JP3375392B2 - 発光ダイオードアレイ電流源 - Google Patents

発光ダイオードアレイ電流源

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JP3375392B2 JP24985693A JP24985693A JP3375392B2 JP 3375392 B2 JP3375392 B2 JP 3375392B2 JP 24985693 A JP24985693 A JP 24985693A JP 24985693 A JP24985693 A JP 24985693A JP 3375392 B2 JP3375392 B2 JP 3375392B2
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    • G05F1/468Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc characterised by reference voltage circuitry, e.g. soft start, remote shutdown
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/24Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に発光ダイオー
ドアレイ電源に関し、かつさらに特定すれば、定電流電
源を調整する演算増幅器を使用したこのような発光ダイ
オードアレイ電流源に関する。本出願は、「正確な基準
電流発生器(Precision Reference Current Generator
)」と題する米国における私の同時係属特許出願第9
44,852号に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真(以下、「EP」という)プリ
ンタにおいて、画像は、フォトレセプタ表面を選択的に
放電し、かつその後に残留された帯電面に逆極性に帯電
したトナーを引き付けることによって形成される。フォ
トレセプタを放電する一つの手段は、発光ダイオード
(以下、「LED」と略称する)のアレイによるもので
あり、ここではアレイは、フォトレセプタの幅にわたる
個別LEDにより構成されている。画像の品質は、一貫
したかつ均一な光をフォトレセプタに提供するLEDの
能力によって直接影響を受ける。LEDによって発生さ
れる光の一貫性及び均一性は、それぞれの電源によりそ
れぞれのLEDに供給される電流の安定性に依存してい
る。しかしアレイの具体的構成及びその動作する動作条
件は、それぞれLEDに供給される電流の変化に関与す
る。
【0003】引用によりここに組み込むサイヤー(Thay
er)他の先行する米国特許第5,099,192号明細
書(「サイヤー(Thayer)」)は、プリントヘッド内の
それぞれのLEDにバイアスを与える5つのような複数
の並列電流源を有する電源を開示している。それぞれの
電流源は、P−チャネル制御FETに直列接続されかつ
「出力−制御対」と称するP−チャネルドライバFET
を有する。ドライバFETは、プラス電源に接続された
ソース、基準電圧を受け取るゲート、及びドレインを有
する。制御FETは、ドライバFETのドレインに接続
されたソース、制御電圧を受け取るゲート、及びLED
に接続されたドレインを有する。並列接続されたそれぞ
れのFETのドレインは、有効チャネル幅を増加する。
それぞれの制御FETのゲートに供給されるデジタル制
御信号は、それぞれの出力制御対からLEDに引き渡さ
れるそれぞれの出力電流を選択的にイネーブル又はディ
スエーブルする。これによりそれぞれのLEDに引き渡
される全電流が制御でき、かつ駆動されるLEDの特性
に整合できる。しかし一度有効幅を確定すると、これ
は、新しいプログラミングパターンを適用するまで、固
定されたままである。
【0004】サイヤー(Thayer)他は、LEDの光出力
における不均一に関与する2つの一次要因を記載してお
り、かつ両方に対する解決策を開示している。第一の要
因は、異なったウエハ間の電流に依存するようなLED
の光出力における変化である。これら変化は、その光効
率にしたがってLEDを分類すれば十分に除去できる。
LED内の変化に加えて電源の電流出力も、プロセスの
変化のため電源ごとに変化することがある。サイヤー
(Thayer)他においてこれら変化は、出力制御対の個々
の電流出力を適当な大きさにしかつ選択的にイネーブル
すれば、一部補償できる。
【0005】一定の動作条件において、サイヤー(Thay
er)他における電源は、駆動される特定のLEDに適切
にマッチした実質的に一定の電流を提供する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし電流出力は、制
御FETのドレインにおける、すなわちそれぞれの電流
源の出力端子における動作電圧の変化と共に変動するこ
とがある。サイヤー(Thayer)他には、出力動作電圧の
変動に応答して、制御FETのゲートにおけるデジタル
設定を変形するため、又はさもなければ電源を補償する
ため、何の準備もされていない。
【0007】物理的及び経済的な考えのため、電源から
のそれぞれの電流源出力I1 −INは、なるべく図1に
示すように一つの電流源あたり数個の、例えば四つのL
EDの間で多重利用される。マルチプレクサMUX1
MUXN による電流源の多重利用は、すべてのLEDを
駆動するために必要な電流源の合計数を減少する。図1
には三つのマルチプレクサ及び一つのマルチプレクサあ
たり四つのLEDが示されているが、どのような数のマ
ルチプレクサ及びLEDを使用してもよい。マルチプレ
クサは電流源とLEDの間に示されているが、LEDと
電流帰路、すなわちアースの間にマルチプレクサを配置
することにより等価回路が得られる。いずれの場合に
も、マルチプレクサ回路の導入により、電流源の出力端
子における電圧に変動が生じ、このことは、他方におい
て一定電流を提供する電流源の能力に害を及ぼす。加え
てアース帰路の有限のインピーダンスへのLED注入電
流の数が変化するため、電流帰路に関して変化する電圧
が生じる。これは、出力電流の相応する変化により電流
源の出力端子における電圧にさらに変動を引き起こす。
【0008】望ましいことは、LEDを駆動する電源が
多重スイッチ電流出力を有し、ここにおいてそれにより
発生される電流が精密に制御され、かつLEDに接続さ
れた電流出力端子において動作電圧の変動に無関係であ
ることである。
【0009】それ故に本発明の目的は、実質的に負荷の
動作電圧に無関係に多重LED負荷を駆動する定電流の
発光ダイオードアレイ電流源を提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、出力駆動電流がLE
Dの特性に精密に整合できるLED駆動用の多重電流源
出力を有する発光ダイオードアレイ電流源を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の一つの利点は、電流出力端子にお
いてかつ回路全体を通して不都合なスイッチング雑音が
減少するということである。
【0012】本発明の別の利点は、出力電流が給電電圧
の変動にあまり依存しないことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LED
を駆動するプログラミング可能な電源が開示されてお
り、これは、基準電流区間と複数の出力電流区間を有す
る。さらに基準電流区間と出力電流区間は、両方共複数
の並列ドライバFET−制御FET対から構成されてお
り、ここにおいてドライバFETと制御FETは、直列
に接続されている。
【0014】
【作用】ドライバFETは、所定の最大出力電流を提供
する基準電圧によってバイアスをかけられている。制御
FETは、制御された出力電流を提供するように個々に
選定されている。個々の制御電圧は、制御FETをディ
スエーブルするプラス給電電圧か、又は所定のカスコー
ド電圧である。所定のカスコード電圧は、出力電流が実
質的に出力端子における電圧変動に感応しないように選
定されている。
【0015】本発明の前記及びその他の目的、特徴及び
利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な
実施例の以下の詳細な説明から、さらに容易に明らかで
あろう。
【0016】
【実施例】図1にLEDプリントヘッド用の電源が示さ
れており、ここでは電流源I1 −IN の列がLEDのア
レイを駆動する。図1に図示したような多重LEDプリ
ントヘッドにおいて、マルチプレクサ回路MUX1 ,M
UX2 −MUXN は、対応するLEDL11 −L14
L21 −L24 及びLN1 −LN4 に出力電流を選択的
に分配する。それぞれのマルチプレクサの出力端子に接
続された四つのLEDが示されているが、用途に応じて
どのような数を使用してもよい。マルチプレクサ回路
は、単一の出力電流が複数のLEDを、例えば四つのL
EDを駆動できるようにし、それによりすべてのプリン
トヘッドLEDを駆動するために必要な出力駆動回路及
び関連する相互接続の総数を減少する。マルチプレクサ
回路は、「SELECT」と称するデータ信号のプログ
ラミングに応答してスイッチされる。前記のようにマル
チプレクサは、電流源とLEDの間に示されているが、
LEDとアースの間に配置してもよく、その場合LED
は直接電流源に接続される。
【0017】本発明の電流源10の概略が図2に示され
ている。わかり易くするため、電流源10は、単一基準
電流区間12及び単一出力電流区間14を有し、一つの
LED28を駆動するように示されている。マルチプレ
クサ及びその他の出力電流区間は、省略されている。基
準抵抗RREF は、内部又は外部抵抗であることができ、
かつLED28は、通常、電流源10を含む集積回路の
外部に配置されている。演算増幅器(「以下、オペアン
プという」)16及び18を含むその他すべての回路
は、同じ集積回路上に構成することが望ましい。
【0018】回路接続点22における基準電圧V
REF は、オペアンプ18の反転入力端子に加えられる。
オペアンプ18は、基準電流区間12におけるドライバ
FETM5−M6のゲート、及び出力電流区間14のド
ライバFETM7−M8のゲートを駆動する。基準抵抗
REF から非反転入力端子への帰還と高い閉ループゲイ
ンによりオペアンプ18は、非反転及び反転入力端子に
おける実質的に等しい電圧、すなわち基準電圧VREF
形成することができる。好ましくは、オペアンプ18
は、安定性を得るため低い開ループゲインを有し、かつ
制御FETM1,M2,ドライバFETM5及びM6
は、ほとんどのループゲインを提供するように構成され
ている。その結果、基準電圧VREF は、基準抵抗RREF
間に加わり、基準抵抗RREF を通ってVREF /RREF
等しい対応した電流を生成する。それぞれのドライバF
ETM5−M8のソースは、回路接続点26においてプ
ラスの給電電圧VLED に接続されている。給電電圧の値
は、代表的には3.5−5ボルトの間であるが、用途に
より指定されたその他の電圧でもよい。ドライバFET
の構成及び選択は、さらにサイヤー(Thayer)に説明さ
れている。
【0019】基準電流区間のそれぞれのドライバFET
M5−M6に対して直列に、基準制御の制御FETM1
−M2が接続されている。それぞれの制御FETのドレ
インは、いっしょに基準抵抗RREF に接続されており、
基準電流区間の並列分岐を形成している。制御FET
は、スイッチとして動作し、対応するドライバ制御分岐
をイネーブル又はディスエーブルし、一方この分岐は、
基準抵抗RREF を通して全出力電流の対応する部分を流
すことができる。
【0020】制御FETM1−M2の回路接続点34,
36のゲート電圧は、基準電流区間12の対応するスイ
ッチ部分によって提供される。それぞれのスイッチ部分
又は回路網は、直列に接続されたNチャネルのFETM
9−M10及びPチャネルのFETM13−M14であ
る。それぞれのPチャネルのFETM13−M14のソ
ースは、回路接続点26においてプラス給電電圧VLED
に接続されており、かつドレインは、それぞれ対応する
NチャネルのFETM9−M10のドレインに接続され
ている。それぞれのNチャネルのFETM9−M10の
ソースは、所定のカスコード電圧を受信するバッファ増
幅器として構成されたオペアンプ16の出力端子に接続
されている。カスコード電圧の発生については、後で詳
細に説明する。
【0021】スイッチ部分におけるNチャネル及びPチ
ャネルのFETM9,M13及びM10,M14のゲー
トは、いっしょに接続され、かつデジタル制御信号4
2,44によって駆動される。デジタル制御信号は、基
準電流区間12における電流の流通を制御する第1及び
第2の論理状態を有する。第1の論理状態において、デ
ジタル制御信号42又は44は論理レベルハイにあり、
NチャネルFETはイネーブルされ、かつPチャネルの
FETはディスエーブルされ、それによりNチャネルの
FETのソース(回路接続点30)における所定の出力
電流制御電圧としてのカスコード電圧を対応する制御F
ETのゲートへ通過させる。第2状態において、デジタ
ル制御信号42,44がローレベルにある場合、Pチャ
ネルのFETはイネーブルされ、かつNチャネルFET
はディスエーブルされ、それによりプラス給電電圧V
LED を制御FETのゲートへ通過させる。第2状態にお
いて、プラス給電電圧は、Pチャネルの制御FETに対
してディスエーブル電圧として作用し、基準電流区間1
2から対応するドライバ制御分岐を実効的に除去する。
これら二つの状態を使用することによって、基準電流区
間の実効的なW/L比は、一定基準電流IREF を維持す
る間に変更でき、その結果、回路接続点32における付
随したドライバFETゲート電圧に適当な変化が生じ
る。スイッチ回路網の代用実施例において、付加的な逆
極性のFETを、FETスイッチとしてのFETM9及
びM10に対して並列に配置し、直列抵抗を減少するこ
とができる。その他多数数のFETスイッチ回路網装置
が、給電電圧VLED 又は回路接続点30の電圧を回路接
続点34へ切り換え接続するために使用できる。
【0022】カスコード電圧は、オペアンプ16,FE
TM17及び電流源20を含む回路によって形成でき
る。オペアンプ16は、バッファ増幅器として構成され
ており、ダイオード構造のPチャネル電流設定のFET
M17の接続されたゲートとドレインに形成される電圧
の緩衝を行なう。電流設定のFETM17は、電流源2
0によってバイアスをかけられており、ソースと接続さ
れたゲート及びドレインとの間の相応した電圧降下を形
成する。バイアス電流は、FETM17の電流密度比
が、すなわちI/(W/L)が、制御FETM1−M4
の電流密度比よりも大きいように選定されている。FE
T17のソースは、出力電流区間の出力接続点、すなわ
ちFETM3−M4のドレインにおける予想最大負荷電
圧よりもいくらか高い所定の最大電圧レベルVMAX に接
続されている。PチャネルのFETM17は、制御FE
TM1−M4を制御するカスコード電圧の温度及び閾値
補償を行なう。回路接続点24における一定のVMAX
圧は、電流設定のFETM17のPチャネル閾値電圧降
下及びドレインソース間電圧降下VDSATによって低下さ
れる。実質的に変化なくスイッチ回路網を通過した後
に、一つのドレインソース間電圧降下VDSATは、制御F
ETM1−M4のドレインソース間電圧によって回復さ
れる。したがって制御FETが導通しているとき、制御
FETM1−M4のソースにおける電圧は、一定であ
り、かつ温度に関する適当なドレイン−ソース間動作電
圧を仮定すれば、VMAX +VDASTに実質的に等しい。
【0023】原理的に回路接続点30上に発生されたカ
スコード電圧は、制御FETM1−M4を高インピーダ
ンス飽和導通領域の方向へバイアスする。制御FETの
ゲート電圧は、全デジタル電圧変動より低い。低いゲー
トソース間電圧は、動作点を飽和導通領域の方向に動か
し、ここでは電流はドレインソース間電圧にあまり依存
しない。使用した給電電圧の値に依存して、制御FET
は、完全に飽和導通領域で動作する必要はなく、線形と
飽和の導通領域の間の「ソフト−ニー(soft−kn
ee)」遷移上で動作すればよい。それにもかかわらず
出力電流の制御における重要な利点がいぜんとして達成
される。
【0024】さらにオペアンプ18の回路接続点32に
おける出力は、出力電流区間14内の複数のPチャネル
のドライバFETM7−M8のゲートを駆動する。出力
電流区間は、基準電流区間の比率又は比例した鏡像であ
る。ドライバFETM7−M8の同じ寸法と数に対し
て、出力電流区間は、基準電流区間と同じ電流を提供す
る。基本的な電流源動作は、サイヤー(Thayer)にさら
に説明されている。オペアンプ18の回路接続点32に
おける出力電圧は、ドライバFETM7−M8のゲート
にバイアスを与え、これらのドライバFETには、出力
電流区間14に相応した電流を形成するようにこの電圧
が接続されている。出力ドライバのドライバFETM7
−M8は、サイヤー(Thayer)に述べられたようにLE
D光効率の変化に適応するような大きさを有する。基準
電流区間12におけるように、それぞれのドライバFE
Tのドレインは対応する制御FETのソースに接続され
ており、ドライバ制御分岐を形成する。ドライバFET
のソースは、回路接続点26においてプラス給電電圧V
LED に接続されている。制御FETM3−M4のゲート
は、基準電流区間12において使用したものと同じスイ
ッチ回路網によって駆動される。しかしそれぞれの出力
スイッチ回路網は、ディスエーブル電圧又は所定のカス
コード電圧の間の選択のため自身の対応するデジタル制
御信号46,48を有する。ディスエーブル電圧とカス
コード電圧は、基準電流区間12に関連して前に説明し
たものと同じである。
【0025】カスコード電圧レベルの精密な値は、制御
FETM3−M4のドレインに、すなわち出力接続点に
存在する最大電圧によって決まる。代表的な多重LED
プリントヘッドには、出力接続点における最大電圧を指
定するいくつかの部品がある。LED自身は、1.9ボ
ルトの最大電圧降下を有し、マルチプレックス回路は追
加的な0.5ボルトを加え、かつアース面の有限なイン
ピーダンス及びその他の相互接続インピーダンスも、別
の0.5ボルトの降下に貢献することがある。それ故に
代表的なLEDプリントヘッドについて、出力接続点に
現われることがある最大電圧は、2.9ボルトである。
もちろん最大電圧は、マルチプレクサ回路のそれぞれの
用途及び選択、構成の考え、及び使用したLEDのタイ
プによって変化する。
【0026】本発明に使用した低カスコード電圧の一つ
の利点は、電流出力端子に及び回路全体に生じるスイッ
チング雑音が減少するという点にある。制御FETのス
イッチング及び寄生容量によって生じる雑音は、回路接
続点34,36,38及び40における電圧差が減少す
るので、減少する。雑音の低下は、スイッチング雑音に
よって不利な作用を受けるその他多数の機能ブロックと
いっしょに一つの集積回路上に電源を製造した場合、特
に有利である。別の利点は、さらに大きな電源雑音排斥
である。電源排斥の解析は、出力電圧に関する電流依存
性に極めてよく似ている。一般に制御及びドライバFE
T対は、両方のトランジスタにかかる合計電圧の変化に
もかかわらず、一定出力電流を提供する。
【0027】好適な実施例について本発明の原理を図示
しかつ説明したが、このような原理から外れることなく
本発明を構成及び細部に関して変形できることは、当該
技術分野の専門家にとって容易に明らかである。出願人
は、添付の特許請求の範囲の権利範囲内にあるあらゆる
変形を請求する。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、並列のドライバFETと並列の制御FET対をそ
れぞれ直列に接続することにより、基準電流区間と複数
の出力電流区間を構成し、ドライバFETは最大出力電
流を得る基準電圧によってバイアスされ、制御FETを
ディスエーブルする給電電圧または出力電流が出力端子
における電圧変動に感応しない所定のカスコード電圧に
よる制御電圧で個々に選定するように構成したので、負
荷の動作電圧に無関係に多重LED負荷を駆動でき、出
力電流がLEDの特性に精密に整合できるとともに、電
流出力端子や回路全体を通して不都合なスイッチング雑
音を減少することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重LEDアレイを示す概略ブロック図であ
る。
【図2】本発明による発光ダイオードアレイ電流源の好
適な実施例の概略図である。
【符号の説明】
10,20,I1 〜IN 電流源 12 基準電流区間 14 出力電流区間 16,18 演算増幅器(オペアンプ) 28,L11 〜L14 ,L21 〜L24 ,LN1 〜LN
4 発光ダイオード(LED) 42,44,46,48 デジタル制御信号 M1〜M4 制御FET M5〜M8 ドライバFET M9〜M17 FET MUX1 〜MUXN マルチプレクサ回路 RREF 基準抵抗 VLED プラス給電電圧 VREF 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビリー・イー・サイヤー アメリカ合衆国オレゴン州コーヴァリス ノース・ウェスト・トゥエンティ・ナ インス 1616 (72)発明者 ラージエーヴ・バジャール アメリカ合衆国オレゴン州コーヴァリス サウス・イースト・ヴィラ 436 (56)参考文献 特開 平2−81652(JP,A) 特開 平1−294070(JP,A) 特開 昭62−65486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 B41J 3/21

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光ダイオードプリントヘッドにおいて発
    光ダイオードを駆動するための複数の制御電流出力を有
    する電源であって、 それぞれが電源電圧に接続されたソース、及びゲート、
    及びドレインを有し、前記各ゲートは出力基準電圧を受
    け取るためにいっしょに接続されている複数のドライバ
    FETと、 それぞれが前記ドライバFETそれぞれのドレインに接
    続されたソース、及び個別出力電流制御制御電圧を受け
    取るゲート、及びドレインを有する複数の制御FETと
    を備え、ここで、前記制御FETの前記ドレインが電流
    出力を生成するためにいっしょに接続されており、前記
    制御電圧が制御FETをディスエーブルする第1のディ
    スエーブル電圧レベル、及び線形領域から出て高出力イ
    ンピーダンス飽和導通領域に向かう制御FETの動作点
    を確立する第2の所定のカスコード電圧レベルを有する
    ことを特徴とする電源。
  2. 【請求項2】前記所定のカスコード電圧の生成手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載の電源。
  3. 【請求項3】前記カスコード電圧生成手段が、 所定の最大負荷電圧を受け取るためのソース、及びゲー
    ト、及びドレインを有する電流設定FETと、 前記FETの前記ゲートと前記ドレインに接続された電
    流源と、 前記FETの前記ゲートとドレインに接続された入力
    と、前記カスコード電圧を提供する出力とを有するバッ
    ファ増幅器とを備えることを特徴とする請求項2記載の
    電源。
  4. 【請求項4】前記電流設定FETを通過した電流濃度が
    前記制御FETの各々を通過したときよりも大きいこと
    を特徴とする請求項3記載の電源。
  5. 【請求項5】前記出力基準電圧の生成手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の電源。
  6. 【請求項6】前記出力基準電圧生成手段は、 所定の入力基準電圧を受け取るための負入力と、正入力
    と、前記出力基準電圧を提供するための出力とを有する
    オペアンプと、 それぞれ前記電圧電源のソースに接続されたソースと、
    ゲートと、ドレインとを有し、前記各ゲートは前記出力
    基準電圧を受け取るためにいっしょに接続されている複
    数のドライバFETと、それぞれがそれぞれのドライバ
    FETの前記ドレインに接続されたソースと、個別基準
    電流制御電圧を受け取るためのゲートと、ドレインとを
    有する複数の制御FETとを備え、前記制御FETの前
    記ドレインは電流出力を生成するためにいっしょに接続
    され、前記制御電圧は前記制御電圧が制御FETをディ
    スエーブルする第1のディスエーブル電圧レベル、及び
    線形領域から出て高出力インピーダンス飽和導通領域に
    向かう制御FETの動作点を確立する第2の所定のカス
    コード電圧レベルを有することを特徴とする請求項5記
    載の電源。
  7. 【請求項7】前記制御電圧の各々が前記第1と第2の電
    圧レベル間で切替え可能なように、前記個別出力と基準
    電流制御電圧を生成する切り換え手段を備えたことを特
    徴とする請求項5記載の電源。
  8. 【請求項8】前記切替え手段は複数のスイッチ部分を有
    し、各スイッチ部分は、 前記電源のソースに接続されたソースと、ゲートと、ド
    レインとを有する第1の極性タイプの第1のFETと、 前記所定のカスコード電圧を受け取るためのソースと、
    前記第1のFETのゲートに接続され、デジタル・スイ
    ッチ電圧を受け取るためのゲートと、前記第1のFET
    のドレインに接続され前記制御電圧を前記対応する制御
    FETのゲートに提供するためのドレインとを有する第
    2の極性タイプの第2のFETとを備えたことを特徴と
    する請求項7に記載の電源
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