JP3374238B2 - 棟瓦支持材並びに屋根構造 - Google Patents

棟瓦支持材並びに屋根構造

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一明 常田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は棟瓦支持材並びに
屋根構造に係り、特に換気性に優れた棟瓦支持材とこれ
を使用した屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根瓦葺設において、棟瓦は棟上
に粘土を介して熨斗瓦をのせ、頂上に丸瓦を配設してい
る。最近は熨斗瓦を省いて丸瓦だけにする傾向が見られ
ている。また部屋から小屋根部分が密封式にされるよう
になってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の瓦葺設に於
いては瓦を粘土で固定していることから、経時的に地震
その他の振動などによって粘土が崩れ、瓦がずれたり、
棟面戸の漆喰が割れたりしている。他方、小屋根の密封
式に伴って小屋根内部分と部屋の温度差が生じ、夏季の
冷房によって小屋根に水滴が付着し、冬期には結露が生
じるなどから小屋根の換気が要求されて来ている。この
発明は、それらの実情に鑑みて瓦のズレが生じず、小屋
根の換気をすることのできる棟瓦支持材と屋根構造を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。ここでいう樹脂線体とは、熱可塑性樹脂を押出
成形機のノズルから押出した径1ミリないし10ミリの
線状体をいい、断面は円、楕円、四角、三角、管状、
凹、☆形など任意に選択される。立体網状体とは、捩れ
た樹脂線体の複数を絡ませて、その接触部分を接合させ
全方向に目孔のある立体物に成形されたものをさす。発
明の具体的な内容は次の通りである。
【0005】不規則に捩った樹脂線体の無数を成形型内
絡ませた状態で接触部分をそれ自体の粘着性で接合さ
せ、瓦の下面に適合する上面を持ち、下面に固定部を有
する立体網状体の成形体に成形した棟瓦支持材。
【0006】前記棟瓦支持材の瓦と接する面に樹脂層体
を一体に形成することができる。
【0007】前記棟瓦支持材の下面には、樹脂層体によ
り面戸固定部を一体に形成することができる。
【0008】屋根棟頂において、任意の支持手段を介し
て樹脂線体の立体網状体からなる前記棟瓦支持材を固定
して丸瓦を配設し、棟瓦支持材と桟瓦間に配設した棟面
戸の裏に棟瓦支持材と小屋根間に連通する通気間隙を形
成し、小屋根内空気を棟瓦支持材の空間を通して換気す
るように構成した屋根構造。
【0009】前記屋根において、桟瓦と屋根板間の熱気
を前記通気間隙から棟瓦支持材へ連通させて換気するよ
う構成した屋根構造。この場合、軒先近傍に於いて、部
屋から瓦下間隙に連通する通気孔を開設して部屋の熱気
を棟瓦支持材へと通気させるようにすることができる。
【0010】
【作用】上記のように構成されたこの発明は次のような
作用を有している。
【0011】棟瓦支持材は無数の樹脂線体を不規則に絡
ませて立体網状体の成形体として構成されているので、
全体の形状は特定されて丸瓦を安定して支持することが
でき、強度もすぐれている。一方で無数の樹脂線体から
構成されているので、ネットを丸めたような全方向に目
孔のある立体構造で、通気性にすぐれているし、耐久性
にもすぐれている。従って地震などで度々振動が与えら
れても、粘土のように型崩れがしないため、瓦のズレが
生じる虞れがない。
【0012】棟瓦支持材と桟瓦との間に棟面戸を配設し
ても、棟面戸の裏には間隙が生じるので、この間隙を利
用すると、小屋根内部と棟瓦支持材との間に連通する通
気間隙を形成することができ、棟瓦支持材の下から小屋
根内部へと外気を通気させることが出来るため換気させ
ることができる。又桟瓦が熱されて屋根板との間の瓦下
間隙に熱気が生じた場合には、その熱気は桟瓦に沿って
上昇するので、棟面戸の裏の通気間隙を経て棟瓦支持材
の空間に入って排出される。更に太陽発電器の導電線を
棟瓦支持材の中に配線して鳥害、酸性雨などから保護す
ることができる。また、軒先近傍において、部屋から屋
