を複数段に積み重
ね、冷却装置から貯蔵庫内に冷気を供給し、貯蔵庫内が
所定の低温になるようにして使用している。
温貯蔵庫にあっては、貯蔵庫内の左右の壁面及び後方の
壁面がそれぞれ平面状に形成されているため、貯蔵され
た玄米袋の周囲の側面が、これらの壁面に接触した状態
で貯蔵されることがある。特に、稲の刈り取り直後のよ
うに、貯蔵する玄米袋が多い場合等には、玄米袋をでき
るだけ多く貯蔵庫内に貯蔵しようとするため、積み重ね
られた玄米袋の側面が貯蔵庫の壁面に密着した状態にな
り易い。
されず、筐体上部に設けた冷却装置の冷気が、積み重ね
られた下段の玄米袋の位置まで十分に供給されずに、貯
蔵庫内の温度が均一にならず冷却ムラが発生したり、あ
るいは開閉ドアの開閉に伴う外気の導入等により、金属
製の貯蔵庫内の壁面に結露が発生して玄米袋が濡れる
等、貯蔵庫内の玄米を良好な状態で貯蔵することが困難
であるという問題点があった。
面との接触による冷却ムラや結露等を防止するため、ユ
ーザーが、壁面との間に竹竿や木の棒等を適当な間隔で
配置することにより、玄米袋が壁面に直接接触しないよ
うにする方法も一部使用されているが、竹竿等の配置作
業が非常に面倒であり、その改善が望まれている。
が設置し得る如く構成されていないため、例えば貯蔵庫
内に貯蔵される玄米袋が少なくなった場合、その空きス
ペースを有効活用することができないという問題点があ
った。この場合も、ユーザーが自ら木や鉄製の棚を貯蔵
庫内に持ち込んで設置し、空きスペースの有効活用を図
っているのが実状である。
もので、その第1の目的は、貯蔵庫内の壁面と被貯蔵物
の収容袋との間に冷気の循環路を確実に確保し得て、被
貯蔵物を良好な状態で貯蔵し得る低温貯蔵庫を提供する
ことにあり、また、第2の目的は、冷気の循環路を確実
に確保し得ると共に、貯蔵庫内の空きスペースの有効活
用を容易に図り得る低温貯蔵庫を提供することにある。
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、略箱状の筐体
内部に貯蔵庫を有し、筐体の前面開口部に開閉ドアが設
けられると共に上部に冷却装置が設けられて、貯蔵庫内
に被貯蔵物を収容袋に収容して低温状態で貯蔵し得る低
温貯蔵庫において、前記貯蔵庫内の左右及び後部の壁面
に少なくとも1本ずつ縦方向に設けられると共に、前記
収容袋の側面が当接し得るよう当該壁面から突出する状
態で設けられた荷摺り柱と、該荷摺り柱の長手方向に沿
って形成され、前記貯蔵庫内の冷気の循環路を形成する
凹部とを設け、前記荷摺り柱が、玄米袋の大きさに対応
した間隔で配置されるとともに貯蔵庫内の壁面に対して
位置調整可能に設けられていることを特徴とする。
が収容された収容袋は、貯蔵庫内の壁面側に押し込んで
貯蔵しても、壁面から突出する如く設けられた荷摺り柱
に当接し、少なくともこの荷摺り柱の突出分だけ、収容
袋と壁面との間に間隙が形成されて、その直接接触が防
止される。筐体上部の冷却装置から貯蔵庫内に吹き出さ
れた冷気は、荷摺り柱で形成された間隙により貯蔵庫内
の上部から底面部にかけて冷気の循環路が確保され、貯
蔵庫内に貯蔵された被貯蔵物が均一に冷却される。同時
に、荷摺り柱に設けられた凹部で、荷摺り柱自体にも冷
気の循環路を形成することができる。更に、荷摺り柱が
玄米袋の大きさに対応した間隔で配設されているので、
広く一般に使用されている30kgの玄米袋を貯蔵庫内
に貯蔵した場合、各玄米袋の側面に荷摺り袋を対応位置
させることができ、玄米袋の壁面への接触が確実に防止
されるとともに、当該荷摺り柱が貯蔵庫内の壁面に対し
て位置調整可能に設けられているので、収容袋の大きさ
に応じて荷摺り柱を配置することができ、各種収容袋に
対して冷気の循環路を容易に形成できる。
柱に棚等を設置し得る係止部を設けたことを特徴とす
る。
記載の発明と同様に、被貯蔵物の収容袋と貯蔵庫内の壁
