JP3376046B2 - 検索語出力装置 - Google Patents

検索語出力装置

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JP3376046B2
JP3376046B2 JP28667193A JP28667193A JP3376046B2 JP 3376046 B2 JP3376046 B2 JP 3376046B2 JP 28667193 A JP28667193 A JP 28667193A JP 28667193 A JP28667193 A JP 28667193A JP 3376046 B2 JP3376046 B2 JP 3376046B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許や実用新案登
録などの技術情報が収録されたCDーROM公報等のデ
ータベースや、百科事典や新聞雑誌記事、または科学、
技術情報などを収録する各種オンライン、オフラインデ
ータべースを検索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検索語出力装置は、データベース
を検索するための検索語や検索式を出力するために用い
られている。検索語が入力されるデータベースとして
は、CDーROM状のものとして、特許情報や技術情報
を収録したものや、百科事典、新聞雑誌記事等を集めた
ものが発行されている。また、ネットワークに接続され
て運用されるデータベースがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検索語出力装置では、利用者が入力した検索語や検索式
をそのまま出力するため、データベースの検索時に検索
漏れが多く発生することがあった。また、この検索漏れ
を防ぐために、多くの検索語を入力したり、辞書や辞典
を調べたりして検索漏れのない検索語を調べるなどの余
分の労力を掛けることがあった。
【0004】本発明は、多くの検索語を入力したり、検
索漏れのない検索語を調べたりする労力を必要としない
検索語出力装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、請求項1の発明の検索語出力装置は、中位の検
概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる中群検
索語グループと、上記中群検索語グループの上位の検索
概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる上群検
索語グループと、上記中群検索語グループの下位の検索
概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる下群検
索語グループとが集まって構成される検索語データベー
スと、上記上群検索語グループと、上記中群検索語グル
ープとの間の相関関係と、上記中群検索語グループと、
上記下群検索語グループとの間の相関関係を記録する相
関関係記録手段と、検索語の検索概念を入力する検索概
念入力手段と、上記入力した検索概念に基づき、上記相
関関係に従って、上記上群検索語グループと、上記中群
検索語グループと、上記下群検索語グループとから、
記検索概念に該当する検索語を抽出する検索語抽出手段
、上記上群検索語グループから抽出した検索語をディ
スプレイ上に表示された上群検索語表示欄に表示し、上
記中群検索語グループから抽出した検索語を上記上群検
索語表示欄の近傍に表示された中群検索語表示欄に表示
し、上記下群検索語グループから抽出した検索語を上記
中群検索語表示欄の近傍に表示された下群検索語表示欄
に表示する検索語一覧表示手段と、上記上群検索語表示
欄、上記中群検索語表示欄、又は上記下群検索語表示欄
に追加の検索語を入力する検索語入力手段と、上記上群
検索語表示欄に入力された追加の検索語を上記上群検索
語グループに格納し、上記中群検索語表示欄に入力され
た追加の検索語を上記中群検索語グループに格納し、又
は上記下群検索語表示欄に入力された追加の検索語を上
記下群検索語グループに格納する検索語追加手段と、上
記上群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場合に
は、該入力された追加の検索語と、上記中群検索語表示
欄に表示されている検索語との間の相関関係を上記相関
関係記録手段に記録し、上記中群検索語表示欄に追加の
検索語が入力された場合には、該入力された追加の検索
語と、上記上群検索語表示欄に表示されている検索語、
及び上記下群検索語表示欄に表示されている検索語との
間の相関関係を上記相関関係記録手段に記録し、又は上
記下群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場合に
は、該入力された追加の検索語と、上記中群検索語表示
欄に表示されている検索語との間の相関関係を上記相関
関係記録手段に記録する相関関係更新手段とを備え
とを要旨とする。
【0006】請求項2の発明の検索語出力装置は、上記
検索語抽出手段によって検索語の抽出が行われなかった
場合を判断する既登録なし判断手段を加え、上記検索語
一覧表示手段を、上記既登録なし判断手段にて検索語の
抽出が行われなかったと判断された場合に、上記検索概
念入力手段によって入力された検索概念を検索語とし
て、ディスプレイ上に表示された上群検索語表示欄、上
記上群検索語表示欄の近傍に表示された中群検索語表示
欄、又は上記中群検索語表示欄の近傍に表示された下群
検索語表示欄に表示するとしたことを特徴とする請求項
1に記載された検索語出力装置を要旨とする。
【0007】請求項3の発明の検索語出力装置は、上記
相関関係記録手段を、上記上群検索語グループと、上記
中群検索語グループとの間の相関関係と、上記中群検索
語グループと、上記下群検索語グループとの間の相関関
係を連鎖分野毎に分類分けして記録する相関関係分類分
け記録手段とし、上記連鎖分野の分類を入力する相関関
係分類入力手段を加え、上記相関関係更新手段を上記上
群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場合には、
該入力された追加の検索語と、上記中群検索語表示欄に
表示されている検索語との間の相関関係を上記相関関係
分類入力手段によって入力された連鎖分野に分類して、
上記相関関係記録手段に記録し、上記中群検索語表示欄
に追加の検索語が入力された場合には、該入力された追
加の検索語と、上記上群検索語表示欄に表示されている
検索語、及び上記下群検索語表示欄に表示されている検
索語との間の相関関係を上記相関関係分類入力手段によ
って入力された連鎖分野に分類して、上記相関関係記録
手段に記録し、又は上記下群検索語表示欄に追加の検索
語が入力された場合には、該入力された追加の検索語
と、上記中群検索語表示欄に表示されている検索語との
間の相関関係を上記相関関係分類入力手段によって入力
された連鎖分野に分類して、上記相関関係記録手段に記
録するとしたことを特徴とする請求項1、又は請求項2
に記載された検索語出力装置を要旨とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明の検索語出力装置は、中位の検
索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる中群
検索語グループと、上記中群検索語グループの上位の検
索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる上群
検索語グループと、上記中群検索語グループの下位の検
索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる下群
検索語グループとが集まって検索語データベースを構成
し、相関関係記録手段がその上群検索語グループと、中
群検索語グループとの間の相関関係と、中群検索語グル
ープと、下群検索語グループとの間の相関関係を記録す
る。また、検索概念入力手段が、検索語の検索概念を入
力する。一方、検索語抽出手段が検索概念に基づき、相
関関係記録手段に記録されている相関関係に従って、
群検索語グループと、中群検索語グループと、下群検索
語グループとから上記検索概念に該当する検索語を抽
する。抽出された検索語は、データベースの検索に用い
られると共に、検索語一覧表示手段によって、上群検索
語グループから抽出された検索語がディスプレイ上に表
示された上群検索語表示欄に表示され、中群検索語グル
ープから抽出された検索語が上群検索語表示欄の近傍に
表示された中群検索語表示欄に表示され、下群検索語グ
ループから抽出され検索語が中群検索語表示欄の近傍に
表示された下群検索語表示欄に表示される
【0009】この様に検索語が上群検索語表示欄、中群
検索語表示欄、又は下群検索語表示欄に表示された状態
で、検索語入力手段がその上群検索語表示欄、中群検索
語表示欄、又は下群検索語表示欄に追加の検索語を入力
すると、検索語追加手段が上群検索語表示欄に入力され
た追加の検索語を上群検索語グループに格納し、中群検
索語表示欄に入力された追加の検索語を中群検索語グル
ープに格納し、又は下群検索語表示欄に入力された追加
の検索語を下群検索語グループに格納する。又、相関関
係更新手段が、上群検索語表示欄に追加の検索語が入力
された場合には、この入力された追加の検索語と、中群
検索語表示欄に表示されている検索語との間の相関関係
を相関関係記録手段に記録し、中群検索語表示欄に追加
の検索語が入力された場合には、この入力された追加の
検索語と、上群検索語表示欄に表示されている検索語、
及び下群検索語表示欄に表示されている検索語との間の
相関関係を相関関係記録手段に記録し、又は下群検索語
表示欄に追加の検索語が入 力された場合には、この入力
された追加の検索語と、中群検索語表示欄に表示されて
いる検索語との間の相関関係を相関関係記録手段に記録
する
【0010】これにより、データベースの利用者は、所
望の検索概念に該当する複数の検索語で検索することが
できる。例えば、検索概念として、「運搬」を指定する
と、検索語として、「トラック輸送」、「タンクロー
リ」、「牛乳配達」、「重量運搬」等が出力される。
【0011】又、その抽出された検索語をディスプレイ
上で確認して、そのディスプレイ上に表示された上、
中、下群検索語表示欄に追加の検索語を入力することが
出来る。しかも、その入力された検索語は、検索語デー
タベースの該当する上、中、又は下群検索語グループに
追加されると共に、この追加された検索語と、この検索
語の上位、又は下位の上、中、又は下群検索語表示欄に
表示されている検索語との間の相関関係が相関関係記録
手段に記録される。
【0012】請求項2の発明の検索語出力装置は、中位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
中群検索語グループと、上記中群検索語グループの上位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
上群検索語グループと、上記中群検索語グループの下位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
下群検索語グループとが集まって検索語データベースを
構成し、相関関係記録手段がその上群検索語グループ
と、中群検索語グループとの間の相関関係と、中群検索
語グループと、下群検索語グループとの間の相関関係を
記録する。また、検索概念入力手段が、検索語の検索概
念を入力する。一方、検索語抽出手段が検索概念に基づ
き、相関関係記録手段に記録されている相関関係に従っ
て、上群検索語グループと、中群検索語グループと、下
群検索語グループとから上記検索概念に該当する検索語
を抽出するが、ここで検索語を抽出できなかった場合に
は、既登録なし判断手段によって、そのことが判断され
ると、検索語一覧表示手段が、検索概念入力手段によっ
て入力された検索概念を検索語として、ディスプレイ上
に表示された上群検索語表示欄、上記上群検索語表示欄
の近傍に表示された中 群検索語表示欄、又は上記中群検
索語表示欄の近傍に表示された下群検索語表示欄に表示
する。
【0013】この様に検索語が上群検索語表示欄、中群
検索語表示欄、又は下群検索語表示欄に表示された状態
で、検索語入力手段がその上群検索語表示欄、中群検索
語表示欄、又は下群検索語表示欄に追加の検索語を入力
すると、検索語追加手段が上群検索語表示欄に入力され
た追加の検索語を上群検索語グループに格納し、中群検
索語表示欄に入力された追加の検索語を中群検索語グル
ープに格納し、又は下群検索語表示欄に入力された追加
の検索語を下群検索語グループに格納する。又、相関関
係更新手段が、上群検索語表示欄に追加の検索語が入力
された場合には、この入力された追加の検索語と、中群
検索語表示欄に表示されている検索語との間の相関関係
を相関関係記録手段に記録し、中群検索語表示欄に追加
の検索語が入力された場合には、この入力された追加の
検索語と、上群検索語表示欄に表示されている検索語、
及び下群検索語表示欄に表示されている検索語との間の
相関関係を相関関係記録手段に記録し、又は下群検索語
表示欄に追加の検索語が入力された場合には、この入力
された追加の検索語と、中群検索語表示欄に表示されて
いる検索語との間の相関関係を相関関係記録手段に記録
する
【0014】これにより、データベースの利用者は、所
望の検索概念に該当する複数の検索語で検索することが
できる。例えば、検索概念として、「運搬」を指定する
と、検索語として、「トラック輸送」、「タンクロー
リ」、「牛乳配達」、「重量運搬」等が出力される。
【0015】又、その入力された検索語をディスプレイ
上で確認して、そのディスプレイ上に表示された上、
中、下群検索語表示欄に追加の検索語を入力することが
出来る。しかも、その入力された検索語は、検索語デー
タベースの該当する上、中、又は下群検索語グループに
追加されると共に、この追加された検索語と、この検索
語の上位、又は下位の上、中、又は下群検索語表示欄に
表示されている検索語との間の相関関係が相関関係記録
手段に記録される。
【0016】請求項3の発明の検索語出力装置は、中位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
中群検索語グループと、上記中群検索語グループの上位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
上群検索語グループと、上記中群検索語グループの下位
の検索概念の関係の元に検索語がグループ化されてなる
下群検索語グループとが集まって検索語データベースを
構成し、相関関係分類分け記録手段がその上群検索語グ
ループと、中群検索語グループとの間の相関関係と、中
群検索語グループと、下群検索語グループとの間の相関
関係を連鎖分野毎に分類分けして記録する。また、検索
概念入力手段が、検索語の検索概念を入力する。一方、
検索語抽出手段が検索概念に基づき、相関関係記録手段
に記録されている相関関係に従って、上群検索語グルー
プと、中群検索語グループと、下群検索語グループとか
ら上記検索概念に該当する検索語を抽出する。抽出され
た検索語は、データベースの検索に用いられると共に、
検索語一覧表示手段によって、上群検索語グループから
抽出された検索語がディスプレイ上に表示された上群検
索語表示欄に表示され、中群検索語グループから抽出さ
れた検索語が上群検索語表示欄の近傍に表示された中群
検索語表示欄に表示され、下群検索語グループから抽出
され検索語が中群検索語表示欄の近傍に表示された下群
検索語表示欄に表示される。
【0017】この様に検索語が上群検索語表示欄、中群
検索語表示欄、又は下群検索語表示欄に表示された状態
で、検索語入力手段がその上群検索語表示欄、中群検索
語表示欄、又は下群検索語表示欄に追加の検索語を入力
すると、検索語追加手段が上群検索語表示欄に入力され
た追加の検索語を上群検索語グループに格納し、中群検
索語表示欄に入力された追加の検索語を中群検索語グル
ープに格納し、又は下群検索語表示欄に入力された追加
の検索語を下群検索語グループに格納する。又、相関関
係更新手段が、上群検索語表示欄に追加の検索語が入力
された場合には、この入力された追加の検索語と、中群
検索語表示欄に表示されている検索語との間の相関関係
を相関関係分類入力手段によって入力された連鎖分野に
分類して、相関関係記録手段に記録し、中群検索語表示
欄に追加の検索語が入力された場 合には、この入力され
た追加の検索語と、上記上群検索語表示欄に表示されて
いる検索語、及び下群検索語表示欄に表示されている検
索語との間の相関関係を相関関係分類入力手段によって
入力された連鎖分野に分類して、相関関係記録手段に記
録し、又は下群検索語表示欄に追加の検索語が入力され
た場合には、この入力された追加の検索語と、中群検索
語表示欄に表示されている検索語との間の相関関係を相
関関係分類入力手段によって入力された連鎖分野に分類
して、相関関係記録手段に記録する
【0018】これにより、データベースの利用者は、所
望の検索概念に該当する複数の検索語で検索することが
できる。例えば、検索概念として、「運搬」を指定する
と、検索語として、「トラック輸送」、「タンクロー
リ」、「牛乳配達」、「重量運搬」等が出力される。
【0019】又、その抽出された検索語をディスプレイ
上で確認して、そのディスプレイ上に表示された上、
中、下群検索語表示欄に追加の検索語を入力することが
出来る。しかも、その入力された検索語は、検索語デー
タベースの該当する上、中、又は下群検索語グループに
追加されると共に、この追加された検索語と、この検索
語の上位概念、又は下位概念の上、中、又は下群検索語
表示欄に表示されている検索語との間の相関関係が連鎖
分野毎に分類分けされて相関関係分類分け記録手段に記
録される。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1ない
し図3は、実施例の上位概念の理解を助ける参考図であ
る。図4は、CDーROM情報出力装置1の構成図、図
5は、CDーROM情報出力装置1のブロック図、図6
は、CDーROM情報利用装置3の構成図、図7は、C
DーROM情報利用装置3のブロック図である。
【0022】図4、及び図5に示すCDーROM情報出
力装置1は、コンピュータ本体5と、ディスプレイ7
と、キーボード9と、マウス11と、ハードディスクド
ライブ12と、光ディスクドライブ13と、CDーRO
Mドライブ装置15とを備えている。コンピュータ本体
5は、ハードディスク装置17と、フレキシブルディス
クドライブ19と、CPU21と、メモリ23とを備え
ている。ハードディスクドライブ12は、検索語出力装
置としての機能を発揮するプログラムソフトと、検索語
データベースとしての機能を有する上群ワードコアプレ
ートエリア12Aと、中群ワードコアプレートエリア1
2Bと、下群ワードコアプレートエリア12Cと、上中
接続多層根エリア12Dと、中下接続多層根エリア12
とを備えている。
【0023】光ディスクドライブ13は、光磁気ディス
ク25に、データを書き込む機能と、これに書かれてい
るデータを読み込む機能を有する。CDーROMドライ
ブ装置15は、CDーROMドライブ15A、15B、
15C、15D、15E、15Fを備え、CDーROM
27のデータを読み込む機能を有する。ハードディスク
装置17は、個別データ格納エリア17Aと、インデッ
クスエリア17Bと、検索データ格納エリア17Cと、
辞書エリア17Dと、作成個別データテーブル格納エリ
ア17Eとを備えるとともに、制御プログラムや変数テ
ーブルを備える。メモリ23は、インデックスワードエ
リア23Aと、抽出データ格納エリア23Bと、ワード
入力メモリ23Cと、入力ワードメモリ23Dと、生成
条件メモリ23Eと、検索語メモリ23Fと、抽出語格
納メモリ23Gとを備えている。フレキシブルディスク
ドライブ19は、フレキシブルディスク29の読み書き
を行う。
【0024】図6、及び図7に示すCDーROM情報利
用装置3は、コンピュータ本体35と、ディスプレイ3
7と、キーボード39と、マウス41と、光ディスクド
ライブ43と、プリンタ45と、ハードディスク装置4
7とを備えている。コンピュータ本体35は、フレキシ
ブルディスクドライブ49と、CPU51と、メモリ5
3とを備えている。ハードディスク装置47は、データ
エリア47Aと、インデックスエリア47Bと、メニュ
ーエリア47Cとを備えるとともに、装置の運用ソフト
や変数テーブルを備えている。CDーROM情報利用装
置3は、利用場所に適宜配設される。
【0025】次に検索語出力装置としての働きを有する
部分を説明する。図8は、3層ワードデータベース管理
処理ルーチンのフローチャート、図9は、ワード追加画
面の説明図、図10は、3層ワードデータベースの説明
図、図11は、3層ワードデータベースの説明図、図1
2は、3層ワードデータベースの説明図、図13は、更
新実行処理ルーチンのフローチャート、図14は、3層
ワードデータベースの説明図、図15は、生成条件入力
処理ルーチンのフローチャート、図16は、生成条件入
力画面の説明図、図17は、生成条件入力画面の説明
図、図18は、キーワード生成処理ルーチンのフローチ
ャート、図19は、直接連鎖抽出処理ルーチンのフロー
チャート、図20は、隣接連鎖抽出処理ルーチンのフロ
ーチャート、図21は、関連連鎖抽出処理ルーチンのフ
ローチャートである。図8ないし図21に示す内容は、
ハードディスクドライブ12に格納されているソフトに
よって実行されるものである。
【0026】図8の3層ワードデータベース管理処理
は、キーボード9から所定のコマンド入力が行われる
と、CPU21によって実行される。起動されると、ま
ずワード追加画面が表示される(S100)。ワード追
加画面の表示では、図9に示すようなワード追加画面6
1が、ディスプレイ7に表示される。ワード追加画面6
1は、ワード追加表示63と、1 上群ワードコアプレ
ート表示65と、2 中群ワードコアプレート表示67
と、3 下群ワードコアプレート表示69と、上群ワー
ド入力欄71と、中群ワード入力欄73、下群ワード入
力欄75と、1〜3選択後ワード入力表示77とを備え
ている。
【0027】ワード追加画面61では、まず「1 上群
ワードコアプレート表示」65、「2 中群ワードコア
プレート表示」67、または「3 下群ワードコアプレ
ート表示」69の選択をキーボード9による数字入力に
よって実行する。次いで、検索概念であるワードをキー
