JP3378536B2 - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線CT(Compu
ted Tomography)装置に関し、さらに詳しくは、多数
のX線検出器を一列に配設した検出器アレイ(array)を
2段以上並設した多段検出器アレイを用いたヘリカルス
キャン(helical scan)により収集したデータを無駄な
く使用して、画質を向上するか又はX線被曝を減らすこ
とが出来るX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−108208号公報に開示の
X線CT装置では、多段検出器アレイを用いたヘリカル
スキャンによりデータを収集し、画像を生成するために
必要な複数ビューのそれぞれと同一ビューのデータまた
は対向ビューのデータであって画像生成位置に最も近い
2つのデータを前記収集したデータ中から選択し、それ
ら2つのデータを用いた補間演算により、画像を生成す
るための補間データを算出している。すなわち、補間演
算する際、異なる検出器アレイで収集したデータであっ
ても、画像生成位置に最も近い2つのデータを選択して
用いている。
【0003】図5〜図13を参照し、従来の補間演算に
ついて説明する。図5に示すように、2段検出器アレイ
60は、第1検出器アレイ61および第2検出器アレイ
62を一体化したものである。第1検出器アレイ61
は、多数のチャネルのX線検出器61(γ)を円弧状に
配列したものである。同様に、第2検出器アレイ62
は、多数のチャネルのX線検出器62(γ)を円弧状に
配列したものである。ここで、γは、チャネル角度であ
る。
【0004】図6に示すように、X線管30から放射さ
れたX線は、コリメータ50により偏平な扇状X線ビー
ムXrになり、2段検出器アレイ60の第1検出器アレ
イ61および第2検出器アレイ62に入射する。X線管
30と2段検出器アレイ60の中央チャネルとを結ぶ直
線Lを角度基準軸という。あるチャネルのチャネル角度
γは、X線管30と該チャネルとを結ぶ直線と角度基準
軸Lのなす角度である。すなわち、2段検出器アレイ6
0の中央チャネルではチャネル角度γ=0であり、2段
検出器アレイ60の図上左端のチャネルではチャネル角
度γ=+γmであり、2段検出器アレイ60の図上右端
のチャネルではチャネル角度γ=−γmである。
【0005】図7は、ファンビュー(fan view)角度と
パラビュー(para view)角度の説明図である。X線管
30および2段検出器アレイ60が回転した一つの角度
位置において角度基準軸Lが垂直軸となす角度をファン
ビュー角度βという。また、チャネル角度γのチャネル
に入射するX線が垂直軸となす角度をパラビュー角度θ
(γ)という。θ(γ)=β+γの関係がある。図7の
(a)に示すように、ファンビュー角度βiにおいてチ
ャネル角度γのチャネルで収集したデータをD(βi,
γ)で表わす。データD(βi,γ)のパラビュー角度
θ(γ)=βi+γなので、同一のパラビュー角度θ
(γ)=βi+γとなる隣接するデータすなわち同一ビ
ューの隣接するデータは、D(βi−2π,γ)および
D(βi+2π,γ)である。データD(βi,γ)の
パラビュー角度θ(γ)=βi+γなので、対向するパ
ラビュー角度θ(γ)=βi+γ−πまたはθ(γ)=
βi+γ+πとなる隣接するデータすなわち対向ビュー
の隣接するデータは、D(βi−π+2γ,−γ)また
はD(βi+π+2γ,−γ)である。図7の(b)
に、D(βi,+γm)の対向ビューの隣接するデータ
D(βi−π+2γm,−γm)およびD(βi+π+
2γm,−γm)を示す。
【0006】図8は、ファンビュー角度βと検出器アレ
イのz軸上の位置の説明図である。ヘリカルスキャンに
おける直線移動軸をz軸とし、図8の(b)に示すよう
に、ファンビュー角度β=0における検出器アレイ6
1,62の中間位置を画像生成位置とし、これをz=0
とする。また、各検出器アレイ61,62に入射する扇
状X線ビームXrの厚さをthとし、X線管30および
2段検出器アレイ60の1回転ごとに直線移動する距離
をdとし、p=d/thをヘリカルピッチとするとき、
図8ではヘリカルピッチp=1.5としている。図8の
