JP3378660B2 - 温風式電気コタツ - Google Patents

温風式電気コタツ

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JP3378660B2 JP18581194A JP18581194A JP3378660B2 JP 3378660 B2 JP3378660 B2 JP 3378660B2 JP 18581194 A JP18581194 A JP 18581194A JP 18581194 A JP18581194 A JP 18581194A JP 3378660 B2 JP3378660 B2 JP 3378660B2
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松尾  茂
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反射板の下方にヒータと
ファンを回転駆動するモータを備えた温風式電気コタツ
に関する。
【0002】
【従来の技術】反射板の下方にヒータとファンを回転駆
動するモータを備えた温風式電気コタツは、実開平2−
28007号公報の第3図にみられるように反射板の下
面にヒータやモータのリード線が多く配置されている。
【0003】反射板の下面に位置するリード線は、反射
板に孔を穿ち該孔を通して反射板の上面に引き出して他
の電気部品、例えばヒータのリード線同士やヒータのリ
ード線とサーモスタット或は温度ヒューズのような温度
検出器と接続する構成であれば配線がスッキリとし見栄
えが良くなる。
【0004】ところが、この様な構成であると、反射板
に前記リード線を挿通する孔を穿つ必要があると共に、
この孔にはリード線の絶縁被覆が剥がれるのを防ぐため
にバーリング加工を行う必要がある。このため孔あけ等
の加工工程が増えると共にリード線を孔に挿通する作業
工程が増える欠点があった。
【0005】このため、結局、前述のようにリード線は
反射板の下面に配置して各部品の邪魔にならないところ
に押し寄せて加工工程と作業工程の省力化を計ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リード
線はもともと柔軟性があり振動等によって移動すること
が多く、このためリード線がファンに当って該ファンの
回転を停止させてモータの異常過熱を引きおこしたり、
ファンの回転停止によって各部品の冷却作用がなくなり
ヒータユニット内の温度が急激に上昇し火災を生ずる危
険があった。
【0007】本発明はモータを固定する支持板の一部を
利用してリード線を押えて固定し、作業性の向上を計る
と共にモータの回転停止に伴う異常過熱やリード線が他
の鋭利な金属部品に触れて被覆が剥れ漏電するといった
危険をなくしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、反射板と、該
反射板の下面に設けたヒータと、前記反射板の下面に固
定した支持板と、該支持板に固定したファンを回転駆動
するモータと、前記ヒータあるいは、モータから延出し
たリード線と、前記ヒータと支持板の下方に設けたガー
ドとを備え、前記支持板の一部には押え片を設け、該押
え片と前記反射板との間に前記リード線を被装した絶縁
チューブを挟持してなるものである。
【0009】また、前記押え片は、左右に拡がった幅広
形状としたものである。
【0010】そして、前記押え片は、前記支持板の一側
に空間を存して少なくとも複数個を設けて、その先端側
を遊端として弾性を持たせると共に前記絶縁チューブ内
に配置したリード線の接続部あるいはリード線と接続し
た温度検出器を前記空間に配置したものである。
【0011】
【作用】本発明は、モータを固定する支持板に押え片を
設け、この押え片と反射板との間にヒータあるいはモー
タから延出したリード線を被装した絶縁チューブを挟持
したことにより、リード線が移動してファンに当るのを
防止する。
【0012】また、押え片は左右に拡がった幅広形状と
したため、絶縁チューブの広範囲を押さえることができ
る。
【0013】そして、複数個の弾性を有する押え片間に
形成した空間に絶縁チューブ内に配置したリード線の接
続部あるいは温度検出器を配置したものであり、弾性に
よって絶縁チューブが外れるのを防ぐと共に接続部や温
度検出器が押さえられることがなく絶縁不良や性能劣
化、故障するのを防ぐことができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の温風式電気コタツの下面図、図2は同じ
く要部断面図、図3は同じく接続部を絶縁チューブにて
被装した断面図、図4は同じく温度検出器を絶縁チュー
ブにて被装した断面図、図5は同じく他の実施例を示す
温風式電気コタツの下面図である。
【0015】(1)は枠体(図示せず)に装着する方形
のコタツユニットで、以下にその詳細構造を説明する。
【0016】(2)は金属製の反射板で、一部に凹み
(3)を設けている。(4)(4)は両端に取付金具
(5)(5)、(5)(5)を有した棒状のヒータで、
前記取付金具を反射板の下面に取り付けている。(6)
は両側端に固定片(7)(7)を設けた側面形状がU形
の支持板で、前記固定片(7)には左右に拡がった幅広
形状を呈する押え片(8)を折曲し形成している。前記
固定片(7)は図1に示すようにその中間部をネジ
(9)にて反射板(2)に固定している。
【0017】この固定片(7)の固定に伴ない押え片
(8)の先端側は遊端となって図2に示すように前記凹
み(3)に臨んでいる。
【0018】(10)は前記支持板(6)の中央部に固
定したモータで、ファン(11)を回転駆動しコタツユ
ニット(1)の下方の空間を吸気して温風に変換し枠体
内に吐出する。(12)(12)は前記ヒータ(4)
(4)の端部から導出したリード線で、図3に示す様に
その接続部(13)を絶縁チューブ(14)に被装して
いる。(15)(15)は前記ヒータ(4)(4)の下
方に設けた遮熱カバー、(16)は前記ヒータ(4)
(4)と支持板(6)と遮熱カバー(15)(15)の
下方に設け鋼線材よりなるガードである。
【0019】かくして、コタツユニット(1)の組み立
ては、取付金具(5)(5)、(5)(5)を反射板
(2)の下面に固定してヒータ(4)(4)を取り付け
た後、遮熱カバー(15)(15)を固定し、モータ
(10)を固定した支持板(6)の固定片(7)を反射
板(2)に固定する。その後、図2に示すように絶縁チ
ューブ(14)を押え片(8)の弾性に抗して該押え片
と反射板(2)間に押し込み挟持固定する。
【0020】そして、ガード(16)の外側壁を反射板
(2)の側壁に固定し組み立てを完了する。
【0021】前述の絶縁チューブ(14)の固定は、押
え片(8)と反射板(2)間に挟持した状態で凹み
(3)内に保持される。
【0022】図4は絶縁チューブ(14)内に、リード
線(12)(12)と、温度ヒューズよりなる温度保安
器(17)と、該温度保安器と前記リード線(12)
(12)との接続を行うスリーブ(18)(18)を設
けている。
【0023】このように温度保安器(17)を被装した
絶縁チューブ(14)であっても前述のリード線の接続
部(13)を被装した場合と同様に前記押え片(8)と
反射板(2)間に挟持すればよい。
【0024】図5は押え片の他の実施形態を示すもの
で、支持板(6)の一側に空間(19)を存して複数個
(一対)の押え片(8)(8)を設けており、該押え片
により一層の弾性を持たせると共に前記空間(19)に
図3に示すリード線(12)(12)の接続部(13)
あるいは図4に示す温度保安器(17)を被装した絶縁
チューブ(14)を挟持する。この場合、接続部(1
3)や温度保安器(17)は前記空間(19)に位置さ
せて挟持する。
【0025】この結果、押え片(8)(8)はリード線
(12)(12)と絶縁チューブ(14)(14)のみ
を押さえることになり、接続部(13)や温度保安器
(17)には何等外力がかからない。
【0026】これは、接続部(13)や温度保安器(1
7)の部分はもともといくらかの太さがあるため、もし
押え片にて接続部を押さえた状態で絶縁チューブ(1
4)が破損した時には接続部(13)が押え板あるいは
反射板に接触して感電する危険があることから、この危
険を防止するために有効である。
【0027】尚、本発明では、温度保安器として温度ヒ
ューズを例示したが、サーモスタットやサーミスタであ
ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の様に本発明は、モータを固定する
支持板に押え片を設け、この押え片と反射板との間にヒ
ータあるいはモータから延出したリード線を被装した絶
縁チューブを挟持したものであるから、リード線をスッ
キリと配置することができ該リード線がファンやモータ
に触れて回転を停止するといったことが未然に防止でき
る。
【0029】さらに、リード線の挿通を行う孔を沢山設
ける必要がなく加工工程と作業工程を省くことができ
る。
【0030】また、押え片は左右に拡がった幅広形状と
したため、絶縁チューブの広範囲を押えることができ、
振動等によって絶縁チューブが押え片から外れることが
ないと共にリード線の一部のみを集中的に押さえること
はなく絶縁チューブの絶縁破壊を防止できる。
【0031】そして、複数個の押え片によって形成した
空間に絶縁チューブ内に配置したため、押え片がリード
線の接続部あるいは温度検出器を直接弾性によって強制
的に押えることがなく接続部や温度検出器の保護を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温風式電気コタツの下面図である。
【図2】同じく要部断面図である。
【図3】同じく接続部を絶縁チューブにて被装した断面
図である。
【図4】同じく温度検出器を絶縁チューブにて被装した
断面図である。
【図5】同じく他の実施例を示す温風式電気コタツの下
面図である。
【符号の説明】
1 コタツユニット 2 反射板 4 ヒータ 6 支持板 8 押え片 10 モータ 11 ファン 12 リード線 13 接続部 14 絶縁チューブ 16 ガード 17 温度保安器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/04 304 F24C 7/04 - 7/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射板と、該反射板の下面に設けたヒー
    タと、前記反射板の下面に固定した支持板と、該支持板
    に固定したファンを回転駆動するモータと、前記ヒータ
    あるいはモータから延出したリード線と、前記ヒータと
    支持板の下方に設けたガードとを備え、前記支持板の一
    部には押え片を設け、該押え片と前記反射板との間に前
    記リード線を被装した絶縁チューブを挟持してなること
    を特徴とする温風式電気コタツ。
  2. 【請求項2】 前記押え片は、左右に拡がった幅広形状
    をしたことを特徴とする請求項1に記載の温風式電気コ
    タツ。
  3. 【請求項3】 前記押え片は、前記支持板の一側に空間
    を存して少なくとも複数個を設けて、その先端側を遊端
    として弾性を持たせると共に前記絶縁チューブ内に配置
    したリード線の接続部あるいはリード線と接続した温度
    検出器を前記空間に配置したことを特徴とする請求項1
    に記載の温風式電気コタツ。
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