JP3388545B2 - 歯内の欠陥を除去する装置および挿入物またはそのような装置のための器具 - Google Patents

歯内の欠陥を除去する装置および挿入物またはそのような装置のための器具

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JP3388545B2 JP51504896A JP51504896A JP3388545B2 JP 3388545 B2 JP3388545 B2 JP 3388545B2 JP 51504896 A JP51504896 A JP 51504896A JP 51504896 A JP51504896 A JP 51504896A JP 3388545 B2 JP3388545 B2 JP 3388545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1,2または3の前文に基づく装置ま
たは器具または挿入物に関する。
材料の除去を含む機械による歯の穴の形成と、この歯
の穴の治療方法による歯の手入れ(修復)との正当性を
示す種々の理由がある。そのような対策は、審美的な理
由から、歯の一部の不満足な形状を除去してしまうもの
である。しかしながら、多くの場合に、これらの対策
は、不健康な歯を修復するため、すなわち、歯の欠陥を
除去するために行われる。前述した方法についてのさら
なる理由は、種々の理由によって不満足である歯の詰め
物(充填物)の交換である。
DE 42 09 191 A1に、振動する器具を用いて自然
な固い組織を治療する装置および方法が記載されてい
る。この既知の装置を用いて、咬合用の穴を作るため
に、表面に幾何学的に規定された鋭い縁を持つかあるい
は付着したダイアモンド粒のように幾何学的に規定され
ていない形の鋭い縁を持つ器具が用いられる。この装置
は、器具の振動する動きによって、物質を除去し、歯の
物質の作用を可能にする。この器具を用いて、内側に収
束する周囲の壁を持つ穴が作られる。この壁の横断面の
大きさは、複数の器具の横断面の大きさであり、その横
断面の形は、器具の横断面の形と実質的に異なる。その
器具は、搭載装置によってハンドピース内に離脱可能に
保持されている。この器具は、器具を受けるハンドピー
スの頭部から後部に達するスペースに流体の放出口を備
え、その放出口を介して例えば水や食塩溶液の流体の流
れが放出する。流体の流れは、治療場所にいおいて、冷
却および洗浄を目的として器具上に指向される。穴を充
填する手段および歯を治療するための手段は、この文献
に記載されていない。この既知の装置およびこの既知の
方法は、穴の準備に関する限りは、作業および時間の費
やすのみならず、穴を充填する通常の方法に関して、そ
れによって、この点で、準備作業および治療作業の実用
性、それによる必要な操作性、確実さ、耐負荷性および
治療の寿命などの要求がされる。
前述した歯の内部の治療方法は、その咬合領域のみな
らず、その側面および隣接する領域においても行われ
る。特に、隣接部における準備作業および治療は、近隣
する歯およびこのように結果として制限された近づきや
すさのために行うことが困難であり、それにより近隣す
べき歯に損傷を与える危険性がある。
実験室に用意されたインレーを用いた虫歯の穴の治療
は、集中作業であり、同様に高額である。さらに、治療
される歯は、第2の治療セッションにおいてのみ絶対的
に治療され得るので、“2倍の時間”を必要とする。治
療に伴う出費を削減するために、例えばいわゆるコンピ
ュータ制御によるインレーの機械を用いれば可能なよう
に、治療を行う場所で製造されるインレーを使用するこ
とが既に提案されている。さらに、虫歯の穴の治療のた
めに、前もって作られたインレーを用いることが既に提
案され、それによって、一の治療セッション内のみの治
療が可能であり、従って、“単一の時間”で実行でき
る。しかしながら、そのような方法を用いれば、特別な
準備および治療方法が必要となり、その治療方法は再
び、時間がかかり、複雑な操作を含み、高価である。
本発明の目的は、物質除去器具、歯充填システムおよ
びその方法を改良することである。
この目的は、請求1,2または3の特徴によって達成さ
れる。
本発明に基づく装置は、穴の準備のための振動しなが
ら作用する器具と、その穴の中に挿入可能な挿入物とを
用いる。この挿入物は、その挿入物を囲む穴の歯の壁に
よって規定される領域中で一の挿入物と他の挿入物とが
そろうものである。この方法によって、正確にそろった
穴を準備すること、および、穴と挿入物との形がそろっ
ているかについて特別な注意を向ける必要なく歯の治療
を行うことが可能になる。これには、振動しながら作用
する器具が使用されるという条件がある。この器具は、
振動のために、回転する運動とは独立しており、従っ
て、選択された形で製造されることができる。全ての
(器具の)これらの形を用いて、物質の除去を含む機械
作業によって、簡単な方法で、その器具の形に対応した
穴が生成可能である。その器具は、振動しながら、歯の
物質中に下降されればよい。それによって、穴のための
特別な形が自動的に得られる。従って、本発明によれ
ば、少なくとも穴の壁によって形成された領域内で、器
具の形および大きさに合った挿入物が用いられ、一致が
自動的に達成されることから、穴の形を挿入物の形に合
わせるための特別な手段は必要とされない。一致という
用語は、少量のあそびまたは少量のギャップを考慮し
て、挿入物の形および大きさが、器具または穴の関連す
る形および大きさに対応していることを意味すると理解
される。そのようなあそびの量は大きさの小さな差とし
て与えられ、または、このあそびの量は器具の振動する
動作によって自動的に与えられる。そのようなあそびの
量は、挿入物を穴の中に、強く押し込むことなく置くた
めに必要である。それによって、穴の壁の表面が荒れて
いるために、一定量のあそびがあると有利であることが
考慮されるべきである。さらに、あそびまたはギャップ
の量は、そのなかに、プラスチックおよび矯正または硬
化用の接着剤を置くことができ、一方ではぐらつかず、
他方では歯と挿入物との間が密封された接着であること
が保証できることが要求される。
本発明は、従って、迅速に行うことができ、簡単、容
易に操作できる治療であって、経済的のみならず、その
堅実さおよび耐久性および寿命の観点で特別な品質を有
する治療を可能とするものである。
本発明に基づく装置は、近づきにくい歯の近接領域で
の治療に特に有利である。それによって、準備の過程で
近隣する歯の表面と接触する器具の表面は、物質を除去
するための形状をしていないことから、近隣する歯の損
傷が回避される。
穴の壁の表面によって規定された領域に属しない歯の
表面およびそれに関連する挿入物は、前述した意味にお
いて、相互に適合する必要はない。そのような領域の表
面がその挿入物の側面または近隣する表面であるとき
に、これは、同様に、例えば理想的な形に予め作ること
ができる。純粋な咬合領域または側面または近隣の穴の
咬合領域内では、挿入物は、必要以上に大きく、穴の中
に付着した後に、物質の除去を含む機械系工作によって
適合される可能性がある。これは、挿入物の側面につい
ても同様に当然に真実です。本発明の範囲内では、しか
しながら、咬合用に開口した穴の縦方向の面積を必要な
面積に比べて小さくし、その穴の中に挿入物を付着した
後に、物質の蓄積(増強)手段によって、この面積を仕
上げるようにすることも可能である。例えば、そのと
き、領域を近隣または他の歯の咬合領域まで領域を拡張
したりする。
治療場所に、本発明を適用した複数の器具および複数
の型部で、それらの大きさが、一の面および/または双
方の面において、それらの断面形状および/またはそれ
らの高さおよび/またはそれらの色が異なるものを用意
することは有用である。これらの手段によって、特定の
大きさの欠陥に対して、対応する大きさの器具および関
連する挿入物を使用することが可能であることのみなら
ず、複数の作業ステップにおいて、次々と、より大きな
器具を使用して穴を作ることが可能になる。
本発明のさらなる有利な点は、作動して歯の物質中に
入った器具をつかえることなく、形成された穴から引き
抜くことがでいるように、器具の相互に対向して置かれ
た面が、その器具が前方に駆動される方向に集中するよ
うに形成されていることである。
さらに、本発明は、本発明に応じた特徴を有する器具
および挿入物にも関係している。前述された有利な点
は、その器具および挿入物の部分にも適用される。
本発明は、また、同様または対応する理由から有利で
ある歯中の欠陥を除去するための方法にも係わる。
以下、本発明および本発明によって達成され得るさら
なる有利な点が、さらに詳細に、有利な実施例および図
面を参照しながら記述される。
図1は、軸部における器具の取付けおよび操作のため
の関連するハンドピースを含む本発明に基づく器具の側