面との間に、少なくとも荷摺り柱の突出分に対応して冷
気の循環路及び凹部による循環路が確保されて、被貯蔵
物が均一に冷却されると共に、荷摺り柱に設けられた係
止部に、棚や籠等を容易に設置することができる。この
棚等に、例えば他の被貯蔵物を載置して貯蔵することが
でき、貯蔵庫内の空きスペースの有効活用が図れる。
合成樹脂によって形成されていることを特徴とする。こ
のように形成することにより、荷摺り柱自体における結
露の発生が抑えられ、結露による収容袋の濡れが防止さ
れる。
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図6は、本発
明に係わる低温貯蔵庫の第1実施例を示し、図1が低温
貯蔵庫の全体構成を示す一部分解した斜視図、図2がそ
の開閉ドアを取り外した正面図、図3が図2のA−A線
矢視図、図4が荷摺り柱の斜視図、図5が使用状態を示
す概略平面図、図6が図5のB−B線矢視図である。
体2を有し、この筐体2内には貯蔵庫3が設けられ、筐
体2の前面開口部2aには、図1の矢印イの如く観音開
き式に開閉し得る開閉ドア4、5が設けられている。ま
た筐体2の上部には上面開口部2bが設けられ、この上
面開口部2bには冷却装置6が取り付けられている。
の上下に設けられた一対のピボットヒンジ7によって、
筐体2の前面開口部2aにそれぞれ開閉可能に取り付け
られ、その幅方向の内側上部の表面には取手部8がそれ
ぞれ設けられると共に、一方の開閉ドア4の上部には鍵
部9が設けられている。
ット、蒸発器、蒸発器ファン等を有し、前面に設けた運
転スイッチ及び温度調節器等を有する操作盤10を操作
することにより、筐体2の上面開口部2bに設けた吹出
口11から貯蔵庫3内に、冷気を供給する如く構成され
ている。
2内部の貯蔵庫3の、左の壁面3aには上下方向に一対
の荷摺り柱13が固定され、右の壁面3bには上下方向
に一対の荷摺り柱14が固定され、さらに後部の壁面3
cには上下方向に一対の荷摺り柱15が固定されてい
る。この荷摺り柱13〜15は、図4に示す如く(但し
荷摺り柱13についてのみ示す)、各壁面3a〜3cへ
の固定部16と、この固定部16の内側に設けられた一
対の突出部17と、この突出部17間に設けられた凹部
18とを有して、例えば塩化ビニール等の結露し難い合
成樹脂によって一体成型されている。
には固定孔16aが穿設され、この固定孔16aを利用
して、貯蔵庫3の各壁面3a〜3cにネジ19で固定す
ることにより、荷摺り柱13〜15が各壁面3a〜3c
にそれぞれ固定されている。なお、荷摺り柱13〜15
の突出部17は中空状に形成され、その裏面側に凹部1
7aがそれぞれ形成されている。また、荷摺り柱13〜
15の全長Lは、図2に示すように、貯蔵庫3の上壁3
d及び底壁3e部に配置される簀の子20に対して所定
の間隔が得られる如く設定されている。
を図5及び図6に基づいて説明する。なお、低温貯蔵庫
1の貯蔵庫3の容積は、30Kg入りの玄米袋Fが平面
上に4個配置し得る大きさに設定されているものとす
る。先ず、低温貯蔵庫1の開閉ドア4、5をそれぞれ開
け、貯蔵庫3内に玄米袋Fを、一段に4個ずつ複数段
(図では8段)積み重ねる。
の便宜上、この玄米袋Fを玄米袋F1〜F4とする)
は、図5に示すように、玄米袋F1、F2の左側面(短
辺側の側面)を壁面3aの荷摺り柱13に、玄米袋F
3、F4の右側面を壁面3bの荷摺り柱14に、また玄
米袋F2、F4の後側面(長辺側の側面)を壁面3cの
荷摺り柱15にそれぞれ当接させて配置する。
とも一つの側面が壁面3a〜3cの荷摺り柱13〜15
のいずれかに当接し、各玄米袋F1〜F4と壁面3a〜
3c間に間隙22がそれぞれ形成されると共に、各玄米
袋F1〜F4間にも間隙23、24がそれぞれ形成され
る。
の側面(外側の側面)と貯蔵庫3の壁面3a〜3c間に
冷気の循環路R1が形成され、図6の矢印ロに示すよう
に、冷却装置6からの冷気が貯蔵庫3内を循環する。ま
