JP3375311B2 - 高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指向させる方法及びその装置 - Google Patents

高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指向させる方法及びその装置

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/125Means for positioning
    • H01Q1/1257Means for positioning using the received signal strength

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はアンテナ指向技術
の分野に関するもので、より詳しくは、ディジタルテレ
ビジョン信号を受信するようアンテナを指向させる方法
およびその装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン信号 図4は従来の、例えばNTSC、PAL又はSECAM
方式等によるテレビジョン(TV)信号100について
のエネルギー分布と周波数との関係を示すものである。
信号100は、三つのエネルギー・ピークを含んでお
り、一つはビデオのピーク110、一つはカラーのピー
ク120、そして一つは音のピーク130である。図か
ら分かるように、従来のテレビジョン送信機は、無線周
波数(RF)信号のエネルギーの大部分を、画像副搬送
波の周波数近くの比較的狭い帯域幅、すなわち、ほぼ1
MHzの周波数に集中させている。従って、従来型の
(地上波ベースのアナログ)TV信号を受信するよう設
計されたアンテナは、通常、信号強度さえ考慮すればビ
デオ部分を最適受信するよう指向させることができる。
【0003】干渉のある高品位テレビジョン信号 図5は、高品位テレビジョン(ATV:advanced televisio
n)の信号200についてのエネルギー分布と周波数と
の関係を示すものである。高品位テレビジョン信号は、
多様なマルチメディア成分、例えばHDTV(高精細度
テレビジョン)、従来型TV、ビデオテキスト、オーデ
ィオ、低帯域幅TV等を同時に伝送することができる。
ATV信号200では、送信機における信号エネルギー
は、全チャンネル帯域幅(通常6MHz)に渡ってほぼ
一様に分布している。このように広いスペクトルの信号
の場合は、破壊的なゴースト干渉の生じる可能性は、狭
いスペクトルの信号を持つ従来型TVの場合よりもかな
り高い。この結果、静的及び動的マルチパス(多重通
路)・フェージングが、従来のTV信号の場合よりも、
ATV受信信号のスペクトルを余計崩壊させそうであ
る。この干渉は、図5における「切り込み」201〜2
02によって示される。
【0004】マルチパス・フェージング マルチパス・フェージングは、主として二つの影響の結
果として生じるものである。第一の影響は、大気中の温
度、圧力、湿度、及び乱気流の空間的・時間的変化によ
る屈折率の変化によって起こる。これらの変化する大気
条件の結果として、送信機から受信機へ多重通路が発生
し、各通路は異なった実効的電気通路長さを持つ。第二
の影響は、信号通路における異なる障害物又は物体から
のRF信号の反射によるものである。この第二の影響
は、障害物又は物体が静止している時に、より安定なマ
ルチパス(多重通路)環境を生じる。いずれの影響の場
合にも、異なった長さの電気通路を経てアンテナに達す
る信号は、互いに干渉し合う。
【0005】通過域信号に及ぼすマルチパスフェージン
グの影響は、いくつかの電磁波の重ね合わせとして説明
することができる。ATV地上波信号の場合は、最高の
通過域周波数は例えば6MHzである。多重通路間の遅
れは、−2から+25μsの範囲内に存在し得る。
【0006】電力スペクトルにおける切り込み201〜
202は、信号のいくつかの成分が、同じ通過域周波数
でありながら異なった位相で受信機に到達する時に起こ
る。切り込みの深さは、二つの通路がほぼ同じ振幅であ
りながら逆位相である時の最大電力に相当する。この場
合、破壊的な干渉は、電力スペクトルのこの点では、ゼ
ロ・エネルギーという結果を生じる。ATV受信機はこ
の信号を処理することができず、受信機は実際上、動作
不能となる。
【0007】小売店でそばに並べて置いてある異なった
製造業者のディジタルテレビジョン受信機が、それぞれ
同じアンテナに接続されているものの、いくつかの受信
機は完璧に動作し、それ以外の受信機は全く動作不能で
あるという逸話的事実がある。内蔵の信号強度計に基づ
いて受信機を「同調」しようと試みても無駄であるか、
又は一致せず、予測できない結果しか得られないことが
多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って従来、ATV受
信機の受信用アンテナの最適方向を決定する場合は、受
信信号の強度のみでは最適のアンテナの方向を十分に決
めることはできず、それ故、高品位テレビジョン信号を
最適に受信するようアンテナを指向させ得る方法及び装
置を提供することが望まれるという課題があった。
【0009】この発明は上記の課題を解消するためにな