根板上の瓦下間隙に連通する通気孔を開設するとき、降
雪期に部屋の熱気を桟瓦と屋根板間の瓦下間隙に通す
と、桟瓦が保温されるので、降雪を積らせない作用があ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態例を図面を
参照して説明する。図1は棟瓦支持材の正面図、図2は
側面図である。棟瓦支持材1は正面において略縦割筒状
に構成され、上面は丸瓦の下面に適応する略縦割り筒周
面状に設定され、下面には頂部に固定部2が形成されて
いる。この棟瓦支持1は押出成形なので長さは自由に
設定されるが、販売上からは1メートル、2メートル、
4メートルなど屋根の上で扱いやすい長さに設定され
る。この棟瓦支持材1の製法は、押出成形機により、ノ
ズルから多数の樹脂線体3…を図3に示す型6の中に同
時に押出していくもので、押出された樹脂線体3…は図
4に示すように型6の中で捩れながら進み、近隣の樹脂
線体3…と接触した部分はそれ自体の粘着性で接合さ
れ、型6の中で、網を丸めたように全方向に目孔のある
立体網状体に成形される。樹脂線体3…の捩れは押出し
ピッチによって変化させることができるが、同じピッチ
でも樹脂線体3…はその径の太さによって捩れ方が異な
るので、接合部3Aは無限に変化する。強度を平均的に
する場合には、ノズルの位置を選定して太径と細径の樹
脂線体3…を平均的に配列させればよく、また図1にお
いて固定部2は肉薄なので強度を高める場合には、その
固定部2の部分に太径の樹脂線体3…を多く配列するよ
うにすることによって目的を達成することができる。
【0014】図5は第2形態例を示す棟瓦支持材1の正
面図である。前記例と同じ部材には同じ符号を付して説
明を省略する。この形態例は同じ押出成形により樹脂層
体4を一体成形したもので、上の丸瓦がずれたり割れた
りした場合に雨漏りがあっても横の桟瓦の方へ流して内
部への雨漏りを防止することができる。符号5は樹脂層
体4により一体に形成された面戸固定部である。また符
号2A,2Aは係止突体で、下の瓦支持桟9に装着する
ときに脱落を防止する。
【0015】図6は第3形態例を示す棟瓦支持材1の正
面図である。前記例と同じ部材には同じ符号を付して説
明を省略する。この形態例は固定部2の下部に垂壁1
A,1Aを形成し、該垂壁1A,1Aの外面に樹脂層体
4,4を形成したもので、必要に応じて樹脂層体4,4
外面に面戸固定部5,5を形成することができる。
【0016】図7は棟瓦支持材1の使用状態を示す正面
図である。図に於いて棟の屋根板7の上に固定具8を介
して瓦支持桟9を固定する。該瓦支持桟9の上に棟瓦支
持材1を被着し、その上に丸瓦10を被着して釘を瓦支
持桟9まで達するように打って釘止めにする。瓦支持桟
9の側面には、桟瓦11と棟瓦支持材1の間に棟面戸1
2を配設する。これによって棟の瓦を短時間で熟練を必
要とせずに容易に葺設することができる。しかして、小
屋根13部分の頂部には屋根板7の隙間があり、棟面戸
12の内側から棟瓦支持材1に至る間に通気間隙14が
形成される。また棟瓦支持材1は丸瓦10と棟面戸12
との間が解放されているので内部へ通気する。従って、
小屋根13内部には外気が容易に流通することから、換
気が自然に行われる。又桟瓦11と屋根板7間にも瓦下
間隙7Aがあるので、桟瓦11が熱せられて熱気が生じ
ても、その熱気は桟瓦11に沿って上昇して、通気間隙
14を経て棟瓦支持材1から外に排気され、屋根板7の
加熱を押さえることができる。
【0017】この発明は前記形態に限定されるものでは
なく、目的に合わせて適宜設計変更をすることができ
る。例えば前記屋根において、軒先近傍における部屋か
ら屋根板上の瓦下間隙に連通する通気孔(図示せず)を
開設することによって、部屋の熱気を棟瓦支持材へと送
気することができる。従って、降雪期に部屋の中でスト
ーブ等を点けて加熱すると、熱気が桟瓦を保温すること
ができる。氷は4℃以上の熱で溶けるので、桟瓦が4℃
以上に保温されていると、降雪を積もらせないようにす
ることができる。また前記樹脂層体4は発泡性樹脂を使
用し、瓦等に対するクッション性を持たせることができ
る。
【0018】
【発明の効果】上記のように構成されたこの発明は、次