面図であり、 図1aは、その器具の作業ヘッドの上面図であり、 図1bは、作業ヘッドの透視描写であり、 図2は、その器具の変形であり、 図2aは、図2に基づく器具のさらなる変形であり、 図3は、図2の断面III−IIIであり、 図4は、器具のさらなる変形であり、 図4aは、図4に基づく器具のさらなる変形であり、 図5は、図4の断面V−Vであり、 図6は、器具のさらなる変形であり、 図6aは、図6に基づく器具のさらなる変形であり、 図7は、図6の断面V−Vであり、 図8は、図6に基づく器具の左からの側面図であり、 図9は、さらに変形された器具であり、 図9aは、図9に基づく器具のさらなる変形であり、 図10は、図9の断面X−Xであり、 図11は、図9に基づく器具の左からの側面図であり、 図12は、異なる大きさの図示された複数の作業ヘッド
と共に、上からの図中おける歯であり、 図13は、図12に基づく配置の左からの側面図であり、 図14は、改良された形状のハンドピースを持つ器具で
あり、 図14aは、改良された形状の図14に基づく器具であ
り、 図15は、図14における断面XV−XVであり、 図16は、予備準備された穴と共に、上からの図におけ
る歯であり、 図17は、穴の測定のための測定器具と共に、図16に基
づく歯であり、 図18は、側面図における図17に基づく配置、部分図で
あり、 図19は、穴中に配置された作業ヘッドと共に、上から
の図における歯であり、 図20は、変形された形状における図19に基づく配置、
側面図、部分図であり、 図21は、穴中に置かれた挿入物と共に、上からの図中
での歯であり、 図22は、図21に基づく配置の側面図、部分断面図であ
り、 図23は、複数の挿入物のためのプレスまたは型の透視
図であり、 図24は、変形形状での挿入物の透視図であり、 図25は、図24に基づく挿入物のためのプレスまたは型
の透視図であり、 図26は、近隣する挿入物および咬合用挿入物と共にあ
る歯の部分断面図であり、 図27は、変形形状で、そのなかに器具が置かれた歯お
よび穴の側面から見た部分断面図であり、 図28は、さらに変形され、その中に器具が置かれた歯
および穴の部分断面図であり、 図28aは、治療状態での図28に基づく歯であり、 図29は、さらに変形された器具の側面図であり、 図30は、図29の部分断面XXX−XXXであり、 図31は、図29の部分断面XXXI−XXXIであり、 図32は、さらに変形された器具の長手方向の断面図で
あり、 図33は、図32に基づく作業ヘッドの右からの側面図で
あり、 図34は、図33における断面XXXIV−XXXIVであり、 図35は、さらに変形された作業ヘッドを方面から拡大
して見た図であり、 図36は、図36に基づく作業ヘッドの側面図であり、 図37は、さらに変形された作業ヘッドの正面図であ
り、 図38は、図37に基づく作業ヘッドの横断面であり、 図39は、下方から見た作業ヘッドであり、 図40は、図37に基づく作業ヘッドと共に歯を上から見
た図である。
ハンドピースは、器具3を振動させ、しかもそれによ
って振動を器具3に伝達させるための振動発生器2が内
部に配設された細長い円形のグリップスリーブ管1で構
成される。ここで、振動発生器2は、好適には、離脱可
能に器具3に連結されている。また、器具3は、振動可
能にグリップスリーブ管1の前方の端部に搭載されてい
る。
グリップスリーブ管1は、その内部に、後部から前方
に向かって延びる二つの治療媒体ライン4を有してい
る。器具から離れたグリップスリーブ管1の端部に配設
された接続部5の接続ライン7を介して、これらの媒体
ライン4は、図示されていない媒体源に導くそれぞれの
接続ライン6に接続されており、これらの接続ライン
は、それと共に接続部5が接続されるしなやかな供給ホ
ース内に延びている。
接続部5は、グリップスリーブ管1に対して相対的に
回転自在で、素早く取り外せ、素早く予め作られ、高速
に動作できる継手として形成される。この高速動作継手
および器具から離れたグリップスリーブ管1の端部に
は、どの回転位置においても機能する媒体転送手段8,9
が備えられており、それによって、複数の接続ライン6
および9のうち一つの接続ライン6および9の冷却媒体
出口は、器具3に導く冷却媒体ライン25の冷却媒体供給
溝となる。
さらなる媒体ライン4として、振動発生器2に延びる
エネルギ供給ラインが備えられている。
付加的な媒体ライン4として、歯石取り器具3に導く
冷却媒体ライン25が備えられている。冷却媒体として
は、空気、水、または、空気と水を混合する手段を用い
て得られたスプレイを用いることができる。冷却媒体ラ
イン25は、凹状に形成された器具3の中で開口してお
り、治療場所に指向された冷却媒体出口開口部または作
業面に出ていく出口開口部を有している。器具3の凹型
溝は、27で示される。
接続部5には、中央案内ピン28が備えられており、円
形断面で、器具から離れたグリップスリーブ管1の端部
内に挿入されラッチされる。接続部5を内部にラッチし
た状態でもグリップスリーブ1は、ピンを案内するもの
に対して相対的に回転自在である。
詳細には、媒体転送手段は、接続ライン6に接続され
た接続溝7の出口開口部8によって、それぞれ形成さ
れ、その出口開口部はガイドピン28を囲み、グリップス
リーブ管の内壁と接しており、環状のシーリング要素29
上に配設され、グリップスリーブ管の内壁の領域内に備
えられたリング状の溝によっても形成され、出口開口部
8と連結されている。
接続部5は、少なくとも一の制御部31を有しており、
外部的に実現可能なセッテイング部30が備えられ、冷却
媒体ライン25として備えられた少なくとも媒体ライン4
と連結している。
シーリング要素29の弾力が、グリップスリーブ管1内
のガイドピン28を内部でラッチする保持力を生じる圧力
を提供するのに十分でない限りでは、ガイドピン28を軸
上の所望の挿入位置に保持する特別なラッチアレンジメ
ント39がこの目的で備えられることができる。この目的
で、ガイドピン28の外壁上に特別なラッチリング溝35が
配置され、グリップスリーブ管1の内壁には、入り込み
部36内に搭載された少なくとも一つのラッチボール37が
配置されている。それによって、ラッチボール37は、ば
ね38の効果によって、ラッチリング溝35内で、グリップ
スリーブ1の壁の内面から突き出た小さな部分と係合し
ている。この目的のために、入り込み部36は、グリップ
スリーブ1の壁の前述した内面と一列に整列した面を有
し、その面はラッチボール37の赤道面よりも小さな開口
部を有する。挿入手続きまたは引き抜き手続きにおいて
ラッチイン位置を簡単かつ俊敏に得ると共に解除するこ
とができるように、挿入手続きの間または引き抜き手続
きの間に、ラッチボール37は、バネ38の効果に抗して、
ラッチリング溝35から出される。
器具3は、シャフト41、シャフト41の前方端部に位置
する作業ヘッド42および細長いシャフト41の後方(背
面)端部に位置する接続部43で構成される。このねじの
接続によって、回転係合部45から後方に突き出た、突き
通されたピン44が備えられている。ここでは、ピン44
は、6角形状の環である。回転係合部45の後方の端部
は、円錐状に形成されている。この外側円錐面46と共
に、器具3は、接続状態のときに、ベアリングスリーブ
管48の器具側の端部て、対応するように形成された内側
円錐面47と隣接する。ここで、ベアリングスリーブ管48
は、スリーブ管に似た共鳴体15と単部または複数部にお
いて接しており、遊び無しにまたは動きのためのわずか
な遊びをもってベアリングリング49に搭載されている。
ベアリングリング49もまた、取り付け部17を形成してい
る。また、ベアリングリング49は、スリーブ管の前方端
部領域でグリップスリーブ管1に付着しており、グリッ
プスリーブ管1内の内部グリーブ管51内に位置する弾性
物質のリング手段によって形成される。それによって、
ベアリングスリーブ管48は、放射状の隙間と共に、グリ
ップスリーブ1内で、対応する貫通穴52を貫通してい
る。搭載しているスリーブ管48内では、内在する細糸状
物53を有する同軸の穴が設けられ、その穴にピン44が締
めつけられている。
シャフトは、まっすぐに、または、好適には真っ直ぐ
なグリップスリーブ1の長手方向の中心軸に傾斜して、
延びている。本形状では、シャフトは、回転ロッドであ
り、その断面の大きさは、連続的に作業ヘッド42に向か
って先細になっている。シャフトの足部領域から始め
て、シャフト41は、ハンドピース1の一方の側に向かっ
て第1の傾斜をし、次に、他方の側に曲げられて延び、
これによって、このシャフト部41aは、他方側の傾斜し
た位置内で長手方向の中心軸54から間隔aで作業ヘッド
42が位置するように、傾斜した位置内で好適には真っ直
ぐに延び、長手方向の中心軸54を越えて延びている。本
形状では、間隔aは、約5mmである。
シャフトは、回転係合要素45内の対応する穴の中に置
かれた管によって形成され、そこで接続されている。シ
ャフト41または管内で延びる凹状の溝27は、作業ヘッド
42に向かって指向された位置で、後方シャフト部41bの
