JP3374192B2 - 原子力発電所の緊急冷却装置への水を濾過するストレーナ - Google Patents

原子力発電所の緊急冷却装置への水を濾過するストレーナ

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、格納容器内に配置される原子炉を有し、格
納容器の底部が格納容器内に存在する蒸気の凝縮により
形成される水を収集するプールを形成する形式の原子力
発電所の少なくとも1つの緊急冷却装置への水を濾過す
るストレーナであって、該ストレーナが凝縮液プール内
に配置され且つ該凝縮液プールから採取され且つ炉心内
に許容できない温度上昇が生じたときに炉心を冷却する
ため必要に応じて緊急冷却装置のノズルに供給される水
を濾過する機能を有し、ストレーナが更に、少なくとも
1つの適当な円筒状の穿孔ストレーナ壁をもつハウジン
グの形状を有し、穿孔ストレーナ壁を通って水が外部か
らハウジング内に流入でき、ストレーナは、第1導管を
介して容器壁の外部に配置された吸引ポンプに連結され
且つハウジングの内部に洗浄水を供給する第2導管に連
結されており、必要に応じて洗浄水をストレーナの内部
から外部に流出させることによりストレーナ壁を洗浄し
て、該ストレーナ壁の外面上に堆積した濾滓を除去する
ストレーナに関する。
発明の背景 実例では、上記緊急冷却装置は第1スプリンクラ装置
を有し、該第1スプリンクラ装置は、原子炉の上部に取
り付けられ且つ緊急時に燃料棒を冷却すべく該燃料棒上
に多量の水を噴霧する複数のノズルすなわちスプリンク
ラからなる。原子力発電所は更に、第1スプリンクラ装
置と同様に複数のノズルすなわちスプリンクラからなる
第2スプリンクラ装置を有する。第2スプリンクラ装置
は原子炉格納容器内の凝縮液プールから水を取り入れる
けれども原子炉本体の外部に取り付けられている。ま
た、第2スプリンクラ装置は原子炉格納容器内に気相で
散布し、原子炉格納容器内の残留過剰圧力を低下させ且
つ原子炉格納容器内にあるが原子炉本体の外部の導管そ
の他の構成部品を冷却するようになっている。両スプリ
ンクラ装置において、ノズルに供給される水に、ノズル
を詰まらせてしまう虞れのある繊維や粒子等のあらゆる
種類の不純物が含まれていないことが非常に重要であ
る。もちろん、このことは、絶対的に信頼できるもので
なくてはならない緊急冷却装置において特に重要であ
る。原子炉格納容器内に取り付けられた導管のような多
くの構成部品は、その全体又は一部が断熱されている。
今日の殆どの原子力発電所では、この断熱材が鉱物ウー
ル繊維で形成されており、自然に遊離した繊維が両スプ
リンクラ装置に到達してノズルを詰まらせてしまう虞れ
がある点で、鉱物ウール繊維は両スプリンクラ装置にと
って危険要素を構成する。このため、原子力発電所に
は、冒頭に述べた形式のストレーナが設けられている。
実例では、ストレーナ孔を詰まらせる傾向がある繊維
マットで汚染された慣用的なストレーナを逆洗するには
約5〜10分間を要する。これまで考えられていること
は、ストレーナが逆洗を全く行なう必要なくして少なく
とも10時間作動できるようにすることである。しかしな
がら、現実の状況は、考えているこの最短作動時間は余
りにも長いことを実証している。機能的試験では、排出
蒸気が鉱物ウール断熱材を捕捉し、該断熱材が凝縮液プ
ール内に落下して、約30分後にはストレーナを詰まらせ
てしまうことが生じている。原子炉を10時間運転可能後
に5〜10分かけて行なう逆洗は重要な作動ではない。な
ぜならば、その場合には炉心の崩壊出力がかなり低下し
ているからである。しかしながら、1時間以内に逆洗が
必要な場合には炉心を冷却する必要が依然としてかなり
大きく、従って、安全性の理由から緊急冷却装置への5
〜10分間の水供給の中断は許容されない。
ストレーナを逆洗(バックフラッシング)するのにこ
のような比較的長時間を要する1つの理由は、ストレー
ナ壁の外面上に堆積する繊維が、これらが密に絡み合っ
た周方向の連続マットすなわち連続ケーキを形成するか
らである。内部からストレーナ壁の孔を通って半径方向
外方に流される洗浄水が全マットを攪乱して直接分離さ
せることはなく、最初は単にマットを引っ張るに過ぎな
いけれども、この間、繊維構造が破断され、個々の繊維
がマットから連続的に分離され且つ除去されるようにな
る。マットが弱化して、ストレーナ壁から離れる塊に連
続的に分割されるのは、かなりの間流体力学的な力を作
用した後である。他の理由は、洗浄水は実質的に軸線方
向の経路に沿ってストレーナ内に流入することを許容さ
れ、このため、ストレーナ壁の異なる孔における流れ強
さにかなりの局部的変化が生じるからである。より正確
には、洗浄水の流れは、入口側端部とは反対側のハウジ
ングの上端部に集中する。このことは、繊維マットが塊
になって分離される作用がハウジングの上端部から始ま
り、徐々に下方に進行することを意味する。この遅いフ
ェーズでは、かなりの量の洗浄水が、既に目詰まりして
いない上方の孔を通って流れてしまい、依然として繊維
で覆われている下方の孔に洗浄効果を及ぼすことがな
い。
発明の要約 本発明の目的は、従来技術のストレーナの上記不便を
解消し且つ迅速で効率良く且つ信頼性のある逆洗を常時
行なうことができるストレーナを提供することにある。
従って本発明の基本的目的は、堆積した繊維を除去する
のに長時間の流体力学的力を作用する必要がない逆洗可
能ストレーナを提供することにある。本発明の他の目的
は、流入する洗浄水が有利に利用され且つ異なる孔にお
ける流れ変化を低減できるようにストレーナの流体力学
的特性を改善することにある。
少なくとも本発明の基本的目的は、請求の範囲第1項
の特徴部に記載された特徴をもつストレーナにより達成
される。
図面の簡単な説明 図面において、 第1図は、原子炉格納容器の一部並びに該格納容器の
円筒状の壁に隣接する多数のストレーナを示す概略平面
図である。
第2図は、第1図のストレーナを示す正面図である。
第3図は、本発明による逆洗可能ストレーナを示す拡
大垂直断面図である。
第4図は、第3図のIV−IV線に沿う水平断面図であ
る。
第5図は、第3図のV−V線に沿う水平断面図であ
る。
第6図は、ストレーナに連結される回転発生手段を示
す拡大水平断面図である。
第7図は、回転発生手段の垂直断面図である。
第1図において、参照番号1は、原子力発電所の一部
である原子炉(図示せず)の格納容器を形成する円筒状
壁を全体的に示すものである。壁1は、第1図では簡単
な弧状の線で示されている。しかしながら、実例では、
この壁は、非常に厚い強化コンクリート壁と、該壁の内
面に配置された非腐食性金属薄板からなる漏洩防止ライ
ニングとからなる。円筒状壁1の内方には、格納容器の
荷重支持構造の一部を形成する多数の支柱2、2′が、
壁から間隔を隔てて配置されている。実例では、これら
の支柱はコンクリートで作られ、円筒状壁の周囲に沿っ
て例えば12.5゜のピッチで均等に分布している。支柱は
0.8〜1.0mの直径を有する。円筒状壁に隣接して逆洗可
能ストレーナ3が配置されており、該ストレーナ3は、
壁1を貫通し且つストレーナの外部の吸引ポンプ(図示
せず)に連結される第1導管4に連結されている。スト
レーナ3はブラケット5(第2図)により所定位置に保
持され、ブラケット5は壁1に固定された取付具6に連
結されている。ストレーナには洗浄水導管7が連結さ
れ、該洗浄水導管7は、外部からのきれいな水又は濾過
水をストレーナの内部に供給してストレーナ壁を洗浄す
る機能を有する。指摘すべきは、発電所のストレーナ
は、格納容器1の底部により形成される凝縮液プール内
の正常な水レベル9よりかなり下の位置にある格納容器
1の底部8の近くに配置されていることである。
好ましい実施例の説明 ここで、本発明によるストレーナ3の構造を詳細に示
す第3図〜第7図を参照されたい。
第3図及び第4図により詳細に示すように、ストレー
ナ3は、本質的に、例えば穿孔金属薄板で作られた円筒
状ストレーナ壁すなわちチューブ10からなる。実例で
は、チューブ10は、0.7〜1.5mの範囲(好ましくは約1.0
m)の長さ、及び0.4〜0.6mの範囲(好ましくは約0.5m)
の直径を有する。孔は2〜4mmの範囲の直径を有し、ス
トレーナ壁は25〜40%(好ましくは30〜35%)の範囲の
全孔面積を有する。このような寸法は、100〜250kg/sの
範囲の流れがストレーナ壁を通ることを可能にする。図
示の実施例では、ストレーナチューブ10は垂直に配向さ
れており且つ上端部が閉鎖されている。より詳しく説明
すると、ストレーナチューブ10は、截頭円錐状部分11を
介して比較的細いのど部12に連続しており、該のど部12
は、ストレーナチューブ10の直径より非常に大きい直径
をもつ截頭円錐状金属薄板13に終端している。クランプ
14(第2図)はのど部12に連結でき、クランプはブラケ
ット5により所定位置に保持される。ストレーナチュー
ブ10の下端部は開放しており且つ吸引ポンプに連結され
た第1導管4に連結されている。ストレーナの内部に洗
浄水を供給する導管7は導管4より小さい直径を有し、
導管4の湾曲部の孔15を通って導管4内に挿入されてい
る。導管4内に配置された部分7′と、ストレーナチュ
ーブ10に連結される導管4の直状部分4′とは同心状に
配置されている。直状部分4′の直径はストレーナチュ
ーブ10の直径より僅かに小さく、円錐状にテーパしたカ
ラー16がこれらの間の移行部に配置されている。
本発明によれば、ストレーナチューブ10の外面には、
半径方向に突出し且つ長手方向に延びた複数のウイング
又はウイング状要素17が、互いに周方向に間隔を隔てて
配置されている。図示の実施例では、ストレーナは90゜
のピッチで配置された4つのウイング17を有し、これら
のウイング17は、該ウイングの取付け部材としても機能
する截頭円錐状の金属薄板13に至るまで、ストレーナチ
ューブ10の全長に沿って延びている。ウイングの幅は、
ストレーナチューブ10の直径の25〜75%の範囲内(好ま
しくは約50%)に定めるのが有利である。ウイングが設
けられていない慣用的なストレーナでは、繊維は、かな
り稠密に絡み合った弾力性のある周方向の連続マットの
形態をなして堆積される。このような連続繊維マット
は、逆洗によりストレーナ壁から除去するのにかなり抵
抗する。しかしながら、本発明のストレーナに設けられ
たウイング17は、繊維マットを多数(この場合は4つ)
の別々のセクションに分割され、これらの個々のセクシ
ョンはストレーナ壁から極めて容易に分離される。
図示の実施例では、ウイングは、ストレーナチューブ
10の半径とほぼ同じサイズ及び均一幅を有する全体とし
て直状の金属薄板からなる。この結果、分離ウイングの
両側の繊維が互いに接触することなくして、ストレーナ
チューブの半径までの厚さを有する繊維層がチューブの
外面上に形成される。
もちろん、図示のウイング以外の手段を使用して、繊
維マットを、容易に分離できる適当数の別個部分に分割
することが考えられる。従って、ストレーナチューブの
外面から突出する他の長い(又は短い)突出部を設け
て、繊維マットを所望数のセクションに分割できる。1
つのセクションの繊維が隣接セクションの繊維と全く接
触することがない場合には、マットを分割することが絶
対的に必要とされるものではない。従って、繊維セクシ
ョンを弱化ゾーン(切断線を形成し且つ少量の繊維が緩
く絡み合っていて隣接する繊維セクションの分離に対す
る多少の抵抗も生じないゾーン)により分離することが
できる。かくして、1つの可能性として、適当な幅を有
する穿孔されない部分を、軸線方向の分離壁部分に沿っ
てストレーナ壁10に設けることができる。
慣用的なストレーナと比較して、本発明のストレーナ
は、ストレーナの近くで洗浄水導管7の開口に隣接して
配置された回転発生手段(その全体を参照番号18で示
す)を備えている点で優れた長所を有する。第5図〜第
7図を参照して第3図から明らかなように、回転発生手
段18は、導管7の中央に配置された円錐状本体19を有
し、該本体19の外面には複数の湾曲ブレード20が配置さ
れている。導管7(より正確にはその直状部分7′)
は、導管4の直状部分4′と同様に、円錐状にテーパし
たカラーすなわち管状要素21に終端している。カラー21
の内面と中央に配置される本体19の外面との間にはブレ
ード20が延びている。中央に配置される本体19の円錐度
(conicity)は、垂直中心軸線に沿う任意の水平断面で
の流通面積が本質的に同じ大きさになるようにカラー21
の円錐度に対して調節される。第5図に示すように、環
状開放通路に隣接するブレード20の上部は、半径方向に
対して傾斜しており、ブレードは第6図に示すような湾
曲形状を有している。これらの特徴は、回転発生手段18
によりストレーナに軸線方向に供給される水に向心力を
作用し、軸線方向の垂直流れの運動ではなくストレーナ
壁10に対して外方に押し出す効果を与える。このように
して、洗浄水は、慣用的なストレーナよりも非常に強い
力でストレーナ壁の孔を通って押し出される。
カラー21は、第5図に示すように、半径方向に突出す
る適当数のフランジ22によりカラー16に対して同心位置
に維持される。本発明のストレーナ上に形成される繊維
は、その全部を20秒以内に除去されることが試験により
実証されている。
本発明の考え得る変更 本発明は、以上に説明し且つ図示した実施例に限定さ
れないことは云うまでもないことである。従って、例え
ば、ストレーナチューブ10内に折畳み形微細ストレーナ
(例えば濾布からなる)を設けることができる。この場
合には、外側の円筒状壁10が、微細ストレーナとして機
能する内側の濾布のための前置ストレーナとして機能
し、これにより、微細ストレーナが、該微細ストレーナ
より非常に強靱な外側の円筒状ストレーナ壁により保護
される。軸線方向に延びる直状ウイングの代わりに、ス
トレーナチューブの外面に沿って螺旋状に延びる湾曲ウ
イングを設けることができる。上述し且つ図示したスト
レーナ壁は円筒状すなわち管状であるが、例えば平板
状、波状又は多角形状のような他の任意の形状にするこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 29/38 520A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 15/18 G21C 19/30 G21C 9/00 B01D 29/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】格納容器内に配置される原子炉を有し、格
    納容器の底部が格納容器内に存在する蒸気の凝縮により
    形成される水を収集するプールを形成する形式の原子力
    発電所の少なくとも1つの緊急冷却装置への水を濾過す
    るストレーナであって、該ストレーナが凝縮液プール内
    に配置され且つ該凝縮液プールから採取され且つ炉心内
    に許容できない温度上昇が生じたときに炉心を冷却する
    ため必要に応じて緊急冷却装置のノズルに供給される水
    を濾過する機能を有し、ストレーナが更に、少なくとも
    1つの適当な円筒状の穿孔ストレーナ壁(10)をもつハ
    ウジングの形状を有し、穿孔ストレーナ壁(10)を通っ
    て水が外部からハウジング内に流入でき、ストレーナ
    は、第1導管(4)を介して容器壁の外部に配置された
    吸引ポンプに連結され且つハウジングの内部に洗浄水を
    供給する第2導管(7)に連結されており、必要に応じ
    て洗浄水をストレーナの内部から外部に流出させること
    によりストレーナ壁(10)を洗浄して、該ストレーナ壁
    の外面上に堆積した濾滓を除去するストレーナにおい
    て、 該ストレーナ壁(10)には、該ストレーナの半径方向に
    突出し且つ長手方向に延び、該ストレーナ壁の外面上に
    形成された繊維マットすなわち繊維層を、該ストレーナ
    壁全週に堆積する連続繊維マットより一層容易に分離で
    きるよう該ストレーナ壁の長手方向に連続で円周方向に
    分割する金属薄板からなる複数のウイング又はウイング
    状要素(17)が周方向に間隔を開けて複数個設けられて
    いることを特徴とするストレーナ。
  2. 【請求項2】前記ウイング又はウイング状要素(17)
    が、ストレーナの半径方向に突出し且つ周方向に90度の
    間隔を隔てて配置された長手方向の4個のウイング又は
    ウイング状要素(17)からなることを特徴とする請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】各ウイングが、ストレーナ壁(10)の直径
    すなわち最大断面寸法の25〜75%、好ましくは40〜60
    %、最も好ましくは約50%に等しい幅を有することを特
    徴とする請求の範囲第2項に記載のストレーナ。
  4. 【請求項4】第2導管がチューブ(7)からなり、該チ
    ューブ(7)の、ストレーナ壁(10)に対して同心状に
    配置された開口領域には1組の湾曲ブレード(20)の形
    態をなす回転発生手段(18)が設けられ、湾曲ブレード
    (20)はチューブと、該チューブ内で中央に配置された
    実質的に円錐状の本体(19)との間配置されており、チ
    ューブと前記本体との間の環状ギャップを通って流れる
    水を回転すなわち旋回させてストレーナ壁(10)に対し
    押しやることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれか1項に記載のストレーナ。
  5. 【請求項5】ハウジングは、その一端例えば上端部が閉
    鎖されており、第1導管(4)が反対側の端部に連結さ
    れ、第2導管(7)が第1導管(4)の部分(4′)内
    に同心状に挿入されていることを特徴とする請求の範囲
    第1項〜第4項のいずれか1項に記載のストレーナ。
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CZ (1) CZ140495A3 (ja)
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HU (1) HU217227B (ja)
RU (1) RU2122885C1 (ja)
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