た、間隙23、24も冷気の循環路R2として作用し、
複数段に積み重ねられている玄米袋F間に冷気が循環す
る。なお、荷摺り柱13〜15は、その長手方向に凹部
17a、18が形成されているため、この凹部17a、
18内にも冷気が循環することになる。
よれば、筐体2内部の貯蔵庫3の壁面3a〜3cに、突
出部17が貯蔵庫3の内側(貯蔵庫3の中央方向)に突
出する荷摺り柱13〜15をそれぞれ一対ずつ上下方向
に配置しているため、貯蔵庫3内に貯蔵される玄米袋F
の壁面3a〜3cへの直接接触を確実に防止することが
でき、玄米袋Fの側面が荷摺り柱13〜15に当接した
場合であっても、玄米袋Fと壁面3a〜3c間に、突出
部17の高さに対応した間隙22を形成することができ
る。
に冷気の循環路R1が確保され、冷却装置6からの冷気
を貯蔵庫3内の略全域に循環させることができて、複数
段に積み重ねられた玄米袋Fの全てを略均一に冷却する
ことができ、冷却ムラ等のない良好な低温状態での玄米
の貯蔵が可能になる。
よる循環路R2を形成することができると共に、荷摺り
柱13〜15の長手方向の凹部17a、18により、荷
摺り柱13〜15自体にも冷気の循環路を形成すること
ができるため、貯蔵庫3内の冷気をより良好に循環さ
せ、各玄米袋Fを一層均一に冷却することができる。さ
らに、荷摺り柱13〜15に凹部18を形成することに
より、玄米袋Fに接触する突出部17の幅を小さくし得
るため、冷気の循環路をできるだけ広く形成することが
できる。
成樹脂によって形成されているため、開閉ドア4、5の
開閉による外気の導入に伴う結露の発生を抑えることが
できて、幅の狭い突出部17に当接する玄米袋の結露に
よる濡れを防止することができる。これらのことから、
貯蔵庫3内に玄米袋Fを長期に亘り均一な冷却条件で貯
蔵することができて、玄米の品質低下等を確実に防止す
ることが可能になる。
によって一体成型されているため、衛生的であると共
に、突出部17が中空状に形成されているため、玄米袋
Fとの接触時の衝撃を緩和させることができる。また、
荷摺り柱13〜15を軽量化することができるため、貯
蔵庫3の壁面3a〜3cへの取り付け作業が容易に行え
ると共に、既存の低温貯蔵庫1にも容易に取り付けるこ
とができ、ユーザー側での竹竿等の使用が不要になっ
て、低温貯蔵庫1の使い勝手の向上を図ることが可能に
なる。
を異ならせた場合の使用状態を示す図5と同様の概略平
面図である。なお、上記第1実施例と同一部位には同一
符号を付して説明する。以下の各実施例についても同様
である。図7は上記の低温貯蔵庫1より小さい中型の低
温貯蔵庫31を示し、筐体2内部の貯蔵庫3内の平面積
が、3個の玄米袋Fを短辺方向に並列配置し得る大きさ
に設定されている。
各玄米袋Fの短辺側の側面に対応して、3本の荷摺り柱
15が固定され、左右の壁面3a、3bには、荷摺り柱
13、14がそれぞれ1本ずつ固定されている。この低
温貯蔵庫31においても、玄米袋Fの側面と各壁面3a
〜3c間に、間隙22による冷気の循環路R1が形成さ
れ、上記実施例の低温貯蔵庫1と同様の作用効果を得る
ことができる。なお、図7においては、玄米袋Fが荷摺
り柱15に当接していない場合を示しているが、玄米袋
Fを荷摺り柱15に当接させても、壁面3cとの間に間
隙22が形成され、全く同様の作用効果が得られること
は明らかである。
らに小型の低温貯蔵庫41を示し、貯蔵庫3内の平面積
が2個の玄米袋Fを長辺方向に所定の間隙23を有して
配置し得る大きさに設定されている。そして、貯蔵庫3
の左右の壁面3a、3bには2本の荷摺り柱13、14
がそれぞれ固定され、後部の壁面3cには1本の荷摺り
柱15が固定されている。なお、この低温貯蔵庫41に
おいては、開閉ドア4は一つで片開き式に構成されてい
る。
の側面と各壁面3a〜3c間に間隙22による冷気の循
環路R1が形成されると共に、玄米袋F間にも間隙23
による循環路R2が形成され、上記低温貯蔵庫1と同様
の作用効果を得ることができる。なお、本発明におけ
る、貯蔵庫3の容積(平面積)と荷摺り柱13〜15の
各壁面3a〜3cに対する本数との関係は、上記3つの
実施例に限定されるものでもなく、玄米袋Fの側面と貯
蔵庫3の各壁面3a〜3cとの間に、少なくとも1本の
荷摺り柱13〜15が位置する如く配置され得る構造で
あれば良い。
庫の第2実施例を示し、図9が開閉ドアを取り外した図
2と同様の正面図、図10がその荷摺り柱の斜視図、図
11がその棚の斜視図、図12が棚の他の例を示す斜視
図、図13が籠の取付状態を示す斜視図である。この実
施例の低温貯蔵庫の特徴は、荷摺り柱に棚や籠の係止部
を設けた点にある。
に示すように、例えば荷摺り柱13の一対の突出部17
のうち、外側に位置する突出部17の側面に係止孔52
を穿設し、この係止孔52に、図11に示す格子状の棚
53のフック部53aを係止させる。棚53は、その左
右両側に一対のフック部53aがそれぞれ設けられ、貯
蔵庫3の左右の壁面3a、3bに固定した一対の荷摺り
柱13、14の各係止孔52にそれぞれ係止されて、図
9に示すように貯蔵庫3の上部に設置される。
3、14を利用して、貯蔵庫3内に棚53を設置するこ
とができ、この棚53上に例えば野菜Y等を載置するこ
とができるため、貯蔵庫3内の玄米袋Fが少なくなっ
て、上部に空きスペースKが形成された場合等に、この
空きスペースKを有効活用し、玄米以外の他の被貯蔵物
を容易に貯蔵することが可能になる。
ている係止孔52に棚53のフック部53aを単に係止
させるだけで良く、その設置作業を容易に行うことがで
き、木や鉄製の棚を貯蔵庫3内に持ち込む必要もなくな
り、ユーザー側における低温貯蔵庫51の使い勝手を向
上させることが可能になる。
形状は図11の格子状に限らず、例えば図12に示すよ
うに、網54aを有する棚54を使用しても良い。ま
た、籠55は、図13に示すように、例えば壁面3bの
一対の荷摺り柱14の突出部17に設けた係止孔52
に、その上部両端のフック部55aをそれぞれ係止させ
ることにより、貯蔵庫3の壁面3b部分(もしくは壁面
3a部分)に設置されている。
て棚53、54等を設置しても良く、棚53、54の形
状及び荷摺り柱13〜15への取付位置等は、使用状態
に応じて適宜に変更し得るし、棚53、54等の設置
も、係止孔52とフック部53a、55aの係止に限ら
ず、例えば荷摺り柱15の突出部17の側面に突起56
(図10参照)を設け、この突起56上に棚53等を載
置する等、適宜の係止構造を採用し得る。
いては、荷摺り柱13〜15を貯蔵庫3の各壁面3a〜
3cの所定位置に固定的に配置したが、例えば図14に
示すように、荷摺り柱13〜15の配置位置を、矢印
ハ、ニの如く移動して調整し得る如く構成しても良い。
壁面3cの上下に多数の固定孔58aを有する固定板5
8を横方向にしてネジ59でそれぞれ固定し、この固定
板58の多数の固定孔58aのうち一対の固定孔58a
に、荷摺り柱15の固定部16の固定孔16aを合わせ
ネジ19により固定する。なお、左右の壁面3a、3b
についても同様に構成され得る。
様の作用効果が得られる他に、貯蔵庫3の平容積を玄米
袋Fの大きさに対応させる必要がなくなり、収容袋の大
きさに応じてその側面と対応する壁面3a〜3cの所定
位置に、荷摺り柱13〜15を必要に応じ容易に取り付
けることができて、汎用性を大幅に向上させることがで
きる等の作用効果が得られる。
13〜15を結露し難い合成樹脂によって、その長手方
向に凹部17a、18を有する如く形成したが、例えば
突出部17を中実状に形成して凹部17aをなくした
り、固定部16をなくし凹部18の底面を固定部とした
り、あるいは一対の固定部16とこの固定部16間の一
つの突出部17とで形成する等、適宜の形状を採用する
ことができる。また、荷摺り柱13〜15の材質も、合
