JP3388529B2 - 適応アンテナ装置 - Google Patents

適応アンテナ装置

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JP3388529B2
JP3388529B2 JP24548696A JP24548696A JP3388529B2 JP 3388529 B2 JP3388529 B2 JP 3388529B2 JP 24548696 A JP24548696 A JP 24548696A JP 24548696 A JP24548696 A JP 24548696A JP 3388529 B2 JP3388529 B2 JP 3388529B2
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adaptive antenna
antenna device
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泰司 鷹取
一浩 上原
憲一 鹿子嶋
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  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システム用
アンテナの指向性制御と波形等化に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のN行M列の素子アンテナが
配置されたアレーアンテナを用いた適応アンテナ装置を
示す。
【0003】複数のN行M列の素子アンテナ2111〜
21NM、該素子アンテナの出力に複素重みを課す重み
付け手段2211〜22NM、該重み付け手段2211
〜22NMの重みを制御する重み制御装置23、基準信
号発生装置24、前記複数の素子アンテナ2111〜2
1NMの出力に複素重み付けをされた信号を合成するた
めの合成器25から構成される適応アンテナ装置であ
る。
【0004】図3に従来のN行M列の素子アンテナが配
置されたアレーアンテナを用い、制御を簡略化した適応
アンテナ装置を示す。(田中、三浦、唐沢、“BSCM
Aアダプティブアレーの干渉波抑圧実験”、電子情報通
信学会技術研究報告、1996年2月26日 Vol.
95 No.535 PP.49−54)
【0005】複数の素子アンテナ3111〜31NM、
各素子アンテナに接続されたA/Dコンバータ3211
〜32NM、各A/Dコンバータ3211〜32NMの
出力からFFT演算により複数のビームを形成するFF
Tマルチビーム形成手段33、形成されたビームのうち
重み付けを行うビームを選択するビーム選択手段34、
選択されたビームを制御する適応ビーム制御手段35か
ら構成される適応アンテナ装置において、ビーム選択手
段34において、設定した閾値をこえたビームを選択す
ることにより、制御を簡略化した適応アンテナ装置であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の適応アンテナ装
置では、N行M列の素子アンテナが配置されたアレーア
ンテナで構成すると、制御する重み付け手段の数がN×
M個となり、制御が複雑になるという欠点があった。
【0007】また従来の簡略化では、例えば屋内伝搬環
境ではレベルの高い遅延波、或いは干渉波が様々な角度
から到来するため、十分な伝送品質が得られないという
欠点があった。
【0008】本発明は制御が単純で、かつ、十分な伝送
品質を与える適応アンテナ装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】屋内伝搬環境での水平方
向の到来波分布は、高さを変えてもほとんど変化しな
い。そこで、N行M列の素子アンテナが配置されたアレ
ーアンテナを用いた適応アンテナ装置において、同一列
上に配置された上記N個の素子アンテナに接続された上
記第一の重み付け手段の重みの値を共通として重み制御
を簡略化した適応アンテナ装置を用いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0011】図1は、第一の実施形態を示す図であり、
同一列上に配置された上記N個の素子アンテナに接続さ
れた上記第一の重み付け手段の重みの値を共通とする構
成である。
【0012】符号1111〜11NMは、素子アンテナ
であり、例えば平面アレーアンテナ、或いは円柱アレー
アンテナ等により構成される。
【0013】符号1211〜12NMは素子アンテナ1
111〜11NMの出力に複素重みを課す第一の重み付
け手段であり、例えばアンプと位相器の組み合わせ、或
いは各素子アンテナの受信波形をA/D変換した後ディ
ジタル信号処理により演算すること等で実現される。
【0014】符号131〜13Nは同一行M個の第一の
重み付け手段1211〜12NMの出力を合成する第一
の合成器であり、アナログ或いはディジタル信号処理に
より実現される。
【0015】符号141〜14Nは第一の合成器131
〜13Nの出力に複素重みを課す第二の重み付け手段で
あり、例えばアンプと位相器の組み合わせ、或は位相器
のみ、或いは各素子アンテナの受信波形をA/D変換し
た後ディジタル信号処理により演算すること等で実現さ
れる。
【0016】符号15はN個の第二の重み付け手段14
1〜14Nの出力を合成し、適応アンテナ装置の出力と
