JP3376445B2 - 電力量計アダプタ - Google Patents

電力量計アダプタ

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JP3376445B2
JP3376445B2 JP2000233533A JP2000233533A JP3376445B2 JP 3376445 B2 JP3376445 B2 JP 3376445B2 JP 2000233533 A JP2000233533 A JP 2000233533A JP 2000233533 A JP2000233533 A JP 2000233533A JP 3376445 B2 JP3376445 B2 JP 3376445B2
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勝久 森
久蔵 山方
剛司 鍵田
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Nichifu Terminal Industries Co Ltd
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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  • Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電力使用量を計量
する電力量計に接続してある入出力電線に取り付けて使
用するアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭や事業所で使用される電力
量は、各戸や各事業所毎に個別に取り付けられた電力量
計で計測され、このデーターに基づいて電力料金が電力
会社に支払われている。したがって、この電力量計は誤
作動なく常に正確に電力量を計量できるものでなければ
ならず、かつ、正確さを維持できるものでなければなら
ない。そのため、電力量計は通常10年未満のサイクル
で新品と交換されているのが現状である。
【0003】しかしながら、この交換時や補修時には、
電力量計に接続されている外部電線と室内引込用内部電
線とを取外さなければならず、外部電線は活線であるか
ら危険性を伴わないよう各線毎に絶縁しなければならな
いこともあり、相当な時間を要するものであり、何十分
間かまたはそれ以上の停電が余儀なくされ、電力使用者
に対し大変迷惑をかけていた。殊に、事業所は言うまで
もなく、一般家庭にあっても、パソコン等を使用して外
部とのネットワーク通信を行っている場合や時刻設定さ
れている各種の機器には、この電力量計の交換時や修理
のための停電によって生ずる負担は決して小さいもので
はない。
【0004】そこで本発明者は、電力量計に簡単なアダ
プタを取り付けることによって、現場での作業を大幅に
改善して、短時間で簡単に電力量計の交換ができ、交換
時に迂回電力回路、即ち短絡回路を形成して電力供給を
停止させることなく行うことができるようにした電力量
計用のアダプタを先に提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この先行発明によれ
ば、一度電力量計の交換作業時にアダプタを取り付けて
しまえば、以後の電力量計の交換作業は停電なしで行う
ことができるが、残念ながら最初の電力量計の交換作業
時だけは電力供給を停止しなければならないといった課
題を残していた。そこで本発明は、電力量計の交換作業
とは全く無関係に、いつでも、アダプタを先行して取付
けておく作業ができ、また、電力量計の交換作業時にあ
っても電力供給を停止させることなくアダプタをセット
することができる完全無停電方式で電力量計の交換作業
が可能なアダプタの提供を主たる目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本
発明に係る電力量計アダプタの主たる構成は、電力量計
Aに連なる電線14a,14bに対して取り付けられる
アダプタ本体Bと、バイパス経路の断続を行うコネクタ
Cとからなり、前記アダプタ本体Bは、前記各電線14
a,14bを個別に保持するほぼ平行な溝穴Gを形成す
る分離可能な受板1並びに表板2と、これら受板1並び
に表板2を連結する連結手段4とを備え、該表板2は、
前記各電線14a,14bに対して個別に圧接接続する
良導体材料からなる複数の圧接接続金具3を備え、前記
コネクタCは、前記アダプタ本体Bの入力側電線と出力
側電線14a,14bとに接続した圧接接続金具3,3
どうしを短絡状態及び非短絡状態にする複数の接続子
、これらの接続子7を短絡位置並びに非短絡位置に移
動させる移動手段8とを備えている構成としたものであ
る。
