JP3377053B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP3377053B2
JP3377053B2 JP23460893A JP23460893A JP3377053B2 JP 3377053 B2 JP3377053 B2 JP 3377053B2 JP 23460893 A JP23460893 A JP 23460893A JP 23460893 A JP23460893 A JP 23460893A JP 3377053 B2 JP3377053 B2 JP 3377053B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば矩形又は円弧状
等の照明領域に対してマスク及び感光基板を同期して走
査することにより、マスク上のパターンを逐次感光基板
上に露光する所謂ステップ・アンド・スキャン方式の露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子又
は薄膜磁気ヘッド等をフォトリソグラフィー技術を用い
て製造する際に、フォトマスク又はレチクル(以下、
「レチクル」と総称する)のパターンを投影光学系を介
して、フォトレジスト等が塗布されたウエハ又はガラス
プレート等の感光基板上に露光する投影露光装置が使用
されている。最近は、半導体素子の1個のチップパター
ン等が大型化する傾向にあり、投影露光装置において
は、レチクル上のより大きな面積のパターンを感光基板
上に露光する大面積化が求められている。
【0003】斯かる大面積化に応えるために、感光基板
上の各ショット領域を初期位置にステッピングした後、
例えば矩形、円弧状又は6角形等の照明領域(これを
「スリット状の照明領域」という)に対してレチクル及
び感光基板を同期して走査することにより、レチクル上
のそのスリット状の照明領域より広い面積のパターンを
各ショット領域に逐次露光する所謂ステップ・アンド・
スキャン方式の投影露光装置が開発されている。従来
は、レチクル上にそのスリット状の照明領域を設定する
ために、レチクルと実質的に共役な位置又はレチクルの
近傍にそのスリット状の照明領域を決定する可動の遮光
手段が配置されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
に於いては、下記の様な2つの大きな不都合があった。
一般に、投影露光装置の照明光学系はレチクルを均一な
照度の照明光(露光光)で照明するように設計されてい
る。そのため、ステップ・アンド・スキャン方式の投影
露光装置においては、スリット状の照明領域に対してレ
チクル及び感光基板を同期して走査して露光が終了した
時点で、感光基板上にて良好な照度均一性を得るため
に、走査方向のスリット状の照明領域の幅が十分に一様
でなくてはならない。
【0005】これについて図7〜図9を参照して説明す
る。先ず、そのスリット状の照明領域に対するレチクル
の走査方向をX方向、この走査方向に垂直な非走査方向
をY方向とすると、スリット状の照明領域の走査方向の
幅が一様でない場合には、図7(a)に示すように、ス
リット状の照明領域30の走査方向の平行度が悪い場合
と、図8(a)に示すように、スリット状の照明領域3
1の走査方向のエッジ部に凹凸がある場合等がある。図
7(a)の場合に感光基板上で得られる非走査方向(Y
方向)の露光量分布E(Y)は、図7(b)に示すよう
にY方向に次第に増加又は減少するようなものとなる。
一方、図8(a)の場合に感光基板上で得られる非走査
方向(Y方向)の露光量分布E(Y)は、図8(b)に
示すようにY方向に不規則に変動するようなものとな
る。
【0006】これに関して現在の投影露光装置は、デザ
インルールが0.5μm未満というサブ・ハーフミクロ
ン領域でも使用されている。このような領域で線幅コン
トロールに必要とされる露光量の均一性は±1%にも達
すると言われている。従って、ステップ・アンド・スキ
ャン方式の投影露光装置において十分な照度均一性を得
るためには、スリット状の照明領域を決定するための照
明領域設定手段に対して、走査方向のエッジ部の凹凸の
少なさが要求されると共に、走査方向の幅を変化させる
際に走査方向のエッジ部を十分平行に保ったまま可動制
御することが要求される。このため、スリット状の照明
領域を決定するための照明領域設定手段を、走査に同期
して可変制御するのでは、要求される精度を保ってその
照明領域設定手段の動作を制御することが困難である、
又は可変機構が非常に複雑になるという第1の不都合が
あった。
【0007】また、図9に示す様に、レチクルR上に2
つの回路パターン領域32A及び32Bが走査方向に幅
L1の遮光部を隔てて並べて形成されているものとし
て、このレチクルRを走査方向の幅がL2のスリット状
の照明領域33に対して走査する場合を考える。また、
スリット状の照明領域33の幅L2は、回路パターン領
域32A,32Bを隔てる遮光部の幅L1より大きいと
する。この場合、例えばレチクルRの第1の回路パター
ン領域32Aのパターンのみをスキャン方式で感光基板
上に露光しようとすると、第2の回路パターン領域32
Bのパターンの一部も感光基板上に転写されてしまうと
いう第2の不都合があった。これを回避するためには、
レチクルR上の遮光部の幅L1を十分大きくすれば良い
が、それでは転写用の回路パターン領域の面積が小さく
なってしまう。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、スリット状の照
明領域に対してレチクル及び感光基板を同期して走査す
ることにより、レチクル上のパターンを逐次感光基板上
に露光可能なステップ・アンド・スキャン方式の露光装
置において、そのスリット状の照明領域の走査方向のエ
ッジ部を十分平行に保つことにより走査後十分な照度均
一性を保つと共に、レチクル上の複数のパターン領域中
の所望のパターン領域のパターンのみを感光基板上に転
写できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の露光
装置は、例えば図1及び図2に示す如く、転写用のパタ
ーンが形成されたマスク(R)上のスリット状の照明領
域(21)を感光基板(W)側に照明する照明光学系
(1〜4,8)と、そのスリット状の照明領域に対して
マスク(R)と感光基板(W)とを同期して走査する相
対走査手段(10,12,15)とを有し、この相対走
査手段によりそのスリット状の照明領域に対してマスク
(R)と感光基板(W)とを同期して走査することによ
り、マスク(R)上のパターンを逐次感光基板(W)上
に露光する露光装置において、マスク(R)のパターン
形成面の近傍の面、そのパターン形成面の共役面(R
P)及びこの共役面の近傍の面よりなる取り付け面群の
内の第1の取り付け面上に配置された、マスク(R)上
のスリット状の照明領域(21)の走査方向の幅を設定
するための固定の視野絞り(5)を有する。
【0010】更に本発明は、その取り付け面群の内のそ
の第1の取り付け面と異なる第2の取り付け面上に配置
された、マスク(R)上のスリット状の照明領域(2
1)内で感光基板(W)上に実際に露光すべき可変の露
光領域を設定するための可動の視野絞り(7)を備え、
この可動の視野絞りはその可変の露光領域の走査方向に
対してそれぞれ前側及び後側のエッジ部(7Ae,7B
e)を設定する第1の羽根(7A)及び第2の羽根(7
B)を有し、マスク(R)のパターンの露光の開始時に
は可動の視野絞り(7)の第1の羽根(7A)を駆動し
て、その可変の露光領域の走査方向に対して前側のエッ
ジ部(7Ae)をスリット状の照明領域(21)に対し
て走査方向に同期して移動させ、マスク(R)のパター
ンの露光の終了時には可動の視野絞り(7)の第2の羽
根(7B)を駆動して、その可変の露光領域の走査方向
に対して後側のエッジ部(7Be)をスリット状の照明
領域(21)に対して走査方向に同期して移動させるも
のである。
【0011】また、本発明の第2の露光装置は、例えば
図1及び図2に示すように、照明光を発生する光源
(1)と、その照明光で転写用のパターンが形成された
マスク(R)上のスリット状の照明領域(21)を照明
する照明光学系(2〜4,5)と、スリット状の照明領
域(21)内のマスク(R)のパターン像を感光基板
(W)上に結像する投影光学系(13)と、スリット状
の照明領域(21)に対してマスク(R)と感光基板
(W)とを同期して走査する相対走査手段(10,1
2,15)とを有し、この相対走査手段によりスリット
状の照明領域(21)に対してマスク(R)と感光基板
(W)とを同期して走査することにより、マスク(R)
上のパターン像を逐次感光基板(W)上に露光する露光
装置において、マスク(R)のパターン形成面の共役面
(RP)からその照明光学系の光軸方向にΔzだけデフ
ォーカスされた第1の取り付け面上に配置された、マス
ク(R)上のスリット状の照明領域(21)の走査方向
の幅を設定するための固定の視野絞り(5)を有する。
【0012】更に本発明は、マスク(R)のパターン形
成面の共役面にほぼ一致した第2の取り付け面上に配置
された、マスク(R)上のスリット状の照明領域(2
1)内で感光基板(W)上に実際に露光すべき可変の露
光領域を設定するための可動の視野絞り(7)とを備
え、投影光学系(13)の感光基板(W)側の開口数を
NAW 、その照明光学系からの照明光のコヒーレンス・
ファクターをσ、投影光学系(13)のマスク(R)か
ら感光基板(W)側への投影倍率をMRW、固定の視野絞
り(5)の配置面の近傍のマスク(R)のパターン形成
面と共役な面からそのパターン形成面に対する投影倍率
をMBR、固定の視野絞り(5)の配置面上の1点から発
する光の感光基板(W)上でのぼけの半径の許容最小値
をΔDmin としたとき、その第1の取り付け面のデフォ
ーカス量であるΔzが、次の条件を満たすものである。
【0013】
【数1】 |Δz|≧ΔDmin /[MBR・MRW・tan[arcsin(MBR・MRW・NAW・σ)]] この場合、その光源(1)はパルス光源であることが望
ましい。次に、本発明による第3の露光装置は、照明領
域に照明光を導くための照明光学系と、その照明領域に
対してマスクと基板とを同期して走査する走査手段とを
有し、該走査手段によりその照明光に対してそのマスク
とその基板とを同期して走査することにより、そのマス
クのパターンをその基板上に逐次露光する露光装置にお
いて、そのマスクのパターン形成面の近傍の面に配置さ
れ、その照明光の照明領域の走査方向の幅を規定する固
定の第1部材と、その第1部材と異なる面に配置され、
その基板上に所望のパターンのみを露光するためにその
マスクの走査と同期して移動可能な第2部材とを備え、
その固定の第1部材によって設定された照明領域のその
走査方向の照度分布のエッジ部にはスロープ部が形成さ
れるものである。また、本発明による第4の露光装置
は、スリット状の光束に対して、マスクと基板とを走査
することによってそのマスクのパターンをその基板上に
露光する露光装置において、そのスリット状の光束によ
る露光を制限するブラインド部材と、そのスリット状の
光束が照射される照明領域を規定するための固定の規定
部材と、そのブラインド部材をそのマスク及びその基板
の走査方向に合わせて走査移動させる駆動手段とを有
し、その駆動手段は、そのブラインド部材の走査移動を
開始するための加速を露光開始前に終了するものであ
る。また、本発明による第5の露光装置は、スリット状
の光束に対して、マスクと基板とを走査することによっ
てそのマスクのパターンをその基板上に露光する露光装
置において、そのスリット状の光束による露光を制限す
るブラインド部材と、そのスリット状の光束が照射され
る照明領域を規定するための固定の規定部材と、そのブ
ラインド部材をそのマスク及びその基板の走査方向に合
わせて走査移動させる駆動手段とを有し、その駆動手段
は、そのブラインド部材の走査移動を終了するための減
速を露光終了後に開始するものである。
【0014】
【作用】斯かる本発明の第1の露光装置に於いては、ス
リット状の照明領域(21)の走査方向の幅を決定する
視野絞り(5)を固定としたので、走査方向のエッジ部
が十分平行となるように精密に製造あるいは調整するこ
とが出来る。また、照明領域(21)よりも形状精度が
粗くてよい可変の露光領域を決定するための第1の羽根
(7A)及び第2の羽根(7B)を有する可動の視野絞
り(7)が設けられている。そこで、例えば図2に示す
ように、マスク(R)上の複数のパターン領域(20
A,20B)中のパターン領域(20A)のパターンの
みを感光基板(W)上に転写する際には、露光の開始時
には第1の羽根(7A)を駆動して、可変の露光領域の
走査方向に対して前側のエッジ部(7Ae)を照明領域
(21)に対して走査方向に移動させ、露光の終了時に
は第2の羽根(7B)を駆動して、可変の露光領域の後
側のエッジ部(7Be)を照明領域(21)に対して走
査方向に移動させる。
【0015】これにより、その所望のパターン領域(2
0A)のパターンのみが感光基板(W)上に露光され
る。この場合、第1の羽根(7A)と第2の羽根(7
B)との間隔は最大でも照明領域(21)と共役な領域
の幅を僅かに超える程度で良いと共に、羽根(7A,7
B)の移動ストロークもその照明領域(21)と共役な
領域の幅を僅かに超える程度でよいため、可動の視野絞
り(7)が小型である。更に、図2中のパターン領域
(20A,20B)間の遮光部(20C)の幅L1をス
リット状の照明領域(21)の走査方向幅L2よりも小
さくすることが出来、転写用の回路パターン領域の面積
を広く取ることができる。また、固定の視野絞り(5)
はマスク(R)のパターン形成面の共役面からずらして
配置することができるため、実際の可変の露光領域を決
定するための可動の視野絞り(7)を例えばマスク
(R)のパターン形成面と実質的に共役な面に配置した
場合でもスペース的に両立できる。
【0016】ところで、露光光源がエキシマレーザのよ
うにパルス発振型の場合には、本出願人が特願平5−2
11246号で開示したように、また図6(b)に示す
ように、スリット状の照明領域(21)の走査方向の照
度分布E(X)のエッジ部に所定幅以上のスロープ部を
形成することが露光量制御上、及び照度均一性制御上必
要である。本発明による固定の視野絞り(5)はマスク
(R)のパターン形成面と共役な面(RP)から、(数
1)の条件を満たすΔzだけずらして配置されるため、
投影像のぼけによりスリット状の照明領域(21)の走
査方向の照度分布E(X)は台形状若しくは三角形状と
なり、自動的に走査方向の照度分布のエッジ部にスロー
プ部が形成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明による露光装置の一実施例につ
き図1〜図6を参照して説明する。本実施例はステップ
・アンド・スキャン方式の投影露光装置に本発明を適用
したものである。図1は、本実施例の投影露光装置を示
し、この図1において、レチクルRはパルス光源1と、
ビーム整形光学系2〜リレーレンズ8よりなる照明光学
系とにより長方形のスリット状の照明領域21で均一な
照度で照明され、スリット状の照明領域21内のレチク
ルRの回路パターン像が投影光学系13を介してウエハ
W上に転写される。パルス光源1としては、ArFエキ
シマレーザ若しくはKrFエキシマレーザ等のエキシマ
レーザ光源、金属蒸気レーザ光源、又はYAGレーザの
高調波発生装置等が使用される。
【0018】図1において、パルス光源1からのパルス
照明光は、シリンドリカルレンズやビームエクスパンダ
等よりなるビーム整形光学系2によりビーム径が拡大さ
れてフライアイレンズ3に達する。フライアイレンズ3
の射出面には多数の2次光源が形成され、これら2次光
源からのパルス照明光は、コンデンサーレンズ4によっ
て集光され、固定の視野絞り5を経て可動ブラインド7
に達する。図1では視野絞り5は可動ブラインド7より
もコンデンサーレンズ5側に配置されているが、その逆
のリレーレンズ系8側へ配置しても構わない。
【0019】視野絞り5には、長方形のスリット状の開
口部が形成され、この視野絞り5を通過した光束は、長
方形のスリット状の断面を有する光束となり、リレーレ
ンズ系8に入射する。リレーレンズ系8は可動ブライン
ド7とレチクルRのパターン形成面とを共役にするレン
ズ系であり、可動ブラインド7は後述の走査方向(X方
向)の幅を規定する2枚の羽根(遮光板)7A,7B及
び走査方向に垂直な方向の幅を規定する2枚の羽根(不
図示)より構成されている。走査方向の幅を規定する羽
根7A及び7Bはそれぞれ駆動部6A及び6Bにより独
立に走査方向に移動できるように支持されている。本実
施例では、固定の視野絞り5により設定されるレチクル
R上のスリット状の照明領域21内において、更に可動
ブラインド7により設定される所望の露光領域内にのみ
パルス照明光が照射される。リレーレンズ系8は両側テ
レセントリックな光学系であり、レチクルR上のスリッ
ト状の照明領域21ではテレセントリック性が維持され
ている。
【0020】本例のレチクルRはレチクルステージ9上
に載置されており、そのレチクルR上のスリット状の照
明領域21内で且つ可動ブラインド7により規定された
回路パターンの像が、投影光学系13を介してウエハW
上に投影露光される。スリット状の照明領域21と共役
なウエハW上の領域をスリット状の露光領域22とす
る。また、投影光学系13の光軸に垂直な2次元平面内
で、スリット状の照明領域21に対するレチクルRの走
査方向をX方向(又は−X方向)として、投影光学系1
3の光軸に平行な方向をZ方向とする。
【0021】この場合、レチクルステージ9はレチクル
ステージ駆動部10に駆動されてレチクルRを走査方向
(X方向又は−X方向)に走査し、可動ブラインド7の
駆動部6A,6Bの動作は可動ブラインド制御部11に
より制御される。レチクルステージ駆動部10及び可動
ブラインド制御部11の動作を制御するのが、装置全体
の動作を制御する主制御系12である。一方、ウエハW
はウエハステージ14に載置され、ウエハステージ14
は、投影光学系13の光軸に垂直な面内でウエハWの位
置決めを行うと共にウエハWを±X方向に走査するXY
ステージ、及びZ方向にウエハWの位置決めを行うZス
テージ等より構成されている。主制御系12は、ウエハ
ステージ駆動部15を介してウエハステージ14の位置
決め動作及び走査動作を制御する。
【0022】そして、レチクルR上のパターン像をスキ
ャン方式で投影光学系13を介してウエハW上の各ショ
ット領域に露光する際には、視野絞り5により設定され
るスリット状の照明領域21に対してX方向(又は−X
方向)に、レチクルステージ9を介してレチクルRを走
査する。また、この走査と同期して、スリット状の照明
領域21と共役なスリット状の露光領域22に対して−
X方向(又はX方向)に、ウエハステージ14を介して
ウエハWを走査する。即ち、この−X方向(又はX方
向)がウエハWの走査方向である。このようにレチクル
R及びウエハWを同期して走査することにより、ウエハ
W上の各ショット領域にはレチクルRの回路パターン像
が逐次転写される。
【0023】さて、近年では、レチクル交換に要する時
間を短縮してスループットを向上させるために、レチク
ルR上に複数の回路パターン領域を設けることが行われ
ている。そして、そのレチクルR上の複数の回路パター
ン領域中から転写対象の回路パターン領域を選択するた
めに可動ブラインド7を使用する。そこで、本実施例の
投影露光装置には、レチクルR上の回路パターン領域に
関する情報を入力する入力部16と、この入力部16か
らの回路パターン情報を記憶するメモリー部17とが設
けられ、主制御系12は、そのメモリー部17の回路パ
ターン情報に基づいて可動ブラインド制御部11及び駆
動部6A,6Bを介して、可動ブラインド7の羽根7
A,7Bを所定のシーケンスで駆動する。
【0024】さて、本実施例においてステップ・アンド
・スキャン方式で露光を行う際の動作の一例につき図1
及び図2を参照して説明する。この際に、レチクルR上
には図2(a)に示す如く、2つの回路パターン領域2
0A及び20Bが形成され、これら回路パターン領域2
0A,20Bの境界部には走査方向の幅がL1の遮光部
(遮光帯)20Cが形成され、回路パターン領域20
A,20Bの走査方向の外側にも同じく幅L1の遮光部
20D,20Eがそれぞれ形成されているとする。ま
た、本例のレチクルR上に形成されるスリット状の照明
領域21は、図2(a)に示すように、走査方向の幅が
L2の細長い長方形であり、遮光部20C,20D,2
0Eの幅L1は照明領域21の幅L2より狭く設定され
ている。
【0025】このとき、先ず、オペレータは図1の入力
部16を介してメモリー部17に、レチクルR上の回路
パターン領域20A,20Bに関する情報を入力する。
そして、第1の回路パターン領域20A内のパターン像
を投影光学系13を介してウエハW上に転写する場合に
は、主制御系12はメモリー部17に記憶された回路パ
ターン情報中の第1の回路パターン領域20Aに関する
情報を読み出し、この情報に基づいて可動ブラインド制
御部11を介して可動ブラインド7の羽根7A,7Bの
走査方向の位置を制御する。これにより、図2(b)〜
(f)に示すように、レチクルR上の第2の回路パター
ン領域20Bを常に他方の羽根7Bで覆い、第1の回路
パターン領域20Aのみにスリット状の照明領域21の
照明光が照射されるようにする。但し、図2において、
レチクルR上には実際には可動ブラインド7の羽根7A
及び7Bの像が投影されるが、それらの像をそれぞれ羽
根7A及び7Bとみなしている。
【0026】より詳しく説明すると、図1の主制御系1
2はレチクルステージ駆動部10を介してレチクルステ
ージ9を駆動して、レチクルR上の回路パターン領域2
0Aの左側にスリット状の照明領域21を位置させた
後、図2(b)に示すように、羽根7A,7Bを閉じ
て、これらの羽根7A,7Bの境界部を遮光部20D上
に重なるように位置させる。次に、図1のレチクルステ
ージ9及び駆動部6Aを駆動して、図2(c)に示すよ
うにレチクルR及び羽根7Aを同期して−X方向(走査
方向)に移動させる。なお、実際には図1より分かるよ
うに、羽根7AはX方向に移動しているが、図2では投
影像を扱っているため、羽根7A,7Bの走査方向はレ
チクルRの走査方向と同じである。また、照明領域21
中で、左側の羽根7Aの右エッジ部7Aeと右側の羽根
7Bの左エッジ部7Beとで挟まれた可変の露光領域内
のパターンがウエハWに露光される。
【0027】図2(d)に示すように、羽根7Aの右エ
ッジ部7Aeが照明領域21の左端を超えた時点で、羽
根7Aが減速を開始する。この動作と並行して、羽根7
Bの左エッジ部7Beに遮光部20Cが重なった時点以
降、図2(e)に示すように羽根7BはレチクルRと同
期して−X方向に走査される。そして、図2(f)に示
すようにパターン領域20Aが照明領域21を通過して
露光が終了した時点で、レチクルR及び羽根7Bの減速
が開始され、最終的にレチクルRが静止した時点では、
羽根7A及び7Bは遮光部20C上で閉じるような形で
静止する。
【0028】一方、レチクルR及び可動ブラインド7の
動作に同期して、主制御系12は、ウエハステージ駆動
部15を介してウエハステージ14を駆動してウエハW
を走査方向(X方向)に走査する。投影光学系13のレ
チクルRからウエハWへの投影倍率をMRWとすると、露
光中にはレチクルRが−X方向(又はX方向)に速度V
R0で走査されるのと同期して、ウエハWはX方向(又は
−X方向)に速度VW0(=MRW・VR0)で走査される。
この場合、レチクルR上の第1の回路パターン領域20
Aのみにパルス照明光が照射されるので、ウエハW上に
は第1の回路パターン領域20Aのパターン像のみが転
写される。なお、レチクルRを照明領域21に対してX
方向に走査する場合には、可動ブラインド7の羽根7
A,7Bは図2(f)〜図2(b)の順序で制御され
る。
【0029】ここで、図3を参照して図2に示したレチ
クルR及び羽根7A,7Bの動作速度の関係につき説明
する。レチクルRの速度VR 、羽根7Aの速度V7A、及
び羽根7Bの速度V7Bをそれぞれ図3(a)、(b)及
び(c)に示す。先ず、図2(b)から(c)の状態に
対応して、図3の期間T1 で示すようにレチクルR及び
羽根7Aが同期して移動し、整定期間TSEの後レチクル
Rの速度VR が安定している期間T2 に露光が行われ
る。その後、図2(e)から(f)の状態に対応して、
図3の期間T3 で示すようにレチクルR及び羽根7Bが
同期して停止するまで動作する。この期間T3 又はレチ
クルRが停止している期間に図1のウエハWがY方向に
ステッピングして、露光領域22の直前に次に露光する
ショット領域が位置決めされる。
【0030】その後、図2(f)から(e)の状態に対
応して、図3の期間T4 でレチクルR及び羽根7Bが同
期して移動し、整定期間TSEの後レチクルRの速度VR
が安定している期間T5 に露光が行われる。その後、図
2(c)から(b)の状態に対応して、図3の期間T6
で示すようにレチクルR及び羽根7Aが同期して停止す
るまで動作する。以後はこの動作が繰り返される。ま
た、図3において、期間T1 及びT6 での羽根7Bの速
度V7Bは、ほぼ図3(c)の斜線部24A及び24B内
に入る程度に粗く制御するだけでよく、期間T3 及びT
4 での羽根7Aの速度V7Aは、ほぼ図3(b)の斜線部
23A及び23B内に入る程度に粗く制御するだけでよ
い。従って、羽根7A及び7Bの制御が容易である。
【0031】また、ウエハW上に図2(a)のレチクル
R上の第2の回路パターン領域20Bのパターンを転写
する場合には、主制御系12はメモリー部17に記憶さ
れた入力情報の内の第2の回路パターン領域20Bに関
する情報を読み出し、この情報に基づいて可動ブライン
ド制御部11を介して羽根7A,7Bの走査方向の位置
を制御する。即ち、図2と同様の考え方で、露光開始時
に羽根7Aを遮光部20Cに、露光終了時に羽根7Bを
遮光部20Eにそれぞれ追従させ、レチクルR上の第1
の回路パターン領域20Aを羽根7Aで覆うようにし
て、第2の回路パターン領域20Bのみにスリット状の
照明領域21の照明光を照射する。これにより、回路パ
ターン領域20Bのパターン像のみがウエハW上に転写
される。
【0032】このように、本実施例によれば、可動ブラ
インド7を構成する羽根7A,7Bによって露光すべき
回路パターン領域以外の領域を遮光しているので、レチ
クルRに走査方向に狭い間隔で複数の回路パターン領域
を形成した場合でも、それらの内の所望の回路パターン
領域のパターンのみをウエハW上に露光できる利点があ
る。従って、レチクルR上に狭い間隔で高密度に複数の
回路パターン領域を形成することができる。更に、図2
から分かるように、羽根7A及び7Bの間隔の最大値は
照明領域21と共役な領域の幅を僅かに超える程度でよ
く、且つ羽根7A及び7Bの移動ストロークもその照明
領域と共役な領域の幅を僅かに超える程度でよいため、
可動ブラインド7の形状が小型である。
【0033】次に、図1及び図4を参照して、ステップ
・アンド・スキャン方式で露光を行う際の動作の他の例
につき説明する。この例でも、露光対象とするレチクル
Rは、図4(a)に示すように、図2(a)のレチクル
Rと同じく2つの回路パターン領域20A及び20Bを
備えているが、可動ブラインド7の羽根7A,7Bの制
御方法が図2の場合とは異なっている。この例では、露
光開始前に、図4(b)〜(f)に示すように、羽根7
A及び7B(実際にはこれらの投影像)のエッジ部をそ
れぞれ遮光部20D及び20C内に設定し、次にレチク
ルステージ9を駆動してレチクルRおよび羽根7A,7
Bを走査方向である−X方向に同期して移動させる。ま
た、これに同期してウエハWを走査方向(X方向)に移
動させる。
【0034】この場合も、レチクルR上の第1の回路パ
ターン領域20Aのみにパルス照明光が照射されるの
で、ウエハW上には、第1の回路パターン領域20Aの
パターン像のみが転写される。なお、逆方向に走査する
場合は、可動ブラインド7の羽根7A,7Bは図4
(f)から(b)の順序で走査される。図4に示した制
御方法は、羽根7A,7Bの加減速制御が同一でよいと
いう利点があるが、羽根7A及び7Bの間隔は回路パタ
ーン領域20Aの幅以上である必要があると共に、羽根
7A及び7Bの移動ストローク長も長くなり、可動ブラ
インド7が大型化する。なお、図2及び図4に示した可
動ブラインド7の位置の制御精度は、遮光部20C,2
0D,20Eの幅L1以内であればよく、レチクルRの
位置の制御精度に比べて粗くてよい。
【0035】また、図2及び図4において、走査方向
(X方向)と直交する図2及び図4の紙面の上下方向で
あるY方向(非走査方向)の羽根(遮光板)は不図示で
あるが、この非走査方向の羽根によって形成される開口
部は走査露光中は固定でよいことは言うまでもない。ま
た、スリット状の照明領域21の非走査方向の照度分布
の断面形状のエッジ部も走査方向と同じく、視野絞り5
がレチクルRとの共役位置からずれていることによりス
ロープ部をもち、その断面形状は台形状となっている
(非走査方向の長さは十分あるので、三角形状になるま
ではぼけていないとする)。このため、レチクルR上の
非走査方向に遮光部で挟まれた露光領域は、スリット状
の照明領域21内の非走査方向に照度分布がフラットな
部分に設定することが望ましい。なぜなら、走査方向の
エッジのスロープ部は走査露光により積分されてしまい
照度均一性に寄与しないが、非走査方向のエッジのスロ
ープ部はそのまま照度均一性に寄与してしまうからであ
る。
【0036】この場合、レチクルR上での実質的なスリ
ット状の照明領域21の形状は、走査方向は視野絞り5
により、非走査方向は可動ブラインド7によりそれぞれ
規定されることになる。なお、図1の可動ブラインド7
は、走査方向に2枚、非走査方向に2枚の合計4枚の羽
根を独立に駆動できるように構成されているが、可動ブ
ラインド7をL字型の2枚の羽根をX方向及びY方向に
独立に駆動できるように構成してもよい。更に、図2及
び図4においては、スリット状の照明領域21の幅L2
が遮光部20C,20D,20Eの幅L1より大きい場
合を想定したが、遮光部20C,20D,20Eの幅L
1を幅L2にレチクルRの加速または減速時の移動量を
加えたものより大きく取れる場合には、走査方向の可動
ブラインド7を省ける可能性がある。この場合は可動ブ
ラインド7は非走査方向用の羽根のみから構成される。
【0037】次に、図5を参照して、可動ブラインド7
を走査方向に2枚の羽根7A,7B、及び非走査方向に
2枚の羽根7C,7Dよりなる合計4枚の羽根から構成
した場合の動作の一例に説明する。この場合、レチクル
R上に非走査方向(Y方向)に複数の回路パターン領域
が形成されていても、所望の回路パターン領域のみのパ
ターンをウエハW上に露光できる。即ち、レチクルR上
にX方向及びY方向に分離された形で例えば4個の回路
パターン領域20F〜20Iが形成されている場合、4
枚の羽根7A〜7Dの位置を調整することにより、4個
の回路パターン領域20F〜20Iの内の任意の1つの
回路パターン領域にのみ照明光を照射することができ
る。そして、レチクルR及び羽根7A〜7Dを図2又は
図4の方法により、スリット状の照明領域21に対して
X方向に走査することにより、そのレチクルR上の選択
された回路パターン領域のパターンがウエハW上に露光
される。
【0038】次に、本実施例では、図1において固定の
視野絞り5の配置面はレチクルRのパターン形成面と共
役な面RPから光軸方向(Z方向)にずれている。この
ずれ量をΔzとして、図6を参照してずれ量Δzの条件
を求める。先ず図6(a)は視野絞り5からウエハWま
での光学系を簡略化して示し、この図6(a)におい
て、可動ブラインド7からレチクルRに対するリレーレ
ンズ8の投影倍率をMBR、レチクルRからウエハWに対
する投影光学系13の投影倍率をMRWとする。また、投
影光学系13のウエハW側の開口数をNAW 、照明光学
系からの照明光の可干渉性の程度を示すコヒーレンス・
ファクターをσとする。
【0039】このとき、レチクルR上及びウエハW上で
1点に集束する照明光の可動ブラインド7の配置面(共
役面RP)での光束角θは次のようになる。
【0040】
【数2】θ=arcsin(MBR・MRW・NAW・σ) そして、その共役面RPから光軸方向にΔzだけ離れた
固定の視野絞り5の配置面での、照明光のぼけの半径r
は次のようになる。
【0041】
【数3】 r=Δz・tanθ =Δz・tan{arcsin(MBR・MRW・NAW・σ)} また、逆に固定の視野絞り5の配置面の1点から射出さ
れた照明光のウエハWの露光面でのぼけの半径ΔDは次
のように表される。
【0042】
【数4】ΔD=r・MBR・MRW (数3)及び(数4)より、次式が成立する。
【0043】
【数5】 Δz=ΔD/[MBR・MRW・tan{arcsin(MBR・MRW・NAW・σ)}] (数5)より、固定の視野絞り5の配置面上の1点から
発する照明光が形成するウエハWの露光面でのぼけの半
径の許容最小値をΔDmin とするとき、固定の視野絞り
5の光軸方向へのずれ量(デフォーカス量)Δzは次の
条件を満たすように設定すればよい。
【0044】
【数6】 |Δz|≧ΔDmin/[MBR・MRW・tan{arcsin(MBR・MRW・NAW・σ)}] また、(数6)におけるぼけの半径の許容最小値ΔD
min は、図1におけるパルス光源1のパルス発光毎の露
光エネルギーのばらつき等により決定される。このよう
に固定の視野絞り5の位置を、レチクルRとの共役面R
Pから光軸方向にΔzだけずらすことにより、レチクル
R上のスリット状の照明領域21の走査方向(X方向)
の照度分布E(X)は、図6(b)に示すように、走査
方向のエッジ部がそれぞれ幅ΔL1 及びΔL2 (図6
(b)の例では、ΔL2=ΔL1)の台形状となる。この場
合、照度分布E(X)の値が最大値の1/2となる位置
の間隔、即ち半値幅L2がスリット状の照明領域21の
走査方向の幅となる。
【0045】なお、パルス光源1の代わりに水銀ランプ
のような連続光源を使用した場合には、ぼけの半径の許
容最小値ΔDmin は極めて小さな値となり、ずれ量Δz
はほぼ0でもよくなる。以上、本実施例ではスリット状
の照明領域21の形状、即ち視野絞り5の開口の形状は
長方形を例に説明して来たが、本形状は長方形に限られ
るわけではなく、例えば特公昭46−34057号公報
に開示されているような六角形の照明領域、特公昭53
−25790号公報に開示されているような菱形の照明
領域、又は同じく本出願人が特願平4−242486
号、特願平4−316717号で開示しているような円
弧状の照明領域でも良いことは言うまでもない。
【0046】また、図1では露光光源としてパルス光源
1が使用されているが、水銀ランプのような連続光源を
露光光源として使用した場合にも本発明はそのまま適用
される。更に、上述実施例における投影光学系13は、
屈折系でも、反射系でも、反射屈折系でも良いことも言
うまでもない。更に、本発明は投影露光装置のみに限定
されず、コンタクト方式やプロキシミティ方式の露光装
置にも適用できることも言うまでもない。このように本
発明は上述実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の構成を取り得る。以上のように上述の
露光装置によれば、スリット状の照明領域の走査方向の
幅を決定する視野絞りを固定としているので、その照明
領域の走査方向のエッジ部が十分平行になるよう精密に
製造あるいは調整することができ、走査露光後に十分な
照度均一性が保証される。また、可動の視野絞りの走査
方向の2枚の羽根が、独立に駆動できるため、可動の視
野絞りの移動ストロークを短くして且つ可動の視野絞り
を小型化した上で、マスク上の異なる回路パターン間の
遮光部の幅が狭い場合でも所望の回路パターンのみを露
光できる。従って、マスクのパターン形成面を有効に活
用できる。また、固定の視野絞りを使用しているので、
スリット状の照明領域の走査方向のエッジ部が十分平行
になるよう精密に製造あるいは調整することができると
共に、可動の視野絞りにより、マスク上の異なる回路パ
ターン間の遮光部の幅が狭い場合でも所望の回路パター
ンのみを露光できる。更に、可動の視野絞りマスクのパ
ターン形成面のほぼ共役面に配置し、固定の視野絞りを
その共役面からΔzだけずれた面に配置しているため、
スリット状の照明領域の走査方向の照度分布のエッジ部
に所定のスロープを持たせることができる。従って、特
に露光光源がエキシマレーザ等のパルス光源の場合、照
度均一性を維持するために好都合である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、走査露光後に十分な照
度均一性が保証される。また、マスク上の異なる回路パ
ターン間の遮光部の幅が狭い場合でも所望の回路パター
ンのみを露光できる。従って、マスクのパターン形成面
を有効に活用できる。
【0048】また、照明領域の走査方向の照度分布のエ
ッジ部に所定のスロープを持たせることによって、特に
露光光源がエキシマレーザ等のパルス光源の場合、照度
均一性を維持するために好都合となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の投影露光装置を示す構成図
である。
【図2】レチクルR上の回路パターン領域の一例、及び
実施例での走査露光動作の一例の説明に供する図であ
る。
【図3】図2の走査露光動作に対応するレチクルRと可
動ブラインド7の羽根7A,7Bとの間の移動速度の関
係を示す図である。
【図4】レチクルR上の回路パターン領域の一例、及び
実施例での走査露光動作の他の例の説明に供する図であ
る。
【図5】可動ブラインド7の羽根が4枚の場合を示す平
面図である。
【図6】(a)は固定の視野絞り5からウエハWまでの
光学系の模式図、(b)はレチクルR上のスリット状の
照明領域での走査方向の照度分布E(X)を示す図であ
る。
【図7】スリット状の照明領域の走査方向の形状精度が
走査後の照度均一性に影響を与える場合の一例を示す説
明図である。
【図8】スリット状の照明領域の走査方向の形状精度が
走査後の照度均一性に影響を与える場合の他の例を示す
説明図である。
【図9】レチクル上に配置された複数の回路パターン領
域とスリット状の照明領域との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 パルス光源 3 フライアイレンズ 5 固定の視野絞り 7 可動ブラインド 7A,7B 羽根 8 リレーレンズ R レチクル W ウエハ 9 レチクルステージ 10 レチクルステージ駆動部 11 可動ブラインド制御部 12 主制御系 13 投影光学系 14 ウエハステージ 15 ウエハステージ駆動部 16 入力部 17 メモリー部 21 スリット状の照明領域

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写用のパターンが形成されたマスク上
    のスリット状の照明領域を感光基板側に照明する照明光
    学系と、前記スリット状の照明領域に対して前記マスク
    と前記感光基板とを同期して走査する相対走査手段とを
    有し、該相対走査手段により前記スリット状の照明領域
    に対して前記マスクと前記感光基板とを同期して走査す
    ることにより、前記マスク上のパターンを逐次前記感光
    基板上に露光する露光装置において、 前記マスクのパターン形成面の近傍の面、前記パターン
    形成面の共役面及び該共役面の近傍の面よりなる取り付
    け面群の内の第1の取り付け面上に配置された、前記マ
    スク上の前記スリット状の照明領域の走査方向の幅を設
    定するための固定の視野絞りと、 前記取り付け面群の内の前記第1の取り付け面と異なる
    第2の取り付け面上に配置された、前記マスク上の前記
    スリット状の照明領域内で前記感光基板上に実際に露光
    すべき可変の露光領域を設定するための可動の視野絞り
    と、を備え、 該可動の視野絞りは前記可変の露光領域の走査方向に対
    してそれぞれ前側及び後側のエッジ部を設定する第1の
    羽根及び第2の羽根を有し、 前記マスクのパターンの露光の開始時には前記可動の視
    野絞りの前記第1の羽根を駆動して、前記可変の露光領
    域の走査方向に対して前側のエッジ部を前記スリット状
    の照明領域に対して走査方向に同期して移動させ、前記
    マスクのパターンの露光の終了時には前記可動の視野絞
    りの前記第2の羽根を駆動して、前記可変の露光領域の
    走査方向に対して後側のエッジ部を前記スリット状の照
    明領域に対して走査方向に同期して移動させることを特
    徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の羽根と前記第2の羽根の加減
    速制御は同一であることを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の羽根の前記走査方向への移動
    を開始するための加速は露光開始前に終了することを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の羽根の前記走査方向への移動
    を終了するための減速を露光終了後に開始することを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 照明光を発生する光源と、前記照明光で
    転写用のパターンが形成されたマスク上のスリット状の
    照明領域を照明する照明光学系と、前記スリット状の照
    明領域内の前記マスクのパターン像を感光基板上に結像
    する投影光学系と、前記スリット状の照明領域に対して
    前記マスクと前記感光基板とを同期して走査する相対走
    査手段とを有し、該相対走査手段により前記スリット状
    の照明領域に対して前記マスクと前記感光基板とを同期
    して走査することにより、前記マスク上のパターン像を
    逐次前記感光基板上に露光する露光装置において、 前記マスクのパターン形成面の共役面から前記照明光学
    系の光軸方向にΔzだけデフォーカスされた第1の取り
    付け面上に配置された、前記マスク上の前記スリット状
    の照明領域の走査方向の幅を設定するための固定の視野
    絞りと、 前記マスクのパターン形成面の共役面にほぼ一致した第
    2の取り付け面上に配置された、前記マスク上の前記ス
    リット状の照明領域内で前記感光基板上に実際に露光す
    べき可変の露光領域を設定するための可動の視野絞り
    と、を備え、 前記投影光学系の前記感光基板側の開口数をNAW 、前
    記照明光学系からの照明光のコヒーレンス・ファクター
    をσ、前記投影光学系の前記マスクから前記感光基板側
    への投影倍率をMRW、前記固定の視野絞りの配置面の近
    傍の前記マスクのパターン形成面と共役な面から前記パ
    ターン形成面に対する投影倍率をMBR、前記固定の視野
    絞りの配置面上の1点から発する光の前記感光基板上で
    のぼけの半径の許容最小値をΔDmin としたとき、前記
    第1の取り付け面のデフォーカス量であるΔzが、 |Δz|≧ΔDmin /[MBR・MRW・tan[arcsin(MBR・MRW・NAW・σ)]] の条件を満たすことを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】 前記光源はパルス光源であることを特徴
    とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 照明領域に照明光を導くための照明光学
    系と、前記照明領域に対してマスクと基板とを同期して
    走査する走査手段とを有し、該走査手段により前記照明
    に対して前記マスクと前記基板とを同期して走査する
    ことにより、前記マスクのパターンを前記基板上に逐次
    露光する露光装置において、 前記マスクのパターン形成面の近傍の面に配置され、前
    照明光の照明領域の走査方向の幅を規定する固定の第
    1部材と、 前記第1部材と異なる面に配置され、前記基板上に所望
    のパターンのみを露光するために前記マスクの走査と同
    期して移動可能な第2部材とを備え前記固定の第1部材によって設定された照明領域の前記
    走査方向の照度分布のエッジ部にはスロープ部が形成さ
    れる ことを特徴とする露光装置。
  8. 【請求項8】 前記照明領域を照明する照明光を発生す
    る光源はパルス光源であることを特徴とする請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記第2部材を前記マスクの走査に同期
    して移動するための駆動手段をさらに有し、 該駆動手段は、前記第2部材の移動を開始するための加
    速を露光開始前に終了することを特徴とする請求項7又
    は8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第2部材を前記マスクの走査に同
    期して移動するための駆動手段をさらに有し、 該駆動手段は、前記第2部材の移動を終了するための減
    速を露光終了後に開始することを特徴とする請求項7又
    は8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記第2部材は前記マスクの走査に同
    期して移動する方向に垂直な第1エッジと第2エッジと
    を有し、前記露光中に前記第1エッジと前記第2エッジ
    の間隔を変化させることを特徴とする請求項7〜10の
    何れか一項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第2部材は前記マスクの走査に同
    期して移動する方向に垂直な第1エッジと第2エッジと
    を有し、前記露光中に前記第1エッジと前記第2エッジ
    の間隔を変えないことを特徴とする請求項7〜10の何
    れか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 スリット状の光束に対して、マスクと
    基板とを走査することによって前記マスクのパターンを
    前記基板上に露光する露光装置において、 前記スリット状の光束による露光を制限するブラインド
    部材と、前記スリット状の光束が照射される照明領域を規定する
    ための固定の規定部材と、 前記ブラインド部材を前記マスク及び前記基板の走査方
    向に合わせて走査移動させる駆動手段とを有し、 前記駆動手段は、前記ブラインド部材の走査移動を開始
    するための加速を露光開始前に終了することを特徴とす
    る露光装置。
  14. 【請求項14】 スリット状の光束に対して、マスクと
    基板とを走査することによって前記マスクのパターンを
    前記基板上に露光する露光装置において、 前記スリット状の光束による露光を制限するブラインド
    部材と、前記スリット状の光束が照射される照明領域を規定する
    ための固定の規定部材と、 前記ブラインド部材を前記マスク及び前記基板の走査方
    向に合わせて走査移動させる駆動手段とを有し、 前記駆動手段は、前記ブラインド部材の走査移動を終了
    するための減速を露光終了後に開始することを特徴とす
    る露光装置。
  15. 【請求項15】 前記固定の規定部材は、前記マスクの
    パターン形成面の近傍の面に配置されることを特徴とす
    る請求項13又は14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記固定の規定部材は、前記マスクの
    パターン形成面の共役面近傍に配置されることを特徴と
    する請求項13又は14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記固定の規定部材によって規定され
    た照明領域の前記走査方向の照度分布のエッジ部にはス
    ロープ部が形成されることを特徴とする請求項13〜1
    6の何れか一項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ブラインド部材は、前記マスクの
    パターン形成面の共役面に配置されることを特徴とする
    請求項13〜17の何れか一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記ブラインド部材は前記駆動手段に
    よる走査移動の方向に垂直な第1エッジと第2エッジと
    を有し、前記駆動手段は前記ブラインド部材の移動中に
    前記第1エッジと前記第2エッジの間隔を変化させるこ
    とを特徴とする請求項13〜18の何れか一項に記載の
    装置。
  20. 【請求項20】 前記ブラインド部材は前記駆動手段に
    よる走査移動の方向に垂直な第1エッジと第2エッジと
    を有し、前記駆動手段は前記ブラインド部材の移動中に
    前記第1エッジと前記第2エッジの間隔を変えないこと
    を特徴とする請求項13〜18の何れか一項に記載の装
    置。
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