JP3386368B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JP3386368B2
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ceiling
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真佐志 山田
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井埋込型天井
埋込型空気調和機に係り、特に凝縮水回収用ドレンパン
の洗浄技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平2−58621号
公報に示された天井埋込型空気調和機を示す断面図であ
る。図において、1は天井埋込型空気調和機本体、2は
天井埋込型空気調和機本体1に内蔵された熱交換器、3
は熱交換器2の直下にセットされた熱交換器2の凝縮水
回収用のドレンパンである。
【0003】4はこのドレンパン3に貯留された凝縮水
を排水する為のポンプであり、ポンプ4の吸い込み口は
ドレンパン3の底部から一定の距離を保つよう天井埋込
型空気調和機本体1に固定されている。5はドレンパン
3に設けられた、メンテナンス時に用いられる残留水除
去用の排水口で通常はゴム栓等(図示せず)で蓋がされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の天井埋込型空気
調和機は以上の様に構成されている為、ポンプ4で排水
出来る水位には制約(ポンプ4の吸い込み口は吸水の
為、ドレンパン3底部から一定の隙間が必要)が有る。
よってドレンパン3には常に凝縮水が残留し、この残留
水内に細菌が繁殖しゲル状のスライムとなる。長期放置
すると、ゲル状のスライムの繁殖が進みポンプ4の吸水
口よりゲル状のスライムが進入し、排水不能となる。
【0005】この為定期的メンテナンスによりゲル状の
スライムを取り除く作業が必要となるが、スライム除去
の為にはドレンパン3を外さなくてはならず、作業が大
掛かりとなり、一人では作業出来無い。又、作業スペー
スが広く必要となる為、店舗等においては営業中のメン
テナンスはできないと言う問題点が有った。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたもので、ドレンパン清掃作業の効率を格段に
向上でき、簡単にドレンパン保守が行える天井埋込型天
井埋込型空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る天井埋込
型空気調和機は、天井埋込型空気調和機本体と、天井に
据付けられ室内の空気を吸い込む吸込口と、空気を室内
に環流させる吹出口とを有する化粧パネルと、室内空気
と熱交換を行う熱交換器と、この熱交換器に付着する凝
縮水を受けるドレンパンと、このドレンパンの最深部に
排水口を有すると共に、凝縮水を排出するポンプが底部
から一定の距離を保って配設された液溜まりと、ドレン
パンに設けられ、本体下面側よりドレンパンの洗浄時に
洗浄液量を予めドレンパンの最大洗浄液貯留量以下にし
た洗浄液注入器の注入ノズルが挿入されて洗浄液等を注
水できるように室内とドレンパンの水受け面とを連通さ
せた注液口と、備え、注液口のドレンパン内への口元高
さをドレンパンの最大洗浄液貯留量で定まる液面位置よ
高い位置に設け、洗浄液等が注液口より逆流すること
なく液溜まりに貯留することを特徴とする。
【0008】また、注液口を、ドレンパン底面を貫通し
て設けたものである。
【0009】また、注液口の口元高さを、ドレンパンの
上端縁以上の高さまで突き出したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面を参照して説明する。図1は実施の
形態1における天井埋込型天井埋込型空気調和機のドレ
ンパンの詳細を示す部分断面図である。図において、3
は熱交換器の凝縮水回収用のドレンパン、3aはドレン
パン3の最深部に設けられた液溜まり、5は液溜まり3
aに設けられた排水口、6はドレンパン3底面を突き破
り上方に突き出た管状の注液口である。
【0011】この注液口6は、天井埋込型天井埋込型空
気調和機下面に設けられた室内の空気を吸い込む吸込口
と空気を室内に環流させる吹出口を有する化粧パネルに
露出している、もしくはワンタッチで露出出来るところ
に設けられている。7は、通常時は排水口5と注液口6
に取り付けられたゴム栓である。
【0012】図2はドレンパンの洗浄液注入作業を示す
図である。図において、8は洗浄液注入器、8aは天井
埋込型天井埋込型空気調和機下面から、注液口6を通り
天井埋込型天井埋込型空気調和機内に挿入された洗浄液
注入ノズル、9は洗浄液注入器8内の洗浄液,9aは洗
浄液注入器8により洗浄液注入ノズル8aを経由して天
井埋込型天井埋込型空気調和機内に貯留された洗浄液で
ある。
【0013】次にメンテナンス方法について説明する。
まず図1において、注液口6に取り付けられたゴム栓7
を外す。図2において、洗浄液注入器8の注入ノズル8
aを注液口6より天井埋込型空気調和機内へ挿入し、洗
浄液9を注入する。注入された洗浄液9aはドレンパン
3の最深部に設けられた液溜まり3aに集まる。
【0014】この時、注液口6がドレンパン3底面より
所定量上に突き出ている為、洗浄液9aが注液口6より
流出することが無く、液溜まり3aに貯留させる事がで
きる。通常時、この液溜まり3aには凝縮水の残留水が
有る為、この部分にゲル状のスライムが発生している
が、洗浄液9aを任意期間貯留する事により消滅させる
事が出来、排水性を回復できる。
【0015】なおより完全な作業を望む場合は、排水口
5に取り付けられたゴム栓7を外せば、洗浄液9aと共
にポンプ4廻りに堆積していたゴミ等も洗い流す事が出
来る。又、排水口5の位置をポンプの直下に配置するこ
とにより、作業の完了確認を目視にて確認出来ると共
に、吸引機等によりポンプ内の清掃実施もできる。
【0016】上述の実施の形態では、ドレンパン3底面
を突き破り注液口6を設けたが必ずしもドレンパン3を
突き破る必要はなく、天井埋込型空気調和機下面から操
作できる位置で有れば、注液口6はドレンパン3の側面
からでも良い。
【0017】又、洗浄液注入器8に洗浄液注入ノズル8
a付のものを使用したが、直接注液口6に洗浄液注入器
8を接続しても良い。
【0018】又、排水口5と、注液口6を同じ径にすれ
ばゴム栓7の共用化が図れる。排水口5を別部品で構成
すれば、ドレンパン3内への突き出し代を変えることに
より部品の共通化も図れる。
【0019】洗浄液注入器8の洗浄液量をあらかじめド
レンパン3の最大洗浄液貯留量以下にしておけば洗浄液
9aが、注入口から溢れる恐れを回避する事も出来る。
【0020】この実施の形態によれば、天井埋込型空気
調和機をバラバラに分解して洗浄する必要は無い。又、
下面側より洗浄液9を注入しても洗浄液9aが逆流して
くる事が無く安全かつ、確実で短時間に、ドレンパン3
の洗浄ができる等の効果がある。また、ドレンパン3底
面を貫通し、かつ所定量突き出た注液口6を設けるだけ
という簡単な構造でドレンパン3清掃作業の効率を格段
に向上できる。
【0021】実施の形態2.次にこの発明の実施の形態
2を図面を参照して説明する。図3は実施の形態2にお
ける天井埋込型天井埋込型空気調和機のドレンパンの詳
細を示す部分断面図である。図において、6は口元高さ
をドレンパン3の上端縁以上の高さまで突き出した洗浄
液注入口である注液口である。
【0022】上記構成により、ドレンポンプ故障時にド
レンパン3内が凝縮水で充満しても洗浄液の注液口6内
に、凝縮水が進入してくることは無い。
【0023】この実施の形態によれば、注液口6にゴム
栓7を設けなくても凝縮水が洩れてくることが無いため
部品の削減が図れる。又機械室との仕切の為に栓を設け
たとしても、栓を外す時に液垂れを気にする必要が無い
為、作業が簡単になる。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る天井埋込型空気調和機
は、ドレンパンに、本体下面側よりドレンパンの洗浄時
に洗浄液量を予めドレンパンの最大洗浄液貯留量以下に
した洗浄液注入器の注入ノズルが挿入されて洗浄液等を
注水できるように室内とドレンパンの水受け面とを連通
させた注液口を設け、注液口のドレンパン内への口元高
さをドレンパンの最大洗浄液貯留量で定まる液面位置よ
高い位置に設け、洗浄液等が注液口より逆流すること
なく液溜まりに貯留するようにしたので、本体を分解し
て洗浄する必要は無く、また洗浄液を注入しても洗浄液
が逆流してくることが無く安全かつ、確実で短時間に、
ドレンパンの洗浄ができる等の効果がある。
【0025】また、注液口をドレンパン底面を貫通して
設け、かつドレンパン底面より所定量突き出たという簡
単な構成によりドレンパン清掃作業の効率を格段に向上
できる。
【0026】また、注液口の口元高さを、ドレンパンの
上端縁以上の高さまで突き出したので、注液口にゴム栓
を設けなくても凝縮水が洩れてくることが無いため部品
の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるドレンパンの
部分断面図である。
【図2】 実施の形態1によるドレンパンの洗浄液注入
作業図である。
【図3】 実施の形態2によるドレンパンの部分断面図
である。
【図4】 従来の空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1 天井埋込型空気調和機本体、2 熱交換器、3 ド
レンパン、3a 液溜まり、4 ポンプ、5 排水口、
6 注液口、7 ゴム栓、8 洗浄液注入器、8a 注
入ノズル、9 洗浄液、9a 洗浄液、10 ドレンパ
ンに充満した凝縮水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−273772(JP,A) 特開 平9−310879(JP,A) 特開 平2−58621(JP,A) 実開 昭60−18424(JP,U) 実開 昭53−44352(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 361 F24F 1/02 371 F28G 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井埋込型空気調和機本体と、 天井に据付けられ室内の空気を吸い込む吸込口と、空気
    を室内に環流させる吹出口とを有する化粧パネルと、 前記室内空気と熱交換を行う熱交換器と、 この熱交換器に付着する凝縮水を受けるドレンパンと、 このドレンパンの最深部に排水口を有すると共に、前記
    凝縮水を排出するポンプが底部から一定の距離を保って
    配設された液溜まりと、 前記ドレンパンに設けられ、前記本体下面側より前記ド
    レンパンの洗浄時に洗浄液量を予め前記ドレンパンの最
    大洗浄液貯留量以下にした洗浄液注入器の注入ノズルが
    挿入されて洗浄液等を注水できるように室内と前記ドレ
    ンパンの水受け面とを連通させた注液口と、 を備え、前記注液口の前記ドレンパン内への口元高さを
    前記ドレンパンの最大洗浄液貯留量で定まる液面位置よ
    高い位置に設け、前記洗浄液等が前記注液口より逆流
    することなく前記液溜まりに貯留することを特徴とする
    天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記注液口を、前記ドレンパン底面を貫
    通して設けたことを特徴とする請求項1記載の天井埋込
    型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記注液口の口元高さを、前記ドレンパ
    ンの上端縁以上の高さまで突き出したことを特徴とする
    請求項1記載の天井埋込型空気調和機。
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JP3408983B2 (ja) 1999-01-25 2003-05-19 三菱電機株式会社 天井埋込型空気調和機
JP4841471B2 (ja) * 2007-03-14 2011-12-21 三洋電機株式会社 機器のドレン水浄化装置
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