JP3387697B2 - 結合部材、プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの組立方法、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

結合部材、プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの組立方法、及び電子写真画像形成装置

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JP3387697B2
JP3387697B2 JP19452295A JP19452295A JP3387697B2 JP 3387697 B2 JP3387697 B2 JP 3387697B2 JP 19452295 A JP19452295 A JP 19452295A JP 19452295 A JP19452295 A JP 19452295A JP 3387697 B2 JP3387697 B2 JP 3387697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真記録方式に
用いられるプロセスカートリッジの枠体を結合するため
の結合部材、プロセスカートリッジ、該プロセスカート
リッジの組立方法、及び前記プロセスカートリッジを用
いて画像を形成する電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に形成された潜像を現像するための現像ロ
ーラを有する現像手段等を一体的にカートリッジ化し
て、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能と
するプロセスカートリッジ方式が採用されている。この
プロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナン
スをサービスマンによらずに使用者自身で行うことが出
来るので、格段に操作性を向上させることが出来る。そ
のためにこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装
置において広く用いられている。
【0003】前記のようなプロセスカートリッジにあっ
ては、良好な画質を得るためには前記電子写真感光体と
前記現像ローラとの隙間を均一に維持することが必要で
ある。そのために、電子写真感光体を支持する第1枠体
と、現像手段を支持する第2枠体とを回動可能に結合
し、現像ローラの両端付近に配置したスペーサコロを介
して電子写真感光体と現像ローラとを当接させるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記プロセス
カートリッジを更に発展させたものであり、その目的と
するところは、電子写真感光体と現像ローラの平行度を
容易に出し得るような枠体の結合部材及び前記結合部材
を用いて構成したプロセスカートリッジ等を提供するも
のである。
【0005】また他の目的は電子写真感光体と現像ロー
ラの隙間及び当接圧を適正値に設定することが容易なプ
ロセスカートリッジ等を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、電子写真感光体ドラム
を取り付けられた第1の枠体と、前記電子写真感光体ド
ラムに形成された潜像を現像するための現像ローラを取
り付けられた第2の枠体と、を有して、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジの有する
前記第1の枠体と前記第2の枠体とを結合するために用
いられる結合部材において、前記第1の枠体と前記第2
の枠体とを互いに回動可能に結合するための結合部と、
前記第1の枠体と前記第2の枠体とを結合した状態で前
記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラとの位置関係
を保持するために、前記第1の枠体と前記第2の枠体と
に弾性力を作用するスプリングを取り付けるためのスプ
リング取付部と、前記結合部材を前記第2の枠体に係止
するための結合部材係止部と、前記現像ローラを支持す
る軸受部材に設けられた軸受部材位置決め孔を貫通し
て、前記第2の枠体に設けられた枠体位置決め孔と嵌合
する位置決めボスであって、前記第2の枠体及び前記現
像ローラを前記結合部材と位置決めをするための位置決
めボスと、を有することを特徴とする。
【0007】上記構成にあっては、第1の枠体と第2の
枠体とを結合する結合部材に、両枠体の結合部と、両枠
体を付勢するスプリング取付部と、現像手段を取り付け
る第2の枠体との結合係止部と、前記第2の枠体及び現
像ローラを位置決めをするための位置決めボスとを設け
たために、現像ローラと電子写真感光体ドラムとの位置
決めを容易に出すことが可能となる。
【0008】また、結合部材を介して回動可能に結合さ
れる第1の枠体に対して第2の枠体をスプリングによっ
て付勢するが、前記回動中心となる結合部とスプリング
による付勢位置となるスプリング取付部との距離が正確
に設定出来、電子写真感光体と現像ローラとの隙間及び
当接圧を適正値に設定することが容易になし得る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態とし
て、まず第1実施形態について説明し、次に他の実施形
態について説明する。
【0010】〔第1実施形態〕第1実施形態について図
1乃至図16を参照して説明する。ここでは、説明の順序
として、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッ
ジの全体構成、プロセスカートリッジの着脱構成、プロ
セスカートリッジの有無検出構成、クリーニング枠体と
現像枠体の結合構成の順に説明する。
【0011】{プロセスカートリッジ及び電子写真画像
形成装置の全体構成}図1乃至図3を参照して電子写真
画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体構成を説
明する。尚、図1はプロセスカートリッジを装着した画
像形成装置の全体構成を示す模式説明図、図2はプロセ
スカートリッジの構成模式説明図、図3はその外観説明
図である。
【0012】この電子写真画像形成装置(レーザービー
ムプリンタ)Aは、電子写真画像形成プロセスによって
画像を形成するものである。即ち、図1に示すように、
帯電手段によってプロセスカートリッジBの有するドラ
ム形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」とい
う)に帯電を行い、次いでこの感光体ドラムに光学手段
1から画像情報に応じたレーザー光を照射して潜像を形
成する。そして、この潜像を現像手段によって現像して
トナー像を形成するものである。
【0013】そして前記トナー像の形成と同期して、記
録媒体2を給送トレイ3aからピックアップローラ3
b、搬送ローラ3c等からなる搬送手段3で搬送する。
次いで前記感光体ドラムに形成したトナー像を転写手段
としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録
媒体2に転写する。
【0014】次いで前記感光体ドラムからトナー像の転
写を受けた記録媒体2を、ガイド板3dでガイドして定
着手段5へ搬送する。この定着手段5は、ヒータを内蔵
する定着回転体5a、及び前記回転体5aに記録媒体2
を押圧して搬送する加圧ローラ5bからなり、記録媒体
2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を記録媒体2に
定着する。この記録媒体2を排出ローラ対3e,3fで
搬送して排出部6へ排出する。
【0015】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施形態のプロセスカートリッジ
Bは、図1及び図2に示すように、前記帯電手段、現像
手段及びクリーニング手段を感光体ドラム7と一体的に
有するものである。
【0016】そして、感光層を有する感光体ドラム7を
回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電
圧印加によって一様に帯電する。次いで、光学手段1か
らの画像情報に応じたレーザー光を露光開口部9aを介
して感光体ドラム7に露光して潜像を形成し、前記潜像
を現像手段10によって現像する。ここで、前記光学系1
は、画像情報に応じて発光するレーザーダイオード1
a、これを感光体ドラム7にスキャンするためのポリゴ
ンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを枠体1e
に収納してユニット化したレーザーユニットとして構成
している。ここで、前記露光開口部9aは後述するクリ
ーニング枠体12と現像枠体13との間に設けられている。
【0017】現像手段10は、トナー室10a内のトナーを
現像室10bに送りだし、この現像室10bに設けた固定磁
石を内蔵した現像ローラ10cを回転させると共に、現像
ブレード10dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層
を現像ローラ10cの表面に形成する。そして、そのトナ
ーを前記感光体ドラム7の現像領域へ供給して、前記潜
像を現像してトナー像を形成する。ここで、プロセスカ
ートリッジBを使用するのに先立って、操作者がトナー
シールを引き抜くことによってトナー室10a内に設けら
れたトナー供給開口10a1が開封される。そして、操作者
がプロセスカートリッジBを揺することによってトナー
室10a内のトナーが前記現像室10bに送り出される。ま
た、前記現像ブレード10dは、現像ローラ10cの周面に
付着するトナー層厚を規制する。
【0018】そして、転写ローラ4に前記トナー像と逆
極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した
後に、弾性クリーニングブレード11aによって感光体ド
ラム7に残留したトナーを掻き落とす。この掻き落とし
たトナーは、廃トナー収納部11bへ集める。このような
構成のクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の
残留トナーを除去する。
【0019】前記感光体ドラム7等の各部材は、カート
リッジ枠体内に支持されてカートリッジ化されている。
このカートリッジ枠体は、感光体ドラム7や帯電ローラ
8及びクリーニング手段11等を支持する第1の枠体であ
るクリーニング枠体12と、現像手段10を支持する第2の
枠体である現像枠体13とを有している。そして両枠体1
2,13は軸41を中心にして相対的に回動可能に結合され
ている。この際に、現像ローラ10cが感光体ドラム7に
後述するスペーサコロを介して当接し、現像ローラ10c
と感光体ドラム7との間に隙間を有している。そして、
前記カートリッジ枠体は、像露光するための露光開口部
9a及び感光体ドラム7に形成したトナー像を記録媒体
2に転写するための転写開口部9bを有している。更
に、カートリッジ枠体には前記露光開口部9a及び転写
開口部9bを開閉可能なシャッタ部材14が取り付けてあ
る。このシャッタ部材14は、軸14aを中心に回動可能に
カートリッジ枠体に取り付けてあり、且つねじりコイル
バネ15によって前記露光開口部9及び転写開口部13を常
時閉じる方向に付勢されている。そして、プロセスカー
トリッジBを装置本体16に挿入するとシャッタ部材14の
所定位置に設けたシャッタ突起14bが装置本体16の所定
位置(図示せず)に係止してシャッタ部材14が回動し、
前記露光開口部9a及び転写開口部9bを自動的に開放
させる。一方、プロセスカートリッジBを装置本体16か
ら引き出すと、前記バネ15の付勢力によってシャッタ部
材14が自動的に閉じるようになっている。尚、このシャ
ッタ部材14は、感光体ドラム7が長時間にわたって晒さ
れること、及び感光体ドラム7に異物が接触して感光体
ドラム7に傷を付けることを防ぐものである。また、図
1及び図11に示すように、14cは露光開口部9aを開閉
するためのシャッタ部であり、14dは転写開口部9bを
開閉するためのシャッタ部であり、14eは両シャッタ部
14c,14dを連結するアーム部である。
【0020】{プロセスカートリッジの着脱構成}次に
前記プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに取り外
し可能に装着するための装着手段の構成について説明す
る。
【0021】プロセスカートリッジBには図3に示すよ
うに、クリーニング枠体12の長手方向両端部側面(感光
体ドラム7の軸線方向両側端)に位置決め手段となる円
形の第1突起18と、姿勢保持用の円形の第2突起19とが
設けてある(図3は片側のみ図示)。前記第1突起18は
感光体ドラム7の軸線と同軸でクリーニング枠体12の外
方へ突出して設けてある。また、第2突起19もやはりク
リーニング枠体12の外方へ突出して設けてあり、更に前
記第1突起18よりもプロセスカートリッジBを画像形成
装置Aに挿入するときの挿入方向後方側であり、且つ感
光体ドラム7を下方に位置させた状態で第1突起18より
も上方に設けてある。更に本実施形態ではクリーニング
枠体12の上面に把手部12aが一体的に設けてあり、操作
者はプロセスカートリッジBを着脱するときは前記把手
部12aを手で持って操作する。尚、前記把手部12aは前
記第1突起18と第2突起19の中心を結ぶ線C−C(図5
参照)よりも上方に位置するように設けてある。
【0022】一方、前記画像形成装置Aは、装置本体16
を外装カバー20で覆ってあり、図1に示すように、外装
カバー20には軸20aによって回動可能な開閉部材である
開閉カバー20bが取り付けてある。そして、前記カバー
