JP3378872B2 - 磁気データ読取装置 - Google Patents

磁気データ読取装置

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JP3378872B2 JP28800993A JP28800993A JP3378872B2 JP 3378872 B2 JP3378872 B2 JP 3378872B2 JP 28800993 A JP28800993 A JP 28800993A JP 28800993 A JP28800993 A JP 28800993A JP 3378872 B2 JP3378872 B2 JP 3378872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気データ読取装置に係
り、特に各トラック間のスキューに関係なくデータを読
み取り可能にする複数トラックに記録された磁気データ
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば勝馬投票券や電車の切符のよう
に、その裏側の磁気媒体に設けた複数の磁気トラックに
データを記録する場合、従来の記録方式では、磁気記録
データが「1」の場合に磁化方向が反転するNRZI
(non−return−to−zero chang
e on 1)方式により、複数トラック、例えば4個
のトラックに並列的に記録するデータを1語として同期
クロックとともに同時に記録する。そして読み取り時に
は、同期クロックと共に各トラックのデータを並列に読
み取るものが一般的である。
【0003】即ち、図4(A)に示す如く、データ01
〜32をトラック1〜トラック4に並列に記入する。こ
のとき、トラック4のビットをb0 、トラック3のビッ
トをb1 、トラック2のビットをb2 、トラック1のビ
ットをb3 とするとき、b0〜b3 で1つのデータを構
成する。なお各トラック1〜トラック4にデータを記録
するとき、クロック・トラックにクロックを記録する。
なお図4(A)において、各トラックにおける縦線は
「1」を示す。従ってデータ06は、b0 〜b3が「1
010」であることを示している。
【0004】トラック1〜トラック4から読み出された
データはデータ読取部21に入力され、またクロック・
トラックから読み出されたクロックはサンプリング・ク
ロック生成部20に入力される。いま、図5に示す如
く、トラック1〜トラック4から読み取られたデータが
データ読取部21に入力され、またクロック・トラック
から読み出されたクロックがサンプリング・クロック生
成部20に入力されたとき、トラック1(b3 )のデー
タはいずれも「0」、トラック2(b2 )のデータはい
ずれも「1」、トラック3(b1 ) のデータはビットb
16が「1」、他は「0」、トラック4(b0 )のデータ
はビットb05が「1」、他は「0」の場合について説明
する。
【0005】クロック・トラックから読み出されたクロ
ックCK4 、CK5 、CK6 ・・・がサンプリング・ク
ロック生成部20に入力されるとき、これらのクロック
の中間でサンプリング・クロックSC4 、SC5 、SC
6 が出力するようにサンプリング・クロック生成部20
がサンプリング・クロックを作成する。
【0006】いま、図5に示す如く、クロックCK4
CK5 、CK6 ・・・の周期を2tとすると、サンプリ
ング・クロックSC4 、SC5 、SC6 ・・・はそれぞ
れtだけ遅れて出力される。また各トラック1〜4にお
いて、データ「1」が読み出されたとき、各トラック毎
に設けられたデータ・ラッチを「1」にセットする。例
えばトラック2において、ビットb24〜b26はいずれも
「1」であるので、その度毎にデータ・ラッチ2が
「1」にセットされる。
【0007】トラック1〜トラック4のデータは、前記
サンプリング・クロックSC4 、SC5 、SC6 ・・・
で読み出される。この場合、各データ・ラッチ1〜4か
らその「1」、「0」を読み出す。従って、サンプリン
グ・クロックSC4 によりデータ・ラッチ1は「0」、
データ・ラッチ2は「1」、データ・ラッチ3は
「0」、データ・ラッチ4は「0」がそれぞれ読み出さ
れ、データ・レジスタにデータ・コード4として「01
00」が記入され、かつ「1」が記入されていたデータ
・ラッチ2をリセットする。
【0008】同様にサンプリング・クロックSC5 によ
りデータ・レジスタにデータ・コード5として「010
1」が記入され、データ・ラッチ2及びデータ・ラッチ
4がリセットされる。サンプリング・クロックSC6
おいても同様な制御が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
に、各トラックのデータを並列に読み取る方式では、ク
ロックに同期してデータを読み取るために、例えば磁気
ヘッドの物理的な位置の傾きとか媒体に起因するスキュ
ーが各トラック間に存在する。図5の例では、クロック
・トラックに対し、トラック2は少し遅れ、トラック4
は少し進んでいる状態にある。この各トラック間のスキ
ュー量がクロック・ビット間隔の1/2以上になると、
データとクロックの一体関係がくずれ、読み取り不良が
発生する。
【0010】即ち、クロック・トラックに同期したサン
プリング・クロックにより、データを読み取っているた
め、スキューによりデータがクロックに対しt時間以上
遅れたり、読取クロック周期時間2tからt時間を引い
た時間以上データが進んだりすると、対応したクロック
にてサンプリングされなくなるため、正常にデータの読
み取りができず、読取データが異常となる。なおサンプ
リング時間tはスキュー・マージンを前後ともに同じに
して読取マージンを最大にするため、通常はクロック周
期2tの1/2のtに設定される。
【0011】スキューの影響は、記録密度が低く、デー
タ・ビット間隔が広い場合は問題はないが、記録密度を
高くしデータ・ビット間隔が狭くなると、大きな問題と
なり、正確にデータが読み取れなくなる。
【0012】従って本発明の目的は、複数トラックに、
データと同期クロックを同時に記録した磁気データを、
スキューの影響なしに読み取ることができる磁気データ
読取装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、各データ・トラックに従来のように並列データを記
録するのではなく、図1(A)に示す如く、各データ・
トラック1、2、3、4にデータを直列データとして記
録するとともに、クロック・トラックには、従来と同様
に同期クロックを記録する。
【0014】例えば4ビットで1つのデータを表すと
き、各トラックに記録されるデータは、各トラックの直
列のビットb0 〜b3 で1つのデータを示す。なお図1
(A)において、縦の線は、図4(A)と同様にデータ
「1」を表す。
【0015】読み取り時は、一般的な直列データの読み
取りと同様に、各トラック毎に各自のデータ自身で同期
をとるものとする。しかしNRZI方式では、そのデー
タ内にクロック成分が含まれておらず、データの読み取
りタイミングがないので、クロック周期計測部1により
クロック・トラックのクロック周期を測定し、この時間
をもとにして、データ読み取りタイミングを発生する。
このために、各トラック毎にサンプリング・クロック生
成部を設ける。即ち、トラック1にはトラック1用のサ
ンプリング・クロック生成部2−1を設け、トラック2
にはサンプリング・クロック生成部2−2が設けられ、
トラック3にはサンプリング・クロック生成部2−3が
設けられ、トラック4にはサンプリング・クロック生成
部2−4が設けられる。
【0016】トラック1のデータ読取部3−1にはデー
タ・ラッチ4−1とデータ・レジスタ5−1が設けられ
ている。データ・ラッチ4−1は、トラック1からデー
タ「1」が入力されたときこれをラッチするものであ
り、またデータ・レジスタ5−1には、データ・ラッチ
4−1を読み取ることにより得られたデータが順次記入
されるものである。他のデータ読取部3−2〜3−4に
も、同様にデータ・ラッチ4−2〜4−4、データ・レ
ジスタ5−2〜5−4が設けられている。
【0017】
【作用】各データ・トラックにはデータが直列に記録さ
れており、読み取りの同期は各トラックのデータ自身で
取る。またクロック・トラックのクロックは、データの
読み取りの同期に使用するのではなく、その周期を測定
して読み取りタイミングの発生に使用するので、各トラ
ック間のスキューを完全に無視して、データを読み取る
ことができる。
【0018】また、常時クロック周期を測定し、その時
間を読み取りタイミングに使用することにより、読み取
り媒体の搬送速度の変動についても、そのデータの読み
取りに影響を受けることなく、正確に読み取ることがで
きる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図2及び図3に基づき詳
述する。図2は本発明の一実施例構成図、図3はその動
作説明図である。図中他図と同一符号は同一部を示し、
1はクロック周期計測部、2−1〜2−4はサンプリン
グ・クロック生成部、3−1〜3−4はデータ読取部、
4−1〜4−4はデータ・ラッチ、5−1〜5−4はデ
ータ・レジスタ、6は識別部、7はタイマ設定部、8は
タイマである。
【0020】クロック周期計測部1は、図3に示す如
く、クロック・トラックから読み出されたクロックの周
期t1 、t2 、t3 ・・・を測定し、これをクロック周
期レジスタ1−1に記入してこの測定値t1 、t2 、t
3 ・・・をサンプリング・クロック生成部2−1〜2−
4に通知するものである。
【0021】サンプリング・クロック生成部2−1は、
トラック1に対するデータを読み取るためのサンプリン
グ・クロックS1を作成するものであり、トラック1の
データが「1」か「0」かを識別する識別部6、識別部
6からの「1」検出信号に応じて、タイマ8をクロック
周期計測部1から伝達されたクロック周期t1 、t2
3 ・・・に設定したり、t1 /2、t2 /2、t3
2・・・に設定するタイマ設定部7、タイマ設定部7か
らの設定値に応じサンプリング・クロックを出力するタ
イマ8等を具備している。
【0022】サンプリング・クロック生成部2−2、サ
ンプリング・クロック生成部2−3、サンプリング・ク
ロック生成部2−4は、それぞれトラック2、トラック
3、トラック4に対するデータを読み取るためのサンプ
リング・クロックをそれぞれ生成するものであり、前記
サンプリング・クロック生成部2−1と同様に構成され
ている。
【0023】ところで、サンプリング・クロック生成部
2−1〜2−4では、クロック周期t1 、t2 、t3
・・をもとにして、サンプリング・クロックS1〜S4
を生成するものであるが、このサンプリング・クロック
の生成論理には次の2つの場合がある。
【0024】当該トラックからデータ「1」が入力さ
れた場合は、この時点のクロック周期を参照してその時
間の1/2の時間でタイマ8を起動させ、サンプリング
・クロックを生成する。例えば、トラック2において、
ビットb1 が「1」のとき、クロック周期レジスタ1−
1の出力はt1 であるので、タイマをt1 /2にセット
し、サンプリング・クロックS2−1を出力させる。
【0025】サンプリング・クロックが生成される
と、次のサンプリング・クロック生成のため、その時点
のクロック周期を参照し、その時間でタイマ8を起動さ
せる。例えばトラック2において、前記サンプリング・
クロックS2−1が生成されたとき、クロック周期レジ
スタ1−1の出力はt1 であるので、サンプリング・ク
ロックS2−1が生成された後、タイマ8はt1 にセッ
トされ、この期間中にトラック2から「1」が読み出さ
れないとき、t1 後にサンプリング・クロックS2−2
が生成出力される。
【0026】データ読取部3−1は、トラック1の読み
取りデータの「1」、「0」をサンプリング・クロック
生成部2−1から出力されたサンプリング・クロックS
1にもとづきサンプリングして、これらを読み取るもの
であり、トラック1の読み取りデータを一時保持するデ
ータ・ラッチ4−1及びその読み取り結果を保持するデ
ータ・レジスタ5−1を有する。
【0027】データ読取部3−2は、トラック2の読み
取りデータの「1」、「0」をサンプリング・クロック
生成部2−2から出力されたサンプリング・クロックS
2にもとづきサンプリングして、これらを読み取るもの
であり、トラック2の読み取りデータを一時保持するデ
ータ・ラッチ4−2及びその読み取り結果を保持するデ
ータ・レジスタ5−2を有する。
【0028】データ読取部3−3は、トラック3の読み
取りデータの「1」、「0」をサンプリング・クロック
生成部2−3から出力されたサンプリング・クロックS
3にもとづきサンプリングして、これらを読み取るもの
であり、トラック3の読み取りデータを一時保持するデ
ータ・ラッチ4−3及びその読み取り結果を保持するデ
ータ・レジスタ5−3を有する。
【0029】次に本発明の動作を説明する。前記の如
く、本発明ではデータは各トラックに直列に記入されト
ラック間の相関はないので、トラック1について代表的
に説明する。
【0030】クロック周期計測部1には、図3に示す如
く、クロックが入力されてそのクロック周期t1
2 、t3 ・・・が順次測定される。そしてこれらの測
定値がクロック周期レジスタ1−1に順次記入される。
またトラック1には、b1 、b2、b3 ・・・として
「1」、「0」、「1」・・・が記憶されている。
【0031】(1)トラック1からビットb1 としてデ
ータ「1」が読み出されると、識別部6がこの「1」を
識別して、タイマ設定部7にこれを通知する。これによ
りタイマ設定部7はクロック周期レジスタ1−1から出
力されたクロック周期t1 を読み取り、その1/2のt
1 /2でタイマ8を起動する(前記参照)。一方、ト
ラック1から読み出されたデータはデータ読取部3−1
にも入力され、図3に示す如く、ビットb1 の「1」が
データ・ラッチ4−1にセットされる。
【0032】(2)前記t1 /2時間が経過すると、タ
イマ8はサンプリング・クロックS1−1をデータ読取
部3−1に出力する。これによりデータ・ラッチ4−1
にセットされた「1」が読み取られて、データ・レジス
タ5−1にこの「1」が記入され、またデータ・ラッチ
4−1がリセットされる。
【0033】(3)前記サンプリング・クロックS1−
1が生成出力されたとき、識別部6から「1」検出信号
が入力されていないので、タイマ設定部7はそのときク
ロック周期レジスタ1−1に記入されているクロック周
期t1 でタイマ8を起動する(前記参照)。これによ
りt1 後タイマ8からサンプリング・クロックS1−2
が生成出力され、データ読取部3−1ではデータ・ラッ
チ4−1が「0」であるので、データ・レジスタ5−1
に「0」が記入される。このサンプリング・クロックS
1−2が生成出力されたとき、今度はクロック周期レジ
スタ1−1に記入されているクロック周期t2 でタイマ
8が起動される(前記参照)。
【0034】(4)ところが、クロック周期t2 が経過
しない途中で、トラック1からビットb3 として「1」
が読み出されると、識別部6がこれを識別してタイマ設
定部7に「1」検出信号を出力する。これによりタイマ
設定部7はクロック周期レジスタ1−1から出力された
クロック周期t3 を読み取り、その1/2のt3 /2で
タイマ8を再起動する(前記参照)。一方トラック1
から読み出されたこの「1」はデータ読取部3−1にも
入力され、データ・ラッチ4−1にセットされる。
【0035】(5)前記t3 /2時間が経過すると、タ
イマ8はサンプリング・クロックS1−3を生成し、こ
れをデータ読取部3−1に出力する。これによりデータ
・ラッチ4−1にセットされた「1」が読み取られてデ
ータ・レジスタ5−1にこの「1」が記入され、データ
・ラッチ4−1がリセットされる。
【0036】(6)前記サンプリング・クロックS1−
3が生成出力されたとき、タイマ設定部7はクロック周
期レジスタ1−1に記入されているクロック周期t3
よりタイマ8を起動する(前記参照)。そしてt3
間経過後、サンプリング・クロックS1−4が生成出力
され、データ読取部3−1において、データ「0」が読
み取られ、データ・レジスタ5−1にこれが記入され
る。
【0037】このようなことがトラック1のデータにつ
いて順次行われ、読み取りデータ1が順次出力される。
トラック2〜トラック4においても、トラック1と同様
な制御が行われる。
【0038】本発明では、前記のように、トラックから
データ「1」が入力された場合は現状のタイマの如何に
かかわらず、クロック周期の1/2時間でタイマを再起
動する。この動作により読み取りタイミングの同期をと
ることができる。
【0039】タイマがタイムアウトし、サンプリング・
クロックが生成されると、そのときのクロック周期の時
間によりタイマが再起動され、タイマのタイムアウトま
でにデータ「1」の入力がない場合はクロック周期時間
によりサンプリング・クロックが生成される。この動作
によりデータ「1」の入力のない場合のサンプリング・
クロックを生成することができる。
【0040】各サンプリング・クロック生成部で生成さ
れたサンプリング・クロックは各データ読取部にて各ト
ラック信号とともに入力される。各トラック信号は、そ
れぞれ各データ・ラッチにてラッチされ、その出力信号
は各サンプリング・クロックにより各データ・レジスタ
にセットされ、クリアされる。
【0041】このようにクロック・トラックからの信号
はサンプリング・クロックの時間を決めるために用いら
れ、データの読み取りタイミングは、各トラックからデ
ータ「1」が入力される度にサンプリング・トラックを
その時点からクロックの周期の1/2時間で起動するこ
とで生成するため、各トラックの信号自身で読み取りの
同期をとることができる。従って、各データ・トラック
及びクロック・トラックの間にスキューがあっても読み
取りタイミングのずれは発生しない。
【0042】また、サンプリング・クロックをその時点
の最新クロック周期を用いて生成しているため、読み取
り媒体の速度変動が生じても、その変動に応じてサンプ
リング・クロック時間が補正できる。
【0043】前記説明ではクロック・トラック1つに対
してデータ・トラック数が4の場合について説明した
が、本発明は勿論これにのみ限定されるものではない。
データ・トラック数は適宜増減できるものである。デー
タも4ビット1組の例について説明したが勿論これに限
定されるものではなく、8ビット1組でも、何のもので
も適応できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、各データ・トラックに
データを直列に記録しており、読み取りの同期は、各ト
ラックのデータ「1」のタイミングで取る、つまり各ト
ラックのデータ自身で取ることができるように構成する
とともに、クロック・トラックは各データの並列読み取
り同期に使用せずにその周期を測定し、各トラック毎の
読み取りタイミングの生成に使用するので、各トラック
間のスキューを完全に無視してデータを直列に、正確に
読み取ることができる。
【0045】また常時クロック周期を測定し、その時間
を読み取りタイミングに使用するので、読み取り媒体の
搬送速度の変動についても影響を受けないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】従来の構成説明図である。
【図5】従来の磁気読取タイムチャートである。
【符号の説明】
1 クロック周期計測部 1−1 クロック周期レジスタ 2−1〜2−4 サンプリング・クロック生成部 3−1〜3−4 データ読取部 4−1〜4−4 データ・ラッチ 5−1〜5−4 データ・レジスタ 6 識別部 7 タイマ設定部 8 タイマ 20 サンプリング・クロック生成部 21 データ読取部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ・トラックにそれぞれ直列
    に記録されたデータと、これらのデータの記録と同時に
    クロック・トラックに記録された同期クロックを読み取
    る磁気データ読取装置において、 同期クロックの周期を計測するクロック周期計測部
    (1)と、 データ・トラックから読み出されたデータが入力され、
    このデータが特定の値のとき同期して前記クロック周期
    計測部(1)から出力されたクロック周期にもとづく一
    定時間後にサンプリング・クロックを生成するサンプリ
    ング・クロック生成部(2−1)、(2−2)・・・
    と、 データ・トラックから読み出されたデータと、サンプリ
    ング・クロックが入力され、サンプリング・クロックに
    よりデータの「1」、「0」を読み取るデータ読取部
    (3−1)、(3−2)・・・を具備したことを特徴と
    する磁気データ読取装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック周期計測部(1)でクロッ
    ク・トラックのクロック周期を常時測定し、トラックの
    読み出しデータが「0」のときサンプリング時間をその
    時点でのクロック周期時間で生成し、トラックの読み出
    しデータが「1」のときサンプリング時間をその時点で
    のクロック周期時間の1/2で生成したことを特徴とす
    る請求項1記載の磁気データ読取装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング・クロック生成部は、
    データ・トラックから読み出されたデータの「1」、
    「0」を識別する識別手段(6)と、タイマ(8)にタ
    イマ時間を設定するタイマ設定部(7)と、サンプリン
    グ・クロックを生成するタイマ(8)を設け、データ・
    トラックからの読み取りデータが「1」のときその時点
    でのクロック周期時間でタイマ(8)を起動し、データ
    ・トラックからの読み取りデータが「0」のときその時
    点でのクロック周期時間の1/2でタイマ(8)を起動
    するように構成したことを特徴とする請求項1記載の磁
    気データ読取装置。
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