JP3383530B2 - 軸受試験機 - Google Patents

軸受試験機

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JP3383530B2
JP3383530B2 JP33640396A JP33640396A JP3383530B2 JP 3383530 B2 JP3383530 B2 JP 3383530B2 JP 33640396 A JP33640396 A JP 33640396A JP 33640396 A JP33640396 A JP 33640396A JP 3383530 B2 JP3383530 B2 JP 3383530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受性能試験機
に関するものである。滑り軸受などの性能を評価する場
合に、ラジアル荷重の形態を種々変更したり、スラスト
荷重を与える試験を行うことが可能であり、軸受の材料
や形状の改良のための評価に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来の滑り軸受の評価試験機としては、
図11および図12に示す装置の例がある。図11に示
す試験機は、横軸型であり、軸受ユニット65により軸
支した軸6をモータMで回転し、軸受試料7は、軸受ハ
ウジング32に装着し、重り9によって荷重を加える。
また、軸受ハウジング32の横移動を防止するためのス
トッパ38を設ける。この試験機では、軸の回転に伴い
軸受ハウジング32が回転しようとする力を回転トルク
センサ8で計測し、摩擦係数などの軸受性能を計測する
ように構成されている。図12に示すものは縦軸型であ
り、前記の試験機とほぼ同様の構成からなるものであ
る。軸受の端面でスラスト荷重を受ける試験では、軸受
試料7の下方にスラスト受板64を設け、軸受ハウジン
グ32の重量を変えることによってスラスト荷重を調整
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の横軸型の軸受試
験機では、必ずラジアル荷重が発生するので、例えば、
一定方向からのラジアル荷重が殆どない用途の場合の軸
受評価はできなかった。また、軸受試料の横ずれを防ぐ
ストッパ38は、軸受ハウジング32の回転の抵抗とな
るため、摩擦トルクの測定値は信頼性が低いものであっ
た。縦軸型においても同様で、スラスト受けのない状態
ではストッパの抵抗の問題がある。また、スラスト受け
のある評価試験では、構造上、軸受の下端面で摺動させ
る必要があるため、軸受の内径から漏れてくる潤滑剤が
軸受試料の下端部へ供給され易い構造になっており、実
用上、縦軸型軸受の上端面側でスラストを受ける用途の
軸受評価としては、実際の使用態様を再現する試験を行
うことができなかった。
【0004】また、軸受要素の実際の使用形態は種類が
多い。ラジアル荷重の形態が軸心に直角方向に均一な荷
重であったり、軸と軸受内径の軸心が傾いた状態であっ
たり、あるいは傾斜した軸心がローリングする形態のも
の、更にスラスト荷重が掛かる形式のものなどがある。
例えば、CD−ROM回転用の軸受要素、マイクロモー
ターの軸受要素、ポリゴンミラーの軸受要素などは、主
として縦軸型の軸受要素である。CD−ROM回転用の
軸受要素では、軸と軸受内径の軸心が傾いた状態でロー
リングする軸回転となるため、このような軸受の試験は
従来の試験機で行うことができなかった。また、回転駆
動はモータによって行うるため、回転軸にモータの振動
や熱が伝わり、実際の使用状態と異なる試験条件になる
ことがあった。
【0005】この発明は、上述のような従来の試験機に
おける課題を背景としてなされたものである。すなわ
ち、回転トルクを妨害しないこと、回転部に軸または軸
受の取付けが可能なこと、回転速度を広範囲に変更でき
ること、軸にスラスト荷重およびラジアル荷重を与える
ことができ、また、ラジアル方向に偏荷重やローリング
状の荷重を与えることもできるなど、比較的小荷重の試
験に適する軸受試験機を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の軸受試験機
は、縦軸型の構造であって、試験機の下方に、空気軸受
によって浮遊状態に維持することができる上端にフラン
ジを設けた支持軸を有し、支持軸のフランジ上に固定さ
れたハウジング台と、支持軸またはハウジング台に連結
された回転トルクセンサと、ハウジング台の上方に回転
