JP3388287B2 - 移動体の発生音測定方法および測定装置 - Google Patents

移動体の発生音測定方法および測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の発生音測定方法
および測定装置に関する。さらに詳しくは、例えばレ−
ル上を走る鉄道車両や道路上を走る自動車などが放射す
る騒音等の音源の位置を特定する移動体の発生音測定方
法および測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新幹線等の鉄道車両から生成される音
は、いわゆる騒音となり沿線住民の生活環境に悪影響を
与えている。また、高速道路を走行する自動車等からの
騒音も同様に、高速道路沿いの住民の生活環境に悪影響
を与えている。そのため、新幹線の線路沿いあるいは高
速道路沿いに防音壁の設置がなされている。
【0003】この防音壁により移動体からの騒音を的確
に減衰させる等のために、移動体からの騒音の測定がな
されている。この移動体からの騒音の測定に関しては、
従来より種々の提案がなされている。例えば、特公昭5
7ー31353号公報には、複数個の素子マイクロホン
を用い、出力電圧を合成することによって指向性をうる
形式の指向性マイクロホンにおいて、目的とする周波数
範囲を1オクターブ間隔に分割し、各オクターブ帯域の
中心周波数における音の波長の1/2に相当する間隔で
1次元的もしくは2次元的に素子マイクロホンを配置
し、さらに、各帯域用素子マイクロホンの出力電圧を加
重平均するための抵抗に接続し、その出力電圧を各帯域
用濾波器を通して合成するようにしたことを特徴とする
指向性集音装置が提案されている。
【0004】また、特開平4ー324324号公報に
は、複数個のマイクロホンによりとらえた音響信号か
ら、音を発生しながら移動する移動音源の位置または強
さを計測する装置において、複数個のマイクロホンを直
線的または円弧状に配列したマイクロホンアレイ2本を
互いに十字またはV字型に交差させて、移動音源の移動
方向に対して上記マイクロホンアレイの配列方向が音源
の移動方向と平行な面内にあることを特徴とするととも
に、音源の移動方向と直交しないことを特徴とする移動
音源計測装置が提案されている。
【0005】しかしながら、特公昭57ー31353号
公報に提案されている装置においては、一列のアレイマ
イクロホンを用いて集音を行っている関係上、移動体の
移動方向に関する音源位置は求められるが、その高さ方
向の位置は求められないという問題がある。
【0006】また、特開平4ー324324号公報に提
案されている装置においては、交差アレイマイクロホン
を用いているので、複数回の計測により交差アレイマイ
クロホンで構成される平面に平行な面での音源位置を求
めることができるが、面内に想定した音源の数だけ計測
を繰り返さなければならないため、計測に多くの時間を
要するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、一回の測定で
移動体の音源の位置を、その高さも含めて特定できる移
動体の発生音測定方法および測定装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる従来技
術の問題点に対し鋭意研究した結果、従来静止音源に限
定して使用されていた音響インテンシティプローブを、
移動音源に適用してその特性を調査したところ、実用上
問題のない精度で音源の方向を検知できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明の移動体の発生音測定方
法は、移動体に平行またはほぼ平行に配設されたアレイ
マイクロホンと、このアレイマイクロホンに直交する面
内において該アレイマイクロホンと直交させて配設され
た2組の音響インテンシティプローブとの組合せを用い
て移動体からの発生音を測定する方法であって、移動
体の軌道と音響インテンシティプローブの測定中心との
間隔を測定する手順、アレイマイクロホンにより移動
体からの発生音の音圧を測定する手順、音響インテン
シティプローブにより移動体からの発生の音響インテン
シティの方向を測定する手順、前記測定結果に基づい
て移動体の音源の位置を特定する手順とを含んでなるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の移動体の発生音測定方法において
は、前記音響インテンシティプローブによる測定結果
を、前記アレイマイクロホンによる測定結果に関連させ
てデータ記録装置に記録する手順が付加されてなるのが
好ましい。ここで、前記関連させるアレイマイクロホン
による測定結果は、例えば音圧の極大値または最大値と
される。
【0011】また、本発明の移動体の発生音測定方法に
おいては、移動体の先頭がアレイマイクロホンを横切る
時刻を計測する手順と、移動体の速度を算出する手順と
が付加されてなるのが好ましい。
【0012】さらに、本発明の移動体の発生音測定方法
においては、前記音響インテンシティプローブの組が直
交させられているのが好ましい。
【0013】一方、本発明の移動体の発生音測定装置
は、アレイマイクロホンと、該アレイマイクロホンに直
交する面内において前記アレイマイクロホンと直交させ
て配設された2組の音響インテンシティプローブとを備
えてなる測定部と、前記測定部からの信号を増幅する所
望により設けられる信号増幅手段と、前記測定部または
増幅手段からの信号を演算処理する演算処理手段とを備
え、前記演算処理手段により、前記アレイマイクロホン
からの信号に基づいて移動体の発生音の音圧が算出さ
れ、前記音響インテンシティプローブからの信号に基づ
いて移動体の発生音の音響インテンシティの方向が算出
され、前記算出値に基づいて発生音の音源が特定される
ことを特徴とする。
【0014】本発明の移動体の発生音測定装置において
は、前記演算処理手段が音響インテンシティプローブか
らの信号を前記アレイマイクロホンからの信号に関連さ
せて記憶するのが好ましい。
【0015】ここで、前記関連させるアレイマイクロホ
ンによる信号は、例えば音圧の極大値または最大値とさ
れる。
【0016】本発明の移動体の発生音測定装置は、より
具体的には、アレイマイクロホンと、該アレイマイクロ
ホンに接続されている増幅器と、該増幅器に接続されて
いるアレイマイクロホン処理装置と、前記アレイマイク
ロホンに直交する面内においてアレイマイクロホンと直
交させて配設された2組の音響インテンシティプローブ
と、前記音響インテンシティプローブと接続されている
音響インテンシティ処理装置と、前記アレイマイクロホ
ンおよび音響インテンシティ処理装置と接続されている
音源探査装置とを備え、前記音源探査装置により、前記
アレイマイクロホン処理装置からの信号に基づいて移動
体の走行方向の音源の位置が特定され、前記音響インテ
ンシティ処理装置からの信号に基づいて音源の高さが特
定されることを特徴とする。
【0017】ここで、前記音響インテンシティ処理装置
にデータ記録装置が付加され、該データ記録装置に音響
インテンシティが、前記アレイマイクロホン処理装置か
らの信号に関連させて記録されるのが好ましい。この前
記関連させるアレイマイクロホン処理装置からの信号
は、例えば音圧の極大値または最大値とされる。
【0018】本発明の移動体の発生音測定装置において
は、移動体の通過時刻および/または速度測定のための
光学式測定手段、例えば光センサ検知装置が付加されて
なるのが好ましい。
【0019】また、本発明の移動体の発生音測定装置に
おいては、前記音響インテンシティプローブの組が直交
させられているのが好ましい。
【0020】
【作用】本発明は、前記のごとく構成されているので、
アレイマイクロホンにより移動体の移動方向における音
源の位置を知ることができ、また音響インテンシティプ
ローブにより音響インテンシティの方向、すなわち音響
インテンシティベクトルの角度を知ることができる。そ
して、この角度を用いてあらかじめ測定されている移動
体と音響インテンシティプローブとの間の間隔により音
源の高さを求めることができる。このように、一回の測
定により高さも含めた音源の位置を特定することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0022】図1は本発明の測定方法に用いる測定装置
の一実施例の測定部の概略斜視図、図2は同測定装置の
ブロック図である。図において、1は移動体(車両)、
2はスタンド、10は測定部、11はアレイマイクロホ
ン、21はマイクロホン、22は音響インテンシティプ
ローブ、Mは測定装置を示す。
【0023】図1に示すように、本発明の測定装置Mの
一実施例に用いられる測定部10は、列車等の移動体1
の移動方向に平行もしくはほぼ平行に配設されている一
列のアレイマイクロホン11と、このアレイマイクロホ
ン11に直交する面内において、水平および垂直2方向
に配設されている、それぞれ2つのマイクロホン21,
21で1セットとされる音響インテンシティプロ−ブ2
2,22とからなる。そして、この音響インテンシティ
プローブ22,22は、マイクロホンアレイ11が配列
されている配列軸12の中央部に装着され、またこの配
