JP3380156B2 - 酵素配合組成物 - Google Patents

酵素配合組成物

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JP3380156B2
JP3380156B2 JP06622798A JP6622798A JP3380156B2 JP 3380156 B2 JP3380156 B2 JP 3380156B2 JP 06622798 A JP06622798 A JP 06622798A JP 6622798 A JP6622798 A JP 6622798A JP 3380156 B2 JP3380156 B2 JP 3380156B2
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は酵素を配合した組成
物に関し、特に、加水分解酵素と特定の高分子共重合体
との複合体形成により、加水分解酵素の自己消化による
酵素活性の低下を防止し、温度・経時安定性に優れる酵
素配合組成物に関する。この酵素配合組成物は、化粧
料、洗浄料等に好適に適用される。
【0002】
【従来の技術】加水分解酵素の安定化法として、従来よ
り、金属や粉末、あるいは高分子物質等との共有結合に
よって酵素を固定化する方法や、マトリックス内に酵素
を封じ込める方法などが用いられている。しかしながら
これらの方法は、いずれも酵素の安定化には効果がある
ものの、酵素が系内に固定化されるため、その酵素活性
が安定化未処理の酵素の酵素活性に比べて著しく低下す
る傾向がある。
【0003】また、タンパク質や多糖類等の天然物由来
の水溶性高分子を加水分解酵素に修飾する方法がある
が、この場合、修飾に伴う酵素活性の低下や不溶化が問
題になっていた。
【0004】このような現況から、加水分解酵素の高い
酵素活性を保ち、しかも経時においても安定してその活
性を維持し得る加水分解酵素配合組成物の開発が強く望
まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、加水分解酵素の高い
酵素活性を保ち、しかも経時においても安定してその活
性を維持し得る加水分解酵素配合組成物を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、加水分解酵素と特定の高分子化合物とを組
み合わせることにより、加水分解酵素の酵素活性の低下
を防止することができ、しかも経時においても安定して
その活性を維持し得るということを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、(A)加水分解酵素
と、(B)下記(1)〜(4)成分を下記配合割合で含
むモノマー組成物を共重合してなる高分子共重合体、と
を含有する酵素配合組成物に関する。
【0008】(1)下記一般式(I)
【0009】
【化7】
【0010】(式中、R1は水素原子またはメチル基を
表し;R2、R3はそれぞれ独立に水素原子または炭素原
子数1〜6のアルキル基を表し;Aは酸素原子または−
NH−基を表し;Bは炭素原子数1〜6のアルキレン基
を表す)で表されるアミン含有(メタ)アクリル系モノ
マーを上記モノマー組成物中に15〜90重量%、
(2)下記一般式(II)
【0011】
【化8】
【0012】〔式中、R1は上記で定義したとおりであ
り;R4は下記式
【0013】
【化9】 (式中、pは3または4の整数を表す)で表される基、
または下記式
【0014】
【化10】
【0015】で表される基を表す〕で表されるビニルモ
ノマーを上記モノマー組成物中に1〜80重量%、
(3)下記一般式(III)
【0016】
【化11】
【0017】〔式中、R1、Aはそれぞれ上記で定義し
たとおりであり;R5は炭素原子数1〜17のアルキレ
ン基、または下記式
【0018】
【化12】
【0019】(式中、nは1〜4の整数、qは1〜25
の整数を表す)で表される基を表し;R6は水素原子ま
たは炭素原子数1〜6のアルキル基を表す〕で表される
(メタ)アクリロイル基含有モノマーを上記モノマー組
成物中に1〜60重量%、および(4)架橋性ビニルモ
ノマーを上記モノマー組成物中に0.1〜25重量%。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0021】本発明組成物の(A)成分である加水分解
酵素としては、例えば、タンパク質やペプチド類のペプ
チド結合を加水分解するプロテアーゼ;セルロースを加
水分解するセルラーゼ;特定の油脂を加水分解するリパ
ーゼ;エステルを加水分解するエステラーゼ;デンプン
を加水分解するアミラーゼ;グリコシル結合を加水分解
するグリコシダーゼ等が挙げられる。なかでも、本発明
組成物を化粧品、洗浄料等に適用しようとする場合、プ
ロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ等が好ましく用いら
れる。さらに、プロテアーゼとしては、トリプシン、キ
モトリプシン、エラスターゼ等のセリンプロテアーゼ
(活性中心にセリン残基のあるプロテアーゼ)が特に好
ましく用いられる。本発明ではこれら加水分解酵素の1
種または2種以上が用いられる。
【0022】(B)成分としての高分子共重合体は、上
記した(1)〜(4)成分を特定の配合割合で含むモノ
マー組成物を共重合して得られるものである。
【0023】(1)成分は下記一般式(I)
【0024】
【化13】
【0025】で表されるアミン含有(メタ)アクリル系
モノマーである。上記一般式(I)中、R1は水素原子
またはメチル基を表す。R2、R3はそれぞれ独立に、水
素原子、または炭素原子数1〜6、好ましくは炭素原子
数1〜4のアルキル基を表す。これらアルキル基は、直
鎖、分岐鎖のいずれも含む。かかるアルキル基として
は、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基等が挙げられ、なかで
もメチル基、エチル基、t−ブチル基が特に好ましい。
またAは酸素原子または−NH−基を表す。Bは炭素原
子数1〜6、好ましくは炭素原子数1〜4のアルキレン
基を表す。これらアルキレン基は直鎖、分岐鎖のいずれ
も含む。かかるアルキレン基としては、具体的にはメチ
レン基、エチレン基、プロピレン基、イソプロピレン
基、n−ブチレン基、t−ブチレン基、ペンテン基、ネ
オペンテン基、ヘキセン基等が挙げられる。
【0026】このアミン含有(メタ)アクリル系モノマ
ーは、前記モノマー組成物を共重合することによって得
られた共重合体を適当な酸で中和したときに、該共重合
体にカチオンイオンの性質を与える役割を有する成分で
ある。
【0027】アミン含有(メタ)アクリル系モノマーと
して、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
レート等が具体例として例示されるが、これら例示に限
定されるものでない。これらアミン含有(メタ)アクリ
ル系モノマーは、単独で用いてもよく、あるいは2種以
上を併せて用いてもよい。
【0028】アミン含有(メタ)アクリル系モノマー
は、上記モノマー組成物中に15〜90重量%の割合で
含有されるが、好ましくは25〜85重量%、特に好ま
しくは20〜80重量%である。配合量が15重量%未
満では得られる共重合体のゲル粘度が不十分となり、一
方、90重量%超では得られる共重合体が乾燥した後に
形成されるフィルムの柔軟性が失われるようになり、好
ましくない。
【0029】(2)成分は、下記一般式(II)
【0030】
【化14】
【0031】で表されるビニルモノマーである。上記一
般式(II)中、R1は上記で定義したとおりであり、
4は下記式
【0032】
【化15】
【0033】(式中、pは3または4の整数を表す)で
表される基、または下記式
【0034】
【化16】
【0035】で表される基を表す。
【0036】このビニルモノマーとして、N−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルピペリドン、アクリルアミド、メ
タクリルアミド等が具体例として例示されるが、これら
例示に限定されるものでない。これらビニルモノマー
は、単独で用いてもよく、あるいは2種以上を併せて用
いてもよい。
【0037】ビニルモノマーは、上記モノマー組成物中
に1〜80重量%の割合で含有されるが、好ましくは3
〜75重量%、特に好ましくは20〜60重量%であ
る。配合量が1重量%未満では得られる共重合体が乾燥
した後に形成されるフィルムに柔軟性、光沢および滑ら
かさが不足し、一方、80重量%超では得られる共重合
体のゲル粘度が著しく低下することとなり、好ましくな
い。
【0038】(3)成分は、下記一般式(III)
【0039】
【化17】
【0040】で表される(メタ)アクリロイル基含有モ
ノマーである。上記一般式(III)中、R1、Aはそ
れぞれ上記で定義したとおりである。R5は炭素原子数
1〜17のアルキレン基、または下記式
【0041】
【化18】
【0042】(式中、nは1〜4の整数、qは1〜25
の整数を表す)で表される基を表す。R6は水素原子、
または炭素原子数1〜6、好ましくは1〜4のアルキル
基を表す。
【0043】この(メタ)アクリロイル基含有モノマー
として、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イ
ソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−
ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)
アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−t−オクチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ポリオキシエチレン(一般式(IV)中、n
が2、qが2〜9の整数)(メタ)アクリレート、メト
キシポリエチレングリコール(一般式(IV)中、nが
3、qが2〜23の整数)(メタ)アクリレート等が具
体例として例示されるが、これら例示に限定されるもの
でない。これら(メタ)アクリロイル基含有モノマー
は、単独で用いてもよく、あるいは2種以上を併せて用
いてもよい。
【0044】(メタ)アクリロイル基含有モノマーは、
上記モノマー組成物中に1〜60重量%の割合で含有さ
れるが、好ましくは1〜55重量%、特に好ましくは2
〜30重量%である。配合量が1重量%未満ではゲル粘
度が低下するため共重合体の使用量を増す必要があり、
種々のセット用樹脂の配合可能な量が低下すると同時
に、共重合体が乾燥した後に形成されるフィルムの光沢
が低下し、一方、60重量%超では得られる共重合体中
の疎水性基の割合が大きくなり、中和後であっても水に
対する溶解性が小さくなり、滑らかなジェルが得られに
くくなり、好ましくない。
【0045】(4)成分は、架橋性ビニルモノマーであ
る。架橋性ビニルモノマーは、1分子中に2個以上の炭
素−炭素不飽和二重結合を有する化合物であり、他のモ
ノマーと架橋する性質を有するものである。
【0046】この架橋性ビニルモノマーとして、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチ
レンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート等の1分子中に2個以上の炭素−
炭素不飽和二重結合を有する(メタ)アクリル系モノマ
ー;メチレンビス(メタ)アクリルアミド、1,2−ビ
ス(メタ)アクリルアミドエタン、1,5−ビス(メ
タ)アクリルアミドペンタン等の1分子中に2個以上の
炭素−炭素不飽和二重結合を有する(メタ)アクリルア
ミド系モノマー;ジビニルペンゼン等の1分子中に2個
以上の炭素−炭素不飽和二重結合を有するビニルモノマ
ー等が具体例として例示されるが、これら例示に限定さ
れるものでない。これら架橋性ビニルモノマーは、単独
で用いてもよく、あるいは2種以上を併せて用いてもよ
い。
【0047】架橋性ビニルモノマーは、上記モノマー組
成物中に0.1〜25重量%の割合で含有されるが、好
ましくは1〜20重量%、特に好ましくは5〜15重量
%である。配合量が0.1重量%未満では得られるカチ
オン性増粘剤の架橋密度が小さくなりすぎるためカチオ
ン性増粘剤の粘度を高くすることができず、一方、25
重量%超ではカチオン性増粘剤の粘度が高くなるが、ゲ
ル中に細かい凝集物が生じ、均一なジェルが得られにく
くなり、好ましくない。
【0048】本発明の(B)成分は、上記した(1)〜
(4)成分を上記割合で含有したモノマー組成物を共重
合させることによって得られる。該共重合反応は、一般
的な溶液重合法や塊重合法によって行うことができる
が、その他にも、例えば粉体を得るための重合法である
析出重合法によって行うこともできる。この場合、通常
窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下で非水系溶媒中で加温
しながら反応させる。不活性ガス雰囲気下で非水系溶媒
中で重合反応を行うのは、モノマーまたは形成された共
重合体中に存在するエステル基が加水分解することを防
止するためである。
【0049】非水系溶媒としては、良溶媒単独、または
良溶媒と貧溶媒の混合溶媒が用いられる。
【0050】本発明において良溶媒が用いられるのは、
各モノマーの反応性の差異による単独重合体の生成を抑
制し、均一な共重合体を得るためである。なお、本明細
書において、良溶媒とは、25℃において該良溶媒10
0mlに対して分子量が10000以上の共重合体が2
0g以上の範囲で溶解し、濁りが認められないような溶
媒をいう。該良溶媒の具体例としては、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、アセトン、酢酸エ
チル、ベンゼン、トルエン、キシレン等が挙げられる。
なかでもエタノール、イソプロパノール、ベンゼンは、
比較的高分子量の共重合体を得ることができるので好ま
しく用いられるが、なかでも安全性の点からエタノー
ル、プロパノールが特に好ましい。
【0051】また本発明において貧溶媒が用いられるの
は、生成した共重合体を重合溶液から容易に析出させる
ためである。貧溶媒とは、25℃において該貧溶媒10
0mlに対して分子量が10000以上の共重合体を5
g以下の範囲で溶解する溶媒をいう。該貧溶媒の具体例
としては、例えばn−ペンタン、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン等の炭素原子数が15以下の直鎖、分岐鎖また
は環状の脂肪族炭化水素等が挙げられる。これら貧溶媒
の中では、比較的沸点が高い炭素原子数7以下の直鎖、
分岐鎖または環状の脂肪族炭化水素が好ましい。なかで
も、炭素原子数が6または7の直鎖、分岐鎖または環状
の脂肪族炭化水素は、沸点が高いので特に好ましい。ま
た、安価であり、工業的に取扱い性が良好であるという
点から、n−ヘキサン、シクロヘキサン等が好ましい。
【0052】得られる高分子共重合体の特性を損なうこ
となく高分子共重合体を合成するためには、前記良溶媒
および貧溶媒を適切な割合で配合することが好ましい。
前記貧溶媒の割合が大きすぎる場合には、重合が速やか
に進行し、短時間のうちに粉体が析出して所望の物性を
有する高分子共重合体が得られ難くなる傾向がある。良
溶媒と貧溶媒との混合溶媒中、貧溶媒の割合は98重量
%以下、好ましくは97重量%以下(すなわち、良溶媒
の割合は2重量%以上、好ましくは3重量%以上)とす
ることが望ましい。
【0053】反応溶液から高分子共重合体を効率よく得
るためには、重合時の撹拌を良好にするための反応装置
を用いることが好ましい。かかる反応装置として一般に
用いられている溶液重合用撹拌機を用いる場合には、前
記モノマー組成物の濃度が30重量%以下となるように
前記溶媒で希釈することが好ましい。なお、反応に際し
ては、反応溶液が滞ることがないよう、撹拌機等により
充分に撹拌することが好ましい。重合反応は、50〜1
00℃の加温下にて行うことが好ましく、一般には、反
応に用いられる溶媒の還流温度で行われる。重合反応に
要する時間は、通常10時間以上である。なお、重合反
応は、残存しているモノマー量が10重量%以下になっ
た時点で任意に終了することができる。残存しているモ
ノマーの量は、例えばPSDB法等の公知の方法によっ
て臭素を二重結合に付加し、二重結合含量を測定するこ
とによって決定することができる。
【0054】このようにして高分子共重合体の沈殿物を
含有した反応溶液が得られるが、混合溶媒の除去は、例
えば、得られた高分子共重合体の沈殿物を濾取した後、
真空乾燥を施したり、常圧または減圧下で留去すること
によって行うことができる。
【0055】重合反応に際しては、重合触媒を用いても
よい。かかる重合触媒としては、例えば、2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(4−
メトキシ)−2,4−ジメチルバレロニトリル、ジメチ
ル−2,2’−アゾビスイソブチレート等のアゾ系化合
物や過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等のジアシル
パーオキシドや、ジ−t−ブチルパーオキシド等のジア
ルキルパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカー
ボネート等のパーオキシカーボネート、t−ブチルパー
オキシピバレート等のパーオキシエステルで代表される
化酸化物が挙げられるが、これらの例示に限定されるも
のではない。これら触媒は1種または2種以上を混合し
て用いられる。なお、モノマー組成物中にアミン系モノ
マーが多く使用されている場合、過酸化物触媒を多用す
ると酸化反応等の好ましくない副反応が併発し、重合を
阻害するおそれがあるので、使用するときには注意を要
する。一般には、アゾ系触媒を主に使用することが好ま
しいが、用いる溶媒の沸点によっても異なり、例えばエ
タノールやベンゼンを用いる場合には、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリルが取扱い性がよいので最も好ま
しい。重合触媒は、モノマー組成物のモノマー全重量に
対して0.05〜3重量%、特に0.1〜1重量%の割
合で用いることが好ましい。
【0056】なお、前記モノマーの重合過程において
は、さまざまな様相が呈される。例えば、良溶媒のみを
用いた場合には、重合反応の初期の段階で一般の溶液重
合を行った場合と同様の様相を呈するが、反応の進行に
伴って架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようになり、
さらに反応が進行するに従って沈殿物のないグリース状
の生成物が得られる。
【0057】また、良溶媒と貧溶媒との混合溶液を用い
た場合には、重合の初期の段階では一般の溶液重合法を
行った場合と同様の様相を呈するが、反応の進行に伴っ
て架橋反応が進行し、ゲル状を呈するようになり、さら
に反応が進行するに従って、得られた重合体はもはや混
合溶媒に溶け込めなくなり、不溶化して沈殿物として析
出する。
【0058】上述の(1)〜(4)成分の共重合の態様
は特に限定されるものでなく、ランダム共重合、グラフ
ト共重合、ブロック共重合等、任意の形態をとり得る。
【0059】なお、上記(1)〜(4)成分からなる高
分子共重合体は、例えば特開平5−140531号公
報、特開平6−2219921号公報等に、カチオン性
増粘剤として有効で、化粧品等に用いられ得る旨が記載
されているが、特定の酵素と組み合わせることによって
該酵素の酵素活性の低下を防ぎ、しかも経時においても
安定してその活性を維持し得ることができるという本発
明に係る技術的思想については、本発明者らの知る限り
において、いままで全く知られていない。
【0060】本発明組成物における上記(A)成分と
(B)成分の配合割合は、用途に応じてそれぞれ適宜、
定められ得るが、好ましくは(A):(B)=0.00
1〜10:1〜100(重量比)程度である。
【0061】本発明では、この共重合体を適当な酸でp
H1〜8程度、好ましくはpH3〜7程度に中和して用
いるのが好ましい。pHを上記範囲とすることにより、
該共重合体にカチオンイオンの性質が与えられ、容易に
水に可溶することで十分な粘度が出せるカチオン性増粘
剤となる。用いる酸(中和剤)としては、特に限定され
るものでなく、例えば硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸、酢
酸、クエン酸、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、ジメチル硫
酸、ジエチル硫酸等の有機酸等が挙げられるが、これら
に限定されるものでない。
【0062】本発明の(A)成分と(B)成分との組み
合わせにより、経時においても酵素活性の低下がなく、
安定性に優れた酵素配合組成物が得られる。またこの酵
素配合組成物中、(B)成分は4級アンモニウム基を有
するため、グラム陰性菌に対して抗菌性を示し、これら
微生物の繁殖を抑えるため、微生物の直接的、あるいは
微生物の産出するマイコトキシンによる間接的な加水分
解酵素への阻害を防ぐことができる。
【0063】この酵素配合組成物は、水溶液または水溶
液を凍結乾燥等により濃縮凝固することにより粉末とし
ても得ることができる。
【0064】この(A)成分と(B)成分とを含む酵素
配合組成物は、例えば化粧料、洗浄料、医薬品、医薬部
外品等に好適に適用され得る。
【0065】例えば、上記のようにして得られた酵素配
合組成物を、加水分解酵素の活性を損なわない範囲で、
化粧水、クリーム、ローション、ファンデーション等に
配合することにより、皮膚表皮を長期間に亘り安全かつ
安定的に適正な状態に維持し得る化粧料を提供すること
ができる。
【0066】本発明酵素配合組成物を含む化粧料に、さ
らに保湿剤を添加すると、皮膚角質層中の水分量が増加
し、加水分解酵素、特にセリンプロテアーゼ、さらに好
ましくはトリプシンまたはキモトリプシンの酵素作用を
高めることが可能となり、皮膚の美肌上より一層優れた
効果を有する化粧料を提供することができる。
【0067】保湿剤としては、例えばポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、グリセリン、エリスリトール、ジグリセリン、キシ
リトール、マルチトール、マルトース、D−マンニッ
ト、水アメ、ブドウ糖、果糖、乳糖、コンドロイチン硫
酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等が挙げられ
る。これらの保湿剤は、1種または2種以上を用いるこ
とができ、全組成物中に0.01〜50重量%、特には
0.1〜30重量%配合するのが好ましい。
【0068】本発明組成物を化粧料に用いる場合、本発
明の質的、量的効果を損なわない範囲で、通常の化粧料
に用いられる成分を配合することができる。これらの成
分としては、上記保湿剤の他に、例えば界面活性剤、水
性媒体、油性成分、高級アルコール、金属イオン封鎖
剤、天然および合成高分子、水溶性および油溶性高分
子、紫外線吸収剤、血行促進剤、薬剤成分、中和剤、p
H調整剤、酸化防止剤、抗菌剤、各種抽出液、粉体等が
挙げられる。
【0069】界面活性剤としては、非イオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界
面活性剤等、任意に用いることができる。
【0070】ここで親油性非イオン界面活性剤として
は、例えばソルビタンモノオレート、ソルビタンモノイ
ソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソ
ルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエー
ト、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロール
スルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノ綿実
油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキ
オレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、
ジイソステアリン酸ジグリセリン、α,α’−オレイン
酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリ
セリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸
類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピ
レングリコール脂肪酸エステル類;硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0071】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレート、POE−ソルビタ
ンモノステアレート、POEソルビタンモノオレート、
POE−ソルビタンテトラオレート等のPOEソルビタ
ン脂肪酸エステル類;POE−ソルビットモノラウレー
ト、POE−ソルビットモノオエート、POE−ソルビ
ットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステア
レート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POE
−モノオレート、POEモノオレエート、ジステアリン
酸エイレングリコール等のPOE脂肪酸エステル類;P
OEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、PO
Eステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、PO
E−2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノ
ールエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POEオ
クチルフェニルエーテル類、POEノニルフェニルエー
テル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアル
キルフェニルエーテル類;プルロニック(ポリオキシエ
チレン・ポリオキシプロピレングリコール)等のプルロ
ニック型類;POE・POPセチルエーテル、POE・
POPモノブチルエーテル、POE・POP−2−デシ
ルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエ
ーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POP
アルキルエーテル類、テトロニック等のテトラPOE・
テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POEヒマシ
油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソ
ステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸ジエステ
ル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油
誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ
・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、
ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノ
ールアミド等のアルカノールアミド;POE脂肪酸アミ
ド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホル
ムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミン
オキサイド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0072】また、アニオン界面活性剤としては、例え
ば、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチ
ン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム等の脂肪酸セ
ッケン;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウ
ム等の高級アルキル硫酸エステル塩;POEラウリル硫
酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウ
ム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩;ラウロイルサ
ルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸、N−
ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油
脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタ
ウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸
塩;POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE
ステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩;ジ−
2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラ
ウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスル
ホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩;リニアド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデ
シルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン
酸塩;N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N
−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリス
トイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等N−アシル
グルタミン酸塩;硬化ヒマシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナ
トリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸塩;ロート油等の
硫酸化油;POEアルキルエーテルカルボン酸、POE
アルキルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル
塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウ
ム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノール
アミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0073】カチオン界面活性剤としては、例えば塩化
ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリ
メチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウ
ム塩;塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキ
ルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメ
チル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチル
ピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩;アルキル四
級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモノ
ホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0074】両性界面活性剤としては、例えば2−ウン
デシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシル
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界
面界面活性剤;2−ヘプタデシル−N−カルビキシメチ
ル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイ
ン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界
面活性剤等が挙げられる。
【0075】これら界面活性剤は、1種または2種以上
を組み合わせて用いることができ、全組成中に0.00
1〜20重量%、特には0.01〜10重量%配合する
のが好ましい。
【0076】油性成分としては、例えばアボガド油、ツ
バキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコ
シ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、
トリオクタン酸グリセリン、テトラオクタン酸ペンタエ
リスリット、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液体
油脂;カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パー
ム核油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ
油等の固体油脂;ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、
カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロ
ウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロ
ウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元
ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロ
ウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリ
ンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテ
ル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水
素添加ラノリンアルコールエーテル等のロウ類;流動パ
ラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パ
ラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン、マイクロ
クリスタリンワックス等の炭化水素油;ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、1
2−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エ
チルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリ
トール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アル
キルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリ
メチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエ
リスリトール、トリー2−エチルヘキシル酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セ
チル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパ
ルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−
ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メ
チルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアル
コール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチ
ルウンデシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2
−オクチルドデシルエステル、エチルラウレート、ミリ
スチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシ
ルデシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエ
ン酸トリエチル等の合成エステル油;ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイド
ロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オク
タメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペ
ンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサ
ン等の環状シリコーン等が挙げられる。
【0077】これらの油性成分は、1種または2種以上
を用いることができ、全組成中に0.01〜50重量
%、特には0.1〜30重量%配合するのが好ましい。
【0078】高級アルコールとしては、例えばラウリル
アルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレ
イルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール;モノステアリルグリセリンエーテル(バチル
アルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリン
アルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキ
シルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
【0079】金属イオン封鎖剤としては、例えば1−ヒ
ドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ジホスホン酸四ナトリウム塩、エデ
ト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四
ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエ
ン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸等が挙げら
れる。
【0080】天然の水溶性高分子としては、例えばアラ
アビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガ
ム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコ
ロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロ
コシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植
物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノ
グルカン、ブルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、
カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子等が
挙げられる。
【0081】半合成の水溶性高分子としては、例えばカ
ルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデ
ンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、ニト
ロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セル
ロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CM
C)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系
高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げら
れる。
【0082】合成の水溶性高分子としては、例えばポリ
ビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビ
ニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(商品名
「カーボポール」)等のビニル系高分子;ポリエチレン
グリコール(分子量 20,000 、4,0000、6,000 )等のポ
リオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレン共重合体共重合系高分子;ポリアクリル
酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル
アミド等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン、カ
チオンポリマー等が挙げられる。
【0083】無機の水溶性高分子としては、例えばベン
トナイト、ケイ酸AlMg(商品名「ビーガム」)、ラ
ポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0084】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸(PABA)、PABAモノグリセリンエステル、
N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N
−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチ
ルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABA
ブチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメン
チル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル
酸系紫外線吸収剤;アミルサリシレート、メンチルサリ
シレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシ
レート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレー
ト、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサ
リチル酸系紫外線吸収剤;オクチルメトキシシンナメー
ト、ジ−パラメトキシケイ皮酸−モノ−2−エチルヘキ
サン酸グリセリル、オクチルシンナメート、エチル−4
−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソ
プロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピ
ルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシン
ナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソ
プロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p
−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシン
ナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメ
ート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメー
ト、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチ
ル−α−シアノ−β- フェニルシンナメート、2−エチ
ルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、
グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメト
キシシンナメート、3,4,5−トリメトキシケイ皮酸
−3−メチル−4−[メチルビス(トリメチルシリキ
シ)シリル]ブチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2,
4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒド
ロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,
2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−ス
ルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチル
ヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カル
ボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベ
ンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾ
フェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;その他、
3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファ
ー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニ
ン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5
−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5
−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5’−t−オクチルフェニル) ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイル
メタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイル
メタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデ
ン)−3−ペンタン−2−オン、テレフィタリリデンジ
カンファースルホン酸等が挙げられる。これら紫外線吸
収剤のうち1種または2種以上を用いることができる。
【0085】血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルア
ミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブ
トキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カ
ンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン
酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イ
ノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シ
ンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミ
ル、セファランチン、γ−オリザノール等が挙げられ
る。
【0086】その他の薬剤成分としては、ビタミンA
油、レチノール、パルミチン酸レチノール、イノシッ
ト、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン
酸アミド、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、アス
コルビン酸リン酸マグネシウム、2−O−α−D−グル
コピラノシル−L−アスコルビン酸、ビタミンD2
(エルゴカシフェロール)、dl−α−トコフェロー
ル、酢酸dl−α−トコフェロール、dl−α−トコフ
ェロール、2−L−アスコルビン酸リン酸ジステルカリ
ウム、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;エスト
ラジオール、エチニルエストラジオール等のホルモン;
アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、
メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のア
ミノ酸;アラントイン、アズレン等の坑炎症剤;アルブ
チン等の美白剤;酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤;L
−メントール、カンフル等の清涼剤やイオウ、塩化リゾ
チーム、塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等があ
る。
【0087】上記薬剤成分は遊離の状態で使用されるほ
か、造塩可能なものは酸または塩基の塩の型で、またカ
ルボン酸基を有するものはそのエステルの形で使用する
ことができる。
【0088】中和剤としては、2−アミノ−2−メチル
−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3
−プロパンジオール、水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム等が挙げら
れる。
【0089】pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グ
リコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム
等が挙げられる。
【0090】酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α
−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
【0091】抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、
石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パ
ラクロルメタクレゾール、塩化クロルヘキシジン、トリ
クロロカルバニリド、フェノキシエタノール等が挙げら
れる。
【0092】各種の抽出液としては、ドクダミエキス、
オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキ
ス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエ
キス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、
クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サ
クラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエ
キス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキ
ス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タ
イムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエ
キス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキ
ス、ニンジンエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃
葉エキス、クワエキス、ヤグリマギクエキス、ハマメリ
ス抽出液、プラセンタエキス、胸線抽出物、シルク抽出
液、甘草エキス等が挙げられる。
【0093】粉体としては、具体的には、有機顔料、無
機顔料、金属酸化物および金属水酸化物、雲母、パール
光沢材料、金属、カーボン、磁性粉末、ケイ酸塩鉱物、
多孔質材料等が例示的に挙げられる。これら粉体は1種
類でもまた複数を組み合わせて用いてもよく、また凝集
体、成形体あるいは造形体等であってもよい。また粉体
の上にあるいはその中に他の物質(例えば、着色剤、U
V吸収剤、医薬品、各種添加剤)を含有していてもよ
い。
【0094】有機顔料としては、例えば赤色201号、
赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色22
0号、赤色226号、赤色228号、赤色305号、橙
色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号および青色404号や、さらに赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号および
青色1号等が挙げられ、さらにこれらの有機顔料がジル
コニウムレーキ、バリウムレーキまたはアルミニウムレ
ーキ等のものでもよい。
【0095】無機顔料としては、例えば紺青、群青、マ
ンガンバイオレット、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ
る。
【0096】金属酸化物および金属水酸化物としては、
例えば酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化カ
ルシウム、水酸化カルシウム、酸化アルミニウム、水酸
化アルミニウム、シリカ、酸化鉄(α−Fe23、γ−
Fe23、Fe34、FeO等)、黄色酸化鉄(特に棒
状のもの)、赤色酸化鉄、黒色酸化鉄、水酸化鉄、酸化
チタン(特に粒径0.001〜0.1μmの二酸化チタ
ン)、低次酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化クロ
ム、水酸化クロム、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化
ニッケルや、これらの2種以上の組み合わせによる複合
酸化物および複合水酸化物、例えばシリカアルミナ、チ
タン酸鉄、チタン酸コバルト、リチウムコバルトチタネ
ート、アルミン酸コバルト等が挙げられる。
【0097】雲母としては、例えば白雲母、金雲母、黒
雲母、絹雲母、鉄雲母、紅雲母、リチア雲母、チンワル
ド雲母、ソーダ雲母、人工雲母または、KAl2(A
l、Si3)O102、KMg3(Al、Si3)O
102、K(Mg、Fe3)(Al、Si3)O102で表
される雲母等が挙げられる。
【0098】パール光沢材料としては、例えば雲母チタ
ン系複合材料、雲母酸化鉄系複合材料、ビスマスオキシ
クロライド、グアニンや、さらに、酸化窒化チタンおよ
び/または低次酸化チタンを含有するチタン化合物で被
覆された雲母(例えば、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被
覆雲母)等が挙げられる。雲母チタン系複合材料のチタ
ンについては二酸化チタン、低次酸化チタン、酸化窒化
チタンのいずれでもよい。また雲母チタン系複合材料ま
たはビスマスオキシクロライドに、例えば酸化鉄、紺
青、酸化クロム、カーボンブラック、カーミンあるいは
群青等をさらに混合したものであってもかまわない。
【0099】金属としては、例えばアルミニウム、鉄、
ニッケッル、コバルト、クロム、金、銀、銅、プラチ
ナ、亜鉛、インジウム、スズ、アンチモン、タングステ
ン、ジルコニウム、モリブデン、シリコン、チタン等が
挙げられる。
【0100】磁性粉体としては、例えばγ−Fe23
マグネタイト(Fe34)、ベルトライト系酸化鉄(F
eOx;1.33<x<1.5)またはそれらがコバル
ト、マンガン、ニッケル、亜鉛、クロム等で変性された
ものや、針状の鉄またはAl、B、Co、Cr、Cu、
Mo、Mn、Ni、P、Si、Sn、Znが含有された
鉄粉、CrO2やBaフェライト等が挙げられる。
【0101】また、粉末が、雲母上に被覆された鉄、ニ
ッケル、コバルトまたはその酸化物であってもよいが、
これに限定されるものではない。
【0102】ケイ酸塩鉱物としては、フィロケイ酸塩鉱
物(例えば、カオリン族、モンモリロナイト族、粘土雲
母族、緑泥石族、蛇紋石)およびテクトケイ酸塩鉱物
(例えばゼオライト族)であり、パイロフィライト、タ
ルク、緑泥石、クリソタイル、アンチゴライト、リザダ
イト、カオリナイト、デッカイト、ナクライト、ハロサ
イト、モンモリロナイト、ノントロナイト、サポナイ
ト、ソーコナイト、ベントナイトや、ソーダ沸石、中沸
石、スコレス沸石、トムソン沸石等のソーダ沸石族、輝
沸石、束沸石、剥沸石等の輝沸石族、および方沸石、重
十字沸石、灰十字沸石、菱沸石、グメリン沸石等のゼオ
ライト等が挙げられる。
【0103】上記以外にも、増粘剤、香料、冷感剤、制
汗剤、皮膚賦活剤等を添加することができる。
【0104】本発明の酵素配合組成物は洗浄料にも好適
に適用され得る。この場合、(A)成分である加水分解
酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、
ヘミセルラーゼ、β−グリコシダーゼ、グルコースオキ
シダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、非破壊性指数
500以下のセルラーゼ等が好ましく用いられる。これ
らは0.0001〜10重量%程度配合するのが好まし
く、より好ましくは0.001〜5重量%程度である。
【0105】洗浄料に含有される洗浄剤成分としては、
例えば界面活性剤、二価金属イオン捕捉剤、アルカリ
剤、無機塩、再汚染防止剤、水道水中の有効塩素の捕捉
剤または還元剤、漂白剤、蛍光染料、可溶化剤等が挙げ
られる。なお、ここで洗浄料としては、化粧品・医薬品
業界や、家庭用品業界で適用される洗浄料等を広く含む
ものであり、例えば衣料用洗浄料、衣料漂白用洗浄料、
食器用洗浄料、食器漂白用洗浄料、皮膚用洗浄料、コン
タクトレンズ用洗浄料等の各種洗浄料が挙げられるが、
これら例示に限定されるものでない。
【0106】界面活性剤としては、平均炭素原子数10
〜16のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸塩;平均炭素原子数10〜20の直鎖または分岐
鎖のアルキル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モル
のエチレンオキシドを付加したアルキルエトキシ硫酸
塩;平均炭素原子数10〜20のアルキル基を有するア
ルキル硫酸塩;平均10〜20の炭素原子を1分子中に
有するオレフィンスルホン酸塩;平均10〜20の炭素
原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩;平均1
0〜20の炭素原子を1分子中に有するα−スルホ脂肪
酸メチルあるいはエチルエステル塩;平均炭素原子数8
〜20の高級脂肪酸塩;平均炭素原子数10〜20の直
鎖または分岐鎖のアルキル基を有し、1分子内に平均
0.5〜8モルのエチレンオキシドを付加したアルキル
エーテルカルボン酸塩等のアニオン性界面活性剤;平均
炭素原子数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基
を有し、1分子内に平均1〜20モルのエチレンオキシ
ドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル;高
級脂肪酸アルカノールアミドまたはそのアルキレンオキ
シド付加物等の非イオン性界面活性剤;その他、ベタイ
ン型両性界面活性剤;スルホン酸型両性界面活性剤、リ
ン酸エステル系界面活性剤、アミノ酸型界面活性剤、カ
チオン性界面活性剤等が例示的に挙げられる。
【0107】これらの界面活性剤は、洗浄料中に好まし
くは5〜60重量%配合され、特に、粉体状洗浄料にお
いては10〜45重量%、液体洗浄料においては20〜
55重量%配合することが好ましい。また、本発明洗浄
料が漂白剤である場合、界面活性剤は一般に1〜10重
量%、好ましくは1〜5重量%配合される。
【0108】二価金属イオン捕捉剤としては、トリポリ
リン酸塩、ピロリン酸塩、オルソリン酸塩等の縮合リン
酸塩;ゼオライト等のアルミノケイ酸塩;合成層状結晶
性ケイ酸塩;ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢
酸塩;クエン酸塩、イソクエン酸塩、ポリアセタールカ
ルボン酸塩等が挙げられる。この二価金属イオン捕捉剤
は、洗浄料中に好ましくは1〜50重量%、より好まし
くは5〜40重量%配合される。また、リンを含有しな
い二価金属イオン捕捉剤を用いることがより好ましい。
【0109】アルカリ剤および無機塩としては、ケイ酸
塩、炭酸塩、セスキ炭酸塩、硫酸塩、アルカノールアミ
ン等が例示的に挙げられる。これらは1〜80重量%程
度配合されるのが好ましい。
【0110】再汚染防止剤としては、ポリエチレングリ
コール、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸コポリマ
ー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース等が例示的に挙げられる。こ
れらは0.1〜10重量%程度配合するのが好ましく、
より好ましくは1〜5重量%程度である。
【0111】水道水中の有効塩素の捕捉剤としては、硫
酸アンモニウム、尿素、塩酸グアニジン、炭酸グアニジ
ン、スルファミン酸グアニジン、二酸化チオ尿素、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、またグリシン、グルタミン酸ナトリウム等で
代表されるアミノ酸およびウシ血清アルブミン、カゼイ
ン等のタンパク質、さらにはタンパク質を加水分解して
なる肉エキス、魚肉エキス等が挙げられる。水道水中の
有効塩素の還元剤としては、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、亜
ニチオン酸塩等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩
等および「ロンガリットC」(商品名)等が挙げられ
る。
【0112】漂白剤成分としては、過炭酸塩、過硼酸
塩、スルホン化フタロシアニン亜鉛塩またはアルミニウ
ム塩、過酸化水素等が挙げられる。
【0113】蛍光染料としては、通常洗浄剤に用いられ
る蛍光染料が用いられる。
【0114】可溶化剤としては、液体洗剤の場合には、
例えばエタノール等の低級アルコール、ベンゼンスルホ
ン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の低級アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、プロピレングリコール等のボリオ
ール類等を用いるができる。
【0115】さらに上記の他に、香料、ケーキング防止
剤、酵素の活性化剤、酸化防止剤、防腐剤、色素、青味
付け剤、漂白活性化剤等び、洗浄剤に常用されている成
分を必要に応じて配合することができる。
【0116】本発明の洗浄料は、上記公知の洗浄剤成分
と本発明酵素配合組成物を任意に組み合わせて、常法に
従い製造することができる。洗浄料の形態は、用途に応
じて適宜選択することができ、例えば液体、粉末、顆粒
等とすることができる。
【0117】本発明酵素配合組成物を含有するコンタク
トレンズ用洗浄料は、通常、pHが3〜8程度に調整さ
れるのが望ましい。コンタクトレンズ用洗浄料の形態と
しては、使用時液状をとり得るものであれば特に制限は
なく、固状でも液状でもよく、例えば液剤や、長期保存
し使用時溶解して用いる固形剤が挙げられる。特に液剤
の場合、本発明組成物では、タンパク分解酵素が水溶液
中で安定であるとともに高い酵素活性を発現することか
ら、従来のグリセリン等の多価アルコールを使用したコ
ンタクトレンズ用酵素安定化溶液の場合のように使用時
に水で希釈する必要がなく、簡便に用いることができ、
使用上極めて有用である。固形剤としては、錠剤、顆粒
剤、散剤、凍結乾燥品等が挙げられるが、溶解の速さ、
無菌、組成物の均一性等の点から凍結乾燥品が好まし
い。
【0118】なお、コンタクトレンズ用洗浄料中に洗浄
剤成分として界面活性剤を配合する場合、その濃度は、
コンタクトレンズや眼組織に悪影響を与えることがなく
充分な酵素安定性を得ることができる濃度であればよ
く、好ましくは0.01〜10(w/v)%、さらに好
ましくは0.1〜5(w/v)%程度である。
【0119】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものではない。
【0120】(実施例1:酵素配合組成物)まず初め
に、ビニルピロリドン47.5重量部、メタクリル酸
N,N’−ジメチルアミノエチル50重量部、アクリル
酸ステアリル2.5重量部、ジアクリル酸トリプロピレ
ングリコール1.9重量部に、重合開始剤として2,
2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.4
1重量部を添加、混合し、(B)高分子共重合体を調製
した。
【0121】次いで、塩酸でpH3.5に調整した水1
00mlに0.1mgの上記(B)高分子共重合体を入
れて溶解させ、さらにこれに0.1mgの(A)加水分
解酵素(トリプシン)を加えて十分に撹拌し、液状の酵
素配合組成物を得た。
【0122】(実施例2:酵素配合組成物)塩酸でpH
3.5に調整した水100mlに、実施例1で用いたも
のと同じ(B)高分子共重合体を0.1mg入れて溶解
させ、さらにこれに0.1mgの(A)加水分解酵素
(トリプシン)を加えて十分に撹拌した。この水溶液を
凍結乾燥機で濃縮乾固させて粉末状の酵素配合組成物を
得た。
【0123】<酵素活性測定>実施例1、2の酵素配合
組成物につき、下記の方法(ハマルステン氏法)により
カゼイン分解活性を測定した。なお測定時、実施例2は
水に溶かして酵素液とした。
【0124】すなわち、カゼイン(和光純薬工業(株)
製)2.5gを水10mlと0.2N水酸化ナトリウム
10mlの混液に溶かし、これに水60mlを加え透明
溶解した後、0.1N塩酸を用い、pH7.8に調整
し、全量を100mlにした後、90℃で15分間熱し
たものを基質溶液とした。
【0125】試験管に酵素液と0.1Mホウ酸ナトリウ
ム緩衝液(pH7.8)を1.0mlずつとり、基質溶
液1.0mlを加え反応を開始し、30℃、30分間放
置した後、10%トリクロロ酢酸2.0mlを加え、反
応を停止し、30℃、20分間放置した。ここで生じた
沈殿を遠心分離により除去し、上清の275nmにおけ
る吸光度を測定した。活性の単位は、酵素で作成した検
量線により求めた。
【0126】さらにこの上清0.4mlに対し、2%炭
酸ナトリウム50mlと0.5%硫酸銅溶液1mlの混
液2.0mlを添加し、室温にて10分間以上放置した
後、1Nフェノール試薬0.2mlを添加し、充分に撹
拌した後、室温にて30分間以上放置し、750nmに
おける吸光度を測定した。
【0127】その結果、実施例1、実施例2の酵素液と
も高い酵素活性を示した。
【0128】<酵素活性の持続性の測定>上記実施例
1、2で得られた酵素配合組成物の酵素活性持続性を以
下の方法で測定した。すなわち、試験管に酵素配合組成
物をとり、イオン交換水1.0mlに分散、または溶解
し、0.1Mホウ酸ナトリウム緩衝液(pH7.8)
1.0mlを添加した。これらを30℃の条件下に放置
し、経時で1mlずつサンプリングし、カゼインを添加
し、残存活性を測定した。
【0129】実施例1の酵素配合組成物の分散液と、通
常の試薬の酵素溶液を、25℃に48時間放置し、経時
で残存酵素活性を測定した結果、イオン交換水中で、試
薬酵素は急激に活性低下し、24時間でほとんど活性を
示さなくなったが、実施例1の酵素配合組成物は高い活
性安定性を示した。また、実施例2の酵素配合組成物を
用いた場合では、その分散液は高い活性安定性を示し
た。すなわち、本発明の酵素配合組成物は、経時におい
ても酵素活性の低下を起こすことなく活性を維持し得る
ことがわかる。
【0130】<酵素比活性値の測定>加水分解酵素(ト
リプシン)と各種水溶性高分子物質とを組み合わせて
〔トリプシン:水溶性高分子=1:1(重量比)〕組成
物を調製し、各組成物の酵素比活性値(%)を測定する
ことにより、それぞれの酵素活性の比較を行った。な
お、酵素比活性値は、下記の数1に示す式により求め
た。
【0131】
【数1】
【0132】 (水溶性高分子) (酵素比活性値) Blank(トリプシンのみ) 1.1 ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジウム 3.7 ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピル− トリメチルアンモニウムクロリドエーテル 6.6 カルボキシビニルポリマー 2.5 ポリアクリル酸ナトリウム 2.3 アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 1.2 ポリビニルアルコール 1.2 ヒドロキシエチルセルロース 3.2 実施例1で使用した(B)高分子共重合体 82.5
【0133】(実施例3〜4、比較例1:化粧水)下記
表1に示す各成分(配合量は重量%)を撹拌混合して化
粧水を調製した。これらを試料として、肌のスケールの
改善について下記基準により評価した。なお実施例3〜
4において、酵素配合組成物として、実施例1で調製し
た酵素配合組成物を使用した。
【0134】
【表1】
【0135】<肌のスケールの改善評価>女性パネル3
0名により、各試料(化粧水)を1週間連用テストを行
い、下記基準により評価した。 評価 ◎: 20名以上がスケールが減少したと答えた ○: 10〜19名がスケールが減少したと答えた ×: 0〜9名がスケールが減少したと答えた 表1の結果から明らかなように、本発明の酵素配合組成
物を配合することにより、肌状態が良好になる化粧料を
得られることがわかる。
【0136】(実施例5〜6、比較例2:クリーム)下
記表2に示す各成分(配合量は重量%)を撹拌混合して
クリームを調製した。これらを試料として、肌のスケー
ルの改善について上記評価基準により評価した。なお、
実施例5、比較例3において、酵素配合組成物として、
実施例1で調製した酵素配合組成物を使用した。
【0137】
【表2】
【0138】表2の結果から明らかなように、本発明の
酵素配合組成物を配合することにより、肌状態が良好に
なる化粧料を得られることがわかる。また、保湿剤を添
加することによりトリプシンの酵素作用をより一層高め
ることができるということがわかる。
【0139】(実施例7〜8:衣料用洗浄料)下記表3
に示す各成分(配合量は重量%)を撹拌混合して衣料用
洗浄料を調製した。これらを試料として、洗浄効果につ
いて下記基準により評価した。なお酵素配合組成物とし
て、実施例1で調製した酵素配合組成物において、酵素
としてトリプシンに代えてセルラーゼを配合したものを
使用した。
【0140】
【表3】
【0141】<洗浄効果の評価>天然汚染布を対称の位
置で半裁し、一対の汚染布の一方を基準洗剤で洗浄し、
片方を本発明の酵素配合組成物入り洗浄料(試料)で洗
浄した。洗浄後、十分乾燥させた後、基準洗剤(セルラ
ーゼ単体配合)で洗った半裁布と本発明洗浄料(試料)
で洗った半裁布とを、パネル10名により肉眼判定によ
り下記基準により一対比較で評価した。 評価 ◎: 8〜10名が基準洗剤と同等若しくはそれ以上に
きれいになったと答えた ○: 4〜7名が基準洗剤と同等若しくはそれ以上にき
れいになったと答えた ×: 0〜3名が基準洗剤と同等若しくはそれ以上にき
れいになったと答えた (実施例9〜10:コンタクトレンズ用洗浄料)下記表
4に示す各成分(配合量は重量%)を撹拌混合してコン
タクトレンズ用洗浄料を調製した。これらを試料とし
て、脂質分解酵素活性(レンズ洗浄効果)について下記
基準により評価した。なお酵素配合組成物として、実施
例2で調製した酵素配合組成物において、酵素としてト
リプシンに代えてリパーゼを配合したものを使用した。
【0142】
【表4】
【0143】<脂質分解酵素活性(レンズ洗浄効果)の
評価>「薬審第523号脂肪消化力試験法」に準拠して
測定した。すなわち、人工脂質溶液(パルミチン酸セシ
ル0.01g、コレステロール0.02g、レシチン
0.05g、オリーブ油0.1g、ポリエチレングリコ
ール10gを生理食塩水に懸濁して100mlとした)
にコンタクトレンズ(「メニコンEX」;メニコン
(株)製)を浸し、60℃に加温後冷却して脂質を付着
させたレンズを用いて試験した。酵素配合組成物入り液
体洗浄料1滴をコンタクトレンズ用保存液(メニコンO
2保存液)20.mlで希釈し2時間処理後、顕微鏡に
て付着脂質がレンズ全体の10%未満の場合良好とし
た。
【0144】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、高
い酵素活性を保ち、経時安定性に優れた酵素配合組成物
を提供することができる。この酵素配合組成物を化粧
品、医薬品、医薬部外品等に適用することにより、高い
酵素活性を長期間に亘って安定的に維持し得る化粧料、
洗浄料等を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12N 9/96 A61K 37/547 (56)参考文献 特開 平6−219921(JP,A) 特開 平5−140531(JP,A) 特表 平8−510786(JP,A) 特表 平4−501653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/386 A61K 7/00 A61K 7/48 A61K 38/46 ADA A61K 38/48 C12N 9/96

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)加水分解酵素と、(B)下記
    (1)〜(4)成分: (1)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基を表し;R2、R
    3はそれぞれ独立に水素原子または炭素原子数1〜6の
    アルキル基を表し;Aは酸素原子または−NH−基を表
    し;Bは炭素原子数1〜6のアルキレン基を表す)で表
    されるアミン含有(メタ)アクリル系モノマーを15〜
    90重量%、 (2)下記一般式(II) 【化2】 〔式中、R1は上記で定義したとおりであり;R4は下記
    式 【化3】 (式中、pは3または4の整数を表す)で表される基、
    または下記式 【化4】 で表される基を表す〕で表されるビニルモノマーを1〜
    80重量%、 (3)下記一般式(III) 【化5】 〔式中、R1、Aはそれぞれ上記で定義したとおりであ
    り;R5は炭素原子数1〜17のアルキレン基、または
    下記式 【化6】 (式中、nは1〜4の整数、qは1〜25の整数を表
    す)で表される基を表し;R6は水素原子または炭素原
    子数1〜6のアルキル基を表す〕で表される(メタ)ア
    クリロイル基含有モノマーを1〜60重量%、および (4)架橋性ビニルモノマーを0.1〜25重量%、を
    上記配合割合で含むモノマー組成物を共重合してなる高
    分子共重合体、とを含有してなる、酵素配合組成物。
  2. 【請求項2】 (A)加水分解酵素が、プロテアーゼ、
    セルラーゼ、リパーゼの中から選ばれる1種または2種
    以上である、請求項1記載の酵素配合組成物。
  3. 【請求項3】 プロテアーゼがセリンプロテアーゼであ
    る、請求項2記載の酵素配合組成物。
  4. 【請求項4】 さらに(C)保湿剤を含有する、請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の酵素配合組成物。
  5. 【請求項5】 化粧料である、請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の酵素配合組成物。
  6. 【請求項6】 さらに(D)洗浄剤成分を含有する、請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の酵素配合組成物。
  7. 【請求項7】 洗浄料である、請求項1〜3、6のいず
    れか1項に記載の酵素配合組成物。
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