軸心が縦型のエアタービンを備えていることを特徴とす
るするものである。
【0007】ハウジング台が載置されたフランジ付きの
支持軸は、ラジアル方向およびスラスト方向の空気軸受
によって一定の位置に浮遊状態に維持されるので、軸と
軸受との摺動摩擦による回転だけをセンサで計測するこ
とができ、微弱な摩擦トルクも計測可能である。
【0008】エアタービンは、風量を変えることにより
回転数を自由に選択することができる。また、エアター
ビンは、軸受で支持しても支持しなくてもよく、目的に
応じて選択することができる。エアタービン側を軸支し
ない構造では、装置に機械的な摩擦部分がないので摩耗
が無く、耐久性を有するとともに、試験機の摩耗等によ
る摩擦抵抗変化を考慮することが不要であり、軸受試験
の信頼性が高い。前記試験機のフランジ付き支持軸上に
スラスト受板を設けることにより、回転軸をエアタービ
ンに設けたとき、その軸の下端のスラストを受けること
ができる。
【0009】ハウジング台上面およびそれと対向するエ
アタービン側に、互いに反発する磁性部材を備えれば、
前記のように回転軸のスラストを受けることなく、エア
タービン側の回転要素を浮遊状態に保つことができる。
また、互いに吸引するように磁性部材を備えれば、エア
タービン側の回転要素により下方に荷重を加えた状態を
形成することにより、軸受試料上端面にスラスト受けを
有する場合の試験を行うことができる。磁性部材として
は、一方を永久磁石、他方を鉄板や軟磁性材料で形成れ
ば廉価であり望ましい。
【0010】エアタービンの端面の偏心箇所に重りを固
定して付設すれば、タービンがアンバランスになり、タ
ービンに回転軸を設けた場合には、回転軸が円弧を描く
ようにローリングしながら回転する軸受試験を行うこと
ができる。例えば、CD−ROM用の軸受性能試験の場
合である。重りの偏心位置および重量を変更すれば偏心
荷重を調整することができるので、重りは軸心から外周
に向かって適宜移動して設置し得るような取付治具を用
いることが望ましい。
【0011】エアタービンに固定された軸の下端部およ
びエアタービン端面部に磁性材リングを固定しておき、
各磁性材リングを軸心と直角をなす同一方向へ吸引する
磁性部材を軸受試験機の本体側に備えた構造にすること
により、軸受試料にラジアル荷重を与えることができ
る。
【0012】ハウジング台上面の1箇所およびハウジン
グ台上面と対向するエアタービン側の全周に、互いに吸
引または反発する磁性部材を備えておくと、エアタービ
ンに回転軸を設けたときには、軸受試料の軸心に対して
回転軸が傾いた状態を形成することができる。
【0013】また、エアタービンに回転軸を設けた場合
に、軸受試料にラジアル荷重を与える構造としては、前
記のように磁力を利用せずに、軸受試料の軸方向両側の
回転軸に軸受を嵌合し、各軸受に重りやバネでラジアル
方向の荷重を加えることができる。
【0014】エアタービンの上方に、支持軸およびエア
タービンとは無縁のスタンドに固定されたロッドガイド
に軸支され、エアタービンの回転軸に下向きの荷重を与
える重り付きロッド設けることにより、下向きのスラス
ト荷重が得られる。
【0015】エアタービンへの噴射ノズルの噴射方向が
可変であれば、斜め下方に向かって噴射することによ
り、タービンが回転するとともに下方へのスラスト荷重
を形成することができる。エアタービンへの噴射ノズル
は、タービンの放射線方向に2〜6個設けるが、そのう
ちの円周方向に沿って隣接する半分を閉じると、タービ
ンの回転軸が傾いた状態を形成することができる。
【0016】また、エアタービンの上端面に内面が椀状
の部材を固定し、この椀状部材の上方に噴射方向が可変
のエア噴射ノズルを設ければ、噴射ノズルを軸心方向と
した場合はスラスト荷重を、椀状の内壁の側面に噴射ノ
ズルを向けた場合は、軸が傾きかつスラスト荷重を受け
る場合を形成することができる。以下、図面を参照して
本発明の軸受試験機を説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の軸受試験機の縦
断面図である。装置の下部は空気軸受ユニット1からな
る。その外側の容器には給気口12があり、中心に向か
って外側ノズル13、上方に向かって上方ノズル14、
下部に排気口15がそれぞれ設けられている。中心部に
はフランジ22を設けた支持軸2があり、給気口12か
ら圧縮空気を送入すると、支持軸2は浮遊した状態に保
持される。前記フランジ22には、底に開孔を有するコ
ップ状のハウジング台3が固定されており、回転トルク
センサ8は空気軸受ユニット1と一体のテーブルに固定
されている。ハウジング台3の上部開孔には、軸または
軸受試料を固定する。図1に示す実施例では、焼結含油
軸受などの滑り軸受試料7が圧入されている。ハウジン
グ台3の上方には、空気軸受ユニット1の外枠に固定し
たテーブルを支持台としてスタンド10が設置されてお
り、スタンド10にはノズルガイド55を介して圧縮空
気噴射ノズル5が4個等間隔に設けられている。対向す
る噴射ノズル5の中央にはエアタービン4があり、噴射
ノズル5からの送風によって一定方向に回転する。エア
タービン4には軸6を圧入固定し、軸6の下端は球面状
に形成する。このようにして、支持軸2の上面中央のス
ラスト受板62がスラストを受ける。また、エアタービ
ン4の回転計83をスタンド10に設け、ハウジング台
3に軸6の位置変化を計測する位置センサ82を取り付
ける。
【0018】空気軸受ユニット1に圧縮空気を送ると、
支持軸2およびハウジング台3は一定の高さに持ち上げ
られ、中立状態で浮遊する。軸6の回転に対する抵抗と
しては、軸受試料7との接触抵抗以外には空気抵抗だけ
である。噴射ノズル5から圧縮空気を噴射するとエアタ
ービン4が回転する。この際、軸6と軸受試料7とに摺
動摩擦があると、ハウジング台3が回転しようとするの
で、その力を回転トルクセンサ8で計測する。
【0019】図2(a)および(b)は、軸6をハウジ
ング台3に固定し、エアタービン4側に軸受試料7を配
置した試験機の例を示す部分縦断面図である。図2
(a)に示す構造では、エアタービン4の中心に軸6が
接触しない孔を形成し、エアタービン4の下部に軸受試
料7を固定し得る軸受ハウジング32を固定すると共
に、ハウジング台3の上面と、それに対向する軸受ハウ
ジング32の位置とには互いに反発する磁石33を設け
る。軸受試料7を固定した軸受ハウジング32およびエ
アタービン4は、浮上した状態で回転する。図2(b)
に示す構造では、軸受試料7をエアタービン4の内孔に
直接圧入固定し、頂部に上蓋状のスラスト受板63を設
けてある。ハウジング台3に固定した軸6の上端は球面
状に形成し、前記スラスト受板63がスラストを受ける
構造である。通常の軸受要素では軸6が回転する場合が
多いが、上記のように軸受を回転させる試験も可能であ
る。
【0020】次に図3(a)から(d)は、軸にラジア
ル荷重およびスラスト荷重がかかる態様を説明する模式
図である。図3(a)は軸6が回転しながら円を描くよ
うにローリングする状態を示す。このような軸受要素と
しては、例えばCD−ROM回転用の軸受要素が挙げら
れる。図3(b)は理想的に均一なラジアル荷重の状態
であり、基本的な軸受試験の形態を示す。図3(c)は
スラスト荷重の基本的な状態を示す。図3(d)は軸6
が軸受試料7の軸心に対して一定の傾きを生じた状態で
回転する形態を示す。このような軸受要素としては、例
えば、音響機器のキャプスタン軸受が挙げられる。ま
た、ラジアル荷重とスラスト荷重の両方を受ける軸受要
素もある。
【0021】軸受試料を実際に組込み使用する機械装置
で実働試験を行う前に、軸受試験装置により実働状態に
近い状態で試験することが望ましい。本発明の軸受試験
機は種々の状態の荷重を加えて試験を行うことができ
る。図4(a)は、図1に示したものと同様の試験機の
部分縦断面図であるが、異なる点はエアタービン4の上
面にコイン状の重り42を固定したことである。このよ
うにしてエアタービン4を回転すると、図3(a)に示
したように、軸6が軸受試料7の内孔をこねるようにロ
ーリングを行う。図4(b)は、軸6のスラストを受け
る構造とせず、ハウジング台3の上面および対向するエ
アタービン4の下面に互いに反発するように磁石33を
設けた構造を示し、その他は図4(a)の場合と同様で
ある。
【0022】図5はラジアル荷重が軸受に均等に掛かる
ような装置の構造を示す部分縦断面図であり、図1に示
した試験機と同じ基本構造を有するが、異なる点として
は、エアタービン4の上面にリング状の磁石34が固定
されており、かつ、軸6の下端部近傍にもリング状の磁
石35が固定されており、それぞれの磁石の外周近傍に
スタンド10(図示略)を介して固定されている軟磁性
材36、37を備えている。磁石の磁力の大きさおよび
接近距離を調整することにより、軸6に対して図中の矢
印の方向へ加重することができる。
