JP3377743B2 - 移動体識別装置 - Google Patents

移動体識別装置

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JP3377743B2
JP3377743B2 JP00863398A JP863398A JP3377743B2 JP 3377743 B2 JP3377743 B2 JP 3377743B2 JP 00863398 A JP00863398 A JP 00863398A JP 863398 A JP863398 A JP 863398A JP 3377743 B2 JP3377743 B2 JP 3377743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビジョ
ンカメラ(以下、TVカメラと称する)の撮像により得
られた画像データを処理して移動体の種別を識別する移
動体識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の移動体識別装置の構成図
である。この識別装置の概略は、TVカメラ1により識
別対象とする移動体2を撮像し、サンプリング時間Δt
の間隔だけ離れた2つのタイミング時刻tとt+Δtと
でそれぞれ得られた2枚の画像データI(t) とI(t+Δ
t)との差分画像データ |I(t+Δt)−I(t) | …(1) を求める。
【0003】そして、この差分画像データの値の大きな
部分が移動体2の画像部分であり、差分画像データの値
の小さな部分は静止しているし背景の領域であるとして
移動体2の画像部分のみを抽出する。
【0004】次に、移動体2の画像部分の面積を計算
し、その面積がある値以上のものだけを移動体2の領域
であるとし、この領域から識別対象である移動体2が例
えば図17に示すように車体と、その他の移動体である
例えば人間や小動物(犬、猫等)とを識別可能としてい
る。
【0005】具体的に説明すると、TVカメラ1は、走
行する移動体2を撮像し、その画像信号を出力する。こ
の画像信号は、A/D変換器3によりディジタルの画像
データに変換され、量子化された時刻tの画像データI
(t,i,j) として移動体検知器4に送られる。ここに、
i、jは1≦i≦M、1≦j≦Nであり、M×Nは画像
サイズである。なお、図18(a) は時刻tの画像データ
I(t,i,j) の一例を示す模式図である。
【0006】そして、サンプリング時間Δt秒後には、
TVカメラ1から出力された画像信号は、A/D変換器
3によりディジタルの画像データに変換され、量子化さ
れた画像データI(t+Δt ,i,j) として移動体検知器4
に送られる。なお、図18(b) は時刻t+Δt の画像デ
ータI(t+Δt ,i,j) の一例を示す模式図である。
【0007】この移動体検知器4は、2つの画像データ
I(t,i,j) とI(t+Δt ,i,j) とを入力し、次式(2) に
示すような演算を実行して差分画像データJ(t+Δt ,
i,j)を得る。
【0008】 J(t+Δt ,i,j) =|I(t+Δt ,i,j) −I(t,i,j) | …(2) (1≦i≦M、1≦j≦N) 次に移動体検知器4は、この差分画像データJ(t+Δt
,i,j) と予め設定された閾値とを比較し、差分画像デ
ータJ(t+Δt ,i,j) における閾値よりも大きい画素す
なわち明るさが大きく変化する画素を値「1」に、又小
さい画素すなわち明るさがあまり変化しない画素を値
「0」に変換し、移動体形状検出器5に2値画像データ
K(t+Δt ,i,j) として送出する。
【0009】図19はかかる2値画像データK(t+Δt
,i,j) の模式図を示し、移動体2の領域の画素値が
「1」として現わされ、その周囲の領域の画素値が
「0」として現わされている。
【0010】次に移動体形状検出器5は、2値画像デー
タK(t+Δt ,i,j) の値「1」を1つの塊である移動体
領域6として抽出し、この移動体領域6の面積を画素単
位で演算する。この移動体領域6の面積値は、移動体2
の大きさを表している。
【0011】次に移動体識別器7は、移動体形状検出器
5により求められた移動体領域6の面積値を受けて予め
設定された閾値と比較し、移動体領域6の面積値が閾値
以上であれば、その移動体領域6は例えば車体や人間で
あり、閾値未満であれば、本来検知すべきでない小物体
例えば犬等の小動物であると認識する。
【0012】このように検知された移動体2を含む画像
領域の大きさにより検知すべき移動体(車体や人間)と
検知すべきでない物体(例えば犬や猫等の小動物)とを
識別できる。
【0013】ここで、上記移動体形状検出器5は、図2
0に示すように移動体領域6に対して外接する四角形の
縦と横の各長さh、wの縦横比r r=w/h …(3) を演算する。
【0014】そして、上記移動体識別器7は、縦横比r
の値と予め設定された閾値(例えば1)とを比較し、縦
横比rが閾値以上であれば、移動体2の形状は横長であ
るとして車体と判定し、閾値未満であれば縦長であると
して人間と判定し、車体と人間とを識別できるものとな
っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車体を
正面から観測した場合や人間が両手、両足を大きく広げ
て歩行する場合、そのときの各画像データは、それぞれ
図21(a)(b)に示すような画像となり、これらの縦横比
rの値はいずれも1に近い値となり、単に1より大きい
か小さいかで車体か人間かを識別すると、識別ミスの可
能性が高くなってしまう。
【0016】又、閾値として、縦横比rがr≧rth1
1とのとき車体、r<rth2 <1のとき人間、rth2
r<rth1 のときそれら以外、として識別しているが、
これでは単にそれら以外に属する場合を増加させるだけ
であり、縦横比rが1付近の場合、正確に車体と人間と
を識別することは困難である。そこで本発明は、正確に
車体と人間とを識別できる移動体識別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、撮像
装置により移動体を撮像したときに得られる画像データ
から所定サンプリング時間差の各画像データの差分画像
データを求め、この差分画像データにおける移動体の含
まれる移動体領域の形状に基づいて移動体の種別を識別
する移動体識別装置において、移動体領域内の画像デー
タから移動体全体の移動方向の分布を求め、この移動方
向の分布の程度を表す均一度を求める均一度処理手段を
備え、この均一度及び移動体領域の形状に基づいて移動
体の種別を識別する移動体識別装置である。
【0018】請求項2によれば、請求項1記載の移動体
識別装置において、均一度処理手段は、移動体領域を複
数の小領域に分割してこれら小領域の各移動ベクトルを
検出し、かつこれら移動ベクトルの方向分布に対する均
一性の程度を表す均一度を求める移動方向分布検出手段
としての機能を有する。
【0019】請求項3によれば、請求項1記載の移動体
識別装置において、均一度処理手段は、移動体領域の各
画素ごとにエッジ方向を検出し、かつこれらエッジ方向
の方向分布に対する均一性の程度を表す均一度を求める
エッジ方向分布検出手段としての機能を有する。
【0020】請求項4によれば、請求項1記載の移動体
識別装置において、均一度処理手段は、移動体領域を複
数の小領域に分割してこれら小領域の各移動ベクトルを
検出し、かつこれら移動ベクトルの方向分布に対する均
一性の程度を表す均一度を求める移動方向分布検出手段
と、移動体領域の各画素ごとにエッジ方向を検出し、か
つこれらエッジ方向の方向分布に対する均一性の程度を
表す均一度を求めるエッジ方向分布検出手段とを備え
た。
【0021】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。なお、図17と
同一部分には同一符号を付してある。図1は移動体識別
装置の構成図である。
【0022】TVカメラ1の出力端子には、A/D変換
器3を介して移動体検知器4が接続されている。この移
動体検知器4は、サンプリング時間Δtの間隔だけ離れ
た2つのタイミング時刻tとt+Δtとでそれぞれ得ら
れた2枚の画像データI(t) とI(t+Δt)との差分画像
データを求め、この差分画像データ中から移動体2を含
む移動体領域6を抽出して移動体形状検出器5及び移動
方向分布検出器10に送出する機能を有している。
【0023】このうち移動体形状検出器5は、移動体検
知器4により抽出された移動体領域6を入力し、この移
動体領域6の面積とこの移動体領域6に外接する長方形
の縦横比rの値を求める機能を有している。
【0024】一方、移動方向分布検出器10は、移動体
領域6を複数の小領域に分割してこれら小領域の各移動
ベクトルを検出し、かつこれら移動ベクトルの方向分布
に対する均一性の程度を表す均一度fを求める機能を有
している。
【0025】移動体識別器11は、移動体形状検出器5
により得られた移動体領域6の面積とこの移動体領域6
に外接する長方形の縦横比rの値を入力すると共に、移
動方向分布検出器10により求められた均一度を入力
し、これら移動体領域6の面積、縦横比r及び均一度f
に基づいて車体、人間、これら以外とを識別する機能を
有している。
【0026】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。TVカメラ1は、走行する移動体2を撮
像し、その画像信号を出力する。この画像信号は、A/
D変換器3によりディジタルの画像データに変換され、
上記図18(a) に示すような量子化された時刻tの画像
データI(t,i,j) として移動体検知器4に送られる。
【0027】続いてサンプリング時間Δt秒後、TVカ
メラ1から出力された画像信号は、A/D変換器3によ
りディジタルの画像データに変換され、上記図18(b)
に示すような量子化された画像データI(t+Δt ,i,j)
として移動体検知器4に送られる。
【0028】この移動体検知器4は、2つの画像データ
I(t,i,j) とI(t+Δt ,i,j) とを入力し、上記式(2)
に示す演算を実行して差分画像データJ(t+Δt ,i,j)
を得る。
【0029】次に移動体検知器4は、この差分画像デー
タJ(t+Δt ,i,j) と予め設定された閾値とを比較し、
差分画像データJ(t+Δt ,i,j) における閾値よりも大
きい画素すなわち明るさが大きく変化する画素を値
「1」に、又小さい画素すなわち明るさがあまり変化し
ない画素を値「0」に変換し、移動体形状検出器5及び
移動方向分布検出器10に上記図19に示すような2値
画像データK(t+Δt ,i,j) として送出する。
【0030】このうち移動体形状検出器5は、2値画像
データK(t+Δt ,i,j) の値「1」を1つの塊である移
動体領域6として抽出し、この移動体領域6の面積sを
画素単位で演算する。
【0031】又、移動体形状検出器5は、上記図20に
示すように移動体領域6に対して外接する四角形の縦と
横の各長さh、wの縦横比r r=w/h …(4) を演算する。
【0032】一方、移動方向分布検出器10は、図2に
示すように移動体領域6を複数の小領域に分割してこれ
ら小領域の各移動ベクトルを検出し、かつこれら移動ベ
クトルの方向分布に対する均一性の程度を表す均一度を
求める。
【0033】この移動方向分布検出器10の動作ついて
具体的に説明すると、図2に示すように移動体領域6を
複数の正方形状の小領域Rk に分割する。ここに、k=
1,2,3,…,Kである。
【0034】これら小領域Rk の1つの大きさは、一片
の長さが例えば5乃至20画素程度となっている。そし
て、移動体領域6の境界付近の小領域Rk は、その形状
が正方形状でないものは除外するか、又は小領域Rk
形状が正方形状になるように移動体領域6を拡大処理す
る。
【0035】すなわち、このような移動体領域6の拡大
処理は、正方形の領域中にその一部が少しでも含まれる
ものは全て選択し、それを新たな移動体領域とする。図
2に示す点線により新たな移動体領域が示されている。
【0036】次に、個々の小領域Rk に対してそれに含
まれる画像データに対する移動ベクトル(uk ,vk
を求める。この移動ベクトル(uk ,vk )の導出は、
次の方程式を解くことにより得られる。
【0037】
【数1】 ここに、Ix(i,j)、Iy(i,j)、It(i,j)は、それぞれ画
像I(t,i,j) のi方向の空間微分画像、j方向の空間微
分画像、及び画像I(t,i,j) の時間微分画像である。
【0038】又、記号Σは、小領域Rk の中に含まれる
全ての画素についての和を取ることを意味する。これら
の微分画像は、具体的には以下に示すような計算式(6)
乃至(8) により求められる。
【0039】 Ix(i,j)=I(i+1,j) −I(i,j) …(6) Iy(i,j)=I(i,j+1) −I(i,j) …(7) It(i,j)=I( t+Δt,i,j,) −I(t,i,j) …(8) しかるに移動ベクトル(uk ,vk )は、小領域Rk
に含まれる移動体2の一部分が時刻tから時刻t+Δt
の間に空間的にi方向、j方向に進む距離(画素/Δ
t)を示している。
【0040】この結果、図3に示すように全ての小領域
k に対して移動ベクトルの集合(uk ,vk )(k=
1,2,3,…,K)が得られる。次に、この移動ベク
トル(uk ,vk )の方向θk を次式(9) 乃至(14)によ
り計算する。 (a) uk >0、vk ≧0のとき、 θk =tan-1( vk /uk ) …(9) (b) uk <0、vk ≧0のとき、 θk =(π/2)+tan-1|vk /uk | …(10) (c) uk <0、vk <0のとき、 θk =π+tan-1|vk /uk | …(11) (d) uk >0、vk <0のとき、 θk =(3π/2)+tan-1|vk /uk | …(12) (e) uk =0、vk >0のとき、 θk =π/2 …(13) (f) uk =0、vk <0のとき、 θk =3π/2 …(14) (g) uk =vk =0のとき、θk は定義はせず。その小
領域Rk のデータは除外する。
【0041】これら式(9) 乃至(14)により各小領域Rk
の移動ベクトル(uk ,vk )の方向θk は、図4に示
すような値を持つものとなる。この移動ベクトル(u
k ,vk )の方向θk (k=1,2,3,…,K)の値
から図5及び図6に示すような移動方向ヒストグラムが
生成される。すなわち、角度0乃至2πを適当な幅Δθ
で量子化し、それぞれの方向毎に移動ベクトルの数を累
積加算して移動方向ベクトルを作成する。
【0042】この移動方向ベクトルの最大値を与える方
向θM を求め、この方向θM を中心に幅θW の範囲に入
る移動ベクトルの総数をLとし、移動ベクトルの方向分
布の均一度fを次式で定義する。
【0043】 f=L/K …(15) この移動ベクトルの方向分布の均一度fは、以下のこと
を示している。図3に示すように移動体2として車体の
場合は、サンプリング時間Δtの間に、ある方向に移動
するが、その形状の変形は見られない。
【0044】従って、移動ベクトルの方向はほぼ同一方
向に向くので、移動方向ヒストグラムは、上記図5に示
すように最大値を与える方向θM の頻度が高くなってい
る。一方、移動体2として人間の場合は、歩行している
とき、図7に示すようにサンプリング時間Δtの間に、
全体としては同一進行方向に移動するが、身体の各部位
について細かく観ると、歩行時は様様な方向に動くの
で、その移動方向ヒストグラムは、図6に示すように最
大値を与える方向θM の頻度が低くなっている。
【0045】従って、車体に対する移動ベクトルの方向
分布の均一度fは1に近く、人間に対する均一度fは小
さい値を取る。次に、移動体識別器11は、移動体形状
検出器5により得られた移動体領域6の面積s及び縦横
比rの値を入力すると共に、移動方向分布検出器10に
より求められた均一度fを入力し、これら移動体領域6
の面積s、縦横比r及び均一度fに基づいて車体、人
間、これら以外とを識別する。
【0046】これら車体、人間、これら以外との識別
は、次の関係により行なわれる。 (a) s≧sth、かつr≧rth1 、かつf≧fthのとき車
体と識別 (b) s≧sth、かつr<rth2 、かつf<fthのとき人
間と識別 (c) これら(a) 及び(b) 以外のとき車体、人間以外と識
別する。
【0047】ここで、sth、rth1 、rth2 、fthは、
それぞれ予め設定された閾値である。なお、rth1
1、rth2 >1に設定可能である。このように上記第1
の実施の形態においては、サンプリング時間Δtの間隔
だけ離れた2つのタイミング時刻tとt+Δtとでそれ
ぞれ得られた2枚の画像データI(t) とI(t+Δt)との
差分画像データ中から移動体2を含む移動体領域6を抽
出した後に、移動移動体領域6を複数の小領域Rk に分
割してこれら小領域Rk の各移動ベクトルを検出し、か
つこれら移動ベクトルの方向分布に対する均一性の程度
を表す均一度fを求める移動方向分布検出器10を備え
たので、移動体2として例えば車体を正面から観測した
場合や人間が両手、両足を大きく広げて歩行する場合で
も、車体の動きと人間の動きとの均一性の違いから車体
と人間とを正確に識別できる。 (2) 次に本発明の第2の実施の形態について図面を参照
して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付
してありその詳しい説明は省略する。
【0048】図8は移動体識別装置の構成図である。エ
ッジ方向分布検出器12は、移動体検知器4により得ら
れた移動体領域6の各画素ごとにエッジ方向を検出し、
かつこれらエッジ方向の方向分布に対する均一性の程度
を表す均一度gを求める機能を有している。
【0049】移動体識別器13は、移動体形状検出器5
により得られた移動体領域6の面積sとこの移動体領域
6に外接する長方形の縦横比rの値を入力すると共に、
エッジ方向分布検出器12により求められた均一度gを
入力し、これら移動体領域6の面積s、縦横比r及び均
一度gに基づいて車体、人間、これら以外とを識別する
機能を有している。
【0050】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。TVカメラ1は、走行する移動体2を撮
像し、上記同様にディジタル化された時刻tの画像デー
タI(t,i,j) {図18(a) }、続いてΔt秒後に画像デ
ータI(t+Δt ,i,j) {図18(b) }として移動体検知
器4に送られる。
【0051】この移動体検知器4は、2つの画像データ
I(t,i,j) とI(t+Δt ,i,j) とを入力し、上記式(2)
に示す演算を実行して差分画像データJ(t+Δt ,i,j)
を得る。
【0052】次に、この移動体検知器4は、上記同様
に、差分画像データJ(t+Δt ,i,j)と予め設定された
閾値とを比較し、差分画像データJ(t+Δt ,i,j) にお
ける閾値よりも大きい画素を値「1」に、又小さい画素
を値「0」に変換し、移動体形状検出器5及びエッジ方
向分布検出器12に上記図19に示すような2値画像デ
ータK(t+Δt ,i,j) として送出する。
【0053】このうち移動体形状検出器5は、2値画像
データK(t+Δt ,i,j) の値「1」を1つの塊である移
動体領域6として抽出してその面積sを画素単位で演算
し、かつ上記図20に示すように移動体領域6に対して
外接する四角形の縦と横の各長さh、wの縦横比rを演
算する。
【0054】一方、エッジ方向分布検出器12は、移動
体検知器4により得られた移動体領域6を入力し、この
移動体領域6の各画素ごとにエッジ方向を検出し、かつ
これらエッジ方向の方向分布に対する均一性の程度を表
す均一度gを求める。
【0055】このエッジ方向分布検出器12の動作つい
て具体的に説明すると、図2に示すような移動体領域6
の画像データI(t,i,j) に対して、i方向の空間微分画
像Ix(i,j)とj方向の空間微分画像Iy(i,j)とを計算
し、エッジの強さ (Ix 2 +Iy 21/2 …(16) がある閾値Ith以上の画素について、エッジ方向ψ(i,
j) を次式(17)乃至(20)により計算する。
【0056】
【数2】
【0057】すなわち、エッジの強さがある閾値Ith
上の画素を抽出すると、画像上の移動体の輪郭や模様な
どが検出される。又、エッジの方向は、エッジの各画素
において、明るさの変化が最も大きい方向を示してい
る。例えば、図9において明るさが変化する(この場
合、黒部分と白部分)境界がエッジであり、そのエッジ
方向はψは、0°となる。
【0058】これら式(17)乃至(20)により、上記図19
に示す移動体領域6の各画素におけるエッジ方向ψ(i,
j) は、図9に示すようにその画素近傍における明るさ
変化が最も大きい方向と定義される。すなわち、図10
に示すように明るさ変化の境界をエッジとしてそのエッ
ジ方向に対して直交する方向である(0≦ψ<π)。
【0059】このエッジ方向ψ(i,j) の値から図11に
示すエッジ方向ヒストグラムを生成する。すなわち、角
度0乃至πを適当な幅Δψで量子化し、それぞれの方向
にエッジの数を累積加算してエッジ方向ヒストグラムを
作成する。
【0060】このエッジ方向ヒストグラムの最大値を与
える方向ψM を求め、その方向ψMを中心に幅ψW の範
囲に入る画素の総数をNe としてエッジの方向分布の均
一度gを次式(21)で定義する。
【0061】 g=Ne /N …(21) ここにNは移動体領域6に含まれる画素の総数である。
この均一度gの意味は、次の通りである。
【0062】車体は、上記図21(a) に示すようにエッ
ジが直線状であり、エッジ方向ヒストグラムは、図11
に示すようにある特定の方向ψM 及びその周辺に集まる
傾向があり、均一度gの値は大きくなる。
【0063】一方、人間の場合は、上記図21(b) に示
すようにエッジの方向は、様様な方向を向くので、エツ
ジ方向ヒストグラムは、図12に示すようにある方向に
集中しないので、均一度gの値は小さくなる。
【0064】次に移動体識別器13は、移動体形状検出
器5により得られた移動体領域6の面積sとこの移動体
領域6に外接する長方形の縦横比rの値を入力すると共
に、エッジ方向分布検出器12により求められた均一度
gを入力し、これら移動体領域6の面積s、縦横比r及
び均一度gに基づいて車体、人間、これら以外とを識別
する。
【0065】これら車体、人間、これら以外との識別
は、次の関係により行なわれる。 (a) s≧sth、かつr≧rth1 、かつg≧gthのとき車
体と識別 (b) s≧sth、かつr<rth2 、かつg<gthのとき人
間と識別 (c) これら(a) 及び(b) 以外のとき車体、人間以外と識
別する。
【0066】このように上記第2の実施の形態において
は、サンプリング時間Δtの間隔だけ離れた2枚の画像
データI(t) とI(t+Δt)との差分画像データ中から移
動体2を含む移動体領域6を抽出した後に、この移動体
領域6の各画素ごとにエッジ方向を検出し、かつこれら
エッジ方向の方向分布に対する均一性の程度を表す均一
度gを求め、移動体領域6の面積s、縦横比r及び均一
度gに基づいて車体、人間、これら以外とを識別するよ
うにしたので、上記第1の実施の形態と同様に、移動体
2として例えば車体を正面から観測した場合や人間が両
手、両足を大きく広げて歩行する場合でも、車体の動き
と人間の動きとの均一性の違いから車体と人間とを正確
に識別できる。 (3) 次に本発明の第3の実施の形態について図面を参照
して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付
してありその詳しい説明は省略する。
【0067】図13は移動体識別装置の構成図である。
エッジ方向分布検出器12により求められた均一度g
は、移動体形状検出器5、移動方向分布検出器10及び
エッジ方向分布検出器12に送られるようになってい
る。
【0068】そして、これら移動体形状検出器5により
求められた2値画像データ中に含まれる移動体領域6の
面積s及び縦横比r、移動方向分布検出器10により求
められた均一度f、及びエッジ方向分布検出器12によ
り求められた均一度gは、識別関数演算器14に送られ
るようになっている。
【0069】この識別関数演算器14は、移動体領域6
の面積s及び縦横比r、均一度f、及び均一度gに基づ
いて車体らしさC、人間らしさHの各値を演算し求める
機能を有している。
【0070】移動体識別器13は、識別関数演算器14
により求められた車体らしさC、人間らしさHの各値に
基づいて車体、人間、これら以外とを識別する機能を有
している。
【0071】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。TVカメラ1は、走行する移動体2を撮
像し、上記同様にディジタル化された時刻tの画像デー
タI(t,i,j) {図18(a) }、続いてΔt秒後に画像デ
ータI(t+Δt ,i,j) {図18(b) }として移動体検知
器4に送られる。
【0072】この移動体検知器4は、2つの画像データ
I(t,i,j) とI(t+Δt ,i,j) とを入力し、上記式(2)
に示す演算を実行して差分画像データJ(t+Δt ,i,j)
を得る。
【0073】次に、この移動体検知器4は、上記同様
に、差分画像データJ(t+Δt ,i,j)と予め設定された
閾値とを比較し、差分画像データJ(t+Δt ,i,j) にお
ける閾値よりも大きい画素を値「1」に、又小さい画素
を値「0」に変換し、移動体形状検出器5、移動方向分
布検出器10及びエッジ方向分布検出器12に上記図1
9に示すような2値画像データK(t+Δt ,i,j) として
送出する。
【0074】このうち移動体形状検出器5は、2値画像
データK(t+Δt ,i,j) の値「1」を1つの塊である移
動体領域6として抽出してその面積sを画素単位で演算
し、かつ上記図20に示すように移動体領域6に対して
外接する四角形の縦と横の各長さh、wの縦横比rを演
算する。
【0075】これと共に、移動方向分布検出器10は、
図2に示すように移動体領域6を複数の小領域に分割し
てこれら小領域の各移動ベクトルを検出し、かつこれら
移動ベクトルの方向分布に対する均一性の程度を表す均
一度を求める。
【0076】さらに、エッジ方向分布検出器12は、移
動体検知器4により得られた移動体領域6を入力し、こ
の移動体領域6の各画素ごとにエッジ方向を検出し、か
つこれらエッジ方向の方向分布に対する均一性の程度を
表す均一度gを求める。
【0077】そして、これら移動体形状検出器5により
求められた2値画像データ中に含まれる移動体領域6の
面積s及び縦横比r、移動方向分布検出器10により求
められた均一度f、及びエッジ方向分布検出器12によ
り求められた均一度gは、識別関数演算器14に送られ
る。
【0078】この識別関数演算器14は、移動体領域6
の面積s及び縦横比r、均一度f、及び均一度gに基づ
いて車体らしさC、人間らしさHの各値を演算し求め
る。すなわち、 (a) 車体らしさCは、(S≧Sthのとき) C=a1 ・C1 (r) +a2 ・C2 (f) +a3 ・C3 (g) …(22) (b) 人間らしさHは、(S≧Sthのとき) H=b1 ・H1 (r) +b2 ・H2 (f) +b3 ・H3 (g) …(23) (c) C=H=0 (s<sthのとき) …(24) を演算し求める。
【0079】ここに、a1 ,a2 ,a3 及びb1 ,b
2 ,b3 は重み係数であり、C1 ,C2 ,C3 は図14
(a) 乃至同図(c) に示すような関数、H1 ,H2 ,H3
は図15(a) 乃至同図(c) に示すような関数である。
【0080】これら関数は、C1 ,C2 ,C3 について
は、移動体領域6の画像が車体の場合、1又はそれに近
い値を出力する関数であり、H1 ,H2 ,H3 について
は、移動体領域6の画像が人間の場合、1又はそれに近
い値を出力する関数を示している。
【0081】ここでは比較的単純な関数形を示したが、
上記性質を有する関数であれば、同じ効果を得ることが
できる。従って、移動体領域6の縦横比rが大きく、移
動方向分布の均一度fが1に近く、エッジ方向分布の均
一度gが1に近いほど、車体らしさCの値は大きくな
り、人間らしさHの値は小さくなる。
【0082】次に移動体識別器15は、識別関数演算器
14により求められた車体らしさC、人間らしさHの各
値に基づいて車体、人間、これら以外とを識別する。こ
れら車体、人間、これら以外との識別は、次に示す関係
により行なわれ、かつ図16に示す通りとなる。 (a) C≧Cth1 、かつH<Hth2 のとき車体と識別 (b) C<Cth2 、かつH≧Hth1 のとき人間と識別 (c) これら(a) 及び(b) 以外のとき車体、人間以外と識
別する。
【0083】このように上記第3の実施の形態において
は、移動体領域6の面積s及び縦横比r、均一度f、及
び均一度gに基づいて車体らしさC、人間らしさHの各
値を演算し求め、これら車体らしさC、人間らしさHの
各値に基づいて車体、人間、これら以外とを識別するよ
うにしたので、上記第1の実施の形態と同様に、移動体
2として例えば車体を正面から観測した場合や人間が両
手、両足を大きく広げて歩行する場合でも、車体の動き
と人間の動きとの均一性の違いから車体と人間とを正確
に識別できる。
【0084】なお、本発明は、上記第1乃至第3の実施
の形態に限定されるものでなく次の通り変形してもよ
い。例えば、上記第1乃至第3の実施の形態では、車
体、人間、これら車体及び人間以外とを識別するものと
なつているが、これらに限らず他の移動体の識別に適用
できることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1乃
至4によれば、撮像装置により移動体を撮像したときに
得られる所定サンプリング時間差の各画像データの差分
画像データにおける移動体の含まれる移動体領域の形状
に基づいて移動体の種別を識別する場合、この移動体領
域内の画像データから移動体全体の移動方向の分布を求
め、この移動方向の分布の程度を表す均一度を求める均
一度処理手段、例えば移動体領域を複数の小領域に分割
してこれら小領域の各移動ベクトルを検出し、かつこれ
ら移動ベクトルの方向分布に対する均一性の程度を表す
均一度を求める移動方向分布検出手段、移動体領域の各
画素ごとにエッジ方向を検出し、かつこれらエッジ方向
の方向分布に対する均一性の程度を表す均一度を求める
エッジ方向分布検出手段とのいずれか一方又は両方を備
えたので、正確に車体と人間とを識別できる移動体識別
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる移動体識別装置の第1の実施の
形態を示す構成図。
【図2】同装置における移動方向分布検出器での移動体
領域を複数の小領域に分割する作用を示す模式図。
【図3】車体の全ての小領域に対する移動ベクトルの集
合を示す模式図。
【図4】小領域の移動ベクトル(uk ,vk )の方向θ
k を示す図。
【図5】車体に対する移動方向ヒストグラムを示す図。
【図6】人間に対する移動方向ヒストグラムを示す図。
【図7】人間の全ての小領域に対する移動ベクトルの集
合を示す模式図。
【図8】本発明に係わる移動体識別装置の第2の実施の
形態を示す構成図。
【図9】移動体領域の各画素におけるエッジ方向を示す
模式図。
【図10】エッジ方向を示すベクトル図。
【図11】車体に対する移動方向ヒストグラムを示す
図。
【図12】人間に対する移動方向ヒストグラムを示す
図。
【図13】本発明に係わる移動体識別装置の第3の実施
の形態を示す構成図。
【図14】移動体領域の画像が車体の場合に1又はそれ
に近い値を出力する関数を示す図。
【図15】移動体領域の画像が人間の場合に1又はそれ
に近い値を出力する関数を示す図。
【図16】移動体識別器による車体、人間、これら以外
との識別を示す模式図。
【図17】従来の移動体識別装置の構成図。
【図18】サンプリング時間Δtの間隔だけ離れた2つ
の画像データの模式図。
【図19】2値画像データの模式図。
【図20】移動体形状検出器による移動体領域に外接す
る四角形の縦横比を示す図。
【図21】車体を正面から観測した場合及び人間が両手
両足を大きく広げて歩行する場合の各画像データの模式
図。
【符号の説明】
1:TVカメラ、 2:移動体、 3:A/D変換器、 4:移動体検知器、 5:移動体形状検出器、 10:移動方向分布検出器、 11,13:移動体識別器、 12:エッジ方向分布検出器、 14:識別関数演算器、 15:移動体識別器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−117276(JP,A) 特開 平2−241855(JP,A) 特開 平8−83345(JP,A) 特開 平10−105712(JP,A) 特開 平11−25276(JP,A) 特開 平11−53692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G06T 1/00 H04N 7/18 G08G 1/00 - 1/16 B60R 21/00 G08B 13/00 - 15/02 G08B 19/00 - 21/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置により移動体を撮像したときに
    得られる画像データから所定サンプリング時間差の各画
    像データの差分画像データを求め、この差分画像データ
    における前記移動体の含まれる移動体領域の形状に基づ
    いて前記移動体の種別を識別する移動体識別装置におい
    て、 前記移動体領域内の画像データから前記移動体全体の移
    動方向の分布を求め、この移動方向の分布の程度を表す
    均一度を求める均一度処理手段を備え、 この均一度及び前記移動体領域の形状に基づいて前記移
    動体の種別を識別することを特徴とする移動体識別装
    置。
  2. 【請求項2】 前記均一度処理手段は、前記移動体領域
    を複数の小領域に分割してこれら小領域の各移動ベクト
    ルを検出し、かつこれら移動ベクトルの方向分布に対す
    る均一性の程度を表す均一度を求める移動方向分布検出
    手段としての機能を有することを特徴とする請求項1記
    載の移動体識別装置。
  3. 【請求項3】 前記均一度処理手段は、前記移動体領域
    の各画素ごとにエッジ方向を検出し、かつこれらエッジ
    方向の方向分布に対する均一性の程度を表す均一度を求
    めるエッジ方向分布検出手段としての機能を有すること
    を特徴とする請求項1記載の移動体識別装置。
  4. 【請求項4】 前記均一度処理手段は、前記移動体領域
    を複数の小領域に分割してこれら小領域の各移動ベクト
    ルを検出し、かつこれら移動ベクトルの方向分布に対す
    る均一性の程度を表す均一度を求める移動方向分布検出
    手段と、 前記移動体領域の各画素ごとにエッジ方向を検出し、か
    つこれらエッジ方向の方向分布に対する均一性の程度を
    表す均一度を求めるエッジ方向分布検出手段と、を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の移動体識別装置。
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