領域内で広がっている。好適には、以下に記述されるよ
うに、凹状の溝27は、シャフト41を介して、作業ヘッド
42内に長手方向に広がっている。シャフト41は、好適に
は、高い張力の弾性物質から成り、好適には合金された
鋼鉄から成る。
図1a,図1bおよび図1cから理解されるように、作業ヘ
ッド42は、後方壁56a、それに対して反対側に位置する
前方壁56bと、相互に対向して置かれた2個の側壁56c、
底壁56dおよび上壁56eを有するブロックに似た本体をし
ている。ここで、上壁56eの中心では、好適にははんだ
付けまたは溶接手段によって、作業ヘッド42にシャフト
41が離脱不可状態で接続されている。作業ヘッド42の断
面の大きさは、好適には連続的に、先端から下方に向か
って細くなっている。本実施例では、フラットである周
囲の壁は、それによって、約2゜〜8゜の対応する垂線
との角度を取り囲み、特に、4゜〜6゜では、相互に対
向して置かれた壁が下方に向かって集中する。底壁56c
の縦の端部57および周囲の端部58は、好適には、丸まっ
ている。
歯の中央の咬合領域で作業ヘッド42を使用するため
に、作業ヘッド42の全ての壁面56a〜56dには、各々尖っ
たような切削端部が設けられている。この切削端部は、
対応する面全体に分散して配置され、振動駆動装置を用
いて、歯内に穴の準備を供給する。ここで、切削端部
は、幾何学的に、規定されていても、規定されていなく
てもよい。好適には、作業面56には、好適には、ダイア
モンドの長石またはセラミックスのしっかりと付着した
粒に占められており、従って研磨面となる。他にも、研
磨作用を有する面56があり、これが振動して動くと、歯
の物質が除去される。
近隣する領域用に特別に提供された作業ヘッド42を用
いて、近隣する歯に損傷が与えられず、自由なまたは近
隣する歯を支持するための支持用の面Fを形成できるよ
うに、近隣する歯の方向の面Fはなめらかに形成されて
いる。
従って、なめらかな面Fは、側部の4つの作業面56の
うちの一つとなり得る。好適には、後方の壁56aまたは
前方の壁56bは、なめらかな支持面Fを形成する。これ
は、操作性および患者の口内の治療される(後方または
前方に指向される)近接した歯の面の幾何学的な位置の
理由から、決定された。同じ理由から、後方の面56aま
たは前方の面56bが対応する垂直長手板Eと約60〜80
゜、特に約70〜75゜の鋭角wを囲むように、作業面42の
向きが変えられおよび回転されるように調整することが
有利である。
図2に基づく作業ヘッド42の形状では、同じまたは同
様な部分が同じ参照記号で示されている。作業ヘッド42
aは、シャフト41を横切り中心軸54aの長手方向に延びる
寸法bは、好適には、シャフト42を横切り中心軸54aを
横切る寸法cに比べて小さく、その結果、小さな板また
は先端のような形状をしている。この形状では、作業ヘ
ッド42aの後方の面56aは滑らかに形成され、平坦または
シリンダー部の形に丸まった−シャフト42に沿って−も
のになっている。この形状は、近接した準備には良く適
合する。この形状は、既に提供されており、寸法bは比
較的小さく、本形状では1〜2mmにすぎない。一方、寸
法cは、約1.5〜5mmであり、中心軸54aを横切ると共に
シャフト41の長手方向に延びる寸法dは、約3〜6mmで
ある。作業を開始または進める方向40は、その咬合面か
ら始まる歯の軸に略平行である。
好適には、上方の壁56eを除いて、端部領域におい
て、後方の面56aの全ての3つの残りの周囲の端部は、
末広がり面59として配置され、これは特には傾斜面また
は面取りである。正面56bの周辺の端部に達する側壁56c
および底壁56dと、他の作業面56との上は、物質除去用
の切削端部または粒子で占められている。それによっ
て、後方の壁56aと側部の壁56cまたは底部の壁56との
間、または、これらと末広がりの面59との間の変わり目
には、丸みがあってもよい。正面の壁56bは、中心軸54a
と平行であるが、下方に向かうにつれて収束的に多少傾
斜している。これらの末広がり面59は、穴Kの関連する
周辺領域内で、穴壁KWの端部において、対応する端部面
KW1を生成する。末広がりの面59の角度w1は、約30〜60
゜であり、特定的には約45゜である。
作業ヘッド42上の上壁56eの周辺端部の領域内でも、
末広がりの面59に対応する末広がりの面が配置されても
よい。それによって、この咬合領域内で、全ての4つの
壁56a,56b,56cには対応する末広がりの面が供給され
る。
図4および図5に基づく形状では、同じまたは同様の
部分には、同じ参照記号が付されている。作業ヘッド42
bは、凸状に丸められた前方および後方の作業面56fが与
えられ、これによって、この面が球部または半球部とし
て形成可能である。近隣する歯に面した正面56aは、他
方では、なめらかさの無い面Fとして形成される。その
ような形状は、特に、歯の近隣する領域において、小さ
な穴Kの準備のために好適に役立つ。作業ヘッド42bと
シャフト41との間の移行領域では、後方側に向かって凸
状のアーチ形にされた前方作業面56gを持つ先細のネッ
ク形状のシャフト移行部を備えてもよい。この前方作業
面56gは、例えば円筒形状、特には、半円筒形状または
半円錐形状をしている。そのような作業ヘッド42bは、
略西洋梨を半分にした形状している。
近隣の準備のために備えられた作業ヘッドを用いて、
近隣する歯に面した滑らかな面Fは、−シャフト41の長
手方向および/または横切る方向に見られるように−面
取りの意味で、少し窪んで丸まっていてもよい。それに
よって、この窪みの丸みは、近隣する歯に適用され、平
均値に相当して丸められている。
本発明の範囲内では、実質的に末広がりの面59のみを
持ち、末広がりの端部面KW1を既に存在する穴Kに適用
させるために役立つように作業ヘッドの輪郭を平坦にす
ることも可能である。この形の寸法をさらに小さくする
ために、特に虫歯の欠陥の最初の治療が行われる歯間の
隙間には、面取りのような最小の穴を準備することも可
能である。そのような形状は、図6〜図11に記載されて
いる。図6〜図8に基づく形状では、自由な端部で平坦
または丸まった端部正面を備えた平行な側面を持つ平坦
なストライプ形状の作業ヘッド42cが提供されている。
本形状では背面側に在る作業面56aは、円筒形状に丸め
られ、これによって、この丸みが、56iにおいて、丸め
られまたは傾斜した端部正面に変形する。この形状で
は、作業面56h,56iは、末広がりの面59を形成し、それ
によって、これらの末広がりの面59は、ストライプのよ
うなヘッド42cの傾斜した面によっても形成される。図
7に示されるように、自由面Fが面取りの意味で窪みを
形成するように曲がっているとき、この面取りの端部
は、作業ヘッド42cの自由端部の前で終わっており(図
8参照)、その結果、作業面56iの端部正面が形成され
る。
図9〜図11に基づく作業ヘッド42dの形状は、図6〜
図8に基づくものと、ストライプ片の形状が平行ではな
く、図11に示されるように卵形に形成されている点が異
なる。この作業ヘッド42dは、長手(縦)方向に曲げら
れていることから、略凸状の形をした作業面56kが与え
られる。例を示すことによって図9に示されるように、
全ての前述した実施例で、平均値に従って少し凹状に、
自由面Fを−長手方向および/または横切る方向に−曲
げることも可能である。
作業面56a〜56kは、物質を除去する切削端部または粒
があることから、研磨作用があり、例えば、ダイアモン
ド化されており、すなわち、それらにダイアモンドが付
けられている。作業面56kも、滑らかでない面として形
成されている。端部は、丸められ、研磨面ではない。
図6〜図11に示す形状で、寸法cは、幅の異なる穴K
が、相互におよび同じ作業ヘッド42c,42dと共に作用す
るように大きく、そのため、側部および穴Aの底部にお
いて、複数の末広がりの端部面KW1が同時に作用する。
寸法cが、穴Kに関係する幅よりも小さいとき、複数の
末広がりの端部面KW1に対して次々に作業を行うことが
できるように、作業ヘッド42c,42dの横方向の動きが必
要とされる。
図2〜図11に基づく全ての前述した形状において、作
業面56および自由面Fは、図1c,図2a,図4aおよび図6aに
示されるように、それぞれ反対方向を向いている。それ
ぞれの場合の配置(取り合わせ)は、近隣する穴Kが、
歯の後方または前方のいずれを向いた側に作られている
かに依存する。
作業面56〜56kは、例えば合金された鋼鉄などの耐腐
食性の物質を用いて構成され、それによって、作業面
は、ダイアモンドコーティングされて、ダイアモンド化
されている。
全ての前述した実施例では、各場合で、基本形の複数
の作業ヘッドを提供することは有利である。このとき、
複数の作業ヘッドは、寸法bおよび/またはcおよび/
またはdが、個々のステップで異なる。そのような形状
は、作業ヘッド42〜42dのそれぞれを5以上の異なる寸
法で図式で示した図12および図13によって明らかにされ
る。近隣の準備を意図した作業ヘッドを用いて、より大
きな寸法cで、複数の側面56cの相違は増大し、その結
果、箱型の穴である場合には、側面は歯の接線Tとの約
70〜90゜の角度w2を含む。ここで、側面56cは、咬合面
と略平行である。
さらに、各特定の大きさについて、単数のみならず複
数の作業ヘッドを供給することが有利である。特定的に
は、2つの作業ヘッド42〜42dうち、一の作業ヘッドは
粗い予備準備を意図されており、他の作業ヘッドは精密
な最終準備を意図されている。ダイアモンド化の場合に
は、これは、予備準備のために約60〜約80μmであり、
最終準備のために約25〜40μmである。予備準備器具の
寸法は、ダイアモンド化を採用した場合には、精密準備
器具よりもわずかに小さく−物質除去特性に依存する−
なる。予備準備によって得られた穴によって、精密準備
器具の規定された食い込み、歯の物質の精密な除去およ
び穴の再現可能な形状および寸法が実現される。
図14〜図15に基づく形状では、同じおよび同様な部分
には同じ参照記号が付されている。近隣の準備のために
用意された器具3または作業ヘッド42aと、作業領域か
ら離れた作業ヘッドの側部に位置する保護部56とが関連
付けられている。ここで、保護部56は、近隣する歯に向
かって指向された側部上にある。
本形状で、保護部65は、細いストライプ状で、好適に
は、その幅には、作業ヘッドの寸法cが適用され、近隣
する歯に向かって指向された作業ヘッド側部が実質的に
保護部65の手段によって完全に覆われている。保護部65
はグリップスリーブ管1に確固に接続され、従って、振
動動作には加わらない。保護部65は、管に似たベース部
66から、保護ストライプ片として突っ込まれている。保
護部65は、シャフト41および作動ヘッドがベース部66お
よび保護部65に接しないようにした隙間と共に少なくと
もシャフト41を部分的に囲んでいる。その近隣の寸法を
できるだけ小さく維持するために、少なくとも部分的に
打ち込むように、作業ヘッドの凹部内に保護部65を配置
することが有利である。そのような形状が、図15に示さ
れる。この作業ヘッド42eは、その長手方向に延びた三
角形または不等辺四角形の凹部67を持ち、その内部にお
いて、対応して形成された保護ストライプ65が、凹部面
からの小さな隙間(ギャップ)に延びている。
図1c,図2a,図4aおよび図6aに基づく形状に関しては既
に示したように、この形状でも、作動ヘッドおよび保護
部65の作動領域は、反対に指向された位置に配置され
る。すなわち、図1aに示すように、略180゜回転または
向きを変えられるか、他の側部に置かれる。保護部65
は、同様に、耐腐食物質、特に合金の鋼鉄によって構成
される。グリップスリーブ管1に対しての付着は、離脱
可または離脱不可の接続手段、例えばネジ接続手段また
は保持用ナット手段によって実現される。
近隣する歯の表面の損傷を防止するさらなる保護装置
として、歯の表面上の部分的な被覆またはインレーを供
給する。その物質特性は、例えば、固さや研磨が歯の物
質を損傷しないかまたは物質を修復するもので、例えば
テフロンなどのプラスチックである。
以下に、図16〜図22を参照しながら、腐蝕した欠陥お
よび/または近隣領域における歯21の予め存在する修復
の治療が記述される。歯の欠陥および/または予め存在
する修復は、穴Kの準備によって、咬合領域側から除去
される。この準備は、本場合の下顎中で上から入り込ん
だ−振動器具3−作業ヘッド42aと共に実現される。そ
れによって、駆動ヘッド42aには、少しの摩擦負荷しか
生じないことから、歯72に損傷を与える危険なく、近隣
する歯72上の自由面Fに支持される。本発明に基づく作
業ヘッド42aを用いた準備の位置において、予備準備
は、図16に示されるように、従来の回転器具73を用いて
行われる。予防措置として、可能なときには、この予備
準備は薄い近隣リマインダー壁74を除いて行われる。そ
して、この予備準備では、正確な大きさの本発明に基づ
く駆動ヘッドを用いて続いて行われる荒いまたは精密な
準備のための正確な大きさを選択するために、その幅、
長さおよび深さについて測定される。ここで、測定器具
75は、以下に示されるものが最適である。リマインダー
壁74がなしに予備が実行される場合には、近隣する歯の
表面は、薄い鋼鉄物質ストライプ片で保護され、予備準
備された穴Kの歯72に至る関連する幅が測定され、所望
の近隣安全隙間が考慮される。適切な駆動ヘッド42aを
持つ器具は、図17に図示される。遊びSの発生を考慮し
て、駆動ヘッド42aが歯71内に入ったときに、用意され
た穴Kが、その形状および大きさに関して、作業ヘッド
42aの形状および大きさと対応するように、寸法b,cおよ
びdに関して駆動ヘッド42aは予備準備よりも多少大き
くなっている。
図19および図20は、末広がりの面59が無い駆動ヘッド
42aを示しており、本実施例の場合では、作業ヘッド42
c,42dによる作業の前に行われる。精密準備を末広がり
の面59を用いてあるいは用いないで行うかは、後の治療
技術に依存する。
駆動ヘッド42〜42eは、共通供給通路25から分岐した
分路25a,25b,25cを有し、分路は、作業面で開口してお
り、振動処理で作動ヘッドおよび歯の物質を冷却し、除
去された粒子を洗い流す。
図20において、グリップスリーブ管1は、さらに、図
示されたプラグイン継手82と共に形成され、シャフト41
を挿入するためのプラグイン穴83および少なくとも継手
要素84で構成される。継手要素84は、シャフト41の継手
用凹部内に挿入して自動的に保持し、引き抜くことで自
動的に解除する。さらに、グリップスリーブ管1は、そ
の前方端部に、治療場所を照らすための照明装置を有
し、好適には、この照明装置は、グリップスリーブ管1
上または内側で長手方向に延びた光コンダクタ86の形を
している。その光存在面87は、治療場所に指向されてい
る。
もし適切に繰り返されると、穴の深さeの測定後に、
複数の有効な組立式の挿入物91のうちの一つを選択する
ときに効果的である。これらの挿入物91は、最後に使用
された作動ヘッドおよびもし適切であれば穴Kの深さe
を考慮して、歯の物質に用いられるそれぞれの固着装置
に基づいて用意される。洗浄およびもし適切であればさ
らなる従来の予備治療測定と、適切な接着物質92を穴の
壁KWに適用することが終わった後に、挿入物91は、図21
および図22に基づいて、穴内に置かれ、接着物質92によ
って従来の方法で歯71と接着される。過剰接着物質の排
出を改善するために、放出グループ管90が、挿入物91の
接合面に配置される。この放出グループ管90は、放出グ
ループ管であり、好適には、咬合領域にまで延びてい
る。
予め作られた挿入物91は、例えばガラス、石英ガラス
またはセラミックスなどの金属または複合プラスチック
または透明な物質から成る。歯の軸の長手方向に延びる
挿入物の寸法e1は、種々の理由から、異なる寸法になっ
ている。もし、挿入物91が固定して置かれ、もし歯71の
さらなる領域のためにも適切であるならば、挿入物91上
に確立される咬合が意図(予定)され、e1の量は、穴K
の深さeよりも小さい。他の点では、寸法および形状の
観点から、位置を固定する前または後に、物質の除去に
よって、置かれた挿入物91の咬合端部領域が所望の所定
の咬合状態に適合され得るように、e1の量は深さeより
も多少大きくすべきである。
穴の壁KWによって閉じた領域内で、挿入物91が調和し
て予め作られていることから、この領域における適合が
必要ない。挿入物の隣接面91aも同様に予め作られ、そ
れによって、その形状および寸法が理想的に作られる。
全ての形状で、図19および図21に図示されるように、器
具42および挿入物91は、末広がりの面59またはベアリン
グ面59aを持つことができる。
図21および図22に基づく実施例では、挿入物91は、そ
の咬合の端部に断面が特定の形および大きさの適用部93
を持ち、穴Kの深さeを越えて突き出ており、適用部が
好適には組み立て部(人工部)と一体的に形成されてい
る。その適用部93は、特定のハンドピース94と共に操作
および挿入物の作用を可能にし、その前方領域は、図22
において、長手部内に示されている。このハンドピース
94は、適用部93のために側面アダプター部96を備えた機
能アーム95をその前方端部に有する薄いロッド形状をし
ている。本形状では、アダプター部96は、適用部93のた
めの調和受け穴97とアダプター部96において適用部93ま
たは挿入物91を保持するための締めつけ要素98とによっ
て形成されている。締めつけ要素98は、一または二の反
対側に位置するヘリ、または、プラスチックまたはゴム
または硬質ゴムのような弾性物質の輪状のヘリ99によて
形成される。挿入状態で、締めつけ効果が存在するよう
に、ヘリまたはヘリ99によって規定された開口部が、断
面において、適用部93より小さいことで、締めつけ効果
が得られる。好適には、機能アープ95は、ハンドピース