成樹脂に限らず例えば木等の結露し難い適宜の材質を使
用することができし、折り曲げ加工した金属板を使用し
ても良い。
内に玄米が収納された30Kgの玄米袋Fを貯蔵する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
でもなく、小麦、大豆等の他の穀類あるいは野菜等が収
容された適宜の大きさの収容袋を貯蔵する場合にも適用
し得ることは言うまでもない。
明によれば、被貯蔵物の収容袋と貯蔵庫の壁面との間、
及び荷摺り柱自体に冷気の循環路を確実且つ効果的に確
保することができ、貯蔵庫内の被貯蔵物を均一に冷却す
ることができて、被貯蔵物の貯蔵庫内における良好な低
温状態での貯蔵が可能になる。同時に、荷摺り柱が玄米
袋の大きさに対応した間隔で配設されているので、玄米
が収容された玄米袋を貯蔵庫内で均一に冷却し得て、美
味しい米を何時でも食することができるとともに、荷摺
り柱の固定位置を調整できるため、各種大きさの収容袋
に容易に対応することができる等の効果を奏する。
蔵物の収容袋と貯蔵庫の壁面との間及び荷摺り柱内に冷
気の循環路を確保することができて、貯蔵庫内の被貯蔵
物を良好な低温状態で貯蔵し得ると共に、貯蔵庫内に棚
等を容易に設置することができて、貯蔵庫内の空きスペ
ースの有効活用が図れる。
を抑えることができて収容袋の濡れ等が防止される。
部分解した斜視図
開閉ドアを取り外した正面図
面図
示す概略平面図
図2と同様の正面図
す要部の斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】略箱状の筐体内部に貯蔵庫を有し、筐体の
前面開口部に開閉ドアが設けられると共に上部に冷却装
置が設けられて、貯蔵庫内に被貯蔵物を収容袋に収容し
て低温状態で貯蔵し得る低温貯蔵庫において、 前記貯蔵庫内の左右及び後部の壁面に少なくとも1本ず
つ縦方向に設けられると共に、前記収容袋の側面が当接
し得るよう当該壁面から突出する状態で設けられた荷摺
り柱と、 該荷摺り柱の長手方向に沿って形成され、前記貯蔵庫内
の冷気の循環路を形成する凹部と、 を設け、前記荷摺り柱が、玄米袋の大きさに対応した間
隔で配置されるとともに貯蔵庫内の壁面に対して位置調
整可能に設けられていることを特徴とする低温貯蔵庫。 - 【請求項2】前記荷摺り柱に棚等を設置し得る係止部を
設けたことを特徴とする、請求項1記載の低温貯蔵庫。 - 【請求項3】前記荷摺り柱が、合成樹脂によって形成さ
れていることを特徴とする、請求項1もしくは請求項2
記載の低温貯蔵庫。
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JP35203596A JP3388567B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 低温貯蔵庫 |
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JPH10170126A JPH10170126A (ja) | 1998-06-26 |
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JP35203596A Expired - Fee Related JP3388567B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 低温貯蔵庫 |
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- 1996-12-10 JP JP35203596A patent/JP3388567B2/ja not_active Expired - Fee Related
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