JP3383430B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3383430B2
JP3383430B2 JP19888894A JP19888894A JP3383430B2 JP 3383430 B2 JP3383430 B2 JP 3383430B2 JP 19888894 A JP19888894 A JP 19888894A JP 19888894 A JP19888894 A JP 19888894A JP 3383430 B2 JP3383430 B2 JP 3383430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
image forming
forming apparatus
message information
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19888894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0865424A (ja
Inventor
卓人 磯部
俊孝 千間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP19888894A priority Critical patent/JP3383430B2/ja
Publication of JPH0865424A publication Critical patent/JPH0865424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3383430B2 publication Critical patent/JP3383430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,レーザプリンタやデジ
タル複写機等の画像形成装置に関し,特に,装置本体か
ら操作パネルを切り離し,リモートコントロール操作可
能にする共に,装置本体と操作パネル間における通信や
複数の操作パネル間における送受信を実行できる画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近,OA機器を駆使したオフィス環境
においては,プリンタ等の画像形成装置は,必ずしも作
業者(ユーザー)の近傍に設置されて専用に使用すると
は限られてなく,例えば,1台のプリンタに複数のホス
トコンピュータ(パーソナルコンピュータ)を接続し
た,いわゆる,1台のプリンタを共用するシェアード的
なシステム構成の使用形態が多くなってきている。した
がって,ユーザーとプリンタとは離れた場合が多い。こ
のため,従来では画像形成装置の操作パネルを光通信あ
るいは電波通信によるリモートコントロール(以下,リ
モコンという)化し,ユーザーがわざわざ装置本体まで
移動しなくても,このリモコン式の操作パネルで遠隔操
作を行っていた。
【0003】また,これらリモコン操作に関連する参考
技術文献として,例えば,特開平4−126279号公
報の「プリンタ」が開示されている。これはリモコンに
よる遠隔操作によってプリンタの設定値を変更するもの
である。また,特開平2−176823号公報の「静電
プロッタ装置を用いた設計設備」には,リモコン式の操
作部を用いて静電プロッタの各種設定の入力操作やその
表示を行う手段が開示されている。また,画像形成装置
の操作を遠隔地から選択する手段を備えたものとして,
特開平2−274164号公報に開示されている。さら
に,画像形成装置の設定条件を呼出し,リモコン操作で
その設定を変更するものとして特開平2−12267号
公報の「画像形成装置」に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の画像形成装置にあっては,1つの
装置に対応したリモコン式の操作パネルが用意されてい
るので,複数のシステムを構成した場合に,相互に送受
信することができず,他の装置の使用状態等を的確に把
握しないまま操作すると,作業の混乱やトラブルを招来
させるという問題点があった。
【0005】また,画像形成装置における操作パネル
は,ユーザーの入力の他に,ユーザーに現在の画像形成
装置の状態を知らせるため,双方向通信を行う必要があ
る。光通信方式の場合,指向性があるため操作パネルか
ら信号を送信するときには支障ないが,装置本体から信
号が送られる場合,操作パネルの受光部が装置本体側に
向いていないと的確に送信できず,双方向通信には不向
きである。一方,電波式による双方向通信を行う場合に
は,送信時に装置本体と操作パネル側で同じ周波数の搬
送波を使用するか,あるいは各々異なった周波数の搬送
波を用いることが考えられる。しかし,1つの搬送波を
用いた場合,送信と受信とが混線するため送信と受信を
切り換える操作が必要であり,送信中は受信部を閉じて
おく必要がある。このように,送信と受信の切り換え操
作をユーザーにより行うため,その作業が煩わしく効率
