JP3374687B2 - 固体走査型光書込み装置及びその光量測定方法 - Google Patents

固体走査型光書込み装置及びその光量測定方法

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JP3374687B2
JP3374687B2 JP34011896A JP34011896A JP3374687B2 JP 3374687 B2 JP3374687 B2 JP 3374687B2 JP 34011896 A JP34011896 A JP 34011896A JP 34011896 A JP34011896 A JP 34011896A JP 3374687 B2 JP3374687 B2 JP 3374687B2
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謙一 和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLZTからなる
光シャッタアレイやLEDアレイ等を用いて感光体上に
画像(潜像)を書き込むための固体走査型光書込み装置
及びその光量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、銀塩感材を用いた印画紙や
銀塩フィルムや電子写真用感光体に画像(潜像)を形成
するのに、PLZT等からなる光シャッタアレイやLE
Dアレイを用いて1画素ずつ光をオン/オフ制御する光
書込み装置が種々提供されている。そして、この種の固
体走査型光書込み装置では、むらのない画像を得るため
に各光素子の光量を測定し、測定値に基づいて光量補正
を行う必要がある。
【0003】従来では、各光素子の光量測定方法とし
て、特開昭61−150286号公報には、LED素子
を主走査方向に順次点灯させると共に、光量検出センサ
をLED素子に所定距離対向させた状態で移動させる方
法が開示されている。しかし、このようにLED素子
順次点灯させると、LED素子オン、オフ速度とセン
サの移動速度を正確に同期させる必要があり、スタート
位置の微調整が必要で、エンコーダや正確な送り機構等
が必要となる。また、順次点灯方式では隣接する光素子
からの漏れ光量等の影響が測定に反映されず、ベタ画像
再現時には画像のむらが充分に解消されない。
【0004】さらに、多階調での画像再現を実現するに
は、各光素子の出力光量特性を正確に測定することが必
要である。しかし、特開昭61−150286号公報等
に示されているように、オン時のみ光量を測定していた
のでは、不充分である。
【0005】
【発明の目的、要旨及び効果】そこで、本発明の目的
は、各光素子の出力光量を簡単な制御で正確に測定でき
る光量測定方法及び固体走査型光書込み装置を提供する
ことにある。さらに、本発明の他の目的は、多階調での
画像再現に対応して各光素子の出力光量特性を測定でき
る光量測定方法を提供することにある。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、フルカラー
対応タイプであって、各光源色の出力光量を簡単な制御
で正確に測定できる固体走査型光書込み装置を提供する
ことにある。
【0007】以上の目的を達成するため、本発明は、主
走査方向に並べられた多数の光素子を画像データに基づ
いてオン、オフ制御する固体走査型光書込み装置におい
て、前記光素子を少なくとも隣接する光素子が点灯しな
いように間引き点灯させる制御手段を備えている。そし
て、受光用スリットを有する光量検出センサを前記光素
子に対向させて主走査方向に移動させ、この移動に際し
て光素子を間引き点灯させ、前記光量検出センサにより
各光素子当たり複数回の光量サンプリングを前記主走査
方向における異なる位置で行って各光素子の前記主走査
方向における位置を同定し、光量検出センサの出力に基
づいて各光素子の光量を算出する。
【0008】本発明においては、光素子を間引き点灯し
てその出力光量を測定するため、光量検出センサを単に
定速で移動させるだけで、間引き点灯のパターンとの関
連で光素子を同定(アドレス)して光量を測定すること
ができる。しかも、光素子の走査速度とセンサの移動速
度を正確に同期させる必要はなく、制御が容易である。
また、隣接する光素子は点灯されないため、オフ状態に
ある光素子からは点灯光素子からの漏れ光量を測定する
ことができ、実際上の光量を正確に算出することがで
き、ベタ画像再現時の画像むらの解消に有効である。
【0009】特に、各光素子を所定の周波数及びデュー
ティで点灯させ、各光素子の光量を複数回測定してその
ピーク値を該光素子の光量とすれば、1回の走査で各光
素子の光量を測定でき、しかも、光素子の同定を正確に
行うことができる。さらに、測定されたピーク値とピー
ク値の間隔から光書込み装置あるいは測定装置の異常を
検出することも可能である。
【0010】本発明において、光量測定時には画像形成
時と略同じ周波数及びデューティで各光素子を間引き点
灯させることが好ましい。光量測定を実際の画像形成と
略同じ条件で行うことによって測定結果が実際の駆動時
に近いものとなることにより、光量補正がより正確なも
のとなる。さらに各光素子を出力光量が異なる複数の駆
動条件(デューティ、電圧、電流等)で繰り返して点灯
させれば、各光素子の出力光量特性をより正確に得るこ
とができ、多階調での画像再現に有効である。
【0011】さらに、光書込み装置が複数の光源色を高
速に切り換えて光素子を点灯させるフルカラー対応タイ
プであれば、各光素子を各光源色に対応した駆動条件
(デューティ、電圧、電流等)で間引き点灯させれば、
各光源色ごとに正確な光量を測定することができる。こ
の場合、光源色の切換えを光量測定時には画像形成時よ
りも低速で行い、各光素子を各光源色ごとに複数回点灯
させれば、1回の走査で3色の複数段階の測定ができ、
各光素子の出力光量特性をより正確に得ることができ、
多階調での画像再現に有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固体走査型光
書込み装置及びその光量測定方法の実施形態について添
付図面を参照して説明する。
【0013】(光書込みヘッド) 図1は、銀塩感材を用いた印画紙上にフルカラー画像を
書き込むための光書込みヘッド20を示す。この光書込
みヘッド20は、概略、ハロゲンランプ21、防熱フィ
ルタ22、色補正フィルタ23、拡散筒24、RGBフ
ィルタ25、光ファイバアレイ26、スリット板27、
光シャッタモジュール30、結像レンズアレイ35、防
塵ガラス36によって構成されている。
【0014】ハロゲンランプ21から放射された光は、
防熱フィルタ22で熱線をカットされ、色補正フィルタ
23で光質を印画紙の分光感度特性と合うように調整さ
れる。拡散筒24は光の利用効率を向上させ、光量ムラ
を低減させるためのものである。RGBフィルタ25は
以下に説明するシャッタモジュール30による書込み
と同期して回転駆動され、1ラインごとに通過色を変化
させる。
【0015】光ファイバアレイ26は、多数本の光ファ
イバからなり、一端26aは束ねて前記拡散筒24にR
GBフィルタ25を介して対向している。他端26bは
矢印Xで示す主走査方向に並べられ、光をライン状に出
射する。スリット板27のスリット端面27a,27a
は鏡面に仕上げられ、光ファイバアレイ26から出射す
る光を効率よく光シャッタモジュール30に導く。さら
に、スリット板27にPLZTシャッタチップを一定の
温度に維持するためのヒータ(図示せず)が設けられて
おり、モジュール30に設けた温度検出素子(図示せ
ず)の検出結果に基づいて温度制御が行われる。
【0016】光シャッタモジュール30は、セラミック
基板のスリット状開口あるいはガラス基板上にPLZT
からなる複数の光シャッタチップを設けてアレイを構成
、それと並べてドライバICを設けたものである。各
シャッタチップに形成されている各光シャッタ素子
ドライバICによって所定の画素に対応するもののみが
駆動される。また、モジュール30の前後には偏光子3
3及び検光子34が設けられている。PLZTは、よく
知られているように、カー定数の大きい電気光学効果を
有する透光性を有するセラミックであり、偏光子33で
直線偏光された光は、各光シャッタ素子への電圧印加で
発生する電界のオン/オフによって偏光面の回転が生
じ、検光子34から出射される光がオン/オフされる。
【0017】検光子34から出射された光は、結像レン
ズアレイ35及び防塵ガラス36を透過して印画紙上に
結像し、潜像を形成する。印画紙は主走査方向Xと直交
する方向(副走査方向)に一定の速度で搬送される。
【0018】(光量測定装置と測定方法) 図2は前記光書込みヘッド20の各光シャッタ素子の光
量を測定する測定装置70を示す。
【0019】この測定装置70は、光電変換センサ72
と工具顕微鏡77を有する測定ユニット71をガイド棒
76にスライド可能に取り付けたものである。ガイド棒
76は前記光シャッタモジュール30による主走査方向
(矢印X方向)と平行に設置され、測定ユニット71は
センサ72が前記光シャッタ素子の直上に位置した状態
で矢印X方向に定速で往復移動する。詳しくは、図11
に示すように、一方のガイド棒76aは外周面に雄ねじ
が形成され、この雄ねじに測定ユニット71に設けた図
示しないナットが螺着している。従って、測定ユニット
71はガイド棒76aの正逆回転に伴って往復移動す
る。
【0020】センサ72の入射側にはスリット板73と
光拡散板74が設置されている。スリット板73は1画
素の幅寸法の25〜400%(好ましくは、50〜20
0%)の間口幅を有するスリット73aを有し、前記結
像レンズアレイ35のピント面F上に位置している。セ
ンサ72はその分光感度特性が記録媒体の分光感度特性
と略同等か広い範囲のものが使用されている。
【0021】工具顕微鏡77はCCDカメラ78と一体
的に設けられている。前記光シャッタ素子は工具顕微鏡
77を介してCCDカメラ78で撮影され、モニタテレ
ビ79に映し出される。測定者はモニタテレビ79の画
像を見て光書込みヘッド20の位置を光シャッタ素子
両端部で微調整(ピント及び位置調整)する。即ち、光
書込みヘッド20はセンサ72に対して、図示しない載
置台によって、高さ、傾き、センサ72との距離等が調
整可能に取り付けられている。
【0022】以上の構成からなる光量測定装置70と光
書込みヘッド20はシーケンサで制御され、測定ユニッ
ト71の往復動及び光量測定のタイミング等が制御され
る。光書込みヘッド20は予めプログラムされている駆
動モード(駆動周波数、点灯デューティ、点滅データ)
で駆動される。測定装置70はこの駆動に同期して各光
シャッタ素子の光量の積分値を得るように構成されてい
る。通常は、駆動周波数とセンサ72の駆動速度との関
係で、1素子当り10数回のサンプリング及びホールド
を行うように設定される。センサ72の出力はA/D変
換され、制御部に転送し、必要な処理を行う。
【0023】光書込みヘッド20の駆動モードは実機の
駆動条件に合わせて設定する。光書込みヘッド20が4
00dpi(1インチ当りのドット数)の印字密度であ
り、1kHzで駆動するプリンタ、即ち、システム速度
が63.5mm/sであるプリンタに搭載する場合を例
に説明する。
【0024】まず、光シャッタ素子の奇数番目を繰り返
して点灯させ、センサ72を光シャッタチップの走査領
域外の初期位置から往動させる。そして、1ライン区間
(1msec)のセンサ出力を積分し、その積分値をサ
ンプリング/ホールドしてA/D変換を行い、制御部に
取り込ませる。センサ72を1mm/sの速度で移動さ
せると、400dpi(63.5μm)の場合、1素子
(1画素)当り63.5回のサンプリング/ホールドを
行うことになる。センサ72を主走査長さよりも若干長
く移動させた後、制御部へのデータの取り込みを停止さ
せ、センサ72を初期位置へ復動させる。次に、偶数番
目の光シャッタ素子を点灯させながら前記同様に光量を
測定し、データの取り込みを行う。これにて、全ての光
シャッタ素子の光量測定が完了する。勿論、偶数番目の
光シャッタ素子の光量測定をセンサ72の復動時に行っ
てもよく、この方が能率的である。
【0025】光量補正を考慮した有効な測定方法として
は、各光シャッタ素子について四つの異なる光量で測定
値を得ることである。点灯デューティを、高、中、低と
し、消灯(オフ)を加えた駆動モードで光書込みヘッド
20を動作させる。この場合、1素子当りのサンプリン
グ/ホールドは約16回で4段階の光量での測定値を1
回の走査で得ることができる。勿論、4段階の光量を2
〜4回の走査に分けて測定してもよい。また、4段階の
光量測定であることに拘泥する必要はない。
【0026】1素子当りのサンプリング/ホールド数は
センサ72の移動速度を低下させるか、あるいは駆動周
波数を高めれば増やすことができる。駆動周波数に起因
する光量変化は皆無ではないが、実用上許容できるレベ
ルに収まる。また、駆動周波数と光量変化の相関関係を
予め明確に把握しておけば、補正係数を導入することで
対応可能である。
【0027】また、光書込みヘッド20がカラープリン
ト対応である場合、各光源色(R,G,B)に分けて測
定することが必要になってくる。従って、前述の測定工
程は、RGBフィルタ25を切り換えながら各色ごとに
計3回実行することになる。制御部では取り込んだ測定
データのピーク値から光シャッタ素子の同定(アドレ
ス)及び最大値、最小値を算出する。これらの値から各
光シャッタ素子の光量を算出し、4点での測定光量を3
次曲線で近似し、各光量値(例えば、0〜255段の多
階調)の補正係数を決定する。
【0028】次に、光量測定の原理を図3、図4を参照
して説明する。まず、光シャッタ素子の奇数番目に駆動
信号Aを印加する。駆動信号Aは実機での駆動条件と同
じか近い値の周波数及びデューティとされている。各光
シャッタ素子からは光出力Bが出射され、主走査方向X
に往動する前記センサ72から同波形が出力される。こ
の出力は積分され、オン期間終了時にサンプリング/ホ
ールドしてA/D変換される。
【0029】光量測定において、素子幅と略同寸法のス
リット73aを主走査方向Xに1素子当たり複数回の点
灯を行う速度で走査しているので、A/D変換された出
力は図4に示すようになる。センサ72が光シャッタ
31と対面する位置で最大光量となり、素子31間で
最小光量となる。従って、この出力光量のピーク検出を
行うことで素子位置を同定(アドレス)することができ
る。素子31間の最小光量は結像レンズのMTF、スリ
ット幅等で変化する。最小光量位置の同定は、最大光量
と同様にピーク検出を行うことで可能であるが、最大光
量間の1/2時点の値を採用することもできる。
【0030】次に、光シャッタ素子の偶数番目に前記駆
動信号Aを印加し、センサ72を復動させつつ前記同様
に光量を測定する。測定結果を奇数番目の測定結果と重
ねることで全ての素子31の出力光量特性が判明する。
【0031】以上の光量測定において、素子位置は出力
光量から算出しているため、エンコーダ及びセンサ72
の初期位置の検出等は不要である。また、本実施形態で
は、オン時光量とオフ時光量とを同時に測定しており、
駆動信号はオン期間とオフ期間を交互に測定するように
構成されている。
【0032】オフ時光量(漏れ光量)もオン時光量と同
様に、オフ期間のセンサ出力を積分し、オフ期間終了時
にサンプリング/ホールドしてA/D変換する。素子
置の同定はオン時と同様にピーク検出でも何でも可能で
あるが、出力信号が微弱であることから、オン時のピー
クと同時期の光量をオフ時光量としている。オン時最小
光量の決定に関しては、実験的に下式で補正するのが好
ましい。
【0033】 特定素子光量=特定素子最大光量+(回り込み光量−漏れ光量)×補正係数
【0034】補正係数は点灯パターン及びスリット73
aの幅寸法に依存し、0.2〜1.0である。また、ラ
イン/網点画の場合は、特定光素子のピーク値のみを用
いて補正を行っても十分であり、1ドットの再現(特定
のライン/網点画)の場合には、特定光素子のピーク値
のみによる補正のほうが好ましい。前記測定方法は、奇
数番目、偶数番目ごとに点灯させる例で説明したが、点
灯パターンは種々のものが考えられる。
【0035】ここで、光量積分回路80を図5に示し、
そのタイミングチャートを図6に示す。この光量積分回
路80は高、中、低の3種のデューティとオフとの計4
段階の光量を測定するためのもので、4系統(図5では
2系統のみを図示する)で構成されている。センサ72
からの光電圧信号は極性反転アンプ81を介して各積分
器82へ入力され、さらにサンプルホールドアンプ84
を介してA/D変換される。光電圧信号は各アナログス
イッチ83が信号AS−1〜4でオンされている間積分
器82で積分され、信号SH−1〜4の立ち下がりタイ
ミングでサンプルホールドアンプ84で保持され、図示
しないA/Dコンバータでデジタル信号に変換される。
【0036】前記積分回路80によれば、1回の走査で
4値の光量を測定することができる。これらの測定値に
基づいて光量特性の近似式を算出し、光量補正テーブル
を作成することにより、階調再現用の良好な光量補正が
可能となる。
【0037】(ドライバICの構成と動作) 次に、前記光量測定装置70によって光量測定する際に
光書込みヘッド20を駆動するためのドライバICにつ
いて説明する。光シャッタ素子の光量測定時に実行され
る間引き点灯は、CPUから必要なデータを転送して光
書込みヘッド20を駆動すれば実現可能であるが、その
機能をドライバICに付加することもできる。
【0038】図7はドライバICとして2値画像再現用
のものを使用した場合の構成を示す。このドライバIC
60は、n個のICをラダーチェーンで接続して使用す
るのであるが、各ICは64ドットを駆動するように構
成され、シフトレジスタ61、ラッチ回路62、ゲート
回路63、レベルシフト回路64、ドライバ回路65か
らなる。
【0039】画像データDATA(A),(B)はシフ
ト信号R/Lに基づいてシフトクロック信号S−CLK
に同期してシフトレジスタ61へ転送され、ストローブ
信号STBでラッチ回路62にラッチされる。ゲート信
号GATEがゲート回路63に入力されると、信号D1
〜D64がレベルシフト回路64を介してドライバ回路6
5に転送される。ドライバ回路65には駆動電圧Vdが
印加されており、レベルシフト回路64からの信号D1
〜D64に基づいて出力HV1〜HV64が光シャッタ素子
に印加される。
【0040】このドライバIC60において、光量測定
モードが指令されると、データ信号DATAはシフトク
ロック信号S−CLKに同期してシフトレジスタ61へ
転送され、ストローブ信号STBでラッチ回路62にラ
ッチされる。そして、ゲート信号GATEを所定のデュ
ーティで駆動すれば、所定の光量で光シャッタ素子を動
作させることができる。間引き点灯は、データ信号DA
TAとシフトクロック信号S−CLKを分周した信号と
をアンド条件で動作させることで実現できる。1/2分
周すれば1オン/1オフとなる。間引き点灯用の信号は
繰り返し信号であり、複数のデューティのゲート信号G
ATEを用意しておけば、プリンタコントローラがなく
ても光量測定モードを実行できる。光シャッタ素子が奇
数列と偶数列に分割されている場合は、片列のDATA
を“H”にして、少なくとも片列に対して素子数以上の
DATAをシフトレジスタ61へ転送した後、ストロー
ブ信号STBでラッチし、前述の制御を行えば、1オン
/1オフをさらに容易に実現できる。また、ゲート回路
63にTEST入力端子を設けてゲート回路63を強制
的にオンする機能を付加し、この端子に所定のデューテ
ィ信号を転送すれば、容易に光量測定モードを実行可能
である。
【0041】より詳しくは、図8、図9に示すように、
発振器66から発振された基本クロック信号CLKは分
周器67で適当な周波数に変換され、シフトクロック信
号S−CLK、カウンタ計数信号となる。ライン周期カ
ウンタ68は、ライン周期をカウントするもので、スト
ローブ信号STBを生成する。即ち、カウントアップで
1ショットマルチバイブレータを動作させてストローブ
信号STBを生成し、同時にカウンタ68のリセットが
行われるので、ストローブ信号STBは一定周期で出力
されることになる。このカウンタ68の規定値を選択可
能とすることでデューティを変更することができる。シ
フト量カウンタ69は、前記シフトレジスタ61へ転送
するデータ数を決定するもので、カウント中は出力を発
生するため、クロック信号CLKとアンド条件で動作さ
せてシフトクロック信号S−CLKを生成する。
【0042】データ信号DATAは、クロック信号CL
Kから種々のパターンを生成することが可能であり、1
/2分周したものを使用すれば、1オン/1オフの間引
き点灯用の信号を生成できる。他のパターンも簡単なロ
ジック回路で生成可能である。光シャッタ素子が奇数列
と偶数列に分割されている構成では、シフト量カウンタ
69は不要であり、回路はさらに簡単になる。即ち、デ
ータ信号DATAを常時“H”にしてシフトクロック信
号S−CLKを連続的に出力すればよい。
【0043】(カラープリンタ) 図10は写真焼付け用のカラープリンタの概略構成を示
す。このカラープリンタは、印画紙収容部1と、作像部
2と、処理部3とからなる。印画紙4は収容部1にロー
ル状に収容されている。作像部2には、図1に示した光
書込みヘッド20、図2に示した測定ユニット71(但
し、工具顕微鏡77、CCDカメラ78は省かれてい
る)が搭載されている。さらに、作像部2には、印画紙
4の搬送ローラ対5,6,7、カッタ8及び搬送ガイド
板11,12が設置されている。
【0044】印画紙4は、感光面を下方に向けて、搬送
ローラ対5から作像部2に導入され、規定長さ送り込ま
れた時点でローラ対5の回転を停止すると共にカッタ8
を動作させることでカットされる。カットされた印画紙
4はローラ対6,7によって一定の速度で搬送される。
印画紙4は光書込みヘッド20上を通過するとき、ガイ
ド板11に形成した開口を通じて露光され画像(潜像)
を形成される。露光後の印画紙4は処理部3で現像、乾
燥され、トレイ15上へ排出される。
【0045】前記印画紙4は、光書込みヘッド20の書
出し開始と印画紙4上の画像書出し開始位置が同期する
ように露光部へ搬送され、書込み期間中は連続して所定
の速度で搬送される。但し、露光部での搬送は、連続的
でなくとも副走査方向の密度に対応したピッチで間欠的
に搬送してもよい。
【0046】印画紙4のカットは露光中に実行されると
同期ずれの原因になりやすい。このような不具合を排除
するには、印画紙4を適当な量だけ湾曲させてカットす
るか、あるいは搬送経路が若干長くなるがカットした後
に露光を開始する構成を採用することが好ましい。印画
紙がロール状の場合で、カットが露光前に行われる構成
場合、印画紙が不必要に露光されないように光源ラン
プ21をオフ状態とするか、ほとんど露光されない程度
の明るさに減光する、あるいは、光書込みヘッド20を
メカニカルなシャッタ手段で遮光することが必要であ
る。
【0047】測定ユニット71は、図11に示すよう
に、光書込みヘッド20に対向した位置で駆動用ガイド
棒76aの正逆回転に伴って主走査方向Xに往復動可能
に設置されている。測定ユニット71は印画紙4への露
光に先立って光書込みヘッド20の各光シャッタ素子
光量を前述の如く測定する。この測定ユニット71は光
量測定時以外は搬送される印画紙4に干渉しないように
印画紙4の搬送経路外で待避している(図11中二点鎖
線参照)。
【0048】ガイド板11はガイド面11’が光書込み
ヘッド20のピント面F(図12(A)参照)と一致す
るように設定されており、印画紙の厚みが異なってもピ
ントずれが生じない。また、搬送ローラ対6,7は図示
しないパルスモータで等速制御され、副走査速度の一定
化が図られている。上ガイド板12は印画紙の浮き上が
りを防止するためのもので、自重であるいはばね等で印
画紙上に圧接するように構成されている。測定ユニット
71に設置されているスリット板73はピント面Fと同
一面に設定されているが、前述の如く、光量測定時以外
は印画紙の搬送経路から待避している。
【0049】光量測定時において、光書込みヘッド20
から出射された光はガイド板11,12の開口を通じて
センサ72へ入射する。ガイド板11は全体あるいは光
通過部をガラス、アクリル等の透光性材料で形成すれ
ば、開口を設ける必要はない。開口がなくなれば、印画
紙のガイド機能が向上する。上ガイド板12に関して
は、開口を設けることなく、光量測定時にはガイド位置
から退避するように構成してもよい。
【0050】一方、図12(B)に示すように、結像レ
ンズアレイ35とスリット板73との間にレンズ75を
介在させてもよい。レンズ75を配置することで、測定
ユニット71をピント面Fから離すことができ、露光時
に測定ユニット71を待避させる必要がなくなり、装置
の小型化に寄与する。この場合、上ガイド板12は透光
性材料で形成することが可能となる。
【0051】本カラープリンタにあっては、光書込みヘ
ッド20のRGBフィルタ25を回転させて光源色を高
速で切り換え、1ラインごとにR,B,Gの画像を光
ャッタ素子をオン/オフさせて書き込む。本プリンタ
は、通常、タイマによって電源が投入され、現像液の温
度制御等が実行される。このウォームアップ期間に光シ
ャッタ素子の光量測定とその補正(キャリブレーショ
ン)が行われる。キャリブレーションは、前述の如く、
露光と略同等の条件で光書込みヘッド20を駆動し、そ
の出力光量に基づいて光量補正を行う工程であり、むら
のない良好な階調画像が得られる。
【0052】フルカラー機の場合、まず、奇数素子のみ
を規定の周波数(副走査方向の画素密度で決まる)及び
光量(デューティあるいは強度)で駆動し、それに同期
させて光源色を切り換える。同時に、測定ユニット71
を往動させ、RGB光量及び複数階調での光量を測定す
る。復動時には同様に偶数素子のRGB光量及び複数階
調での光量を測定する。
【0053】光量補正を適切に行うには、オフ光量(漏
れ光量)を含む4段階での測定が有効であり、光源色切
換え速度を実使用時の測定段数分の1(1/4)に低下
させ、1色当たり四つの光量段数で測定する。即ち、1
素子当たり12点(RGB×4)の光量を1回の走査で
測定する。センサ72の光電圧出力の積分値をサンプリ
ング/ホールドしてA/D変換後、制御部で4点の光量
値から出力光量特性の近似曲線を算出し、光量補正を行
う。光量補正は最も測定光量の小さい光シャッタ素子
基準として行う。光量補正の内容はルックアップテーブ
ル用のメモリ素子(例えば、フラッシュROMなど)に
格納する。
【0054】なお、光源色の切換え速度を実使用時と略
同一としてもよい。この場合には、駆動周波数を高めて
各色ごとに複数の光量測定を行う。駆動周波数も実使用
時と同じであれば、複数回の走査で複数の光量を測定す
ればよい。
【0055】本実施形態では、1往復の走査で全ての
の光量測定を完了している。しかし、階調ごとにある
いは光源色ごとに分割測定することも可能である。この
場合には、走査回数が増加するため、時間的には若干不
利であるが、光量積分回路が簡略化できる等の利点を有
する。
【0056】光量測定の階調数は光シャッタ素子の出力
特性に依存する。リニアリティが良好であれば、2点測
定でも実用化が可能である。さらに、漏れ光量が零であ
れば、1点測定でも可能である。しかし、通常、光シャ
ッタ素子の出力特性は理想的なリニアリティと一致しな
いため、4点で測定すればどのような素子にも対応可能
である。光源色に関しても、各色に対する出力特性が同
じであれば、1色の測定で補正を行うことが可能であ
る。また、若干の特性差が存在しても、画像上で許容で
きるのであれば、グリーン1色あるいは白色の測定で補
正を行ってもよい。
【0057】また、PLZTからなる光シャッタ素子
駆動電圧に起因して分光透過特性が変化する。そのた
め、光量測定時と実写時の駆動電圧波形を同一に設定す
ることが好ましい。その手段の一つが、青色露光時の最
適電圧を駆動電圧として、他の色(赤、緑)も同じ電圧
で駆動して光量を測定することである。他の手段として
は、各光源色の最適電圧で駆動して光量を測定すること
である。本実施形態にあっては、高速で駆動電圧を変化
させる必要があり、駆動電圧の波形になまり等が発生す
るので、同一の特性を有する(同一の)電源を使用して
測定及び実写を実行することが好ましい。
【0058】以上説明した光量測定方法によれば、図4
を参照して説明したように、各光シャッタ素子のアドレ
スを決定する特別な装置を必要とすることなく出力光量
のピーク値からアドレスを決定するため、ピークとピー
クとの間のサンプリング回数をカウントすることによ
り、検査装置として使用した場合には、光書込みヘッド
20の異常(ピッチ誤差、アライメント不良等)の検出
が可能である。また、測定ユニット71を実機に搭載し
た場合には、測定ユニット71の移動不良を検出するこ
とができる。この場合は、異常を表示/警告してプリン
タの動作を停止させる。さらに、光シャッタ素子の経時
的な劣化に対応した光量補正が可能となる。
【0059】一方、フィルムスキャナで読み取られた画
像データは画像メモリのビットマップメモリ上に展開さ
れる。ビットマップメモリ上の情報は、前記光量補正内
容を格納したルックアップテーブルを参照し、入力され
た画像データに補正を加えた状態で光シャッタモジュー
ル30のドライバへ転送され、所定の速度で切り換えら
れる光源色で元の画像と同等の濃度で再現される。
【0060】なお、光量の測定、補正は、プリンタのウ
ォーミングアップ時に以外にも任意の時期に実行するこ
とも可能である。
【0061】(ドライバICの構成と動作) 次に、多値再現用ドライバIC40の構成とタイミング
チャートを図13、図14に示す。ドライバIC40
は、n個のICをラダーチェーンで連続して使用するの
であるが、各ICは64ドットを駆動するように構成さ
れ、6ビットのシフトレジスタ41、6ビットのラッチ
回路42、6ビットのコンパレータ43、6ビットのカ
ウンタ44、ゲート回路45、ドライバ回路46からな
る。
【0062】画像データDATA(A),(B)はシフ
ト信号R/Lに基づいてシフトクロック信号S−CLK
に同期してシフトレジスタ41へ転送され、ストローブ
信号STBでラッチ回路42にラッチされる。これによ
って、各画素の階調数がセットされる。クロック信号C
−CLKはカウンタ44でカウントされ、コンパレータ
43はラッチされた値とカウンタ値とを比較し、ゲート
回路45は両者が一致した時点で出力を停止する。ま
た、カウンタ44はクリア信号CLによってクリアされ
る。
【0063】ドライバ回路46には駆動電圧Vdが印加
されており、ゲート回路45からの信号D1〜D64に基
づいて出力HV1〜HV64が光シャッタ素子に印加され
ることになる。即ち、各画素は画像データDATAに応
じた時間(パルス幅)だけ光シャッタ素子をオンさせる
ことになる。
【0064】以上の構成からなる多値再現用ドライバI
C40で光量測定モードを実行する場合も、前述の2値
再現用ドライバIC60と基本的には同様の制御を行
う。所定の光量はデータ信号DATA(ディプスイッチ
等)で指定し、シフトレジスタ41へ転送後、ストロー
ブ信号STBでラッチし、データ信号DATAに応じた
デューティをコンパレータ43等で生成し、ゲート信号
GATEによって所定の光シャッタ素子を所定の光量で
動作させる。このような間引き点灯用の信号は繰り返し
信号であり、比較的簡単な回路で実現できる。
【0065】また、光シャッタ素子が奇数列と偶数列に
分割されている場合には、片列のDATAを“H”にし
ておけば、間引き点灯を容易に実現でき、制御はさらに
簡単になる。光量を可変するには、ディップスイッチ等
の設定を変更すればよい。
【0066】(他の実施形態) なお、本発明に係る光書込み装置及びその光量測定方法
は前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範
囲内で種々に変更することができる。特に、光書込みに
使用する固体走査型の素子としては、PLZT以外に、
LED(Light Emitting Diode)、LCS(Liquid Cry
stal Shutter)、DMD(Deformable Mirror Devic
e)、FLD(Fluorescent Device)等を用いることが
できる。
【0067】また、多階調での光シャッタモジュールの
変調はパルス幅を変調する方式以外にも、パルス強度を
変調する方式であってもよい。さらに、本発明は銀塩感
材を用いた印画紙への画像書込み装置以外にも、銀塩フ
ィルムや電子写真用感光体への画像書込み装置あるいは
ディスプレイ上への画像投影装置に対して適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光量測定方法に用いられる光書込
みヘッドを示す斜視図。
【図2】光量測定装置を示す概略構成図。
【図3】光量測定時のアナログ信号の波形図。
【図4】光量測定時のデジタル信号の波形図。
【図5】光量測定に用いられる積分回路のブロック図。
【図6】前記積分回路の動作を示すタイミングチャート
図。
【図7】2値画像再現用ドライバICを示すブロック
図。
【図8】前記2値画像再現用ドライバICへ転送される
信号の生成回路を示すブロック図。
【図9】前記信号生成回路の動作を示すタイミングチャ
ート図。
【図10】本発明に係る光書込みヘッドを備えたカラー
プリンタを示す概略構成図。
【図11】前記カラープリンタに搭載されている光量測
定ユニットを示す斜視図。
【図12】光書込みヘッドと光量測定ユニットとの位置
関係を示す説明図。
【図13】多値画像再現用ドライバICを示すブロック
図。
【図14】前記多値画像再現用ドライバICの動作を示
すタイミングチャート図。
【符号の説明】
20…光書込みヘッド 30…光シャッタモジュール 31…光シャッタ素子 40,60…ドライバIC 70…光量測定装置 71…測定ユニット 72…光電変換センサ 73a…スリット 80…積分回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−187891(JP,A) 特開 平3−264365(JP,A) 特開 平4−221735(JP,A) 特開 平4−93933(JP,A) 特開 平4−95748(JP,A) 特開 平9−216411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/08 G01J 1/00 - 1/60 G03G 15/04 - 15/056 H01L 33/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に並べられた多数の光素子を
    画像データに基づいてオン、オフ制御する固体走査型光
    書込み装置の光量測定方法において、 受光用スリットを有する光量検出センサを前記光素子に
    対向させて主走査方向に移動させ、 前記光量検出センサの主走査方向の移動に際して、前記
    光素子を少なくとも隣接する光素子が点灯しないように
    間引き点灯させ、前記光量検出センサにより各光素子当
    たり複数回の光量サンプリングを前記主走査方向におけ
    る異なる位置で行って各光素子の前記主走査方向におけ
    位置を同定し、 前記光量検出センサの出力に基づいて各光素子の光量を
    算出する、 ことを特徴とする光量測定方法。
  2. 【請求項2】 各光素子を所定の周波数及びデューティ
    で点灯させ、各光素子の光量を複数回測定してそのピー
    ク値を該光素子の光量とすることを特徴とする請求項1
    記載の光量測定方法。
  3. 【請求項3】 光素子の出力光量のピーク値から他の光
    素子の出力光量のピーク値との間の光量測定回数をカウ
    ントし、そのカウント値が所定値以外の場合は異常を警
    告することを特徴とする請求項2記載の光量測定方法。
  4. 【請求項4】 前記光素子を奇数番目ごとに及び偶数番
    目ごとに間引き点灯させ、前記光量検出センサの往動時
    あるいは復動時に、または往動時及び復動時に光量を算
    出することを特徴とする請求項1記載の光量測定方法。
  5. 【請求項5】 各光素子を出力光量が異なる複数の駆動
    条件で繰り返して点灯させることを特徴とする請求項1
    記載の光量測定方法。
  6. 【請求項6】 特定光素子のオン時の光量、オフ時の漏
    れ光量及び回り込み光量を測定し、回り込み光量から漏
    れ光量を減算した値に補正係数を乗じ、さらにオン時の
    ピーク光量を加算して特定光素子の光量を決定すること
    を特徴とする請求項1記載の光量測定方法。
  7. 【請求項7】 主走査方向に並べられた多数の光素子を
    画像データに基づいてオン、オフ制御する固体走査型光
    書込みヘッドと、 受光用スリットを有し、前記光素子に対向して主走査方
    向に移動可能な光量検出センサと、 前記光量検出センサの主走査方向の移動に際して、前記
    光素子を少なくとも隣接する光素子が点灯しないように
    間引き点灯させる駆動手段と、 前記駆動手段によって前記光素子が間引き点灯されてい
    る際に、前記光量検出センサを移動させて該光量検出セ
    ンサにより各光素子当たり複数回の光量サンプリングを
    前記主走査方向における異なる位置で行って各光素子の
    前記主走査方向における位置を同定する同定手段と、 前記光量検出センサの出力に基づいて各光素子の光量を
    算出する算出手段と、 を備えたことを特徴とする固体走査型光書込み装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段は、画像形成時と略同じ周
    波数及びデューティで各光素子を間引き点灯させること
    を特徴とする請求項7記載の固体走査型光書込み装置。
  9. 【請求項9】 前記光書込みヘッドは複数の光源色を高
    速に切り換えて光素子を点灯させるフルカラー対応タイ
    プであり、 前記駆動手段は各光源色に対応した周波数で各光素子
    間引き点灯させること、 を特徴とする請求項7記載の固体走査型光書込み装置。
  10. 【請求項10】 前記光書込みヘッドは光量測定時には
    光源色の切換えを画像形成時よりも低速で行い、 前記駆動手段は各光素子を各光源色ごとに複数回点灯さ
    せること、 を特徴とする請求項9記載の固体走査型光書込み装置。
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