JP3376814B2 - 持ち運び可能なカードリーダライタ - Google Patents

持ち運び可能なカードリーダライタ

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JP3376814B2 JP08951496A JP8951496A JP3376814B2 JP 3376814 B2 JP3376814 B2 JP 3376814B2 JP 08951496 A JP08951496 A JP 08951496A JP 8951496 A JP8951496 A JP 8951496A JP 3376814 B2 JP3376814 B2 JP 3376814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊園地やテーマパ
ーク、博覧会会場等に設置された有料の乗り物等の施設
の利用券精算に使用する機器に関し、詳しくはカードリ
ーダライタ本体を外ケースに装着し、装着した状態で使
用可能に一体化した持ち運び可能なカードリーダライタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊園地、テーマパーク、博覧
会会場等に設置された有料の乗り物等の施設の利用券精
算にカードを使用するシステムにおいて、カードリーダ
ライタはゲート等の前に設置した固定型が多く使用され
ている。
【0003】この固定設置型は、電源・設置・配線等の
工事が必要で、大きな導入コストを必要とする。そのた
め、入場者数の増加に対して臨時の増設等については早
急に対応することができずに、担当係員の増員により対
応する方法がとられていた。さらに機器の移動が困難な
ため故障等の場合を考慮すると、これに対応するために
は最低でも予備を含めて2台の設置が必要であり、ま
た、取り替えにも大きな手間とコストが必要であった。
そして乗り物自体等の改修工事が必要なときにも、リー
ダライタに関係する付帯工事が発生する問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の問題に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、通常の電源で駆動するカードリーダライタ本体を外
ケースに装着し一体化することで、持ち運び可能で、増
設や移動が簡単にでき、かつ、テーブルや台上に置いて
使用することもでき、さらにこのボックスに掛け具を取
りつけて既存の手すり等に簡単に設置することもでき
る、持ち運び可能なカードリーダライタを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、遊園地、テーマパーク、博覧会会場等に
設置された有料の乗り物等の施設の利用券精算に使用す
るカードリーダライタ本体を外ケースに装着し、一体化
した状態で使用可能とした持ち運び可能なカードリーダ
ライタであって、前記外ケースは、開閉自在とした外ケ
ース本体と蓋部とで構成され、該外ケース本体の前面に
カード挿入口と後面下端に電源接続コード取り出し口を
設け、前記蓋部の天板に、開閉自在とした開閉蓋と、蓋
部の天板中央部に把手を取りつけて、前記カードリーダ
ライタ本体を外ケースに装着した後、前記外ケース本体
と蓋部とを留め具で係止することにより、密閉可能とし
たことを特徴とする持ち運び可能なカードリーダライタ
を提供する。
【0006】また、前記外ケースの一方の側面に、着脱
自在な掛け具を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づき本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例における
持ち運び可能なカードリーダライタを示すもので、
(a)は、外ケースにカードリーダライタ本体を収納し
て掛け具を取りつけた状態を示す持ち運び可能なカード
リーダライタの斜視図で、(b)は、持ち運び可能なカ
ードリーダライタの使用状態を示す説明図であり、
(c)は、後方から見た持ち運び可能なカードリーダラ
イタの斜視図である。また、図2は、他の実施例におけ
る持ち運び可能なカードリーダライタを示す斜視図であ
る。また、図3は、本発明に係る外ケースの蓋部を開い
た状態を示す斜視図であり、図4は、カードリーダライ
タ本体の説明図である。
【0008】本発明は、通常の電源により駆動するカー
ドリーダライタ本体を防水型等の外ケースに装着し、一
体化した状態で使用可能にしたカードリーダライタで、
テーブルや台上に置いて使用したり、外ケースに掛け具
を取りつけて既設の手すりや鉄柵等に取りつけて使用す
ることができる持ち運び可能なカードリーダライタであ
る。
【0009】このカードリーダライタ本体40を装着す
る外ケース10は、本実施例においてはスチールにメラ
ミン塗装を施したものを使用したが、本発明に限定され
るものではなく、軽量のアルミニウム又はプラスチック
樹脂成形品を用いても良い。この外ケース10は、図3
に示すように、外ケース本体16と蓋部15で構成さ
れ、本体16の前面にカード挿入口13と蓋部15の前
面から天板にかけて開閉蓋12を設けたものである。な
お、図示するように外ケース本体と蓋部は大きく開閉可
能としたものである。
【0010】また、掛け具20においても外ケースに使
用したものと同様のスチール又はアルミニウム等の金属
製のもので良く、鋼管製の手すりや鉄角材による鉄柵に
掛けて固定し易いように、略逆U字状に折り曲げて外ケ
ース10の一方の側面に、着脱ができるように通常のボ
ルト、螺子止め等の公知の手段で取りつけたものであ
る。
【0011】また、図2は外ケース10の他の実施例を
示すもので、カードリーダライタ本体に設けられたテン
キーが横長方向に設置されているものに対応したもの
で、テンキー操作用の開閉蓋12を、蓋部15の天板の
側面上下方向に開閉自在としたものである。
【0012】次に、外ケース10に装着するカードリー
ダライタ本体40は、図4の概略図に示すように、テン
キー41と蛍光表示板42とカード挿入口43及び電源
接続コード44とを備えたもので、プリペイドカード、
スタンプカード等に対応するもので、カードの利用日
付、利用金額、残額等を鮮明に印字することができ、メ
モリーカード搭載によりカード利用情報、ID情報等の
管理を可能としたものである。本実施例においては、特
にカルラコードの採用によりセキュリティー性を確実に
したものである。このカードリーダライタ本体40を装
着する外ケース10は、図1(b)に示すように、リー
ダライタ本体40のカード挿入口43と、外ケース10
の挿入口13が重なり貫通するようにしたもので、ま
た、テンキー41を使用する場合には、外ケース10の
開閉蓋12を開けることで使用可能としたものである。
【0013】この持ち運び可能なカードリーダライタを
使用する際は、そのままテーブルや台上に置いたり、台
と外ケース本体とをボルト等により固定したりすること
も可能である。なお、この場合には掛け具20は取りつ
けなくとも良い。また、図5に示すように、掛け具20
を螺子止め、ボルト等の通常用いられる固定手段により
外ケース10の側面に取りつけ、鉄柵や鋼管製の手すり
等に螺子止め、ボルト等により取り外し可能な手段にて
固定することが可能となる。
【0014】このカードリーダライタの使用は、利用者
がプリペイドカード等を外ケース10の挿入口13に挿
入することでリーダライタ本体40の挿入口43に自動
的に挿入され、必要事項が印字される。また、一枚のカ
ードで数名が利用する場合は、係員がテンキーを操作し
て処理を行い、利用者は何ら操作の必要もない。
【0015】本発明の持ち運び可能なカードリーダライ
タは、施設の利用券精算にカードを使用するシステムに
おいて、大きな導入コストを必要とする設置型に対し
て、持ち運びを簡便にした防水型の外ケースに専用のカ
ードリーダライタ本体を装着して一体化し、装着状態で
外ケースの外側よりカードの出し入れ等の操作ができる
ので、臨時の設置等に柔軟に対応することができる。ま
た、設置する場所も屋内、屋外を問わず、テーブル、台
或いは手すりや柵等を利用して固定設置することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、具体的実施例により本発明を説明す
る。
【0017】<実施例1>図に基づき実施例1を説明す
る。簡易タイプのカードリーダライタ本体40を装着す
る金属製の外ケース10は、スチールにメラミン塗装を
施した防水型の外ケースで、上下方向に開閉自在とした
蓋部15と外ケース本体16の部材で構成されている。
この外ケース10は装着するリーダライタ本体の出し入
れを容易にするため、蓋部15の側面の一部を深くし、
対する本体16の一部の側面は浅く形成することで大き
く開閉可能とした。この外ケース本体16の前面にはカ
ード挿入口13を設け、後面下端に電源接続コード取り
出し口17が設けられている。また、前記蓋部15の前
面と天板にかけて、上下方向に開閉自在にリーダライタ
本体のテンキー41を操作する場合に必要となる開閉蓋
12が設けられており、また蓋部15の後面にはリーダ
ライタの熱を逃がす排気孔18を設けて、さらに蓋板1
5の天板の中央部分には持ち運び用の把手11を取りつ
けたものである。この外ケース本体16と蓋部15は後
面を蝶番等で連結し、外ケース本体16前面に設けた留
め具14,14により係止することで開閉自在としたも
のである。また、別部材としてスチール製の略逆U字状
の掛け具20が備えられており、実際に供される場合に
は螺子止め等の通常用いられる固定方法で外ケース10
の一方の側面に取りつけ固定できるようにしたものであ
る。この外ケース10には、キャッシュレジスター用の
テンキー41と蛍光表示板42とカード挿入口43を備
えたカードリーダライタ本体40を装着したもので、リ
ーダライタのカード挿入口43と、外ケースの挿入口1
3が重なるように貫通させることにより、持ち運び可能
なカードリータライタが得られた。
【0018】<実施例2>図2に基づき実施例2を説明
する。この外ケース10は、蓋部15の天板端部にテン
キー操作用の開閉蓋12を設けたもので、蓋部15の一
方の側面から他方の側面上下方向に開閉できるようにし
たもので、カードリーダライタのテンキーの配列が横長
方向を正面とした場合の外ケースである。その他は実施
例1と同様の構成とした。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。すなわち、本発明の持ち運び可能
なカードリーダライタは、通常の電源があれば電源工
事、設置工事、配線工事等が不要で、大きな導入或いは
改修コストを必要としない。また、故障時の取り替えが
簡便なため、予め予備機の設置の必要はなくなる。ま
た、遊園地やテーマパーク等の施設に利用者が殺到する
祝日、休日等の繁忙期には、容易にこのカードリーダラ
イタの増設が可能で、利用者の入場待ち時間や入り口通
過時間が短縮される。すなわち、利用者の増減に対する
臨時の設置等にも柔軟に対応することができる。
【0020】さらに、このカードリーダライタは、閉園
後は仮設場所から取り外して回収し、保管できるため、
いたずらや盗難の恐れがない、等の種々の優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す持ち運び可能なカード
リーダライタを示すもので、(a)は、リーダライタを
装着し、掛け具を取りつけた外ケースの斜視図であり、
(b)は、持ち運び可能なカードリーダライタの使用状
態を示す説明図であり、(c)は、後方から見た持ち運
び可能なカードリーダライタの斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例における持ち運び可能なカ
ードリーダライタを示す斜視図である。
【図3】本発明に係る外ケースの蓋部を開いた状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明に係るカードリーダライタ本体の概略説
明図である。
【図5】本発明の持ち運び可能なカードリーダライタの
使用例を示すもので、(a)は、ボックスに取りつけた
掛け具を鉄柵に掛けて使用している状態を示す説明図で
あり、(b)は、鋼管製の手すりに掛けて使用している
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…外ケース 11…把手 13,43…カード挿入口 14…留め具 15…蓋部 16…外ケース本体 17…電源接続コード取り出し口 18…排気孔 30…掛け具 40…カードリーダライタ本体 41…テンキー 42…蛍光表示板 44…電源接続コード K …カード S …メインスィッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊園地、テーマパーク、博覧会会場等に設
    置された有料の乗り物等の施設の利用券精算に使用する
    カードリーダライタ本体を外ケースに装着し、一体化し
    た状態で使用可能とした持ち運び可能なカードリーダラ
    イタであって、前記外ケースは、開閉自在とした外ケー
    ス本体と蓋部とで構成され、該外ケース本体の前面にカ
    ード挿入口と後面下端に電源接続コード取り出し口を設
    け、前記蓋部の天板に、開閉自在とした開閉蓋と、蓋部
    の天板中央部に把手を取りつけて、前記カードリーダラ
    イタ本体を外ケースに装着した後、前記外ケース本体と
    蓋部とを留め具で係止することにより、密閉可能とした
    ことを特徴とする持ち運び可能なカードリーダライタ。
  2. 【請求項2】前記外ケースの一方の側面に、着脱自在な
    掛け具を設けたことを特徴とする請求項1に記載の持ち
    運び可能なカードリーダライタ。
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