20bを開くと装置本体内部にはカートリッジ装着スペー
スが設けてあり、そのスペースの左右両側面に図4に示
すようなカートリッジ装着手段としてのガイド部材21が
取り付けてある。このガイド部材21にはプロセスカート
リッジBの前記第1突起18及び第2突起19をガイドする
ためのガイド溝21aが斜め下方へ向かって設けてあり、
ガイド溝21aの終端には位置決め凹部21bが形成してあ
る。
【0023】従って、プロセスカートリッジBを装置本
体16に装着する際には、操作者が開閉カバー20bを開
き、図4に示すように、プロセスカートリッジBの第1
突起18及び第2突起19を前記ガイド溝21aに沿わせてカ
ートリッジBを装置内へ挿入し、図5に示すように、第
1突起18を位置決め凹部21bに落とし込むことによって
カートリッジを位置決めする。尚、プロセスカートリッ
ジBの装着状態において、第2突起19がガイド溝21aに
係止しており、プロセスカートリッジBの姿勢が保持さ
れる。
【0024】また、本実施形態では前記ガイド部材21
に、図4及び図5に示すように、軸22aを中心にして時
計回り方向に付勢され、係止部22bに係止したねじりコ
イルバネ22が取り付けてある。そこでプロセスカートリ
ッジBの前記第1突起18が位置決め凹部21bに落ち込む
と、該第1突起18がバネ22を押し上げる。従って、第1
突起18はバネ22の付勢によって斜め下方へ押圧されて位
置決め凹部21bに押しつけられ、位置決め凹部21bに確
実に位置決め固定される。これにより、プロセスカート
リッジBは確実に位置決めされて、安定した状態で装置
本体に装着される。
【0025】また、前記感光体ドラム7の長手方向一方
端には装置本体から駆動力を受けるための駆動力受部で
あるハス歯ギアからなるドラムギア23が固着してある。
そこで、前記のようにプロセスカートリッジBが画像形
成装置Aに装着されると、前記ドラムギア23が装置本体
16に設けられ、モータと連結した駆動力伝達用のハス歯
ギアからなる駆動ギア24と噛合し、装置本体16からの駆
動力を受けて感光体ドラム7に回転力が伝達される。
【0026】次に前記プロセスカートリッジBを装置本
体16から取り外す場合には、そのまま引き抜こうとして
も第1突起18が位置決め凹部21bに嵌合しているため
に、引き出すことは出来ない。従って、前記第1突起18
と位置決め凹部21bの嵌合状態を解除してから引き抜く
必要がある。本実施形態では、前記嵌合状態の解除を引
き抜き動作に関連させて行うことが出来る。これによっ
て本実施形態ではプロセスカートリッジBを取り出す場
合に、ドラムギア23と駆動ギア西との噛合の解除がスム
ーズに行われることを実現している。
【0027】即ち、プロセスカートリッジBの取り出し
に際し、操作者は把手部12aを手前に引くようにすれ
ば、プロセスカートリッジBは第2突起19を支点として
図5の反時計回り方向へ回転し、前記第1突起18と位置
決め凹部21bの嵌合状態は簡単に解除される。この際に
合わせて、ドラムギア23と駆動ギア24との噛合の解除も
スムーズに行われる。これを具体的に説明すると、図5
に示すように、把手部12aを矢印P方向へ引くと、その
力Pのy成分Pyが第2突起19を支点として第1突起18
に回転モーメントとしてかかり、第1突起18は位置決め
凹部21bから簡単に抜け出る。そして、前記力Pのx成
分Pxにより、第1突起18及び第2突起19がガイド溝21
aに添ってスライドし、プロセスカートリッジBが引き
抜かれる。従って、操作者は把手部12aを矢印P方向
(カートリッジBを取り出す方向)へ引くだけでプロセ
スカートリッジBを画像形成装置Aから簡単に取り出す
ことが出来る。
【0028】ここで、本実施形態に係る第1突起18及び
第2突起19について、図6を参照して更に具体的に説明
する。尚、図6(a) はクリーニング枠体12の右側面を示
し、図6(b) はクリーニング枠体12の左側面を示してい
る。
【0029】第1突起18は前述したように、クリーニン
グ枠体12の長手方向両端部側面にそれぞれ設けた一対の
右第1突起18aと左第1突起18bからなり、第2突起19
も同様にクリーニング枠体12の長手方向両端部側面にそ
れぞれ設けた一対の右第2突起19a及び左第2突起19b
からなる。そして、それぞれの外径は、右第1突起18a
の外径=左第1突起18bの外径<右第2突起19aの外径
<左第2突起19bの外径の関係を有する。
【0030】前記のように各突起のサイズを設定するこ
とにより、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに
装着したときに、プロセスカートリッジBは所謂3点支
持されることになり、装着位置精度が高まる。
【0031】また、前記右第1突起18aと右第2突起19
aの外周面を接続するように、細長い右連結突起25aが
設けてあり、同様に左第1突起18bと左第2突起19bの
外周面を接続するように、細長い左連結突起25bが設け
てある。この左右連結突起25a,25bは、プロセスカー
トリッジBを画像形成装置Aに挿入開始直後、又は取り
外し終了直前に、操作者が誤って把手部12aから手を離
したとしても、カートリッジBが大きく回転するのを阻
止するものである。尚、この左右連結突起25a,25bは
設けてなかったとしてもプロセスカートリッジBの着脱
に際しては支障を生ずるものではない。
【0032】{プロセスカートリッジの有無検出構成}
前述したように、プロセスカートリッジBをガイド溝21
aに沿って画像形成装置Aに挿入し、開閉カバー20bを
閉じてカートリッジの装着を完了する。ここで、本実施
形態にあってはプロセスカートリッジBが装着され、且
つ開閉カバー20bが閉じたられたことを装置が検出しな
ければ画像形成動作を開始しないように構成している。
ここで、画像形成動作を開始しないとは、ホスト39から
仮に画像形成動作開始信号が制御部38に送られても、感
光体ドラム7、現像手段10等のプロセス手段、レーザー
ユニット及び搬送手段の全ての駆動を開始しないことで
ある。次にそのための構成について、図7乃至図11を参
照して説明する。
【0033】図7は開閉カバー20bを開いた状態の検出
センサ機構の平面説明図である。図に示すように、装置
本体16の上部には前述した光学手段1が配置してあり、
この光学手段1のレーザーダイオード1aとポリゴンミ
ラー1bの間にはレーザーシャッタ26が設けてある。こ
のレーザーシャッタ26はガイド27に沿って図7の矢印
a,b方向へスライド可能に取り付けてあり、付勢バネ
28によって矢印a方向へ常時付勢され、ストッパー26b
が光学ユニットの枠体1eに当接している。レーザーシ
ャッタ26の一端部にはシャッタ部26aが起立形成してあ
り、他端には開閉カバー20bの内面に突出形成した動作
部であるリブ20b1が当接可能な当接部26cが形成してあ
る。
【0034】前記レーザーシャッタ26は開閉カバー20b
が開放状態にあるときは、図7に示すように、ストッパ
ー26bが枠体1eに当接した状態にあり、このときシャ
ッタ部26aがレーザーダイオード1aとポリゴンミラー
1bとの間に位置しており、該ダイオード1aからのレ
ーザー光がポリゴンミラー1bへ至るのを遮断してい
る。このため開閉カバー20bが開いた状態では、レーザ
ー光はシャッタ26に遮られて、レーザーユニット1から
外部へ照射されない。
【0035】一方、開閉カバー20bを閉じるとリブ20b1
が当接部26cを矢印b方向へ押し出し、シャッタ26が該
方向へスライドする。するとシャッタ部26aがレーザー
ダイオード1aとポリゴンミラー1bの間から外れた位
置へ移動する。そのために、該ダイオード1aから照射
されたレーザー光はポリゴンミラー1bを介して感光体
ドラム7へ照射可能となる。このように開閉カバー20b
を開くとレーザー光が遮断され、開閉カバー20bを閉じ
るとレーザー光が感光体ドラム7へ照射可能となる。
【0036】更に前記装置本体16の上部には光学ユニッ
トの枠体1eと並んでセンサユニット29が配置してあ
る。このセンサユニット29は開閉カバー20bの開閉に動
作する開閉検出部材30、プロセスカートリッジBの着脱
に動作する装着検出部材31と、これら部材30,31の検出
手段としてのフォトインタラプタ32が設けてある。
【0037】前記開閉検出部材30は、図7及び図8に示
すように、軸34を中心に回動自在な板状部材で構成し、
回動先部30aはフォトインタラプタ32の発光素子32aと
受光素子32bの間に位置している。そして、回動元端30
bは開閉カバー20bの内面に突出形成した動作部である
リブ20b2が当接可能になっている。このため、図8に示
すように、開閉カバー20bが開いた状態では自重によっ
て回動先部30aがフォトインタラプタ32の光を遮断する
位置にあってこれをオフ状態にする。一方、図9に示す
ように、開閉カバー20bを閉じるとリブ20b2が回動元端
30bに当接し、該リブ20b2の斜面に沿って回動元端30b
を押し下げる。このため回動先部30aがフォトインタラ
プタ32の上方へ移動し、フォトインタラプタ32がオン状
態となる。即ち、開閉カバー20bを開くとフォトインタ
ラプタ32がオフする状態となり、開閉カバー20bを閉じ
るとフォトインタラプタ32がオンする状態となる。
【0038】装着検出部材31も前記開閉検出部材30と同
様に、軸35を中心に回動自在な板状部材で構成してあ
り、回動先部31aはフォトインタラプタ32の発光素子32
aと受光素子32bの間に位置している。そして回動元部
31bは、図8に示すように、下方のカートリッジ装着ス
ペースへ垂下している。このため、プロセスカートリッ
ジBを装着しない状態にあっては自重によって回動先部
31aがフォトインタラプタ32の光を遮断する位置にあっ
てフォトインタラプタ32をオフする状態にする。一方、
プロセスカートリッジBを装着すると、後述するように
カートリッジBの被検出部材が回動元部31bを押し上げ
るために、図9に示すように、回動先部31aがフォトイ
ンタラプタ32の上方へ移動し、フォトインタラプタ32が
オンする状態となる。
【0039】従って、本実施形態によればプロセスカー
トリッジBが画像形成装置Aに装着され、且つ開閉カバ
ー20bが閉じられることによってフォトインタラプタ32
はオンとなって制御部38に画像形成可能信号を送る。
【0040】ここで前記装着検出部材31を動作させるプ
ロセスカートリッジBの有する被検出部材の構成につい
て説明する。
【0041】図10及び図11に示すように、プロセスカー
トリッジBのクリーニング枠体12の上面であって、クリ
ーニング枠体12の長手方向一方側にはプロセスカートリ
ッジBの着脱に際して前記装着検出部材31と干渉する位
置に被検出部材36が設けてある。この被検出部材36が設
けてあるクリーニング枠体12の長手方向一方側は、図11
に示すように、クリーニング枠体12と現像枠体13の間に
あってプロセスカートリッジBの上面長手方向に沿って
設けられた露光開口部9aの一方端側であり、また前記
長手方向と平行に取り付けられた感光体ドラム7の一方
端に設けたドラムギア23が設けられている側である。
【0042】前記被検出部材36はクリーニング枠体12と
一体的に形成された細長い板部材(感光体ドラム7の軸
線と直交する方向に延びている)であり、且つクリーニ
ング枠体12から現像枠体13にまたがるように設けられて
いる。尚、前記被検出部材36は、プロセスカートリッジ
Bの装着方向において、前記クリーニング枠体12の先端
に設けられており、プロセスカートリッジBの装着方向
に延びている。また前記被検出部材36が突出している現
像枠体13側の結合部材13c(クリーニング枠体12と現像
枠体13とを結合するための部材)の上面であって、前記
被検出部材36と対向する部分には凹部37が設けられてお
り、この凹部37に前記被検出部材36の突出部分が入り込
むように構成されている。このため、図10に示すよう
に、被検出部材36の上面は現像枠体13の上面と略同じ高
さであり、被検出部材36は現像枠体13の上面から上方へ
突出しない。
【0043】前記被検出部材36は、前述したようにプロ
セスカートリッジBを画像形成装置Aに対して装着した
状態で装置本体16に設けた前記装着検出部材31に当接し
て、その回動元部31bを押し上げるものである。そし
て、図4に示すように、プロセスカートリッジBが画像
形成装置Aに装着されていない状態にあっては、被検出
部材36は装着検出部材31に作用しないため、回動先部31
aは自重によってフォトインタラプタ32の光を遮断する
位置にあって、フォトインタラプタ32をオフ状態にす
る。
【0044】尚、本実施形態においてはプロセスカート
リッジBは電子写真画像形成装置Aに対して、感光体ド
ラム7の軸線と交差する方向に着脱される。また、クリ
ーニング枠体12は前記被検出部材36及び第1突起18(18
a)、第2突起19(19a)等が一体成形されている。
【0045】一方、図5に示すように、プロセスカート
リッジBを画像形成装置Aに装着し、装置本体16に対し
てカートリッジBが位置決めされると、前記被検出部材
36が装着検出部材31の回動元部31bを押し上げるため
に、回動先部31aがフォトインタラプタ32の上方へ移動
し、フォトインタラプタ32がオン状態となる。
【0046】因みに本実施形態における被検出部材36の
サイズを示すと、図10において、クリーニング枠体12に
設けた前記被検出部材の上面部高さL1 は、感光体ドラ
ム7の回転中心から約52.0mm(許容範囲約45.0mm〜60.0
mm)、被検出部材36のクリーニング枠体12から現像枠体
13側への突出量L2 は、感光体ドラム7の回転中心から
約39.0mm(許容範囲約30.0mm〜50.0mm)である。また、
図11において、クリーニング枠体12の駆動側外側面から
被検出部材36の長手方向内側面までの距離L3は、約28.
9mm(許容範囲約20.0mm〜35.0mm)であり、被検出部材3
6の長手方向の幅L4 は、約13mm(許容範囲約 1.0mm〜3
0.0mm)である。
【0047】前記フォトインタラプタ32は、開閉検出部
材30及び装着検出部材31の両方が上方へ移動したとき
(プロセスカートリッジBが装着され、且つ開閉カバー
20bが閉じられたとき)にオン状態となり、両部材30,
31のいずれか一方の部材が上方へ移動していないとき
(プロセスカートリッジBが装着されていないか、又は
開閉カバー20bが閉じられていないとき)はオンしな
い。
【0048】このようにしてプロセスカートリッジBの
装着と開閉カバー20bの閉鎖状態を1個のセンサで検出
する。そして、前記検出手段がプロセスカートリッジB
の装着又は開閉カバー20bの閉鎖を検出しないときは、
画像形成装置Aは画像形成動作を開始しないように制御
する。図12はその制御手段の構成を示すブロック図であ
り、38は装置全体の制御を行う制御部で、例えばマイク
ロプロセッサ等のCPU、前記CPUの制御プログラム
や各種データを格納しているROM、前記CPUのワー
クエリアとして使用されると共に、各種データの一時保
持等を行うRAM等を備えている。
【0049】また39はホストであり、例えばコンピュー
タ或いはワードプロセッサ等であり、制御部38との間で
電気信号の交信を行う。また、前述したように、センサ
ユニット29が装置本体16にプロセスカートリッジBが装
着されていないことを検出すると、検出信号が制御部38
に送られる。すると、制御部38はエラー表示をホスト39
を介して所定のディスプレイ40に表示する。また更にセ
ンサユニット29が開閉カバー20bの開放を検出すると、
その検出信号が制御部38に送られ、前記と同様に制御部
38はエラー表示をホスト39を介してディスプレイ40に表
示する。そこで、操作者はディスプレイ40に表示された
エラー表示を確認することによって、装置本体16にプロ
セスカートリッジBが装着されていない、若しくは開閉
カバー20bが閉じられていないことを知ることが出来
る。
【0050】そして、制御部38はセンサユニット29が装
置本体16にプロセスカートリッジBが装着されていない
こと、開閉カバー20bが閉じられていないことの何れか
一方又は両方を検出すると、装置電源33のうち高圧電源
33cをオフして画像形成動作を行わない。尚、前記装置
電源33はCPUやレーザー等を稼働させる第1低圧電源
33aと、主としてモータ等を駆動する第2低圧電源33b
と、転写ローラ4、現像ローラ10d、帯電ローラ8に画
像形成プロセス上必要な高電圧を供給するための高圧電
源33cの3つの電源から構成されている。
【0051】また更に、前記制御部38はホスト39及びセ
ンサユニット29等からの情報に基づき、光学手段1、帯
電手段8、現像手段10、転写手段4、定着手段5、搬送
手段3、装置電源33等を制御する。
【0052】本実施形態にあっては前述したようにクリ
ーニング枠体12に設けた突起18,19を介して装置本体16
に直接位置決めされる該枠体12の駆動側上面部に、現像
枠体13側に突出させて被検出部材36を設け、この被検出
部材36によってプロセスカートリッジBの装着状態を検
出するように構成したために、プロセスカートリッジB
の装着状態をより正確に検出することが可能となる。こ
のため、プロセスカートリッジBが装着されていない状
態で画像形成動作を開始してしまう事態を確実に防止す
ることが出来る。
【0053】また前記被検出部材36は現像枠体13に設け
た凹部37に入り込むように構成してあるために、プロセ
スカートリッジBが必要以上に大きくなることはなく、
プロセスカートリッジBを小型化出来、且つ該カートリ
ッジBを装着する画像形成装置を小型化することが可能
となるものである。
【0054】{クリーニング枠体と現像枠体の結合構
成}次に図13乃至図16を参照して現像枠体13の構成及び
現像ローラ10cと感光体ドラム7との付勢構成について
説明する。尚、図13は枠体構成の断面説明図、図14は現
像枠体13の分解説明図、図15は結合部材の拡大説明図、
図16はプロセスカートリッジBの一部破断側面説明図で
ある。
【0055】現像枠体13はトナー室10aと現像室10bと
を形成するものであり、本実施形態においては現像枠体
本体13aと、壁部材13bからなる。
【0056】前記枠体本体13aは、図13及び図14に示す
ように、トナー室部13a1と現像室部13a2と共に、長手方
向に沿って少なくとも1面が開放状態にある。また、前
記トナー室部13a1と現像室部13a2の間にはトナー供給開
口13a3と、該開口13a3を密閉するトナーシール42を取り
付けるためのシール取付面13a4を有し、新規カートリッ
ジにあっては前記取付面13a4にシール42を剥離可能に貼
り付けてトナー室10aに充填したトナーTを密封するよ
うにしている。
【0057】一方、壁部材13bはトナー室壁部13b1と現
像室壁部13b2とを一体的に有し、前記トナー室壁部13b1
は前記枠体本体13aのトナー室部13a1の開口部分を完全
に覆い、また現像室壁部13b2は枠体本体13aの現像室部
13a2を完全に覆う形状をしている。また、この壁部材13
bのトナー室壁部13b1は、枠体本体13aのトナー室部13
a1に侵入する突出形状を有することで、前記シール取付
面13a4の裏側にトナーが残留するのを防止している。
【0058】前記現像枠体本体13aと壁部材13bを結合
してトナー室10a及び現像室10bを形成するが、この結
合は前記トナー室部13a1とトナー室壁部13b1の当接面を
溶着し、更にこのとき現像室部13a2と現像室壁部13b2の
当接部には発泡ウレタン、ゴム系部材等のシール部材43
を挟み込んで密閉する。尚、前記結合は溶着に限定する
必要はなく、接着、ビス止め、かかり止め等の方法でも
よい。
【0059】前記のように結合した現像枠体本体13aと
壁部材13bに現像ローラ10c、現像ブレード10dを取り
付け、更には図14及び図15に示すように、現像ローラ10
cの軸受部材46を介して枠体長手方向両端に結合部材13
cを取り付ける。
【0060】前記結合部材13cは感光体ドラム7を取り
付けるための感光体取付部を有するクリーニング枠体12
と、前記現像ローラ10cを取り付けるための現像手段取
付部13a6を有する現像枠体13とを結合するために用いら
れるものである。そのため、前記結合部材13cには現像
ローラ10cの位置決め手段と、前記クリーニング枠体12
と現像枠体13とを互いに回動可能に結合するための結合
部と、前記クリーニング枠体12と現像枠体13とを結合し
た状態で前記感光体ドラム7の周面と前記現像ローラ10
cの周面との位置関係を保持するために、前記クリーニ
ング枠体12と現像枠体13とに弾性力を作用する圧縮スプ
リング45を取り付けるための取付部が設けてある。また
更に結合部材13cを前記現像枠体本体13aに係止するた
めのネジ孔13c7が設けてある。即ち、現像ローラ10cの
両端を軸受部材46の受け孔46aで支持し、この軸受部材
46を結合部材13cで位置決め固定するように構成してい
る。そして、前記結合部材13aを現像枠体本体13aに正
確に固定するために、図14に示すように、結合部材13c
の所定位置に結合部材係止部となる2本のボス13c1を突
出形成し、現像枠体本体13aの長手方向両端面には前記
ボス13c1が嵌入し得る2個の位置決め穴13a5が設けてあ
る。また前記軸受部材46にも前記ボス13c1が挿通し得る
2個の位置決め孔46bが設けてある。従って、前記結合
部材13cを現像枠体本体13aに対し、ボス13c1を位置決
め孔46bに挿通すると共に、位置決め穴13a5に嵌入して
取り付け固定することにより、現像ローラ10cが回動可
能に固定される。
【0061】また、前記結合部材13cには壁部材13bに
おける現像室壁部13b2の長手方向方向両端面に設けた位
置決め穴13b3に嵌入し得るボス13c2が形成してあり、結
合部材13cを現像枠体本体13aの両端部に取り付けると
きに前記ボス13c2を位置決め穴13b3に嵌入する。これに
よって、溶着されていない現像枠体本体13aの現像室部
13a2と壁部材13bの現像室壁13b2とが位置決めされ、前
記接合部に捻じれ等の力が加わったとしても前記接合部
に隙間が生ずることはなく、該部分からトナーが漏れる
おそれがなくなる。
【0062】更に結合部材13cにはクリーニング枠体12
と結合するための結合腕部13c3が一体的に形成してあ
り、この結合腕部13c3の先部には結合部としての第1の
孔である結合孔13c4,13c5が設けてある。この結合孔13
c4,13c5とクリーニング枠体12の長手方向両側所定位置
に設けた第2の孔である結合孔12c(図16参照)を合わ
せ、この孔にピンからなる軸41を圧入することによっ
て、軸41を回動中心としてクリーニング枠体12と現像枠
体13とが互いに回動可能に結合するものである。
【0063】前記結合部材13cはプラスチック製であっ
て、前記ボス13c1,13c2、腕部13c3、ネジ孔13c7及び突
起部13c6が一体的に成形されている。そして、前記突起
部13c6に圧縮スプリング45の一端を圧入することによっ
て該突起部13c6に取り付けている。
【0064】次に現像ローラ10cを現像枠体本体13aの
取付部13a6に取り付ける方法について図14及び図15を参
照して説明する。
【0065】まず現像ローラ10cの軸を軸受部材46の受
け孔46aに嵌合し、その状態で前記ボス孔46bに前記結
合部材のボス13c1を嵌合させ、前記結合部材13cを現像
枠体本体13aに固定する。この固定は結合部材13cに設
けたネジ孔13c7と現像枠体本体13aに両端面に設けたネ
ジ孔13a7を介してネジ留めする。尚、現像ブレード10d
は現像ローラ10cを取り付ける前に現像枠体本体13aに
取り付けておく。
【0066】これによって、現像ローラ10cを現像枠体
本体13aの取付部13a6にの正しい位置に取り付けること
が出来る。また、結合部材13cを現像枠体13の正しい位
置に取り付けることが出来る。
【0067】その後、感光体ドラム7を取り付けたクリ
ーニング枠体12の有する孔12cと結合部材13cが有する
孔13c4,13c5とを合わせて、これらの孔に軸41を圧入す
ることによってクリーニング枠体12と現像枠体13とが相
互に回動可能に結合する。
【0068】尚、本実施形態では、クリーニング枠体1
2、現像枠体本体13a及び端部部材13c共にプラスチッ
ク製であって、その材質としては例えばポリスチレン、
ABS樹脂(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン
共重合体)、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等である。また、現像ローラ10cを回転可能に
支持する軸受部材46の材質としては、耐磨耗性のプラス
チックとして、ポリオキシメチレン(POM)、或いは
金属等が用いられる。
【0069】前記のように、結合部材13cに現像枠体本
体13a及び壁部材13bの端部に嵌入して現像ローラ10c
を位置決めするためのボス13c1,13c2と、クリーニング
枠体12との結合孔13c4,13c5を設けることにより、前記
結合孔13c4,13c5を介して現像ローラ10cとクリーニン
グ枠体12に取り付けた感光体ドラム7との平行度を容易
に出すことが出来る。
【0070】また、プロセスカートリッジBは前記のよ
うにクリーニング枠体12と現像枠体13とを回動可能に結
合したときに、図16に示すように、現像ローラ10cがそ
の長手方向両端近傍に取り付けたスペーサコロ44を介し
て感光体ドラム7に押圧するようにし、現像ローラ10c
と感光体ドラム7とが一定の隙間を有して対峙するよう
にする。そのために、本実施形態では図14乃至図16に示
すように、前記結合部材13cの結合腕部13c3の元部にス
プリング取付部となる突起部13c6を設け、この突起部13
c6に付勢手段としての圧縮スプリング45を取り付けるよ
うにしている。このスプリング45は現像枠体13をクリー
ニング枠体12と結合したときに、クリーニング枠体12と
の間で圧縮され、現像枠体13を軸14を中心にして図16の
時計回り方向に付勢する。この付勢によって、現像ロー
ラ10cが感光体ドラム7に押圧するようになり、現像ロ
ーラ10cと感光体ドラム7とはスペーサコロ24の厚さ分
の隙間をもって対峙する。尚、前記圧縮スプリング45が
配置されるクリーニング枠体12側には、図16に示すよう
に、ボス12bが設けてあり、圧縮スプリング45の倒れ込
みを防止している。
【0071】前記のように、クリーニング枠体12と結合
したときの回動中心となる結合孔13c4,13c5と圧縮スプ
リング45の取付部である突起部13c6とを同一部材に設け
たために、現像枠体13の回動中心から圧縮スプリング45
による付勢力作用点までの距離を精度よく設定すること
が容易になし得る。このため、現像ローラ10cと感光体
ドラム7との当接圧を精度よく設定することが出来る。
【0072】尚、結合部材13cの長手方向両側に形成し
た結合腕部13c3に設けた結合孔13c4,13c5のうち、一方
の結合孔13c4は丸孔であるが、他方の結合孔13c5は、図
14乃至図16に示すように、長孔によって構成してある。
この長孔13c5の長手方向は、図16に示すように、感光体
ドラム7とスペーサコロ44との当接部xを中心点とした
仮想円yに対し、その接線zの方向に延びた長孔形状を
有する。また、前記突起部13c6の突出方向は、これに取
り付けられる圧縮スプリング45による付勢方向が前記長
孔13c5の方向に対して角度θを有するように設定され、
前記圧縮スプリング45による現像ローラ10cへの付勢が
長孔13c5の長手方向に沿った方向にも行われるようにし
ている。ここで、前記角度θとしては、5°〜85°程度
に設定するのが好ましい。また、前記圧縮スプリング45
のバネ圧は、 500g〜3000g程度に設定するのが好まし
い。尚、本実施形態では前記角度θを約60°に設定し、
前記バネ圧を約1500gに設定している。
【0073】前記のように一方の結合孔13c5を所定方向
への長孔にして自由度をもたせ、圧縮スプリング45の付
勢を前記自由度方向に対して一定の角度をもたせること
で、前記自由度方向への付勢効果を得ることが可能とな
る。
【0074】前述のように結合部材13cに結合孔、ボ
ス、バネ取付部を設けることにより、現像ローラ10cを
感光体ドラム7に対して平行にし、また当接圧が適正に
なるように容易に設定することが出来るものである。
【0075】〔他の実施形態〕次に前述した実施形態に
係るプロセスカートリッジB及び画像形成装置の各部の
他例について説明する。
【0076】前述した第1実施形態では、結合部材13c
を現像枠体本体13aにネジ留めする例を示したが、これ
はネジを外すことによってプロセスカートリッジBの分
解を行い易くするためである。しかしながら、前記結合
部材13cを現像枠体13に取り付ける方法としては、ネジ
留めに限らず、例えば溶着、接着或いはフックによる弾
性力を用いた係合等であってもよい。
【0077】また前述した第1実施形態では、クリーニ
ング枠体12と現像枠体13に弾性力を作用させるために、
結合部材13cのスプリング取付部としての突起部13c6に
圧縮スプリング45を取り付けた例を示したが、これは圧
縮スプリングに限る必要はなく、例えば板バネ等であっ
ても同様の効果を得ることが出来る。
【0078】また前述したプロセスカートリッジBは単
色画像を形成するためのものであったが、プロセスカー
トリッジは単色の画像を形成する場合のみならず、現像
手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色
画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも
好適に適用することが出来る。
【0079】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0080】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0081】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
の表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然
である。
【0082】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0083】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0084】また本発明に係るプロセスカートリッジと
は、少なくとも電子写真感光体と現像手段を備えたもの
である。従って、その代表的な態様としては現像手段と
電子写真感光体と、帯電手段及びクリーニング手段とを
一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にする
もの。また現像手段と電子写真感光体と、帯電手段又は
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置
本体に着脱可能にするもの。更には現像手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱
可能とするもの等がある。
【0085】更に前述した実施形態では画像形成装置と
してレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこ
れに限定する必要はなく、例えばLEDプリンタ、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の他の画像形成装置に使用することも当然可能であ
る。
【0086】
【発明の効果】本発明は前述したように、第1の枠体と
第2の枠体とを結合する結合部材に、両枠体を結合する
ための結合部と、両枠体を付勢するスプリングの取付部
と、現像ローラを取り付ける第2の枠体との結合部材係
止部と、前記第2の枠体及び現像ローラを位置決めのた
めの位置決めボスとを設けることで前記現像ローラと前
記電子写真感光体ドラムが取り付けられた第1の枠体と
の位置決めが正確にできるために、現像ローラと電子写
真感光体ドラムとの位置決めを容易に出すことが可能と
なる。また、電子写真感光体ドラムと現像ローラとの平
行度を容易に出すことが可能となる。
【0087】さらに、前記結合部材に前記第1の枠体と
前記第2の枠体とに弾性力を作用するスプリングを取り
付けるためのスプリング取付部が設けられているので、
スプリングの位置精度が正確に設定でき、電子写真感光
体ドラムと現像ローラとの当接圧を適正値に設定するこ
とが容易になし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジ
を装着した画像形成装置の全体構成を示す模式説明図で
ある。
【図2】プロセスカートリッジの構成模式説明図であ
る。
【図3】プロセスカートリッジの外観説明図である。
【図4】プロセスカートリッジを装置本体に挿入すると
きの位置決め装着構成及び被検出部材と装着検出部材の
関係を示す説明図である。
【図5】プロセスカートリッジを装置本体に装着したと
きの位置決め装着構成及び被検出部材と装着検出部材の
関係を示す説明図である。
【図6】クリーニング枠体に設けた位置決め突起の構成
説明図であり、(a) は右側面図、(b) は左側面図であ
る。
【図7】レーザーシャッタ及びセンサユニットの平面模
式説明図である。
【図8】開閉カバーを開き、プロセスカートリッジを装
着していない状態の開閉カバーの開閉検出と、プロセス
カートリッジの有無検出構成の模式説明図である。
【図9】プロセスカートリッジを装着して開閉カバーを
閉じた状態の開閉カバーの開閉検出と、プロセスカート
リッジの有無検出構成の模式説明図である。
【図10】クリーニング枠体に設けた被検出部材の側面
説明図である。
【図11】クリーニング枠体に設けた被検出部材の平面
説明図である。
【図12】制御構成を示すブロック図である。
【図13】現像枠体の構成断面説明図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る現像枠体の構成説
明図である。
【図15】結合部材の拡大説明図である。
【図16】クリーニング枠体と現像枠体の付勢説明図で
ある。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学手段、2…記録媒体、3…搬送手段、4…転写ロー
ラ、5…定着手段、6…排出部、7…感光体ドラム、8
…帯電ローラ、9a…露光開口部、9b…転写開口部、
10…現像手段、11…クリーニング手段、12…クリーニン
グ枠体、12a…把手部、12b…ボス、12c…孔、13…現
像枠体、13a…現像枠体本体、13a1…トナー室部、13a2
…現像室部、13a3…トナー供給開口、13a4…シール取付
面、13a5…位置決め穴、13a6…現像ローラ取付部、13a7
…ネジ孔、13b…壁部材、13b1…トナー室壁部、13b2…
現像室壁部、13b3…位置決め穴、13c…端部部材、13c
1,13c2…ボス、13c3…結合腕部、13c4,13c5…結合
孔、13c6…突起部、13c7…ネジ孔、14…シャッタ部材、
14a…軸、14b…シャッタ突起、14c…露光シャッタ
部、14d…転写シャッタ部、14e…アーム部、15…バ
ネ、16…装置本体、17…外装カバー、17a…軸、17b…
開閉カバー、18…第1突起、18a…右第1突起、18b…
左第1突起、19…第2突起、19a…右第2突起、19b…
左第2突起、20…外装カバー、20a…軸、20b…開閉カ
バー、20b1…リブ、20b2…リブ、21…ガイド部材、21a
…ガイド溝、21b…位置決め凹部、22…ねじりコイルバ
ネ、22a…軸、22b…係止部、23…ドラムギア、24…駆
動ギア、25a…右連結突起、25b…左連結突起、26…レ
ーザーシャッタ、26a…シャッタ部、26b…ストッパ
ー、26c…当接部、27…ガイド、28…付勢バネ、29…セ
ンサユニット、30…開閉検出部材、30a…回動先部、30
b…回動元端、31…装着検出部材、31a…回動先部、31
b…回動元部、32…フォトインタラプタ、33…装置電
源、33a…第1低圧電源、33b…第2低圧電源、33c…
高圧電源、34…軸、35…軸、36…被検出部材、37…凹
部、38…制御部、39…ホスト、40…ディスプレイ、41…
軸、42…シール、43…シール部材、44…スペーサコロ、
45…圧縮スプリング、46…軸受部材、46a…受け孔、46
b…位置決め孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−130745(JP,A) 特開 平5−107822(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真感光体ドラムを取り付けられた第
    1の枠体と、前記電子写真感光体ドラムに形成された潜
    像を現像するための現像ローラを取り付けられた第2の
    枠体と、を有して、電子写真画像形成装置本体に着脱可
    能なプロセスカートリッジの有する前記第1の枠体と前
    記第2の枠体とを結合するために用いられる結合部材に
    おいて、 前記第1の枠体と前記第2の枠体とを互いに回動可能に
    結合するための結合部と、 前記第1の枠体と前記第2の枠体とを結合した状態で前
    記電子写真感光体ドラムと前記現像ローラとの位置関係
    を保持するために、前記第1の枠体と前記第2の枠体と
    に弾性力を作用するスプリングを取り付けるためのスプ
    リング取付部と、 前記結合部材を前記第2の枠体に係止するための結合部
    材係止部と、 前記現像ローラを支持する軸受部材に設けられた軸受部
    材位置決め孔を貫通して、前記第2の枠体に設けられた
    枠体位置決め孔と嵌合する位置決めボスであって、前記
    第2の枠体及び前記現像ローラを前記結合部材と位置決
    めをするための位置決めボスと、 を有することを特徴とする結合部材。
  2. 【請求項2】 前記結合部は第1の孔を有しており、前
    記第1の孔と前記第1の枠体に設けられた第2の孔とに
    ピンが圧入されて、前記第1の枠体と第2の枠体は互い
    に回動可能に結合されることを特徴とする請求項1記載
    の結合部材。
  3. 【請求項3】 前記スプリング取付部は、前記結合部材
    と一体形成された突起で、この突起に圧縮スプリングが
    取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の結合部材。
  4. 【請求項4】 前記結合部材係止部は、腕部と、前記腕
    部に設けられたネジが貫通するためのネジ孔を有してお
    り、ネジを前記ネジ孔に貫通させて前記結合部材取付部
    を前記第2の枠体にネジ留めすることによって、前記結
    合部材を前記第2の枠体にネジ留めすることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の結合部材。
  5. 【請求項5】 前記電子写真感光体ドラムと前記現像ロ
    ーラは前記スプリングの弾性力によって、前記現像ロー
    ラの両端部に取り付けられたスペーサコロを介して前記
    電子写真感光体ドラムの周面に前記現像ローラが押圧さ
    れることによって位置関係が保持されることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の結合部材。
  6. 【請求項6】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 a、電子写真感光体ドラムと、 b、前記電子写真感光体ドラムを取り付けられた第1の
    枠体と、 c、前記電子写真感光体ドラムに形成された潜像を現像
    するための現像ローラを取り付けられた第2の枠体と、 d、前記現像ローラを支持する軸受部材と、 e、前記第1の枠体と前記第2の枠体とを互いに回動可
    能に結合するための結合部と、前記第1の枠体と前記第
    2の枠体とを結合した状態で前記電子写真感光体ドラム
    と前記現像ローラとの位置を保持するために、前記第1
    の枠体と前記第2の枠体とに弾性力を作用するスプリン
    グを取り付けるためのスプリング取付部と、前記結合部
    材を前記第2の枠体に係止するための結合部材係止部
    と、前記軸受部材に設けられた軸受部材位置決め孔を貫
    通して、前記第2の枠体に設けられた枠体位置決め孔と
    嵌合する位置決めボスであって、前記第2の枠体及び前
    記現像ローラをを前記結合部材と位置決めをするための
    位置決めボスと、 を有する結合部材と、 f、前記結合部材の有する前記スプリング取付部に取り
    付けられたスプリングと、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジは、前記第1
    の枠体に、前記電子写真感光体ドラムを帯電するための
    帯電ローラと、前記電子写真感光体ドラムに残留するト
    ナーを除去するための弾性クリーニングブレードと、を
    有することを特徴とする請求項6記載のプロセスカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、 a、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
    ムを取り付けられた第1の枠体と、前記電子写真感光体
    ドラムに形成された潜像を現像するための現像ローラを
    取り付けられた第2の枠体と、前記現像ローラを支持す
    る軸受部材と、前記第1の枠体と前記第2の枠体とを結
    合するために用いられる結合部材であって、前記第1の
    枠体と前記第2の枠体とを互いに回動可能に結合するた
    めの結合部と、前記第1の枠体と前記第2の枠体とを結
    合した状態で前記電子写真感光体ドラムと前記現像ロー
    ラとの位置を保持するために、前記第1の枠体と前記第
    2の枠体とに弾性力を作用するスプリングを取り付ける
    ためのスプリング取付部と、前記結合部材を前記第2の
    枠体に係止するための結合部材係止部と、前記軸受部材
    に設けられた軸受部材位置決め孔を貫通して、前記第2
    の枠体に設けられた枠体位置決め孔と嵌合する位置決め
    ボスであって、前記第2の枠体及び前記現像ローラをを
    前記結合部材と位置決めをするための位置決めボスと、
    を有する結合部材と、前記結合部材の有する前記スプリ
    ング取付部に取り付けられたスプリングと、、を有する
    プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するための
    装着手段と、 b、前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジの組立方法において、 a、第1の枠体の有する感光体取付部に電子写真感光体
    ドラムを取り付ける第1の工程と、 b、現像ローラに軸受け部材を取り付ける第2の工程
    と、 c、結合部材に設けられた位置決めボスを、前記軸受け
    部材に設けられた軸受部材位置決め孔に貫通させた後
    に、第2の枠体に設けられた位置決め孔に嵌合させて、
    前記結合部材に設けられた結合部材係止部によって前記
    結合部材を前記第2の枠体に係止して取り付ける第3の
    工程と、 d、前記結合部材に設けられたスプリング取付部に、前
    記第1の枠体と第2の枠体とに弾性力を作用するスプリ
    ングを取り付けて、前記結合部材に設けられた結合部で
    前記第1の枠体と前記第2の枠体とを互いに回動可能に
    結合する第4の工程と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジの組立
    方法。
  10. 【請求項10】 前記第3の工程は、前記結合部の有す
    る孔に前記第1の枠体の有する孔を合わせて、両孔にピ
    ンを圧入する工程を有することを特徴とする請求項9記
    載のプロセスカートリッジの組立方法。
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