JP3380154B2 - 蛍光灯調光装置 - Google Patents
蛍光灯調光装置Info
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- JP3380154B2 JP3380154B2 JP4468898A JP4468898A JP3380154B2 JP 3380154 B2 JP3380154 B2 JP 3380154B2 JP 4468898 A JP4468898 A JP 4468898A JP 4468898 A JP4468898 A JP 4468898A JP 3380154 B2 JP3380154 B2 JP 3380154B2
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- Japan
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- control signal
- phase control
- time width
- fluorescent lamp
- circuit
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- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯を位相制御
により調光する蛍光灯調光装置に関する。
により調光する蛍光灯調光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光灯調光装置は、交流電源を安
定器を介して蛍光灯に接続するとともに、安定器に対し
て位相制御することにより蛍光灯を調光制御する位相制
御素子を設け、位相制御素子に対してトリガーパルス信
号による位相制御信号を供給する位相制御回路を設けて
いた。
定器を介して蛍光灯に接続するとともに、安定器に対し
て位相制御することにより蛍光灯を調光制御する位相制
御素子を設け、位相制御素子に対してトリガーパルス信
号による位相制御信号を供給する位相制御回路を設けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蛍光灯調光装置におい
てしばしば問題になることは、トリガーパルス信号を無
くして蛍光灯を消灯制御したにもかかわらず、蛍光灯に
暗放電による微かな発光が認められることである。これ
を解消するには、トリガーパルス信号の位相を変化させ
るもとになっている可変直流電圧のレベルを検出して、
ある電圧レベル以下になった場合に交流電源と安定器の
間に設けた開閉素子をオフすればよいが、しきい値とな
る電圧のレベル決めが難しく、蛍光灯の暗放電の解消を
優先すれば往々にしていわゆる深調光点灯状態が実現で
きないという問題があった。本発明はこのような問題を
的確に解消して、蛍光灯の暗放電の解消と深調光点灯状
態の実現を両立できる蛍光灯調光装置を提供することを
目的とする。
てしばしば問題になることは、トリガーパルス信号を無
くして蛍光灯を消灯制御したにもかかわらず、蛍光灯に
暗放電による微かな発光が認められることである。これ
を解消するには、トリガーパルス信号の位相を変化させ
るもとになっている可変直流電圧のレベルを検出して、
ある電圧レベル以下になった場合に交流電源と安定器の
間に設けた開閉素子をオフすればよいが、しきい値とな
る電圧のレベル決めが難しく、蛍光灯の暗放電の解消を
優先すれば往々にしていわゆる深調光点灯状態が実現で
きないという問題があった。本発明はこのような問題を
的確に解消して、蛍光灯の暗放電の解消と深調光点灯状
態の実現を両立できる蛍光灯調光装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項に示した通りであ
る。
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0006】図示の実施形態は、交流電源1を安定器2
を介して蛍光灯3に接続するとともに、安定器2に対し
て位相制御することにより蛍光灯3を調光制御する位相
制御素子(トライアック)4を設け、位相制御素子4に
対して位相制御信号を供給する位相制御回路5を設け、
位相制御回路5が出力する位相制御信号は交流電源1の
各半サイクル(時間幅T)における位相制御素子4のオ
ン時間幅tを決める時間幅制御信号である蛍光灯調光装
置である。蛍光灯3はオン時間幅tに比例した明るさに
調光制御され、時間幅制御信号が無い場合すなわち時間
幅t=0の場合は蛍光灯3は消灯制御される。また、蛍
光灯3を全光点灯(フル点灯)させる場合は立ち上がり
/立ち下がりのない一様な継続信号(例えばHレベルの
継続信号)の位相制御信号が位相制御回路5から出力さ
れる。そして、位相制御信号検出回路6が設けられ、位
相制御信号検出回路6は前記時間幅制御信号が無いこと
(蛍光灯3を消灯するための制御信号に相当する)を検
出した場合に交流電源1と安定器2の間に介在された開
閉素子(リレーの開閉接点)7をオフさせる。なお、位
相制御回路5は電気的絶縁のために位相制御素子4にフ
ォトカップラ8などを介して接続すると好ましい。
を介して蛍光灯3に接続するとともに、安定器2に対し
て位相制御することにより蛍光灯3を調光制御する位相
制御素子(トライアック)4を設け、位相制御素子4に
対して位相制御信号を供給する位相制御回路5を設け、
位相制御回路5が出力する位相制御信号は交流電源1の
各半サイクル(時間幅T)における位相制御素子4のオ
ン時間幅tを決める時間幅制御信号である蛍光灯調光装
置である。蛍光灯3はオン時間幅tに比例した明るさに
調光制御され、時間幅制御信号が無い場合すなわち時間
幅t=0の場合は蛍光灯3は消灯制御される。また、蛍
光灯3を全光点灯(フル点灯)させる場合は立ち上がり
/立ち下がりのない一様な継続信号(例えばHレベルの
継続信号)の位相制御信号が位相制御回路5から出力さ
れる。そして、位相制御信号検出回路6が設けられ、位
相制御信号検出回路6は前記時間幅制御信号が無いこと
(蛍光灯3を消灯するための制御信号に相当する)を検
出した場合に交流電源1と安定器2の間に介在された開
閉素子(リレーの開閉接点)7をオフさせる。なお、位
相制御回路5は電気的絶縁のために位相制御素子4にフ
ォトカップラ8などを介して接続すると好ましい。
【0007】位相制御信号検出回路6は、時間幅制御信
号の立ち上がり(時間幅制御信号が図3と逆位相の場合
は「立ち下がり」)時点から交流電源1の半サイクルの
時間幅T以上の時間幅信号を送出する第一回路ブロック
9と、時間幅制御信号がHレベル(時間幅制御信号が図
3と逆位相の場合は「Lレベル」)を継続する場合に継
続信号を送出する第二回路ブロック10を備え、第一回
路ブロック9と第二回路ブロック10からの送出信号の
論理和に基づいて開閉素子7を制御する。第一回路ブロ
ック9が時間幅T以上の時間幅信号を送出する理由は、
時間幅制御信号の立ち上がり時点が交流電源1の半サイ
クルの開始時点(いわゆるゼロクロス点)に極めて近い
場合でも、リレーRYを途切れることなく継続作動させ
て開閉素子7を途切れることなくオン維持させるためで
ある。また、第二回路ブロック10を設けた理由は、蛍
光灯3を全光点灯(フル点灯)させる時間幅制御信号と
して立ち上がり/立ち下がりのない一様な継続信号(例
えばHレベルの継続信号)を必要とすることから、第一
回路ブロック9では対応できないためであり、そのよう
な場合は第二回路ブロック10によりリレーRYは途切
れることなく継続作動して開閉素子7も途切れることな
くオン維持される。
号の立ち上がり(時間幅制御信号が図3と逆位相の場合
は「立ち下がり」)時点から交流電源1の半サイクルの
時間幅T以上の時間幅信号を送出する第一回路ブロック
9と、時間幅制御信号がHレベル(時間幅制御信号が図
3と逆位相の場合は「Lレベル」)を継続する場合に継
続信号を送出する第二回路ブロック10を備え、第一回
路ブロック9と第二回路ブロック10からの送出信号の
論理和に基づいて開閉素子7を制御する。第一回路ブロ
ック9が時間幅T以上の時間幅信号を送出する理由は、
時間幅制御信号の立ち上がり時点が交流電源1の半サイ
クルの開始時点(いわゆるゼロクロス点)に極めて近い
場合でも、リレーRYを途切れることなく継続作動させ
て開閉素子7を途切れることなくオン維持させるためで
ある。また、第二回路ブロック10を設けた理由は、蛍
光灯3を全光点灯(フル点灯)させる時間幅制御信号と
して立ち上がり/立ち下がりのない一様な継続信号(例
えばHレベルの継続信号)を必要とすることから、第一
回路ブロック9では対応できないためであり、そのよう
な場合は第二回路ブロック10によりリレーRYは途切
れることなく継続作動して開閉素子7も途切れることな
くオン維持される。
【0008】詳しく述べると、第一回路ブロック9はワ
ンショットマルチバイブレータ11とトランジスタQ1
を主要素とする。ワンショットマルチバイブレータ11
はコンデンサC1と抵抗R1の時定数に比例して定めら
れる時間幅信号(前述した時間幅T以上)を送出するも
のであり、その信号の起点はワンショットマルチバイブ
レータ11へ入力される時間幅制御信号の立ち上がり時
点となる。そして、ワンショットマルチバイブレータ1
1の出力はトランジスタQ1を介してリレーRYに接続
される。第二回路ブロック10はトランジスタQ2を主
要素とする。そして、トランジスタQ2の出力はやはり
リレーRYに接続されて、第一回路ブロック9と第二回
路ブロック10の出力がともにリレーRYに接続される
ことにより論理和回路が形成されている。
ンショットマルチバイブレータ11とトランジスタQ1
を主要素とする。ワンショットマルチバイブレータ11
はコンデンサC1と抵抗R1の時定数に比例して定めら
れる時間幅信号(前述した時間幅T以上)を送出するも
のであり、その信号の起点はワンショットマルチバイブ
レータ11へ入力される時間幅制御信号の立ち上がり時
点となる。そして、ワンショットマルチバイブレータ1
1の出力はトランジスタQ1を介してリレーRYに接続
される。第二回路ブロック10はトランジスタQ2を主
要素とする。そして、トランジスタQ2の出力はやはり
リレーRYに接続されて、第一回路ブロック9と第二回
路ブロック10の出力がともにリレーRYに接続される
ことにより論理和回路が形成されている。
【0009】そして、蛍光灯3を消灯させるべく、位相
制御回路5からの時間幅制御信号が無くなれば(時間幅
t=0の場合)開閉素子7がオフされる、すなわち、ト
ランジスタQ1,Q2がともにオフになってリレーRY
がオフになり開閉素子7がオフ(開路)されることにな
る。このように、位相制御信号検出回路6は前記時間幅
制御信号が無いことを検出した場合に交流電源1と安定
器2の間に介在された開閉素子7をオフさせるため、蛍
光灯3の暗放電の解消が可能となる。また、時間幅制御
信号が少しでもあれば、蛍光灯3や安定器2の性能にも
依存するものの蛍光灯3の深調光点灯状態を実現でき
る。
制御回路5からの時間幅制御信号が無くなれば(時間幅
t=0の場合)開閉素子7がオフされる、すなわち、ト
ランジスタQ1,Q2がともにオフになってリレーRY
がオフになり開閉素子7がオフ(開路)されることにな
る。このように、位相制御信号検出回路6は前記時間幅
制御信号が無いことを検出した場合に交流電源1と安定
器2の間に介在された開閉素子7をオフさせるため、蛍
光灯3の暗放電の解消が可能となる。また、時間幅制御
信号が少しでもあれば、蛍光灯3や安定器2の性能にも
依存するものの蛍光灯3の深調光点灯状態を実現でき
る。
【図1】回路ブロック図
【図2】同位相制御信号検出回路の内部回路図
【図3】波形図
【符号の説明】
1 交流電源
2 安定器
3 蛍光灯
4 位相制御素子
5 位相制御回路
6 位相制御信号検出回路
7 開閉素子
9 第一回路ブロック
10 第二回路ブロック
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05B 41/392
H05B 41/16
Claims (2)
- 【請求項1】 交流電源を安定器を介して蛍光灯に接続
するとともに、安定器に対して位相制御することにより
蛍光灯を調光制御する位相制御素子を設け、位相制御素
子に対して位相制御信号を供給する位相制御回路を設
け、位相制御回路が出力する位相制御信号は交流電源の
各半サイクルにおける位相制御素子のオン時間幅を決め
る時間幅制御信号である蛍光灯調光装置であって、位相
制御信号検出回路が設けられ、位相制御信号検出回路は
前記時間幅制御信号が無いことを検出した場合に交流電
源と安定器の間に介在された開閉素子をオフさせる蛍光
灯調光装置。 - 【請求項2】 請求項1において、位相制御信号検出回
路は、時間幅制御信号の立ち上がり(または立ち下が
り)時点から交流電源の半サイクルの時間幅以上の時間
幅信号を送出する第一回路ブロックと、時間幅制御信号
がHレベル(またはLレベル)を継続する場合に継続信
号を送出する第二回路ブロックを備え、第一回路ブロッ
クと第二回路ブロックからの送出信号の論理和に基づい
て開閉素子を制御する蛍光灯調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4468898A JP3380154B2 (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 蛍光灯調光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4468898A JP3380154B2 (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 蛍光灯調光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11224788A JPH11224788A (ja) | 1999-08-17 |
JP3380154B2 true JP3380154B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=12698377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4468898A Expired - Fee Related JP3380154B2 (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 蛍光灯調光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3380154B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP4468898A patent/JP3380154B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11224788A (ja) | 1999-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |