JP3376339B2 - インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式 - Google Patents

インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式

Info

Publication number
JP3376339B2
JP3376339B2 JP2000044874A JP2000044874A JP3376339B2 JP 3376339 B2 JP3376339 B2 JP 3376339B2 JP 2000044874 A JP2000044874 A JP 2000044874A JP 2000044874 A JP2000044874 A JP 2000044874A JP 3376339 B2 JP3376339 B2 JP 3376339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
call
line
terminal
srf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000044874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001237973A (ja
Inventor
潔 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP2000044874A priority Critical patent/JP3376339B2/ja
Publication of JP2001237973A publication Critical patent/JP2001237973A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3376339B2 publication Critical patent/JP3376339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインテリジェントネ
ットワークシステムを利用した通話モニタ方式に関し、
特にインテリジェントネットワークのSRF(Spec
ial Resource Function:特殊リ
ソース機能)を有する装置において通話をモニタするこ
とを可能とする通話モニタ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話網は、発信者のダイヤル情報
に従って、着信者までの回線を順次接続するという基本
的なサービスを中心に発展してきたが、近年、様々なネ
ットワークサービスを柔軟かつ迅速に提供するために、
インテリジェントネットワーク(Intelligen
t Network:IN)と呼ばれるネットワークが
構築されてきている。
【0003】INは、加入者端末を収容する複数のサー
ビス交換局(Service Switching P
oint:SSP)と、電話交換網全体を制御する少な
くとも1つのサービス制御局(Service Con
trol Point:SCP)とから構成され、SS
PとSCPとは共通線信号網を介して接続される。
【0004】SSPは、加入者端末間の単純な接続に代
表される呼接続機能を有し、収容している加入者端末等
からINサービスの要求を受けた際には、共通線信号網
を介してSCPにアクセスする。INサービスの要求を
受けたSCPは、当該INサービス要求に対応する処理
を行ない、その処理結果に応じた指示をSSPに出し、
SSPがその指示に応じた動作を行なうことにより、I
Nサービスが実現される。例えば、代表的なINサービ
スであるフリーダイヤルでは、データベース機能を備え
たSCPが、フリーダイヤル番号と実際の電話番号との
間の番号変換を行ない、実際の電話番号に接続するよう
SSPに対して指示を出すことにより、フリーダイヤル
サービスが実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話網、或いは
上述のINサービスの機能を有する電話網において、音
声の通話モニタを行なうためには、加入者回線に直接モ
ニタ装置を接続するか、或いは、加入者端末を収容する
交換局等の回線終端装置の特定回線にモニタ装置を接続
することが必要であった。また、ISDN(Integ
rated Services Digital Ne
twork:サービス総合デジタル網)などのデジタル
回線網の場合には、デジタル回線の通話モニタを行なう
デジタル専用のモニタ装置を用意する必要があった。さ
らに、携帯電話やIN技術を利用したPHS(Pers
onal Handyphone System:パー
ソナルハンディホンシステム)等においては、端末の移
動により使用する基地局が変わっていくため、基地局を
特定して通話モニタを行なっていても、端末が移動して
しまうと通話モニタが不可能になるという課題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、通話モニタを行なう回線
をその都度探し出してモニタ装置を移動させる必要性を
無くすることにあり、INサービスを利用してある特定
の場所で通話モニタを行なうことを可能とする通話モニ
タ方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のインテリジェン
トネットワークシステムを利用した通話モニタ方式は、
複数の加入者端末を収容する複数のSSPと、前記複数
のSSPを制御するSCPとから構成され、前記複数の
SSPの間は通話回線網で接続され、前記複数のSSP
と前記SCPとの間は共通線信号網で接続されたINで
あって、前記INには更にSRFを有する装置としての
IPが、前記通話回線網及び前記共通線信号網に接続さ
れており、前記IPの有する前記SRFにモニタ端子を
備え、前記INに、通話モニタを行なおうとする加入者
端末の電話番号を、通話モニタを行う旨を示す識別情報
と共にサービスデータとして登録するサービスデータ登
録手段と、前記電話番号を有する加入者端末からの発信
或いは前記電話番号を有する加入者端末への着信を検出
した際に、INサービスの起動を要求するINサービス
起動要求手段と、前記INサービス起動要求手段からI
Nサービスの起動を要求された際に、発信側の発信元加
入者端末と着信側の着信先加入者端末との通話回線を相
互に接続すると共に、前記通話回線を前記モニタ端子に
も接続する回線接続手段とを備え、前記サービスデータ
登録手段は、前記複数のSSPの何れか1つ或いは複数
のSSPにそれぞれ備えられ、SSPに接続された保守
端末と該SSPが備えたサービスデータ記憶部とから構
成され、前記保守端末から通話モニタを行なおうとする
加入者端末の電話番号を、通話モニタを行なう旨を示す
識別情報と共に入力した際に、前記電話番号と前記識別
情報とをサービスデータとして前記サービスデータ記憶
部に記憶させ、前記回線接続手段が相互に接続する前記
発信元加入者端末と前記着信先加入者端末との通話を
前記IPの有する前記SRFの前記モニタ端子に接続さ
れた通話モニタ装置によってモニタすることを可能とす
ることを特徴とする。
【0008】また、前記INサービス起動要求手段は、
前記サービスデータ登録手段を備えたSSPに備えら
れ、加入者端末からの発信が成された時には発信分析を
行ない、該加入者端末の電話番号がサービスデータとし
て登録されている場合には、該加入者端末の電話番号と
着信先加入者端末の電話番号とを含めて通話モニタを行
なう旨のINサービスの起動を要求する信号を前記SC
Pに対して送出し、加入者端末への着信があった時には
着信分析を行ない、該加入者端末の電話番号がサービス
データとして登録されている場合には、該加入者端末の
電話番号と発信元加入者端末の電話番号とを含めて通話
モニタを行なう旨のINサービスの起動を要求する信号
を前記SCPに対して送出することを特徴とする。
【0009】さらに、前記回線接続手段は、前記SCP
に備えられ、前記INサービス起動要求手段から通話モ
ニタを行なう旨のINサービスの起動を要求する信号を
受信すると、発信元加入者端末の発側モニタ回線と着信
先加入者端末の着側モニタ回線とを前記SRFに暫定接
続する暫定接続ステップと、前記発信元加入者端末と前
記着信先加入者端末との接続を行なう通話回線接続ステ
ップと、前記着信先加入者端末からオフフック信号を受
信すると、前記発側モニタ回線と前記着側モニタ回線と
を相互に接続すると共に前記発側モニタ回線と前記着側
モニタ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続し、か
つ、前記発側モニタ回線を前記発信元加入者端末に接続
し前記着側モニタ回線を前記着信先加入者端末に接続す
るモニタ接続ステップとを実行することにより、前記発
信元加入者端末と前記着信先加入者端末との通話を前記
モニタ端子に接続された通話モニタ装置によってモニタ
することを可能とすることを特徴とする。
【0010】また、前記暫定接続ステップは、前記発側
モニタ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続するた
めに、前記SCPからSSPを経由してリソース接続
(発側回線)の要求信号を前記SRFに対して送出し、
これを受信した前記SRFは、発信元加入者端末の前記
発側モニタ回線を前記SRFに暫定接続し、その応答と
して前記SRFの識別番号と前記発側モニタ回線の回線
番号を前記SCPに対して返送し、次に前記SCPは、
前記着側モニタ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接
続するために、前記SSPを経由して前記SRFの識別
番号を含めてリソース接続(着側回線)の要求信号を前
記SRFに対して送出し、これを受信した前記SRF
は、着信先加入者端末の前記着側モニタ回線を前記SR
Fに暫定接続し、その応答として前記着側モニタ回線の
回線番号を前記SCPに対して返送することを特徴とす
る。
【0011】さらに、前記暫定接続ステップは、前記発
側モニタ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続する
ために、前記SCPからSSPを経由して特定のSRF
の識別番号を含めてリソース接続(発側回線)の要求信
号を前記特定のSRFに対して送出し、これを受信した
前記特定のSRFは、発信元加入者端末の前記発側モニ
タ回線を前記特定のSRFに暫定接続し、その応答とし
て前記発側モニタ回線の回線番号を前記SCPに対して
返送し、次に前記SCPは、前記着側モニタ回線を前記
SRFの前記モニタ端子に接続するために、前記SSP
を経由して前記特定のSRFの識別番号を含めてリソー
ス接続(着側回線)の要求信号を前記特定のSRFに対
して送出し、これを受信した前記特定のSRFは、着信
先加入者端末の前記着側モニタ回線を前記特定のSRF
に暫定接続し、その応答として前記着側モニタ回線の回
線番号を前記SCPに対して返送することを特徴とす
る。
【0012】また、前記INに、通話モニタを行なおう
とする加入者端末の電話番号と、通話モニタを行う旨を
示す識別情報とから成るサービスデータを削除するサー
ビスデータ削除手段を更に備えることを特徴とする。
【0013】さらに、複数の加入者端末を収容する複数
のSSPと、前記複数のSSPを制御するSCPとから
構成され、前記複数のSSPの間は通話回線網で接続さ
れ、前記複数のSSPと前記SCPとの間は共通線信号
網で接続されたINであって、前記INには更にSRF
を有する装置としてのIPが、前記通話回線網及び前記
共通線信号網に接続されており、前記IPの有する前記
SRFにモニタ端子を備え、前記INに、通話モニタを
行なおうとする加入者端末の電話番号を、通話モニタを
行う旨を示す識別情報及び着信転送の設定が成されてい
た場合は着信転送先の電話番号の通話モニタを行なう旨
を示す着信転送時モニタ要求情報と共にサービスデータ
として登録するサービスデータ登録手段と、前記電話番
号を有する加入者端末への着信を検出した際に、INサ
ービスの起動を要求するINサービス起動要求手段と、
前記INサービス起動要求手段からINサービスの起動
を要求された際に、発信側の発信元加入者端末と着信側
の着信先加入者端末から着信転送された着信転送先端末
との通話回線を相互に接続すると共に、前記通話回線を
前記モニタ端子にも接続する回線接続手段とを備え、前
記発信元加入者端末と前記着信先加入者端末から着信転
送された着信転送先端末との通話を前記モニタ端子に接
続された通話モニタ装置によってモニタすることを可能
とすることを特徴とする。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明のインテリジェントネットワ
ークシステムを利用した通話モニタ方式の一実施形態を
示すブロック図である。
【0017】図1に示す本実施形態は、複数の加入者端
末を収容する複数のSSP(Service Swit
ching Point:サービス交換局)1a〜1n
と、複数のSSP1a〜1nを制御するSCP(Ser
vice ControlPoint:サービス制御
局)2とから構成され、SSP1aとSSP1nとの間
は通話回線網3で接続され、SSP1a〜1nとSCP
2との間は共通線信号網4で接続されている。この複数
のSSP1a〜1nとSCP2とから構成されるIN
(Intelligent Network:インテリ
ジェントネットワーク)には、更にSRF(Speci
al Resource Function:特殊リソ
ース機能)50を有する装置としてIP(Intell
igentPeripheral:高機能周辺)5が接
続されており、IP5は、通話回線網3及び共通線信号
網4に接続されている。
【0018】SSP1aは、保守端末10aを備え、発
信側の加入者端末である発端末6を収容しており、ま
た、SSP1aが収容している加入者端末のサービスデ
ータを記憶するサービスデータ記憶部11aを備えてい
る。SSP1nも同様に、保守端末10nを備え、着信
側の加入者端末である着端末7を収容しており、また、
SSP1nが収容している加入者端末のサービスデータ
を記憶するサービスデータ記憶部11nを備えている。
IP5が有するSRF50には、通常、INによって提
供されるサービスの実行に必要な特殊なリソース(例え
ば数字受信機やアナウンス装置等)の他に、本発明の通
話モニタを行なうためのモニタ端子51を備えている。
尚、SRF50及びモニタ端子51を備えたIP5は、
本実施形態では独立した局に収容することとしている
が、SSP1a〜1nの何れかの局に収容しても良い。
【0019】次に、図2を参照して、本発明の実施形態
の動作について説明する。
【0020】図2は、図1の実施形態の動作を説明する
図である。
【0021】尚、図2において図1に示す構成要素に対
応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説
明を省略する。
【0022】図2では、図1に示した発端末6から着端
末7に対して電話がかけられた時に、その通話をモニタ
する場合の、各装置間の信号授受のシーケンスを示して
いる。先ず、通話モニタを行なおうとする加入者端末の
電話番号を、識別情報(通話モニタを行なう旨を示す情
報)と共に保守端末10aを通してSSP1aに登録し
ておく。本実施形態の場合は、発端末6の電話番号と識
別情報をSSP1aに登録する。この電話番号と識別情
報は、INサービスの起動をSSP1aからSCP2に
対して要求する際のサービスデータとして取り扱われ、
SSP1a内のサービスデータ記憶部11aに格納され
る(図2の100)。
【0023】次に、発端末6から着端末7に対するダイ
ヤルが成されると(図2の102)、SSP1aは発信
分析を行ない、発端末6の電話番号と識別情報がサービ
スデータとして登録されていることを認識し、SCP2
に対して通話モニタを行なう旨のINサービス起動要求
の信号を送出する(図2の104)。通話モニタを行な
う旨のINサービス起動要求104には、発端末6の電
話番号とダイヤルされた着端末7の電話番号とが含まれ
ている。
【0024】通話モニタを行なう旨のINサービス起動
要求104をSCP2が受信すると、SCP2は発端末
6の発側モニタ回線をSRF50のモニタ端子51に接
続するために、SSP1aを経由してリソース接続(発
側回線)の要求信号をSRF50に対して送出する(図
2の106)。これを受信したSRF50は、発端末6
の発側モニタ回線をSRF50に暫定接続し、その応答
としてSRF50の識別番号と発側モニタ回線の回線番
号をSCP2に対して返送する(図2の108)。応答
108を受信すると、次にSCP2は、着端末7の着側
モニタ回線をSRF50のモニタ端子51に接続するた
めに、SSP1aを経由してリソース接続(着側回線)
の要求信号をSRF50に対して送出する(図2の11
0)。リソース接続(着側回線)110の要求信号に
は、着側モニタ回線を、発側モニタ回線を暫定接続した
SRF50と同一のSRF50に接続するために、応答
108で得たSRF50の識別番号を含めておくものと
する。こうすることにより、SSP1aがリソース接続
(着側回線)110の要求信号を受信した際に、発側モ
ニタ回線を暫定接続したSRFと同一のSRFにリソー
ス接続(着側回線)110を送出することが可能とな
る。従って、発側モニタ回線を暫定接続したSRF50
が、リソース接続(着側回線)110をも受信すること
ができ、リソース接続(着側回線)110の要求信号を
受信したSRF50は、着端末7の着側モニタ回線をS
RF50に暫定接続する。そして、その応答として着側
モニタ回線の回線番号をSCP2に対して返送する(図
2の112)。
【0025】SCP2は、次に、着端末7への接続要求
信号としてのCONNECT(接続)をSSP1aに送
出して着端末7への接続要求を行なう(図2の11
4)。CONNECT(接続)114を受信したSSP
1aは、CONNECT(接続)114内の着側ダイヤ
ル番号を識別し、着端末7への呼出信号を、先ず着端末
7を収容するSSP1nに対して送出し(図2の11
6)、SSP1nが着端末7への呼出信号を送出する
(図2の118)。
【0026】着端末7への呼出信号を送出したSSP1
nは、呼出を開始した旨の応答信号を、SSP1aを介
してSCP2に返送し(図2の120)、呼出開始応答
120を受信したSCP2は、発端末6に対しRBT
(Ring Back Tone:呼出し音)を送出す
るようSRF50に対して指示信号を送出し(図2の1
22)、SRF50は自己の保有する音源を接続して発
端末6にRBTを送出する(図2の124)。
【0027】着端末7が呼出118の呼出信号に応答す
るため着端末7をオフフックすると、オフフック信号が
SSP1nとSSP1aを介してSCP2に到達する
(図2の126)。オフフック信号126を検出したS
CP2は、SSP1aを介してSRF50に対し、通話
モニタが可能となるようモニタ接続の指示を出し(図2
の128)、モニタ接続128の指示を受けたSRF5
0は、発側モニタ回線と着側モニタ回線の回線番号をモ
ニタ接続128の指示信号から得て、両モニタ回線を相
互に接続すると共に、両モニタ回線をSRF50のモニ
タ端子51に接続し、また、発側モニタ回線を発端末6
に接続し、着側モニタ回線を着端末7に接続する(図2
の130)。
【0028】以上の動作を行なうことにより、発端末6
と着端末7との通話が可能となると同時に、SRF50
のモニタ端子51にて、発端末6と着端末7との通話を
モニタすることが可能となる(図2の132)。尚、発
端末6の通話モニタを行なうことが不必要になった場合
には、保守端末10aを通してSSP1a内のサービス
データ記憶部11aに登録されていたサービスデータを
削除すれば良い(図2の134)。
【0029】次に、図3を参照して、本発明の実施形態
における着端末7の通話モニタを行なう場合の動作につ
いて説明する。
【0030】図3は、図1の実施形態の動作を説明する
第2の図である。
【0031】尚、図3において図1に示す構成要素に対
応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説
明を省略する。
【0032】図3では、図1に示した着端末7に着信が
あった場合に、その通話モニタを行なう時の各装置間の
信号授受のシーケンスを示しており、発端末6から着端
末7に対して電話がかけられたものとする。先ず、通話
モニタを行なおうとする加入者端末の電話番号を、この
場合は着端末7の電話番号を、識別情報(通話モニタを
行なう旨を示す情報)と共に保守端末10nを通してS
SP1nに登録しておく。図3の場合は、着端末7の電
話番号と識別情報をSSP1nに登録する。この電話番
号と識別情報は、INサービスの起動をSSP1nから
SCP2に対して要求する際のサービスデータとして取
り扱われ、SSP1n内のサービスデータ記憶部11n
に格納される(図3の200)。
【0033】次に、発端末6から着端末7に対するダイ
ヤルが成されると(図3の202)、発端末6を収容す
るSSP1aから、着端末7を収容するSSP1nに対
し、着端末7への呼出信号が送出される(図3の20
4)。SSP1nは着信分析を行ない、着端末7の電話
番号と識別情報がサービスデータとして登録されている
ことを認識し、SCP2に対して通話モニタを行なう旨
のINサービス起動要求の信号を送出する(図3の20
6)。通話モニタを行なう旨のINサービス起動要求2
06には、発端末6の電話番号とダイヤルされた着端末
7の電話番号とが含まれている。
【0034】通話モニタを行なう旨のINサービス起動
要求206をSCP2が受信すると、SCP2は発端末
6の発側モニタ回線をSRF50のモニタ端子51に接
続するために、SSP1nを経由してリソース接続(発
側回線)の要求信号をSRF50に対して送出する(図
3の208)。これを受信したSRF50は、発端末6
の発側モニタ回線をSRF50に暫定接続し、その応答
としてSRF50の識別番号と発側モニタ回線の回線番
号をSCP2に対して返送する(図3の210)。応答
210を受信すると、次にSCP2は、着端末7の着側
モニタ回線をSRF50のモニタ端子51に接続するた
めに、SSP1nを経由してリソース接続(着側回線)
の要求信号をSRF50に対して送出する(図3の21
2)。リソース接続(着側回線)212の要求信号に
は、着側モニタ回線を、発側モニタ回線を暫定接続した
SRF50と同一のSRF50に接続するために、応答
210で得たSRF50の識別番号を含めておくものと
する。こうすることにより、SSP1nがリソース接続
(着側回線)212の要求信号を受信した際に、発側モ
ニタ回線を暫定接続したSRFと同一のSRFにリソー
ス接続(着側回線)212を送出することが可能とな
る。従って、発側モニタ回線を暫定接続したSRF50
が、リソース接続(着側回線)212をも受信すること
ができ、リソース接続(着側回線)212の要求信号を
受信したSRF50は、着端末7の着側モニタ回線をS
RF50に暫定接続する。そして、その応答として着側
モニタ回線の回線番号をSCP2に対して返送する(図
3の214)。
【0035】SCP2は、次に、着端末7への接続要求
信号としてのCONNECT(接続)をSSP1nに送
出して着端末7への接続要求を行なう(図3の21
6)。CONNECT(接続)216を受信したSSP
1nは、CONNECT(接続)216内の着側ダイヤ
ル番号を識別し、着端末7への呼出信号を送出する(図
3の218)。
【0036】着端末7への呼出信号を送出したSSP1
nは、呼出を開始した旨の応答信号をSCP2に返送し
(図3の220)、呼出開始応答220を受信したSC
P2は、発端末6に対しRBTを送出するようSRF5
0に対して指示信号を送出し(図3の222)、SRF
50は自己の保有する音源を接続して発端末6にRBT
を送出する(図3の224)。
【0037】着端末7が呼出218の呼出信号に応答す
るため着端末7をオフフックすると、オフフック信号が
SSP1nを介してSCP2に到達する(図3の22
6)。オフフック信号226を検出したSCP2は、S
SP1nを介してSRF50に対し、通話モニタが可能
となるようモニタ接続の指示を出し(図3の228)、
モニタ接続228の指示を受けたSRF50は、発側モ
ニタ回線と着側モニタ回線の回線番号をモニタ接続22
8の指示信号から得て、両モニタ回線を相互に接続する
と共に、両モニタ回線をSRF50のモニタ端子51に
接続し、また、発側モニタ回線を発端末6に接続し、着
側モニタ回線を着端末7に接続する(図3の230)。
【0038】以上の動作を行なうことにより、発端末6
と着端末7との通話が可能となると同時に、SRF50
のモニタ端子51にて、発端末6と着端末7との通話を
モニタすることが可能となる(図3の232)。尚、着
端末7の通話モニタを行なうことが不必要になった場合
には、保守端末10nを通してSSP1n内のサービス
データ記憶部11nに登録されていたサービスデータを
削除すれば良い(図3の234)。
【0039】以上、図1、図2及び図3を用いて説明し
たように、本発明の通話モニタ方式は、INサービスを
使用して通話パスとしてのモニタ回線を、SRFを有す
るIPに接続できるため、従来のように加入者回線或い
は加入者回線を収容する交換局に移動してモニタ装置を
接続する必要が無くなり、SRFの存在する固定的な場
所で通話モニタを行なうことが可能となる。
【0040】また、SSPとSCPとにより、通話パス
に使用する回線にモニタ端子を接続できるため、加入者
回線或いは加入者回線を収容する交換局への接続ではモ
ニタ出来なかったISDNなどのデジタル回線について
も、通話モニタを行なうことが可能となる。
【0041】さらに、複数のSRFが存在するネットワ
ークであっても、通話モニタが可能な組み合わせのモニ
タ回線だけを選択して接続することが可能となる。その
理由は、通常の電話ネットワークにおいては、発信側と
着信側が独立してリソースを捕捉し、発信側と着信側で
異なったSRFを制御する場合があるが、本発明におい
ては、発側回線のリソース接続要求により暫定接続を行
なったSRFの識別番号をSCPが受け取り、次の着側
回線の暫定接続の要求信号に、このSRFの識別番号を
含めて要求を行なうため、必ず同一のSRFでのモニタ
回線の選択が可能となり、従って、同一のSRFで発側
回線と着側回線のモニタ回線同士の接続が可能となるた
めである。
【0042】尚、図2及び図3においては、発側回線の
リソース接続要求により暫定接続を行なったSRFの識
別番号をSCPが受け取り、次の着側回線の暫定接続の
要求信号に、このSRFの識別番号を含めて要求を行な
うため、必ず同一のSRFでのモニタ回線の選択が可能
となる方式としたが、この方式を変更し、発側回線のリ
ソース接続要求時に、特定のSRFに暫定接続するよ
う、その特定のSRFの識別番号を与え、着側回線のリ
ソース接続要求時にも同一のSRFの識別番号を与えて
も良い。このような方式とすることにより、特定のSR
Fを指定してモニタ回線の選択を行なわせることが可能
となる。
【0043】次に、図1の着端末7において、着信転送
の設定が成されていた場合、或いは、ネットワーク側の
留守番装置接続の設定が成されていた場合の、本実施形
態の動作について説明する。尚、着信転送の場合とネッ
トワーク側の留守番装置接続の場合とでは、本実施形態
の動作は同一であるため、着信転送の場合を一例として
説明する。
【0044】先ず、図3の200において、SSP1n
に通話モニタを行なおうとする加入者端末の電話番号
を、サービスデータとして登録する際に、通話モニタを
行なう旨を示す情報としての識別情報に、着信転送の設
定が成されていた場合は着信転送先の電話番号の通話モ
ニタを行なう旨を示す着信転送時モニタ要求情報を、追
加して登録する。
【0045】そして、図3の206においてSSP1n
からSCP2に対し送出する通話モニタを行なう旨のI
Nサービス起動要求に、着信転送時モニタ要求情報を追
加して送出する。その後、図3の214まで図3に示し
た動作を行ない、図3の216において、SCP2から
着端末7への接続要求信号としてのCONNECT(接
続)を送出する際に、該CONNECT(接続)には着
信転送時モニタ要求情報を追加して送出する。これによ
り、着端末7において着信転送の設定が成されていた場
合には、該CONNECT(接続)に対するSSP1n
からの応答が、着信転送先の電話番号として返送される
ようになり、その後、SCP2から改めて着信転送先へ
のCONNECT(接続)を送出するようにする。その
後は図3に示したCONNECT(接続)216以降の
動作を行なう。
【0046】以上の動作を行なうことにより、発端末6
と着端末7に設定された着信転送先との通話が可能とな
ると同時に、SRF50のモニタ端子51にて、発端末
6と着信転送先との通話をモニタすることが可能とな
る。
【0047】次に、図1の発端末6と着端末7の何れか
又は双方が携帯電話或いはPHSである場合の本実施形
態の動作について説明する。
【0048】携帯電話網或いはPHS網の場合には、携
帯電話機やPHS端末等の移動機に対してサービスを提
供するため、加入者クラス情報や位置登録情報を管理す
る網内データベースとしてHLR(Home Loca
tion Register:ホームロケーションレジ
スタ)が交換局或いはその上位局等に存在する。そこ
で、図2の100或いは図3の200でSSPにサービ
スデータを登録する代わりとして、HLR内に、通話モ
ニタを行なおうとする移動機の電話番号と識別情報(通
話モニタを行なう旨を示す情報)とを登録する。そし
て、移動機からの発信或いは移動機への着信が行なわれ
る場合に、HLR内の該情報を回線接続のために起動さ
れる交換局に渡す。その後、図2或いは図3に示したと
同様の動作を行なわせることにより、発端末と着端末と
の通話が可能となると同時に、発端末と着端末の通話を
SRFに設けたモニタ端子から行なうことが可能とな
る。
【0049】また、携帯電話或いはPHSでローミング
が行なわれた場合であっても、HLR内の該情報を、ロ
ーミング先の網におけるHLR機能の役割を果たすGL
R(Gateway Location Regist
er:関門ロケーションレジスタ)に渡すことにより、
同等の作用、効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインテリ
ジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方
式は、通話モニタを行なおうとする加入者端末の電話番
号を、通話モニタを行う旨を示す情報としての識別情報
と共にSSP(或いはHLR)に登録する手段を設け、
該電話番号からの発信或いは該電話番号への着信が行な
われる際に、INサービスを起動して、SCPが制御対
象のSSPによる通話パス接続動作を制御できるため、
発信側の端末と着信側の端末との通話を、SRFを有す
るIPにおいてモニタ出来るという効果を有している。
従って、通話モニタを行なう回線をその都度探し出して
モニタ装置を移動させる必要が無くなり、固定的な特定
の場所で通話モニタを行なうことが可能となる、という
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインテリジェントネットワークシステ
ムを利用した通話モニタ方式の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明する図である。
【図3】図1の実施形態の動作を説明する第2の図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1n SSP 10a、10n 保守端末 11a、11n サービスデータ記憶部 2 SCP 3 通話回線網 4 共通線信号網 5 IP 50 SRF 51 モニタ端子 6 発端末 7 着端末

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加入者端末を収容する複数のSS
    P(ServiceSwitching Point:
    サービス交換局)と、前記複数のSSPを制御するSC
    P(Service Control Point:サ
    ービス制御局)とから構成され、前記複数のSSPの間
    は通話回線網で接続され、前記複数のSSPと前記SC
    Pとの間は共通線信号網で接続されたIN(Intel
    ligent Network:インテリジェントネッ
    トワーク)であって、前記INには更にSRF(Spe
    cial Resource Function:特殊
    リソース機能)を有する装置としてのIP(Intel
    ligentPeripheral:高機能周辺)が、
    前記通話回線網及び前記共通線信号網に接続されてお
    り、前記IPの有する前記SRFにモニタ端子を備え、
    前記INに、通話モニタを行なおうとする加入者端末の
    電話番号を、通話モニタを行う旨を示す識別情報と共に
    サービスデータとして登録するサービスデータ登録手段
    と、前記電話番号を有する加入者端末からの発信或いは
    前記電話番号を有する加入者端末への着信を検出した際
    に、INサービスの起動を要求するINサービス起動要
    求手段と、前記INサービス起動要求手段からINサー
    ビスの起動を要求された際に、発信側の発信元加入者端
    末と着信側の着信先加入者端末との通話回線を相互に接
    続すると共に、前記通話回線を前記モニタ端子にも接続
    する回線接続手段とを備え、前記サービスデータ登録手
    段は、前記複数のSSPの何れか1つ或いは複数のSS
    Pにそれぞれ備えられ、SSPに接続された保守端末と
    該SSPが備えたサービスデータ記憶部とから構成さ
    れ、前記保守端末から通話モニタを行なおうとする加入
    者端末の電話番号を、通話モニタを行なう旨を示す識別
    情報と共に入力した際に、前記電話番号と前記識別情報
    とをサービスデータとして前記サービスデータ記憶部に
    記憶させ、前記回線接続手段が相互に接続する前記発信
    元加入者端末と前記着信先加入者端末との通話を、前記
    IPの有する前記SRFの前記モニタ端子に接続された
    通話モニタ装置によってモニタすることを可能とするこ
    とを特徴とするインテリジェントネットワークシステム
    を利用した通話モニタ方式。
  2. 【請求項2】 前記INサービス起動要求手段は、前記
    サービスデータ登録 手段を備えたSSPに備えられ、加
    入者端末からの発信が成された時には発信分析を行な
    い、該加入者端末の電話番号がサービスデータとして登
    録されている場合には、該加入者端末の電話番号と着信
    先加入者端末の電話番号とを含めて通話モニタを行なう
    旨のINサービスの起動を要求する信号を前記SCPに
    対して送出し、加入者端末への着信があった時には着信
    分析を行ない、該加入者端末の電話番号がサービスデー
    タとして登録されている場合には、該加入者端末の電話
    番号と発信元加入者端末の電話番号とを含めて通話モニ
    タを行なう旨のINサービスの起動を要求する信号を前
    記SCPに対して送出することを特徴とする請求項1に
    記載のインテリジェントネットワークシステムを利用し
    た通話モニタ方式。
  3. 【請求項3】 前記回線接続手段は、前記SCPに備え
    られ、前記INサービス起動要求手段から通話モニタを
    行なう旨のINサービスの起動を要求する信号を受信す
    ると、発信元加入者端末の発側モニタ回線と着信先加入
    者端末の着側モニタ回線とを前記SRFに暫定接続する
    暫定接続ステップと、前記発信元加入者端末と前記着信
    先加入者端末との接続を行なう通話回線接続ステップ
    と、前記着信先加入者端末からオフフック信号を受信す
    ると、前記発側モニタ回線と前記着側モニタ回線とを相
    互に接続すると共に前記発側モニタ回線と前記着側モニ
    タ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続し、かつ、
    前記発側モニタ回線を前記発信元加入者端末に接続し前
    記着側モニタ回線を前記着信先加入者端末に接続するモ
    ニタ接続ステップとを実行することにより、前記発信元
    加入者端末と前記着信先加入者端末との通話を前記モニ
    タ端子に接続された通話モニタ装置によってモニタする
    ことを可能とすることを特徴とする請求項1或いは請求
    項2に記載のインテリジェントネットワークシステムを
    利用した通話モニタ方式。
  4. 【請求項4】 前記暫定接続ステップは、前記発側モニ
    タ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続するため
    に、前記SCPからSSPを経由してリソース接続(発
    側回線)の要求信号を前記SRFに対して送出し、これ
    を受信した前記SRFは、発信元加入者端末の前記発側
    モニタ回線を前記SRFに暫定接続し、その応答として
    前記SRFの識別番号と前記発側モニタ回線の回線番号
    を前記SCPに対して返送し、次に前記SCPは、前記
    着側モニタ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続す
    るために、前記SSPを経由して前記SRFの識別番号
    含めてリソース接続(着側回線)の要求信号を前記S
    RFに対して送出し、これを受信した前記SRFは、着
    信先加入者端末の前記着側モニタ回線を前記SRFに暫
    定接続し、その応答として前記着側モニタ回線の回線番
    号を前記SCPに対して返送することを特徴とする請求
    項3に記載のインテリジェントネットワークシステムを
    利用した通話モニタ方式。
  5. 【請求項5】 前記暫定接続ステップは、前記発側モニ
    タ回線を前記SRFの前記モニタ端子に接続するため
    に、前記SCPからSSPを経由して特定のSRFの識
    別番号を含めてリソース接続(発側回線)の要求信号を
    前記特定のSRFに対して送出し、これを受信した前記
    特定のSRFは、発信元加入者端末の前記発側モニタ回
    線を前記特定のSRFに暫定接続し、その応答として前
    記発側モニタ回線の回線番号を前記SCPに対して返送
    し、次に前記SCPは、前記着側モニタ回線を前記SR
    Fの前記モニタ端子に接続するために、前記SSPを経
    由して前記特定のSRFの識別番号を含めてリソース接
    続(着側回線)の要求信号を前記特定のSRFに対して
    送出し、これを受信した前記特定のSRFは、着信先加
    入者端末の前記着側モニタ回線を前記特定のSRFに暫
    定接続し、その応答として前記着側モニタ回線の回線番
    号を前記SCPに対して返送することを特徴とする請求
    項3に記載のインテリジェントネットワークシステムを
    利用した通話モニタ方式。
  6. 【請求項6】 前記INに、通話モニタを行なおうとす
    る加入者端末の電話番号と、通話モニタを行う旨を示す
    識別情報とから成るサービスデータを削除するサービス
    データ削除手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載のインテリジェントネットワークシステムを利用
    した通話モニタ方式。
  7. 【請求項7】 複数の加入者端末を収容する複数のSS
    Pと、前記複数のSSPを制御するSCPとから構成さ
    れ、前記複数のSSPの間は通話回線網で接続され、前
    記複数のSSPと前記SCPとの間は共通線信号網で接
    続されたINであって、前記INには更にSRFを有す
    る装置としてのIPが、前記通話回線網及び前記共通線
    信号網に接続されており、前記IPの有する前記SRF
    にモニタ端子を備え、前記INに、通話モニタを行なお
    うとする加入者端末の電話番号を、通話モニタを行う旨
    を示す識別情報及び着信転送の設定が成されていた場合
    は着信転送先の電話番号の通話モニタを行なう旨を示す
    着信転送時モニタ要求情報と共にサービスデータとして
    登録するサービスデータ登録手段と、前記電話番号を有
    する加入者端末への着信を検出した際に、INサービス
    の起動を要求するINサービス起動要求手段と、前記I
    Nサービス起動要求手段からINサービスの起動を要求
    された際に、発信側の発信元加入者端末と着信側の着信
    先加入者端末から着信転送された着信転送先端末との通
    話回線を相互に接続すると共に、前記通話回線を前記モ
    ニタ端子にも接続する回線接続手段とを備え、前記発信
    元加入者端末と前記着信先加入者端末から着信転送され
    た着信転送先端末との通話を前記モニタ端子に接続され
    た通話モニタ装置によってモニタすることを可能とする
    ことを特徴とするインテリジェントネットワークシステ
    ムを利用した通話モニタ方式。
JP2000044874A 2000-02-22 2000-02-22 インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式 Expired - Fee Related JP3376339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044874A JP3376339B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044874A JP3376339B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001237973A JP2001237973A (ja) 2001-08-31
JP3376339B2 true JP3376339B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=18567569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000044874A Expired - Fee Related JP3376339B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3376339B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2425686B (en) * 2005-04-29 2007-05-30 Motorola Inc Method and apparatus for notification in a cellular communication system
JP4698569B2 (ja) * 2005-12-22 2011-06-08 株式会社ネイクス 通話録音システム、その方法及び通話録音プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001237973A (ja) 2001-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6192115B1 (en) Obtaining information about a called telecommunications party
CA2173167C (en) Intelligent call forwarding
EP0950329B1 (en) Method and arrangement for using a mobile phone in a wireless office network
AU683705B2 (en) Caller name and identification communication system with caller screening option
EP0604041B1 (en) Call transfer with automatic return
US5729598A (en) Telephone network with telecommuting features
KR980013191A (ko) 호출 가입자 식별 고지 서비스용 장치 (Calling party identification announcement service)
JPH07154482A (ja) 電話呼処理方法
WO1998052337A1 (en) Method and apparatus for monitoring of telephone calls
US7106849B2 (en) Hybrid intelligent network
US6208723B1 (en) System and method for enhanced automatic recall
US7742589B2 (en) Distinctive call waiting based on a redirecting number
US6839555B2 (en) Method and apparatus for supporting voice message services with automatic rebound in a wireless intelligent network
JP3376339B2 (ja) インテリジェントネットワークシステムを利用した通話モニタ方式
US6111943A (en) Rapid call set-up for multiple leg telecommunications sessions
KR20000019457A (ko) 분실 이동통신 단말기를 위한 호 제어 방법
KR20020083943A (ko) 무선 지능망에서 호출 송신자 및 특징 코드 북마크액세스로써 음성 메시지 서비스들을 지원하는 방법 및 장치
KR100569029B1 (ko) 이동통신시스템에서 지능망 및 회의통화 기능을 이용한통화연결음 및 통화 배경음의 동시 서비스 방법 및 그시스템
AU2002306000B2 (en) Services in a telephony system
US20070280454A1 (en) Signaling a Telecommunications Terminal Through a Remote System
KR20020012987A (ko) 유무선 복합 사설망의 호 다중착신방법
KR100641331B1 (ko) 이동통신망에 있어 일반 착신번호와 착신전환에 의한 착신번호 구별 서비스 제공 방법
CN1147749A (zh) 在一个网络上建立通信的系统和方法
JPH09130476A (ja) 複数端末利用者への接続処理方法とその装置
KR20040039546A (ko) 통신 시스템에서의 불완료호 자동 연결 서비스 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071129

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081129

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees