JP3376415B2 - 生分解性ポリ乳酸発泡ボード - Google Patents

生分解性ポリ乳酸発泡ボード

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株式会社東海化成
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性ポリ乳酸
発泡ボード法に関するものであり、より詳しくは、生分
解性を保持しつつ、深絞り成形加工してもほぼ均一な肉
厚でしかも寸法安定性等にも優れ、さらに適度な腰のあ
る二次加工製品に成形加工できる生分解性ポリ乳酸発泡
ボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、プラスチックによる発泡ボード、
とりわけ押出機による発泡ボードとして、発泡ポリスチ
レン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等があ
り、これらは軽量、断熱、防音性、クッション性等に加
えて二次成形加工性に優れるため、多岐の分野で幅広く
使用されている。しかしながら、自然環境下ではほとん
ど分解されないため、自然界に蓄積され、埋め立て地不
足、土壌・河川・海洋汚染など、環境上、生態系上の社
会的な大問題となっている。一方では、回収再利用しよ
うとしても嵩高くて回収コスト高となり、さらに焼却時
の焼却炉の損傷、有毒ガス発生等の問題があって、回
収、再生は極めて困難である。
【0003】かかる環境負荷抑制手段の一つとして、土
中や水中の微生物により分解され、自然界の物質循環系
に組み込まれ、環境を汚染しない生分解性ポリマーの開
発が望まれている。これら生分解性ポリマーとしては各
種の合成、天然のポリマーが知られており、ポリヒドロ
キシブチレート、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、セル
ロース、キトサン、澱粉等がある。また、加工が困難な
セルロース、澱粉等の改良剤としてポリビニルアルコー
ル、ポリエチレン、エチレン/酢酸ビニル共重合体等を
使用したものがあり、また、例えば特開平5−3937
7号公報には、コーンスターチなどの多糖類やその誘導
体を主体とした天然物等の発泡体に関する技術が開示さ
れている。
【0004】一方、乳酸系ポリマーは、安定性が高くし
かも焼却時の燃焼カロリーが低いために環境に優れたポ
リマーとして注目されており、ポリ乳酸酸とε−カプロ
ラクトンとの共重合体等の乳酸系ポリエステルの発泡体
に関しては、例えば特開平4−304244号公報、特
開平5−140361号公報、特開平6−287347
号公報、特公平5−508669号公報等に公開されて
いる。
【0005】しかしながら、従来のポリ乳酸の発泡体
は、生分解性は優れるものの、弾性、復元力に乏しく、
機械的な衝撃に対して脆いという欠点があり、また乳酸
とε−カプロラクトンとの共重合体は比較的柔軟性があ
るものの、耐熱性が劣るため、二次成形加工時に安定し
た成型品を得ることが難しく、限られた用途にしか使用
できないという問題等があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の従来
技術の具有する問題点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、特には、生分解性を保持しつつ、
更に十分な柔軟性、優れた耐衝撃性と二次成形加工性を
有し、かつ二次成形品の寸法安定性が良好であり、多様
な用途に有用なポリ乳酸発泡ボードを提供せんとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明が採用した手段の要旨とするところは、叙
上の特許請求の範囲に記載されているとおりである。
【0008】このような構成を採用した請求項1記載の
発明に係る生分解性ポリ乳酸発泡ボードによると、生分
解性を保持しつつ、十分な柔軟性と二次成形加工性を有
し、優れた耐衝撃性と良好な寸法安定性等を備えた二次
成形品を成形することのできる生分解性の発泡ボードと
して、多様な用途に使用できる。特に、ポリ乳酸ペレッ
トの含水率が75〜250ppmであると、表面が綺麗
な平面状に成形された深絞り二次成形加工性を有する生
分解性の発泡ボードとなる。また、ポリ乳酸ペレットの
含水率が20〜75ppm程度であると、エンボス加工
を施したような表面形状を有する生分解性の発泡ボード
となり、しかも、深絞り二次成形加工してもエンボス状
の表面形状がそのまま保持できる。
【0009】請求項2記載の発明に係る生分解性ポリ乳
酸発泡ボードよると、請求項1記載の発明に係る生分解
性ポリ乳酸発泡ボードにて得られる作用に加えて、特に
は、押出直後の高温発泡ボードをガラス転移温度以下に
まで急激に冷却しても、冷却むらや冷却不全が生じ難い
ため、発泡倍率や結晶化度のバラツキが原因となって皺
や裂けが生じ難く、表面が綺麗に仕上がった深絞り二次
成形加工性を有する。
【0010】請求項3記載の発明に係る生分解性ポリ乳
酸発泡ボードによると、請求項1又は2記載の発明に係
る生分解性ポリ乳酸樹脂ペレットが奏する作用に加え
て、特には、軽量であり、高価なポリ乳酸原材の低減が
図れ、更に十分な柔軟性と二次成形加工性を有する。す
なわち、優れた耐衝撃性と良好な寸法安定性等を備えた
二次成形品に成形できる。
【0011】請求項4記載の発明に係る生分解性ポリ乳
酸発泡ボードによると、請求項1〜3のいずれか記載の
発明に係る生分解性ポリ乳酸樹脂ペレットが奏する作用
に加えて、特には、セルが緻密で、優れた弾性、復元力
を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の内容を詳細に説明
する。
【0013】まず、本発明の生分解性ポリ乳酸発泡ボー
ドは、 (1)45〜60℃で乾燥した生分解性ポリ乳酸ペレッ
トに、発泡剤、滑剤並びに核剤をドライブレンドしする
工程と、 (2)得られた混合物を、シリンダー温度条件120〜
210℃、ダイス温度条件110〜170℃にて長尺形
に押出発泡成形し、波取り処理する工程と、 (3)50℃以下に保持した成形ロールにて押圧する工
程と、 (4)ついで、引取装置にて連続的に引き出し適宜長さ
に切断する工程、を有する方法にて製造できる。
【0014】生分解性ポリ乳酸ペレットは、熱風乾燥機
にて、40℃では5〜6時間程度、60℃では1.3〜
5時間程度乾燥処理を行う。乾燥温度が40℃以下であ
ると、長時間連続乾燥してもポリ乳酸ペレットの乾燥状
態が不十分となって(水分率が高すぎるために)、押出
発泡した発泡ボードに水分の気泡や縦すじができたり、
さらには、得られる発泡ボード自体が脆くなる傾向があ
る。一方、乾燥温度が60℃以上であると、ポリ乳酸ペ
レットがホッパー内で互いにくっつきあって塊になるた
めに押出発泡させることができなくなるとか、発泡ボー
ド自体が硬くなって脆くなる等の傾向がある。
【0015】また、ポリ乳酸ペレットは、その含水率を
10〜250ppmの範囲となるように乾燥させておく
必要がある。含水率が10ppm以下であると、発泡ボ
ードの表面にいわゆる「メヤニ」が発生する傾向があ
り、含水率が250ppm以上であると、上述したよう
に、押出発泡した発泡ボードに水分の気泡や縦すじがで
きたり、さらには、得られる発泡ボード自体が脆くなる
傾向がある。
【0016】また、ポリ乳酸ペレットの含水率は、発泡
して得られる発泡ボードの表面形状に影響を及ぼす傾向
がある。ポリ乳酸ペレットの含水率が75〜250pp
mであると、表面が綺麗な平面状に成形された深絞り二
次成形加工性を有する生分解性の発泡ボードとなる。
【0017】特に、ポリ乳酸ペレットの含水率が20〜
75ppm程度であると、エンボス加工を施したような
表面形状を有する生分解性の発泡ボードが再現性良く成
形でき、しかも、深絞り二次成形加工してもエンボス状
の表面形状をそのまま保持した二次成型品が成形できる
ので、好適である。
【0018】発泡剤をより具体的に示すと、無機系発泡
剤としては、重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、
炭酸アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム、アジド化
合物などが例示できる。有機系発泡剤としては、アゾジ
カルボンアミドやアゾビスイソブチロニトリルに代表さ
れるアゾ化合物、オキシスベンゼンスルホニルヒドタジ
ドに代表されるスルホニルヒドラジド化合物、ジニトロ
ソペンタメチレンテトラミンに代表されるニトロソ化合
物、等が例示できる。これらの発泡剤は単独使用しても
良いし、その2種以上を組み合わせて使用しても構わな
いが、アゾ化合物系の発泡剤を使用すると、セルが緻密
で、優れた弾性、復元力を有する生分解性の発泡ボード
となる。
【0019】発泡剤の混合割合は、ポリ乳酸樹脂100
重量部に対して0.2〜2.0重量部の割合であり、好
ましくは0.5〜1.2重量部である。発泡剤の使用量
は、所望する発泡倍率とするために必要な量であること
はいうまでもない。
【0020】つぎに、乾燥済みポリ乳酸ペレットは、前
記工程(2)において、シリンダー内にて溶融され、つ
いで、ダイスより長尺形に押出発泡成形される。ダイス
を出ると、板状の押し出し物は、樹脂温度やダイス形状
などに応じて一定の倍率まで膨張する。シリンダーの好
適な温度条件は120〜210℃であり、ダイスの温度
は110〜170℃であり、好ましくは140〜170
℃である。ダイスとしては、例えばT−ダイ、円形−ダ
イ等が使用できる。
【0021】ダイスより大気中に開放することで得られ
る発泡ボードの表面にはコルゲート(波打ち)が発生す
る傾向があるため、押出直後の発泡ボードに対して波取
り処理を施すとともに、樹脂自体に粘着性があるために
冷却ロールにて押圧しながら発泡ボードに成形加工する
ことが好ましい。複数の冷却ロールにて冷却しつつ、引
取装置にて連続的に成形し例えば刃体を有する適当な切
断手段にて所望する寸法形状に切断すると、最終製品で
ある生分解性のポリ乳酸発泡ボードが製造できる。な
お、押出直後の発泡ボードに対して波取り処理を施した
後、冷却ロールで押圧して表面を綺麗に仕上げた後、水
槽中を通過させ冷却する構成を採用しても構わない。
【0022】このように製造された生分解性ポリ乳酸発
泡ボードの密度は、好適には0.5〜1.05g/cm
3である。密度が1.05g/cm3を越えるものは、発
泡ボード中の気泡が少なく、発泡ボードの優れた特性で
ある断熱性、軽量化が十分に現れない。密度が0.5g
/cm3 よりも低いものは、発泡ボード中の気泡含有量
が多すぎるため、二次加工成形性が低下する傾向があ
る。
【0023】発泡体ボードの厚みは、1〜8mmが好ま
しい。1mmよりも薄い板状の発泡体は極めて製造し難
く、製造できても、発泡体中の気泡が少なく、発泡体の
優れた特性である断熱性、軽量化が十分に現れないこと
が多い。また、8mmよりも厚い発泡体は厚みが均一と
なるように押出発泡成形することが困難である。
【0024】この発泡ボードは、真空成型法、圧空成型
法など公知の方法により、ドロ−ダウンを生じさせるこ
となく(発泡ボードとしての優れた特性を消失させるこ
となく)、また、生分解性特性を消失させることなく、
様々な二次加工製品に成形加工することができる。
【0025】なお、メヤニ防止剤、顔料、酸化防止剤、
耐候性改良剤、帯電防止剤等を含有させることもできる
ことはいうまでもないことである。
【0026】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げてさらに具体的
に説明をするが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0027】カネボウ合繊株式会社から購入したポリ乳
酸バージンペレット(商品名「ラクトロン 700D
A」)100重量部に再生「ラクトロン700DA」2
0重量部を混合した混合ペレットを、熱風乾燥機にて、
60℃、3.0時間乾燥処理した後、得られた乾燥済み
ペレット100重量部に、発泡剤として「DS #2
5」)0.8重量部と、核剤としてタルク0.5重量部
をドライブブレンドし、得られる混合物を、押出口径1
30φに、クレアランス0.9mmのTダイス2を取り
付け、シリンダーの温度条件130〜190℃、ダイス
の温度145〜155℃で、長尺形に押出発泡成形し
た。なお、発泡剤として使用した「DS #25」は永
和化成株式会社製であり、アゾジカルボンアミドとオキ
シビスベンゼンスルホニルヒドラジドとからなるアゾ化
合物系の複合発泡剤である。
【0028】得られた発泡ボード10の表面に、コルゲ
ート(波打ち)が発生する傾向があるので、直ちに発泡
体に対して波取り処理を施した後、35℃に冷却した冷
却ロール3にて押圧しつつ板状の発泡成形ボードに加工
し、必要ならば水槽中を通過させて冷却する。そして、
複数の冷却ロール5,5にて冷却しつつ引取装置4にて
連続的に成形し、カッター6にて所望する寸法形状に切
断すると、最終製品である生分解性のポリ乳酸発泡ボー
ドが製造できる(図1)。
【0029】このように製造された発泡ボードは、その
密度が好適には0.5〜1.05g/cm3となるよう
にする。密度が1.05g/cm3を越えるものは、発
泡ボード中の気泡が少ないためか、発泡ボードの優れた
特性である断熱性、軽量化が十分に現れない傾向があ
り、また、密度が0.5g/cm3 よりも低いものは、
発泡ボード中の気泡含有量が多すぎるためか、二次加工
成形性が著しく低下する傾向があった。
【0030】なお、押出直後の発泡ボードに対して波取
り処理を施した後、冷却ロールで押圧して表面を綺麗に
仕上げた後、さらに冷却ロールで押圧しながら冷却する
構成を採用しても、その表面が綺麗な長尺形の発泡ボー
ドが製造できた。
【0031】このようにして得られた発泡ボードを真空
圧空成形法にて弁当箱状に成形したところ、ドローダウ
ンすることなくしかも表面が綺麗でしかも独特な風合い
を持ったものを二次成形品を成形加工できた。
【0032】このポリ乳酸発泡弁当箱をハンマーで粉砕
し、コンポスト化したところ、1〜2ヶ月で形態を留め
なくなり、良好な生分解性を示した。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明となるポリ乳
酸発泡ボードによると、生分解性を保持しつつ、軽量
で、原料たるポリ乳酸の使用量の低減が図れ、セルが緻
密で優れた弾性、復元力を有するとともに十分な柔軟性
と二次成形加工性を有し、優れた耐衝撃性と良好な寸法
安定性等を備えた二次成形品に成形加工できる生分解性
発泡ボードとして極めて安定的に提供できる。
【0034】また、ポリ乳酸ペレットの含水率を適宜調
整することで、エンボス加工したような表面を有する発
泡ボードが製造でき、さらに、深絞り二次成形しても二
次成形加工製品の表面にエンボス形状を保持することが
でき、多様な用途に使用でき、更に、破損したり不要に
なった最終製品や成形時の規格外製品等のリユースが可
能であり、資源の有効利用及び環境保全の面からも有利
であるなど、極めて実効性に優れた作用効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明となる長尺形状の発泡ボード
を製造するための一製造方法を、概略的に示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1…ホッパー 2…T−ダイス 3…成形ロール 4…引取装置 5…成形ロール 6…カッター 10…発泡ボード
フロントページの続き (72)発明者 林 眞治 福井県武生市大虫町3字1番地1 ハッ ポー化学工業株式会社内 (72)発明者 景山 英治 岐阜県美濃市神洞648番地の1 株式会 社東海化成内 (72)発明者 田中 賢司 岐阜県本巣郡穂積町野田新田4045 株式 会社パールマネキン内 (72)発明者 森田 三郎 岐阜県本巣郡穂積町野田新田4045 株式 会社パールマネキン内 (56)参考文献 特開2000−7812(JP,A) 特開2001−252968(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96 C08J 9/04 - 9/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】45〜60℃で乾燥した生分解性ポリ乳酸
    ペレットに対して、発泡剤、滑剤並びに核剤をドライブ
    レンドして得られる混合物を、シリンダー温度条件12
    0〜210℃、ダイス温度条件110〜170℃にて長
    尺形に押出発泡成形し、波取り処理した後に、50℃以
    下に保持した成形ロールにて押圧してなる生分解性ポリ
    乳酸発泡ボードであって、 前記生分解性ポリ乳酸ペレットの含水率が20〜250
    ppmであり、かつ、前記ポリ乳酸発泡ボードに増粘剤
    が含まれていないことを特徴とする生分解性ポリ乳酸発
    泡ボード。
  2. 【請求項2】前記生分解性ポリ乳酸樹脂ペレットに、非
    晶性の生分解性ポリ乳酸が1重量%以上含まれているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の生分解性ポリ乳酸発泡
    ボード。
  3. 【請求項3】前記生分解性ポリ乳酸発泡ボードの密度
    が、0.5〜1.05g/cm3の範囲内であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の生分解性ポリ乳酸発
    泡ボード。
  4. 【請求項4】前記発泡剤がアゾ化合物であり、前記生分
    解性ポリ乳酸ペレット100重量部あたり0.2〜2.
    0重量部の割合で配合することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の生分解性ポリ乳酸発泡ボード。
  5. 【請求項5】前記生分解性ポリ乳酸発泡ボードの厚さ
    が、0.5〜8mmの範囲内にあることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の生分解性ポリ乳酸発泡ボ
    ード。
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