JP3387141B2 - 撥水性ガラス物品 - Google Patents

撥水性ガラス物品

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/42Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating of an organic material and at least one non-metal coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03C2217/00Coatings on glass
    • C03C2217/70Properties of coatings
    • C03C2217/76Hydrophobic and oleophobic coatings

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は,撥水性ガラス物品、特
に建築用ウインドーおよび自動車のウインドウやドアミ
ラー等に用いる高耐候性撥水性ガラスに関する。 【0002】 【従来の技術】ガラス物品表面に撥水性を付与すること
により,1)汚染成分を含む水滴がガラス表面に付着,
残存しにくくなるために,ガラスの汚染防止や焼け防止
効果が得られる,2)この撥水性ガラスを自動車のフロ
ントガラスやサイドガラスなどに使用することにより,
雨天走行時に表面に付着した雨水が風圧により吹き飛ば
されるために,ドライバーの視野が確保され安全性が向
上する。 【0003】従来,この様な撥水膜の作製には,ガラス
基板表面のシラノール基との反応性を有するシリコ−ン
またはフロロシリコ−ン撥水剤を原料として,ラビング
法(現在の市販品は全てこの方法によるものである),
ディッピング法(例えば,特開平4−221630)ま
たはゾル−ゲル法(例えば,特開平3−23493)が
用いられてきた。ラビング法は撥水剤を基板上に滴下し
た後に,布で直接塗延ばし,拭き上げるものである。デ
ィッピング法は,反応性フロロシランを含むシランカッ
プリング剤を水または有機溶媒中に添加した溶液中に,
基材を浸せきし,一定速度で引き上げることにより,基
材表面上に撥水分子層を形成するものである。また,ゾ
ル−ゲル法はテトラエトキシシラン(TEOS)の様な
SiO2形成成分とフロロシランの様な撥水成分の混合
水溶液を基板上にコーティングするものである。 【0004】 【発明が解決しょうとする課題】ラビング法は,高価な
製造装置が不要であり,撥水層が劣化した場合にも,再
処理による撥水性能の再生が容易であるという特徴を有
する。しかしながら,拭き上げ方法により撥水性能が異
なることから,良好な撥水性能を再現性良く得ることは
困難である。 【0005】ディッピング法およびゾル−ゲル法は,バ
ルク溶液中における経時的な加水分解に続き撥水性分子
の重合が起こるために,液中の反応種の状態を常に一定
の条件に保つことは困難である。その結果,膜付を行う
タイミングにより性能が変化するという欠点がある。従
って,性能のバラツキを小さくするためには,例えば処
理液の使用期間を短時間に限定する必要があることか
ら,コストアップにつながる。 【0006】また,撥水性能は撥水分子の一次構造と共
に膜としての高次構造に強く依存する。すなわち,優れ
た撥水性能を得るには,撥水分子の撥水部位を高密度に
最表面に固定する必要がある。ラビング法,ディッピン
グ法,ゾル−ゲル法等の従来の方法は全て液相法に属
し,多かれ少なかれこれらの原料溶液は溶媒を含んでい
る。この様な液相法における撥水膜形成過程を考える
と,第一段階では,加水分解を受けた撥水分子と共に溶
媒分子の基板表面への吸着が競争的に起こる。従って,
溶媒分子は基板表面における撥水分子の高密度配向を妨
げることになる。 【0007】さらに,撥水膜の耐候性を向上させるため
には,撥水分子を強固に基板表面に化学結合させなけれ
ばならない。その必要条件は,反応前にいかに清浄な基
板表面にしておくかということである。液相法の場合に
は,洗浄した基板に膜付するまでに比較的長時間を要す
るために,きれいにすればするほど,汚染を受け易くな
るという問題がある。 【0008】本発明は上述の様な液相法が一般的に抱え
る問題点を克服して、撥水性能が優れた、耐候性が良好
な撥水性ガラス物品を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス基材
(1)と、その表面に形成されたケイ素酸化物のコーテ
ィング層(2)と,該コーティング層(2)の表面に形
成された撥水層(3)からなる撥水性ガラスにおいて,
上記撥水層が減圧CVD法で作製された(1)式で表わ
される片末端に少なくとも1つの塩素を有するフロロシ
リコーンの膜からなることを特徴とする撥水性ガラス物
品である。 【0010】 CF3(CF2P(CH2mSiXn(CH33-n (1) 但し,Xは塩素基、5≦p≦15;m=2;1≦n≦3 本発明において、上記撥水層として減圧CVD法で作製
されたフロロシリコーン膜を用いる。撥水膜を減圧CV
D法により形成する方法によれば,使用する撥水剤は、
ディッピング法での溶媒使用とは異なり、溶媒を全く使
用する必要がなく、気相で撥水分子の加水分解を経由す
る化学結合の形成反応が,基板表面で選択的に起こるこ
とから,4つのメリットが得られる。 【0011】1つは,従来のように溶媒を使用する場合
には経時的な加水分解による撥水性分子の重合によって
生じる処理液の経時変化が無いことから,フロロシリコ
ーンという適正な撥水分子を選択することにより,良好
な撥水性能を再現性よく得ることができるとともに処理
液の長寿化をはかれることである。 【0012】2つめは,一回の処理に必要な原料の量が
消費される分だけ準備すればよいので、極微量で済むこ
と,また,廃液も発生しないことから,原料代の大幅コ
ストダウンが可能になるとともに,廃液処理による余分
のコストを削減できる。 【0013】3つめは,本発明による減圧CVD法に用
いる原料は,撥水分子のみを原料とすることから,溶媒
分子が撥水分子の配向を妨げる溶媒分子が存在しない。
従って,適当な条件で膜付を行うことにより,高密度高
配向の撥水分子膜を得ることが可能になる。 【0014】4つめは,減圧CVD法によれば,撥水処
理前に減圧状態にするので,洗浄後にガラス基材に吸着
した炭化水素系汚染物を除去することが可能である。き
れいになった表面を保ったまま撥水処理を行うことがで
きる結果として,基板表面と撥水分子間の強固な結合が
得られる。従って,高耐候性の撥水性分子膜を得ること
ができる。 【0015】本発明において、撥水分子の種類として
は,液相法で使用されている上記(1)式で表わされ
る、片末端に少なくとも1つの塩素を有するフロロシリ
コーン系撥水分子を用いることができる。式中Xは、塩
素である。また(1)式で表わされる化合物としては、
ヘプタデカフルオロデシルトリクロロシラン、ヘプタデ
カフルオロデシルモノメチルジクロロシラン、ヘプタデ
カフルオロデシルジメチルモノクロロシラン等を挙げる
ことができる。フロロシリコーン系撥水分子例えば,加
水分解性の撥水分子を用いる場合には,減圧CVD法に
おいては,基板表面に吸着した水を利用することができ
る。しかしながら,液相法に比べて水分量が小さいこと
から,加水分解性の高い撥水分子を用いることが望まし
い。本発明者らは鋭意研究の結果,官能基として,基板
表面のシラノール基と直接反応し得る塩素基を持った撥
水分子を使用することによって,撥水層の耐候性を著し
く向上させることができた。撥水分子の分子長は,n<
5の範囲では分子間力が弱いために,配向性が不十分に
なる。また,n>15の範囲では分子の蒸気圧が小さす
ぎて使用することができない。従って,nの適正な範囲
は5≦n≦15である。 【0016】本発明で用いる減圧CVD法自体は、よく
知られている方法である。CVD処理時の真空度は,十
分な撥水剤の蒸気圧、例えば6.7×10 2 Pa以下が
得られるように設定すれば良い。従って,用いる撥水剤
の種類によって異なるが,通常は1.3Pa〜1.3×
10 3 Pa、例えば6.7×10 2 Pa程度で十分であ
る。 【0017】基板表面との反応を促進するためには,基
板を加熱しながら減圧CVD法によりフロロシリコーン
層を付着させることが好ましい。加熱温度は,基板表面
物質および撥水剤の種類によって異なるが,40〜10
0℃例えば80℃程度で十分である。このフロロシリコ
ーン層の厚みは好ましくは約0.5nm〜100nm、
より好ましくは5〜30nmである。 【0018】減圧CVD法に用いる基板は通常の無処理
のソーダライムガラスでもある程度の効果があるが、耐
候性を向上させるためには珪素酸化物、例えばSiO2
のコーティング層をその表面に設けることが必要である
(例えば,特開平4−285035)。その珪素酸化物
のコーティング層の厚みは好ましくは10nm以上、更
に好ましくは、10〜100nmである。珪素酸化物の
コーティング層の形成方法は、スパッタリング法、CV
D法、真空蒸着法、液相析出法(LPD法)、プラズマ
蒸着法、塗布焼付け法などのいずれでもよい。 【0019】これはガラス表面よりも珪素酸化物(Si
2)表面の方が,撥水剤との化学結合に関与するシラ
ノール基の密度が高いためと考えられる。 【0020】 【実施例】以下,図1に示した本発明の実施例に係わる
撥水ガラスについて詳細に説明する。図1は撥水膜を表
面に形成したSiO2コート/ソーダライムガラスのガ
ラス基板の断面を断面を示している。1はガラス基板,
2はSiO2からなるコーティング層,3は撥水剤から
なる撥水層である。 【0021】322m/時間の徐冷速度で前進する厚み
が6mmのフロートガラスのリボンに、このガラスリボ
ンがフロート浴上を前進している際に、ガラス温度64