【0007】また、他の構成としては、電力量計Aに連
なる電線14a,14bに対して取り付けられるアダプ
タ本体Bと、バイパス経路の断続を行うコネクタCとか
らなり、前記アダプタ本体Bは、前記各電線14a,1
4bを個々に保持するほぼ平行な溝穴Gを形成する分離
可能な受板1並びに表板2と、これら受板1並びに表板
2を連結する連結手段4とを備え、該表板2は、前記各
電線14a,14bに対して個別に圧接接続する良導体
材料からなる複数の圧接接続金具3を備え、かつ、これ
らの圧接接続金具3を夫々の電線14a,14bに対し
て通電状態に圧入させたとき圧接接続金具3の上面が沈
み込む窪み穴状の開口部2aを備えており、前記コネク
タCは、前記アダプタ本体Bの開口部2a内に位置する
入力側電線と出力側電線14a,14bとに接続した圧
接接続金具3,3どうしを短絡状態及び非短絡状態にす
る複数の接続子7と、これらの接続子7を短絡位置並び
に非短絡位置に移動させる移動手段8とを備えている構
成としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施するに当たっては、
前記コネクタCが、アダプタ本体Bに対し着脱自在な別
体構造に形成してあるものとしたり、このコネクタC
が、アダプタ本体Bと一体構造として形成されているも
のとして実施することができる。また、前記アダプタ本
体BとコネクタCとを別体構造としたものにあっては、
アダプタ本体Bの表面全体または、殊に開口部2aを閉
塞するための着脱自在な蓋板13を設けて、常時は閉じ
ておき、電力量計の交換や修理時において、これを開放
しコネクタCを取り付けて使用できるようにすることが
できる。
【0009】また、前記接続子7の移動手段8には、接
続子7を短絡位置に移動させたときに短絡位置をロック
する解錠機能付きのロック手段12を設けてあるものと
しておくのが好ましい。これにより短絡時の状態を安定
保持させておくことができる。
【0010】前記移動手段8は、操作つまみ8cによっ
て回動するカム8bと、該カム8bに接触して接続子
短絡並びに非短絡位置に移動させるフロアー8dとを
備え、前記操作つまみ8cに前記ロック手段12が設け
られているものとしておくのがよい。また、前記ロック
手段12は操作つまみ8cに枢支された爪片12aと、
該爪片12aを係合方向に付勢するスプリング12cを
備え、操作つまみ8cが短絡位置に移動したときに爪片
12aがコネクタCのケースに形成した係合部12dに
係合して短絡位置をロックするように形成され、爪片1
2aをスプリング12cに抗して押圧することによりロ
ックを解除できるように形成しておくのがよい。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1乃至図12は、本発明にかかる電
力量計アダプタの第1実施例を示すものであって、符号
Aで電力量計を示す。この電力量計Aは、一般家庭や事
業所に設置されているものと同じであり、下部には図2
2で示すように入力側の3本の電線14aと、室内への
出力側の3本の電線14bとが個別に接続されている。
【0012】符号Bは本発明に係るアダプタ本体であっ
て、図3〜図9に詳しく示すように、前記各電線14
a,14bを壁面側からと表面側からとで挟み付けて保
持する分離可能な受板1並びに表板2と、これらの受板
1と表板2とを連結する連結手段4とを備えている。更
に前記表板2には、前記各電線14a,14bに対して
良導体製の6個の圧接接続金具3を夫々の電線14a,
14bに対して電導状態に圧入接続させたとき、それぞ
れの圧接接続金具3の圧接上面が沈み込む窪み穴状の開
口部2aが設けられている。この開口部2aは後述する
接続子7の先端接触部を受け入れて圧接接続金具3に
続する通路を兼用している。更に、この開口部2aは不
使用時即ち、通常は、図3,4,5にみられるように、
着脱自在な蓋板13によって閉じられ、固定ビス15で
閉鎖姿勢が保持されている。
【0013】前記圧接接続金具3は図9に示すように、
例えば黄銅製板のような良導体で硬度を備えた金属板を
断面略コの字状に屈曲して、かつU字形の切欠きが形成
され、両端で起立された爪片3a,3aが電線14a,
14bの被覆上から圧入されることにより内部導線と電
気的に接続できる構造となっており、平らな表面3bは
前記接続子7に接する接触部となっている。
【0014】本実施例において、前記受板1と表板2と
を連結する連結手段4は、図6にみられるように、断面
視コの字状のロック板4aの両端立上り部4b,4bの
先端部にフック4c,4cを形成して、このフック4
c,4cを表板2に設けた係合段部2bに弾力的に係合
させることにより達成しているが、これに代えて一般的
なビスやボルトによる螺合によって連結するようにして
もよい。
【0015】前記受板1には各電線14a,14bを
ける凹面座1aを先端に備えたダボ1bを有し、このダ
ボ1bを受け入れるUの字状の溝2cが表板2の相対す
る面に設けられており、これら凹面座1aと溝2cとの
間に各電線を個別に保持するほぼ平行な溝穴Gを形成し
て、各電線14a,14bを挟み込んで狭着することに
より、アダプタ本体Bによって電線14a,14bを
持できるようにしてある。尚、これに加えて、別の手段
でアダプタ本体Bで電力量計Aを保持できるようしして
もよい。
【0016】符号Cは、電力量計の取り換えや故障修理
時のような所要時に、前記アダプタ本体Bに連結して使
用されるコネクタであって、前記アダプタ本体Bの開口
部に収納された同極の圧接接続金具同士を短絡及び非短
絡する三組の接続子7と、該接続子7を短絡位置並びに
非短絡位置に移動させる移動手段8とを備えている。前
記複数の接続子7は1つの接続子ブロック7aによって
保持されている。
【0017】該実施例に示した接続子ブロック7aを三
組の接続子7と共に移動させるための移動手段8は、図
1,図2にみられるように、コネクタCに取り付けた枢
軸8aの周りで回動するカム8bと、このカム8bを回
動させるための操作つまみ8cと、前記カム8bに接触
して接続子7をスプリング9に抗して短絡位置に移動さ
せるフロアー8dとによって形成されており、前記操作
つまみ8cには接続子7を短絡位置に移動させたときに
短絡位置をロックする解錠機能付きのロック手段12が
設けられている。
【0018】前記したロック手段12は、図1並びに図
2で詳しく示すように、枢軸8aを介して操作つまみ8
cに枢支された爪片12aと、該爪片12aを外方向、
即ち係合方向に弾圧するスプリング12cを備え、操作
つまみ8cが図2の短絡位置に移動したときに爪片12
aの先端に形成した係合部12dがコネクタCのケース
に形成した開口縁に係合して短絡位置をロックするよう
に形成され、爪片12aをスプリング12cに抗して押
圧することによりロックを解除できるように形成されて
いる。
【0019】以上のごとく構成されたアダプタは、最初
にアダプタ本体Bのみを電力量計Aの下方位置で、各電
14a,14bが電力量計Aに連結されている状態の
ままで、各電線14a,14bに表板2を前面側に向け
た状態で壁面に取り付ける。即ち図6に示すように、該
実施例の場合は、先ず、連結手段4のロック板4aを壁
面に固定し、電線14a,14bの裏側に受板1を配置
して各電線14a,14bをダボ1bの凹面座1a上に
合わせ、この状態で表板2の溝2cをダボ1bに嵌めこ
んで連結手段4によって受板1と表板2とを連結固定す
る。そして蓋板13を外して開口部2aから圧接接続金
3を圧入する。この際、圧接接続金具3は電線14
a,14bに対して1つづつ独立的に圧入することによ
り通電状態にさせることにより、電力量計Aへの電力供
給を停止させることなく行うことができる。そして通常
は、図4,5にみられるように、内面に絶縁用ラバーを
貼着してある着脱自在な蓋板13によって開口部2aを
閉じ、固定ビス15で閉鎖姿勢に保持しておく。
【0020】而して、電力量計の交換等の作業を行う場
合は、図12に示す固定ビス15を取り外して蓋板13
を除去し、この固定ビス15のネジ孔にコネクタCの取
付ビス10を螺入することにより、コネクタCを図1に
示すようにアダプタ本体Bに取り付ける。この状態から
操作つまみ8cを、図1において上方に操作してカム8
bを回動させることにより図2に示すように接続子7を
圧接接続金具3に向かって移動させ、同極の圧接接続金
具3,3同士を短絡させる。これにより入力側の電線
4aの電力を室内への出力側電線14bへ迂回させて通
電させる。この状態で電力量計Aの交換やこれを取外し
て行う補修を電力供給を停止させることなく行うことが
できる。この操作つまみ8cが短絡位置に移動したとき
に、爪片12aの先端係合部12dがコネクタCのケー
スに形成した開口縁に係合して短絡位置がロックされる
ので、安心して作業を行うことができる。また作業終了
後は、爪片12aをスプリング12cに抗して押圧する
ことによりロックが解除されるので操作つまみ8cを非
短絡位置に復帰させることができる。最後に、コネクタ
Cをアダプタ本体Bから取り外して蓋板13でアダプタ
本体Bの開口部2aを閉じておけばよい。
【0021】以下本発明の第2実施例について説明す
る。以下にいう図13乃至図21は、第2実施例を示し
たもので、図13及び図14は前記第1実施例における
図1及び図2に相当する図である。また、図15乃至図
18はアダプタ全体の分解状態から組み立て状態までを
経時的に示した接続子部分を中心とする断面図であり、
図19は接続子の圧接接続金具への通電接触状態を示
し、図20は接続子の形状と圧接接続金具への通電接触
との関係を示す説明のための正面図、図21は電線への
取り付け状態を示すアダプタ全体の正面図である。
【0022】該第2実施例に示すアダプタ構造も、電力
量計Aに対する接続電線が、入力側3本の電線14a
、室内への出力側3本の電線14bとの6本の電線で
あるものとして示してある。
【0023】この第2実施例に示したアダプタ本体B
は、図15〜16にみられるように、電線を受け入れる
ための上向き半割状溝Gaを形成した電線受板1と、下
向き半割状溝Gbを形成した表板2とで、電線挟持用溝
穴Gを形成するようにしたものであり、該表板2には、
挟持した各電線14a,14bに対して圧接接続金具
夫々電導状態に圧入接続するための開口部2aを形成
してある。該実施例に示した開口部2aは、図17にみ
られるように、圧接接続金具3の上面が表板2の表面と
ほぼ平坦となる程度に形成してある。また、該表板2の
両端の上下部分4箇所には、後述する接続子7を連結し
た絶縁ボード7Aを弾力的に受け止めるコイルスプリン
Sが配置してある。
【0024】前記圧接接続金具3の表面に接触して電気
的に接続する該実施例の接続子7は、平面視形状におい
て、図15にみられるように、金属板の両端が下向きに
カールされて突出している形状とされ、図20にみられ
るように、正面視形状では、中央の一つが横直線状で、
中程及び外側の金具がそれぞれ相互の接触を避けるため
にコの字形に形成されている。そして、これら三つの接
続子7は、図15にみられるように、前記絶縁ボード7
Aに、相互に離れて配置連結してあり、各接続子7の
ール部分の下端部分がボード面から突出するようにして
ある。
【0025】このようにした絶縁ボード7Aは、前記ア
ダプタ本体Bをスッポリ覆う下向き開口とした箱状のコ
ネクタCの内部に移動可能に嵌め込まれる。該コネクタ
Cには、該絶縁ボード7Aの外側において、該絶縁ボー
ド7Aを背面から押圧するための偏芯カム5aを操作軸
5bに連結し、その外側に回転操作部5cを突出させて
ある移動手段5が形成されている。
【0026】前記受板1と表板2とは、ボルト等適宜の
手段で壁面に固定され、コネクタCは、表板2にボルト
若しくはビス止めされる。不使用時は、コネクタCを取
り去り、図示は省略したが、前記第1実施例における蓋
板13のように、内面に絶縁用ゴムシートのようなもの
を貼着させたり、他の絶縁処理を施した蓋をしておくよ
うにすればよい。
【0027】該実施例にいうコネクタCは、不使用時に
除去することなく、図13に示したように、絶縁ボード
7Aと表板2との間の隙間に絶縁板16を挿入し、これ
を鍵等の引き抜き防止用手段でロックしておくようにし
てもよい。このように、アダプタ本体BとコネクタCと
が一体的に形成されている構造のものとして実施するこ
ともできる。
【0028】以上の各実施例では、アダプタ本体Bの圧
接接続金具3並びにこの金具3を受け入れる開口部2a
は、電力量計Aの出入力電線の数に合わせて6個設けた
が、電力量計Aの出入力電線が100V2本線の場合に
は、入力側2個、出力側2個の4個であるから、アダプ
タ本体Bの圧接接続金具3並びに開口部2aも当然4個
のものが使用される。
【0029】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記の各実施例構造のみに特
定されるものではない。例えば接続子7を短絡位置に移
動させたときに移動手段8を短絡位置にロックするロッ
ク手段12は、上記第1実施例構造に特定されるもので
なく他の方法によっても達成できよう。その他本発明で
はその構成要件を備え、且つ効果を有する範囲内で適宜
変更して実施できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】本発明の電力量計アダプタは、上記の如
く構成したものであるから、簡単な操作で容易に電力量
計の出入力電線部分に取り付けて迂回電気回路を形成す
ることができ、この迂回電気回路によって外部電線と内
部電線との通電を行わせることにより、この迂回電気回
路による通電状態下において、電力量計を取外して新品
と交換したり修理したりすることができるので、電力量
計の補修や交換を電力供給を停止させることなく行うこ
とができ、完全無停電工事を達成することができるとい
った優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力量計アダプタの第1実施例を
示す縦断側面図。
【図2】電力量計アダプタの短絡状態を示す図1同様の
断面図。
【図3】電力量計アダプタにおけるアダプタ本体の正面
図。
【図4】図3におけるD−D線に沿った断面図。
【図5】図3におけるE−E線に沿った断面図。
【図6】図3におけるF−F線に沿った分解断面図。
【図7】アダプタ本体の取付過程を示す図3のF−F線
に沿った断面図。
【図8】図7のアダプタ本体への圧接接続金具の取り付
け説明断面図。
【図9】圧接接続金具の一例を示す斜視図。
【図10】第1実施例におけるコネクタの一部断面平面
図。
【図11】図10のコネクタの側面図。
【図12】コネクタをアダプタ本体に取り付ける手順を
説明する一部断面側面図。
【図13】第2実施例を示す図1相当の断面図。
【図14】第2実施例を示す図2相当の断面図。
【図15】アダプタ全体の分解断面図。
【図16】アダプタ本体を組付けた断面図。
【図17】アダプタ全体に圧接接続金具を圧入した状態
の断面図。
【図18】アダプタ全体の組付状態断面図。
【図19】接続子の短絡状態を示す図18と同様の断面
図。
【図20】アダプタ本体に対する接続子の配置状態を示
す説明用の正面図。
【図21】アダプタ全体の正面図。
【図22】電力量計を示す斜視図。
【符号の説明】
1 受板 2 表板 2a 開口部 3 圧接接続金具 4 連結手段 7 接続子 8 移動手段 13 蓋板 14a,14b 電線 A 電力量計 B アダプタ本体 C コネクタ G 溝穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−165960(JP,A) 特開2001−330629(JP,A) 特開 平7−248343(JP,A) 特開2001−343400(JP,A) 特開2002−22781(JP,A) 特開 平11−30633(JP,A) 特開 昭62−12870(JP,A) 実開 平5−25368(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 11/00 - 11/66 G01R 21/00 - 22/00 130 H01R 4/24 H01R 9/03 H02G 1/02 309 H02G 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力量計(A)に連なる電線(14a),(14b)
    に対して取り付けられるアダプタ本体(B)と、バイパス
    経路の断続を行うコネクタ(C)とからなり、前記アダプ
    タ本体(B)は、前記各電線(14a),(14b)を個別に保持す
    るほぼ平行な溝穴(G)を形成する分離可能な受板(1)並び
    に表板(2)と、これら受板(1)並びに表板(2)を連結する
    連結手段(4)とを備え、該表板(2)は、前記各電線(14
    a),(14b)に対して個別に圧接接続する良導体材料から
    なる複数の圧接接続金具(3)を備え、前記コネクタ(C)
    は、前記アダプタ本体(B)の入力側電線と出力側電線(14
    a),(14b)とに接続した圧接接続金具(3),(3)どうしを
    短絡状態及び非短絡状態にする複数の接続子(7)と、こ
    れらの接続子(7)を短絡位置並びに非短絡位置に移動さ
    せる移動手段(8)とを備えている電力量計アダプタ。
  2. 【請求項2】 電力量計(A)に連なる電線(14a),(14b)
    に対して取り付けられるアダプタ本体(B)と、バイパス
    経路の断続を行うコネクタ(C)とからなり、前記アダプ
    タ本体(B)は、前記各電線(14a),(14b)を個々に保持す
    るほぼ平行な溝穴(G)を形成する分離可能な受板(1)並び
    に表板(2)と、これら受板(1)並びに表板(2)を連結する
    連結手段(4)とを備え、該表板(2)は、前記各電線(14
    a),(14b)に対して個別に圧接接続する良導体材料から
    なる複数の圧接接続金具(3)を備え、かつ、これらの圧
    接接続金具(3)を夫々の電線(14a),(14b)に対して通電
    状態に圧入させたとき圧接接続金具(3)の上面が沈み込
    む窪み穴状の開口部(2a)を備えており、前記コネクタ
    (C)は、前記アダプタ本体(B)の開口部(2a)内に位置する
    入力側電線と出力側電線(14a),(14b)とに接続した圧接
    接続金具(3),(3)どうしを短絡状態及び非短絡状態にす
    る複数の接続子(7)と、これらの接続子(7)を短絡位置並
    びに非短絡位置に移動させる移動手段(8)とを備えてい
    る電力量計アダプタ。
  3. 【請求項3】 コネクタ(C)が、アダプタ本体(B)に対し
    着脱自在な別体構造に形成されている請求項1又は2に
    記載の電力量計アダプタ。
  4. 【請求項4】 コネクタ(C)が、アダプタ本体(B)と一体
    構造として形成されている請求項1又は2に記載の電力
    量計アダプタ。
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