94内で駆動手段によって駆動されて振動し、それによっ
て、挿入物91は、振動の伝達手段によって力強く据えつ
けられる。
さらに、機能アーム95は、その自由端部領域に、光発
生装置または光コンダクター101を持つ。これらの手段
では、半透明の物質の挿入物91を用いて、例えば、細か
い混成複合物などの光または2重固めまたは接着物質92
を固めて硬化するために、適用部93を介して光発生装置
または光コンダクタ101から、半透明の挿入物91中に直
接上方から、穴の壁KWに向かって光が指向される。
硬化後に、適用部93は、所望の適合形状を考慮して、
物質の除去と共に作業されて除去される。
本発明の範囲内では、その大きさの観点のみならず、
その色の観点から挿入物91を選択し、与えられた歯の色
に適合させるために、各大きさまたは通常の大きさにつ
いて、複数の異なる色の挿入物91を利用できるようにし
ておくことは都合がよい。
本発明の範囲内では、利用できる作業ステーション
で、挿入物91Aをモールドまたはプレスすることはさら
に都合がよい。それによって、モールドまたはプレス物
質の混合または選択を通じて、適切な色が挿入物92Aに
提供される。この目的から、図23および図24によって与
えられるように、少なくとも一または複数箇所で分割し
た継ぎ目105の領域内で、利用できる作業ヘッドの形お
よび大きさによって予め規定された形および大きさのモ
ールド室106がある2つのモールド部104と共に鋳型モー
ルド部103が備えられている。複数のモールド部104は、
例えばねじなどの適切な手段を通じて、お互い留められ
る。さらに、挿入物91Aのモールド/プレスのために、
プラスチックモールドまたはプレス物質を収容した少な
くとも一つの容器を用意する。もし適切であれば、容器
の選択手段によって、特定の色が挿入物91Aと組み合わ
されるように、異なる色のモールド/プレス物質を収容
した容器が利用可能である。ここで、このモールド/プ
レス物質は、例えば、閉じた装置/室内のネガティブモ
ールド内に圧入された後に、光および/または熱および
/または圧力によって練られる光硬化充填混合物であ
る。挿入物91Aの粒の大きさの選択した後に、作業ヘッ
ドの大きさを考慮して、モールド/プレス物質は、圧力
下で、鋳型モールド部103内の関連する室によってもた
らされた対応する大きさおよび形の選択されたモールド
室106内に蓄積される。このように形成された挿入物91A
の硬化後に、使用される作業ヘッドの大きさまたは形あ
るいは穴Kに適合され、挿入物は、関連する穴内に置か
れ、さらに作業される。
前述した方法では、前述した意味で、適用部93もま
た、関連するモールド室またはモールド室106が対応し
た形の適用部93を持つときに、形成される。
本発明の範囲内では、人工的に作られた芯107によっ
て、適用部93を形成してもよい。このとき、芯107は、
適用部93およびアンカー部108で構成され、かたづくり
の前に関連付けられたかたづくり室106内に配置され、
アンカー部108がかたづくり室106に突き出て、かたづく
り物質で囲まれて形成される。芯107を受けるために、
鋳型モールド103内に対応する凹部が与えられ、この凹
部内に、その芯が適用部93と共に位置する。
測定器具75は、相互に平行して伸びて穴Kの最も大き
な深さeよりも大きい長さをした2つの測定ピン111を
有する。特に円筒形の測定ピン111の断面の大きさは、
好適には、穴Kの可能限り小さな断面の大きさよりも小
さく、大きいおよび小さい穴の測定を行うことができ
る。測定ピン111は、それぞれ測定アーム112上に配置さ
れており、そのアームはガイド113内で相互に向かい合
う方向または離れる方向に移動可能なように案内(ガイ
ド)されている。それによって、測定ピン111は、測定
アーム112から、測定器具75の長手方向の軸114の方向
に、ガイド板E1に対して略直角に延びている。測定器具
75の縦方向の中央板E2を横切るように見ると、ガイドピ
ン112は、ガイド板E1または測定アーム112と、約70〜13
5゜、好適には約90〜110゜の角度W3を囲む。本形状で
は、ガイド113は継手115によって形成され、継手115
は、その内部で2つの測定アーム111が相互に接続さ
れ、関連する継手板によってガイド板E1を規定する。本
形状では、継手115は、測定ピン111から離れた測定アー
ム112の端部に配置されている。測定アーム111間には、
バネ116、特には圧縮バネが配置され、このバネは、測
定アーム112をそれらの端部位置、ここではそれらの広
がって−離れる端部位置にバイアスする。測定アーム11
1の相互間には、目盛り118を持つ測定装置147が配置さ
れ、これは穴の個々に測定された寸法の読み上げを可能
にする。第2の測定装置119は、一または双方の測定ピ
ン111と関連付けられている。この測定装置119もまた、
関連付けられた測定ピン111上に目盛り121を有し、図18
に図示されるように、これによって穴Kの深さeが読み
上げ可能である。好適には目盛り121との組み合わせに
よって、締めつけ部、特には締めつけリング121を、関
連付けられた測定ピン111上に配置することが可能であ
り、その配置は−穴の底に置かれた測定ピン111を用い
て−置き換え可能であり、そのため、歯71の咬合面上に
置き換えることもできる。このように、後方面または締
めつけリング122と目盛り121とを比較する手段を直接的
に用いても、また、測定ピン111の自由端部から締めつ
けリング122の隙間を測定する手段のいずれでも、深さ
eを決定することができる。
歯の内部にある歯の欠陥の第1の治療では、歯の外面
の開口は、直接的には振動器具、または、例えば振動器
具より小さく大きさに関して適合した回転ドリルを用い
た予備準備によって得られる。
図27に基づく西洋梨またはレンズ豆の形状では、図4
〜図5に基づく器具42bは、略初期の歯の欠陥を治療す
るために使用される。前述した実施例の場合のように、
器具42bは、ネック面56gがあってもなくても形成可能で
ある。虫歯の長手方向または横切る方向の卵形の拡張
を、頬または舌または咬合側から歯71の外面近くまです
るこで、比較的小さな穴K3が作業ヘッド42bを用いて形
成可能である。これによって、もし適切であれば、より
小さな回転器具を用いて予備作業が行われる。作業ヘッ
ド42bは、埋め込まれて、近隣する歯のエナメル欠陥に
よって案内される。側面の研磨性は、物質の除去には十
分である。近隣する歯72の損傷は、自由面Fによって回
避される。最初に、歯の外面上の作業ヘッド42bのイメ
ージが生じる。虫歯の脱灰領域がさらに側面方向に広が
ると、脱灰領域は、作業ヘッド42bの水平方向に埋め込
まれるか、反時計方向(矢印に示すように)に旋回する
ことで、準備作業にに含まれる。これによって、図示さ
れる穴K4が導かれる。その後、作動ヘッド42bは、穴K3
に引き戻され、外側に移動する。この手段によって、咬
合開口部は、最小限に縮小される。穴の治療は、それ自
体知られた方向で実現される。
図28および図28aに基づく形状では、同じまたは同様
の部分または要素は、同じ符号を付して与えられる。特
に初期の近隣する虫歯の欠陥の修繕は、咬合または側面
または舌またはほおの穴K5を介して行われる。その結
果、虫歯の影響がない近隣の歯の面の領域内で、歯のエ
ナメルの破壊が可能な限り避けられる。この方法は、治
療される歯71が既に咬合、舌または頬の準備を受けてい
るときに特に適しており、その結果、穴K5が既に存在す
るか、もし開放するために適用可能であれば、この穴K6
のために利用可能である。
この形状では、器具3は、角度型またはZ型で形成さ
れ、それによって、作業ヘッドは、角度またはZ型の自
由端周縁部によって形成される。作業ヘッド42の断面形
状は、縦方向または水平方向において、円形または卵形
になる。シャフト41と作業ヘッド42とで囲まれた角度w5
は、好適には、少し鈍角であり、約90゜と約110゜との
間である。作業ヘッド42の断面寸法gは、約0.8〜2mmで
ある。小さな穴K6に関しては、断面寸法gは、約0.8〜
1.2mmである。これと比べて、シャフト41の断面寸法g1
は、特定的には断面が円形であり、略同じか多少小さく
すべきである。作業ヘッド42の長さhは、約1〜3mmで
あり、好適には、1.5〜2mmである。シャフト部41aの長
さh1は、近隣の欠陥がより深い領域でさえ至るほど大き
く、その結果、一または同じ器具3が、異なる深さに位
置する歯の欠陥のために使用されることができる。好適
には、長さh1は、約5〜10mmである。シャフト部41aと4
1bとの鈍角は、図1〜図4aに基づく形状に対応し、好適
には、約90〜120゜である。作業ヘッド42の断面の大き
さは、穴K6から内側方向に引き抜くことをより簡単にす
るために、その自由端に向かって少し収束している。し
かしながら、穴K6の断面の大きさは、好適には、さらに
大きく、作業ヘッド2の前述した収束した形が絶対的に
必要というわけではない。作業ヘッドは、その側面およ
