JP3381384B2 - 核医学イメージング装置の補正方法 - Google Patents

核医学イメージング装置の補正方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、核医学診断装置に関
し、とくにシンチレーションカメラやこのカメラ等を用
いて構成されるSPECT(Single Photon Emission C
omputed Tomograph)装置などの核医学イメージング装
置において2核種の画像データを同時収集する場合の補
正方法に関する。 【0002】 【従来の技術】核医学イメージング装置は、RI(放射
性同位元素)を被検者に投与し、特定の臓器等に集積し
たとき、その体内から体外に放出される放射線を検出し
てエミッションデータを収集して画像を得るものであ
る。この核医学イメージング装置において、2つの核種
のRIを被検体に与えて2核種の画像データを同時に収
集することがある。たとえば、201Tlと123I(あるい
99mTc)とによる2核種の画像データを同時収集し
て診断に役立てる。201TlClは心筋血流を反映する
ことが知られている。また、123I−BMIPPは心筋
の脂肪酸代謝を反映し、123I−MIBGは心筋の神経
機能を反映し、99mTc−PYPは心筋梗塞部に集積す
ることがそれぞれ知られている。そこで、これらの画像
データの同時収集により心筋血流画像と心筋脂肪代謝画
像(あるいは神経機能画像、心筋梗塞部の画像)とが同
時に得られるので、医学的な診断に役立つこと大であ
る。 【0003】ところで、このように2核種同時収集する
場合、それぞれの核種間でのクロストークを補正する必
要がある。これについて、中嶋憲一、他「201Tlと123
Iによる2核種同時収集の限界」核医学、26巻9号、
ページ1223−1226(1989)には、エネルギ
ーウインドウを2箇所設定してデータを収集し、一方の
データに対して所定の係数を乗じた後これを他方のデー
タから差し引くことにより、2核種クロストーク補正を
行なう通常の方法が記載されている。また、畠山六郎
「Tripple-energy windowを用いたcross talk補正に関
する検討」核医学技術、vol.12、No.1、ページ20−
28(1992)には、2核種のそれぞれの光電ピーク
に対応して2つのエネルギーウインドウを設定してそれ
ぞれ画像データを収集するとともに、それ以外にも1つ
のエネルギーウインドウを設定して画像データを収集
し、このデータで前2者のデータを補正することが記載
されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エネル
ギーウインドウを2箇所設定して画像データを収集し、
通常の2核種クロストーク補正を行なう方法では、上記
の文献でも指摘されているように、低エネルギー核種の
画像データに含まれている高エネルギー核種のガンマ線
の散乱線データを、高エネルギー核種の画像データを用
いて取り除くことは困難である。つまり、高エネルギー
核種から発生したガンマ線がコンプトン散乱を生じると
き線源が周囲に拡散するのに対し、高エネルギー側のウ
インドウで収集した画像データはこのように位置的に拡
散した線源から得られたものではない。高エネルギー核
種のコンプトン散乱による画像データは、高エネルギー
核種自体の画像データとの位置的な関連が薄い。そのた
め、高エネルギー側のウインドウで収集した画像データ
をそのまま用いてこれに所定の係数を乗じたものを低エ
ネルギー側のウインドウで収集した画像データから差し
引いても、低エネルギー核種についての画像データに及
ぼした高エネルギー核種のコンプトン散乱の影響を有効
に除去できないからである。 【0005】また、2核種のそれぞれの光電ピークに対
応して2つのエネルギーウインドウを設定してそれぞれ
画像データを収集するとともに、それ以外にも1つのエ
ネルギーウインドウを設定して画像データを収集して
も、この最後の画像データを前2者の画像データから差
し引くだけでは、高エネルギー核種についての画像デー
タを有効に補正することはできず、高エネルギー核種に
ついての画像はあまり改善されない、という問題があ
る。 【0006】この発明は、上記に鑑み、簡単な補正手順
により、2核種の各画像を改善することができ、画像デ
ータの定量性も向上させることができる、核医学イメー
ジング装置の補正方法を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による核医学イメージング装置の補正方法
においては、低エネルギー側から高エネルギー側へと第
1、第2、第3のエネルギーウインドウを設定し、第
1、第3のエネルギーウインドウは低エネルギー核種お
よび高エネルギー核種のそれぞれの光電ピークに対応さ
せるとともに、第2のエネルギーウインドウは上記の各
光電ピークからはずれ、かつそれらの間で、しかも第1