する第二の合成器であり、アナログ或いはディジタル信
号処理により実現される。
【0017】符号16は基準信号発生装置であり既知の
トレーニング信号或いは、復調後の信号から基準信号を
生成する。
【0018】符号17は、素子アンテナ1111〜11
NMの出力、基準信号発生装置16の出力から、第一の
重み付け手段1211〜12NM及び第二の重み付け手
段141〜14Nの重みの値を決定する重み制御装置で
ある。ここで、第一の重み付け手段のうち、同一列上に
ある重み付け手段の重みの値は等しくする。
【0019】重み制御装置17では、例えば、まず基準
信号と、最大の受信レベルの素子アンテナを含む行の素
子アンテナの出力M個、或いは同一列に並んだN個の素
子アンテナの出力の平均をとったものM個を用いてM個
の第一の重み付け手段1211〜12NMの重みの値を
算出し、その後にN個の第二の重み付け手段141〜1
4Nの重みの値を算出する。
【0020】この際には、第一及び第二の重みの値は各
々独立して、例えばLMS(Least Mean S
quare)アルゴリズム、CMA(Constant
Modulus Algorithm)、RLS(R
ecursive Least Squares)アル
ゴリズム、SMI(Sample Matrix In
version)アルゴリズム、方向拘束型アルゴリズ
ム等により各重みの値は算出される。
【0021】或いは、まず基準信号と適応アンテナ装置
の出力との差から誤差信号を求め、誤差信号が最小にな
るように、第一の重み付け手段1211〜12NM及び
第二の重み付け手段141〜14Nの重みの値を例えば
LMSアルゴリズム、CMAアルゴリズム等を用い、最
急降下法等により更新する。
【0022】このように適応アンテナ装置を構成し制御
することにより、レベルの高い遅延波、或いは干渉波が
様々な角度から到来する環境においても良好な通信品質
を保ちながら、重みの値を算出する演算量を削減するこ
とが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明の適応アンテナ装置では、同一列
上に配置されたN個の素子アンテナに接続された第一の
重み付け手段の重みの値を共通とすることにより、重み
制御装置で演算を行う重みの値はN+M個に削減され
る。このため、重みの値を算出する演算量を削減するこ
とが可能となる。
【0024】本発明において、希望波の方向にビームの
指向方向を向け、遅延波の方向にヌルを向けることで、
遅延波の影響を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す図である。
【図2】従来の適応アンテナ装置の一例を示す図であ
る。
【図3】従来の制御対象を削減する適応アンテナ装置の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1111〜11NM 素子アンテナ 1211〜12NM 第一の重み付け手段 131〜13N 第一の合成器 141〜14N 第二の重み付け手段 15 第二の合成器 16 基準信号発生装置 17 重み制御装置 2111〜21NM 素子アンテナ 2211〜22NM 重み付け手段 23 重み制御装置 24 基準信号発生装置 25 合成器 3111〜31NM 素子アンテナ 3211〜32NM A/Dコンバータ 33 FFTマルチビーム形成手段 34 ビーム選択手段 35 適応ビーム制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−85906(JP,A) 特開 平3−34706(JP,A) 特開 平4−54708(JP,A) 特開 平6−237120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 21/06 H01Q 21/08 H01Q 3/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子アンテナをM行N列に配置したアレ
    ーアンテナと、 前記素子アンテナの各出力に複素重みを課す重み付け手
    段と、 前記重み付け手段の重みを制御する重み制御装置と、 重み付けをされた全信号を合成する合成器と、 基準信号を発生する基準信号発生装置からなる適応アン
    テナ装置において、 同一行に配置されたM個の素子アンテナの各出力に重み
    付けをした信号を合成する第一の合成器と、 前記第一の合成器の出力に複素重みを課す第二の重み付
    け手段と、 前記第二の重み付け手段の各出力を合成する第二の合成
    器と、 前記第一の重み付け手段の重みと前記第二の重み付け手
    段の重みを制御する重み制御装置から構成され、 同一列に配置されたN個の素子アンテナに接続された前
    記第一の重み付け手段の重みの値を同一とすることを特
    徴とする適応アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記アレーアンテナがほぼ鉛直面に配置
    され、鉛直方向にN行、水平方向にM列の素子アンテナ
    を有する請求項1記載の適応アンテナ装置。
JP24548696A 1996-08-29 1996-08-29 適応アンテナ装置 Expired - Lifetime JP3388529B2 (ja)

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