的ではないという問題点があった。また,異なった搬送
波で送信を行うと,上記問題点が解消されるが,反面,
回路構成が複雑となりその費用が嵩むという新たな問題
点が生じる。
【0006】さらに,操作パネル側からの送信遂行中
に,本体側でペーパージャム等のエラーが発生した場
合,操作パネルではそのエラー状態を受信できないとい
う問題点があった。
【0007】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,画像形成装置とは無関係に,離れた場所間でメッ
セージ情報の授受を的確に実行可能にすると共に,これ
を経済的な構成で実現することを第1の目的とする。
【0008】また,送信および受信の切り換え作業をな
くして,その作業効率を向上させることを第2の目的と
する。
【0009】また,装置本体のエラー状態あるいは装置
の設定状態や動作状態を的確に,かつ,迅速に把握でき
る経済的な装置を実現し,作業効率を向上させることを
第3の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像形成装置は,装置本体をリモ
ートコントロール操作するための操作手段および表示手
段を有した着脱自在な操作パネルを備えた画像形成装置
において,前記操作パネルは,メッセージ情報を入力す
る情報入力手段と,前記入力したメッセージ情報の送受
信を行うための送受信手段と,前記送受信手段を制御し
て,前記メッセージ情報の送受信を行う制御手段とを備
え,前記操作パネルが複数存在する場合に,前記操作パ
ネル間で前記メッセージ情報の送受信を行うものであ
る。
【0011】また,請求項2に係る画像形成装置は,前
記制御手段が,前記メッセージ情報を受信した場合,前
記表示手段を介して,受信したメッセージ情報の表示を
行うものである。
【0012】また,請求項3に係る画像形成装置は,前
記メッセージ情報を音声出力するための音声出力手段を
備え,前記制御手段が,前記メッセージ情報を受信した
場合,前記音声出力手段を介して,受信したメッセージ
情報を音声で出力するものである。
【0013】また,請求項4に係る画像形成装置におい
て,前記情報入力手段は,相手の操作パネルを特定する
識別情報の入力が可能であり,前記制御手段は,前記識
別情報に基づいて送受信の相手先の特定を行うものであ
る。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】本発明に係る画像形成装置(請求項1)は,操
作パネルは,メッセージ情報を入力する情報入力手段
と,前記入力したメッセージ情報の送受信を行うための
送受信手段と,前記送受信手段を制御して,前記メッセ
ージ情報の送受信を行う制御手段とを備え,操作パネル
が複数存在する場合に,情報入力手段で入力したメッセ
ージ情報を,制御手段が送受信手段を制御して送受信
し,操作パネル間でメッセージ情報の送受信を行うこと
により,装置本体とは無関係に,離れた場所間で,メッ
セージ情報の授受を的確に実行する。
【0022】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
2)は,メッセージ情報を受信した場合,制御手段が表
示手段を介して,受信したメッセージ情報の表示を行う
ことにより,ユーザーにメッセージ情報を通知する。
【0023】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
3)は,メッセージ情報を受信した場合,制御手段が音
声出力手段を介して,受信したメッセージ情報を音声で
出力することにより,ユーザーにメッセージ情報を通知
する。
【0024】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
4)は,情報入力手段を介して相手の操作パネルを特定
する識別情報を入力すると,制御手段が,識別情報に基
づいて送受信の相手先の特定を行う。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0033】〔実施例1〕図1は,実施例1に係る画像
形成装置の構成を示すブロック図であり,大きくは,画
像形成装置本体100と該画像形成装置本体100と切
り離されて設けられ,かつ,画像形成装置本体100と
遠隔制御,いわゆる,リモコン操作可能な構成の操作パ
ネル110とにより構成されている。
【0034】画像形成装置本体100は,電子写真プロ
セスあるいは他の印字プロセスにより作像処理を実行す
る画像形成部101と,この画像形成装置本体100の
全体を制御プログラムに基づいて実行するCPU102
と,操作パネル110からの電波を受信する受信部10
3と,操作パネル110へ電波を送信する送信部104
と,受信部103と送信部104との切り換えをCPU
102の指示に基づいて実行する送受信切換部105と
から構成されている。
【0035】また,操作パネル110は,画像形成装置
本体100へ電波を送信する送信部111と,画像形成
装置本体100からの電波を受信する受信部112と,
