JP3376116B2 - リモコン光軸調整機能を備えた分離型減光式煙感知器及びこれを利用した火災受信システム - Google Patents

リモコン光軸調整機能を備えた分離型減光式煙感知器及びこれを利用した火災受信システム

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JP3376116B2
JP3376116B2 JP19704594A JP19704594A JP3376116B2 JP 3376116 B2 JP3376116 B2 JP 3376116B2 JP 19704594 A JP19704594 A JP 19704594A JP 19704594 A JP19704594 A JP 19704594A JP 3376116 B2 JP3376116 B2 JP 3376116B2
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薫 真狩
敏章 三好
武義 鬼頭
徹男 田上
正 湯川
但 上中
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • G08B17/10Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分離型減光式煙感知器
と、これを利用した火災受信システムに関し、更に詳し
くは、リモコン操作器を使用し、位置決めの指標となる
レーザ光を視覚で確認しながら、レーザ天井面などに取
り付けられた煙センサユニットを遠隔制御して、分離型
減光式煙感知器の光軸合わせが出来るようにした分離型
減光式煙感知器と、これを用いた火災受信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の分離型減光式煙感知器は、図8
に示したように、投光器101から照射した赤外線ビー
ムを対向配置した受光器102で受光し、受光器102
において受光する赤外線の減光度を判別することによっ
て、監視エリア内における煙100の有無を判断してお
り、火災が発生していないときと、火災の発生などによ
って煙が発生した場合の受光器102の受光量を判別し
て、煙の発生を検知して火災受信機103で火災を報知
するようになっている。
【0003】ところで、このような分離型減光式煙感知
器は、比較的広い空間を監視エリアとして煙の発生を検
知するものであるため、高所に設置されることが多く、
しかも投光器と受光器との離隔距離は数十メートルと長
い上に狭い赤外線ビームを照射して監視を行なうように
なっているため、投光器の光軸と受光器の光軸も高い精
度で調整がなされている。
【0004】ところが、このような分離型減光式煙感知
器は、施工時に高い精度で光軸調整を行なっても、日時
が経過すれば光軸がズレてしまうこともあり、光軸がズ
レてしまうと、施工時と同じように光軸調整をやり直さ
なければならず、設置場所が高所である場合には、足場
を設けたり、脚立を使用したりしなければならず、危険
性も伴って、面倒な作業となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたもので、その主たる目的は、施工
後において、光軸ズレを生じた場合にも、レーザビーム
を目安にして遠隔から分離型減光式煙感知器の光軸調整
ができるようにした分離型減光式煙感知器を提案するこ
とにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、レーザビー
ムを目安にして分離型減光式煙感知器の光軸調整を行う
際、持ち運び可能なリモコン操作器を操作することによ
って、遠隔からでも簡単に調整操作できるようにした分
離型減光式煙感知器を提案することにある。更に、第3
の目的は、施工時や施工後においても持ち運び可能なリ
モコン操作器から電源を供給して、レーザビームを照射
させて、分離型減光式煙感知器の光軸調整が行える分離
型減光式煙感知器を提案することにある。
【0007】第4の目的は、施工後の光軸のズレに対し
ては、中継器盤にリモコン操作器を接続するだけで、煙
センサユニットの下方からレーザビームの照射と煙セン
サユニットの位置合わせが遠隔制御できる火災受信シス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、次のような構成となっている。
すなわち、請求項1では、相互に対向配置され、位置制
御可能な電動旋回台に、減光式煙感知器とレーザ発信器
を取り付けて成る一対の煙センサユニットと、この煙セ
ンサユニットを位置制御し、かつレーザ発信器を駆動制
御するリモコン操作器とを組み合わせて構成され、投光
器と受光器を取り付けた煙センサユニットの各々の適所
には、他方の煙センサユニットのレーザ発信器から照射
されるレーザビームのターゲットを形成した構成となっ
ている。この態様では、リモコン操作器は壁面に設置さ
れるタイプのものでもよく、請求項2や3において提案
されたように携帯可能な構成であってもよい。
【0009】また、煙センサユニットは、実施例では、
電動旋回台に取り付けたブラケット板に、分離型煙感知
器とレーザ発信器を取り付けた例を示しているが、この
ような構造に限定されず、電動旋回台に直接分離型煙感
知器とレーザ発信器を取付け、ターゲットは適所に形成
してあってもよい。請求項2はリモコン操作器に特徴を
有したもので、このリモコン操作器は、持ち運び可能な
本体部に、上記電動旋回台を位置制御するための位置制
御操作スイッチと、上記レーザ発信器の照射をオン、オ
フさせるレーザ駆動スイッチとを少なくとも備え、上記
位置制御操作スイッチの操作によって、上記煙センサユ
ニットを位置制御して、上記煙センサユニットの相対的
な位置関係を制御できるとともに、上記レーザ駆動スイ
ッチによって煙センサユニットのレーザ発信器を駆動
し、レーザビームの照射が行える構成となっている。
【0010】この態様では、電動旋回台を位置制御させ
るための位置制御操作スイッチとしては、上下、左右に
可動するためのジョイスティックが使用されるが、ハン
ドル、摘みなども採用可能である。また、レーザ駆動ス
イッチは、レーザ発信器の駆動をオン、オフさせるもの
であれば充分であり、スナップスイッチ、ボタンスイッ
チが採用できる。
【0011】更に請求項3では、リモコン操作器には、
電動旋回台の駆動電源と、レーザ発信器の駆動電源とな
る蓄電池を内蔵するとともに、この蓄電池の電源を給電
コネクタを設けており、この給電コネクタを煙センサユ
ニットの上記電動旋回台に設けたリモコン用コネクタに
接続して、煙センサユニットの位置制御とレーザビーム
の照射が出来るようになっている。
【0012】この態様では、蓄電池は充電によって再使
用の可能なNiCd電池が望ましいが、これに限られる
ものではない。請求項4では、本発明の分離型減光式煙
感知器を組込んだ火災受信システムが提案されている。
火災受信システムは、火災受信機に複数の中継器盤を接
続し、その中継器盤に監視すべき複数種類の火災感知器
(煙感知器、熱感知器など)を接続して構成されるが、
本発明の火災受信システムは、このような中継器盤に接
続された火災感知器のなかに、請求項1で提案された分
離型減光式煙感知器を含んでいればよく、リモコン操作
器の給電コネクタを中継器盤に設けたリモコン用コネク
タに接続することによって、中継器盤を通じて、煙セン
サユニットを位置制御したり、レーザ発信器が駆動でき
ればよい。
【0013】
【作用】本発明の分離型減光式煙感知器によれば、施工
時には、対向配置された煙センサユニットの投光器と受
光器との光軸を合致させ、このとき双方の煙センサユニ
ットのレーザ発信器を微調整して、レーザ発信器から照
射されるレーザビームが対向配置された他方の煙センサ
ユニットの適所に形成したターゲットを狙うように位置
合わせしておく。
【0014】このようにして予め光軸合わせを行ってお
けば、投光器と受光器とが光軸ズレを起こしたときに
は、双方の煙センサユニットのレーザ発信器から照射さ
れたレーザ光が再び他方の煙センサユニットに形成した
ターゲットを狙うように、煙センサユニットを位置制御
すれば、投光器と受光器は施工時のように光軸合わせさ
れるので、光軸を生じた場合には、双方のレーザ発信器
からレーザビームを照射し、これを視認しながら煙セン
サユニットを位置制御すればよい。
【0015】したがって、請求項1、2に記載の分離型
減光式煙感知器によれば、それぞれの煙センサユニット
に取り付けたレーザ発信器から照射されるレーザビーム
を視認しながら、そのレーザビームを対向した煙センサ
ユニットに形成したターゲットを狙い当てるだけの遠隔
操作によって正確な光軸合わせが出来る。また、請求項
3に記載の分離型減光式煙感知器によれば、施工時に
は、持ち運び可能なリモコン操作器の給電コネクタを電
動旋回台に接続して、煙センサユニットの位置制御とレ
ーザ発信器の駆動が出来るので、煙センサユニットの近
くにリモコン操作器を持って来て、分離型減光式煙感知
器の投光器と受光器の光軸合わせをしながら、レーザ光
による位置合わせ設定も簡単に出来る。
【0016】請求項4に記載の火災受信システムによれ
ば、リモコン操作器の給電コネクタを火災受信機に接続
された中継器盤に対応して設けたリモコン用コネクタに
接続すれば、電動旋回台への給電を通じて、煙センサユ
ニットを位置制御でき、同時にレーザ発信器へも電源を
供給してレーザビームの照射も出来る。このため、煙セ
ンサユニットを、中継器盤を通じて、リモコン操作器を
使用して下方より遠隔制御することが出来る。
【0017】
【実施例】以下に添付図を参照して、本発明の一実施例
を説明する。図1は、本発明の分離型減光式煙感知器の
概略基本構成を示している。本発明の分離型減光式煙感
知器は、これらの図に示したように、天井面8に一定の
間隔を保持して、1組の電動旋回台4,4を取り付け、
その雲型台座4b,4bの各々には、アングル状に折曲
されたブラケット板3,3を固着し、このブラケット板
3,3の各々に、分離型減光式煙感知器の投光器1と受
光器1’とが対向するように取付けられ、その下方には
レーザ発信器2,2が付設されている。また、分離型減
光式煙感知器の投光器1と受光器1’との間には、レー
ザビームRのターゲット5,5がペイントなどで描かれ
ており、ブラケット板3,3の背面には、レーザ発信器
2,2よりレーザビームRを発生させるためのレーザ駆
動部2c,2cを取り付けた構造となっている。
【0018】一方の壁面Wにはリモコン操作器Cが設置
されており、このリモコン操作器Cには、煙センサユニ
ットA,Bを上下、左右に制御するための位置制御操作
スイッチSW1,SW2と、レーザビームRの照射を制
御するレーザ駆動スイッチSW3と、電源スイッチSW
とが設けられており、このようなリモコン操作器Cに
は、不図示の商用電源から電源が供給されている。
【0019】一対の煙センサユニットA,Bは、電動旋
回台4,4に枢軸4c,4cによって取り付けた雲型台
座4b,4bに取り付けたブラケット板3,3の各々
に、分離型減光式煙感知器の投光器1,受光器1’と、
レーザ発信器2,2とを上下に配して取り付けており、
この一対の煙センサユニットA,Bは、その内部にモー
タを内蔵させた電動旋回台本体4a,4aを軸方向に正
逆転させ、更に雲型台座4b,4bを上下に傾動させる
ことによって、上下、左右に可動され、相対的な位置制
御が出来るようになっている。
【0020】なお、電動旋回台4,4の上部には、リモ
コン用コネクタ4d,4dが設けられており、これらの
コネクタ4d,4dには、後述する持ち運び可能な携帯
型のリモコン操作器6に設けた給電コネクタ61を接続
すれば、リモコン操作器6に内蔵した電池電源によって
電動旋回台4,4を上下、左右に可動できるとともに、
レーザ発信器2,2にも電源を供給して、レーザビーム
Rを照射させることが出来る。
【0021】本発明の分離型減光式煙感知器は、以上の
ような基本構成なので、施工時に、一対の煙センサユニ
ットA,Bを可動させて、分離型減光式煙感知器の投光
器1と受光器1’の光軸調整を行い、このとき各々の煙
センサユニットA,Bに設けたレーザ発信器2,2を同
時に駆動して、双方のレーザ発信器2,2より照射され
たレーザビームRが対向するブラケット板3,3の適所
に設けたターゲット5,5を狙うように、レーザ発信器
2,2の向きを微調整ネジ2b,2bを操作し予め位置
決めしておく。ここに、レーザ発信器2は、例えば、半
導体レーザ素子を内蔵した重ね合わせホルダー2aの微
調整ネジ2bを調整することによって、レーザビームR
の照射角度、つまり上下のあおり角度や左右のズレ角度
を自在に調整できるようになっているので、微調整ネジ
2bを手動で操作すればよい。
【0022】ところで、実施例に示した煙センサユニッ
トは、電動旋回台4に取り付けたブラケット板3を可動
させて位置制御が行われるが、ブラケット板3が手で可
動できる構造の場合には、そのままブラケット板3を手
で操作して光軸合わせを行えばよいが、そうでない場合
には、リモコン操作器Cより電動旋回台4に電源を供給
して行われ、後者の場合、持ち運び可能なリモコン操作
器6の給電コネクタ61を電動旋回台4に設けたリモコ
ン用コネクタ4dに接続すれば、足場や脚立に登った場
合にも至近距離から電動旋回台4に電源を供給して位置
合わせできるので便利である。
【0023】図7は、分離型減光式煙感知器の投光器と
受光器を施工時において光軸合わせする場合の操作手順
を説明するもので、投光器1、受光器1’となる分離型
減光式煙感知器には、ミラーMを利用して照準を合わせ
る覗き孔1組の11,12と、ミラーMを利用せず、直
接に相手先を覗き込む1組の照準13,14が設られて
いる。取り付け場所の状況に応じて、いずれか1組の照
準を利用して、光軸合わせを行なえばよい。
【0024】このような本発明の分離型減光式煙感知器
によれば、投光器1と受光器1’との光軸がズレた場合
(通常の火災受信システムでは、この場合は受光器の赤
外線ビームの受光量が極度に低下するので、このときの
変化を検知して火災受信機ではアラームを出力する)に
は、リモコン操作器Cを操作し、煙センサユニットA,
Bのレーザ発信器2,2を駆動し、レーザビームRを照
射させて、レーザビームRが対応するブラケット板3,
3のターゲット5,5を狙うように位置制御するだけ
で、施工時のように光軸合わせが簡単に出来る。
【0025】図2は、煙センサユニットの投光器と受光
器との光軸にズレを生じた場合に、光軸のズレを補正す
るための動作説明図を示し、特に煙センサユニットA,
Bを位置制御する前に、双方の煙センサユニットA,B
のレーザ発信器2,2から照射されるレーザビームRを
天井面8に当ててレーザビームRを確認する様子を示し
ている。
【0026】煙センサユニットA,Bを構成する投光器
1,と受光器1’との間で光軸ズレが生じたときの制御
手順のポイントは、煙センサユニットA,Bを上方に向
けるなどして、それぞれのレーザ発光器2,2から照射
されるレーザビームRを一旦天井面8や壁になどに当
て、その存在を見やすくすることが望ましく、その後、
レーザビームを視認しながら双方のレーザビームが他方
のターゲット5,5を狙うような位置関係に、煙センサ
ユニットA,Bをリモコン操作器Cによって位置制御す
ればよい。
【0027】図3は、煙センサユニットAを取り付けた
電動旋回台の一例を示している。電動旋回台4は、天井
面8に取り付けられる基部4eの下方に軸方向に回転可
能な本体4aを備え、その下方には、枢軸4cに雲型台
座4bを取り付け、この雲型台座4bの更に下方には、
アングル状に折曲されたブラケット板3が取り付けられ
ており、このブラケット板3のそれぞれの前面には、分
離型減光式煙感知器(図では投光器1)と、レーザ発信
器2とを上下方向に配して取り付けており、分離型減光
式煙感知器1とレーザ発信器2との間には、レーザビー
ムRのターゲット5がペイントなどによって描かれてい
る。他方の煙センサユニットBも同様な構造をなしてお
り、投光器1に代えてに受光器1’が設けられる。ま
た、電動旋回台4の基部4eには、後述するリモコン操
作器6の給電コネクタ61を接続するリモコン用コネク
タ4dが設けられている。
【0028】図4は、煙センサユニットの位置制御と、
レーザ発生器を駆動するためのリモコン操作器の一例を
示している。この図に示したリモコン操作器6は、持ち
運び可能なボックス型本体60の表パネル62に、電源
スイッチSW,上下、左右方向の切換スイッチSW4,
上下方向の制御を行うためのジョイスティック6a,左
右方向の制御を行うためのジョイスティック6bを設
け、更にレーザ駆動スイッチSW3を設けており、本体
の内部には、NiCad電池などの充電式電池を電源と
した制御回路63が内蔵されている。また、本体60か
ら信号線Sを介して給電コネクタ61が導出されてい
る。
【0029】この制御回路63は、図5に示したよう
に、内蔵した充電式電池NEにコネクタP1を介してメ
イン電源スイッチSWの接点SN1を設け、上下、左右
方向切換スイッチSW4の接点SN2と、上記した上下
方向のジョイスティック6aに連動した第1の連動接点
SN3−1,SN3−2と、上記した左右方向のジョイ
スティック6bに連動した第2の連動接点SN4−1,
SN4−2を設けるとともに、レーザ発生器2,2に電
源を供給するためのレーザ駆動スイッチSW3に連動し
た接点SN5を設けている。
【0030】また、図5に示した制御回路63において
は、出力コネクタP2の端子1,2は電動旋回台4の上
下駆動用モータ(不図示)に印加され、端子3,4は電
動旋回台4の左右駆動用モータ(不図示)に印加される
ようになっており、上下方向のジョイスティック6aの
操作に連動する第1の連動接点SN3−1,SN3−2
と、左右方向のジョイスティック6bの操作に連動する
第2の連動接点SN4−1,SN4−2とによって、端
子1,2及び端子3,4に接続した上下駆動用、左右駆
動用モータに印加される電圧の極性を切換え反転させる
ことによって、2つの電動モータで電動旋回台4を上
下、左右に可動できるようにしている。なお、端子5,
6は、レーザ発生器2,2に電源を供給するための端子
である。
【0031】図6は中継器盤と、リモコン操作器を含ん
で構成された本発明の火災受信システムを示している。
この火災受信システムには、図1、図2において示した
と同様な分離型減光式煙感知器が接続されている。火災
受信機8は信号線9を介して中継器盤7に接続され、中
継器盤7には、煙センサユニットA,Bや、煙感知器や
熱感知器などの通常の火災感知器10が接続されてい
る。また、火災受信機8に接続された中継器盤7には、
リモコン操作器6の給電コネクタ61を接続するための
リモコン用コネクタ7aが設けられており、このコネク
タ7aに給電コネクタ61を接続すれば、リモコン操作
器6から電源を供給して、煙センサユニットA,Bを上
記した手順で位置制御でき、同時にレーザ発信器2,2
を駆動してレーザビームRの照射もできるので、煙セン
サユニットA,Bをリモコン操作器6を使用し、中継器
盤7を通じて、下方から遠隔制御することが出来る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、対向して配置した煙セ
ンサユニットの投光器と受光器との光軸合わせを施工時
に行ったときに、煙センサユニットの双方に設けたレー
ザ発信器から照射されたレーザビームが対向配置された
煙センサユニットのターゲットを狙うように予め位置決
めしておけば、光軸ズレを後に生じた場合には、レーザ
発信器からレーザビームを照射させ、レーザビームが他
方の煙センサユニットに設けたターゲットを狙うように
遠隔操作することによって、簡単に光軸合わせが出来る
ので、便利である。
【0033】また、請求項2に記載された本発明によれ
ば、持ち運び可能なリモコン操作器を操作することによ
って、煙センサユニットの位置制御と、レーザビームの
照射が簡単に出来る。更に請求項3に記載された本発明
によれば、リモコン操作器には、電動旋回台に取り付け
可能な給電コネクタを設けているので、施工時には、電
動旋回台の至近距離まで持ち運んで、煙センサユニット
の位置合わせ制御が出来る。
【0034】また、請求項4に記載された本発明の火災
受信システムによれば、火災受信機に接続された中継器
盤にリモコン操作器の給電コネクタを差し込んで、レー
ザ発信器の駆動と煙センサユニットの位置合わせ制御が
できるので、光軸ズレを起した場合にも、足場や脚立を
使用して高い場所に登って作業を行う必要がなく、下方
より安全かつ容易に光軸合わせが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離型減光式煙感知器の一実施例
の説明図(光軸合わせを行なった場合の煙センサユニッ
トの位置関係を示す)。
【図2】本発明に係る分離型減光式煙感知器の一実施例
の説明図(光軸ズレを補正する場合の作業手順を示
す)。
【図3】電動旋回台の一例を示す図。
【図4】携帯可能なリモコン操作器の一例を示す図。
【図5】リモコン操作器の制御回路の説明図。
【図6】本発明の火災受信システムの全体構成を示した
概略説明図。
【図7】分離型減光式煙感知器における光軸合わせの説
明図。
【図8】分離型減光式煙感知器を説明する図。
【符号の説明】
A,B・・・煙センサユニット C・・・リモコン操作器 R・・・レーザビーム 1・・・分離型減光式煙感知器(投光器) 1’・・・分離型減光式煙感知器(受光器) 2・・・レーザ発信器 2b・・・微調整ネジ 3・・・ブラケット板 4・・・電動旋回台 4d・・・リモコン用コネクタ 5・・・ターゲット 6・・・携帯可能なリモコン操作器 61・・・給電コネクタ 7・・・中継器 7a・・・リモコン用コネクタ 8・・・火災受信機 9・・・火災感知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真狩 薫 大阪府泉佐野市泉州空港北1番地 関西 国際空港株式会社内 (72)発明者 三好 敏章 大阪市中央区高麗橋4丁目6番2号 株 式会社日建設計内 (72)発明者 鬼頭 武義 大阪市北区角田町1番1号 栗原工業株 式会社内 (72)発明者 田上 徹男 大阪市北区角田町1番1号 栗原工業株 式会社内 (72)発明者 湯川 正 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 上中 但 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−128454(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 G01J 1/00 - 1/60 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモコン操作器と、相互に対向配置され、
    上記リモコン操作器によって位置制御可能な電動旋回台
    に、減光式煙感知器とレーザ発信器を取り付けて成る一
    対の煙センサユニットとを組み合わせて構成され、 上記煙センサユニットの一方の減光式煙感知器を投光
    器、他方を受光器となすとともに、上記煙センサユニッ
    トの各々の適所には、他方の煙センサユニットのレーザ
    発信器から照射されるレーザビームのターゲットを形成
    した構成としたリモコン光軸調整機能を備えた分離型減
    光式煙感知器。
  2. 【請求項2】上記リモコン操作器は、持ち運び可能な本
    体部に上記煙センサユニットの電動旋回台を位置制御す
    るための位置制御操作スイッチと、上記レーザ発信器の
    照射をオン、オフさせるレーザ駆動スイッチとを少なく
    とも備えており、 上記位置制御操作スイッチの操作によって、上記電動旋
    回台を位置制御して、上記煙センサユニットの相対的な
    位置関係を制御する一方、 上記レーザ駆動スイッチによって煙センサユニットのレ
    ーザ発信器を駆動する構成とした請求項1に記載のリモ
    コン光軸調整機能を備えた分離型減光式煙感知器。
  3. 【請求項3】上記リモコン操作器には、煙センサユニッ
    トの電動旋回台の駆動電源と、レーザ発信器の駆動電源
    となる蓄電池を内蔵するとともに、給電コネクタを設け
    ており、 この給電コネクタを上記電動旋回台に設けたリモコン用
    コネクタに接続することによって、上記電動旋回台とレ
    ーザ発信器に電源を供給する構成とした請求項2に記載
    のリモコン光軸調整機能を上記備えた分離型減光式煙感
    知器。
  4. 【請求項4】複数の火災感知器を中継器盤を介して火災
    受信機に接続して構成された火災受信システムにおい
    て、 上記火災感知器には、相互に対向配置され、位置制御可
    能な電動旋回台に、減光式煙感知器とレーザ発信器を取
    り付けて成り、一方の減光式煙感知器を投光器、他方を
    受光器となすとともに、上記煙センサユニットの各々の
    適所には、他方の煙センサユニットのレーザ発信器から
    照射されるレーザビームのターゲットを形成した一対の
    煙センサユニットを含み、 この一対の煙センサユニットを接続した中継器盤には、
    電動旋回台とレーザ発信器に電源を供給するためのリモ
    コン用コネクタを設けた構成とされ、 請求項3に記載されたリモコン操作器の給電コネクタを
    上記中継器盤のリモコン用コネクタに接続することによ
    って、リモコン操作器に内蔵された蓄電池より電源を供
    給して、上記煙センサユニットの位置制御とレーザ発信
    器の駆動制御を行なう構成とした火災受信システム。
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