JP3386550B2 - エアー・ポンプのエアーコントロール装置 - Google Patents
エアー・ポンプのエアーコントロール装置Info
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- JP3386550B2 JP3386550B2 JP01144394A JP1144394A JP3386550B2 JP 3386550 B2 JP3386550 B2 JP 3386550B2 JP 01144394 A JP01144394 A JP 01144394A JP 1144394 A JP1144394 A JP 1144394A JP 3386550 B2 JP3386550 B2 JP 3386550B2
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B45/00—Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids
- F04B45/04—Pumps or pumping installations having flexible working members and specially adapted for elastic fluids having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
- F04B45/047—Pumps having electric drive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
ーコントロール装置、特に鑑賞魚を入れた水槽に泡立て
用の空気を送り込むエアー・ポンプの空気送り出し量を
調整することのできるエアー・ポンプのエアーコントロ
ール装置に関するものである。
場所などにおいては、鑑賞魚を水槽に入れて飼育し室内
のアクセサリーにしたり、見る者の目を楽しませたりす
ることが行なわれて来た。このような鑑賞魚類を飼育す
る水槽には、よく泡発生器具を水底に置き、この泡発生
器具に小型のエアー・ポンプから空気を送り込んで空気
の泡を発生させているものが見受けられるが、この種の
エアー・ポンプの従来例としては、例えば図8に示すよ
うなものがある。この図において、符号1はハウジング
2に固定取り付けされ電磁回路を形成するためのヨー
ク、3はヨーク1に取り付けられたコア、4はコア3に
巻装され且つ電源コード5に接続された電磁コイルであ
り、これらヨーク1、コア3および電磁コイル4によっ
て電磁駆動機構を構成している。6はアーム、7はアー
ム6の先端部に取り付けられ電磁的なオン/オフ作用に
よって前記コア3に引き付けられたり離れたりしヨーク
1と電磁コイル4との間を往復運動するマグネットであ
る。アーム6は、前記マグネット7の往復運動にともな
って、その運動方向へ変位可能にハウジング2に取り付
けられており、その長手方向中間部分にはダイヤフラム
8が連結されている。このダイヤフラム8は外力によっ
て収縮、膨張するゴムなどの弾性材料から構成され、前
記電磁駆動機構の電磁作用によって空気を吸入し、さら
に空気出口9から空気の吐出を行なうようになってい
る。したがって、空気出口9にホースを接続することに
より空気を水槽に送ることができる。
来のエアー・ポンプにあっては、ヨーク1、コア3およ
び電磁コイル4からなる電磁駆動機構とマグネット7と
の間隔が一義的に決められており、通常は変更ができな
いようになっているため、エアー・ポンプの空気送り出
し量は一定である。このため、前記水槽の中における泡
立ちの状況も変わりばえのないものとなり、見る者にと
ってつまらない感じを与える虞があった。また、電磁駆
動機構とマグネットとの間隔寸法を変更するためにアー
ムの取り付け部10において、アーム6をハウジング2
の側壁2a方向へ引き寄せたり、或いはこの側壁2aか
ら遠ざけたりすることも考えられるが、このような措置
を施すとダイヤフラム8に無理な力が加わって変形し、
空気の吸入、排出動作が円滑に行なわれない可能性が出
てくる。
で、その目的は、エアー・ポンプの空気の送り出し量を
簡単に調節することのできるエアー・ポンプのエアーコ
ントロール装置を提供することである。
に、本発明は、電磁駆動機構とアーム先端部に支持され
たマグネットと、アームの中間の部位に接続されたダイ
ヤフラムとを有し電磁駆動機構とマグネットとの間の電
磁作用によってマグネットを往復動作させ、ダイヤフラ
ムの膨張、収縮運動により吸気および排気動作を行なう
エアー・ポンプにおいて、電磁駆動機構をコアの長手方
向に移動可能にハウジングに取り付けるとともに、ハウ
ジングに取り付けたねじ送り機構に連結し、ねじ送り機
構をハウジングの外部に突出するつまみ部材と 、 つまみ
部材と一体的に設けハウジング内部に延びるねじ部材
と、つまみ部材とねじ部材との間に設けつまみ部材の回
転を一定の角度間隔ごとに停止させるクリック板とによ
り構成し、ねじ送り機構により電磁駆動機構をマグネッ
トに対して進退運動せしめることを要旨とする。
駆動機構の動作によって空気の吸入および排出動作を行
なう。ダイヤフラムから排出された空気はホースへ入
り、このホースを通って水槽へ達する。電磁駆動機構は
電磁駆動機構のコアの長手方向に移動可能であるから、
これを移動させることによりコアとマグネットとの間隔
寸法を変化させることができ、マグネットの往復運動速
さを変えることができる。これによりダイヤフラムの吸
排気量が調節可能となり、水槽内の泡立ち具合が変化せ
しめられる。
アーコントロール装置の一実施例を説明する図である。
このうち、図1は前記実施例のエアーコントロール装置
が組み込まれたエアー・ポンプの内部構造を露出させて
示す平面図である。この図において、符号11は、筐体
であるハウジング12内の一方の側壁12aの近傍に配
置され電磁回路を形成するためのヨーク、13はヨーク
11に一体的に取り付けられヨーク12とともに電磁回
路を形成するコア、14はコア13に巻装され且つ電源
コード15に接続された電磁コイルであり、これらヨー
ク11、コア13および電磁コイル14によってポンプ
動作を行なうための電磁駆動機構を構成している。16
はハウジング12内において前記ヨーク11に近接した
側壁12aと対向する他方の側壁12b側から前記電磁
コイル4の方へ向けて延びるアーム、17はアーム16
の先端部に取り付けられ前記電磁駆動機構との間の電磁
作用によって前記ヨーク11と電磁コイル14との間を
往復運動するマグネットである。
材19に固定連結されることにより一種の片持ち梁構造
(ただし、変位方向は図1中上下の方向である)を有す
る板ばねから構成されている。フレーム部材19は、ハ
ウジング12内の前記電磁駆動機構以外のスペースのほ
ぼ中央に配置固定され、各種部品の取り付け固定を行な
うための中心部材となっている。このフレーム部材19
には、アーム16を支持するための、平面形状がほぼ円
環状になってフレーム部材19の外側壁からはみ出し、
且つ先端が途中で終端となった壁片から成る係止部20
が設けられ、この係止部20はフレーム部材19本体と
の間に円形の一部切り欠かれた空隙21を形成してい
る。アーム16は前記係止部20に直接取り付けられて
前述のように片持梁構造を有し撓み変形する板ばねとさ
れてもよいが、この実施例では、図1に示すように空隙
21にゴム等の弾性を有する材料からなる保持部材22
を埋め込み、この保持部材22にアーム16の根元部分
を結合している。これによりアーム16の変位は保持部
材の弾性変形によって規制される。
にはダイヤフラム18が連結されている。このダイヤフ
ラム18は外力によって収縮、膨張する内部が中空のゴ
ム、革、強化処理された紙、或いはプラスチックなどの
弾性材料から構成されるとともに弁機構を有しており、
前記電磁駆動機構の電磁作用によって空気の吸入を行な
い、また排出を行なうようになっている。このダイヤフ
ラム18の排気側部分には前記フレーム部材19が隣合
わさって設置され、ダイヤフラム18から排出された空
気はフレーム部材19へと導かれるようになっている。
を進退させるねじ送り機構を図2乃至図4に示す。この
うち、図2は電磁駆動機構とねじ送り機構の部分の斜視
図、図3は上記部分の平面断面図、図4は同じく上記部
分の側面断面図である。これらの図に示すように、ヨー
ク11は、ハウジング12の底板12c上に平行に設け
られ上面にガイド部24を形成する一対の軌道部材23
の上に、ガイド部24に沿って前後方向(図1中左右方
向)へ摺動可能に設置されている。そしてこのヨーク1
1には、おねじ部材25がハウジング12の側壁12a
の方へ突出した状態でねじ26により取り付け固定され
ている。一方、ハウジング12の対応する側壁12aに
はつまみ部材27が回転可能に取り付けられている。こ
のつまみ部材27は、操作者の手でつかみ易いように適
当な直径に形成された筒状体で構成されており、その筒
の内壁には、前記おねじ部材25にねじ係合するめねじ
28が形成されている。前記おねじ部材25とつまみ部
材27との係合関係をみると、つまみ部材27はハウジ
ング12に取り付けられて進退運動せずおねじ部材25
の方が進退運動する関係になっている。しかも、ヨーク
11は、前進(ハウジングの中心へ向かう運動)すると
マグネット17により一層近づいて電磁作用は強くな
り、後退すると電磁作用は弱くなる。したがって、前記
おねじ部材25に切られたおねじとめねじ28とは左ね
じの関係に形成されており、これによってつまみ部材2
7を右へ回せば電磁作用は強くなり、左へ回せば電磁作
用は弱くなるように設定されている。
面に当たるところ)には、図5に示すように、このつま
み部材27を回す方向とエアーコントロールの程度(H
IGHまたはLOW)を示す表示が施してある。そし
て、つまみ部材27とおねじ部材25との間の部位、す
なわち、つまみ部材27のハウジング12との結合部端
部には図2、図6および図7に示すようにクリック動作
部29が設けられている。このクリック動作部29は、
つまみ部材27のハウジング12との円環状の結合部端
面に形成された放射状の溝部30と、溝部30に嵌入す
る係合片31とにより構成されている。溝部30は、前
記結合部端面に所定の角度間隔をおいて全周にわたり形
成されるとともに放射状に延びている。一方、係合片3
1は、ハウジング12の底板12c上に取り付けられ、
前記溝部30に嵌入してつまみ部材27の回転動作を規
制し、つまみ部材27の回転に対して一定の角度間隔ご
とに節度感を持たせるようになっている。そして、前記
おねじ部材25と、つまみ部材27と、クリック動作部
29とでヨーク11をマグネットに対して進退運動させ
るねじ送り機構を構成している。
部材32が当接している。このヨーク押え部材32は、
側方から見て上から下へ八の字形に広がった押え片33
と、押え片33の上面から立ち上がって設けられ両側部
に鋸歯部34を有する立板部35とをから構成されてい
る。押え片33は板材を折り曲げ成形してなり、全体と
してばね構造になっている。そして、鋸歯部34をハウ
ジング12の蓋36の裏面に設けたホルダー部37に嵌
合させることにより、前記蓋の側に取り付けられる。
すためにハウジング12の上半分は外してあるが、この
ハウジング12の上半分は、図4に部分的に示してある
ように、前記蓋36が被せられることによりエアー・ポ
ンプが出来上がる。そして、蓋36を被せたとき前記ヨ
ーク押え部材32の押え片33がヨーク11の上面に当
接して弾性変形し、ヨーク11をばね作用によって確実
に保持するとともに、このヨーク11が前記ねじ送り機
構によって進退運動するときのがたつきを防止する。
置の動作を説明する。先ずエアー・ポンプが動作せしめ
られると、電磁駆動機構の駆動作用によってマグネット
17がアーム16とともに往復運動し、これにともなっ
てダイヤフラム18が空気の吸入および排出動作を行な
う。ダイヤフラム18から排出された空気はフレーム部
材19の内部に形成された空気滞留室(図示してない)
に一旦蓄えられ、その後ノズル部38を通してエアー・
ポンプ外部へ吐き出される。そして、この吐き出された
空気は、空気出口25に接続されたホース(図示してな
い)によって水槽へ導かれ、水槽内で泡を生じる。
このつまみ部材27とおねじ部材25との間のねじ作用
によってヨーク11は前進し電磁作用は強くなるから、
ダイヤフラム18による空気の吸入、排出動作はさかん
に行なわれ、エアー・ポンプによる空気の送り量を増加
させることができる。他方、つまみ部材27を左へ回せ
ば、このつまみ部材27とおねじ部材25との間のねじ
作用によってヨーク11は後退し電磁作用は弱くなるか
ら、ダイヤフラム18による空気の吸入、排出動作はセ
ーブされ、エアー・ポンプによる空気の送り量を減少さ
せることができる。このように、つまみ部材27の操作
一つでエアー・ポンプからの空気の送り量を自由に増減
でき、水槽内の泡立ち具合を変化させることができる。
ば、電磁駆動機構と、アーム先端部に支持されたマグネ
ットと、アームの中間の部位に接続されたダイヤフラム
とを有し電磁駆動機構とマグネットとの間の電磁作用に
よってマグネットを往復動作させ、ダイヤフラムの膨
張、収縮運動により吸気および排気動作を行なうエアー
・ポンプにおいて、電磁駆動機構をコアの長手方向に移
動可能にハウジングに取り付けるとともに、ハウジング
に取り付けたねじ送り機構に連結し、ねじ送り機構をハ
ウジングの外部に突出するつまみ部材と 、 つまみ部材と
一体的に設けハウジング内部に延びるねじ部材と、つま
み部材とねじ部材との間に設けつまみ部材の回転を一定
の角度間隔ごとに停止させるクリック板とにより構成
し、ねじ送り機構により電磁駆動機構をマグネットに対
して進退運動せしめるようにしたので、コアとマグネッ
トとの間隔寸法を変化させ、マグネットの往復運動速さ
を変えてダイヤフラムの吸排気量を調節し、水槽内の泡
立ち具合を変化させることができる。
の内部構造を露出させて示す平面図である。
部分斜視図である。
への取り付け状態を表す部分平面断面図である。
への取り付け状態を表す図3中A−A線における部分側
面断面図である。
表す正面図である。
表す平面図である。
リック動作部を表す部分正面図である。
示す平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ヨークおよび電磁コイルを巻装したコア
により構成され電磁回路を形成する電磁駆動機構と、前
記コアの先方から当該コアに対向して延びるアームと、
アームの先端部に取り付けられ前記電磁駆動機構との間
の電磁作用によって往復運動するマグネットと、前記電
磁駆動機構によって作動せしめられ空気を吸入および排
出するダイヤフラムとを備え、ダイヤフラムにより吸入
された空気を外部へ送り出すようにしたエアー・ポンプ
において、前記電磁駆動機構はコアの長手方向に移動可
能にハウジングに可動取り付けされるとともに、ハウジ
ングに固定取り付けされたねじ送り機構に連結され、前
記ねじ送り機構はハウジングの外部に突出されたつまみ
部材と 、 つまみ部材と一体的に設けられハウジング内部
に延びるねじ部材と、つまみ部材とねじ部材との間に設
けられつまみ部材の回転を一定の角度間隔ごとに停止さ
せるクリック板とを有し、前記ねじ送り機構により前記
電磁駆動機構がマグネットに対して進退運動せしめられ
ることを特徴とするエアー・ポンプのエアーコントロー
ル装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01144394A JP3386550B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | エアー・ポンプのエアーコントロール装置 |
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Applications Claiming Priority (4)
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Publications (2)
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Family
ID=27427238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (4)
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EP (1) | EP0753664A1 (ja) |
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- 1994-02-03 JP JP01144394A patent/JP3386550B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-07-06 US US08/498,896 patent/US5554012A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1995-07-11 CA CA002151177A patent/CA2151177A1/en not_active Abandoned
Also Published As
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