列軸12は地上に設置されているスタンド2に保持され
ている。
【0024】なお、図1に示す例においては、音響イン
テンシティプローブ22,22は、水平および垂直方向
に配置されているが、音響インテンシティプローブ2
2,22の配置はこれに限定されるものではなく、アレ
イマイクロホン11に直交する任意の平面内に適宜配置
することができる。ただし、演算処理の簡素化の点か
ら、水平および垂直方向に配置されるのが好ましい。
【0025】アレイマイクロホン11に集音された移動
体1からの音波は、アレイマイクロホン11により電気
信号に変換された後、増幅器13により増幅される。こ
の増幅器13により増幅された電気信号に変換された音
波は、アレイマイクロホン処理装置14で、各1/3オ
クタ−ブバンドや1/1オクタ−ブバンド毎の音圧信号
に変換されて音源探査装置31に出力される(図2参
照)。このアレイマイクロホン処理装置14としては、
例えば、リオン(株)社製、MY08Aが用いられる。
【0026】一方、音響インテンシティプローブ22に
受波された移動体1からの音波は、音響インテンシティ
プローブ22により電気信号に変換された後、同じく増
幅器23で増幅される。この増幅された電気信号に変換
された音響インテンシティは、音響インテンシティ処理
装置24により、各1/3オクタ−ブバンドあるいは1
/1オクタ−ブバンド毎の音響インテンシティに変換さ
れて音源探査装置31に出力される(図2参照)。この
音響インテンシティ処理装置24としては、例えば、B
&K社製、Type3550が用いられる。この音響イ
ンテンシティ処理装置24を用いる代わり、増幅器23
からの信号をコンピュ−タ−に入力して、次式により音
響インテンシティを算出してもよい。この場合、音源探
査装置31およびアレイマイクロホン処理装置14も、
このコンピュータに対応するプログラムを格納すること
により一体化されてもよい。
【0027】I(NΔf)=Im(GAB(NΔf))/
2πρΔrΔf ここに、 Im(GAB):片側相互相関スペクトルの虚数部 Δf:周波数分解能 N:対象周波数の番号 Δr:マイクロホン間隔 ρ:媒質の密度
【0028】また、音源探査装置31には、例えばアレ
イマイクロホン11上に設置された光センサ41,41
による移動体1の先頭位置の検知信号も入力される。音
源探査装置31はこの検知信号に基づいて、移動体1の
先頭がアレイマイクロホン11を通過する時刻および移
動体の速度を算出する。この光センサ41の一つは最上
流に位置しているアレイマイクロホン11の素子マイク
ロホン11aに対応する位置に配設され、そして他の光
センサは、例えば他と適宜位置の素子マイクロホン11
nに対応する位置に配設されている。この他の光センサ
41の位置は最下流の素子マイクロホン11xに対応す
る位置に配設されてもよい。
【0029】しかして、音源探査装置31は、算出され
た移動体1の先頭がアレイマイクロホン11の最上流に
位置する素子マイクロホン11aを通過する時刻、およ
び移動体1の速度に基づいて、アレイマイクロホン11
の出力レベルを移動体1の位置に対応させた音圧分布と
して算出する。そして、この算出された音圧分布の極大
または最大位置が移動体1の走行方向の音源1aとされ
る。
【0030】また、その音源1aの高さHについては音
響インテンシティプローブ22,22により算出された
音響インテンシティベクトルの逆ベクトルの水平面との
なす角θ、およびあらかじめ測定されている移動体1の
軌道1bと音響インテンシティプローブ22,22との
間隔Lを用いて次式により算出される。 H=Ltanθ
【0031】なお、図3に音響インテンシティ処理装置
24から得られた水平・垂直方向の音響インテンシティ
ベクトルの一例が示されている。
【0032】次に、このように構成された測定装置Mを
用いて列車1の騒音測定を行った。その結果を図4に模
式図で示す。図4より明らかなように、列車1の車両結
合部毎に大きな音圧の音が放射されるとともに、主変圧
器などの車載機器1cからも比較的大きな音圧の音が放
射されているのがわかる。
【0033】また、このように構成された測定装置Mを
用いて、図5に示す位置関係において、1000Hzの
点音源Sを300km/hの速度で移動させた場合の観
測点Rにおける音圧分布を求めた。その結果を図6に示
す。図6においては、音源Sが観測点R(マイクロホ
ン)に近づく場合は受波周波数が音源周波数より高くな
り、逆に音源Sが観測点R(マイクロホン)から遠ざか
る場合は受波周波数が音源周波数より低くなるというド
プラ−周波数変調が認められる。
【0034】次に、この受波信号を図6に示すように3
つの区間A,B,Cに分割し、それぞれの区間A,B,
Cにおける代表周波数および音響インテンシティベクト
ルの水平面とのなす角を求め表1に示す。また、比較の
ために音源を音響インテンシティプロ−ブの正面に静止
しておいて、そのときに得られた音響インテンシティベ
クトルの水平面とのなす角を表1に併せて示す。表1よ
り、どの区間でも音響インテンシティベクトルの水平面
とのなす角はほとんど同じで、しかも音源を静止された
場合とほぼ一致しているのがわかる。したがって、この
音響インテンシティベクトルの逆ベクトルの水平面との
なす角を用いれば、移動体1の音源1aの高さHを精度
よく求めることができるのがわかる。
【0035】
【表1】
【0036】以上本発明を実施例に基づいて説明してき
たが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものでは
なく、種々改変が可能である。例えば、本実施例におい
ては、アレイマイクロホン処理装置における処理と、音
響インテンシティ処理装置における処理を並列的に行っ
たが、アレイマイクロホンの出力のピ−ク(極大値また
は最大値)に同期させて、音響インテンシティプロ−ブ
からの信号をデ−タ記録装置に記録し、しかるのち、音
響インテンシティを算出するようにしてもよい。また、
前記データ記録装置、アレイマイクロホン処理装置、音
響インテンシティ処理装置および音源探査装置をコンピ
ュータに対応するプログラムを格納することにより一体
的に構成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、一回の測定により移動体の音源の移動方向に関する
位置およびその高さを求めることができるという優れた
効果が得られる。そのため、列車等の移動体の騒音測定
における測定時間を著しく短縮できるとともに、測定に
要するコストも著しく低減することができるという優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の測定方法に用いる測定装置の一
実施例の測定部の概略斜視図である。
【図2】同測定装置のブロック図である。
【図3】音響インテンシティベクトルの説明図である。
【図4】図2に示す測定装置による列車の騒音測定結果
の模式図である。
【図5】測定例における移動点音源と観測点との位置関
係の説明図である。
【図6】図5に示す例における音圧測定結果のグラフで
ある。
【符号の説明】
1 移動体、列車 1a 音源 1b 軌道 1c 車載機器 2 スタンド 10 測定部 11 アレイマイクロホン 12 配列軸 13 増幅器 14 アレイマイクロホン処理装置 21 マイクロホン 22 音響インテンシティプローブ 23 増幅器 24 音響インテンシティ処理装置 31 音源探査装置 41 光センサ M 測定装置 S 移動点音源 R 観測点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−331393(JP,A) 特開 平1−113623(JP,A) 特開 平4−324324(JP,A) 特開 昭57−31353(JP,A) 特開 平6−18223(JP,A) 特開 平5−87903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 11/06 G01H 3/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に平行またはほぼ平行に配設され
    たアレイマイクロホンと、このアレイマイクロホンに直
    交する面内において該アレイマイクロホンと直交させて
    配設された2組の音響インテンシティプローブとの組合
    せを用いて移動体からの発生音を測定する方法であっ
    て、 移動体の軌道と音響インテンシティプローブの測定中
    心との間隔を測定する手順 アレイマイクロホンにより移動体からの発生音の音圧
    を測定する手順 音響インテンシティプローブにより移動体からの発生
    の音響インテンシティの方向を測定する手順 前記測定結果に基づいて移動体の音源の位置を特定す
    る手順 とを含んでなることを特徴とする移動体の発生音測定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記音響インテンシティプローブによる
    測定結果を、前記アレイマイクロホンによる測定結果に
    関連させてデータ記録装置に記録する手順が付加されて
    なることを特徴とする請求項1記載の移動体の発生音測
    定方法。
  3. 【請求項3】 前記関連させるアレイマイクロホンによ
    る測定結果が、音圧の極大値または最大値であることを
    特徴とする請求項2記載の移動体の発生音測定方法。
  4. 【請求項4】 移動体の先頭がアレイマイクロホンを横
    切る時刻を計測する手順と、移動体の速度を算出する手
    順とが付加されてなることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の移動体の発生音測定方法。
  5. 【請求項5】 前記音響インテンシティプローブの組が
    直交させられていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の移動体の発生音測定方法。
  6. 【請求項6】 アレイマイクロホンと、該アレイマイク
    ロホンに直交する面内において前記アレイマイクロホン
    と直交させて配設された2組の音響インテンシティプロ
    ーブとを備えてなる測定部と、前記測定部からの信号を
    増幅する所望により設けられる信号増幅手段と、前記測
    定部または増幅手段からの信号を演算処理する演算処理
    手段とを備え、前記演算処理手段により、 前記アレイマイクロホンからの信号に基づいて移動体の
    発生音の音圧が算出され、 前記音響インテンシティプローブからの信号に基づいて
    移動体の発生音の音響インテンシティの方向が算出さ
    れ、 前記算出値に基づいて発生音の音源が特定されることを
    特徴とする移動体の発生音測定装置。
  7. 【請求項7】 前記演算処理手段が、音響インテンシテ
    ィプローブからの信号を前記アレイマイクロホンからの
    信号に関連させて記憶することを特徴とする請求項6記
    載の移動体の発生音測定装置。
  8. 【請求項8】 前記関連させるアレイマイクロホンによ
    る信号が、音圧の極大値または最大値であることを特徴
    とする請求項7記載の移動体の発生音測定装置。
  9. 【請求項9】 アレイマイクロホンと、該アレイマイク
    ロホンに接続されている増幅器と、該増幅器に接続され
    ているアレイマイクロホン処理装置と、前記アレイマイ
    クロホンに直交する面内においてアレイマイクロホンと
    直交させて配設された2組の音響インテンシティプロー
    ブと、前記音響インテンシティプローブと接続されてい
    る音響インテンシティ処理装置と、前記アレイマイクロ
    ホンおよび音響インテンシティ処理装置と接続されてい
    る音源探査装置とを備え、前記音源探査装置により、 前記アレイマイクロホン処理装置からの信号に基づいて
    移動体の走行方向の音源の位置が特定され、 前記音響インテンシティ処理装置からの信号に基づいて
    音源の高さが特定されることを特徴とする移動体の発生
    音測定装置。
  10. 【請求項10】 前記音響インテンシティ処理装置にデ
    ータ記録装置が付加され、該データ記録装置に音響イン
    テンシティが、前記アレイマイクロホン処理装置からの
    信号に関連させて記録されることを特徴とする請求項9
    記載の移動体の発生音測定装置。
  11. 【請求項11】 前記関連させるアレイマイクロホン処
    理装置からの信号が、音圧の極大値または最大値である
    ことを特徴とする請求項10記載の移動体の発生音測定
    装置。
  12. 【請求項12】 移動体の通過時刻および/または速度
    測定のための光学式測定手段が付加されてなることを特
    徴とする請求項6乃至請求項11のいずれかに記載の移
    動体の発生音測定装置。
  13. 【請求項13】 前記光学式測定手段が光センサ検知装
    置であることを特徴とする請求項12記載の移動体の発
    生音測定装置。
  14. 【請求項14】 前記音響インテンシティプローブの組
    が直交させられていることを特徴とする請求項6乃至請
    求項13のいずれかに記載の移動体の発生音測定装置。
  15. 【請求項15】 アレイマイクロホンと、該アレイマイ
    クロホンに直交する面内においてアレイマイクロホンと
    直交させて配設された2組の音響インテンシティプロー
    ブとを備えてなることを特徴とする集音装置。
  16. 【請求項16】 前記音響インテンシティプローブの組
    が直交させられていることを特徴とする請求項15記載
    の集音装置。
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