JP3385753B2 - 用紙の反転積載装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、回転ディスク部材を用
いて用紙を排出トレイに反転排出させる装置に関し、特
に、薄紙や大サイズの用紙に対して、反転の動作の途中
で横方向から押圧作用を付与することにより、反転排出
の動作を正確に発揮できるようにする用紙の反転積載装
置に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真複写機やレーザビームプリンタ
等の画像形成装置には、コピーを排出トレイに排出させ
る手段を用いることの他に、ソータを接続することによ
り、コピーの後処理を容易に行い得るようにすることも
行われている。また、単位時間当たりのコピー作成枚数
が非常に多いプリンタ等の装置では、実開平１−９４３
４５号公報等に示されるように、用紙をディスク部材を
用いて反転させ、コピーの画像面を上に向けた状態で大
容量トレイに堆積させる手段を用いることがある。前記
従来例の用紙積載装置においては、排出トレイを上下動
可能に設けるとともに、用紙を反転させるために円弧状
のスリットを形成したディスク部材を配置し、用紙の先
端部をスリットに挿入した状態でディスク部材を回転さ
せることにより、用紙をトレイの上に堆積させる動作を
良好に行い得るようにしている。

【０００３】前記ディスク部材を用いた反転積載装置
は、図７に示されるように構成されるもので、画像形成
装置のコピー排出部に対応させて排出ローラ装置８を配
置し、上下動可能な排出トレイ６との間にディスク部材
２を設けている。前記ディスク部材２には、内側に切れ
込む状態で円弧状のスリット４を設けており、軸３を介
してディスク部材２を回転させる手段を設けている。さ
らに、前記ディスク部材２の用紙排出部に対応させてス
トッパ部材５を配置し、先端部がスリットに挿入された
用紙をストッパ部材５により係止することにより、ディ
スク部材の回転にしたがって用紙がスリットから抜け出
して、排出トレイ６に堆積されるようになっている。ま
た、用紙を堆積させる排出トレイ６は、図示を省略した
上下動機構を介して駆動され、用紙の堆積量に応じて排
出トレイを下降させる動作を行わせるようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
に示されたように、ディスク部材を用いて用紙を反転さ
せる反転積載装置において、用紙が大サイズのものであ
る場合や、薄紙等のような腰の弱いものである場合に
は、用紙の反転の動作が良好な状態で行われないという
問題が発生する。例えば、図８に示されるように、ディ
スク部材２のスリット４に用紙の先端部を挿入した状態
でディスク部材を回転させた際に、用紙の腰が弱い場合
には、図の鎖線で示すように、用紙の後端部が大きく飛
び跳ねることがなく、ディスク部材の周囲に付着するよ
うな状態で回転されることがある。そして、用紙の先端
部がストッパ部材５に係止された状態でスリットから抜
け出すとともに、排出ローラ装置８により送り込む動作
を継続すると、用紙が丸まった状態でトレイ上に収容さ
れるという不都合が発生する。

【０００５】そこで、前述したような問題を解消するた
めには、例えば、特開平３−２６７２６０号公報等に示
されるように、ディスク部材の回転を制御する手段を設
けるとともに、スリットに先端部が挿入された用紙に大
きく湾曲させる作用を加えることが提案されている。前
記従来例の反転積載装置では、ディスク部材を所定の角
度回転させた状態で一旦停止させ、用紙をディスク部材
に向けて送り込む動作を継続して、用紙に対して大きく
湾曲させる作用を加えるようにしている。しかしなが
ら、前記従来例の反転積載装置を用いた場合でも、腰の
弱い用紙類や、湿気の多い大サイズの用紙類等をディス
ク部材を用いて反転する際に、紙が丸まってしまうとい
う不都合が発生しやすく、堆積不良の問題を解決するこ
とが困難である。

【０００６】

【発明の目的】本発明は、前述したようなディスク部材
を用いた反転積載装置の問題を解消するもので、ディス
ク部材のスリットに用紙の先端部を挿入した状態でディ
スク部材を所定の角度回転させ、その後で、用紙を湾曲
させた状態で横から押圧する作用を加えて紙の腰を強化
し、ディスク部材の回転により排出トレイに対する排出
の動作を良好に設定できる装置を提供することを目的と
している。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
のコピー排出部に対応させて配置するディスク部材と、
前記ディスク部材に切り込む状態で設けた円弧状のスリ
ットと、前記ディスク部材の用紙排出部に対応させて配
置するストッパ部材と、用紙を堆積させる排出トレイと
からなり、画像形成装置から排出される用紙の先端部を
前記ディスク部材のスリットに挿入し、前記ディスク部
材を回転させて用紙を排出トレイに向けて反転排出させ
る装置に関する。請求項１の発明は、前記ディスク部材
のスリットに用紙の先端部を挿入した状態で、前記ディ
スク部材の軸方向に用紙の側部を押圧して、用紙をねじ
る方向に湾曲させる作用を用紙に付与するねじり付与手
段を備えたことを特徴とする。請求項２の発明は、前記
ねじり付与手段を、前記ディスク部材の軸の回転に連動
させて駆動することを特徴とする。

【０００８】

【作用】前述したように構成した本発明の反転積載装置
においては、ディスク部材の軸に対して押圧部材を作動
させる手段を配置し、ディスク部材のスリットに用紙の
先端部を挿入して保持させ、用紙を湾曲させる作用を加
えた状態で、用紙の側部から押圧部材による押圧作用を
加えることにより、用紙の腰を強化し、ディスク部材を
再び回転させた際に、用紙が座屈したりすることを防止
して、反転の動作を正確に行い得るようにする。また、
本発明のディスク部材の軸に対して、押圧部材の駆動機
構を連動させる手段を配置することにより、ディスク部
材の回転角度に対して、押圧部材を作動させる位置を任
意に設定することが可能であり、用紙類の紙質、サイズ
等に応じて用紙に対する横からの押圧作用を調整して付
与する手段を構成することができる。

【０００９】

【実施例】図示される例にしたがって、本発明の用紙の
反転積載装置を説明する。図１に示される反転積載装置
１は、前記従来例の装置と同様に、画像形成装置のコピ
ー排出部に対応させて排出ローラ装置８を配置し、用紙
Ｐをディスク部材による反転積載装置に向けて送り込む
手段を構成しており、前記排出ローラ装置８の近傍には
排出センサＳを配置している。また、排出トレイ６は、
従来例と同様に、上下動可能なエレベータトレイとして
構成しているもので、用紙の収容量に応じて排出トレイ
６を下降させる動作を行い、用紙がディスク部材から排
出される高さを一定に維持しながら、用紙を排出トレイ
６上に堆積させるようにする。前記排出ローラ装置８と
排出トレイ６の間には、駆動軸３に支持されて回転され
る円板状のディスク部材２を、複数枚所定の間隔を介し
て配置しているもので、各ディスク部材には円板の円周
部から内側に切り込む状態で円弧状のスリット４を同一
の位相となる位置に設け、用紙の先端部を挿入させて保
持する手段を構成している。

【００１０】また、前記複数のディスク部材２の各々に
対応させて、ディスク部材の側部にはストッパ部材５を
配置しており、ディスク部材のスリット４に挿入された
用紙の先端部をストッパ部材５に係止し、用紙をスリッ
トから排出トレイに排出させる手段を構成している。前
記構成に加えて、本発明においては、ディスク部材２の
側部に押圧部材１０を配置し、スリット４に先端部が挿
入されて保持され、後端部が排出ローラ装置８にニップ
されている状態の用紙に対して、横から押圧して用紙を
ねじるような作用を付与する手段を構成している。前記
押圧部材は、図２に示されるように配置されるもので、
軸３に対して串刺し状に取り付けたディスク部材２、２
の端部に、軸１１に支持される押圧部材１０を配置し
て、用紙Ｐの側部から押圧部材１０により押圧する作用
を付与する。そして、ディスク部材２のスリット４に挿
入保持された状態の用紙の先端部を、スリット４の中で
間隔ｄだけ横移動させることにより、図３に示すような
ねじられた状態の用紙Ｐａを形成して、用紙の湾曲部で
の紙の腰を強化することができるようにする。

【００１１】また、前記図２、３に示されるように、本
発明においては、先端部がディスク部材のスリットに挿
入され、後端部が排出ローラ装置にニップされている状
態の用紙に対して、ディスク部材の横の部分から押圧作
用を加えるようにする。したがって、前述したようにし
て、用紙にねじり作用を付与することにより、例えば、
用紙Ｐの湾曲状態が良好な状態となっていない場合で
も、用紙にねじり作用を加えることにより、用紙の湾曲
状態を良好に設定することができる。さらに、用紙の先
端部を横に移動させるような作用を加えることによっ
て、ねじられた状態の用紙Ｐａは、紙の腰が強くなる。
その後で、ディスク部材を回転させてスリットから用紙
の先端部を抜き取る動作と、排出ローラ装置８により送
り出す動作を行って、用紙の湾曲部を大きくする状態で
も、用紙に座屈を生じたりすることを防止でき、用紙を
反転させて排出トレイに堆積させることができる。