のエネルギーウインドウにその高エネルギー側で実質的
に接近させ、これら第1、第2、第3のエネルギーウイ
ンドウのそれぞれに入る事象を検出して第1、第2、第
3の画像データを各々収集し、第2の画像データに所定
の散乱線補正係数を乗じた画像データを、第1の画像デ
ータから差し引くことにより、第1の画像データを補正
し、この補正後の第1の画像データに所定のクロストー
ク率を乗じた画像データを、第3の画像データから差し
引くことにより第3の画像データを補正することが特徴
となっている。 【0008】ここで、上記の第1、第2、第3の画像デ
ータは、補正前にフィルター処理するようにしてもよ
い。 【0009】また、上記の第2の画像データのみを補正
に用いる前にフィルター処理し、第1、第3の画像デー
タについては補正後にフィルター処理するようにしても
よい。 【0010】さらに、上記の第1、第2、第3の画像デ
ータを、各角度方向から収集し、各角度方向からの第
1、第2、第3の画像データを第1、第2、第3の投影
データとして用い、これら各角度方向からの第1、第
2、第3の投影データを用いて第1、第3の投影データ
についての上記の補正を行い、この補正後の第1、第3
の投影データを用いて画像再構成して2核種についての
SPECT画像を得るようにしてもよい。 【0011】 【作用】第2の画像データは、低エネルギー核種および
高エネルギー核種のそれぞれの光電ピークからはずれ、
かつそれらの間で、しかも第1のエネルギーウインドウ
に高エネルギー側で実質的に接近させた第2のエネルギ
ーウインドウに関して収集されたものであるから、低エ
ネルギーの核種についてのデータは含まれていず、しか
も、これらよりも高エネルギー側の放射線による散乱線
の影響を第1の画像データと同じように受けている。そ
こで、第2の画像データに所定の散乱線補正係数を乗じ
た画像データを、第1の画像データから差し引けば、第
1の画像データに含まれる散乱線の影響を除くことがで
きる。一方、第3の画像データには、高エネルギーの核
種についてのデータとそれ以外のデータが含まれてお
り、このそれ以外のデータと言うのは、低エネルギー核
種から直接発生した、その光電ピークに対応するエネル
ギー以外のエネルギーの放射線によるもの(低エネルギ
ー核種から発生した第3エネルギーウインドウに入るよ
うなエネルギーの放射線によるもの)である。したがっ
て、主にコンプトン散乱線データである第2の画像デー
タを、第1の画像データから差し引いてもこのクロスト
ークデータの補正はできず、上記のようにして散乱線の
影響の除去された第1の画像データそのものに所定の係
数を乗じたものを、第3の画像データから差し引くこと
により有効に除去できる。 【0012】第1、第2、第3の画像データをフィルタ
ー処理すれば、これらの画像データに含まれている統計
誤差が低減できる。 【0013】とくに、第2の画像データは散乱線の成分
のみからなるので、補正に用いる前にフィルター処理し
て統計誤差を低減させておけば、第1、第3の画像デー
タの補正効果が大きい。 【0014】2核種のSPECT画像を得る場合には上
記の第1、第2、第3の画像データを、各角度方向から
収集し、各角度方向からの第1、第2、第3の画像デー
タを第1、第2、第3の投影データとして用いることに
なるが、その場合、これら各角度方向からの第1、第
2、第3の投影データを用いて第1、第3の投影データ
についての上記の補正を行い、この補正後の第1、第3
の投影データを用いて画像再構成すれば、2核種につい
ての再構成画像の画質を向上させることができるととも
に定量性を高めることができる。 【0015】 【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において、被
検体10には2核種のRIが投与されており、被検体1
0の内部の各組織に集積したこれらRIからの放射線が
シンチレーションカメラ11によって入射するように、
被検体10に対してシンチレーションカメラ11が配置
される。このシンチレーションカメラ11に放射線が入
射すると、その事象ごとに2次元の入射位置を表わす位
置信号X,Yと、その入射放射線のエネルギーに対応す
る波高を有するパルスよりなるエネルギー信号Zと、事
象が生じたことを表わすアンブランク信号とがインター
フェイス回路12を経て出力される。 【0016】エネルギー信号Zはエネルギーアナライザ
13に入力され、そのパルス波高が弁別される。このエ
ネルギーアナライザ13では、図2に示すように、エネ
ルギーの低い方から高い方に順に、3つのエネルギーウ
インドウW1,W2,W3が設定されており、入力され
たエネルギー信号Zの波高がこの3つのエネルギーウイ
ンドウのどれかに入るものであるとすると、そのどれに
入ったかが判別され、どれに入ったかを識別する信号が
データ収集装置14に出力される。 【0017】上記の被検体10に投与する2核種のRI
としては、たとえば、201Tlと99mTcとの組み合わ
せ、あるいは201Tlと123Iとの組み合わせを用いる。
201Tlは70keV付近で光電ピークを有する蛍光X
線を発生し、99mTcは140keV付近で光電ピーク
を有するガンマ線を発生し、123Iは159keV付近
で光電ピークを有するガンマ線を発生する。そこで、前
者の組み合わせの場合、低い方のエネルギーウインドウ
W1は低エネルギー側の核種の光電ピークである70k
eV付近の15%ほどに、2番目のエネルギーウインド
ウW2はウインドウW1に対して高エネルギー側に隣接
した90keV付近の10%ほどに、3番目のエネルギ
ーウインドウW3は高エネルギー側の核種の光電ピーク
である140keV付近の15%ほどに、それぞれ設定
する。後者の組み合わせの場合は、ウインドウW1は7
0keV付近の15%ほどに、ウインドウW2は90k
eV付近の10%ほどに、ウインドウW3は高エネルギ
ー側の核種の光電ピークである159keV付近の15
%ほどに、それぞれ設定する。 【0018】データ収集装置14には、位置信号X,Y
がインターフェイス回路12を経て送られてきており、
上記の3つのエネルギーウインドウW1,W2,W3の
それぞれに入る波高を持つエネルギー信号Zを生じる事
象が、位置ごとにカウントされる。これにより、データ
収集装置14においては、エネルギーウインドウW1に
関する位置(x,y)ごとのカウント値つまり画像デー
タC1(x,y)と、エネルギーウインドウW2に関す
る位置(x,y)ごとのカウント値つまり画像データC
2(x,y)と、エネルギーウインドウW3に関する位
置(x,y)ごとのカウント値つまり画像データC3
(x,y)とが収集されることになる。 【0019】このような原画像データC1(x,y)、
C2(x,y)、C3(x,y)は補正演算装置15に
送られ、まずこれらの各々についてプレフィルター処理
が行なわれる。このプレフィルター処理後の各画像デー
タを、C1f(x,y)、C2f(x,y)、C3f
(x,y)と表現する。ここで、プレフィルター処理は
2次元の画像フィルター処理によって統計雑音を低減さ
せるものであり、原画像データC1(x,y)、C3
(x,y)については、メッツフィルターまたはローパ
スフィルターなどを使用し、原画像データC2(x,
y)については、散乱線成分のみでカウントが少ないた
め、とくにカットオフ周波数を0.1サイクル/ピクセ
ル程度に低くしたローパスフィルターを使用して画像の
スムージングを行なう。 【0020】このようなプレフィルター処理の後、補正
操作の第1ステップとして、低エネルギー側核種の画像
データから散乱線を除去する補正をつぎのように行な
う。 C1fc(x,y)=C1f(x,y)−{C2f
(x,y)×k} ここで、kは散乱線補正係数であり、上記の演算によ
り、補正後のカウント値C1fc(x,y)が位置
(x,y)ごとに得られる。 【0021】低エネルギー側のウインドウW1に関して
収集したカウント値C1(x,y)は、高エネルギー側
核種からの放射線の散乱線成分をも含んでいるが、この
高エネルギー側核種からの放射線の散乱線成分は、ウイ
ンドウW1に隣接しているウインドウW2でもウインド
ウW1と同様にカウントされているはずである。そし
て、ウインドウW2は低エネルギー側核種の光電ピーク
をはずれるように設定されているため、ウインドウW2
でのカウント値C2(x,y)は上記の散乱線成分のみ
と考えられる。そこで、上記のようにC2f(x,y)
に散乱線補正係数kを乗じたものを、C1f(x,y)
から差し引けば、低エネルギー側のウインドウW1に関
して収集したカウント値C1(x,y)から散乱線成分
の影響を取り除いたカウント値C1fc(x,y)が得
られることになる。 【0022】補正操作の第2ステップとして、高エネル
ギー側の核種の画像データからクロストーク成分を除去
する補正演算をつぎのようにして行なう。 C3fc(x,y)=C3f(x,y)−{C1fc
(x,y)×h} ここで、hは低エネルギー側核種から高エネルギー側核
種のデータに対するクロストーク率を表わす。 【0023】すなわち、低エネルギー側核種は、その光
電ピーク付近の放射線のみを放出しているわけではな
く、光電ピークよりも高いエネルギー領域でも放射線を
発生している。たとえば、201Tlは70keV付近で
光電ピークを有する蛍光X線を発生するが、この他に1
67keV付近にピークを持つガンマ線を発生する。こ
の後者のガンマ線が放出される割合は、光電ピーク付近
の放出量の10%以下であるが、この167keV付近
のピークの一部が140keVまたは159keV付近
に設定されたエネルギーウインドウW3に含まれること
により、このウインドウW3に関して収集したカウント
値C3(x,y)には、この低エネルギー側核種からの
ガンマ線のカウント値が含まれてしまう。このようなク
ロストーク量は低エネルギー側核種の光電ピーク付近で
収集されたカウント値C1fc(x,y)に対して一定
割合となっており、これが上記のhで表わされる。そこ
で、上記のような補正演算を行なうことにより、低エネ
ルギー側核種から高エネルギー側核種のデータに対する
クロストークが除去されたカウント値C3fc(x,
y)が得られる。 【0024】こうして補正後の低エネルギー側核種につ
いての画像データC1fc(x,y)と高エネルギー側
核種についての画像C3fc(x,y)が得られる。未
補正の画像データとしてはC1f(x,y)とC3f
(x,y)とを使用する。SPECT画像を得るには、
これらの画像データを、シンチレーションカメラ11を
被検体10に対して回転させることにより各角度方向か
ら得て、これらの画像データから被検体10の特定の断
層面上の並ぶデータを取り出し、これを投影データとし
て扱い、逆投影することによりその断層面上の各核種の
濃度分布画像を再構成する。 【0025】なお、ウインドウW1に関する画像データ
C1(x,y)とウインドウW3に関する画像データC
3(x,y)とについては、プレフィルター処理を行な
わないで、ウインドウW2に関する画像データC2
(x,y)についてのみプレフィルター処理を行なって
から、上記の第1ステップと第2ステップの補正操作を
行ない、その後、補正されたウインドウW1に関する画
像データとウインドウW3に関する画像データについて
それぞれプレフィルター処理を行なうようにしてもよ
い。また、SPECT画像を得る場合以外は、ウインド
ウW1に関する画像データC1(x,y)とウインドウ
W3に関する画像データC3(x,y)とについては、
かならずしも、プレフィルター処理を行なう必要はな
い。さらにSPECT画像を得る場合、プレフィルター
処理を行なわず、画像再構成後に3次元ポストフィルタ
ー処理を行なう方法も採用できる。 【0026】 【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明の核医学イメージング装置の補正方法によれば、
第1ステップと第2ステップという簡単な補正手順によ
り、2核種の各画像を改善することができ、画像データ
の定量性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例のブロック図。 【図2】エネルギースペクトルを示すグラフ。 【符号の説明】 10 被検体 11 シンチレーションカメラ 12 インターフェイス回路 13 エネルギーアナライザ 14 データ収集装置 15 補正演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 畠山六郎、他,Dual Energ y SPECTにおけるScatter ed Photons除去について,日 本放射線技術学会雑誌,日本,社団法人 日本放射線技術学会,第46巻、第8号, p1029 中嶋憲一、他,201Tlと123Iによる 2核種同時収集の限界,核医学,日本, 日本核医学会,第26巻、第9号,p1223 −1226 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01T 1/164 G01T 1/161

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 低エネルギー側から高エネルギー側へと
    第1、第2、第3のエネルギーウインドウを設定し、第
    1、第3のエネルギーウインドウは低エネルギー核種お
    よび高エネルギー核種のそれぞれの光電ピークに対応さ
    せるとともに、第2のエネルギーウインドウは上記の各
    光電ピークからはずれ、かつそれらの間で、しかも第1
    のエネルギーウインドウにその高エネルギー側で実質的
    に接近させ、これら第1、第2、第3のエネルギーウイ
    ンドウのそれぞれに入る事象を検出して第1、第2、第
    3の画像データを各々収集し、第2の画像データに所定
    の散乱線補正係数を乗じた画像データを、第1の画像デ
    ータから差し引くことにより、第1の画像データを補正
    し、この補正後の第1の画像データに所定のクロストー
    ク率を乗じた画像データを、第3の画像データから差し
    引くことにより第3の画像データを補正することを特徴
    とする核医学イメージング装置の補正方法。
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畠山六郎、他,Dual Energy SPECTにおけるScattered Photons除去について,日本放射線技術学会雑誌,日本,社団法人日本放射線技術学会,第46巻、第8号,p1029

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