5℃の位置でガラスの上側表面に混合ガスを供給するこ
とによりコーティングした。混合ガスはモノシラン11
%とエチレン23%と二酸化炭素23%とキャリヤガス
として窒素44%から構成した。混合ガスは層流条件下
にガラス表面と平行にガラスの進行方向に流した。混合
ガス流量はコーティングしたガラスの幅1m当たり22
リットル/分とした。ガラス表面上には珪素酸化物被膜
を含有する透明な被膜が生成しその厚さは76.1nm
であった。上記で作製した珪素酸化物(SiO2)被膜
を含有するガラス基板を洗浄,乾燥させた後、このガラ
ス基板および約0.2gのヘプタデカフルオロデシルト
リクロロシラン(HFTCS)を入れたシャーレをチャ
ンバー内にセットした。真空ポンプで2分間真空引きし
て真空度を6.7×10 2 Paにした後に,系を閉じて
80℃に加熱した。1時間反応させた後に,真空引きし
ながら99℃まで昇温し,コールドトラップで余分のH
FTCSを除去した。これにより図1に示すような、ガ
ラス基板、その表面上の厚み76.1nmの珪素酸化物
被膜、およびその上の厚み約15nmのヘプタデカフル
オロデシルシラン膜からなる撥水性ガラスが得られ、そ
してこの撥水性ガラスの接触角および転落角の測定を行
った。接触角が大きいほど、また転落角は小さいほど撥
水性が優れていることを示している。また,基板との接
着力を評価するために,100℃の熱水中に該基板を6
時間〜6.5時間浸せきし,接触角および転落角の経時
的な変化を追跡した。結果を図2に示す。 【0022】比較例 撥水剤をヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン
(HFTMS)に変えて,実施例1と全く同様にして,
撥水性ガラスを作製した。また,性能比較のために,接
触角を測定した。結果を合わせて図2に示す。 【0023】初期接触角(熱水浸せき時間ゼロ)は実施
例(HFTCS、黒丸印で表わす)と比較例(HFTM
S、黒四角印で表わす)でほぼ同等であるが、初期転落
角は実施例(白丸印)が比較例(白四角印)よりも約5
°大きいことがわかる。すなわち初期性能でみると接触
角は実施例は比較例とほぼ同等で、転落角は比較例の方
が優れている。しかしながら,熱水テスト6時間後の値
をみると,接触角については実施例(黒丸印)の方が比
較例(黒四角印)よりも約35°大きく、転落角は実施
例(白丸印)が比較例(白四角印)よりも約5°小さい
ことがわかる。すなわち、熱水テスト後は実施例が比較
例に比して接触角、転落角とも優れていることが分か
る。 【0024】この結果は,実施例(HFTCS)の方が
比較例(HFTMS)よりも基板表面との反応性が高い
ためと考えられる。既に,Cl−(Si)基は基板表面
のシラノール基との脱塩酸反応により化学結合すること
が知られている。これに対して,HFTMSにおける官
能基であるOCH3−(Si)基は一度水による加水分
解を受けた後に,シラノール基と脱水縮合反応により化
学結合する。CVD法によれば,加水分解に利用できる
水分は基板表面の物理吸着水に限られており,その水分
の量が不十分であるだけでなく,その量を制御すること
が困難であるためにこのような結果になると考えられ
る。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の減圧CV
D法による撥水性ガラスは,従来の撥水性ガラスに比べ
て,初期性能が良好であるばかりでなく,耐熱水性に代
表される耐候性も優れていることが明かである。 【0026】従って,本発明による撥水性ガラスは建築
用窓ガラスの他に,自動車のウインドウやドアミラー等
に好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の撥水性ガラス物品の構成を示す断面図
である。 【図2】本発明の撥水性ガラスの耐熱水性を示す説明図
である。 【符号の説明】 1 ガラス基板 2 珪素酸化物からなるコーティング層 3 撥水層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 15/00 - 23/00 B32B 1/00 - 35/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ガラス基材(1)と、その表面に形成さ
    れたケイ素酸化物のコーティング層(2)と,該コーテ
    ィング層(2)の表面に形成された撥水層(3)からな
    る撥水性ガラスにおいて,上記撥水層が減圧CVD法で
    作製された(1)式で表わされる片末端に少なくとも1
    つの塩素を有するフロロシリコーンの膜からなることを
    特徴とする撥水性ガラス物品。 CF3(CF2P(CH2mSiXn(CH33-n (1) 但し,Xは塩素基、5≦p≦15;m=2;1≦n≦3
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