【0023】図6は、ラジアル荷重を与える別の装置の
例を示す縦断面図である。この構造では、軸受試料7の
両側にボールベアリングなどの軸受16を設け、これら
の軸受に滑車66を介して重り9を吊した糸で加重す
る。上部と下部の重りを調整してラジアル荷重が軸受7
に均等に掛かるようにしたり、軸6が傾斜する方向に掛
かるようにすることができる。
【0024】図7はスラスト荷重を与える構造の一例を
示す部分縦断面図であり、軸受試料7の上端面に摺動す
るスラスト受板64が軸6に固定されている。スタンド
10の上部にロッドガイド93が設けられており、エア
タービン4の軸心に向かって、上方から重り91を積載
したロッド92が押し付ける構造である。ロッド92の
下端は、エアタービン4の軸6との摺動摩擦を少なくす
るように球面接触にしてある。
【0025】図8は、空気圧によってスラスト方向に荷
重を与える装置の構造を示す部分縦断面図である。エア
タービン4を回転するための噴射ノズル52を斜め下方
に傾けることができるようになっており、送風するとエ
アタービン4が回転するとともに下方に荷重が掛かる。
また、エアタービン4の上端面に上側が凹状態の椀状部
材を設け、その上方にエア噴射ノズル53を設けること
ができる。軸心と同軸に送風すると、その空気圧に応じ
てスラスト方向に加重することができる。この噴射ノズ
ル53の噴射方向を変えられるように構成し、噴射ノズ
ル54に示すように方向を傾けると軸6に斜め方向の荷
重が掛かり、スラスト部分に偏荷重を与える試験を行う
ことが可能である。
【0026】図9は磁気吸引によりスラスト荷重を付与
する装置の構造を示す部分縦断面図である。ハウジング
台3の上面と、対向するエアタービン4の下面とに、そ
れぞれ鉄板38および磁石33を設ける。
【0027】図10は磁石の吸引により軸6を一定方向
に傾けて試験する構造を示す部分縦断面図であり、エア
タービン4の下面にリング状の鉄板38を固定し、対向
するハウジング台3の上面の外縁寄りの1箇所に磁石3
3を固定してある。エアタービン4は磁石に引き寄せら
れて軸6が僅かに傾く状態で回転させることができる。
これらの加重手段は、目的に応じて様々に組合わせるこ
とができる。
【0028】なお、計測の場所および手段は適宜に選択
することができ、支持軸またはハウジング台の回転トル
クセンサ、エアタービンと共に回転する回転軸の傾きや
振れを測定する位置センサ、浮遊状態の支持軸およびハ
ウジング台の位置検出センサ、エアタービンの回転速度
センサ、回転軸のスラスト受け板に付設する荷重センサ
等が用いられる。また、これらの計測値によって、位置
や空気量を制御するシーケンス回路を設けることができ
る。さらに、従来と同様、必要に応じて軸受試料付近を
加熱または冷却する手段を設けることができる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の軸受試
験装置は、固定側を空気軸受により浮遊状態に維持する
構造とし、回転側をエアタービンとして縦軸型に構成し
たものであり、回転トルクを妨害する構造物がなく、回
転速度を広範囲に変更することができ、軸または軸受を
回転する試験も可能であり、軸に種々な形態のスラスト
荷重およびラジアル荷重を与えることができるなど、実
際の軸受使用状態を近似的に実現し得るので、広範囲の
軸受用途に対応した試験が可能である。特に、縦軸型で
あるため、音響機器、パーソナルコンピュータ、小型プ
リンタ等の小型軽荷重の軸受要素の評価試験において、
従来の装置では得られない性能を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸受試験機の実施例の縦断面図であ
る。
【図2】図2(a)および(b)は、それぞれ本発明の
軸受試験機の他の実施例の部分縦断面図である。
【図3】図3(a)から(d)は、軸にラジアル荷重お
よびスラスト荷重がかかる態様を説明する模式図であ
る。
【図4】図4(a)および(b)は、ローリング状態回
転下の試験を行うための軸受試験機の実施例の部分縦断
面図である。
【図5】ラジアル荷重下の試験を行うための軸受試験機
の実施例の部分縦断面図である。
【図6】ラジアル荷重下の試験を行うための軸受試験機
の他の実施例の縦断面図である。
【図7】スラスト荷重下の試験を行うための軸受試験機
の実施例の部分縦断面図である。
【図8】スラスト荷重下の試験を行うための軸受試験機
の他の実施例の部分縦断面図である。
【図9】スラスト荷重下の試験を行うための軸受試験機
の更に他の実施例の部分縦断面図である。
【図10】傾斜した軸についての試験を行うための軸受
試験機の実施例の部分縦断面図である。
【図11】従来の横軸型軸受試験機の1例の縦断面図で
ある。
【図12】従来の縦軸型軸受試験機の1例の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 空気軸受ユニット 2 支持軸 3 ハウジング台 4 エアタービン 5 噴射ノズル 6 軸 7 軸受試料 8 回転トルクセンサ 9、42、91 重り 10 スタンド 12 給気口 13 外側ノズル 14 上方ノズル 15 排気口 16 軸受 22 フランジ 32 軸受ハウジング 33、34、35 磁石 36、37 軟磁性材 38 ストッパ 44 椀状部材 55 ノズルガイド 5、52、53、54 噴射ノズル 62、63 受板 64 スラスト受板 65 軸受ユニット 66 滑車 67 接手 82 位置センサ 83 回転計 92 ロッド 93 ロッドガイド M モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−82729(JP,A) 特開 昭64−88131(JP,A) 特開 平6−27000(JP,A) 特開 昭52−64952(JP,A) 実開 昭58−47750(JP,U) 実開 昭52−40746(JP,U) 実開 平3−125239(JP,U) 実公 昭47−9904(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 13/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にフランジを設けた支持軸を空気軸
    受によって浮遊状態に維持する手段、前記支持軸のフラ
    ンジ上に固定されたハウジング台、該支持軸またはハウ
    ジング台に連結された回転トルクセンサ、およびハウジ
    ング台の上方に設置したエアタービンからなることを特
    徴とする軸受試験機。
  2. 【請求項2】 前記エアタービンに固定された軸の下端
    のスラストを受けるスラスト受板を、前記支持軸上に設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の軸受試験機。
  3. 【請求項3】 ハウジング台の上面および該ハウジング
    台の上面に対向するエアタービン面に、相互に反発また
    は吸引する磁性部材を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の軸受試験機。
  4. 【請求項4】 エアタービンの端面の偏心箇所に重りを
    設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の軸受試験機。
  5. 【請求項5】 エアタービンに固定した軸の下端部およ
    びエアタービン端面に磁性材リングを固定し、各磁性材
    リングを軸心と垂直の同一方向へ吸引する磁性部材を設
    けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の軸受試験機。
  6. 【請求項6】 ハウジング台上面の1箇所および該ハウ
    ジング台上面と対向するエアタービン面の全周に、互い
    に吸引または反発する磁性部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載の軸受試験機。
  7. 【請求項7】 支持軸およびエアタービンとは無縁のス
    タンドに固定されたロッドガイドに軸支され、エアター
    ビンの回転軸に下向きの荷重を与える重り付きロッド
    を、エアタービンの上方に設けたことを特徴とする請求
    項1から6のいずれかに記載の軸受試験機。
  8. 【請求項8】 エアタービンへの噴射ノズルの噴射方向
    を変化可能にしたことを特徴とする請求項1から7のい
    ずれかに記載の軸受試験機。
  9. 【請求項9】 エアタービンの上端面に、椀状の凹みを
    有する部材を固定し、前記椀状凹みの上方にエア噴射ノ
    ズルを設置し、かつ前記エア噴射ノズルの噴射方向を変
    化可能にしたことを特徴とする請求項1から8のいずれ
    かに記載の軸受試験機。
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