JP3382679B2 - 加減速式動く歩道 - Google Patents

加減速式動く歩道

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JP3382679B2
JP3382679B2 JP24687493A JP24687493A JP3382679B2 JP 3382679 B2 JP3382679 B2 JP 3382679B2 JP 24687493 A JP24687493 A JP 24687493A JP 24687493 A JP24687493 A JP 24687493A JP 3382679 B2 JP3382679 B2 JP 3382679B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/028Driving gear with separate drive chain or belt that engages directly the carrying surface chain

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、無端状に連続する各パ
レットを循環移動させると共に、平面内で左右方向に横
滑りさせて、パレットの移動速度を加減速する動く歩道
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図13は従来の加減速式動く歩道の側面
図、図14は図13のA部詳細図、図15はその代表的
な駆動システムの原理を示す側面図である。図におい
て、61はパレット、62はガイドレール、63はガイ
ドローラ、64は連結棒、75は駆動モータ、82はゴ
ムタイヤ、83は駆動モータである。 【0003】加減速式動く歩道は、パレットを平面内で
前後方向へ移動させると共に、左右方向に横滑りさせて
移動速度を加減速するように構成されている。図13に
於いてパレット61はガイドレール62に沿って前後左
右に移動する。図示の如くパレット61は、隣接するパ
レットと連結されているため、パレット61をリンクと
した一種のチェン・ループと考えられる。このループ状
のパレット61を駆動する方法として図16(側面
図)、図17(平面図)に示すように、パレット61の
下面に複数個のゴムタイヤ82を圧接させ、その摩擦力
によりタイヤを回転させることによってパレット61を
移送している。反転部も同様である。又、図18のよう
にリニアモータ91を配置して駆動している例もある。
この装置では、パレット整列装置として、図19(側面
図)、図20(横断面図)に示すようにネジ状カム72
とパレット61に取付けられたカムフォロア73が噛合
ってガイド74に沿ってパレット61は整列移送され
る。この駆動はモータ75によりネジ状カム72を回転
して行われる。従って歩道全体の駆動系統としては図1
5の如く、反転部に2台、パレット駆動用に3台(必要
台数はパレット数、機長により決まる)の合計5台の駆
動モータ75,83で運転されている。この5台のモー
タによる駆動で夫々で速度差が出ないように正確に速度
制御されている。前述の如く、各パレットは隣接するパ
レットを連結されているが、これを図13,図14で詳
細に説明すると、パレット61はガイドレール62を抱
いたローラ63にて支持されており、隣接するパレット
61とは連結俸64により連結されている。反転部に於
いて反転するとき、連結棒64は固定リンク65がはづ
れて、スライダー66の中を図示されるように移動して
自由になる。反転が終了すると共に固定リンク65で連
結棒64はスライダー66に固定される。かくして、パ
レット61は隣接パレット61と連結されて移行する。
このパレット61の左右方向への横滑りはスライダー6
6がパレット61内の溝に沿って移動することによって
行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の加減速式動く歩
道はそのパレットが隣接するパレットと結合され、更
に、パレット間で横滑りできるように構成されているの
で、これはパレットをリンクと考えるとき、一つのルー
プと考えられる構造であるといえる。この構造に於いて
は次のような問題点がある。 (1)パレットにかゝる力、振動等は全てに伝わること
になり、特に連結部は引張り、圧縮、摺動による抵抗等
々に対する強度・剛性・寿命等が必要とされる。特に始
動、停止時の衝撃を含め全般に強度上、剛性上、寿命か
ら強固に製作する必要がある。 (2)運転システムとして数台の駆動モータを同時に必
要速度に正確に制御する必要があるため、複雑となり高
価である。 (3)機長が長くなると共にパレット裏面に当てて駆動
するゴムタイヤ数も増加する。又、これは上記の制御シ
ステムの難しさを増すことにもなる。 (4)振動はゴムタイヤで行い、停止もゴムタイヤにて
行うため、緊急停止を行うためには、ゴムタイヤの数が
多くなる。 【0005】本発明は、次の各項に示すようにして、上
記従来技術の欠点を解消しようとするものである。 (1)パレットの連結を廃止し、パレットが独立に動き
うるようにして、従来連結部において生じていた強度・
剛性・寿命に係る問題点を解消する。 (2)複数の駆動モータを機械的に同期させることによ
って、各モータの回転速度を個別に正確に制御する必要
を無くし構造簡単低価格化を計る。 (3) 駆動用ゴムタイヤを廃止し、従来これに係る制
御の困難性を解決する。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、前後上下に無端状に連続するガイド
レールからなる循環経路に沿って、多数のパレットを、
両端部で上下方向に反転移動させ、両端部の間で前後方
向へ水平移動させると共に、隣接するパレットを両端部
間で左右方向へ相互に横滑りさせて移動速度を加減し、
上面端部で人を乗降させ、上面両端部間で人を移送する
加減速式動く歩道において、上記循環経路を、両端部に
おいて鉛直面内で円弧状をなすガイドレールを備えた反
転部、中央部において水平な直線状のガイドレールを備
えた高速部、及び上記反転部と高速部との間において水
平面内で湾曲するガイドレールを備えた加減速部から構
成し、上記両側の反転部のガイドレールの内側にそれぞ
れ上下に無端状に連続して循環する反転部駆動チェンを
設け、上記高速部の両端部においてガイドレールの内側
にそれぞれ上下に無端状に連続して循環する一対の高速
部駆動チェンを設け、上記高速部のガイドレールの内側
かつ上記一対の高速部駆動チェンの外側に同一対の高速
部駆動チェンと噛み合って高速部の全域にわたって上下
に無端状に連続して循環するラックチェンを設け、更
に、上記循環経路の両端部にライン駆動用モータを各1
台設け、各モータとそれに近い方の反転部駆動チェン
と、更に同各モータとそれに近い方の高速部駆動チェン
とをそれぞれ減速機を備えたラインシャフトで接続して
適切な速度比で駆動し、多数のパレットを連結すること
なく上記ガイドレールに案内された状態で独立な移動が
できるようにし、かつ同各パレットの裏面にフックを設
け、反転部においては反転部駆動チェンの軸に上記フッ
クを係合させてパレットを移動させ、高速部においては
ラックチェンの軸に上記フックを係合させてパレットを
移動させ、更に各パレットの隣のパレットと接する部分
にローラを設けてパレット相互間の横滑りを可能とした
ことを特徴とする加減速式動く歩道に関するものであ
る。 【0007】 【作用】本発明の加減速式動く歩道においては、ライン
駆動用モータが2台設置されている。各モータはそれぞ
れ反転部駆動チェンと高速部駆動チェンを駆動する。一
対の高速部駆動チェンは1本のラックチェンに噛み合っ
ている。したがって、各組合せの反転部駆動チェンと高
速部駆動チェンは、モータ・減速機・ラインシャフトに
よって連動し、一対の高速部駆動チェンはラックチェン
によって連動しているので、すべてのチェンは機械的に
連動していることになる。よってモータの回転速度を個
別に制御する必要はない。 【0008】本発明のパレットは連結されておらず、各
々独立に動くようになっている。パレット相互の横すべ
りは、各パレットの隣りのパレットに接する部分に設け
られたローラによって容易に可能である。反転部におい
てはパレット下面のフックが反転部駆動チェンの軸に係
合してパレットが駆動される。高速部においてはパレッ
ト下面のフックがラックチェンの軸に係合して駆動され
る。加減速部においてはパレットはチェン等によって直
