JP3382980B2 - 携帯用丸鋸 - Google Patents

携帯用丸鋸

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JP3382980B2
JP3382980B2 JP28957592A JP28957592A JP3382980B2 JP 3382980 B2 JP3382980 B2 JP 3382980B2 JP 28957592 A JP28957592 A JP 28957592A JP 28957592 A JP28957592 A JP 28957592A JP 3382980 B2 JP3382980 B2 JP 3382980B2
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JP
Japan
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handle
circular saw
motor
cutting
motor housing
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信正 野村
克己 大河内
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Makita Corp
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Makita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、木材の切削加工や溝
切り加工などに適用される携帯用丸鋸に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術としては、例えば特公昭46
−7156号公報、特開昭59−167202号公報等
がある。特公昭46−7156号公報には鋸刃を安全カ
バーとともに回動させて切削深度を調整する機構を有す
る丸鋸が開示され、また特開昭59−167202号公
報にはベースとハンドルとに対して鋸刃を備えた本体ケ
ースを回動自在に連結し、切り込み深さの調整に際し、
ハンドルが本体ケースとともに動くことがないようにし
た丸鋸が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
ルが定位置に固定された従来の上記丸鋸ではハンドルの
向きを作業位置(高さ)や作業者の姿勢や身長等の作業
条件に合わせて作業者の使い勝手が良い向きに変えるこ
とができないので、作業条件によってはハンドルの使い
勝手が悪くなってハンドルの握り方が不自然となる問題
点がある。例えば、図9に示すように丸鋸mを低い位置
に設置して中腰の低い姿勢で床上のワークwを切削する
場合にはハンドルhを握った手の手首tが折れ曲がった
状態で作業する必要があるので、作業性が非常に悪くな
って適確な切削作業が困難となり、丸鋸mを切断方向へ
押送する力をハンドルhに対して充分に加えにくい問題
点がある。本発明の課題は、ハンドルの向きを作業条件
に合わせて使い勝手が良い向きに変えることができる携
帯用丸鋸を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このため、本発明は、前
記請求項に記載した構成の携帯用丸鋸とした。 【0005】 【作用】請求項1記載の携帯用丸鋸によれば、切り込み
深さの調整に伴って切断機本体の作業者に対する相対位
置は変位するが、これに合わせて切断機本体に対するハ
ンドルの位置を変更することによりハンドルの作業者に
対する位置(向き)を修正して切り込み深さに関係なく
ほぼ一定の位置に保持することができるので、作業者は
切り込み深さを調整した場合であっても常時一定の姿勢
でハンドルを把持することができ、これにより当該携帯
用丸鋸の使い勝手を向上させることができる。 【0006】 【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、ハンドルを切り込み深さの調整に合わせて位置調整
してハンドルの向きを作業者の使い勝手が最も良い向き
に変向することができる。従って、ハンドルを握る手の
形態を常に自然な形態にして作業を行うことができ、作
業条件が異なっても、携帯用丸鋸を切断方向へ押送する
力をハンドルに対して常に効果的に加えて切断作業を正
確化および能率化することができる。 【0007】 【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1〜図6にし
