JP3385250B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP3385250B2
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祐一 相沢
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ダイワ精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、金属製のゴルフク
ラブヘッドに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、ウッドと称されるゴルフクラブヘ
ッド(以下「ヘッド」という)は、品質の安定性,材料
供給の容易性等の観点から、柿や桜等の天然木材に代え
て、ヘッドの外殻体をステンレスやチタン合金,アルミ
ニウム合金等の金属で成形した金属製ヘッドが広く使用
されている。 【0003】而して、図3は米国特許第5056705
号明細書に開示されたこの種の金属製ヘッドを示し、当
該ヘッド1は、チタン合金で形成され下面を全面的に開
口した外殻体3と、純チタンで形成され上記開口を覆っ
て外殻体3に溶着されたソールプレート5とで構成され
ており、ソールプレート5の裏面には、ヘッド1の低重
心化を図るウエイト調整部材(重り)7が装着されてい
る。 【0004】また、図4は特公昭53−40380号公
報に開示された金属製ヘッドを示し、このヘッド9も、
図5の如くアルミニウム合金で形成され下面を全面的に
開口した外殻体11と、図4及び図6に示すように同じ
くアルミニウム合金で形成され、上記開口を覆って外殻
体11の下面にビス止めされたソールプレート13とで
構成されており、図示しないがソールプレート13の裏
面には、同様にウエイト調整部材が装着されている。 【0005】そして、図7は米国特許第5195747
号明細書に開示された金属製ヘッドを示し、このヘッド
15は、金属で成形した中空な外殻体17の底面(ソー
ル部)に金属製のソールプレート19を取り付けたもの
で、外殻体17内に充填した充填部材21中にウエイト
調整部材23が装着されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、図3に示
すヘッド1にあっては、ソールプレート5が外殻体3の
下面開口に蓋をするように被さって取り付き、その溶接
面が外殻体3の開口周縁部のみであるため、図8の如く
ボール25の打球時にソールプレート5のフェース側周
面5aが地面27に食い込むと、その衝撃でソールプレ
ート5が外殻体3から脱落してしまう虞があった。 【0007】そして、斯かる不具合は、図4に示すヘッ
ド9に於ても同様で、ソールプレート13を固着するビ
ス29に緩みが生じると、ボールの打球時に地面に食い
込んだ衝撃でソールプレート13が外殻体11から脱落
してしまう虞があり、また、図7のヘッド15にあって
も、同様にソールプレート19が外殻体17から脱落し
てしまう虞があった。 【0008】また、上述した各従来例は、いずれもヘッ
ドの重心を下げるためにウエイト調整部材をヘッド内に
装着したものであるが、これらのウエイト調整部材に代
えて外殻体よりも比重の大きな金属でソールプレートを
成形し、そして、このソールプレートを上記ソールプレ
ート5,13,19の如く外殻体の下面に取り付けて、
ヘッドのウエイト調整を行うことが考えられている。 【0009】しかし、この構造にあっても、ボールの打
球時にソールプレートのフェース側周面が地面に食い込
むと、その衝撃でソールプレートが外殻体から脱落して
しまう虞があり、接着性の悪い異種金属のソールプレー
トを外殻体の下面に取り付けることを困難とする大きな
要因となっていた。 【0010】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、金属で成形した中空の外殻体に、当該外殻体よりも
比重の大きな金属からなるソールプレートを取り付けて
ヘッドのウエイト調整を行うに当たり、打球時の衝撃に
耐え、ソールプレートの脱落を防止した金属製のヘッド
を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る金属製のヘッドは、金属で成形する
中空な外殻体の底面に、当該底面の周縁部を残して有底
の凹部を、その周壁が当該凹部の開口側から底部側に向
かって外方へ傾斜するように設けると共に、当該凹部内
に、外殻体よりも比重の大きな金属からなるソールプレ
ートを圧入し、当該ソールプレートを、外殻体の底面の
周縁部と面一に取り付けたことを特徴とする。 【0012】(作用)請求項1に係るヘッドを装着した
ゴルフクラブをスイングすると、ソールプレートがウエ
イト調整部材として機能し、ヘッドの重心を下げること
となる。また、ボールの打球時に外殻体のフェース側下
部が地面に食い込んでも、ソールプレートは、底面の周
縁部に囲まれて当該周縁部と面一に取り付けられている
ため、ソールプレートを外殻体から脱落させようとする
力がソールプレートに作用せず、ソールプレートは凹部
内に確実に保持される。 【0013】そして、いわばあり溝の如き形状の凹部の
周壁が、ソールプレートの抜止めを図ることとなる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0015】図1及び図2は請求項1に係るヘッドの一
実施形態を示し、図1に於て、31はマグネシウム合金
〔比重1.8〕やアルミニウム合金〔比重2.8〕,チ
タン合金〔比重4.5〕,ベリリウム合金〔比重1.
9〕等の金属で成形された中空な外殻体で、そのヒール
側に一体成形されたホーゼル部33に、金属やFRP等
の合成樹脂で成形されたシャフト35が挿着され、そし
て、外殻体31の内部には、発泡合成樹脂からなる充填
部材37が充填されている。 【0016】一方、図2に示すように外殻体31の底面
(ソール部)39には、有底の凹部41が底面39の周
縁部を残して形成されており、当該凹部41内に、外殻
体31よりも比重の大きな金属(例えば、ステンレス
〔比重7.8〕,銅合金〔比重7.8〜8.9〕,ニッ
ケル合金〔比重8.7〕,コバルト合金〔比重8.8〕
等)で成形されたソールプレート43が、底面39の周
縁部と面一に圧入されている。 【0017】そして、図1に示すように上記凹部41
は、その周壁41aが当該凹部41の開口側から底部側
へ向かって外方へ傾斜したいわばあり溝の如き形状とさ
れており、ソールプレート43の周縁部43aは、当該
周壁41aに沿った形状となっている。而して、図示し
ないが上記凹部41へのソールプレート43の取付け
は、ソールプレート43を凹部41の開口に配置した
後、ソールプレート43を金型で凹部41内に圧入し
て、その周縁部43aを周壁41aに沿って変形させる
ことによって行われる。 【0018】本実施形態に係るヘッド45はこのように
構成されており、当該ヘッド45を装着したゴルフクラ
ブをスイングすると、ソールプレート43がウエイト調
整部材としてヘッド45の重心を下げることとなる。そ
して、ボールの打球時に、図8の如くヘッド45のフェ
ース側下部が地面に食い込んでも、ソールプレート43
は底面39の周縁部に囲まれて当該周縁部と面一に取り
付けられているため、ソールプレート43を外殻体31
から脱落させようとする力がソールプレート43に作用
せず、而も、凹部41の周壁41aが、いわばあり溝の
如き形状としてソールプレート43の抜止めを図ってい
るため、衝撃でソールプレート43が外殻体31から脱
落することがなく、ソールプレート43は凹部41内に
確実に保持されることとなる。 【0019】このように、本実施形態によれば、ソール
プレート43が凹部41内に確実に圧入,保持されてい
るので、図3以下の従来例に比し打球時の衝撃でソール
プレート43が外殻体31から脱落してしまうことがな
く、この結果、外殻体31より比重の大きな異種金属の
ソールプレート43を外殻体31の底面39に取り付け
て、当該ソールプレート43をヘッド45の重心を下げ
るウエイト調整部材として機能させることが可能となっ
た。 【0020】 【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係るヘッ
ドによれば、ボールの打球時の衝撃でソールプレートが
外殻体から脱落してしまうことがないため、外殻体より
も比重の大きな異種金属のソールプレートを外殻体の底
面に取り付けて、当該ソールプレートをヘッドの重心を
下げるウエイト調整部材として機能させることが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】 【図1】請求項1の一実施形態に係るヘッドの断面図で
ある。 【図2】図1に示すヘッドの底面図である。 【図3】従来のヘッドの一部切欠き図である。 【図4】従来の他のヘッドの正面図である。 【図5】図4に示すヘッドの外殻体の断面図である。 【図6】図4に示すヘッドの底面図である。 【図7】従来のその他のヘッドの一部切欠き図である。 【図8】図3に示すヘッドの打球時の状態を示す説明図
である。 【符号の説明】 31 外殻体 33 ホーゼル部 37 充填部材 39 底面 41 凹部 41a 周壁 43 ソールプレート 43a 周縁部 45 ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−277214(JP,A) 特開 平7−163687(JP,A) 特開 平6−114130(JP,A) 特開 平6−23072(JP,A) 特開 平6−121846(JP,A) 特開 平5−245233(JP,A) 特開 平6−154367(JP,A) 実開 昭63−135658(JP,U) 実開 平5−62280(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属で成形する中空な外殻体の底面に、
    当該底面の周縁部を残して有底の凹部を、その周壁が当
    該凹部の開口側から底部側に向かって外方へ傾斜するよ
    うに設けると共に、当該凹部内に、外殻体よりも比重の
    大きな金属からなるソールプレートを圧入し、当該ソー
    ルプレートを、外殻体の底面の周縁部と面一に取り付け
    たことを特徴とする金属製のゴルフクラブヘッド。
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