接駆動されず、後続のパレットによって押されて進む。
各パレットは前述のように独立しているので、従来、連
結部に生じていた強度・剛性・寿命等の問題は生じな
い。また、駆動は上述のようにフックとチェンの軸との
係合によるものであるから、従来駆動用に用いられてい
たゴムタイヤにおける制御の困難性の問題は生じない。 【0009】バレットはレールに案内されて進む。加減
速部および高速部においては、隣り合うパレットは、相
互に横にずれた位置とり、進行方向に対して傾斜して進
む。 【0010】 【実施例】以下本発明の詳細を図示の実施例によって説
明する。図1は本発明の一実施例に係わる全体駆動系統
を示す側面図、図2は同実施例の平面図である。図に於
いて、1はパレット、2は同パレットを支持する支持ロ
ーラ、3は同支持ローラ駆動モータ、4はラックチェ
ン、5は高速部の駆動チェン、6は反転部の駆動チェ
ン、7は高速部でパレットを駆動するフック、8は反転
部でパレットを駆動フック、11はライン駆動モータ、
12はラインシャフト、13は減速機、14はガイドレ
ールである。 【0011】パレット1は反転部で反転後、支持ローラ
2で支えられたまま、ガイドレール14上に押し出され
加速部に移動する。加速部ではパレット1は高速部に向
って先行のパレット1を押しつけ、ガイドレール14に
沿って高速部へと導入する。高速部に於いてはレール案
内チェン牽引駆動方式によりパレット1の裏面のフック
7をラックチェン4の軸25(後述)に噛合せて牽引
し、このラックに噛合う駆動チェン5により駆動してい
る。高速部から減速部そして反転部に入る迄は加速部と
同様駆動されず高速部のラックチェンにより押し出す力
で先行のパレットを押しつける。 【0012】尚、図示の様に加減速部では支持ローラ2
を利用して駆動ータ3で単独に駆動又はブレーキをかけ
る方法も可能である。駆動系として図示のように入出口
部の反転部と高速部を受けもつ2台の駆動モータ11で
駆動している。各駆動モータ11からラインシャフト1
2を通して減速機13を経て反転部、高速部のチェンを
反転部と高速部の速度比に見合った速さ(回転数)で駆
動している。この2台のモータは高速部のラックチェン
4を介して結ばれているため相互の負荷トルク(駆動・
ブレーキ共)の分担が平均化されるばかりでなく双方の
速度差が出ないので速度差に対する制御は特に必要でな
い簡単な速度指令のみとなる。 【0013】図3は上記実施例の反転部押し出し部に於
けるレール案内押出し方式の構造を示す側面図、図4は
同平面図である。これらの図において、24は押えロー
ラ、29(14)はガイドレール、31はガイドロー
ラ、32(2)は支持ローラ、35はカムフォロア、3
6はカムである。 【0014】1枚ごとになっているパレット1は下部に
設けた専用フック8がチェン6のローラフォロアに噛合
い1枚ごとに移動輸送出来る。反転時にはパレット両端
にあるカムフォロア35がガイドレール36により導び
かれて反転し上面の水平部で支持ローラ32(12)に
支えられガイドレール29(14)と44(14)に沿
って水平に等ピッチで押出す。この時各パレット間は若
干の隙間のある状態である。尚、チェーン6は図1に示
すラインシャフト12を介して減速機13より駆動され
ている。 【0015】図5は加減速部におけるレール案内押し出
し方式による構造を示す平面図、図6は図5のA−A断
面矢視図(中心線方向から見た図)である。これらの図
において、44(14)はガイドレール、52はローラ
である。パレット1はパレット1のガイドレール31が
下部に設けたガイドレール29と44(14)に案内さ
れる。このガイドレール29と44(14)は前述の反
転押出し力と、このガイドレール29と44(14)の
線形による横すべり力の合成力をパレット1に与えてい
る。上記の合成力によりパレット1はパレットの合成力
方向に設置した支持ローラ32(12)で支えられなが
ら加速される。パレット1が密着した状態で加速される
ように、加速開始点から加速終了点迄の距離はパレット
枚数のn倍か、n倍より若干マイナスした寸法に設定し
ている。 【0016】図7は図5のX部の拡大図、図8は図7の
Y−Y断面図である。図において、52はローラ、53
は軸受、54は弾性ゴム、55はスペーサ、56は取付
