JP3376425B2 - ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置 - Google Patents
ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置Info
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Description
を横に倒してその収容液でキャップの内面を殺菌する装
置に関する。
を横に倒してその収容液でキャップの内面を殺菌する方
法は、大きく分けて3種類ある。その一つは、特開昭6
0−99831号公開公報に明らかなように、送られて
くる容器の両側面をガイドする固定ガイドレールに容器
が直立の状態から次第に傾斜し、再び直立の状態に戻る
ように緩やかなカーブを設け、容器がカーブ内を傾斜し
ながら通過する間に収容液によってキャップの内面を殺
菌する方法である。この方法の最大の欠点は、容器と固
定ガイドレールとの間に摩擦があって容器に傷をつける
おそれがある。
開公報に明らかなように、搬送コンベヤを傾斜可能に構
成するとともに、そのコンベヤに多数のガイドプレート
を並列的に取付け、その駆動プーリと被駆動プーリ間に
2本の丸ゴムベルトと、前記ガイドプレートの間に容器
を挟持してガイドプレートの傾斜に応じ傾斜するように
設けている。この方法は、ガイドプレートと2本の丸ゴ
ムベルトが適正を保って各容器を保持することが必要で
ある。また容器は、同じ大きさのものでなければいけな
く、容器の大きさが変わると、その都度、手間の掛かる
調整が必要である。
公報に明らかなように、コンベヤチェーンを容器搬送用
と容器支承用の2ユニットに分け、等速で進行するよう
に併行設置し、容器搬送用ユニットの水平面と支承ユニ
ットの垂直面とが互いに当初の夾角を維持しながら、搬
送ユニットは水平から支承ユニットに向かって傾斜し、
再び水平に復するように構成し、支承ユニットは垂直か
ら搬送ユニットの反対方向に向かって傾斜し、再び垂直
に復するように構成したものである。この装置は、容器
にたいして無拘束であるが、容器が途中で搬送ユニット
から支承ユニットに乗り移り、再び支承ユニットから搬
送ユニットに乗り移るように大量の重量移動があり、円
滑に移動させるためには搬送速度を上げることが困難で
ある。また容器搬送用ユニットと支承ユニットを同じ強
度で構成し、かつ容器搬送用ユニットの支持面と支承ユ
ニットの支持面とが互いに当初の夾角を維持するよう
に、ガイドレール等の部材を設置するから、構成が複雑
で設置コスト高、ランニングコスト高となる。
容器の素材、形状、大小等に広範囲に適応し、搬送ユニ
ットから支承ユニットへの乗り移りがなく、搬送ユニッ
トに乗ったままで倒立と起立がなされて高速移動殺菌が
行える装置を提供にしようとするものである。
未殺菌の容器を受け入れる繰入コンベヤを、出口部にキ
ャップ内面が殺菌済みの容器を送り出す繰出コンベヤを
配置し、前記繰入コンベヤと繰出コンベヤの間に一部を
並列してメイン搬送コンベヤを配置し、このメイン搬送
コンベヤには、コンベヤチェーンを単位に横向きキャリ
ヤ部と縦向きキャリヤ部から構成されるL型キャリヤが
列設され、L型キャリヤは、コンベヤチェーンを支承案
内するガイドレールにしがって倒れるように設けるとと
もに、メイン搬送コンベヤに所要長さ並列し、かつその
メイン搬送コンベヤと等速に移動するL型キャリヤ受け
コンベヤが配置され、縦向きキヤリヤ部が横向きに倒れ
たとき、その先端側適所を支承し、メイン搬送コンベヤ
に移乗したキャップ内面が未殺菌の容器を横に倒し、キ
ャップの内面に収容した内容液を浸してキャップの内面
を殺菌し、再びL型キャリヤをコンベヤチェーンを支承
案内するガイドレールにしたがって起立し、キャップ内
面が殺菌済みの容器を正立にして繰出コンベヤに移乗し
て出口部にキャップ内面が殺菌済みの容器を送り出すこ
とを特徴とするボトル等容器のキャップ内面殺菌装置に
ある。
は、適宜厚さ鋼板により設け、その縦向きキャリヤ部に
緩衝部材を装備してもよいものである。
の縦向きキャリヤ部の支承面より内側に繰出コンベヤに
移乗する繰出移乗ガイド杆の先端が差し込まれて配置さ
れるようにしてもよいものである。
ヤの縦向きキャリヤ部には、支承面に開口する溝が設け
られ、その溝に繰出コンベヤに移乗する繰出移乗ガイド
杆の先端が差し込まれて配置されるようにしてもよいも
のである。
ヤの縦向きキャリヤ部には、筒形ゴムが装備されるとと
もに、支承面に開口する溝が設けられ、その溝に繰出コ
ンベヤに移乗する繰出移乗ガイド杆の先端が差し込まれ
て配置されるようにしてもよいものである。
容器を受け入れる繰入コンベヤを、出口部にキャップ内
面が殺菌済みの容器を送り出す繰出コンベヤを配置し、
前記繰入コンベヤと繰出コンベヤの間に一部を並列して
メイン搬送コンベヤを配置し、このメイン搬送コンベヤ
には、コンベヤチェーンを単位に横向きキャリヤ部と縦
向きキャリヤ部から構成されるL型キャリヤが列設さ
れ、L型キャリヤは、コンベヤチェーンを支承案内する
ガイドレールにしたがって倒れように設けるとともに、
メイン搬送コンベヤに所要長さ並列し、かつそのメイン
搬送コンベヤと等速に移動するL型キャリヤ受けコンベ
ヤが配置され、縦向きキヤリャ部が横向きに倒れたと
き、その先端側適所を支承し、メイン搬送コンベヤに移
乗したキャップ内面が未殺菌の容器を横に倒し、キャッ
プの内面に収容した内容液を浸してキャップの内面を殺
菌し、再びL型キャリヤをコンベヤチェーンを支承案内
するガイドレールにしたがって起立し、キャップ内面が
殺菌済みの容器を正立にして繰出コンベヤに移乗して出
口部にキャップ内面が殺菌済みの容器を送り出すことを
特徴とするボトル等容器のキャップ内面殺菌装置。
面殺菌装置を実施例を示す図面により説明すると、ボト
ル等容器のキャップ内面殺菌装置1は、入口部2にキャ
ップ内面が未殺菌の容器3aを受け入れる繰入コンベヤ
4を、出口部5にキャップ内面が殺菌済みの容器3bを
送り出す繰出コンベヤ6を配置し、前記繰入コンベヤ4
と繰出コンベヤ6の間に一部を並列してメイン搬送コン
ベヤ7を配置し、このメイン搬送コンベヤ7には、コン
ベヤチェーン8を単位に横向きキャリヤ部9aと縦向き
キャリヤ部9bから構成されるL型キャリヤ9が列設さ
れ、前記入口部2で繰入コンベヤ4からキャップ内面が
未殺菌の容器3aが繰入移乗ベルト10と繰入移乗転倒
防止ガイド杆11とによりL型キャリヤ9に正立の状態
で移乗する。
8を支承案内するガイドレール12a、12bにしたが
って、図5、図6、図7に示すように倒れ、その横向き
キャリヤ部9aを縦向きに、縦向きキャリヤ部9bを横
向きにして移乗したキャップ内面が未殺菌の容器3aを
横に倒し、その横に倒した状態で搬送し、キャップの内
面に収容した内容液を浸した状態を一定時間持続し、キ
ャップの内面を殺菌するものである。そしてコンベヤチ
ェーン8を支承案内するガイドレール12a、12bに
したがって、前記倒れたときと反対の順序でL型キャリ
ヤ9を起立し、キャップ内面が殺菌済みの容器3bを正
立にして搬送する。ここで縦向きキャリヤ部9bの支承
面より内側に差し込まれる繰出移乗ガイド杆13aと反
対側の繰出移乗転倒防止ガイド杆13bとによって繰出
コンベヤ6に移乗し、出口部5に搬送するものである。
し、かつそのメイン搬送コンベヤ7と等速に移動するL
型キャリヤ受けコンベヤ14が配置され、縦向きキヤリ
ャ部9bが横向きに倒れたとき、その先端側に離隔して
支承し、メイン搬送コンベヤ7とともにL形キャリヤ9
を安定して移動する。
より設け、その縦向きキャリヤ部9bに筒形ゴム15が
装嵌した後、ネジ、接着などの適宜固着手段で一体に装
備される。横向きキャリヤ部9aは、滑りやすく、繰入
コンベヤ4からメイン搬送コンベヤ7へ、またはメイン
搬送コンベヤ7から繰出コンベヤ6に夫々移乗しやすく
構成される。
ム15を装備させることにより容器が横倒されるときの
ショックを緩衝し、かつ縦向きキャリヤ部9bに摩擦力
を具備し、振動その他で、未殺菌の容器3aおよび殺菌
済みの容器3bがともに、横に向いた縦向きキャリヤ部
9bから落ちないように設けている。
り内側に繰出移乗ガイド杆13aの先端を差し込むため
に、その支承面に開口する溝15a、15bを設けてい
る。この溝15a、15bは、筒形ゴム15等部材を切
り離すことに構成できるからその部分を空間に構成する
という意味である。また入口部2の繰入コンベヤ4、出
口部5の繰出コンベヤ6およびメイン搬送コンベヤ7上
に未殺菌の容器3aおよび殺菌済みの容器3bが間隔を
開けて乗っているが、これは、図面上の説明のためで、
実際のラインでは間隔を置かずに搬送されるものであ
る。
で、搬送ユニットから支承ユニットへの乗り移りがな
く、容器の素材、形状、大小等に広範囲に適応し、搬送
ユニットに乗ったままで倒立と起立がなされて高速移動
殺菌が行えるものである。
置の平面図である。
面殺菌装置の側面図である。
面殺菌装置における容器の入口部、繰入部、倒立部の拡
大平面図である。
面殺菌装置における容器の起立部、繰出部、出口部の拡
大平面図である。
れる状態を示す正面図である。
正面図である。
した状態を示す正面図である。
面殺菌装置に使用されるメインコンベヤチェーンの一部
側面図である。
ルの横断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 入口部にキャップ内面が未殺菌の容器を