び端部面に摩擦性がある。
穴K5の断面の深さおよび大きさは、器具3の位置で、
器具3を簡単に作業ヘッド42に導くことができる程度の
大きさであるべきである。
図28aは、治療された欠陥を示しており、それによっ
て、穴K5およびK6は、充填されることができ、そして、
同じ物質または異なる物質を用いて治療される。充填す
るために、例えば、混合物および混合熱プラスチックの
ような、プラスチック形状で適用される媒体粘土の物質
が適切である。例えば、従来の回転ドリル手段によって
先の開口を行った後に、図1〜図1bに示すように、断面
が角を持つか円形の作業ヘッド42によって大きな穴K5に
作用することが可能である。また、穴K5に挿入物91を与
えることも有利である。この挿入物91の断面の形状およ
び大きさは、本発明について言えば、作業ヘッド42の断
面の形状および大きさに適用される(例えば図1aおよび
図1bを参照)。
前述した器具は、歯または歯根でのパラドンタル骨の
萎縮が発生したり、部分的または完全に開いた分岐、汚
染、および、歯石およびバクテリア感染の根源の発生を
含む分岐の問題を除去するために特に有効に用いること
ができる。そのような分岐の問題は、本発明に基づく器
具3によって特に良く除去可能である。すなわち、器具
3によって、例えば近隣する分岐領域または複数の根源
を持つ歯の分岐領域内のように、近隣の面を治療されず
に残さなければならない場合に、自由面Fを持つ器具3
が用いられることができる。
図29〜図36は、分岐の問題の除去に有利で適切な器具
形状を示す。
図29〜図31に基づく形状は、図示されたホルダとハン
ドピースの駆動部111との接続のために接続部で構成さ
れ、それによって、駆動部111は、器具3の長手方向に
おいて振動して駆動される。ここでは、振動源2によっ
て発生される短い振動が含まれ、また、根管治療または
そのようなものに用いられるやすり器具用のハンドピー
スに関する場合のように、さらに長いあちらこちらへの
運動が含まれていてもよい。
本形状では、接続部は、スリット113によって長手方
向に切れ目が入れられた小さな管114の形状をしたスリ
ーブ管のような締めつけ留め金手段によって形成され
る。この接続部は、締めつけ力によって、対応する断面
形状、好適には円筒形状の駆動部の上に差し込まれ、そ
こで保持される。締めつけ留め金112からは、平坦シャ
フト115が、前方に、真っ直ぐまたは横方向に延び、作
業ヘッド116の自由端部上に達している。シャフト115
は、弾力性があり、横方向に曲げることができる。好適
には、1片のブランク(半加工品)から打ち抜かれ、曲
げられて形成され、それによって、締めつけ留め金117
は曲げられ、好適には、締めつけ留め金112の締めつけ
留め金アームが曲げられた方向の側に向かって、作業ヘ
ッド116が深く引きつけられている。器具3は、好適に
は、硬質の金属で構成され、特には、合金鋼鉄で構成さ
れる。
作業ヘッドの凸状の外面117は、既に記述したよう
に、特定的には、点のような複数の切削端部で与えられ
る。この切削端部は、分散して配置され、好適にはダイ
アモンド、長石またはセラミックスなど、好適には硬質
の粘着粒によって構成される。その結果、作業ヘッド11
6はその作業面117に研磨性があり、物質の除去を確実に
する。
凸状作業ヘッド116のヘッド面117aおよび側面117b
は、対応して摩擦性が形成される。また、前方および後
方の端部面117cが、対応して摩擦性が形成可能である。
ヘッド面117aは、変わり目において、他の残りの作業面
部内に曲げられている。作業ヘッド116の断面形状が、
それによって平坦に丸められているか、または、半球状
に丸められている。接続部から突き出た器具3の長さi
は、約10〜30mmにでき、特には約15〜20mmにできる。
図32〜図33に基づく形状では、作業ヘッド116は、横
断して延びる作業端部118を−好適には、その後方端部
領域に−持つ。作業端部118は、ヘッド面117aの領域内
または側面117bの領域内でのみ広がり、踏み端部とな
り、作業ヘッド42の材質によって構成され、前述した摩
擦性物質を塗って形成される。
作業ヘッド42の長さkは、その作業面がダイアモンド
化されており、約1.5〜5mmであり、好適には約2.5mmで
ある。これは、幅mに対しても適応され、本実施例では
約2mmである。作業ヘッド42の平坦な形状では、厚みn
は、約0.5〜2mmであり、好適には約0.75mmである。作業
ヘッド116が、比較的シャフト115の側にオフセットされ
ている限りにおいて、オフセットoの量は、約0.5〜3mm
になり、特に約0.75〜1mmである。
図35および図36に基づく形状では、同じまたは同様の
部分は、同じ符号で指定されている。駆動ヘッド116
は、その側面作業面に、少なくとも一つの横切って延び
るくびれ部112を持ち、そのくびれ面121aは丸まってい
る。この丸まりの半径rは、好適には、作業が行われる
歯の形状の半径よりも多少大きい。これらの手段によっ
て、歯面の摩擦治療は、特に、先が分かれた歯根の領域
では、実質的に簡単化される。これは、丸みの前後にあ
る歯面部に良く達することができ、これらの面領域に達
するために、器具3をより少なく動かせばよいためであ
る。図35から理解されるように、作業面117上を見た方
向では、その作業ヘッド116のヘッド端部は丸まってお
り、好適には半球状に丸まっており、それによって、こ
の丸みがくびれ121に変形される。さらに、くびれから
軸のスペースにおいて、作業ヘッド116の開始領域内
に、シャフト115の方向に指向された断面先細形状をし
た“半”くびれ121aがある。この作業ヘッド116は、そ
の断面において、図32〜図34に基づくように平坦または
丸まって形成され、特に、平坦な裏側または完全に丸ま
った部分を持つ半まるみ、特には円形に丸められてい
る。それによって、図36に見られるように、裏側は、非
摩擦性のなめらかな自由面Fでもよいし、前述した意味
で、他のヘッドおよび側面117a,117bと同様に、摩擦性
であってもよい。図36と同様に示されるように、本形状
では、ヘッド長手(縦)面117aと反対側にある裏面122
は、波のような蛇形またはS形であり、それによって、
さらに2つの片側のくびれ121b,121cがくびれ121に対し
て軸方向にオフセットして形成される。その結果、くび
れ121は、裏面122において、丸まった突出部と反対側に
位置する。これらのくびれ121b,121cの丸まった面123お
よびそれらの間の丸まった突出部は、くびれ121の半径
rと同じかまたは好適には多少大きな半径を持ってい
る。それによって、−摩擦性の裏面122を用いて−、ヘ
ッド長手面117aまたは裏面112を選択的に使用すること
で、断面が異なる大きさの歯に対しても適応が可能にな
る。
この作業ヘッド116の摩擦作業面は、好適にはダイア
モンド化されている。ダイアモンド化は、40、15、2〜
4μmである。
図37〜図39に示される器具3の作業ヘッド42の形状
は、図2,図2aおよび図3に基づく形状のさらなる展開で
あり、それによって、同じまたは同様の部分は、同じ参
照符号を用いて与えられる。この形状は、以下に詳細に
おいて、前述したものとは異なる。
第1に、作業ヘッド42は、簡単に示すために、−その
実際の口内における位置に比べて−反時計方向に多少傾
けられた位置に示されている。これは、縦方向を示すた
めのVによって指示された中央線によってさらに明らか
にされ、治療される歯71の理論的に縦方向の中心軸に平
行に延びる。現実の位置では、自由面Fは、歯科医がど
のように作業ヘッド42を位置させるかに応じて、略縦方
向に位置する。
第1の相違点は、作業ヘッド42が、−上方からの図ま
たは図39に基づく下方からの図に示されるように−歯71
の周囲の形状に略適合するように、曲げられていること
である。これによって、凹状に曲げられた正面56bが提
供される。これは、曲げを伴い存在する全ての3つの側
(側面および下部)における末広がりの面59によって隣
合う側面56cに変形する。その末広がり面部56aは、穴K
のこの端面部が歯の外面のひずみ対して略適応するよう
に、底面56dから始まり、対応して曲げられて伸びてい
る。その裏面56aは、原則として対応して曲げられてい
る。本形状では、裏面56aは、作業ヘッドの全ての高さ
にわたって作業ヘッド42(図38を参照)の中央領域に伸
びる平坦裏面部56a1を有し、しかし、側面領域では、図
39から理解可能なように、一部の領域のみにしか延びて
いない−これは、裏面56aのひずみのためである−。正
面または作業面57bの凹状のひずみを通じて、用意され
た歯71から少ないほうの歯の物質が取り除かれ、歯の安
定性に貢献する。
さらなる相違は、少なくとも作業ヘッド42の下方側に
おいて、狭い段125が多少下方または横方向に突き出て
おり、ここでは、末広がり面59の端部位置で約0.2〜05m
の量pだけ突き出ている。段125の厚みgは、約0.1〜0.
4mm、好適には約0.2mmである。
作業ヘッド42は、インレーまたは挿入物91(例えば図
21を参照)用の穴Kと、図40に基づく歯の最高部用の穴
Kに入り込みまたは最終作業(できるだけ、ドリル器具
を回転させる初期作業の後に)との双方のために、入り
込む−もし適切であれば、ドリル器具を回転させる以前
の初期作業の後に−ことが適切になっている。歯の最高
部の提供の場合には、段125が、歯茎の段126を形成する
ように、穴に作用することは有効である。インレーまた
は挿入物91のための穴Kの調整(準備)の場合には、こ
れは、歯茎の段126と共にまたは無しに実行される。
駆動ヘッド42または穴Kの幅sは、歯の欠陥の対応す
る幅に応じて決定される。幅sが大きいほど、例えば、
ひずみの領域が大きいほど、横の末広がり面59によって
囲まれた角度w6も大きくなる。広い作業ヘッド42または
穴Kを用いて、例えば、臼歯領域において、角度w6は
(角度w1の大きさに依存して)、90゜およびそれ以上に
なる。通常の治療のための適切な作業ヘッドを利用可能
にするために、異なる幅sの複数の作業ヘッド42を供給
して保存しておくことは有効である。これは、同様に、
決定されたまたは順に提供された、それらの幅およびそ
れらの長さe1の観点から、関連するインレーまたは挿入
物91にも対応して適用される。また、それは、全ての他
の前述した作業ヘッド42の形状にも適用される。
作業ヘッド42の末広がりは、約2〜8゜、特には4〜
6゜だけ、その自由端部に向かって指向され、図37〜図
39に基づく形状の場合には、角度w7によって明らかにさ
れる。また、この形状では、作業ヘッド42内で、正面56
bで開口している冷却溝27または作業ヘッド部で開口し
ている冷却溝の支流が与えられることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 3/03 A61C 5/02

Claims (62)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(42)
    とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(41)と
    を有し、器具の振動によって歯(71)内に穴(K)を作
    る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッド(42)は、ブロック状の本体を有し、当
    該本体の一方の端部が前記シャフトの一方の端部に取り
    付けられており、 前記本体の一部分が、前記歯(71)内に作られる穴の形
    状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を除去する
    ように当該一部分の側面に沿って位置する摩擦面であっ
    て前記シャフトの側面方向に突出した第1の摩擦作業面
    と、前記作業ヘッドの前記一方の端部と反対の端部に位
    置する第2の摩擦作業面と、当該一部分の側面に沿って
    前記第1の摩擦作業面と反対側に位置し、前記振動によ
    って対向する歯の物質を除去しないように構成された滑
    らかな面とを有する 物質除去器具。
  2. 【請求項2】前記本体は、プレート、または、その中心
    軸に長手方向に突き出た形状をしている 請求項1に記載の物質除去器具。
  3. 【請求項3】前記滑らかな面は、前記プレートの長幅の
    側面上に位置する 請求項2に記載の物質除去器具。
  4. 【請求項4】前記滑らかな面と反対側に位置する前記摩
    擦作業面は、平坦面である 請求項1に記載の物質除去器具。
  5. 【請求項5】前記本体は、前記穴に端部面を形成する末
    広がり面を有する 請求項1に記載の物質除去器具。
  6. 【請求項6】前記末広がり面は、傾斜面または面取りで
    ある 請求項5に記載の物質除去器具。
  7. 【請求項7】前記本体の断面は、自由端に向かって連続
    的に細かくなっている 請求項1に記載の物質除去器具。
  8. 【請求項8】前記本体は、楕円形状をしており、 前記滑らかな面は、平坦面である 請求項1に記載の物質除去器具。
  9. 【請求項9】前記滑らかな面は、前記シャフトの長手方
    向および/または横切る方向に、窪んで丸まっている 請求項1に記載の物質除去器具。
  10. 【請求項10】前記シャフトは、グリップスリーブの長
    手方向の中心軸に対して傾斜して延び、ハンドピースの
    一方の側に向かって第1の傾斜をし、続いて、他方の側
    に曲げられて延びている 請求項1に記載の物質除去器具。
  11. 【請求項11】前記本体は、前記シャフトの長手方向の
    中心軸に対して傾斜して広がっている 請求項1に記載の物質除去器具。
  12. 【請求項12】前記シャフトは、その一端に、前記ハン
    ドピースと接続される接続部を有する 請求項10に記載の物質除去器具。
  13. 【請求項13】前記接続部は、ネジである 請求項12に記載の物質除去器具。
  14. 【請求項14】流体供給溝(27)を有し、当該流体供給
    溝が、作業面(56)に達する複数の溝分路(27a,27b,27
    c)に分岐している 請求項1に記載の物質除去器具。
  15. 【請求項15】前記シャフトは、チューブ形状を有して
    いる 請求項1に記載の物質除去器具。
  16. 【請求項16】前記シャフトは、前記流体供給溝を有す
    る 請求項15に記載の物質除去器具。
  17. 【請求項17】前記シャフトの前記本体側の部分に、前
    記流体供給溝の出口を有する 請求項16に記載の物質除去器具。
  18. 【請求項18】前記流体供給溝は、前記本体内で軸方向
    に延びている 請求項17に記載の物質除去器具。
  19. 【請求項19】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(4
    2)とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(4
    1)とを有し、器具の振動によって歯(71)内に穴
    (K)を作る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯(71)内に作られ
    る穴の形状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を
    除去する摩擦作業面と、前記振動によって対向する歯の
    物質を除去しないように構成された滑らかな面とを有
    し、 前記本体は、プレート、または、その中心軸に長手方向
    に突き出た形状を有している 物質除去器具。
  20. 【請求項20】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(4
    2)とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(4
    1)とを有し、器具の振動によって歯(71)内に穴
    (K)を作る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯(71)内に作られ
    る穴の形状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を
    除去する摩擦作業面と、前記振動によって対向する歯の
    物質を除去しないように構成された滑らかな面とを有
    し、 前記本体が、歯の穴に末広がりの縁を形成するための末
    広がりの作業面を有し、 前記作業面は、傾斜して前記滑らかな面に達し、前記滑
    らかな面を規定する当該作業面の部分の末広がり形状を
    有している 物質除去器具。
  21. 【請求項21】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(4
    2)とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(4
    1)とを有し、器具の振動によって歯(71)内に穴
    (K)を作る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯(71)内に作られ
    る穴の形状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を
    除去する摩擦作業面と、前記振動によって対向する歯の
    物質を除去しないように構成された滑らかな面とを有
    し、 前記作業面が、球状または半球状を有している 物質除去器具。
  22. 【請求項22】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(4
    2)とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(4
    1)とを有し、器具の振動によって歯(71)内に穴
    (K)を作る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯(71)内に作られ
    る穴の形状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を
    除去する摩擦作業面と、前記振動によって対向する歯の
    物質を除去しないように構成された滑らかな面とを有
    し、 前記本体は、その自由端が平坦または丸まっており、そ
    の側面が平行かつ平坦なストライプ形状を有している 物質除去器具。
  23. 【請求項23】前記作業面は、円筒形状に丸められてい
    る 請求項22に記載の物質除去器具。
  24. 【請求項24】摩擦作業面(56)を持つ作業ヘッド(4
    2)とその作業ヘッド(42)に接続されたシャフト(4
    1)とを有し、器具の振動によって歯(71)内に穴
    (K)を作る物質除去器具(3)において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯(71)内に作られ
    る穴の形状に対応した形状を有し、振動中に歯の物質を
    除去する摩擦作業面と、前記振動によって対向する歯の
    物質を除去しないように構成された滑らかな面とを有
    し、 前記シャフト(41)が、その自由端にあるシャフト底部
    に対して、側部から外側に曲げられ、その自由端の面が
    ハンドピースに向けられているか、あるいは当該ハンド
    ピースの反対側に向けられている 物質除去器具。
  25. 【請求項25】摩擦作業面を持つ作業ヘッドとその作業
    ヘッドに接続されたシャフトとを有し、器具の振動によ
    って歯内に穴を作る物質除去器具において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯内に作られる穴の
    形状に対応した形状を有し、前記穴に末広がりの縁面を
    形成する、平坦の第1の摩擦性作業面と、当該第1の摩
    擦性作業面に達する1組の第2の摩擦性作業面とを有す
    る 物質除去器具。
  26. 【請求項26】前記第2の摩擦性作業面は、作業方向に
    沿って収束している 請求項25に記載の物質除去器具。
  27. 【請求項27】前記第1および第2の摩擦性作業面は、
    平坦面である 請求項26に記載の物質除去器具。
  28. 【請求項28】相互に異なる断面寸法および/または形
    状を有する複数の前記工具を有する 請求項25に記載の物質除去器具。
  29. 【請求項29】幅の異なる複数の前記工具を有する 請求項28に記載の物質除去器具。
  30. 【請求項30】摩擦作業面を持つ作業ヘッドとその作業
    ヘッドに接続されたシャフトとを有し、器具の振動によ
    って歯内に穴を作る物質除去器具において、 前記作業ヘッドの本体の一部分が、歯内に作られる穴の
    形状に対応した形状を有し、前記一部分が凹状にアーチ
    が形成された摩擦性作業面を有する 物質除去器具。
  31. 【請求項31】前記摩擦性作業面と反対側の作業面が滑
    らかな面である 請求項30に記載の物質除去器具。
  32. 【請求項32】前記摩擦性作業面は、前記シャフトの当
    該器具が接続された端部と反対側の端部に向けて、ある
    いは当該端部から離れるように指向されてい 請求項31に記載の物質除去器具。
  33. 【請求項33】前記摩擦性行面に達するさらなる面を有
    し、当該さらなる面が、滑らかな面に達し、前記滑らか
    な面の境界を規定し、末広がり形状を有している 請求項31に記載の物質除去器具。
  34. 【請求項34】前記本体が、歯の穴に末広がりの縁を形
    成するための末広がりの作業面を有する 請求項30に記載の物質除去器具。
  35. 【請求項35】前記末広がり面は、傾斜面または面取り
    である 請求項34に記載の物質除去器具。
  36. 【請求項36】歯内で歯の壁に隣接して位置する前記工
    具の作業面は、前記作業ヘッドの本体の自由端に向かっ
    て連続的に細くなっている 請求項30に記載の物質除去器具。
  37. 【請求項37】平坦な作業面をさらに有する 請求項37に記載の物質除去器具。
  38. 【請求項38】相互に異なる断面寸法および/または形
    状を有する複数の前記工具を有する 請求項30に記載の物質除去器具。
  39. 【請求項39】前記シャフトは、前記作業ヘッドの本体
    が前記シャフトの長手方向の中心軸の方向に対して45度
    に傾斜して保持されるように曲げられている 請求項30に記載の物質除去器具。
  40. 【請求項40】作業方向に指向された前記作業面の外縁
    上、または、前記側面の作業面の外縁上に突出部を有す
    る 請求項30に記載の物質除去器具。
  41. 【請求項41】幅の異なる複数の前記工具を有する 請求項30に記載の物質除去器具。
  42. 【請求項42】前記シャフトは、前記作業ヘッドの本体
    と反対側の端部において、長手方向の中心軸に対して外
    側に曲げられている 請求項30に記載の物質除去器具。
  43. 【請求項43】前記作業ヘッドの本体は、プレートであ
    る 請求項30に記載の物質除去器具。
  44. 【請求項44】前記プレートは、広幅の側面と、狭幅の
    側面とを有し、前記広幅の側面が前記凹状に形成されて
    いる 請求項30に記載の物質除去器具。
  45. 【請求項45】前記狭幅の側面は、末広がりの作業面で
    ある 請求項44に記載の物質除去器具。
  46. 【請求項46】前記シャフトは、その一端に、前記ハン
    ドピースと接続される接続部を有する 請求項30に記載の物質除去器具。
  47. 【請求項47】流体供給溝を有し、その流体供給溝が、
    前記作業面に達する複数の溝分路に分岐している 請求項30に記載の物質除去器具。
  48. 【請求項48】前記シャフトは、チューブ形状を有して
    いる 請求項30に記載の物質除去器具。
  49. 【請求項49】前記シャフトは、前記流体供給溝を有す
    る 請求項48に記載の物質除去器具。
  50. 【請求項50】前記シャフトの前記作業ヘッドの本体側
    の部分に、前記流体供給溝の出口を有する 請求項49に記載の物質除去器具。
  51. 【請求項51】摩擦作業面を持つ作業ヘッドとその作業
    ヘッドに接続されたシャフトとを有し、器具の振動によ
    って歯内に穴を作る物質除去器具において、 前記作業ヘッドの本体に隣接する前記シャフトの部分が
    z型を有している 物質除去器具。
  52. 【請求項52】前記作業ヘッドの本体は、円または楕円
    の断面形状を有する 請求項51に記載の物質除去器具。
  53. 【請求項53】歯の側面に達する穴を用意して充填する
    歯充填システムであって、 自由端が摩擦性の正面および側面を有し、前記側面が前
    記正面から末広がりで形成されており、当該振動工具の
    断面寸法および形に対応した穴を前記歯に形成するよう
    に、前記歯の側面に対して振動させる振動工具と、 前記形成された穴内に充填され、接着物によって当該穴
    内に固定され、前記振動工具の断面寸法および形に適合
    して予め作られた挿入物と を有する歯充填システム。
  54. 【請求項54】前記歯の穴の壁に隣接する前記挿入物の
    側面は、前記振動工具の前記正面に向かう方向で収束す
    るように形成されている 請求項53載の歯充填システム。
  55. 【請求項55】前記挿入物の側面は、前記振動工具の正
    面に向かう方向で真っ直ぐに延びる平坦面である 請求項53載の歯充填システム。
  56. 【請求項56】前記挿入物は、その断面形状の寸法が異
    なる複数の挿入物のうちの一つである 請求項53載の歯充填システム。
  57. 【請求項57】前記挿入物は、金属、プラスチック、組
    成物、光透過性物質およびガラスセグメントでそれぞれ
    構成された複数の挿入物のうちの一つである 請求項53載の歯充填システム。
  58. 【請求項58】前記挿入物は、隣接する歯、咬合、切
    縁、頬、舌に適合した複数の挿入物のうちの一つである 請求項53載の歯充填システム。
  59. 【請求項59】前記挿入物は、咬合部分に対しての適合
    部分を有する 請求項53載の歯充填システム。
  60. 【請求項60】前記挿入物は、異なる幅を有する複数の
    挿入物のうちの一つである 請求項53載の歯充填システム。
  61. 【請求項61】前記工具の摩擦性の側面は、作業方向に
    おいて収束していた形状を有している 請求項53載の歯充填システム。
  62. 【請求項62】前記挿入物の側面は、前記工具の正面に
    向かう方向で収束している 請求項53載の歯充填システム。
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