ボルト、57はすべり板である。パレット1は密着した
ままで横スライドしながら若干マイナスした寸法の所に
設置されるため、このような構造としている。つまりロ
ーラ52は、パレット1に取りつけられた横滑り用ロー
ラであり、隣接するパレット1に接し、弾性ゴム板54
をはさんで軸受53によって支えられている。尚、取付
ボルト56はスペーサ55で締付高さを規定しており弾
性ゴム板54が弾性内で作用する様完全密着しない構造
で締付けられている。ローラ52は従来技術におけるス
ライダー66のような摺動する構造でなくころがり接触
するようにしているため、抵抗が非常に少なく摩耗が少
ない。又、この弾性体ゴム板54は先程述べた加速開始
点から加速終了迄の距離を短くしていてもこのゴム板5
4が縮んでくれるため、パレット1がローラ52を介し
て完全密着する。このためパレットの製作精度を必要以
上に高める必要もないしこの間で何らかの過大な力が働
いたとき緩衝の役目をする。よって、この加速部では、
パレット1は完全密着していることとガイドレール29
と44(14)で案内されるガイドローラ31により正
しい姿勢で移動出来る。 【0017】図9は高速部に於けるレール案内チェン牽
引駆動方式による構造を示す側面図、図10は図9のA
−A断面図である。図において、1はパレット、4はラ
ックチェン、7は高速部駆動フック、24は押えロー
ラ、25はラックチェン4の軸、26は支持ローラ、2
7はラック、28はカム、29はガイドレール、31は
ガイドローラ、32は支持ローラ、44(14)はガイ
ドレールである。パレット1の裏に取りつけてある専用
フック7は、加速終了点後の受けわたす位置でラック2
7付ラックチェン4の軸25に嵌め合っている。この嵌
め合う位置は一点しかなく、この地点でのラックチェン
4の速度とパレットの走行速度が等しく且つラックチェ
ン4の軸25のピッチとパレット1のフック7のピッチ
を等しくしている。このラックチェン4の軸25の両端
は歯数が4枚歯の原理で回転していることになるのでラ
ックチェン4の速度変動(位置変動)が大きく先程述べ
た嵌め合う位置が変化するので、これを防ぐ為に軸25
の嵌め合い位置を同位置にするため、軸25と同軸の支
持ローラ26が通過する時矯正するカム28を設け、嵌
め合う位置を同一点としている。 【0018】図11は本実施例の動く歩道の平面図であ
る。図に示すようにパレット1は、反転押し出し部の、
図3に示したフック8及び高速部の図9に示すフック7
と嵌め合い、又パレット1のガイドローラ31を案内し
ているガイドレール29と44(14)でガイドされ拘
束されることにより位置精度及び姿勢を保証するので押
付密着した状態で高速部へ乗り移り可能である。加速部
から高速部へ乗り移ったパレット1はフック7が嵌め合
ったラックチェン4の軸25の支持ローラ26によって
支えられ走行する。このラックチェン4上のパレット1
は隣り合う同志は密着させる必要がないので、図7に示
したローラ52は隙間がある状態で移動する。このこと
により高速部の駆動はラックチェン4が受け持ちパレッ
ト1に駆動力及びブレーキ力が働くことはない。高速部
の駆動は、ラックチェン4のラック27に噛み合う駆動
チェン5により、図2で示されるラインシャフトにより
減速機13を介し速度比に見合った速度で駆動されてい
る。高速部を通過したパレット1は図3で示す反対向き
の反転部へ押し出されていく。この押し出された後の構
造位置決めは前述と同じである。このことをくりかえす
ことによりパレット1は循環ループを構成する。 【0019】図12は、先程記述したパレット1が正し
い姿勢で通過する原理を示すと共にガイドレール29と
44(14)の工夫を示す図である。図において、7は
高速部駆動フック、8は反転部駆動フック、31はガイ
ドローラ、29および44はガイドレール、47はバ
ネ、48はストッパである。パレット下面に設けたガイ
ドローラ31が案内されるガイドレール29及び44
(14)に隙間なく嵌め合うとガイドレール29及び4
4(14)及び、パレット1を工作上精度高く仕上げる
必要がある。このため、ガイドレールはパレット1がガ
イドローラ31との隙間の小さいガイドレール29(1
4)と隙間の大きいガイドレール44(14)で導く方
がパレット1 の動きも良いし組立上の精度もラクに出来
る。だがパレット1 の専用フック7及び8が噛み合う位
置ではパレット1をより精度の高い正しい姿勢で通過さ
せるため、、ガイドレール44とガイドローラ31との
隙間を小さくしてより精度の高い姿勢としている。ガイ
ドローラ31との隙間が何らかの条件で抵抗がありすぎ
たときは、初期のガイド隙間迄広がることが出来るよう
バネ47で逃げ、それ以上広がらぬストッパー48を設
けた構造としている。尚、パレット1が走行中上側に浮
き上がるのを防止するため、パレット1に設けたガイド
ローラ31を利用して抜け防止加工したガイドレール2
9及び44に嵌めている。更にパレット1のフック7と
ラックチェン4の軸25及びフック8とチェン6のロー
ラが嵌合する位置には押えローラ24を設けて浮き上り
を防止すると共に嵌合を確実な方法としている。 【0020】以上詳述したように、本実施例において
は、隣接する各パレットを切りはなすこと、駆動系とし
て反転部、高速部にチェン駆動を採用したことにより、
次の効果がもたらされた。 (1)パレットは隣接するパレットの影響をうけること
がなく、個々のパレットにかかる力が小さい事から構造
も簡略化でき、軽量化ができた。 (2)保守は、パレットの交換も容易にできた。 (3)各部での機能に分類したことにより各部品の寿命
が伸び保守期間が延びた。又パレット摺動部はころがり
摩擦にしたことと駆動ローラを大きくしたことによって
電力費を下げることが出来た。 (4)駆動制御では、駆動モータ台数が少ないため、
又、モータ相互の速度制御も必要としないため非常に簡
単になった。 【0021】 【発明の効果】本発明の加減速式動く歩道においては、
循環経路を、両端部において鉛直面内で円弧状をなすガ
イドレールを備えた反転部、中央部において水平な直線
状のガイドレールを備えた高速部、及び上記反転部と高
速部との間において水平面内で湾曲するガイドレールを
備えた加減速部から構成し、上記両側の反転部のガイド
レールの内側にそれぞれ上下に無端状に連続して循環す
る反転部駆動チェンを設け、上記高速部の両端部におい
てガイドレールの内側にそれぞれ上下に無端状に連続し
て循環する一対の高速部駆動チェンを設け、上記高速部
のガイドレールの内側かつ上記一対の高速部駆動チェン
の外側に同一対の高速部駆動チェンと噛み合って高速部
の全域にわたって上下に無端状に連続して循環するラッ
クチェンを設け、更に、上記循環経路の両端部にライン
駆動用モータを各1台設け、各モータとそれに近い方の
反転部駆動チェンと、更に同各モータとそれに近い方の
高速部駆動チェンとをそれぞれ減速機を備えたラインシ
ャフトで接続して適切な速度比で駆動し、多数のパレッ
トを連結することなく上記ガイドレールに案内された状
態で独立な移動ができるようにし、かつ同各パレットの
裏面にフックを設け、反転部においては反転部駆動チェ
ンの軸に上記フックを係合させてパレットを移動させ、
高速部においてはラックチェンの軸に上記フックを係合
させてパレットを移動させ、更に各パレットの隣のパレ
ットと接する部分にローラを設けてパレット相互間の横
滑りを可能としているので、従来連結部に生じていた強
度・剛性・寿命に係る問題が解消し、各モータの回転速
度を個別に制御する必要がなく、さらに駆動にゴムタイ
ヤを使用していないためこれに係る制御の困難性が解消
し全体として構造簡単化、低価格化が可能となった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る加減速式動く歩道の全
体駆動系統を示す側面図。 【図2】同実施例の平面図。 【図3】同実施例の反転部押出し部におけるレール案内
押出し方式の構造を示す側面図。 【図4】同部分の断面図。 【図5】同実施例の加速部におけるレール案内押出し方
式による構造を示す平面図。 【図6】図5のA−A断面矢視図。 【図7】図5のX部の拡大図。 【図8】図7のY−Y断面図。 【図9】同実施例の高速部におけるレール案内チェン牽
引駆動方式による構造を示す側面図。 【図10】図9のA−A断面図。 【図11】同実施例の動く歩道の平面図。 【図12】同実施例のパレットが正しい姿勢で通過する
原理を示す説明図。 【図13】従来の加減速式動く歩道の側面図。 【図14】図13のA部詳細図。 【図15】上記従来例の代表的駆動システムの原理を示
す側面図。 【図16】上記従来例のパレット駆動装置の側面図。 【図17】同装置の平面図。 【図18】リニアモータ駆動の動く歩道の平面図。 【図19】従来のパレット整列装置の側面図。 【図20】同装置の平面図。 【符号の説明】 1 パレット 2 支持ローラ 3 支持ローラ駆動モータ 4 ラックチェン 5 高速部駆動チェン 6 反転部駆動チェン 7 高速部駆動フック 8 反転部駆動フック 11 ライン駆動モータ 12 ラインシャフト 13 減速機 14 ガイドレール 23 支持ローラ 24 押えローラ 25 軸 26 支持ローラ 27 ラック 28 カム 29 ガイドレール 31 ガイドローラ 32 支持ローラ 35 カムフォロア 36 カム 44 ガイドレール 46 ガイド板 47 バネ 48 ストッパー 52 ローラ 53 軸受 54 弾性ゴム 55 スペーサ 56 取付ボルト 57 すべり板 61 パレット 62 ガイドレール 63 ガイドローラ 64 連結棒 65 固定リンク 66 スライダー 72 カム 73 カムフォロア 74 ガイド 75 駆動モータ 82 ゴムタイヤ 83 駆動モータ 91 リニアモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友重 三和 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工 業株式会社三原製作所内 (56)参考文献 特開 平5−262487(JP,A) 特開 昭49−120381(JP,A) 特公 昭49−45828(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 21/10 B66B 23/02 B66B 23/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前後上下に無端状に連続するガイドレー
    ルからなる循環経路に沿って、多数のパレットを、両端
    部で上下方向に反転移動させ、両端部の間で前後方向へ
    水平移動させると共に、隣接するパレットを両端部間で
    左右方向へ相互に横滑りさせて移動速度を加減し、上面
    端部で人を乗降させ、上面両端部間で人を移送する加減
    速式動く歩道において、上記循環経路を、両端部におい
    て鉛直面内で円弧状をなすガイドレールを備えた反転
    部、中央部において水平な直線状のガイドレールを備え
    た高速部、及び上記反転部と高速部との間において水平
    面内で湾曲するガイドレールを備えた加減速部から構成
    し、上記両側の反転部のガイドレールの内側にそれぞれ
    上下に無端状に連続して循環する反転部駆動チェンを設
    け、上記高速部の両端部においてガイドレールの内側に
    それぞれ上下に無端状に連続して循環する一対の高速部
    駆動チェンを設け、上記高速部のガイドレールの内側か
    つ上記一対の高速部駆動チェンの外側に同一対の高速部
    駆動チェンと噛み合って高速部の全域にわたって上下に
    無端状に連続して循環するラックチェンを設け、更に、
    上記循環経路の両端部にライン駆動用モータを各1台設
    け、各モータとそれに近い方の反転部駆動チェンと、更
    に同各モータとそれに近い方の高速部駆動チェンとをそ
    れぞれ減速機を備えたラインシャフトで接続して適切な
    速度比で駆動し、多数のパレットを連結することなく上
    記ガイドレールに案内された状態で独立な移動ができる
    ようにし、かつ同各パレットの裏面にフックを設け、反
    転部においては反転部駆動チェンの軸に上記フックを係
    合させてパレットを移動させ、高速部においてはラック
    チェンの軸に上記フックを係合させてパレットを移動さ
    せ、更に各パレットの隣のパレットと接する部分にロー
    ラを設けてパレット相互間の横滑りを可能としたことを
    特徴とする加減速式動く歩道。
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