(a)に示すように、ファンビュー角度β=−2π/3
において、第1の検出器アレイ61で得られるデータD
1(−2π/3,γ)はz=0のスキャン面のデータで
あり、第2の検出器アレイ62で得られるデータD2
(−2π/3,γ)はz=−thのスキャン面のデータ
である。また、図8の(b)に示すように、ファンビュ
ー角度β=0において、第1の検出器アレイ61で得ら
れるデータD1(0,γ)はz=th/2のスキャン面
のデータであり、第2の検出器アレイ62で得られるデ
ータD2(0,γ)はz=−th/2のスキャン面のデ
ータである。また、図8の(c)に示すように、ファン
ビュー角度β=2π/3において、第1の検出器アレイ
61で得られるデータD1(2π/3,γ)はz=th
のスキャン面のデータであり、第2の検出器アレイ62
で得られるデータD2(2π/3,γ)はz=0のスキ
ャン面のデータである。また、図8の(d)に示すよう
に、ファンビュー角度β=2πにおいて、第1の検出器
アレイ61で得られるデータD1(2π,γ)はz=2
thのスキャン面のデータであり、第2の検出器アレイ
62で得られるデータD2(2π,γ)はz=thのス
キャン面のデータである。例えば、データD1(0,
γ)とD2(0,γ)とは、パラビュー角度θ=γの同
一ビューである。また、例えば、データD1(−2π/
3,+γm)とD2(2π/3,−γm)とは、γm=
π/6のとき、パラビュー角度θ=−π/2またはπ/
2の対向ビューである。
【0007】一般に、N段の検出器アレイがあり、その
第n(=1,…,N)段の検出器アレイでz=0のスキ
ャン面のデータを得られる時のファンビュー角度βn
は、 βn=(2n−N−1)π/p で表される。
【0008】図9は、ファンビュー角度β=−2π,
0,2πにおける第1検出器アレイで得たデータD1
(β)および第2検出器アレイで得たデータD2(β)
に対応するスライスのz軸上の位置を表している。
【0009】図10は、第1検出器アレイのファンビュ
ー角度β(D1)と第1検出器アレイで得たデータD1(β
(D1))のスキャン面のz軸上の位置および第2検出器ア
レイのファンビュー角度β(D2)と第2検出器アレイで得
たデータD2(β(D2))のスキャン面のz軸上の位置を
余弦曲線により表している。
【0010】図11は、データD1(β),D2(β)
のスキャン面のz軸上の位置を直線により表している。
また、画像を生成するために使用するデータD1(β,
γ)を範囲A,Bで表し、データD2(β,γ)を範囲
D,Eで表している。なお、γm=π/6を想定してい
る。また、RCは、画像再構成位置z=0を表してい
る。−4π/3(a点)≦β(D1)<−2π/3(b点)
の範囲AのデータD1(β)と2π/3(b点)≦β(D
2)<4π/3(c点)の範囲DのデータD2(β)と
は、同一ビューであって画像生成位置z=0を挟み当該
画像生成位置z=0に最も近い2つのデータであるか
ら、これら2つのデータを選択し、各データの画像生成
位置z=0からの距離の逆数を各データの重みとした線
形補間を行って、補間データを算出する。なお、この補
間を、β(D1)とβ(D2)の差が2πであるため、360°
線形補間と呼ぶ。但し、特開平9−108208号公報
では、2回転線形補間と呼んでいる。一方、−2π/3
(b点)≦β(D1)<0(e点)の範囲BのデータD1
(β)と0(f点)≦β(D2)<2π/3(b点)の範囲
EのデータD2(β)とは、対向ビューのデータであっ
て画像生成位置z=0を挟み当該画像生成位置z=0に
最も近い2つのデータであるから、これら2つのデータ
を選択し、各データの画像生成位置z=0からの距離の
逆数を各データの重みとした線形補間を行って、補間デ
ータを算出する。なお、この補間を、2つのデータのX
線ビームの方向が逆向きであるため、180°線形補間
と呼ぶ。但し、特開平9−108208号公報では、1
回転線形補間と呼んでいる。なお、範囲Cのデータは、
範囲Bのデータを収集している時に同時に収集している
が、使用しない。同様に、範囲Fのデータは、範囲Eの
データを収集している時に同時に収集しているが、使用
しない。
【0011】図12は、中央チャネルγ=0についての
データD1(β, 0)の範囲A,BおよびデータD2
(β, 0)の範囲D,Eを表している。なお、範囲B
は、範囲Aに近い部分Baと範囲Cに近い部分Bcとに
分けて表している。また、範囲Eは、範囲Dに近い部分
Edと範囲Fに近い部分Efとに分けて表している。図
12から分かるように、範囲A,Dは同一ビューであ
る。従って、360°線形補間により、右下り斜線部分
の補間データが算出される。一方、範囲Baは範囲Ef
と対向ビューであり、範囲Edは範囲Bcと対向ビュー
である。従って、180°線形補間により、左下り斜線
部分の補間データが算出される。かくして、π分の補間
データが算出される。
【0012】図13は、補間データを模式的に表してい
る。相対パラビュー角度Θは、補間データの一方端を
“0”として表したパラビュー角度である。
【0013】以上のようにして、検出器アレイの全チャ
ネルについてのπ分の補間データが得られるので、ハー
フリコン(half reconstruction)により画像を生成す
ることが出来る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のX線CT装
置では、画像を生成するのに必要な複数ビューのそれぞ
れと同一ビューのデータまたは対向ビューのデータであ
って画像生成位置に最も近い2つのデータを、複数の検
出器アレイでそれぞれ収集したデータ中から選択して補
間演算し、画像を生成するためのデータを算出する。こ
のため、同一検出器アレイで収集したデータに限ってそ
の中から画像生成位置に最も近い2つのデータを選択し
て用いる場合よりも、画像生成位置に近い2つのデータ
を使えることとなり、画質の向上を図ることが出来る。
しかし、図11,図12の範囲Cのデータは、範囲Bの
データを収集している時に同時に収集しているにも関わ
らず、使用されておらず、無駄になっている問題点があ
る。同様に、範囲Fのデータは、範囲Eのデータを収集
している時に同時に収集しているにも関わらず、使用さ
れておらず、無駄になっている問題点がある。そこで、
本発明の目的は、収集しているデータを無駄なく使用し
て、画質を向上するか又はX線被曝を減らすことが出来
るX線CT装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、多数のX線検出器を一列に配設した検出器アレイを
2段以上並設した多段検出器アレイに対して走査対象を
前記並設方向の軸に沿って相対的に直線移動させると共
に走査対象の周りにX線管を回転させながらデータを収
集するデータ収集手段と、前記直線移動軸上の一つの位
置での画像を生成するために必要な複数ビューのデータ
を当該画像生成位置の近傍で収集したデータから補間演
算により算出するデータ算出手段と、そのデータ算出手
段により算出した前記複数ビューのデータから画像を生
成する画像生成手段とを備えたX線CT装置であって、
前記データ算出手段は、前記複数ビューのそれぞれと同
一ビューのデータおよび対向ビューのデータであって前
記画像生成位置に最も近い3つのデータまたは前記複数
ビューのそれぞれの対向ビューのデータであって前記画
像生成位置に最も近い2つのデータを各検出器アレイで
収集したデータ中から選択して補間演算することを特徴
とするX線CT装置を提供する。上記第1の観点による
X線CT装置では、次のデータを選択して補間データを
算出する。 (1)画像を生成するために必要な複数ビューのそれぞ
れと同一ビューのデータおよび対向ビューのデータであ
って、当該画像生成位置に最も近い3つのデータ。 (2)画像を生成するために必要な複数ビューのそれぞ
れの対向ビューのデータであって、当該画像生成位置に
最も近い2つのデータ。上記(1)は、従来同一ビュー
の2つのデータであったものに、対向ビューを加えて、
3つのデータとしたものである。この新たに加える対向
ビューは、上記(2)のデータを収集したときに同時に
収集されていたものであるが、従来は使用されていなか
ったデータである。従って、収集したデータを無駄なく
使用できるため、撮影条件が従来と同じであれば、SN
比を向上でき、画質を向上することが出来る。他方、画
質が従来と同程度でよければ、X線管電流を減らし、X
線被曝を減らすことが出来る。
【0016】第2の観点では、本発明は、上記第1の観
点にかかるX線CT装置において、前記データ算出手段
は、各データを収集した位置と前記画像生成位置の距離
の逆数を各データの重みとした線形補間を行うことを特
徴とするX線CT装置を提供する。上記第2の観点によ
るX線CT装置では、3つのデータを選択した場合で
も、2つのデータを選択した場合でも、等価な補間を行
うことが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態を説明す
る。なお、これにより本発明が限定されるものではな
い。図1は、本発明の一実施形態にかかるX線CT装置
のブロック図である。このX線CT装置100は、操作
コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ2
0とを具備している。前記操作コンソール1は、操作者
の指示や情報などを受け付ける入力装置2と、ヘリカル
スキャン処理や補間演算処理や画像再構成処理などを実
行する中央処理装置3と、制御信号などを撮影テーブル
10や走査ガントリ20へ出力する制御インタフェース
4と、走査ガントリ20で取得したデータを収集するデ
ータ収集バッファ5と、画像などを表示するCRT6
と、各種のデータやプログラムを記憶する記憶装置7と
を具備している。前記撮影テーブル10は、被検体を乗
せて体軸方向に移動させる。前記走査ガントリ20は、
X線管30と、コリメータ50と、2段検出器アレイ6
0と、X線照射のタイミングや強度を調整するX線コン
トローラ21と、前記コリメータ50のX線透過スリッ
トの幅や位置を調整するコリメータコントローラ22
と、データ収集部23と、被検体の体軸の回りにX線管
30や2段検出器アレイ60などを回転させる回転コン
トローラ24とを具備している。
【0018】ヘリカルスキャンによるデータの収集は、
図10〜図16を参照して「従来の技術」で説明した通
りである。
【0019】図2は、画像を生成するために使用するデ
ータD1(β, γ)を範囲A,B,Cで表し、データD
2(β,γ)を範囲D,E,Fで表している。なお、γ
m=π/6を想定している。また、RCは、画像再構成
位置z=0を表している。
【0020】図3は、中央チャネルγ=0についてのデ
ータD1(β, 0)の範囲A,B,CおよびデータD2
(β, 0)の範囲D,E,Fを表している。なお、範囲
A,Dは、範囲Bに近い部分Ab,Dbと範囲Eに近い
部分Ae,Deとに分けて表している。また、範囲B
は、範囲Aに近い部分Baと範囲Cに近い部分Bcとに
分けて表している。また、範囲Eは、範囲Dに近い部分
Edと範囲Fに近い部分Efとに分けて表している。図
3から分かるように、範囲Ab,Dbは同一ビューであ
り、範囲Fは対向ビューである。従って、範囲Ab,D
bの360°線形補間および範囲Fの180°線形補間
により、右下り太斜線部分の補間データが算出される。
また、範囲Ae,Deは同一ビューであり、範囲Cは対
向ビューである。従って、範囲Ae,Deの360°線
形補間および範囲Cの180°線形補間により、左下り
太斜線部分の補間データが算出される。一方、範囲Ba
は範囲Efと対向ビューであり、範囲Edは範囲Bcと
対向ビューである。従って、180°線形補間により、
左下り細斜線部分の補間データが算出される。かくし
て、π分の補間データが算出される。
【0021】図4は、補間データを模式的に表してい
る。検出器アレイの全チャネルについて、相対パラビュ
ー角度Θで0〜πの補間データが得られるので、ハーフ
リコンにより画像を生成することが出来る。
【0022】
【発明の効果】本発明のX線CT装置によれば、多段検
出器アレイを用いたヘリカルスキャンによりデータを収
集し、それら収集したデータを無駄なく使用するため、
画質を向上するか又はX線被曝を減らすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるX線CT装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明のX線CT装置で使用するデータの範囲
を示す概念図である。
【図3】本発明のX線CT装置で使用する中央チャネル
のデータの範囲を示す概念図である。
【図4】本発明のX線CT装置で算出される補間データ
の範囲を示す概念図である。
【図5】2段検出器アレイの要部斜視図である。
【図6】X線と2段検出器アレイの関係を示す説明図で
ある。
【図7】ファンビュー角度βとパラビュー角度θと同一
ビューと対向ビューの説明図である。
【図8】2段検出器アレイのファンビュー角度と直線移
動軸上の位置の関係を説明する例示図である。
【図9】ファンビュー角度β=−2π,0,2πにおけ
る2段検出器アレイの直線移動軸上の位置の関係を説明
する例示図である。
【図10】2段検出器アレイの各検出器アレイのファン
ビュー角度と直線移動軸上の位置の関係を余弦曲線で表
した説明図である。
【図11】従来のX線CT装置で使用するデータの範囲
を示す概念図である。
【図12】従来のX線CT装置で使用する中央チャネル
のデータの範囲を示す概念図である。
【図13】従来のX線CT装置で算出される補間データ
の範囲を示す概念図である。
【符号の説明】
100 X線CT装置 3 中央処理装置 20 走査ガントリ 30 X線管 60 2段検出器アレイ 61 第1検出器アレイ 62 第2検出器アレイ Xr 扇状X線ビーム th 扇状X線ビームの
厚さ d 1回転ごとの直線
移動距離 p ヘリカルピッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−238935(JP,A) 特開 平9−154838(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のX線検出器を一列に配列した検出
    器アレイを2段並設した2段検出器アレイ及びX線管に
    対して走査対象を前記並設方向の軸に沿って相対的に直
    線移動させると共に前記走査対象の周りに前記2段検出
    器アレイ及びX線管を回転させながらデータを収集する
    データ収集手段と、前記直線移動軸上の一つの位置での
    画像を生成するために必要な複数ビューのデータをその
    画像生成位置の近傍で収集したデータから補間演算によ
    り算出するデータ算出手段と、前記データ算出手段によ
    り算出した前記複数ビューのデータを用いて画像を生成
    する画像生成手段とを備えたX線CT装置であって、 前記データ収集手段は、前記X線管から放射される扇状
    X線ビームの厚さをthとし、前記2段検出器アレイ及
    びX線管の1回転ごとに前記走査対象を前記直線移動さ
    せる距離をdとするとき、d/th=1.5とし、 前記データ算出手段は、前記2段検出器の並設方向にお
    いて2段の検出器アレイが互いに接している位置を画像
    生成位置としたときに、その画像生成位置から前記直線
    移動軸上の前及び後の方向に前記2段検出器アレイ及び
    X線管をそれぞれ4π/3ずつ回転させてデータを収集
    し、その収集したデータをファンビュー角度−4π/3
    から4π/3までのデータとして、前記画像を生成する
    ために必要な複数ビューのデータを、互いに異なる前記
    検出器アレイ間で同一ビューとなる第1のデータ(A,
    D)と前記同一ビューに対して対向ビューとなる第2の
    データ(C,F)と互いに異なる前記検出器アレイ間で
    互いに対向ビューとなる第3のデータ(B,E)とに分
    けて、前記ファンビュー角度−4π/3から−2π/3
    まで及び2π/3から4π/3までの場合には前記第1
    のデータ及び前記第2のデータであって前記画像生成位
    置に最も近い3つのデータを用いて補間演算をすると共
    に、前記ファンビュー角度−2π/3から2π/3まで
    の場合には前記第3のデータであって前記画像生成位置
    に最も近い2つのデータを用いて補間演算をすることを
    特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線CT装置におい
    て、前記データ算出手段は、各データを収集した位置か
    ら前記画像生成位置までの距離に基づく線形補間を行う
    ことを特徴とするX線CT装置。
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