ボード9によって入力する。入力されたワードは、上群
ワード入力欄71、中群ワード入力欄73、または下群
ワード入力欄75に表示される。例えば、「2」が選択
され、ワードとして「データベース」が入力された場合
には、図9に示す表示79のように、画面表示が行われ
る。
【0028】ワード追加画面の表示後、判断が行われる
(S110)。判断では、上群ワード入力欄71、中群
ワード入力欄73、または下群ワード入力欄75の何れ
にワードの入力があったかを判断し、その判断結果によ
って、次の処理の処理の実行先を決定する。判断の結
果、上群ワード入力欄71にワードの入力があったとさ
れた場合には、次に後述する上群ワードコアプレートワ
ード入力処理を実行して(S120)、続いて上群ワー
ドサーチ処理を実行する(S130)。中群ワード入力
欄73にワードの入力があったとされた場合には、次に
中群ワードコアプレートワード入力処理を実行して(S
140)、続いて中群ワードサーチ処理を実行する(S
150)。下群ワード入力欄75にワードの入力があっ
たとされた場合には、次に下群ワードコアプレートワー
ド入力処理を実行して(S160)、続いて下群ワード
サーチ処理を実行する(S170)。
【0029】S120〜S170による処理対象の上
群、中群、下群ワードコアプレート81、83、85
は、図10、図11に模式図で示すように、上群ワード
コアプレート81と、中群ワードコアプレート83との
間が上中接続多層根87で接続され、中群ワードコアプ
レート83と、下群ワードコアプレート85との間が中
下接続多層根89で接続されている。上群ワードコアプ
レート81は、上群ワードコアプレートエリア12Aに
構成され、中群ワードコアプレート83は、中群ワード
コアプレートエリア12Bに構成され、下群ワードコア
プレート85は、下群ワードコアプレートエリア12C
に構成され、上中接続多層根87は、上中接続多層根エ
リア12Dに構成され、中下接続多層根89は、中下接
続多層根エリア12Eに構成される。上群ワードコアプ
レート81は、ワードコア91が多数集まって構成され
ている。ワードコア91は、図11に示すように1個の
検索語を収容する検索語エリア91Aと、上中接続多層
根87との接続データを収容する接続データエリア91
Bとを備えている。検索語エリア91Aは、例えば、
「データ」、「データベース」、「コンピュータ」など
の検索語を一個記憶する。接続データエリア91Bは、
所定の上中接続多層根87の識別データを記憶する。
【0030】中群ワードコアプレート83は、ワードコ
ア93が多数集まって構成され、検索語エリア93A
と、中下接続多層根89との接続データを収容する接続
データエリア93Bとを備えている。検索語エリア93
Aは、検索語を一個記憶する。接続データエリア93B
は、所定の中下接続多層根89の識別データを記憶す
る。
【0031】下群ワードコアプレート85は、ワードコ
ア95が多数集まって構成されている。ワードコア95
は、検索語を一個記憶する。上中接続多層根87は、A
根87A、B根87B、C根87C、D根87D、E根
87E、F根87Fを備えている。A根87Aは、根幹
97Aと、枝根97Bとを備えている。B根87Bない
しF根87Fも、それぞれ根幹97Aと、枝根97Bと
を備えている。上中接続多層根87は、上群ワードコア
プレート81と、中群ワードコアプレート83との間の
相関関係を記録するものであって、具体的には、所定の
ワードコア91との間で所定の相関関係を有するワード
コア93の識別データを記憶する。A根87Aは、所定
の相関関係に分類されるものを記録する。B根87Bな
いしF根87Fも、それぞれ所定の相関関係に分類され
るものを記録する。根幹97Aは、A根、B根、C根、
D根、E根、またはF根であるとのデータと、所定のワ
ードコア91の識別データと、所定の枝根97Bの識別
データとを記録する。枝根97Bは、所定のワードコア
93の識別データを記録する。
【0032】中下接続多層根89は、A根89A、B根
89B、C根89C、D根89D、E根89E、F根8
9Fを備えている。A根89Aは、根幹99Aと、枝根
99Bとを備えている。B根89BないしF根89F
も、それぞれ根幹99Aと、枝根99Bとを備えてい
る。中下接続多層根89は、上群ワードコアプレート8
1と、中群ワードコアプレート83との間の相関関係を
記録するものであって、具体的には、所定のワードコア
91との間で所定の相関関係を有するワードコア93の
識別データを記憶する。A根89Aは、所定の相関関係
に分類されるものを記録する。B根89BないしF根8
9Fも、それぞれ所定の相関関係に分類されるものを記
録する。根幹99Aは、A根、B根、C根、D根、E
根、またはF根であるとのデータと、所定のワードコア
93の識別データと、所定の枝根99Bの識別データと
を記録する。枝根99Bは、所定のワードコア95の識
別データを記録する。
【0033】S120の上群ワードコアプレートワード
入力処理が実行された場合には、読み込んだ入力ワード
と、上群であるということを示す上群コードとをワード
入力メモリ23Cに格納する。S140の中群ワードコ
アプレートワード入力処理が実行された場合には、読み
込んだ入力ワードと、中群コードとをワード入力メモリ
23Cに格納する。S160の下群ワードコアプレート
ワード入力処理が実行された場合には、読み込んだ入力
ワードと、下群コードとをワード入力メモリ23Cに格
納する。
【0034】次いで、S130の上群ワードサーチ処理
が実行され、ワード入力メモリ23Cに格納されている
入力ワードが上群ワードコアプレート81に既に存在す
るか否かを検索する。既に存在する場合には、ワード入
力メモリ23Cのデータを上群ワードコアプレート81
から検索したデータに変更する。ここでは、上群コード
がワードコア91の識別コードに変更される。S150
の中群ワードサーチ処理が実行された場合には、ワード
入力メモリ23Cに格納されている入力ワードが中群ワ
ードコアプレート83に既に存在するか否かを検索す
る。既に存在する場合には、ワード入力メモリ23Cの
データを中群ワードコアプレート83から検索したデー
タに変更する。ここでは、中群コードがワードコア93
の識別コードに変更される。S170の中群ワードサー
チ処理が実行された場合には、ワード入力メモリ23C
に格納されている入力ワードが下群ワードコアプレート
85に既に存在するか否かを検索する。既に存在する場
合には、ワード入力メモリ23Cのデータを下群ワード
コアプレート85から検索したデータに変更する。ここ
では、下群コードがワードコア95の識別コードに変更
される。
【0035】S130、S150、またはS170の何
れかの処理の実行後、次に3層ワード一覧画像表示が行
われる(S180)。3層ワード一覧画像表示では、図
示しない一覧データ検索処理が実行され、その検索結果
が図12に示すような3層ワード一覧画像101でディ
スプレイ7に表示される。3層ワード一覧画像101
は、基本入力ワードコアプレート表示103と、入力ワ
ード表示105と、上群ワードコアプレート表示107
と、中群ワードコアプレート表示109と、下群ワード
コアプレート表示111と、上群検索語表示欄113
と、中群検索語表示欄115と、下群検索語表示欄11
7と、運用教示表示欄119と、連鎖分野選択入力(複
数選択可)表示121と、連鎖分野一覧表示欄123と
を備えている。
【0036】ここで行われる一覧データ検索処理では、
まずワード入力メモリ23Cのデータを入力する。ワー
ド入力メモリ23Cのデータが、入力ワードと、上、
中、または下群コードとの場合には、入力された入力ワ
ードが既に登録されたものの中にはなかったと判断し
て、入力ワードのみを3層ワード一覧に表示する。表示
する箇所は、上、中、または下群コードに従う。例え
ば、入力ワードが「データベース」で、中群コードの場
合には、図12に示すように、入力ワード表示105に
「データベース」が表示され、中群検索語表示欄115
に「データベース」が表示される。
【0037】また、ワード入力メモリ23Cのデータ
が、入力ワードと、ワードコア91、93、または95
の何れかの識別コードとの場合には、入力された入力ワ
ードが既に登録されたものの中にあったと判断して、ま
ず入力ワードを3層ワード一覧に表示し、ついで入力ワ
ードの上位概念、または下位概念であるとして記憶され
ている検索語を表示する。表示する箇所は、ワードコア
91、93、または95の識別コードに従う。例えば、
入力ワードが「データベース」で、識別コードが中群ワ
ードコアプレート83のワードコア93の場合には、図
12に示すように、入力ワード表示105に「データベ
ース」が表示され、中群検索語表示欄115に「データ
ベース」が表示される。次いで、入力ワードの上位概
念、または下位概念の検索語を検索する。これは、上中
接続多層根87、または中下接続多層根89に基づい
て、検索する。
【0038】例えば、入力ワードが中群ワードコアプレ
ート83の場合には、入力ワードが入っているワードコ
ア93に接続されている中下接続多層根89を手繰っ
て、この中下接続多層根89の枝根99Bが接続されて
いるワードコア95を検索する。次いで、そのワードコ
ア95に格納されている検索語を読み込んで、下群検索
語表示欄117にそれを表示する。例えば、図12に示
すように、表示131を表示する。次に、入力ワードが
入っているワードコア93に接続されている枝根97B
を手繰って、その枝根97を出している上中接続多層根
87を検索する。次いで、その上中接続多層根87が接
続されているワードコア91を検索する。検索して得た
ワードコア91に格納されている検索語を上群検索語表
示欄113に表示する。例えば、表示133のように表
示する。
【0039】S180の3層ワード一覧画面の表示後、
次にワード記入処理を実行する(S190)。ワード記
入処理では、キーボード9によって、図12の上群検索
語表示欄113、中群検索語表示欄115、または下群
検索語表示欄117に入力されたワードを入力ワードメ
モリ23Dに格納する。上群検索語表示欄113、中群
検索語表示欄115、または下群検索語表示欄117へ
の入力は、数値「1」、「2」、または「3」の指定
と、キーによる単語入力とによって行なう。
【0040】ワード記入の後、つぎに連鎖分野選択処理
を実行する(S200)。連鎖分野選択処理では、連鎖
分野一覧表示欄123に表示されている連鎖分野一覧の
中から選択された連鎖分野一覧のデータを入力ワードメ
モリ23Dに格納する。連鎖分野一覧としては、ここで
は「1B、電気、電子」、「2B、機械、自動車」、
「3B、化学、プラント」、「4B、先端技術、新分
野」、「5B、医学、薬品、動植物」、「6B、文学、
芸術、人物、歴史」が表示されている。これらは、予め
設定されているものであり、「1B、電気、電子」は、
A根87A、89Aに対応し、「2B、機械、自動車」
は、B根87B、89Bに対応し、「3B、化学、プラ
ント」は、C根87C、89Cに対応し、「4B、先端
技術、新分野」は、D根87D、89Dに対応し、「5
B、医学、薬品、動植物」は、E根87E、89Eに対
応し、「6B、文学、芸術、人物、歴史」は、F根87
F、89Fに対応する。
【0041】連鎖分野選択の後、次に更新実行を行う