されたもので、高品位テレビジョン信号を最適に受信す
るようアンテナを指向させ得る、高品位テレビジョン信
号を受信するようアンテナを指向させる方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、信号の強度をアンテナの方位角の関数として測
定する工程と、周波数の関数としての信号のエネルギー
の分布状態である信号の平坦度をアンテナの方位角の関
数として測定する工程と、最小閾値を超える信号強度を
維持しながら信号の平坦度を最大化するようアンテナを
回転させる工程と、を含むことを特徴とする高品位テレ
ビジョン信号を受信するようアンテナを指向させる方法
にある。
【0011】また、信号の強度がテレビジョン受信機の
同調器において測定され、信号の平坦度がテレビジョン
受信機の等化器において測定されることを特徴とする請
求項1に記載の高品位テレビジョン信号を受信するよう
アンテナを指向させる方法にある。
【0012】また、信号の強度が、同調器の自動利得制
御回路において測定されることを特徴とする請求項2に
記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナ
を指向させる方法にある。
【0013】また、信号の平坦度が、フィードフォワー
ド部とフィードバック部とを形成する複数のタップを含
む適応等化器において測定されることを特徴とする請求
項2に記載の高品位テレビジョン信号を受信するようア
ンテナを指向させる方法にある。
【0014】また、信号の強度と平坦度とがテレビジョ
ン受信機の画面上に表示されることを特徴とする請求項
1に記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアン
テナを指向させる方法にある。
【0015】また、最小閾値を超える信号強度を維持し
ながら最大の信号平坦度を維持するよう、アンテナの方
向が徐々に自動調節されることを特徴とする請求項1に
記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナ
を指向させる方法にある。
【0016】また、フィードフォワード部がフィードフ
ォワード誤り訂正信号を生成し、フィードバック部が判
定フォワード誤り訂正信号を生成することを特徴とする
請求項4に記載の高品位テレビジョン信号を受信するよ
うアンテナを指向させる方法にある。
【0017】また、総誤り信号がフィードフォワード誤
り訂正信号及び判定フォワード誤り訂正信号から得ら
れ、総誤り信号が信号の平坦度に比例することを特徴と
する請求項7に記載の高品位テレビジョン信号を受信す
るようアンテナを指向させる方法にある。
【0018】また、信号の強度をアンテナの方位角の関
数として測定する手段と、周波数の関数としての信号の
エネルギーの分布状態である信号の平坦度をアンテナの
方位角の関数として測定する手段と、最小閾値を超える
信号強度を維持しながら信号の平坦度を最大化するよう
アンテナを回転させるモータと、を含むことを特徴とす
る高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指
向させる装置にある。
【0019】上記課題を解決するために、本発明では、
ディジタルテレビジョン信号の強度と質を測定する方法
及び装置を提供する。これらにより測定された値を用い
ることによって、信号の質を最大にする方向にアンテナ
を最適指向させることができる。
【0020】具体的には、本発明は、信号の強度をアン
テナの方位角の関数として測定する。測定は、テレビジ
ョン受信機の同調器部分における自動利得制御回路を用
いて実施することができる。アンテナの方位角の関数と
しての信号の平坦度は、受信機の適応等化器において測
定する。
【0021】これら二つの測定値を受信機の画面上にデ
ィスプレイすることができ、従って、最小閾値を超える
信号強度を維持しながら信号の平坦度を最大化するよう
アンテナを調節することができる。別の選択肢として、
アンテナを自動調節することもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】高品位テレビジョン信号を受信す
るようアンテナを最適指向させるため、本発明は、受信
信号の平坦度及び信号強度を共にアンテナの方位角の関
数として測定する。これら二つの測定値は、組み合わせ
て、テレビジョンアンテナを最適方向に指向させるため
の指標として用いることができる。
【0023】信号の強度と平坦度 図1は本発明の一実施の形態によるアンテナ指向技術を
用いた装置のブロック図である。図1に示すように、ア
ンテナ310は、線路311によって高品位テレビジョ
ン受信機(ATV)320に接続されている。このAT
V320は、線路323によって復調及び等化器324
に接続された同調器322を含む。
【0024】動作中、アンテナは無線周波数(RF)信
号301を受信する。上述したように、信号301は多
重電気通路を介して受信することができる。同調器32
2は、線路323上に中間周波数(IF)信号を生成す
る。このIF信号は、復調及び等化器324によって処
理される。
【0025】本発明によれば、ATV320は、受信信
号の強度S(Ф)及び平坦度F(Ф)を測定するそれぞれ手
段340,350を含む。角度Фはアンテナの方位角3
12である。
【0026】信号強度は、同調器322内の自動利得制
御(AGC)レベルとして測定される。この計算を行な
う技術はよく知られている。本発明の推奨する実施の形
態によれば、信号の平坦度は、以下により詳しく説明す
るように、ATV復調及び等化器324のエネルギーか
ら測定される。
【0027】信号品質を方位角の関数として表示 相対的な強度341及び平坦度351、すなわちS(Ф)
及びF(Ф)は、例えば、テレビジョン画面360上に
バー又は数量としてディスプレイすることができる。F
(Ф) が最大平坦度であるという条件は、強度S(Ф) が
最小閾値より大であるという条件と共に、アンテナ31
0の最適方向を表す指標である。
【0028】アンテナにとって最適である姿勢を見出す
ための本方法は、自動最適方向追跡システムにも使用で
きることに留意すべきである。例えば、画面360上に
ディスプレイされるのと同じ信号(341,351)
が、モータ370を制御してアンテナを回転させ、最小
閾値を超える信号強度を保ちながら最大の平坦度を維持
するようにすることができる。
【0029】本発明の推奨する実施の形態では、ATV
受信機に見出されるように、適応等化器324が使用さ
れる。米国地上ディジタルTV放送のためのATSCガ
イドラインに従えば、推奨される等化器324の構成
は、T−空間判定フィードバック型である。ここでTは
標本抽出周期である。タップの総数は一般に256個で
あり、そのうち64個はフィードフォワード部用で、1
92個はフィードバック部用である。復調及び等化器3
24の出力は、「ブラインド」モードでも「判定指向(d
ecision directed)」モードでも測定できる。補正係数
を更新するには、最小平均二乗(LMS:least mean sq
uare)加法を用いる。その際、更新速度は1/Tでよ
い。
【0030】信号平坦度の測定 図2は、受信されたディジタルテレビジョン信号301
の平坦度を決定するための回路400を示す。所要の主
成分は次の通りである。第一の遅延線路410が、有限
インパルス応答(FIR)フィルタを用いてフィードフ
ォワード誤り訂正信号(FFE)を生成する。この遅延
線路410は、タップ(Ti)411を含む。第二の遅
延線420もFIRフィルタを用いるが、これはタップ
(Ti)412において判定フォワード誤り訂正信号
(DFE)を生成する。回路400は又、誤り計算論理
回路430、係数更新論理回路440、及びスライサ4
50も含む。
【0031】この回路の動作中、入力信号シーケンスY
m401が、第一の遅延線路410のタップ411を通
じて伝搬される。各タップにおいて、伝搬信号は回路4
05によってフィルタ係数Cmを掛けられる。全タップ
411についての和が回路406によって合計され、次
式のようなFFEを形成する。
【0032】Zm=Σm(Y(n)*C(n-m))
【0033】ただし、mは1からnの値を取る。ここで
nは遅延線路410のタップの総数である。
【0034】同様に、第二の遅延線路420によって生
成されるDFEは、次式のように表される。
【0035】Wm'= Σm'(X(m’)*D(n’-m’))
【0036】ただし、m’ =n’,... ,1,である。
ここでn’ は第二の遅延線路(DFE)420用のタッ
プの総数である。
【0037】線路409上のDFE(Wm)は、回路43
5によって線路408上のFFE(Z m)から引き算され
る。信号Xm及びDmは、それぞれ第二の遅延線路(D
FE)420に対する入力及びフィルタ係数である。n
個のタップ全部についての引き算の平均二乗(mean squa
re)は次のように表される。
【0038】Rm=avg[(Zm−Wm)2
【0039】この結果は、判定装置、例えばスライサ4
50に供給され、このスライサ450で一組の予測値と
比較される。スライサ450の出力(Xm)は第二の遅
延線路(DFE)420に供給される。
【0040】更に、スライサ450の入力と出力との差
が測定される。この差(Rm)は総判定誤りである。次
に、下式のように、この誤りに適応係数(A)480が掛
けられて、FFE及びDFEに関する次の係数セットに
対する調整値(Em=Rm・A)が形成される。
【0041】 Cm+1=Cm+Em・Y(m) =Cm+A・Rm・Ym Dm+1=Dm+A・Rm・X(m) =Dm+Em・X(m)
【0042】この係数A 480は、与えられたサイク
ルの間、全ての係数について一定であるが、等化器の収
束の進行に伴って調整することができる。
【0043】動作モードわれわれの設計による回路40
0は、二つのモードで動作することができる。第二の遅
延線路(DFE)420が、その入力としてスライサの出
力を用いて動作している場合は、等化器はブラインドモ
ードで動作していると言われる。第二の遅延線路(DF
E)420が、その入力として既知のトレーニング・シ
ーケンスを用いている場合は、等化器は判定指向モード
にある。
【0044】計算結果は、最小Rmに到達するまで、平
衡状態に近づき続ける。ノイズがなく、又、シンボル間
妨害のない理想的な信号の場合は、FIRのエネルギー
は一つの「中央」タップに集中する。それは、例えば、
中央タップのみが非ゼロ係数を持っており、他の全ての
タップの係数はゼロか又は最小であるはずであるからで
ある。
【0045】しかし、入力信号がマルチパス又は他の障
害のために歪んだ場合は、その時間領域内で、歪み位置
に対応するタップ係数の間に、かなりの量の非ゼロ項が
現れる。
【0046】全てのフィルタ係数の二乗和を、等化器の
エネルギー・パラメータ(中央タップに標準化された)
と定義した場合は、最適の受信方向は、最小閾値を超え
る信号強度の間の、このパラメータの最小値を見出すこ
とによって決定することができる。図3は、本発明によ
り指向させたアンテナを介して受信された信号500を
示す。この信号は、最小閾値510を超える信号強度を
依然として維持しながら、最大の平坦度を有する。
【0047】ディジタルテレビジョン信号の強度と平坦
度とを測定するためには、別の手段及び方法も使用でき
ることを理解すべきである。例えば、アンテナはフェイ
ズドアレーの形にしてもよい。
【0048】本発明を特定の用語と実例を用いて説明し
た。本発明の精神と範囲内で種々の改造や修正が実施可
能であることを理解すべきである。従って、本特許請求
の範囲の目的は、本発明の真の精神と範囲とに合致する
そのような改造や修正の全てを包含することにある。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、信号の強
度をアンテナの方位角の関数として測定する工程と、
波数の関数としての信号のエネルギーの分布状態である
信号の平坦度をアンテナの方位角の関数として測定する
工程と、最小閾値を超える信号強度を維持しながら信号
の平坦度を最大化するようアンテナを回転させる工程
と、を含むことを特徴とする高品位テレビジョン信号を
受信するようアンテナを指向させる方法としたので、ア
ンテナの最適指向が可能となる。
【0050】また、信号の強度がテレビジョン受信機の
同調器において測定され、信号の平坦度がテレビジョン
受信機の等化器において測定されるようにしたので、テ
レビジョン受信機の同調器と等化器で信号の強度と平坦
度の測定を可能にした。
【0051】また、信号の強度が、同調器の自動利得制
御回路において測定されるようにしたので、同調器の自
動利得制御回路での信号強度の測定を可能にした。
【0052】また、信号の平坦度が、フィードフォワー
ド部とフィードバック部とを形成する複数のタップを含
む適応等化器において測定されることとしたので、信号
の平坦度の測定が容易になった。
【0053】また、信号の強度と平坦度とがテレビジョ
ン受信機の画面上に表示されるようにしたので、認識が
容易になった。
【0054】また、最小閾値を超える信号強度を維持し
ながら最大の信号平坦度を維持するよう、アンテナの方
向が徐々に自動調節されるようにしたので、信号強度が
最小閾値を超えかつ最大の信号平坦度を有するアンテナ
の方向が容易に調節できる。
【0055】また、フィードフォワード部がフィードフ
ォワード誤り訂正信号を生成し、フィードバック部が判
定フォワード誤り訂正信号を生成するようにしたので、
アンテナの最適指向を容易に可能にした。
【0056】また、総誤り信号がフィードフォワード誤
り訂正信号及び判定フォワード誤り訂正信号から得ら
れ、総誤り信号が信号の平坦度に比例するようにしたの
で、アンテナの最適指向を容易に可能にした。
【0057】また、信号の強度をアンテナの方位角の関
数として測定する手段と、周波数の関数としての信号の
エネルギーの分布状態である信号の平坦度をアンテナの
方位角の関数として測定する手段と、最小閾値を超える
信号強度を維持しながら信号の平坦度を最大化するよう
アンテナを回転させるモータと、を含むことを特徴とす
る高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指
向させる装置としたので、アンテナの最適指向を可能に
した。
【0058】以上詳述したように、高品位テレビジョン
受信機の受信用アンテナの最適方向を決定する場合は、
受信信号の強度のみで最適のアンテナの方向を十分に決
めることはできない。従って、高品位テレビジョン信号
を最適に受信するようアンテナを指向させために、本発
明では、信号の強度及び平坦度をアンテナの方位角の関
数として測定し、その後、最小閾値を超える信号強度を
維持しながら信号の平坦度を最大化するようアンテナを
回転させる。これによって、アンテナの最適指向が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるアンテナ指向技
術を用いた装置のブロック図である。
【図2】 本発明による受信されたディジタルテレビジ
ョン信号の平坦度を決定するための回路の一例を示す図
である。
【図3】 本発明により指向させたアンテナを介して受
信された信号についての周波数に対するエネルギー分布
の関係を示す図である。
【図4】 従来のテレビジョン信号についての周波数に
対するエネルギー分布の関係を示す図である。
【図5】 高品位テレビジョン信号についての周波数に
対するエネルギー分布の関係を示す図である。
【符号の説明】
301 無線周波数信号、310 アンテナ、312
方位角、320 高品位テレビジョン受信機、322
同調器、324 復調及び等化器、340 強度測定手
段、341 受信信号の相対的な強度、350 平坦度
測定手段、351 受信信号の相対的な平坦度、360
テレビジョン画面、370 モータ、400,40
5,435 回路、406 加算回路、410 第一の
遅延線路、411,412 タップ、430 誤り計算
論理回路、440 係数更新論理回路、450 スライ
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイ・バオ アメリカ合衆国、ニュージャージー州、 ブリッジウォーター、シャファー・ロー ド 77 (56)参考文献 特開 平9−36704(JP,A) 特開 平7−154316(JP,A) 米国特許5574509(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 3/00 - 3/46 H01Q 21/00 - 25/04 H04N 5/44

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の強度をアンテナの方位角の関数と
    して測定する工程と、周波数の関数としての信号のエネルギーの分布状態であ
    信号の平坦度をアンテナの方位角の関数として測定す
    る工程と、 最小閾値を超える信号強度を維持しながら信号の平坦度
    を最大化するようアンテナを回転させる工程と、 を含むことを特徴とする高品位テレビジョン信号を受信
    するようアンテナを指向させる方法。
  2. 【請求項2】 信号の強度がテレビジョン受信機の同調
    器において測定され、信号の平坦度がテレビジョン受信
    機の等化器において測定されることを特徴とする請求項
    1に記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアン
    テナを指向させる方法。
  3. 【請求項3】 信号の強度が、同調器の自動利得制御回
    路において測定されることを特徴とする請求項2に記載
    の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指
    向させる方法。
  4. 【請求項4】 信号の平坦度が、フィードフォワード部
    とフィードバック部とを形成する複数のタップを含む適
    応等化器において測定されることを特徴とする請求項2
    に記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテ
    ナを指向させる方法。
  5. 【請求項5】 信号の強度と平坦度とがテレビジョン受
    信機の画面上に表示されることを特徴とする請求項1に
    記載の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナ
    を指向させる方法。
  6. 【請求項6】 最小閾値を超える信号強度を維持しなが
    ら最大の信号平坦度を維持するよう、アンテナの方向が
    徐々に自動調節されることを特徴とする請求項1に記載
    の高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指
    向させる方法。
  7. 【請求項7】 フィードフォワード部がフィードフォワ
    ード誤り訂正信号を生成し、フィードバック部が判定フ
    ォワード誤り訂正信号を生成することを特徴とする請求
    項4に記載の高品位テレビジョン信号を受信するようア
    ンテナを指向させる方法。
  8. 【請求項8】 総誤り信号がフィードフォワード誤り訂
    正信号及び判定フォワード誤り訂正信号から得られ、総
    誤り信号が信号の平坦度に比例することを特徴とする請
    求項7に記載の高品位テレビジョン信号を受信するよう
    アンテナを指向させる方法。
  9. 【請求項9】 信号の強度をアンテナの方位角の関数と
    して測定する手段と、周波数の関数としての信号のエネルギーの分布状態であ
    信号の平坦度をアンテナの方位角の関数として測定す
    る手段と、 最小閾値を超える信号強度を維持しながら信号の平坦度
    を最大化するようアンテナを回転させるモータと、 を含むことを特徴とする高品位テレビジョン信号を受信
    するようアンテナを指向させる装置。
JP36116799A 1998-12-22 1999-12-20 高品位テレビジョン信号を受信するようアンテナを指向させる方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3375311B2 (ja)

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US09/219,060 US6509934B1 (en) 1998-12-22 1998-12-22 Directing an antenna to receive digital television signals
US09/219060 1998-12-22

Publications (2)

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