送信部111と受信部112との切り換えをCPU11
4の指示に基づいて実行する送受信切換部113と,操
作パネル110全体の制御を実行するCPU114と,
数種類のプッシュスイッチ(図示せず)が設けられたキ
ー入力部115と,受信したメッセージ等の情報を表示
するために,例えば,ドットマトリックスのLCD表示
を用いた表示部116とから構成されている。
【0036】以上の構成において,例えば,キー入力部
115を操作すると,その入力条件に基づいて電気信号
がCPU114に入力され,CPU114はその電気信
号により送信部111から画像形成装置本体100に対
して電波を送信させる。画像形成装置本体100は,こ
の電波を受信部103により受信し,その受信情報に基
づいてCPU102により画像形成装置本体100の各
設定値を確定する。また,上記において,操作パネル1
10の表示部116にはキー入力部115の入力値や画
像形成装置本体100の状態等が表示される。
【0037】図2は,実施例1に係る操作パネルの構成
を示すブロック図であり,同一構成の操作パネルを2つ
示している。図において,この操作パネル200は,図
1において示した操作パネル110に対し,キー入力部
115に送信スイッチ201を付加した構成となってお
り,他の部分は操作パネル110と同一構成である。な
お,この図2では,操作パネル200を2台としたが,
送信周波数が同じであれば,これ以上に台数を増やした
構成であってもよい。
【0038】以上の構成において,操作パネル200の
キー入力部115によりメッセージを入力する。そし
て,このメッセージの入力が終了した後,送信スイッチ
201を押下することで入力されたメッセージが送信さ
れる。この送信によって他方の操作パネル200は受信
部112を介してそのメッセージ情報を受信し,該メッ
セージ情報はCPU114により解読され,表示部11
6に表示される。
【0039】このように,複数のリモコン式の操作パネ
ル200間でメッセージを送受信できるようにしたの
で,画像形成装置とは無関係に,離れた人同士でメッセ
ージのやりとりを実行することができる。また,専用に
通信装置を不要としているので,経済的なメッセージの
通信が実現する。さらに,送られてきたメッセージを表
示部116に出力することにより,ユーザーに簡単にメ
ッセージを認識させ,業務の効率を向上させることがで
きる。
【0040】図3は,実施例1に係る他の操作パネルの
構成を示すブロック図である。ここでは操作パネル11
0と該操作パネル110のCPU114に音声出力部3
01を接続した操作パネル300とを示した構成を示し
ている。
【0041】操作パネル110のキー入力部115によ
りメッセージを入力する。そして,このメッセージの入
力が終了した後,送信部111から操作パネル300に
そのメッセージが送信される。この送信によって他方の
操作パネル300は受信部112を介してそのメッセー
ジ情報を受信し,該メッセージ情報はCPU114によ
り解読され,さらに音声信号に変換され,音声出力部3
01から音声のメッセージとして出力される。このよう
に,送られてきたメッセージを音声で表現することで,
ユーザーがメッセージをより的確に把握することができ
る。
【0042】図4は,実施例1に係る他の操作パネルの
構成を示すブロック図である。ここでは送信側の操作パ
ネルA400と受信側の操作パネルB410,C41
0,D410とを示している。操作パネルA400は,
CPU401の入力側に,メッセージ入力キー402
と,相手先入力キー403と,送信キー404とを接続
し,その出力側には送信部405が設けられている。ま
た,操作パネルB410,C410,D410は,受信
部411と,該受信部411からの受信信号が入力され
るCPU412と,受信信号を表示するための表示部4
13と,受信信号を音声で出力する音声出力部414と
から構成されている。なお,上記における各操作パネル
には,操作パネルを特定するための識別情報がアルファ
ベットや番号等により付加されている。
【0043】次に,上記構成における動作を説明する。
ユーザーは,メッセージ入力キー402によりメッセー
ジの入力を行い,その入力が終了するとさらに送信対象
の操作パネルの識別情報を相手先入力キー403で入力
して,送信キー404を押下して送信する。
【0044】次に,図5に示すフローチャートを用い
て,受信側の動作を説明する。図5において,まず,受
信があったか否かを判断し(S501),受信があった
と判断した場合,さらに,自分宛の受信であるか否かを
判断する(S502)。ここで,自分宛の受信であると
判断した場合,その受信内容を解読する(S503)。
続いて,解読した受信内容を表示部413に表示すると
共に,音声出力部414から受信内容の音声を出力して
(S504)上記ステップS501に戻る。また,上記
ステップS502において,自分宛の受信ではないと判
断した場合,受信したメッセージを無視し,上記ステッ
プS501に戻る。このように,メッセージを送信する
相手の操作パネルを特定することにより,他の人に知ら
れたくない場合も使用することができる。
【0045】なお,上記図4において,図面の簡略化の
ため必要な機能ブロックのみを示しているが,送信側と
受信側とを同一構成にすれば,どの操作パネルからも上
記の送受信動作を実行することができる。
【0046】図6は,実施例1に係る他の操作パネルの
構成を示すブロック図である。図において,操作パネル
600は上記構成に対して,CPU601にLED60
2と,ブザー603と,確認キー604とを付加した構
成となっている。
【0047】次に,図7に示すフローチャートを用い
て,受信側の動作を説明する。図7において,まず,受
信があったか否かを判断し(S701),受信があった
と判断した場合,LED602を点灯すると共にブザー
603をONする(S702)。さらに,受信内容を解
読し(S703),その受信内容を表示部116に表示
し,音声出力部301により音声を出力する(S70
4)。次いで,確認キー604がONされたか否かを判
断し(S705),その確認キー604がONされたと
判断したときには,LED602を消灯し,ブザー60
3をOFFし(S706),上記ステップS701に戻
り,同様の動作を実行する。このように,受信側におい
て,メッセージを受信すると,LED602の点灯やブ
ザー603のブザー音等を出力する。また,この出力信
号は,送信した相手先のユーザーがメッセージを確認す
るまで解除されない。そして,確認キー604の押下に
より出力信号が解除される。したがって,例えば,ユー
ザーがその場を離れていても,ユーザーによるメッセー
ジの確認を確実に行わせることができる。
【0048】〔実施例2〕図8は,実施例2に係る画像
形成装置の構成を示すブロック図であり,上記実施例1
に対して,画像形成装置本体100にエラー検知器80
1を付加した構成とし,他の機能ブロックは図1と同一
である。
【0049】次に,上記構成における動作をフローチャ
ートを用いて説明する。図9は,通常の制御動作を示す
フローチャートである。図において,この処理が開始さ
れると,まず,受信状態とし(S901),受信があっ
たか否かを判断する(S902)。ここで受信があった
と判断したときには,その受信内容に基づいて制御を実
行し(S903),上記ステップS901に戻って同様
の処理を繰り返し実行する。
【0050】図10は,エラー発生時の制御動作を示す
フローチャートである。図において,この処理が開始さ
れると,まず,受信状態とし(S1001),受信があ
ったか否かを判断する(S1002)。ここで受信があ
ったと判断したときには,さらに,エラーが発生したか
否かを判断する(S1003)。ここでエラーが発生し
たと判断したときには,そのエラー内容を記憶し(S1
004),受信終了であるか否かを判断する(S100
5)。ここで受信終了であると判断したときには,その
エラー内容を送信し(S1006),通常の制御を実行
して(S1007),上記ステップS1001に戻っ
て,同様の処理を繰り返し実行する。一方,上記ステッ
プS1002において,受信状態ではないと判断したと
きは,上記ステップS1001に戻って,同様の処理を
繰り返し実行する。また,上記ステップS1003にお
いて,エラーが発生していないと判断したときには,上
記ステップS1007に移行する。
【0051】このように,画像形成装置本体100のC
PU102は,通常は受信部103を受信状態として,
送信部104は切り離しておき,もし,操作パネル11
0からの信号を受信した場合には,その内容で動作を実
行する。また,画像形成装置本体100のCPU102
は,操作パネル110から受信中に画像形成装置本体1
00にエラーが発生すると,そのエラー検知器801で
検出したエラー状態の内容を記憶しておく。そして,受
信終了後,そのエラー状態を操作パネル110に送信す
る。また,操作パネル110のCPU114は,送信が
終了したら自動的に受信状態に切り換えるように制御す
るため,画像形成装置本体100からのエラー状態を受
信することができる。
【0052】図11は,実施例2に係る他の操作パネル
の構成を示すブロック図である。図において,1101
は比較器であり,CPU114に接続された送信部11
1と受信部112とに接続して設けられ,その出力側が
CPU114に接続されている。なお,他の必要な機能
ブロックは上記実施例と同一である。
【0053】次に,上記構成における動作をフローチャ
ートを用いて説明する。図12は,画像形成装置本体側
における制御動作を示すフローチャートである。図にお
いて,この処理が開始されると,まず,受信状態とし
(S1201),受信があったか否かを判断する(S1
202)。ここで受信があったと判断したときには,さ
らに,エラーが発生したか否かを判断する(S120
3)。ここでエラーが発生したと判断したときには,送
受信を切り換え(S1204),エラー内容を送信し
(S1205),上記ステップS1201に戻り,同様
の処理を繰り返し実行する。一方,上記ステップS12
03において,エラーが発生していないと判断したとき
には,通常制御を実行し(S1206),上記ステップ
S1201に戻り,同様の処理を繰り返し実行する。
【0054】図13は,操作パネル側における制御動作
を示すフローチャートである。図において,この処理が
開始されると,まず,受信状態として(S1301),
送信を開始する(S1302)。次いで,比較器110
1により送受信を比較し(S1303),さらに,送信
と受信とが混在しているか否かを判断する(S130
4)。ここで送信と受信とが混在していると判断したと
きには,受信状態に切り換え(S1305),受信信号
を解読し(S1306),その結果を表示部に表示して
(S1307),本処理を終了する。一方,上記ステッ
プS1304において,送信と受信とが混在していない
と判断したときには,通常制御を実行し(S130
8),送信終了か否かを判断する(S1309)。ここ
で送信終了であると判断したときには,本処理を終了
し,反対に,送信終了ではないと判断したときには,上
記ステップS1303に戻って,同様の処理を繰り返し
実行する。
【0055】このように,画像形成装置本体100のC
PU102は,通常は受信部103を受信状態として,
送信部104は切り離しておき,もし,操作パネル11
0からの信号を受信した場合には,その内容で動作を実
行する。また,画像形成装置本体100のCPU102
は,操作パネル110から受信中に画像形成装置本体1
00にエラーが発生すると,直ちに受信状態から送信状
態に切り換え,エラー状態を操作パネル110に送信す
る。また,操作パネル110は,図11に示すように,
通常は受信状態とし,自分が送信する場合は受信部11
2と送信部111との両方を動作させておき,常に自分
の送信した信号を受信して,その信号を比較器1101
で比較する。ここで画像形成装置本体100からの信号
が来なければ,送信した信号も受信した信号と同一とな
る。
【0056】また,上記において,画像形成装置本体1
00からエラー信号が送られてくると,その搬送波が画
像形成装置本体100と操作パネル110とで同じ周波
数であるために混線することになる。すなわち,操作パ
ネル110上では,受信した信号は自分が送信した信号
と異なった信号となる。その2つの信号を比較器110
1で比較し,画像形成装置本体100からの信号が送ら
れたきたことを認識する。また,操作パネル110のC
PU114は,画像形成装置本体100からの信号を受
信したことを認識すると,直ちにその送信を中止し,送
信されてきた信号を解読して,その内容を表示部に表示
して,ユーザーに知らせる。
【0057】〔実施例3〕図14は,実施例3に係るプ
リンタの外観構成を示す説明図であり,例えば,レーザ
ーやインクジェット等の印字プロセスにより画像データ
を印字出力するプリンタ本体1400と書体設定や初期
設定入力を行うための操作パネル1401が示されてい
る。図15は,操作パネル1401のパネル構成を示す
説明図である。図において,この操作パネル1401
は,液晶表示部(LCD)1501と,4個の発光ダイ
オード(LED)1502と10個のプッシュスイッチ
1503とから構成されている。このLCD1501に
は,例えば,紙サイズ,紙方向,欧文書体,漢字書体,
コピー枚数等が表示される。また,LCD1501は,
エラーメッセージ等も表示できるようにドットマトリッ
クス構成になっている。また,LED1502は.電源
オン/オフやレディ/ビジィ等を点灯/点滅によってパ
ネル部分の絵文字で表示させるものである。さらに,プ
ッシュスイッチ1503は,書体やエミュレーションや
インターフェイス等の設定入力のために設けられてい
る。
【0058】図16は,実施例3に係るプリンタ本体お
よび操作パネルの構成を示すブロック図である。プリン
タ本体1400は,プリンタコントローラ1601と,
赤外線発信部1602と,赤外線受信部1603とから
構成されている。赤外線受信部1603は,赤外線を受
光するフォトダイオード(PD)1604と,該PD1
604の受光した赤外線を電気信号として検出する検出
回路1605と,該検出回路1605からの電気信号を
デジタル信号に変換する変換回路1606とにより構成
されている。また,赤外線発信部1602は,制御回路
1607とLEDドライバ1608と赤外線発光ダイオ
ード(LED)1609とにより構成されている。
【0059】操作パネル1401は,プッシュスイッチ
1503と,制御変換回路1610と,表示部となるL
CD1501およびLED1502と,フォトダイオー
ド1611と,検出回路1612と,LEDドライバ1
613と,赤外線発光ダイオード(LED)1614と
から構成されている。
【0060】以上の構成における動作を説明する。操作
パネル1401において,プッシュスイッチ1503を
操作すると,その押下されたスイッチの入力信号に基づ
いた電気信号が制御変換回路1610に生じる。次い
で,この電気信号にしたがってLEDドライバ1613
がLED1614を点滅し,該LED1614からの上
記電気信号に基づいた赤外線が発光される。この赤外線