たがって説明する。携帯用丸鋸Mにおいて、ほぼ長方形
板状のベース1には長孔状の刃口1aが開設されるとと
もに、ベース1の前端部(図1において左端部)には、
支軸4を介して切断機本体2が上下方向傾動可能に支持
されている。切断機本体2はブレードケース3を備えて
おり、このブレードケース3の前端部が上記支軸4を介
してベース1に連結されている。 【0008】ブレードケース3の前端部付近には側方へ
横出されたグリップ5が取付けられるとともに、ブレー
ドケース3の外端部には円筒状のギヤハウジング6が突
合わせ状に結合されている。 【0009】ギヤハウジング6の外方には円筒状の胴部
8aと、この胴部8aの外端に連接された蓋板8bとを
有するモータハウジング8が同心状で突合わせ状に設置
されている。 【0010】モータハウジング8の胴部8aの内端下部
には前後1対の下突片8cが突設され、この両下突片8
cにはモータハウジング8をギヤハウジング6に締結す
るねじ7がそれぞれ貫挿されている。 【0011】モータハウジング8の胴部8aの内端上部
には前後1対の上突片8dが突設され、前後の上突片8
dにはモータハウジング8の中心を円弧中心とする円弧
上に配設された通し孔8eおよびねじ孔8fが形成され
ている。 【0012】モータハウジング8内にはこのモータハウ
ジング8と同心状に設置されたモータ軸9aを有するモ
ータ9が横向き状に収納され、モータ軸9aにはピニオ
ン10が形成されている。 【0013】モータ9のモータ軸9aの下方には1対の
ベアリング12によって回転可能に支持された鋸刃軸1
1がモータ軸9aと並行に設置され、この鋸刃軸11の
基端付近にはピニオン10と噛合った伝動ギヤ13が固
定されている。 【0014】鋸刃軸11の先端にはこの先端に締結され
た内外1対の挟止部材15を介して円板状の鋸刃16が
ブレードケース3によってほぼ上半分が覆われた状態で
共転可能に固定されている。 【0015】ベース1の後部上に前上り姿勢で立設され
た固定部材17には支軸4を中心として円弧状に湾曲さ
れた長孔状のガイド孔17aが貫設され、このガイド孔
17a内にはブレードケース3に貫挿されたねじ18が
挿通されている。 【0016】ブレードケース3を任意の傾動位置へ傾動
させた状態で固定する締結レバー19はその基端部がね
じ18に螺嵌された状態で後方へ延出されている。 【0017】締結レバー19を上方へ傾動して螺退させ
た状態でブレードケース3を支軸4を支点として上下方
向へ傾動調整すると、ベース1の下面から突出した鋸刃
16の突出量を調整して鋸刃16による切削深さを調整
することができ、調整後締結レバー19を下方へ傾動し
てブレードケース3を所望の傾動位置で締結レバー19
によって固定部材17に締結することができる。 【0018】モータハウジング8に固定されてモータハ
ウジンング8のほぼ半径方向へ突出されたハンドル20
はハンドル本体21とハンドルカバー22とがビスによ
って突合わせ状に結合されて中空状に形成されている。
ハンドル20には側面形状がほぼC形状で作業者によっ
て握持される握り部20aが形成されるとともに、握り
部20aの内端にはハンドル本体21の内端部によって
形成されて側面形状が円弧状に湾曲された取付け部20
bが連接され、この取付け部20bにはモータ9のモー
タ軸9aの軸心を中心として約180°の範囲にわたっ
て円弧状に湾曲された長孔状の調整孔23が貫設されて
いる。 【0019】ハンドル20はハンドル本体21の調整孔
23およびモータハウジング8の上突片8dの通し孔8
eに貫挿されたギヤハウジング6のねじ孔6aに螺嵌さ
れた前側のハンドル固定ねじ24と、調整孔23に貫挿
されてモータハウジング8のねじ孔8fに螺嵌された後
側のハンドル固定ねじ24とによってモータハウジング
8およびギヤハウジング6に締結され、ハンドル20は
モータハウジング8にモータ9のモータ軸9aの回りへ
の回動変位可能で解放可能に固定されている。両ハンド
ル固定ねじ24を緩めると、ハンドル20をモータ軸9
aの回りに回動変位させてベース1に対するハンドル2
0の角度を握り易い角度に変更することができる。 【0020】ハンドル20の握り部20aの中央部付近
にはハンドル20を握った手によって操作されてモータ
9を起動、停止させるスイッチ25が取付けられてい
る。 【0021】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例ではモータ9が内部に収納され
たモータハウジング8にハンドル固定ねじ24によって
解放可能に締結されたハンドル20の取付け部20bに
はモータ9のモータ軸9aの軸心を中心として円弧状に
湾曲されてハンドル固定ねじ24が貫挿された調整孔2
3を貫設し、モータ軸9aの回りへのハンドル20の回
動変位を可能にしてある。 【0022】このため、ハンドル20を作業位置や作業
者の姿勢等の作業条件に合わせて回動変位させてハンド
ル20の向きを作業者の使い勝手が最も良い向きに変向
することができる。従って、ハンドル20を握る手の形
態を常に自然な形態にして作業を行うことができ、作業
条件が異なっても、携帯用丸鋸Mを切断方向へ押送する
力をハンドル20に対して常に効果的に加えて切断作業
を正確化および能率化することができる。また、切削深
さの調整によってベース1とモータハウジング8との相
対位置が変化し、ベース1に対するハンドル20の角度
が変化した場合でも、ハンドル20の向きを修正するこ
とができる。 【0023】なお、ハンドル20を固定する手段として
はねじに代えてレバーによる固定手段を採用してもよ
い。 【0024】次に、図7、図8に示す本発明の第2実施
例について説明すると、本例ではハンドル20Aの取付
け部20bAには調整孔23に連通されて調整孔23の
長手方向へ円弧状に配列された多数個の位置決め孔26
が凹設され、一方、モータハウジング8Aの前側の上突
片8dAにはその通し孔8eAの上側に隣設され、位置
決め孔26のうちの1つに選択的に係合してハンドル2
0Aの向きを不連続的に変向するストッパ27が突設さ
れている外は第1実施例と同様に構成されている。 【0025】本例ではハンドル固定ねじ24を緩めてス
トッパ27を位置決め孔26内から脱出させ、ストッパ
27をハンドル20Aの向きが最適となる位置の位置決
め孔26に係合させてハンドル固定ねじ24を締結する
と、ハンドル20Aの向きが固定される。 【0026】従って、本例ではハンドル20Aをハンド
ル固定ねじ24およびストッパ27によって二重に固定
することができるので、作業中ハンドル20Aが不用意
に回動変位したり、位置ずれする不具合を解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例を示す携帯用丸鋸の側面図
である。 【図2】同じく、携帯用丸鋸の一部破断正面図である。 【図3】図1のX1−X1線拡大断面図である。 【図4】図1のX2−X2線拡大断面図である。 【図5】ハンドルを前方へ回動変位させた状態を示す携
帯用丸鋸の側面図である。 【図6】ブレードケースを上方へ傾動させてハンドルを
後方へ回動変位させた状態を示す携帯用丸鋸の側面図で
ある。 【図7】本発明の第2実施例を示す要部の平面図であ
る。 【図8】図7のX3−X3線拡大断面図である。 【図9】丸鋸の使用状態を例示する説明図である。 【符号の説明】 1…ベース 3…ブレードケース 8…モータハウジング 9…モータ 9a…モータ軸 16…鋸刃 20…ハンドル 25…スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−200977(JP,A) 特開 昭59−167201(JP,A) 特開 昭55−126401(JP,A) 実開 平1−9701(JP,U) 実開 平3−87525(JP,U) 実公 昭53−53185(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 9/00 B25F 5/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 切断材に当接させるベースに、鋸刃を備
    えた切断機本体が傾動可能に支持されて、該切断機本体
    の前記ベースに対する傾動位置を調整することにより
    記鋸刃の前記切断材に対する切り込み深さを調整可能と
    した携帯用丸鋸であって、 前記切断機本体は、前記鋸刃を回転させるモータと、該
    モータを収容するモータハウジングと、該モータハウジ
    ングに一体に設けられて前記鋸刃を覆うブレードケース
    と、作業者が把持するハンドルを備え、該ハンドルは、
    前記モータハウジングに位置変更可能に支持されて、前
    記切り込み深さの調整に伴う前記作業者に対する向きの
    変化を修正可能な構成とした携帯用丸鋸。
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