のような優れた効果を有している。
【0019】棟瓦支持材は無数の樹脂線体で立体物に形
成されているため、丸瓦の下面に適合させて大きく成形
することができ、取付けによる安定性が高く、地震等に
よっても棟瓦のズレが生じない効果がある。
【0020】棟瓦支持材は樹脂線体の太さと密度の選択
により自由に強度を選定することができる効果がある。
【0021】棟瓦支持材は、樹脂線体で形成されている
ため、軽量で、建物に対する重量の負担にならないとい
う効果がある。
【0022】棟瓦支持材は通気性に優れているため、面
戸の裏側に小屋根と連通する通気間隙を形成するとき、
棟瓦支持材により小屋根内の換気をすることが出来る効
果がある。
【0023】桟瓦と屋根板間の熱気を棟瓦支持材に導く
ことによって、桟瓦の下の換気をして、小屋根の昇温を
押さえることができる効果がある。また、部屋の熱気を
桟瓦下の瓦下間隙から棟瓦支持材へと送ることによって
瓦を保温させて積雪を防止することができる効果があ
る。
【0024】屋根上に設置した太陽発電器の導電線が鳥
害を受けるケースが報告されているが、棟瓦支持材の空
間部に導電線を内装することにより鳥害や酸性雨の被害
を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 棟瓦支持材の正面図である。
【図2】 棟瓦支持材の側面図である。
【図3】 型の略示的正面図である
【図4】 樹脂線体の平面図である。
【図5】 第2形態例を示す棟瓦支持材の正面図であ
る。
【図6】 第3形態例を示す棟瓦支持材の正面図であ
る。
【図7】 使用状態を示す棟の正面図である。
【符号の説明】
1 棟瓦支持材 1A 垂壁 2 固定部 2A 係止突体 3 樹脂線体 4 樹脂層体 5 面戸固定部 6 型 7 屋根板 7A 瓦下間隙 8 固定具 9 瓦支持桟 10 丸瓦 11 桟瓦 12 棟面戸 13 小屋根部 14 通気間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常田 一明 埼玉県大宮市大字蓮沼1371番地の4 (72)発明者 宮尾 英幸 群馬県高崎市城山町1丁目6番10号 (56)参考文献 特開 平7−109797(JP,A) 特開 平8−135095(JP,A) 実開 平2−111730(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不規則に捩った樹脂線体の無数を成形型
    内で絡ませた状態でそれ自体の粘着性で接触部分を接合
    させ、丸瓦の下面に適合する上面を持ち、下面に固定部
    を有する立体網状体の成形体に成形したことを特徴とす
    る棟瓦支持材。
  2. 【請求項2】 前記成形体の瓦と接する面に樹脂層体が
    押出成形により一体成形されていることを特徴とする請
    求項1に記載された棟瓦支持材。
  3. 【請求項3】 前記成形体の下面には、樹脂層体により
    面戸固定部が押出成形により一体成形されていることを
    特徴とする請求項1または2のいずれかに記載された棟
    瓦支持材。
  4. 【請求項4】 屋根棟頂において、任意の支持手段を介
    して樹脂線体の立体網状体からなる棟瓦支持材を固定し
    てその上に丸瓦を配設し、該棟瓦支持体は、不規則に捩
    った樹脂線体の無数を成形型内で絡ませた状態でそれ自
    体の粘着性で接触部分を接合させ、丸瓦の下面に適合す
    る上面を持ち、下面に固定部を有する立体網状体の成形
    体からなり、該棟瓦支持材と桟瓦間に配設した棟面戸の
    裏に棟瓦支持材と小屋根間に連通する通気間隙を形成
    し、小屋根内空気を棟瓦支持材の空間を通して換気する
    ように構成したことを特徴とする屋根構造。
  5. 【請求項5】 前記屋根において、軒先近傍の桟瓦と屋
    根板間の瓦下間隙に、部屋から連通する通気孔を開設
    し、降雪期に部屋内の熱気を瓦下間隙へ通して棟瓦支持
    材へ送気して屋根瓦を4℃以上に保温するように構成し
    たことを特徴とする請求項4に記載された屋根構造。
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