がプリンタ本体1400側のフォトダイオード1604
によって受光されると,検出回路1605によって電気
信号として検出され,変換回路1606によってデジタ
ル信号に変換され,その結果をプリンタコントローラ1
601に送る。
【0061】次に,プリンタコントローラ1601は,
上記デジタル信号を受けて操作パネル1401における
プッシュスイッチ1503の入力操作に応じプリンタ本
体1400の設定値を変更すると共に,その変更後の設
定値を操作パネル1401にフィードバックするため
に,変換回路1606を介して制御回路1607へ送っ
てLED1609を点滅する。これを操作パネル140
1側で受信してLCD1501およびLED1502の
表示を制御する。
【0062】このように,プリンタ本体1400がホス
トコンピュータ(図示せず)から離れた位置に設置され
ていても,着脱可能な操作パネル1401による遠隔操
作によって,ユーザーが移動することなくプリンタ本体
1400の使用目的に合わせて各種設定値を変更するこ
とができる。
【0063】ところで,赤外線は指向性を有するため,
着脱可能な操作パネル1401による遠隔操作を行うた
めには,着脱可能な操作パネル1401をプリンタ本体
1400の方向に向けて操作する必要がある。各種設定
値を変更するときは,プリンタ本体1400の方向に向
けて操作すればよいが,プリンタ本体1400にペーパ
ージャム(紙詰まり)等のエラーが発生した場合,着脱
可能な操作パネル1401が必ずしもプリンタ本体14
00の方向に向いているとは限らないため,プリンタ本
体1400の状態が正しく操作パネル1401上に表示
されないことが考えられる。
【0064】このため,本発明では操作パネル1401
においてプッシュスイッチ1503の1つのスイッチに
プリンタ本体1400の状態を確認する機能を設ける。
そのスイッチを操作すると,それに基づく電気信号が制
御変換回路1610に生じ,その電気信号にしたがって
LED1604が点滅して赤外線が発光される。この赤
外線がプリンタ本体1400側のPD1604によって
受光される。そして,検出およびデジタル信号に変換さ
れ,その結果をプリンタコントローラ1601に送る。
該プリンタコントローラ1601は,これを受けてプリ
ンタ本体1400の状態を確認し,その結果を操作パネ
ル1401にフィードバックするために,変換回路16
06を介して制御回路1607に送ってLED1609
を点滅する。これを操作パネル1401側で受信し,L
CD1501およびLED1502の表示を制御し,ユ
ーザーにプリンタ本体1400の状態を知らせる。
【0065】また,操作パネル1401においてプッシ
ュスイッチ1503を操作すると,それに基づく電気信
号が制御変換回路1610に生じ,その電気信号にした
がってLED1614が点滅して赤外線が発光される。
この赤外線がプリンタ本体1400側のPD1604に
よって受光され,検出およびデジタル信号に変換され
る。そして,その結果をプリンタコントローラ1601
に送る。該プリンタコントローラ1601は,このデジ
タル信号を受けて操作パネル1401におけるプッシュ
スイッチ1503の操作に応じプリンタ本体1400の
設定値を変更すると共に,その変更後の設定値を操作パ
ネル1401にフィードバックするために,変換回路1
606を介して制御回路1607へ送ってLED160
9を点滅する。また,これと同時に,プリンタ本体14
00の状態を確認し,その結果についても操作パネル1
401にフィードバックするために,LED1609を
点滅する。これを操作パネル1401側で受信してLC
D1501およびLED1502の表示を制御し,ユー
ザーにプリンタ本体1400の状態を知らせる。
【0066】ところで,赤外線には指向性があるため,
操作パネル1401による遠隔操作を行うためには,操
作パネル1401をプリンタ本体1400の方向に向け
て操作する必要がある。しかし,プリンタ本体1400
からの赤外線は必ずしも操作パネル1401の方向を向
いているとは限らないため,操作パネル1401側で受
信できない可能性がある。そこで本発明では,プリンタ
本体1400側の赤外線発信部1602を2ヵ所以上設
けることにより,プリンタ本体1400からの赤外線を
操作パネル1401側で受信できる範囲を広くし,操作
パネル1401による遠隔操作における信頼性を向上さ
せるものである。なお,赤外線発信部1602を2ヵ所
以上設けるときに,制御回路1607およびLEDドラ
イバ1608を共用し,LED1609を2ヵ所以上と
することも可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る画像
形成装置(請求項1)によれば,操作パネル間同士にお
いて,情報入力手段から入力したメッセージ情報を相手
先の操作パネルに送信してユーザーに知らせるため,画
像形成装置とは無関係に,離れた場所間でメッセージ情
報の授受を的確に実行することができると共に,これを
経済的な構成で実現することができる。
【0068】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
2)によれば,操作パネルにおいて,情報入力手段から
入力したメッセージ情報を相手先の操作パネルに送信し
て表示させるため,情報を的確にユーザーに知らせるこ
とができる。
【0069】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
3)によれば,操作パネルにおいて,情報入力手段から
入力したメッセージ情報を相手先の操作パネルに送信し
て音声信号に変換してユーザーに知らせるため,情報を
より確実にユーザーが把握することができる。
【0070】また,本発明に係る画像形成装置(請求項
4)によれば,操作パネルにおいて,相手先を特定する
識別情報に基づいて送信を制御し,特定の操作パネルに
的確に情報を送信するため,他の人に知られたくない情
報や特定の情報を確実に送ることができる。
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る画像形成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】実施例1に係る操作パネルの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施例1に係る他の操作パネルの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】実施例1に係る他の操作パネルの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】実施例1に係る受信時の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図6】実施例1に係る他の操作パネルの構成を示すブ
ロック図である。
【図7】実施例1に係る受信時の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図8】実施例2に係る画像形成装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】実施例2に係る通常の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】実施例2に係るエラー発生時の制御動作を示
すフローチャートである。
【図11】実施例2に係る他の操作パネルの構成を示す
ブロック図である。
【図12】実施例2に係る画像形成装置本体側における
制御動作を示すフローチャートである。
【図13】実施例2に係る操作パネル側における制御動
作を示すフローチャートである。
【図14】実施例3に係るプリンタの外観構成を示す説
明図である。
【図15】実施例3に係る操作パネルのパネル構成を示
す説明図である。
【図16】実施例3に係るプリンタ本体および操作パネ
ルの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,1400 画像形成装置本体 102 CPU 103 受信部 104 送信部 110,200,300,400,1401 操作パネ
ル 111 送信部 112 受信部 114,401 CPU 115 キー入力部 116 表示部 201 送信スイッチ 301 音声出力部 402 メッセージ入力キー 403 相手先入力キー 404 送信キー 604 確認キー 801 エラー検知部 1503 プッシュスイッチ 1601 プリンタコントローラ 1602 赤外線発信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−162964(JP,A) 特開 平6−28120(JP,A) 特開 平5−68288(JP,A) 特開 平5−14460(JP,A) 特開 平4−126279(JP,A) 特開 平2−274164(JP,A) 特開 平2−188285(JP,A) 特開 平2−176823(JP,A) 実開 昭64−7483(JP,U) 実開 昭63−48242(JP,U) 実開 平3−58092(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H03J 9/00 - 9/06 H04Q 9/00 - 9/16 B41J 29/00 - 29/70

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体をリモートコントロール操作す
    るための操作手段および表示手段を有した着脱自在な操
    作パネルを備えた画像形成装置において,前記操作パネ
    ルは,メッセージ情報を入力する情報入力手段と,前記
    入力したメッセージ情報の送受信を行うための送受信手
    段と,前記送受信手段を制御して,前記メッセージ情報
    の送受信を行う制御手段とを備え,前記操作パネルが複
    数存在する場合に,前記操作パネル間で前記メッセージ
    情報の送受信を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,前記メッセージ情報を
    受信した場合,前記表示手段を介して,受信したメッセ
    ージ情報の表示を行うことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ情報を音声出力するため
    の音声出力手段を備え,前記制御手段は,前記メッセー
    ジ情報を受信した場合,前記音声出力手段を介して,受
    信したメッセージ情報を音声で出力することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報入力手段は,相手の操作パネル
    を特定する識別情報の入力が可能であり,前記制御手段
    は,前記識別情報に基づいて送受信の相手先の特定を行
    うことを特徴とする請求項1,2または3記載の画像形
    成装置。
JP19888894A 1994-08-24 1994-08-24 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3383430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19888894A JP3383430B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19888894A JP3383430B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0865424A JPH0865424A (ja) 1996-03-08
JP3383430B2 true JP3383430B2 (ja) 2003-03-04

Family

ID=16398611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19888894A Expired - Fee Related JP3383430B2 (ja) 1994-08-24 1994-08-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3383430B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4387961B2 (ja) * 2005-02-16 2009-12-24 株式会社リコー 操作パネル及び画像形成装置
JP6922283B2 (ja) * 2017-03-14 2021-08-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0865424A (ja) 1996-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008238563A (ja) 印刷装置
US8379256B2 (en) Electronic apparatus and information processing system
JP3383430B2 (ja) 画像形成装置
US20050172020A1 (en) Network control system
US7102781B2 (en) Apparatus and method for initiating a printing operation from a printer
JP2002149385A (ja) 画像形成装置
JP2878145B2 (ja) ホストコンピュータによるメニューを設定するプリンタ
JP3426360B2 (ja) 画像形成装置
JP2021103478A (ja) 画像形成装置、制御方法、及び、プログラム
JP6465662B2 (ja) 情報処理装置、携帯端末、制御方法およびプログラム
JP2008126565A (ja) プリンタ
JP3222675B2 (ja) 印刷装置装置および印刷装置の表示制御方法
JPH02201631A (ja) コンピュータシステム
KR100444592B1 (ko) 인쇄동작 수행전 인쇄 출력여부를 재확인 가능한 프린터및 인쇄방법
JP2002268849A (ja) ネットワークプリンタシステム
JP2001249780A (ja) 印刷装置、印刷装置設定システム、及び印刷装置の設定方法
KR100694081B1 (ko) 호스트 컴퓨터 상에서 인쇄장치 기능설정 방법 및 장치
JP5013901B2 (ja) 画像形成装置、psデータ処理方法、及びpsデータ処理プログラム
KR20050103067A (ko) 부가정보를 제공하는 이미지 출력 장치
JPH0628120A (ja) 印刷装置
KR19990029549U (ko) 경보음 발생 프린터
KR20040100540A (ko) 네트워크 프린터의 제어방법
JPH04126279A (ja) プリンタ
JP2003067146A (ja) 画像出力機器および印刷システム
JPH07319339A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees