JP3374635B2 - ストラップ取り付け可能な顕微鏡 - Google Patents

ストラップ取り付け可能な顕微鏡

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JP3374635B2 JP02389096A JP2389096A JP3374635B2 JP 3374635 B2 JP3374635 B2 JP 3374635B2 JP 02389096 A JP02389096 A JP 02389096A JP 2389096 A JP2389096 A JP 2389096A JP 3374635 B2 JP3374635 B2 JP 3374635B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡に関するも
のであり、特に携帯可能な顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の顕微鏡を示す外観側面図で
ある。図1において、内部に光学系を備えた顕微鏡部1
は、観察対象物に合焦させるために移動させる焦準部2
の支持部2’に嵌合して支持されている。また、焦準部
2は該焦準部を介して前記顕微鏡を支える架台であるス
テージ部3に直立して固定されているポ−ル4に摺動可
能に嵌合し、クランプ5によって所定位置にて固定され
ている。
【0003】従来、このような顕微鏡は屋内に配置され
た作業台、机、卓上等にステ−ジ部3を載置して使用す
るのが一般的な使用方法であった。従って、顕微鏡本体
にストラップを取り付け、そのストラップを使用しなが
ら被顕物を観察しようという発想はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オゾン層の破
壊、森林の伐採、リサイクル等、自然環境に対する社会
の認識が高まってきた昨今、観察対象物を屋内の顕微鏡
が設置されている部屋にまで持ち帰ることなく、観察対
象物を発見した野外のその場所で、じっくり観察したい
という市場の要求は強まる傾向にある。ところが、いざ
野外に顕微鏡を持ち出してみると、顕微鏡を設置する場
所がなかなか確保出来ない。そこでしかたなく顕微鏡を
手に持った状態で対象物を観察したり、あるいは、不適
当な場所にもかかわらず顕微鏡を設置し、不安定な状態
で対象物を観察していた。そのようにして行う野外での
顕微鏡観察にあっては、顕微鏡を地面に落として破損さ
せてしまうという危険性が常時つきまとっていた。ま
た、その顕微鏡を破損してしまうという精神的不安か
ら、観察者は対象物の詳細な観察に没頭出来ないという
問題点を合わせ持っていた。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、観察中
に顕微鏡を落とすことなく、その不安感から開放され観
察対象物の詳細な観察を容易に行える顕微鏡を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
では、内部に光学系を備えた顕微鏡部と、該顕微鏡部を
支持するとともに観察対象物に合焦させるための移動が
可能である焦準部と、該焦準部を介して前記顕微鏡を支
える架台であるステージ部とを有する顕微鏡において、
前記焦準部にストラップ取り付け部を有することを第1
の課題解決の手段とするものである。
【0007】また、前記ストラップ取り付け部は前記焦
準部の上面と側面とのなす交叉部近傍に少なくとも2か
所に設けられていることを第2の課題解決の手段とす
る。さらに、前記ストラップ取り付け部は両端部にスト
ラップ取り付け孔が形成された板状部材で構成され、前
記焦準部の有する前焦準ボディと後焦準ボディとによっ
て挟持されると共に、両ボディから両端部が突出してい
ることを第3の課題解決の手段とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は本発明の第1の実施の形態
の外観側面図であり、図3は同実施の形態の外観上面図
である。また、図4は同実施の形態の一部を断面にした
側面図、図5は同実施の形態の一部を断面にした背面図
である。
【0009】図4、図5において、左右の軸受11は前
焦準ボディ15と後焦準ボディに挟持され前後の焦準ボ
ディに固設されている。軸受11には回転軸13が回転
可能に嵌合しており、その両端には焦準ハンドル12が
固設されている。また、焦準ハンドル12には焦準ハン
ドルゴムカバ−19が被覆されている。ステージ部支柱
14は、後焦準ボディ16に固設された2つのL字型支
持部材(不図示)に支持され前焦準ボディ15と後焦準
ボディ16に挟持され、そのことによって前後焦準ボデ
ィを摺動可能に支持している。回転軸13とステージ部
支柱14との接触圧は調整可能で、前焦準ボディ15に
取り付けられている押しビス17を締め込んだり緩めた
りすることによって、1枚の曲げ板18を介して左右の
軸受11の位置を前後方向に移動出来、その結果、回転
軸13とステージ部支柱14との接触圧を調整出来る機
構となっている。
【0010】焦準ハンドルゴムカバー19を回転させれ
ば、回転軸13が回転しながらステージ部支柱14を下
方に押し下げる。その結果、相対的には焦準部20が上
方に押し上げられることとなる。一方、前焦準ボディ1
5と後焦準ボディ16の上側部分では平板部品21が挟
まれ、両端部が前後の焦準部から突出して固定されてい
る。その平板部品21の突出した両端にはスリット状の
孔22が形成されており、この孔22がストラップを通
す部分、つまり、ストラップ取り付け部となる。尚、前
記の孔22の形状はスリット状にこだわるものではなく
ストラップの形状、構成によってはそれにあった形状で
よいことは勿論である。
【0011】本発明の実施の形態では上記の如くストラ
ップの取り付け位置を使用時の保持のバランス、装置へ
の諸々の影響を配慮して焦準部としている。仮に、顕微
鏡部23にストラップ取り付け部を設けた場合、ステー
ジ部24や焦準部20を含めた製品全体の重量が、光学
系を含んだ顕微鏡部23のハウジングにかかることとな
る。その結果、ハウジングの変形、ひいては左鏡筒と右
鏡筒の、それぞれ対物レンズ・ポロプリズム・接眼レン
ズ等からなる光学系の光軸がずれるという顕微鏡の基本
仕様をも侵しかねない結果となる。図4には左鏡筒の光
学系、つまり、光軸25・対物レンズ26・ポロプリズ
ム27・接眼レンズ28のみを示している。
【0012】また仮に、ステージ部24にストラップ取
り付け部を設けた場合、製品全体の重心よりもストラッ
プ取り付け位置が下になり、顕微鏡本体の転倒あるいは
回転が発生し易い構成となる。そこで、焦準部20にス
トラップ取り付け部を設け、顕微鏡本体にストラップが
取り付けられる構造としており、この構造であれば、対
物レンズ26・ポロプリズム27・接眼レンズ28等か
らなる光学系を含んだ顕微鏡部23には余計な重量はか
からず、左右鏡筒光軸のズレは未然に防げる結果とな
り、同時に顕微鏡本体の転倒、回転をも未然に防ぐこと
が出来る。
【0013】図6に第1の実施の形態の顕微鏡につい
て、顕微鏡部を顕微鏡部回転軸29を中心に180°回
転させた場合の外観側面図を示す。第1の実施の形態は
顕微鏡部に回転機構を備えた実体顕微鏡である。ストラ
ップ取り付け部が顕微鏡部以外のユニット、ここでは焦
準部に設けてあるが故に、顕微鏡部を180°回転させ
ることが可能であり、かつ、顕微鏡部が上下逆転したそ
の状態でも顕微鏡全体の重量バランスは損なわれない。
【0014】本発明によれば、ストラップを焦準部に取
り付ける構成にしたので、観察者はストラップを首に掛
け顕微鏡本体を手に持った状態での観察がバランスよく
容易にできる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストラッ
プを首に掛け顕微鏡本体を手に持った状態での観察が可
能となり、観察中に顕微鏡を持つ手が滑っても顕微鏡本
体を地面に落とすことがなくなる。また、常につきまと
っていたその顕微鏡破損の精神的不安から開放され、対
象物の詳細な観察に没頭出来ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の顕微鏡を示す外観側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の外観側面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態の外観上面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の一部を断面にした側面図
である。
【図5】本発明の実施の形態の一部を断面にした背面図
である。
【図6】本発明の第1の実施形態の顕微鏡部を180°
回転させた状態の側面外観図である。
【符号の説明】
11 軸受 21 平板部品 12 焦準ハンドル 22 スリット
状の孔 13 回転軸 23 顕微鏡部 14 ステージ部支柱 24 ステージ
部 15 前焦準ボディ 25 左鏡筒の
光軸 16 後焦準ボディ 26 左鏡筒の
対物レンズ 17 押しビス 27 左鏡筒の
ポロプリズム 18 曲げ板 28 左鏡筒の
接眼レンズ 19 焦準ハンドルゴムカバー 29 顕微鏡部
回転軸 20 焦準部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に光学系を備えた顕微鏡部と、該顕微
    鏡部を支持するとともに観察対象物に合焦させるための
    移動が可能である焦準部と、該焦準部を介して前記顕微
    鏡を支える架台であるステージ部とを有する顕微鏡にお
    いて、 前記焦準部にストラップ取り付け部を有することを特徴
    とするストラップ取り付け可能な顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記ストラップ取り付け部は、前記焦準部
    の上面と側面とのなす交叉部近傍に少なくとも2か所に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のストラ
    ップ取り付け可能な顕微鏡。
  3. 【請求項3】前記ストラップ取り付け部は両端部にスト
    ラップ取り付け孔が形成された板状部材で構成され、前
    記焦準部の有する前焦準ボディと後焦準ボディとによっ
    て挟持されると共に、両ボディから両端部が突出してい
    ることを特徴とする請求項1記載のストラップ取り付け
    可能な顕微鏡。
JP02389096A 1996-02-09 1996-02-09 ストラップ取り付け可能な顕微鏡 Expired - Fee Related JP3374635B2 (ja)

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