(S210)。更新実行の詳細は、後述する。更新実行
の後、継続か、あるいは終了かを判断して(S22
0)、継続であれば、本3層ワードデータベース管理処
理を再度実行する。一方、終了であれば、本ルーチンを
一旦終了する。ここでの判断は、図12の運用教示表示
欄119の内容に従って入力されたデータに基づくもの
である。ここでは、シフトF2、つまりキーボード9の
シフトボタン+ファンクションボタン2が押された場合
に、終了であるとの判断を実行し、シフトF1が押され
た場合には、継続であるとの判断を行う。
【0042】更新実行処理は、図13に示すように、ま
ず上群ワードコアプレートワード入力有りかを判断する
(S300)。上群ワードコアプレートワードの有無の
判断は、入力ワードメモリ23Dに上群ワードコアプレ
ートの検索語が記録されているかいないかで判断する。
ここで、入力があると判断した場合には、次に上群ワー
ドコアプレートサーチを行う(S310)。サーチで
は、上群ワードコアプレート81内に既に格納されてい
る検索語に、入力ワードメモリ23D内の上群ワードコ
アプレートの検索語が含まれていないものを検索する。
【0043】次いで、新ワードを追加処理する(S32
0)。この処理では、上群ワードコアプレート81のワ
ードコア91に検索語を格納する。新ワードの追加処理
の後、または上群ワードコアプレートワード入力がない
と判断した後、次に中群ワードコアプレートワード入力
有りかを判断する(S330)。中群ワードコアプレー
トワードの有無の判断は、入力ワードメモリ23Dに中
群ワードコアプレートの検索語が記録されているかいな
いかで判断する。ここで、入力があると判断した場合に
は、次に中群ワードコアプレートサーチを行う(S34
0)。サーチでは、中群ワードコアプレート83内に既
に格納されている検索語に、入力ワードメモリ23D内
の中群ワードコアプレートの検索語が含まれていないも
のを検索する。
【0044】次いで、新ワードを追加処理する(S35
0)。この処理では、中群ワードコアプレート83のワ
ードコア93に検索語を格納する。新ワードの追加処理
の後、または中群ワードコアプレートワード入力がない
と判断した後、次に下群ワードコアプレートワード入力
有りかを判断する(S360)。下群ワードコアプレー
トワードの有無の判断は、入力ワードメモリ23Dに下
群ワードコアプレートの検索語が記録されているかいな
いかで判断する。ここで、入力があると判断した場合に
は、次に下群ワードコアプレートサーチを行う(S37
0)。サーチでは、下群ワードコアプレート85内に既
に格納されている検索語に、入力ワードメモリ23D内
の下群ワードコアプレートの検索語が含まれていないも
のを検索する。
【0045】次いで、新ワードを追加処理する(S38
0)。この処理では、下群ワードコアプレート85のワ
ードコア95に検索語を格納する。新ワードの追加処理
の後、または下群ワードコアプレートワード入力がない
と判断した後、次に上中接続多層根更新を実行する(S
390)。上中接続多層根更新では、入力ワードメモリ
23Dに記憶されている連鎖分野に基づいて、A根87
A〜F根87Fの設定と、これらから出ている枝根97
Bの設定とを行う。
【0046】次に中下接続多層根更新を実行する(S4
00)。中下接続多層根更新では、入力ワードメモリ2
3Dに記憶されている連鎖分野に基づいて、A根89A
〜F根89Fの設定と、これらから出ている枝根97B
の設定とを行う。S390とS400の処理により上群
ワードコアプレート81と、中群ワードコアプレート8
3と、下群ワードコアプレート85とが、上中接続多層
根87と、中下接続多層根89を介して、互いに接続さ
れる。例えば、図12に示すようなワード入力が行われ
た場合には、図14に示す模式図のように、ワードコア
141に「データベース」が格納され、枝根143を介
して「データ」の格納されたワードコア145が接続さ
れる。また、枝根147を介して、「データ管理」の格
納されたワードコア149が接続される。なお、ここで
は、連鎖分野が「1B電気、電子」を選択された場合を
示し、枝根143、147は、共にA根87Aに接続さ
れている。
【0047】一方、枝根151、153、155を介し
てワードコア157、159、161が接続されてい
る。図15の生成条件入力処理は、キーボード9から所
定のコマンド入力が行われると、CPU21によって実
行される。
【0048】起動されると、まず連鎖度合画面が表示さ
れる(S500)。連鎖度合画面は、ディスプレイ7に
表示されるものであって、図16に示すように、生成条
件入力(1)表示171と、連鎖度合表示173と、
「1直接連鎖表示」175と、「2隣接連鎖表示」17
7と、「3関連連鎖表示」179と、関連付け線表示1
81と、最大生成数表示183と、個表示185と、最
大生成数数値表示欄187とを備えている。ここでの連
鎖度合画面は、生成条件の1つである連鎖度合を選択す
るものである。連鎖度合は、ここでは直接連鎖と、隣接
連鎖と、関連連鎖とが設定されている。直接連鎖とは、
基準となる検索語と直接連結するものとの意味である。
例えば、図14に基づいて説明するように、基準となる
検索語が「データベース」が格納されているワードコア
145である場合に、直接連鎖するものとして、ワード
コア145と、149と、157と、159と、161
とを、示す。
【0049】隣接連鎖とは、基準となる検索語と隣接す
るものまで、つまり基準となる検索語に直接連鎖するも
のに更に直接連鎖するものまでとの意味である。例え
ば、図14に示すように、基準となる検索語がワードコ
ア145の場合に、隣接連鎖するものとして、「大福
帳」表示のワードコア191まで含まれるとの意味であ
る。
【0050】関連連鎖とは、基準となる検索語と関連す
るものまで、つまり基準となる検索語に隣接連鎖するも
のに更に直接連鎖するものまでとの意味である。例え
ば、図14に示すように、基準となる検索語がワードコ
ア145の場合に、関連連鎖するものとして、隣接連鎖
のワードコア191に更に直接連鎖するワードコア19
3まで含まれるとの意味である。
【0051】最大生成数とは、隣接連鎖、または関連連
鎖によって抽出される検索語の最大個数のことであり、
徒に多くの検索語が抽出されることを防止するために設
定される数値である。S500の連鎖度合画面の表示
後、次に入力結果の判断を行う(S510)。この判断
として、直接連鎖が選択されたか、隣接連鎖が選択され
たか、あるいは関連連鎖が選択されたかを判断する。
【0052】ここで、隣接連鎖、または関連連鎖が選択
されたと判断した場合には、次に最大生成数の入力を行
う(S520)。最大生成数は、最大生成数数値表示欄
187の数値を入力する。判断の結果、直接連鎖とされ
た場合、または最大生成数の数値の入力を実行後、次
に、連鎖分野画面の表示を行う(S530)。連鎖分野
画面は、図17に示すように、生成条件入力(2)表示
201と、連鎖分野表示203と、選択表示205と、
選択状態一覧表示207と、電気、電子、通信、コンピ
ュータ表示209と、機械、自動車表示211と、化
学、プラント表示213と、先端技術、新分野表示21
5と、医学、薬品、動植物表示217と、文学、芸術、
人物、歴史表示219とを備えている。選択状態一覧表
示207では、選択されたものを「○」で表示する。選
択は、数値入力により行われる。表示209〜219さ
れた連鎖分野の一覧の分類分けは、A根87A、89A
〜F根87F、89Fに対応する。
【0053】連鎖分野画面の表示後、次に選択を待って
(S540)、その選択結果を入力する(S550)。
以上、S500〜S550の終了後、それらの結果を生
成条件格納処理によって(S560)、生成条件メモリ
23Eに格納する。
【0054】図18に示すキーワード生成処理ルーチン
は、CPU21からのキーワード生成呼出があると起動
される。キーワード生成呼出の出力の説明は後述する。
キーワード生成処理が起動されると、まず生成条件入力
が行われる(S600)。生成条件は、生成条件メモリ
23Eから入力する。生成条件メモリ23Eからは、連
鎖度合と、連鎖分野とが読み込まれる。
【0055】次いで、検索語入力処理が行われる(S6
10)。検索語は、検索語メモリ23Fから入力する。
検索語メモリ23Fへの検索語の書込は、後述する。次
に、抽出形態を判断する(S620)。ここでは、直接
連鎖か、隣接連鎖か、あるいは関連連鎖かを判断する。
ここで、直接連鎖であると判断された場合には、次に直
接連鎖抽出処理を実行する(S630)。詳細は後述す
る。また、隣接連鎖とされた場合は、隣接連鎖抽出処理
を実行し(S640)、関連連鎖とされた場合には、関
連連鎖抽出処理を実行する(S650)。S630、6
40、または650の処理の実行後、次に抽出語格納を
行う(S660)。格納は、抽出語格納メモリ23Gに
行う。抽出語格納メモリ23Gに格納された抽出語は、
後述する処理で参照される。
【0056】次に、検索語最後かを判断し(S67
0)、最後であれば本ルーチンを一旦終了する。一方、
最後でない場合には、S610の検索語の入力処理から
繰り返す。検索語が最後かの判断は、検索語メモリ23
Fないに格納されている検索語に基づいて行う。
【0057】以上キーワード生成処理により、与えられ
た検索語に対する直接連鎖、隣接連鎖、または関連連鎖
する抽出語が出力される。また、この場合に、連鎖分野
も考慮される。S630の直接連鎖抽出処理が起動され
ると、図19に示すように、まず上群ワードコアプレー
ト検索処理が実行される(S700)。上群ワードコア
プレート81の検索では、S610で入力した検索語が
存在するか否かを検索する。次いで、検索語があるか否
かを判断し(S710)、存在する場合には、次に上中
接続多層根選択処理を実行する(S720)。これは、
S700で抽出されたワードコア91に接続された上中
接続多層根87を読み込む。
【0058】次に、中群ワード読込処理を実行する(S
730)。中群ワード読込では、まず根幹97Aを選択
し、次いで選択された根幹97Aから発生している枝根
97Bを選択する。根幹97Aの選択は、連鎖分野の選
択結果に従う。次に、選択された枝根97Bが接続され
ているワードコア93の識別データを入力する。次い
で、読み込んだ識別データのワードコア95が格納する
検索語を読み込む。次いで、読み込んだ検索語を、抽出
語格納メモリ23Gに格納する。
【0059】上記S700〜S730までの処理を、上
群ワードコアプレートの全体で実行する(S740)。
上群ワードコアプレートの検索の実行後、次に中群ワー
ドコアプレート検索を行う(S750)。中群ワードコ
アプレート83の検索では、S610で入力した検索語
が存在するか否かを検索する。次いで、検索語があるか
否かを判断し(S760)、存在する場合には、次に上
中接続多層根選択処理を実行する(S770)。これ
は、S750で抽出されたワードコア93に接続された
上中接続多層根87を読み込む。
【0060】次に、上群ワード読込処理を実行する(S
780)。上群ワード読込では、まずワードコア93に
接続されている枝根Bが選択された根幹97Aが接続し
ているかを判断し、選択された根幹97Aから発生した
ものであれば、この根幹97Aが接続されているワード
コア91の識別データを入力する。次に、このワードコ
ア91に格納されている検索語を、抽出語格納メモリ2
3Gに格納する。
【0061】次に中下接続多層根選択処理を実行する
(S790)。これは、S750で抽出されたワードコ
ア93に接続された中下接続多層根89を読み込む。次
に、下群ワード読込処理を実行する(S800)。下群
ワード読込では、まず根幹99Aを選択し、次いで選択
された根幹99Aから発生している枝根99Bを選択す
る。根幹99Aの選択は、連鎖分野の選択結果に従う。
次に、選択された枝根99Bが接続されているワードコ
ア95の識別データを入力する。次いで、読み込んだ識
別データのワードコア95が格納する検索語を読み込
み、読み込んだ検索語を、抽出語格納メモリ23Gに格
納する。
【0062】上記S750〜S800までの処理を、中
群ワードコアプレート83の全体で実行する(S81
0)。S760、またはS810の処理の実行後、直接
連鎖キーワード格納処理を実行する(S820)。この
処理では、抽出語格納メモリ23Gに格納されている検
索語を整理して、所定の構成の直接連鎖キーワードとす
る。
【0063】以上の処理により、検索語メモリ23F内
の基本となる検索語に対して直接連鎖という関係を有す
るキーワードが得られる。S640の隣接連鎖抽出処理
が起動されると、図20に示すように、まず中群ワード
コアプレート検索を行う(S900)。
【0064】中群ワードコアプレート83の検索では、
S610で入力した検索語が存在するか否かを検索す
る。次いで、検索語があるか否かを判断し(S91
0)、存在する場合には、次に上中接続多層根選択処理
を実行する(S920)。次に、上群ワード読込、検索
語組込処理を実行する(S930)。上群ワード読込で
は、まずワードコア93に接続されている枝根97Bが
選択された根幹97Aが接続しているかを判断し、選択
された根幹97Aから発生したものであれば、この根幹
97Aが接続されているワードコア91の識別データを
入力する。次いで、ワードコア91に格納されている検
索語を読み込んで、抽出語格納メモリ23Gに格納する
とともに、検索語メモリ23Fにも格納する。
【0065】次に中下接続多層根選択処理を実行する
(S940)。これは、S900で抽出されたワードコ
ア93に接続された中下接続多層根89を読み込む。次
に、下群ワード読込処理を実行する(S950)。下群
ワード読込では、まず根幹99Aを選択し、次いで選択
された根幹99Aから発生している枝根99Bを選択す
る。根幹99Aの選択は、連鎖分野の選択結果に従う。
次に、選択された枝根99Bが接続されているワードコ
ア95の識別データを入力する。次いで、読み込んだ識
別データのワードコア95が格納する検索語を読み込
む。次に、読み込んだ検索語を、抽出語格納メモリ23
Gに格納する。
【0066】上記S900〜S950までの処理を、中
群ワードコアプレート83の全体で実行する(S96
0)。S910で中群ワードコアプレートに検索語が存
在しないと判断したとき、または中群ワードコアプレー
トの検索が終了した場合には、次に上群ワードコアプレ
ート検索を実行する(S970)。上群ワードコアプレ
ート81の検索では、S930にて検索語が追加された
検索語メモリ23F内のデータに基づいて、検索を実行
する。これにより、隣接連鎖の検索が行われる。次い
で、検索語があるか否かを判断し(S980)、存在す
る場合には、次に上中接続多層根選択処理を実行する
(S990)。これは、S980で抽出されたワードコ
ア91に接続された上中接続多層根87を読み込む。
【0067】次に、中群ワード読込、検索語組み込みせ
ず処理を実行する(S1000)。中群ワード読込で
は、まず根幹97Aを選択し、次いで選択された根幹9
7Aから発生している枝根97Bを選択する。根幹97
Aの選択は、連鎖分野の選択結果に従う。次に、選択さ
れた枝根97Bが接続されているワードコア93の識別
データを入力する。次いで、読み込んだ識別データのワ
ードコア95が格納する検索語を読み込み、読み込んだ
検索語を、抽出語格納メモリ23Gに格納する。
【0068】上記S970〜S1000までの処理を、
上群ワードコアプレートの全体で実行する(S101
0)。S1010の処理の実行後、隣接連鎖キーワード
格納処理を実行する(S1020)。この処理では、抽
出語格納メモリ23Gに格納されている検索語を整理し
て、所定の構成の隣接連鎖キーワードとする。
【0069】以上の処理により、検索語メモリ23F内
に始めに格納された基本となる検索語に対して隣接連鎖
という関係を有するキーワードが得られる。S650の
関連連鎖抽出処理が起動されると、図21に示すよう
に、まず中群ワードコアプレート検索を行う(S110
0)。
【0070】中群ワードコアプレート83の検索では、
S610で入力した検索語が存在するか否かを検索す
る。次いで、検索語があるか否かを判断し(S111
0)、存在する場合には、次に上中接続多層根選択処理
を実行する(S1120)。次に、上群ワード読込、検
索語組込処理を実行する(S1130)。上群ワード読
込では、まずワードコア93に接続されている枝根97
Bが選択された根幹97Aが接続しているかを判断し、
選択された根幹97Aから発生したものであれば、この
根幹97Aが接続されているワードコア91の識別デー
タを入力する。次いで、ワードコア91に格納されてい
る検索語を読み込んで、抽出語格納メモリ23Gに格納
するとともに、検索語メモリ23Fにも格納する。
【0071】上記S1100〜S1130までの処理
を、中群ワードコアプレート83の全体で実行する(S
1140)。S1110で中群ワードコアプレートに検
索語が存在しないと判断したとき、または中群ワードコ
アプレートの検索が終了した場合には、次に上群ワード
コアプレート検索を実行する(S1150)。上群ワー
ドコアプレート81の検索では、S1130にて検索語
が追加された検索語メモリ23F内のデータに基づい
て、検索を実行する。これにより、関連連鎖の検索が行
われる。次いで、検索語があるか否かを判断し(S11
60)、存在する場合には、次に上中接続多層根選択処
理を実行する(S1170)。
【0072】次に、中群ワード読込、検索語組込処理を
実行する(S1180)。中群ワード読込では、まず根
幹97Aを選択し、次いで選択された根幹97Aから発
生している枝根97Bを選択する。根幹97Aの選択
は、連鎖分野の選択結果に従う。次に、選択された枝根
97Bが接続されているワードコア93の識別データを
入力する。次いで、読み込んだ識別データのワードコア
95が格納する検索語を読み込み、読み込んだ検索語
を、抽出語格納メモリ23Gに格納するとともに、検索
語メモリ23Fにも格納する。
【0073】上記S1150〜S1180までの処理
を、上群ワードコアプレートの全体で実行する(S10
90)。S1090の処理の実行後、中群ワードコアプ
レート検索を行う(S1200)。
【0074】中群ワードコアプレート83の検索では、
S1180で検索語を組み込んだ検索語メモリ23Fの
データに基づいて検索を実行する。これにより関連連鎖
抽出が行われる。次いで、検索語があるか否かを判断し
(S1210)、存在する場合には、次に中下接続多層
根選択処理を実行する(S1220)。
【0075】次に、下群ワード読込処理を実行する(S
1230)。下群ワード読込では、まずワードコア93
に接続されている根幹99Aを選択し、これから発生し
ている枝根99Bが接続されているワードコア95の識
別データを入力する。次いで、ワードコア95に格納さ
れている検索語を読み込んで、抽出語格納メモリ23G
に格納する。
【0076】上記S1200〜S1230までの処理
を、中群ワードコアプレート83の全体で実行する(S
1240)。S1210で中群ワードコアプレートに検
索語が存在しないと判断したとき、または中群ワードコ
アプレートの検索が終了した場合には、次に関連連鎖キ
ーワード格納を実行する(S1250)。
【0077】以上の処理により、検索語メモリ23F内
に始めに格納された基本となる検索語に対して関連連鎖
という関係を有するキーワードが得られる。図22は、
データベース出力ルーチンのフローチャート、図23
は、希望データベースの聴取処理ルーチンのフローチャ
ート、図24は、CDーROM選択画面の説明図、図2
5は、データベースの出力状態の説明図、図26は、抽
出データ選択画面の説明図、図27は、インデックス選
択画面の説明図である。これらは、CDーROM情報出
力装置1によって実行される。
【0078】図22のデータベース出力処理が起動され
ると、まず希望データベースの聴取を行う(S210
0)。これは、データベースの利用者である作成依頼者
に対して行う処理である。詳細な説明は、後述する。次
いで、分析を行う(S2110)。分析では、依頼内容
の処理方法を決定する。
【0079】分析後、データ抽出(S2120)と、検
索ソフトのデータテーブル作成(S2130)とを行
う。これらの終了後、媒体格納を行う(S2140)。
これにより、データの出力が完了される。次に、これら
の詳細を説明する。図23は、希望データベースの聴取
処理ルーチンのフローチャートである。これは、図22
のS2100の詳細例である。まず、CDーROM選択
表示を行う(S2200)。CDーROM選択表示で
は、図24に示すメニュー画像を、ディスプレイ7に表
示する。このメニュー画像では、キーボード9、又はマ
ウス11による項目の選択待機状態になる。
【0080】ここで、CDーROMの選択が行われる
と、選択されたCDーROMの抽出データ選択画面が表
示され(S2210)、その選択入力の終了後インデッ
クス選択画面が表示される(S2220)。例えば、
「1 日本国特許庁発行CDーROM」欄361が選択
された場合には、図26に示すような「JPO CDー
ROM 公開 特許 実用新案 公報」専用の抽出デー
タ選択画面が表示される。この選択画面は、日本国特許
庁発行のCDーROM公開公報用のものである。従っ
て、他のCDーROM用のものであれば、表示内容や選
択内容が、適宜変更される。特許庁発行のCDーROM
公開公報は、検索用のキーワードを格納するキーインデ
ックスファイルと、明細書などの技術情報を格納するテ
キストファイルとを備えている。
【0081】これにより、図25に示すようにキーワー
ド363を入力することにより、キーワード検索処理3
65を実行することができる。この処理により、CDー
ROM公開公報367からキーワード363に対応する
データ369が抽出される。このキーワード363を入
力する処理がS2220のインデックス選択処理に当た
る。また、このキーワード63を供給するものとして、
抽出語格納メモリ23Gがある。この抽出語格納メモリ
23Gは、S660の処理によって検索語が書き込まれ
る。抽出されたデータ369は、これに基づいてこれに
関する所望のデータベース構成項目の抽出の基本データ
となる。この所望のデータベース構成項目の入力を行う
のが、S2210の抽出データ選択処理である。抽出さ
れたデータにより技術情報データベース371が構成さ
れる。
【0082】図26に示す抽出データ選択画面には、抽
出データ選択表示373と、△表示375と、○表示3
77と、非抽出表示379と、抽出表示381と、選択
状態表示欄383と、INIDコード表示欄385と、
項目名表示欄387とが設けられている。
【0083】INIDコード表示欄385に表示される
INIDコードは、Internatio-nally agreed Numbers
for the Identification of Date (書誌的事項の識別
記号)の略で、WIPO(World Intellectual Propret
y Organization= 世界知的所有機関)によって、特許文
献(明細書のフロントページ、他)に使用することが決
められている。
【0084】選択状態表示欄383には、「△」、又は
「○」の何れかが表示される。INIDコード表示欄3
85には、所定のINIDコードが表示される。項目名
表示欄387には、INIDコードの内容が表示され
る。選択状態表示欄383に表示されている「△」、又
は「○」は、データの選択状態を表示する。
【0085】抽出データ選択画面による選択の終了後、
次に図23に示すインデックス選択処理が実行される
(S2220)。この処理では、まず図27に示すイン
デックス選択画面を表示する。インデックス選択画面
は、インデックス選択表示391と、検索条件表示39
3と、検索式表示395と、検索式入力欄397と、検
索条件一覧399と、キーワード表示401と、キーワ
ード入力欄403と、キーワード生成実行表示501
と、キーワード生成対象内容表示欄503と、キーワー
ド生成対象項目表示505と、連鎖度合表示507と、
連鎖度合い状態表示欄509と、最大生成数表示511
と、最大生成数状態表示欄513と、連鎖分野表示51
5と、連鎖分野状態表示欄517とを備えている。検索
条件一覧399には、特許庁発行のCDーROM公開公
報のキーインデックスファイルに格納されているキーワ
ード項目が表示されているものであって、(11)特許
出願公開番号表示405と、(43)公開日表示407
と、(51)Int.Cl5 表示409と、(21)出
願番号表示411と、(22)出願日表示413と、
(31)優先権主張番号表示415と、(32)優先日
表示417と、(33)優先権主張国表示419と、
(71)出願人表示421と、(72)発明者表示42
3と、(74)代理人表示425と、(54)発明の名
称表示427と、(57)要約表示429と、全文表示
431とが表示されている。表示405〜429は、そ
れぞれ識別コード表示433と、項目名表示435とか
らなっている。識別コード表示433は、WIPOによ
って統一化されているINIDコードの値が括弧内に示
されている。項目名表示435は、識別コードの内容を
表す。
【0086】検索式入力欄397には、所定の規則に則
って、識別コードの値と、比較演算子、論理演算子、範
囲演算子とが書き込まれる。キーワード入力欄403に
は、数字や文字が入力され、検索のキーワードとされ
る。キーワード生成実行表示501は、この表示が選択
されると(カーソルやマウスによる選択)、図28に示
すキーワード生成実行処理を割り込み起動する。キーワ
ード生成実行処理が起動されると、まずキーワード入力
欄の先頭の単語を入力処理が実行される(S230
0)。つまり、キーワード入力欄403の先頭に記載さ
れている単語を検索語として読み込む。次いで、検索語
メモリに書き込む処理を行う(S2310)。この処理
では、S2300にて読み込んだ検索語を、検索語メモ
リ23Fに書き込む。
【0087】次に、キーワード生成処理を実行する(S
2320)。キーワード生成処理は、図18に基づいて
既述した通りである。キーワード生成処理の完了後、次
に抽出語格納メモリから検索語を入力する(S233
0)。抽出語格納メモリ23Gには、キーワード生成処
理によって、抽出語が格納されている。次いで、検索語
をキーワード入力欄に表示する(S2340)。つま
り、キーワード生成処理によって抽出された抽出語を、
キーワード入力欄403に表示する。
【0088】以上に説明したキーワード生成実行処理に
より、所定の連鎖度合を有し、所定の連鎖分野の検索語
が得られる。キーワード生成対象内容表示欄503は、
キーワード生成処理の対象の内容を表示する。ここで
は、発明の名称、要約、全文が、キーワード生成処理に
よって抽出された検索語による検索の対象になる。
【0089】インデックス選択の後、図23の個別情報
入力を行う(S2230)。個別情報の入力では、所定
のメニューに従って、データベースの利用者の住所や名
称、利用者へのデータベースデータの送付形態(CDー
ROM情報出力装置1からCDーROM情報利用装置3
へのデータの搬送形態)、データベース利用形態(CD
ーROM情報利用装置3の構成)、インデックス項目
(利用者がインデックスとして利用する項目)、メニュ
ーデータ(利用者のデータベースメニューのディテー
ル)などのデータが入力される。
【0090】個別情報の入力の後、S2200〜S22
30によって入力したデータの個別データ格納を行う
(S2240)。個別データ格納は、個別データ格納エ
リア17Aに行う。個別データ格納エリア17Aには、
抽出語格納メモリ23Gの内容が、検索のキーワードK
KWとして格納される。
【0091】以上が、図23のS2200において、図
24の「1 日本国特許庁発行CDーROM」欄361
を選択した場合の例である。次にその一例を説明する。
図29〜図32は、S2200〜S2230によって入
力される一例の説明図である。
【0092】図23のS2210による抽出データ選択
によって、例えば図29の抽出データ451に示すよう
な項目内容が選択される。又、S2220のインデック
ス選択により、検索条件453に示すようなキーワード
が選択される。これらにより、検索条件453に対応す
る公開特許の抽出データ451の各項目のデータが、図
30に示すように抽出データベース454として生成さ
れる。
【0093】図23のS2230の個別情報入力によっ
て、図31に示すようなインデックス項目455が選択
されると、このインデックス項目455に対応するイン
デックスデータ457が生成される。又、メニューデー
タの選択により、図32に示すような利用者データベー
スメニュー459が生成される。
【0094】これらは、CDーROM情報出力装置1か
ら出力され、CDーROM情報利用装置3に入力され
る。CDーROM情報利用装置3では、所望のデータベ
ース構成項目で、かつ所望の検索種別と、メニューとを
備えたデータベースを生成する。
【0095】次に、S2200において、図24の「2
百科事典CDーROM」欄441を選択した場合の例
を説明する。この場合には、図23のS2210とS2
220に替えて、図33の専門辞書選択処理(S225
0)が実行される。専門辞書の選択では、図34に示す
ような専門辞書選択メニュー442の中から、所望のデ
ータベースを作成するためのキーワードを出力する専門
辞書を選択する。ここで選択される専門辞書は、機械工
学や電気工学などに関する用語の辞書である。又、この
辞書は、詳細度に応じて複数用意される。
【0096】S2350の処理が行われた場合には、図
35に示すように、CDーROM百科事典443から専
門辞書445に対応するデータが辞書検索447によっ
て抽出され、専門データベース449が得られる。従っ
て、膨大なデータが記録されているCDーROM、およ
びこれを読み込む装置を持ち歩くことなく、必要とする
分野のデータだけを有しているデータベースを利用する
ことが可能になる。
【0097】又、図24に示したように、いろいろな種
類のCDーROMから、キーワード検索、又は辞書検索
を行って、所望のデータベースを得ることができる。以
上に説明したデータベースの聴取処理により、所望のデ
ータベースのデータが作成される。
【0098】図36は、分析処理ルーチンのフローチャ
ートである。この処理は、図22のS2110の詳細フ
ローチャートである。まず、個別データ入力が行われる
(S2400)。個別データ入力は、個別データ格納エ
リア17Aから読み込む。これは、S2240の処理に
よって書き込まれたデータである。次いで、CDーRO
Mの特定を行う(S2410)。CDーROMの特定
は、図24のCDーROM選択画面に基づいて入力され
たデータを参照して、所蔵CDーROM27、または利
用可能な○○データベース521の中から行う。
【0099】次に、抽出方式の決定を行い(S242
0)、次いでその判断を行う(S2430)。抽出方式
の決定では、辞書検索を行うか、あるいはインデックス
ワード検索を行うかの判断を行う。インデックスワード
検索を行うとされる場合は、CDーROM27内にキー
インデックスファイルが備えられている場合である。
又、辞書検索を行う場合は、既製の辞書を利用して、検
索語を抽出する場合であって、個別情報の入力時に、そ
の辞書に関する指定があった場合である。
【0100】判断の結果、インデックスワード検索であ
るとされた場合には、次にインデックスワード格納処理
を行う(S2440)。この格納では、S2220によ
って入力され、個別データ格納エリア17Aに格納され
ていた検索のキーワードKKWに基づいて、インデック
スワードを選出し、メモリ23内のインデックスワード
エリア23Aに書き込む処理を行う。次いで、インデッ
クス格納を行って(S2450)、本ルーチンを一旦終
了する。ここでは、インデックスワードエリア23A内
のインデックスワードをハードディスク17内のインデ
ックスエリア17Bに書き込む処理を行う。
【0101】S2430の判断で、辞書検索であるとさ
れた場合には、次に使用辞書の決定を行う(S246
0)。次いで、使用辞書名格納を行い(S2470)、
インデックス格納を行う(S2450)。つまり、使用
辞書の名称が、インデックスエリア17Bに記入され
る。
【0102】以上に説明した分析処理により、S210
0の希望データベースの聴取で得たデータに基づいて、
この希望を最適に達成するCDーROMとインデックス
とが設定される。図37は、データ抽出処理ルーチンの
フローチャート、図38は、そのデータ抽出実行処理の
フローチャートである。この処理は、図22のS212
0の詳細フローチャートである。まず、抽出完了かを判
断して(S2500)、完了でなければ、CDーROM
の挿入処理を行う(S2510)。抽出完了の判断は、
CDーROMからのデータ抽出が全て完了したか否かを
判断するものである。CDーROMの挿入処理は、図3
6の分析処理によって特定されたCDーROM27をC
DーROMドライブ装置15に挿入することを求め、そ
の挿入を確認する処理である。挿入を求める処理は、デ
ィスプレイ7により行う。
【0103】CDーROM27の挿入の確認後、次にデ
ータ抽出実行を行う(S250)。データ抽出実行は、
図38に示すように、まずインデックスワード検索か、
辞書検索かの判断を行う(S2530)。ここで、イン
デックスワード検索であるとされた場合には、次にイン
デックスワード入力を行う(S2540)。インデック
スワードは、インデックスエリア17Bから読み込む。
読み込んだインデックスワードは、インデックスワード
エリア23Aに格納する。
【0104】次いで、CDーROM27をインデックス
ワードで検索する(S2550)。検索後、該当内容を
格納する(S2560)。格納は、抽出データ格納エリ
ア23Bに行う。抽出データが所定量を越えた場合に
は、ハードディスク17内の検索データ格納エリア17
Cに移出する。格納後、本ルーチンを一旦終了する。
【0105】一方、辞書検索を行うと判断した場合には
(S2530)。次に使用辞書名の入力を行う(S25
70)。使用辞書名は、インデックスエリア17Bから
入力する。次いで、CDーROMを読み込んで辞書検索
を行い(S2580)、該当内容を格納する(S259
0)。辞書は、辞書エリア17Dから読み込み、格納
は、抽出データ格納エリア23Bに行なう。容量を越え
たものは、検索データ格納エリア17Cに移出する。
【0106】格納後、検索終了かを判断し(S260
0)、検索終了でなければ、CDーROMを読み込んで
辞書検索を行う(S2580)。検索が終了していれ
ば、本ルーチンを一旦終了する。データ抽出処理の終了
後、図37の抽出データ格納を行う(S2610)。格
納は、検索データ格納エリア17Cに行う。
【0107】格納後、抽出が完了したかを判断して、抽
出が完了していなければ、次のCDーROMの挿入処理
を実行する(S2500)。抽出が完了していれば、本
ルーチンを一旦終了する。図39は、検索ソフトのデー
タテーブル作成処理ルーチンのフローチャートである。
この処理は、図22のS2130の処理の詳細である。
【0108】検索ソフトのデータテーブル作成処理は、
S2120のデータ抽出処理と並行して実行される。ま
ず、インデックス入力を行う(S2700)。インデッ
クス入力は、個別データ格納エリア17Aから入力す
る。インデックスは、データベースの利用者がキーイン
デックスとして用いるものであって、図22の希望デー
タベースの聴取処理(S2100)時に入力されるもの
である。
【0109】次いで、インデックスデータテーブル作成
処理が実行される(S2710)。これは、S2700
にて入力したインデックスに基づいて作成される。次
に、個別データ入力が行われる(S2720)。これ
は、個別データ格納エリア17Aから入力する。個別デ
ータには、データベースの利用者の個人データやメニュ
ー形式、表示形式、印刷形式などのデータが含まれてい
る。データの入力後、個別メニューデータテーブル作成
を実行する(S2730)。個別メニューデータテーブ
ルは、S2720によって入力した個別データに基づい
て作成する。この個別メニューデータテーブルは、利用
者が利用するメニューのデータとなる。
【0110】次に、データテーブル格納処理を実行する
(S2740)。データテーブル格納処理では、インデ
ックスデータテーブルと、個別メニューデータテーブル
とを、作成個別データテーブル格納エリア17Eに書き
込む処理を行う。書込後、本ルーチンを一旦終了する。
【0111】図40は、媒体格納処理ルーチンのフロー
チャートである。この処理は、図22のS2140の詳
細フローチャートである。まず抽出データ入力が行われ
る(S2800)。抽出データは、検索データ格納エリ
ア17Cから入力する。次いで、データ書込を実行する
(S2810)。データ書込は、光ディスクドライブ1
3によって、光磁気ディスク25に行う。データ書込の
後、全てのデータの書込が完了したかを判断し(S28
20)、完了していなければ、次の抽出データの入力を
行う(S2800)。一方、データの書込が完了してい
れば、次にデータテーブル入力を行う(S2830)。
この入力は、作成個別データテーブル格納エリア17E
からインデックスデータテーブルと、個別メニューデー
タテーブルとを読み込むことを行う。
【0112】読み込んだデータは、データ書込を行う
(S2840)。書込は、光磁気ディスク25に行う。
以上媒体格納処理の終了により、所望のデータベース
と、このデータベースを利用するためのテーブルとが光
磁気ディスク25に格納される。
【0113】なお、媒体格納は、光磁気ディスク25に
限られるものではなく、その他の形式、例えばハードデ
ィスク、固体ディスク、フレキシブルディスクなどどの
様なものであっても良い。又、媒体格納に替えて、有
線、又は無線のデータネットワークや公衆通信回線を経
由して、CDーROM情報利用装置3に送信する構成と
しても良い。
【0114】図41は、データベース活用処理ルーチン
のフローチャートである。この処理は、CDーROM情
報利用装置3によって実行される。まず、媒体受け入れ
が行われる(S3000)。媒体受け入れでは、図40
の媒体格納で作成された光磁気ディスク25を光ディス
クドライブ43によって読み込む処理を行う。この読込
では、抽出データと、インデックスデータテーブルと、
個別メニューデータテーブルとを入力する。
【0115】媒体受け入れの後、次にデータベースの作
成(S2910)と、検索ソフトの作成(S2920)
とを行う。データベースの作成では、抽出データに基づ
いて、データベースをデータエリア47Aに作成する。
検索ソフトの作成では、インデックスデータテーブルに
基づいて、インデックステーブルをインデックスエリア
47Bに作成し、個別メニューデータテーブルに基づい
て、メニューテーブルをメニューエリア47Cに作成す
る。
【0116】次いで、データベースの運用を行う(S2
930)。図42は、データベースの運用処理ルーチン
のフローチャートである。まず、データベースメニュー
表示を行う(S3000)。データベースメニューは、
メニューテーブルに基づいて作成される。次いで、メニ
ュー入力の判断を行う(S3010)。所定のメニュの
選択があれば、選択された処理(S3020)を実行す
る。処理では、検索が選択された場合には、インデック
ステーブルによって、検索が実行される。検索結果の出
力では、データベースから所定のデータが抽出され、デ
ィスプレイ37、プリンタ45、又はフレキシブルディ
スクドライブ49にデータが出力される。
【0117】以上に説明したCDーROM情報利用装置
3は、CDーROM情報出力装置1によって出力された
データによってデータベースと、インデックステーブル
と、メニューテーブルとを作成し、利用者専用のデータ
ベースシステムを構成する。なお、CDーROM情報利
用装置3では、光磁気ディスク25からデータベースの
データを入力し、ハードディスク装置47内にデータベ
ースを構成するものであるが、これに替えて固体ディス
ク装置やICカードによってデータを入力したり、固体
ディスク装置や光カード上にデータベースを構成するも
のとしても良い。又、データ入力を、通信によって行う
ものとしても良い。
【0118】また、CDーROM情報利用装置3でもハ
ードディスクドライブ12に格納されている検索語出力
力装置としての機能を発揮するプログラムソフトと、検
索語データベースとしての機能を有する上群ワードコア
プレートエリア12Aと、中群ワードコアプレートエリ
ア12Bと、下群ワードコアプレートエリア12Cと、
上中接続多層根エリア12Dと、中下接続多層根エリア
12Eと、ほぼ同様のシステムを備え、これを利用する
ものとしても良い。
【0119】以上に説明したCDーROM情報出力装置
1と、CDーROM情報利用装置3とにより、所望のC
DーROMから所望データを抽出して、所望の形式のデ
ータベースを構成し、このデータベースを所望のメニュ
ーや検索インデックスで利用することができる。しか
も、このデータベースは、オリジナルのCDーROMを
常時使用することなく活用できる。したがって、CDー
ROMを運用するような高性能のパーソナルコンピュー
タを用いることなく、あるいは小型の携帯型のコンピュ
ータ上で、所望のデータベースを利用することが可能に
なる。
【0120】この結果、CDーROMの有効利用が図れ
るとともに、手軽に利用することが可能になるという極
めて優れた効果を奏する。
【0121】
【発明の効果】請求項1の発明の検索語出力装置は、デ
ータベースを、所望の検索概念に該当し、かつ検索概念
に対して、上位概念のものから下位概念のものまで含ま
れる複数の検索語で検索することができると共に、この
検索概念で抽出される既存の検索語をディスプレイ上に
上位概念のものから下位概念のものまで上位概念、中位
概念、下位概念に分けて一覧表示して、その上位概念、
中位概念、下位概念に分けられた一覧上に追加の検索語
を入力することが可能になる。又、上位概念、中位概
念、下位概念に分けられた一覧上に入力した検索語が所
望の検索概念によって抽出される検索語として、上位概
念、中位概念、下位概念に分けられた検索語データベー
スに追加され、その上位概念、中位概念、下位概念に分
けられて記憶された検索語の相関関係も更新される。
【0122】これにより、例えば、上位概念に含まれる
ものとしての、運送手段、運搬手段、配送手段、転送手
段、移動手段などと、その下位概念に含まれるものとし
ての、トラック、タンクローリ、郵便配達車、タクシ
ー、電車、汽車などとを1グループの検索語として、利
用することができる。
【0123】又、例えば、検索概念として、「運搬」を
指定すると、データベースが「トラック輸送」、「タン
クローリ」、「牛乳配達」、「重量運搬」等の検索語で
検索されるような運用が行われる。この結果、検索漏れ
をなくする作業や検索精度を向上させる作業が極めて簡
単に実行されるようになり、データベースの利用者が大
まかな検索概念で、データベースを検索する場合に、
索漏れのない様にするために検索語を調査するような徒
な労力をかける必要がなくなり、調査能率が向上される
とともに、調査精度が向上されるという極めて優れた効
果を奏する。
【0124】請求項2の発明の検索語出力装置は、デー
タベースを、所望の検索概念に該当し、かつ検索概念に
対して、上位概念のものから下位概念のものまで含まれ
る複数の検索語で検索することができると共に、この検
索概念に対して、検索語が抽出できなかった場合には、
この検索概念をディスプレイ上の上位概念、中位概念、
下位概念に分けられた一覧上に追加の検索語として入力
することが可能になる。又、上位概念、中位概念、下位
概念に分けられた一覧上に入力された検索語が所望の検
索概念によって抽出される検索語として、上位概念、中
位概念、下位概念に分けられた検索語データベースに追
加され、その上位概念、中位概念、下位概念に分けられ
て記憶された検索語の相関関係も更新される。
【0125】これにより、例えば、検索概念として、
「運搬」を指定すると、データベースが「トラック輸
送」、「タンクローリ」、「牛乳配達」、「重量運搬」
等の検索語で検索されるような運用が行われる。この結
果、検索漏れをなくする作業や検索精度を向上させる作
業が極めて簡単に実行されるようになり、データベース
の利用者が大まかな検索概念で、データベースを検索
る場合に、検索漏れのない様にするために検索語を調査
するような徒な労力をかける必要がなくなり、調査能率
が向上されるとともに、調査精度が向上されるという極
めて優れた効果を奏する。
【0126】請求項3の発明の検索語出力装置は、デー
タベースを、所望の検索概念に該当し、かつ検索概念に
対して、上位概念のものから下位概念のものまで含まれ
複数の検索語で検索することができると共に、この検
索概念で抽出される既存の検索語をディスプレイ上に連
鎖分野毎に分類分けして、上位概念のものから下位概念
のものまで上位概念、中位概念、下位概念に分けて一覧
表示して、その上位概念、中位概念、下位概念に分けら
れた一覧上に追加の検索語を入力することが可能にな
る。又、上位概念、中位概念、下位概念に分けられた一
覧上に入力した検索語が所望の検索概念によって抽出さ
れる検索語として、上位概念、中位概念、下位概念に分
けられた検索語データベースに追加され、その上位概
念、中位概念、下位概念に分けられ、かつ連鎖分野毎に
分類されて記憶された検索語の相関関係も更新される。
【0127】これにより、例えば、検索概念として、
「運搬」を指定すると、データベースが「トラック輸
送」、「タンクローリ」、「牛乳配達」、「重量運搬」
等の検索語で検索されるような運用が行われる。この結
果、検索漏れをなくする作業や検索精度を向上させる作
業が極めて簡単に実行されるようになり、データベース
の利用者が大まかな検索概念で、データベースを検索
る場合に、検索漏れのない様にするために検索語を調査
するような徒な労力をかける必要がなくなり、調査能率
が向上されるとともに、調査精度が向上されるという極
めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の上位概念の理解を助ける参考図であ
る。
【図2】実施例の上位概念の理解を助ける参考図であ
る。
【図3】実施例の上位概念の理解を助ける参考図であ
る。
【図4】CDーROM情報出力装置1の構成図である。
【図5】CDーROM情報出力装置1のブロック図であ
る。
【図6】CDーROM情報利用装置3の構成図である。
【図7】CDーROM情報利用装置3のブロック図であ
る。
【図8】3層ワードデータベース管理処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図9】ワード追加画面の説明図である。
【図10】3層ワードデータベースの説明図である。
【図11】3層ワードデータベースの説明図である。
【図12】3層ワードデータベースの説明図である。
【図13】更新実行処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図14】3層ワードデータベースの説明図である。
【図15】生成条件入力処理ルーチンのフローチャート
である。
【図16】生成条件入力画面の説明図である。
【図17】生成条件入力画面の説明図である。
【図18】キーワード生成処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図19】直接連鎖抽出処理ルーチンのフローチャート
である。
【図20】隣接連鎖抽出処理ルーチンのフローチャート
である。
【図21】関連連鎖抽出処理ルーチンのフローチャート
である。
【図22】データベース出力ルーチンのフローチャート
である。
【図23】希望データベースの聴取処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図24】メニュー画像の説明図である。
【図25】キーワード検索処理365の説明図である。
【図26】抽出データ選択画面の説明図である。
【図27】インデックス選択の説明図である。
【図28】キーワード生成実行処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図29】実施状態の説明図である。
【図30】実施状態の説明図である。
【図31】実施状態の説明図である。
【図32】実施状態の説明図である。
【図33】専門辞書選択処理の説明図である。
【図34】専門辞書選択メニューの説明図である。
【図35】専門データベースの説明図である。
【図36】分析処理ルーチンのフローチャートである。
【図37】データ抽出処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図38】データ抽出実行処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図39】検索ソフトのデータテーブル作成処理ルーチ
ンのフローチャートである。
【図40】媒体格納処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図41】データベース活用処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【図42】データベースの運用処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…CDーROM情報出力装置 3…CDーROM情報利用装置 5…コンピュータ本体 7…ディスプレイ 12…ハードディスクドライブ 13…光ディスクドライブ 15…CDーROMドライブ装置 17…ハードディスク装置 23A…インデックスワードエリア 23B…抽出データ格納エリア 25…光磁気ディスク 35…コンピュータ本体 81…上群ワードコアプレート 83…中群ワードコアプレート 85…下群ワードコアプレート 87…上中接続多層根 89…中下接続多層根 91、93、95…ワードコア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−172967(JP,A) 特開 平2−178877(JP,A) 特開 平5−151273(JP,A) 特開 平2−32470(JP,A) 特開 平1−243113(JP,A) 特開 昭64−58062(JP,A) 堀池博巳、小澤義明,INSPECシ ソーラス・データベースINSPECT Hについて,京都大学大型計算機センタ ー広報,日本,京都大学大型計算機セン ター,1990年8月20日,Vol.23,N o.4,pp.206−210 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中位の検索概念の関係の元に検索語がグ
    ループ化されてなる中群検索語グループと、上記中群検
    索語グループの上位の検索概念の関係の元に検索語がグ
    ループ化されてなる上群検索語グループと、上記中群検
    索語グループの下位の検索概念の関係の元に検索語がグ
    ループ化されてなる下群検索語グループとが集まって構
    成される検索語データベースと、上記上群検索語グループと、上記中群検索語グループと
    の間の相関関係と、上記中群検索語グループと、上記下
    群検索語グループとの間の 相関関係を記録する相関関係
    記録手段と、 検索語の検索概念を入力する検索概念入力手段と、 上記入力した検索概念に基づき、上記相関関係に従っ
    て、上記上群検索語グループと、上記中群検索語グルー
    プと、上記下群検索語グループとから、上記検索概念に
    該当する検索語を抽出する検索語抽出手段と 上記上群検索語グループから抽出した検索語をディスプ
    レイ上に表示された上群検索語表示欄に表示し、上記中
    群検索語グループから抽出した検索語を上記上群検索語
    表示欄の近傍に表示された中群検索語表示欄に表示し、
    上記下群検索語グループから抽出した検索語を上記中群
    検索語表示欄の近傍に表示された下群検索語表示欄に表
    示する検索語一覧表示手段と、 上記上群検索語表示欄、上記中群検索語表示欄、又は上
    記下群検索語表示欄に追加の検索語を入力する検索語入
    力手段と、 上記上群検索語表示欄に入力された追加の検索語を上記
    上群検索語グループに格納し、上記中群検索語表示欄に
    入力された追加の検索語を上記中群検索語グループに格
    納し、又は上記下群検索語表示欄に入力された追加の検
    索語を上記下群検索語グループに格納する検索語追加手
    段と、 上記上群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場合
    には、該入力された追加の検索語と、上記中群検索語表
    示欄に表示されている検索語との間の相関関係を上記相
    関関係記録手段に記録し、上記中群検索語表示欄に追加
    の検索語が入力 された場合には、該入力された追加の検
    索語と、上記上群検索語表示欄に表示されている検索
    語、及び上記下群検索語表示欄に表示されている検索語
    との間の相関関係を上記相関関係記録手段に記録し、又
    は上記下群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場
    合には、該入力された追加の検索語と、上記中群検索語
    表示欄に表示されている検索語との間の相関関係を上記
    相関関係記録手段に記録する相関関係更新手段とを備え
    たことを特徴とす る検索語出力装置。
  2. 【請求項2】 上記検索語抽出手段によって検索語の抽
    出が行われなかった場合を判断する既登録なし判断手段
    を加え、 上記検索語一覧表示手段を、上記既登録なし判断手段に
    て検索語の抽出が行われなかったと判断された場合に、
    上記検索概念入力手段によって入力された検索概念を検
    索語として、ディスプレイ上に表示された上群検索語表
    示欄、上記上群検索語表示欄の近傍に表示された中群検
    索語表示欄、又は上記中群検索語表示欄の近傍に表示さ
    れた下群検索語表示欄に表示するとしたことを特徴とす
    る請求項1に記載された 検索語出力装置。
  3. 【請求項3】 上記相関関係記録手段を、上記上群検索
    語グループと、上記中群検索語グループとの間の相関関
    係と、上記中群検索語グループと、上記下群検索語グル
    ープとの間の相関関係を連鎖分野毎に分類分けして記録
    する相関関係分類分け記録手段とし、 上記連鎖分野の分類を入力する相関関係分類入力手段を
    加え、 上記相関関係更新手段を上記上群検索語表示欄に追加の
    検索語が入力された場合には、該入力された追加の検索
    語と、上記中群検索語表示欄に表示されている検索語と
    の間の相関関係を上記相関関係分類入力手段によって入
    力された連鎖分野に分類して、上記相関関係記録手段に
    記録し、上記中群検索語表示欄に追加の検索語が入力さ
    れた場合には、該入力された追加の検索語と、上記上群
    検索語表示欄に表示されている検索語、及び上記下群検
    索語表示欄に表示されている検索語との間の相関関係を
    上記相関関係分類入力手段によって入力された連鎖分野
    に分類して、上記相関関係記録手段に記録し、又は上記
    下群検索語表示欄に追加の検索語が入力された場合に
    は、該入力された追加の検索語と、上記中群検索語表
    欄に表示されている検索語との間の相関関係を上記相関
    関係分類入力手段によって入力された連鎖分野に分類し
    て、上記相関関係記録手段に記録するとしたことを特徴
    とする請求項1、又は請求項2に記載された 検索語出力
    装置。
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堀池博巳、小澤義明,INSPECシソーラス・データベースINSPECTHについて,京都大学大型計算機センター広報,日本,京都大学大型計算機センター,1990年8月20日,Vol.23,No.4,pp.206−210

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