【００１２】前記押圧部材１０に対する駆動機構として
は、例えば図４に示されるように、ディスク部材２の軸
３にカム部材１４を配置し、前記カム部材の回転に追従
して揺動するアーム部材を用いて、押圧部材１０の軸１
１に設けた移動部材１２を軸方向に移動させる装置を設
けることができる。前記図４に示される押圧部材の移動
装置においては、ディスク部材の軸３に設けたカム部材
１４に対して、上アーム１６の先端部に設けたカムフォ
ロワー１５を押圧する。さらに、前記上アーム１６と一
体に構成し、支軸１７を介して揺動される下アーム１８
をカム部材に追従させて揺動させる。そして、前記下ア
ーム１８の先端部に設けた作動ピン１９を、移動部材１
２の溝に係合させておくことにより、下アーム１８の揺
動に追従させて、移動部材１２を軸１１の軸方向に移動
させることができる。

【００１３】また、前記押圧部材１０の軸１１または任
意の部材に対して、引っ張り方向に作用するスプリング
１３を配置し、アーム部材とカム部材との係合を設定す
ることができる。また、前記実施例においては、押圧部
材１０を非作動位置に位置決めする作用を行わせること
により、押圧部材の非作動時には、用紙に対して押圧す
る作用を発揮しない装置を構成することが可能である。
さらに、本発明においては、前記ディスク部材の軸に設
けるカム部材の動作面の形状を任意に設定することが可
能であり、画像形成装置に使用される用紙の質等に対応
させて、押圧部材により押圧する範囲等を適宜設定する
こともできる。

【００１４】本発明の反転積載装置においては、ディス
ク部材に対する回転の動作と、押圧部材による押圧の動
作とを、図５のタイミングチャートおよび図６のフロー
チャートに示すようにして実施することができる。前記
図５に示すタイミングチャートでは、排出ローラ装置の
近傍に配置した排出センサＳの信号を用いて、ディスク
部材２の回転の制御を行うもので、前記排出センサＳが
用紙の先端部を検知した情報が制御装置に入力される
と、所定の時間Ｔ１経過後に、ディスク部材が回転を開
始する。この時間Ｔ１を設定することは、排出ローラ装
置の駆動によりディスク部材のスリットに用紙の先端部
が完全に挿入されるまでの時間を設定するものである。
そして、前述したようにして、用紙の先端部が、ディス
ク部材のスリットに完全に挿入されてから、ディスク部
材を所定の角度だけ回転させて、前記ディスク部材を一
旦停止させるが、その後に、前記ディスク部材を回転さ
せる動作とともに、排出ローラ装置を駆動しながら、用
紙をディスク部材に向けて送る動作はそのまま継続す
る。

【００１５】前記ディスク部材を所定の角度だけ回転さ
せる動作に並行して、排出センサＳが用紙を検知した後
で、所定の時間Ｔ３経過後に押圧部材１０を用紙の側面
に向けて移動させる動作を行う。そして、押圧部材によ
り用紙の側部を押圧しながら、排出ローラ装置により用
紙を排出する動作を継続することによって、先端部がス
リットに挿入され、後端部が排出ローラ装置にニップさ
れている状態の用紙に対して、ねじるような湾曲作用を
加えて、用紙の湾曲部をさらにねじるようにする。前述
したようにして、用紙の先端部をディスク部材に保持さ
せた状態でねじり作用を付与している途中で、排出ロー
ラ装置による送り出しの動作が終了するが、その前の段
階で、排出センサＳが用紙の後端部検知信号を出力す
る。前記用紙の後端部検知信号が出力されると、その信
号が出力されてから所定の時間Ｔ２経過後に、ディスク
部材は再び回転されて、１回転した状態で、次の用紙を
受け取る位置に停止する。また、前記ディスク部材を回
転する際には、用紙の先端部がストッパ部材に係止され
る状態にあるので、用紙の先端部はスリットから抜け出
し、反転された状態の用紙は排出トレイの上に堆積され
ることになる。

【００１６】前記図５のタイミングチャートに示される
反転積載装置の動作は、図６のフローチャートにより詳
細に説明される。前記図６のフローチャートに示される
例において、反転積載装置の動作を開始する信号が出力
されると、まず、ステップａ−１において、画像形成装
置の制御装置から出力される信号にもとづいて、反転積
載装置で処理する用紙が大サイズか、または、小サイズ
かの判断がなされる。前記ａ−１のステップにおいて、
用紙が小サイズのものであると判断すると、押圧部材を
作動させない処理を行うことになるから、ステップａ−
１１、１２に移行し、用紙の検知信号を得てから時間Ｔ
１経過後に、ディスク部材を回転させることにより用紙
を排出トレイに堆積させる動作のみを行うようにする。

【００１７】また、前記ステップａ−１２において、時
間Ｔ１を設定しているのは、ディスク部材のスリットに
対して、用紙の先端部が十分に入り切った状態にしてか
らで、ステップａ−１３でディスク部材を回転させて、
用紙を排出トレイに排出させるようにする。なお、前記
ステップａ−１２、１３に示すような制御を行うこと
は、用紙の送り長さが短いものであるから、その用紙の
先端部をスリットに挿入した状態で、ディスク部材を回
転させても、用紙はディスク部材の周囲に絡み付くよう
な問題が発生せずに、反転の動作に支障が生じないため
である。

【００１８】前述したような小サイズの用紙の場合とは
別に、前記ステップａ−１において、用紙が大サイズの
ものであると判断された場合に、画像形成装置から反転
積載装置に向けて用紙が送り出されると、ステップａ−
２で、排出センサが用紙の先端部の検知情報を出力す
る。そして、前記センサの信号が反転積載装置の制御装
置に入力されてから、所定の時間Ｔ１経過すると（ステ
ップａ−３）、用紙の先端部が完全にディスク部材のス
リットに挿入されたものと判断して、ステップａ−４で
ディスク部材を所定の角度θだけ回転させる動作を行う
とともに、排出ローラ装置により用紙を送り出して、用
紙に湾曲部を大きく形成する作用を行わせる。前記ステ
ップａ−２でセンサからの信号を得てから、所定の時間
Ｔ３が経過（ステップａ−５）すると、ステップａ−６
に移行して押圧部材を駆動し、用紙を側部から押圧する
動作を開始する。

【００１９】前述したようにして、用紙を側部から押圧
しながら、ディスク部材に先端部が係止されている用紙
に対して、大きく湾曲させる動作を行っている途中で、
ステップａ−７で用紙の後端部が排出センサＳにより検
知される。その後、ステップａ−８で、その信号を受信
して時間Ｔ２が経過してから、ディスク部材を再び駆動
して、ディスク部材が一回転した位置で停止させる動作
（ステップａ−９）を行い、用紙を排出トレイに対して
反転させた状態で堆積させる。そして、ステップａ−１
０で押圧部材を元の位置に戻す動作を行って、一連の制
御の動作を終了する。

【００２０】なお、前記実施例では、用紙が大サイズの
ものである場合に、用紙に対して大きな湾曲部分（ルー
プ）を形成することを説明したが、反転積載装置に対し
て押圧部材を作動させるモードを設定する条件として、
用紙のサイズの他に、用紙の湿気の情報を用いて制御す
ることもできる。例えば、画像形成装置の用紙搬送路に
用紙の湿度を検知するセンサ等を配置しておき、用紙の
吸湿の度合いの情報を用いて、反転積載装置における押
圧部材の作動と、ディスク部材の回転の制御を行っても
良いものとなる。

【００２１】

【発明の効果】本発明の反転積載装置は、前述したよう
に構成したものであるから、ディスク部材の軸に対して
押圧部材を作動させる手段を配置し、ディスク部材のス
リットに用紙の先端部を挿入して保持させ、用紙を湾曲
させる作用を加えた状態で、用紙の側部から押圧部材に
よる押圧作用を加えることにより、用紙の腰を強化し、
ディスク部材を再び回転させた際に、用紙が座屈したり
することを防止して、反転の動作を正確に行い得るよう
にする。また、本発明のディスク部材の軸に対して、押
圧部材の駆動機構を連動させる手段を配置することによ
り、ディスク部材の回転角度に対して、押圧部材を作動
させる位置を任意に設定することが可能であり、用紙類
の紙質、サイズ等に応じて用紙に対する横からの押圧作
用を調整して付与する手段を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の反転積載装置の構成を示す説明図で
ある。

【図２】 押圧部材による用紙の押圧の動作を示す説明
図である。

【図３】 横から押圧作用を加えた状態の用紙の説明図
である。

【図４】 押圧部材の駆動機構の説明図である。

【図５】 本発明の装置の動作を示すタイミングチャー
トである。

【図６】 本発明の制御装置における制御の動作を示す
フローチャートである。

【図７】 従来の反転積載装置の説明図である。

【図８】 従来の反転積載装置における用紙の反転状態
の説明図である。

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成装置のコピー排出部に対応させ
   て配置するディスク部材と、前記ディスク部材に切り込
   む状態で設けた円弧状のスリットと、前記ディスク部材
   の用紙排出部に対応させて配置するストッパ部材と、用
   紙を堆積させる排出トレイとからなり、 画像形成装置から排出される用紙の先端部を前記ディス
   ク部材のスリットに挿入し、前記ディスク部材を回転さ
   せて用紙を排出トレイに向けて反転排出させる装置にお
   いて、 前記ディスク部材のスリットに用紙の先端部を挿入した
   状態で、前記ディスク部材の軸方向に用紙の側部を押圧
   して、用紙をねじる方向に湾曲させる作用を用紙に付与
   するねじり付与手段を備えたことを特徴とする用紙の反
   転積載装置。
2. 【請求項２】 前記ねじり付与手段を、前記ディスク部
   材の軸の回転に連動させて駆動することを特徴とする請
   求項１に記載の用紙の反転積載装置。