受け入れる繰入コンベヤを、出口部にキャップ内面が殺
菌済みの容器を送り出す繰出コンベヤを配置し、前記繰
入コンベヤと繰出コンベヤの間に一部を並列してメイン
搬送コンベヤを配置し、このメイン搬送コンベヤには、
コンベヤチェーンを単位に横向きキャリヤ部と縦向きキ
ャリヤ部から構成されるL型キャリヤが列設され、L型
キャリヤは、コンベヤチェーンを支承案内するガイドレ
ールにしたがって倒れるように設けるとともに、メイン
搬送コンベヤに所要長さ並列し、かつそのメイン搬送コ
ンベヤと等速に移動するL型キャリヤ受けコンベヤが配
置され、縦向きキヤリヤ部が横向きに倒れたとき、その
先端側適所を支承し、メイン搬送コンベヤに移乗したキ
ャップ内面が未殺菌の容器を横に倒し、キャップの内面
に収容した内容液を浸してキャップの内面を殺菌し、再
びL型キャリヤをコンベヤチェーンを支承案内するガイ
ドレールにしたがって起立し、キャップ内面が殺菌済み
の容器を正立にして繰出コンベヤに移乗して出口部にキ
ャップ内面が殺菌済みの容器を送り出すことを特徴とす
るボトル等容器のキャップ内面殺菌装置。 - 【請求項2】 メイン搬送コンベヤにおけるL型キャリ
ヤは、適宜厚さ鋼板により設け、その縦向きキャリヤ部
に緩衝部材を装備したことを特徴とする請求項1記載の
ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置。 - 【請求項3】 メイン搬送コンベヤにおけるL型キャリ
ヤの縦向きキャリヤ部の支承面より内側に繰出コンベヤ
に移乗する繰出移乗ガイド杆の先端が差し込まれて配置
されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置。 - 【請求項4】 メイン搬送コンベヤにおける各L型キャ
リヤの縦向きキャリヤ部には、支承面に開口する溝が設
けられ、その溝に繰出コンベヤに移乗する繰出移乗ガイ
ド杆の先端が差し込まれて配置されることを特徴とする
請求項1、請求項2または請求項3記載のボトル等容器
のキャップ内面殺菌装置。 - 【請求項5】 メイン搬送コンベヤにおける各L型キャ
リヤの縦向きキャリヤ部には、筒形ゴムが装備されると
ともに、支承面に開口する溝が設けられ、その溝に繰出
コンベヤに移乗する繰出移乗ガイド杆の先端が差し込ま
れて配置されることを特徴とする請求項1、請求項2、
請求項3または請求項4記載のボトル等容器のキャップ
内面殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35812996A JP3376425B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35812996A JP3376425B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10194245A JPH10194245A (ja) | 1998-07-28 |
JP3376425B2 true JP3376425B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=18457698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35812996A Expired - Fee Related JP3376425B2 (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | ボトル等容器のキャップ内面殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3376425B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104169175B (zh) * | 2012-03-14 | 2016-05-11 | 大日本印刷株式会社 | 预成型坯的杀菌方法及装置 |
CN108275322A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-07-13 | 山东食圣酿造食品有限公司 | 冲洗消毒机 |
-
1996
- 1996-12-30 JP JP35812996A patent/JP3376425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10194245A (ja) | 1998-07-28 |
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