JP3372978B2 - 新規のコンテイナリゼーションシステム及びその中に入れるのに適した組成物 - Google Patents

新規のコンテイナリゼーションシステム及びその中に入れるのに適した組成物

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JP3372978B2
JP3372978B2 JP34478592A JP34478592A JP3372978B2 JP 3372978 B2 JP3372978 B2 JP 3372978B2 JP 34478592 A JP34478592 A JP 34478592A JP 34478592 A JP34478592 A JP 34478592A JP 3372978 B2 JP3372978 B2 JP 3372978B2
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デビツド・ロング
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ローヌ−プーラン・アグロシミ
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D65/38Packaging materials of special type or form
    • B65D65/46Applications of disintegrable, dissolvable or edible materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、危険生成物を含んでは
いるが取り扱い及び環境に関しては安全な新規組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在のところ、最も危険な液体は金属ド
ラム内に貯蔵されるか、又はより少ない量が必要とされ
る場合にはプラスチック容器内に貯蔵されている。
【0003】危険化合物、特に農薬化合物は、種々の組
成物に配合されている。液体組成物は比較的容易に取り
扱うことができるため農業従事者にとって最も便利なも
のである。それにもかかわらず、このような液体組成物
の取り扱いには種々の問題がある。例えば、以前に使用
した容器に穴があいている場合、又はこれらの容器が落
下した場合には、こぼれたり漏れたりする危険がある。
衝撃に絶える安全な容器を使用することができても、例
えば輸送中に事故が起きた場合にはやはり漏洩の危険が
あり、例えば地面にこぼれるなどして液体が急速に失わ
れる可能性がある。
【0004】農業従事者及び輸送業者を含む液体組成物
の取り扱い者並びに環境を保護する配合物及び収容(包
装)システム(containing system)
を実現することはこれまで困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の1つ
は、総ての人間と環境とにとって安全な新規の農薬含有
配合物系(formunlation system
to contain agrochemicals)
を提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、収容システムに入れ
るのが簡単であり且つ農業従事者による取り扱いが容易
である新規の農薬用配合物系(formunlatio
nsystem for agrochemical
s)を提供することにある。本発明の更に別の目的は、
水に容易且つ迅速に溶解し及び/又は分散し得る新規の
農薬用配合物系を提供することにある。
【0007】本発明の更に別の目的は、最小限のスペー
スしか必要としないように最大限に濃縮した新規の農薬
用配合物系を提供することにある。
【0008】本発明の更に別の目的は、農薬のような危
険化合物を含むが汚染の危険はない新規の配合物系を提
供することにある。
【0009】周知のように、農薬はフィルムで形成され
た溶解性の袋(bags)又はサッシェ(sachet
s)に収容し得る。水溶性の袋には種々の活性成分又は
殺虫剤を入れることができる。活性成分は農業従事者の
タンク内で分散できなければならないため、微細に粉砕
した状態を維持すべきである。従って、水溶性の袋には
粉末を収容し得る。しかしながら、このような系にはダ
ストに起因する問題が不可避的に伴う。粉末はまた、袋
に穴があいていると農業従事者にとって厄介な問題を引
き起こし、また製造業者にとっても、袋に詰めるための
取り扱いが厄介である。
【0010】これも周知のことであるが、液体農薬はフ
ィルムで形成された溶解性の袋又はサッシェに収容する
ことができる。農薬の効果を十分に持続させるために
は、噴霧した農薬が洗い流し耐性(wash−off
resistance)を有することが望ましい。
【0011】本発明では目的の1つとして、この洗い流
し耐性の問題を油ベースの配合物によって解決すること
を試みる。しかしながら、多くの活性成分は有機溶剤又
は油中での溶解度が低いために、簡単には配合できな
い。
【0012】活性危険化合物が一般的溶剤中で低い溶解
度を示す場合には、良好な配合物、特に良好なエマルジ
ョン又は乳化濃縮物を得るのは困難である。
【0013】危険化合物の溶解度が低い場合に生じる多
くの問題の中には、安価で簡単に使用できる配合物を得
るのが難しいという問題がある。これは、(溶解度がゼ
ロではないと想定して)配合物を希釈しなければならな
い、従って多量の溶剤及び添加物(界面活性剤その他)
を使用し取り扱うためにコストが増大するからである。
【0014】実質的な希釈に起因する多量の溶剤使用と
いう問題は、懸濁液タイプの配合物、即ち活性成分の少
なくとも一部分が不溶性形態で懸濁状態にあるような配
合物を形成することにより少なくとも部分的に解消し得
る。しかしながら不都合なことに、労働者が危険化合物
に暴露される事態を減少するためにこの種の配合物を水
溶性の袋に収容しようと思うと、全く別の問題にぶつか
る。この問題の原因は、懸濁液を収容している前記タイ
プの包装システムは温度変化に対する感受性が高いとい
う事実にある。温度変化に対する感受性が高いという問
題は、種々の要因に起因している。その1つは、水溶性
の袋が通常は普通の包装用品、例えばドラム等より小さ
く、サイズの小さい包装用品の方が温度変化に対する感
受性が大きいという事実である(カロリーが同じであれ
ば、より多量の物質が存在する時よりも温度の上昇又は
下降が大きくなる)。
【0015】別の問題は、水溶性の袋が(特に衝撃吸収
等の目的で)内部にエアースペースを有するのが好まし
いという事実に起因する。しかしながら、エアースペー
スを有する袋は一般的な包装用品と比べてより多くのエ
ネルギーを太陽から吸収する。その主な理由は、水溶性
の袋の外側容器は、安価な場合には、通常半透明性がよ
り高いからである。エネルギー吸収が大きいという問題
は、懸濁液の使用を妨害し得る。なぜなら、いわゆるオ
ストワルトライプニング(ostwald ripen
ing)が増加する、即ち、貯蔵温度が変化すると固体
懸濁粒子の大きさの望ましくない漸増が生じるからであ
る(この固体懸濁粒子の大きさの望ましくない増加は懸
濁液の望ましくない沈澱を引き起こし得る)。
【0016】本発明の別の目的は、活性成分又は危険化
合物を懸濁形態で収容するのに適した包装を実現するこ
とにある。
【0017】本発明の更に別の目的は、配合物、特に懸
濁液を水溶性の袋に入れた場合でも余り沈澱が起こらな
いようにすることにある。
【0018】本発明の別の目的は、懸濁液を収容してい
る水溶性の袋が、特に貯蔵中に、そして特にエアースペ
ースを有している場合に、温度変化に対して示す感受性
を低下させることにある。
【0019】本発明の別の目的は、例えば殺虫剤、植物
保護剤又は植物成長調節剤等のような農薬を含むための
衝撃吸収配合物系を提供することにある。
【0020】本発明の別の目的は、水中に入れた時に迅
速に溶解又は分散し、一般的溶剤中での溶解度が低い活
性成分に適合する新規の農薬用配合物系を提供すること
にある。
【0021】本発明の別の目的は、殺虫剤の配合におけ
る溶剤の必要量が少なく、従って輸送及び製造の両方で
コストの節減になる配合物系を提供することにある。
【0022】本発明の更に別の目的は、噴霧ノズル又は
噴霧タンクのフィルターの詰まりを起こす危険が少ない
新規の農薬用配合物系を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は以下の説明で明らかに
されよう。本発明のこれらの目的は本発明によって完全
に又は部分的に達成することができる。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に水溶性又
は水分散性の袋を用いてコンテイナリゼーション(co
ntainerization)するのに適しており、
懸濁液形態を有しており、危険化合物及び溶剤を含んで
おり、危険化合物の溶剤中での溶解度が20℃で2%w
/w以下、好ましくは1%以下であり、更に好ましくは
0.75%以下である配合物又は組成物を提供する。
【0025】本発明の組成物は懸濁液形態を有する。こ
の「懸濁液(suspension)」という用語は、
危険化合物が懸濁しただけの状態にある組成物、危険化
合物が部分的に懸濁状態にあり且つ部分的に溶解状態に
ある組成物、並びに溶剤が単相液もしくはエマルジョン
の形態を有する組成物を意味する。最後に挙げた種類の
組成物は、サスポエマルジョン(suspo−emul
sion)と呼ばれ、「懸濁液」の一般的な意味の中に
含まれる。
【0026】前述の組成物は任意に下記の成分も含み得
る:活性成分の溶解度が2%以下の有機溶剤(この用語
には複数種の溶剤の混合物も含まれる)、分散剤、界面
活性剤もしくは乳化剤、シックナー(thickene
r)もしくは増粘剤、その他の添加剤、例えば安定剤、
消泡剤、緩衝剤及び凍結防止剤。
【0027】前述のような本発明の組成物のうちで特に
好ましいのは、下記の成分を1種類以上含み、及び/又
は下記の特徴を1つ以上有する組成物である:液体もし
くはゲルの形態を有する。
【0028】引火点が60℃以上、好ましくは70℃以
上の有機溶剤を含む。
【0029】炭素原子数が10以上、好ましくは14以
上の有機溶剤を含む。
【0030】懸濁粒子の大きさが50ミクロン以下、好
ましくは20ミクロン以下である。
【0031】活性成分(即ち危険化合物)を5〜95
%、より好ましくは15〜80%含む。
【0032】界面活性剤を1〜50%、より好ましくは
2〜15%含む。
【0033】シックナーを0.1〜50%、より好まし
くは1〜10%含む。
【0034】溶剤を0〜80%、より好ましくは3〜7
5%含む。
【0035】他の添加剤(既述)を0〜20%、好まし
くは0.1〜10%含む。
【0036】非イオン系、陰イオン系もしくは陽イオン
系であり得、又はこれらの特性を1つ以上有し得る水溶
性又は水分散性の界面活性剤を含む。
【0037】溶剤(50g)と界面活性アジュバント
(5g)とを100mlの混合物を得るのに十分な量の
水に50℃で加え、この混合物を撹拌して均質懸濁液又
はサスポエマルジョンを形成し、これを目盛り付きシリ
ンダー内で50℃で30分間静置した場合に分離し得る
油性層の量又は沈澱する(従って別個の液相又は固相を
形成する)固体の量が20ml以下でなければならない
という要件を満たす水溶性又は水分散性界面活性剤を含
む。
【0038】水を3重量%以下、好ましくは1重量%以
下含む。
【0039】本発明の液体又はゲルが分散剤を含む場
合、分散剤の量は好ましくは1〜25%、より好ましく
は2〜8%とする。
【0040】本発明で使用し得る溶剤は、液体、好まし
くは非極性溶剤である。使用し得る多くの溶剤のうちで
好ましいのは、分子当たり炭素原子数が8以上、好まし
くは10以上のものである。溶剤は、非限定的具体例と
して、直鎖もしくは分枝鎖のパラフィン系炭化水素もし
くはハロゲン化炭化水素;芳香族もしくはアルキル芳香
族炭化水素もしくはハロゲン化炭化水素;不飽和炭化水
素もしくはハロゲン化不飽和炭化水素;環状もしくはハ
ロゲン化炭化水素;長鎖アルコール及び脂肪アルコール
から選択し得る。しかしながら、好ましいのはパラフィ
ン系炭化水素である。 前述の溶剤類は、本発明の一般
的定義の要件、即ち特定の活性成分/危険化合物につい
て、選択した溶剤中での化合物の溶解度が2%以下であ
るという要件を満たすものであると理解されたい。この
要件が満たされなければ別の溶剤を選択する。
【0041】本発明の特定の特徴の1つとして、本発明
の組成物の成分は、組成物の粘度が50〜30,000
センチポアズ、より好ましくは100〜12,000セ
ンチポアズとなるように選択する(この粘度は、20r
pmで回転する偏平プレート形状の粘度計で測定したブ
ルックフィールド粘度である)。粘度が低ければ、通常
は、使用者(例えば農業従事者)が配合物を水に分散さ
せる操作が容易になる。しかしながら、破損発生時に生
じ得る漏洩を軽減又は防止するためには、粘度が高い方
が好ましい。実用上の観点から言うと、粘度は800〜
10,000センチポアズが好ましい。
【0042】別の特徴として、本発明の組成物は比重が
好ましくは0.8以上、より好ましくは0.9以上であ
る。
【0043】別の特徴として、本発明の組成物の成分
は、組成物の自発性(spontaneity、後で説
明する)が75以下、好ましくは25以下となるように
選択する。
【0044】自発性は次の方法で測定する:配合物1m
lと水99mlとの混合物を150mlガラス管に入
れ、この管に栓をして180°回転させる(逆さにす
る)。配合物を完全に分散させるのに必要な回数を自発
性と呼ぶ。
【0045】界面活性剤とは、20℃で73ダイン/c
mの水の表面張力を実質的に減少させることができる有
機物質をさす。
【0046】本発明で使用し得る界面活性剤は次の群
(非限定的)から選択し得る:アルカノールアミド、酸
化エチレンと脂肪アルコール、脂肪エステルもしくは脂
肪アミン又は置換フェノール(特にアルキルフェノール
もしくはアリールフェノール)との重縮合物;エトキシ
及びプロポキシ基を有するブロックコポリマー;脂肪酸
とグリセロールもしくはグリコールのようなポリオール
とのエステル;多糖類;オルガノポリシロキサン;ソル
ビタン誘導体、スクロースもしくはグルコースのエーテ
ルもしくはエステル;リグノスルホン酸塩;フェニルス
ルホン酸もしくはナフタレンスルホン酸の塩;スルホン
酸ジフェニル;スルホン酸アルキルアリール;スルホン
化脂肪アルコール、アミンもしくはアミド;酸化エチレ
ンと脂肪酸との重縮合物及びそのスルフェートもしくは
スルホネート誘導体;スルホコハク酸もしくはスルホコ
ハクアミド酸エステル塩;タウリン誘導体(特にアルキ
ルタウレート);ベタイン誘導体;アルコールもしくは
酸化エチレン/フェノール重縮合物のリン酸エステル;
並びに前記化合物のスルフェート、スルホネート及びホ
スフェート官能性誘導体。
【0047】「シックナー」又は「増粘剤」とは、活性
成分が不溶性を示すような有機溶剤と50/50w/w
で25℃で混合した(且つ任意に粉砕した)場合に粘度
の高い(thickened)懸濁液を形成できるよう
な活性成分に対応する物質を意味する。本発明で使用す
るシックナーは23℃で液体又は固体であり得、活性成
分と界面活性剤との液体混合物中での溶解度が50℃以
上で10%以下である。また、これらのシックナーは、
固体の場合には、粒度が100ミクロン以下、好ましく
は20ミクロン以下である。
【0048】本発明で使用し得るシックナーは、テトラ
メチルデセンジオール、エトキシル化ジアルキルフェノ
ール、アルキル化クレー、炭酸プロピレン、水素化ヒマ
シ油、エトキシル化植物油、ケイ藻土、スルホコハク酸
ジオクチルナトリウムと安息香酸ナトリウムとの混合
物、ヘキサンジオールとヘキセンジオールとの混合物、
ポリアクリル酸及び安息香酸である。低分子量のポリマ
ーもシックナーとして使用できる。
【0049】本明細書中の「危険物質(hazadrd
ous product)」とは、環境を破壊するか又
は取り扱い者に害を与え得る物質を意味する。
【0050】本発明の好ましい主要特徴の1つとして、
危険物質は、農薬、より具体的には殺虫剤又は植物保護
剤(植物成長調節剤又は植物栄養剤を含む)からなる活
性成分である。
【0051】本発明は特定の農薬には限定されない。本
発明で使用できる多くの農薬又は植物保護剤としては下
記のものが挙げられる:除草剤、例えばアトラジン、ジ
カンバ、ベンタゾン、ブロモキシニル、ブロモキシニル
エステル、シアナジン、フルオメツロン、メトリブジ
ン、スルホメツロン−メチル、プルスート(pursu
it)、イマザキン、ノルフルラゾン、ジフルフェニカ
ン、イソプロツロン、シマジン、リヌロン、アシフルオ
ルフェンもしくはアシフルオルフェンナトリウム、トリ
クロピル、アスラム、アクロニフェン、スルホニルウレ
ア及びトリアルコキシジム;殺虫剤又はダニ駆除剤、例
えばアセフェート、アジノホスメチル、チオジカルブ、
カルバリール、カルボフラン、メタミドホス、フェンブ
タリンオキシド、トリクロルホン、アバメクチン、アル
ジカルブ、マラチオン、及びピレスロイド、例えばα−
サイパメトリン、バシリストリンゲンシス、デラトメト
リン;殺菌剤、例えばクロロタロニル、カプタン、ホセ
チル−Al、マネブ、マンコゼブ、ジネブ、トリジメホ
ン、メタラキシル、イプロジオン、フェナリモル、サル
ファー、キントゼン、銅塩、ビンクロゾリン、チオファ
ネート−メチル、チラム、トリシクラゾル、ジクロラ
ン、ベノミル;植物成長調節剤、例えばチジアズロン、
ジメチピン、エテホン及びメピカット;並びに他の生物
学的殺生物剤及びこれらを混合したもの。
【0052】本発明で使用する分散剤は、1)増粘を起
こさないで沈澱を防止するために材料を十分に微砕に粉
砕することを可能にし、且つ2)キャリヤー液の乳化後
に固体の凝集が起こらないように配合物を水中に適当に
分散させることを可能にする1種類の化合物又は複数の
化合物の混合物である。
【0053】本発明で使用し得る分散剤は次の群(非限
定的)から選択し得る:リグノスルホン酸塩、例えばリ
グノスルホン酸カルシウム、フェニルスルホン酸もしく
はナフタレンスルホン酸の塩;縮合ナフタレンスルホン
酸の塩;酸化エチレンと脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪
エステル、脂肪アミンもしくは置換フェノール(特にア
ルキルフェノールもしくはアリールフェノール)との重
縮合物;スルホコハク酸エステルの塩、例えばスルホコ
ハク酸ナトリウム;タウリン誘導体(特にアルキルタウ
レート);アルコールもしくは酸化エチレン/フェノー
ル重縮合物のリン酸エステル;ポリオールと脂肪酸、硫
酸、スルホン酸もしくはリン酸とのエステル;グリセリ
ルエステル、特にステアリン酸グリセリルのような脂肪
酸とのエステル;リン脂質;レシチン;エチレングリコ
ール等。
【0054】本発明の組成物は公知の方法で製造し得
る。便利な方法の1つは、任意に粉砕及び/又は加熱を
行いながら混合物/組成物の種々の成分を混合し、撹拌
することからなる。組成物の成分はアトランダムに加え
て混合し得、又は所望のゲル特性をより容易にもたらす
種々の方法で加え得る。当業者には公知のように、この
ような添加は、個々の成分の物理的及び化学的性質、そ
の組合わせ並びに所望の最終ゲルに依存し得る。尚、組
成物の成分をゆっくり加えた方が操作が容易なこともあ
る。
【0055】本発明は、前述の組成物を収容した水溶性
又は水分散性の袋からなるコンテイナリゼーションシス
テム(containerization syste
ms)も包含する。
【0056】これらの袋は冷水可溶性(cold wa
ter soluble)であるのが好ましい。冷水可
溶性とは、35℃以下の水中に溶解し得るという意味で
ある。
【0057】本発明の組成物/ゲルを収容し得る前記袋
を構成する包装フィルムの化学的性質は極めて多様であ
り得る。適当な材料は、農薬活性成分の溶解又は分散に
使用される有機溶剤中では不溶性の水溶性(又は水分散
性)材料である。適当な材料の特定具体例としては、酸
化ポリエチレン、例えばポリエチレングリコール;澱粉
及び改質澱粉;アルキル及びヒドロキシアルキルセルロ
ース、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及び
カルボキシメチルセルロース;ポリビニルエーテル、例
えばポリメチルビニルエーテル;ポリ(2,4−ジメチ
ル−6−トリアゾリルエチレン);ポリ(ビニルスルホ
ン酸);ポリ酸無水物;低分子量尿素−ホルムアルデヒ
ド樹脂;低分子量メラミン−ホルムアルデヒド樹脂;ポ
リ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート);ポリアク
リル酸及びその同族体が挙げられるが、包装フィルムは
好ましくはポリビニルアルコール(PVA)を含むか又
はこれで形成する。農薬には、袋の壁を構成する特定の
ポリマーと反応し得るものがある。そのような場合に
は、袋の壁を構成する材料をその農薬に対して不活性の
材料に換える。
【0058】本発明の袋を形成するための好ましい材料
は、酸化ポリエチレン、メチルセルロース又はポリビニ
ルアルコールである。ポリビニルアルコールを使用する
場合は、40〜100%、好ましくは80〜99%アル
コール化した又は加水分解したポリビニルアセテートフ
ィルムが好ましい。
【0059】別の特徴として、本発明の袋には農薬組成
物含有物質を容積の少なくとも60%まで充填し、より
好ましくは少なくとも70%、更に好ましくは80〜9
9%、最も好ましくは85〜95%まで充填する。袋は
容量一杯まで充填しない方がよい。なぜなら、使用され
ない容積部分は耐衝撃性、即ち落下時、輸送時又は貯蔵
時の破損に対する耐性を与えるからである。この容積部
分には空気又は不活性ガスを任意に充填し得る。使用さ
れない容積部分に空気又は不活性ガスが存在しない方が
耐衝撃性は高くなる。しかしながら、容積の非使用部分
をどの程度にするか、又は空気もしくは不活性ガスを充
填するのか否かを決定する時は、耐衝撃性の利点と、耐
衝撃性の必要及びそのためのコストとのバランスをとる
ようにしなければならない。例えば、袋を衝撃吸収容器
内に入れて貯蔵及び/又は輸送する場合には、容積の一
部分を使用せずに残すことはそれほど重要ではない。
【0060】水溶性の袋を製造するのに使用される水溶
性フィルムは公知である。袋を形成するためはフィルム
を成形する必要があり(場合によっては部分的にシール
する)、その後危険化合物含有組成物を充填する。充填
した袋は最終的に密閉すべく、通常はヒートシールによ
ってシールする。
【0061】
【実施例】本発明がより良く理解されるように、以下に
非限定的実施例を挙げる。
【0062】これらの実施例では、ブルックフィールド
粘度を前述のように20rpmで回転する偏平プレート
形状のブルックフィールド粘度計で測定した。
【0063】エマルジョンの安定性は次の方法で評価し
た:150ml管内で配合物1mlを水99mlと混合
する。この管を1秒当たり1回完全転倒する速度で10
回逆さにする。24時間後の相の相対量を読み取ること
によりエマルジョンの安定性を評価する。エマルジョン
の安定性の評価段階は次の通りである:エマルジョン
(乳様の相)の量が全体の98〜100%(v/v)を
占め、残りがクリーム状又は低粘度物質相(thin)
の場合は「優」、エマルジョンの量が全体の90〜98
%(v/v)を占め、残りが主にクリームであって、低
粘度物質が5ml以下の場合には「良」;エマルジョン
の量が全体の70〜90%(v/v)を占め、残りがク
リーム又は低粘度物質の場合は「可」;エマルジョンが
全体の70%(v/v)以下の場合は「不可」。
【0064】自発性は次の方法で評価する:配合物1m
lと水99mlとの混合物を150mlガラス管(直径
22mm)に入れ、この管を180°転倒させる(逆さ
にする)。配合物の完全な分散に要する転倒回数を自発
性と称する。
【0065】以下の実施例では下記の一般的方法を使用
した。
【0066】水溶性の袋の製造に使用した水溶性フィル
ムは公知のものである。袋を製造するためにフィルムを
成形し、部分的にシールし、次いで本発明の組成物を充
填した。これらの組成物は、高粘度に起因して速度が遅
くても、通常は流動性である。組成物を充填した袋は最
終的にヒートシールで密閉する。
【0067】懸濁液濃縮物は、適当な粒度が得られるま
でせん断及び/又は粉砕(アトリッションミル粉砕)を
行いながらキャリヤー及び添加物を加えることによって
調製した。次いで、界面活性剤及び活性成分を加え、混
合した。
【0068】実施例1 下記の成分を下記の割合で使用する。
【0069】
【表1】成分 名称 有機キャリヤー パラフィン油 45.3 親有機性クレー シックナー 2.0 活性剤 メタノール 0.7 分散剤 レシチン 7.0 分散剤 アルキルナフタレンスルホネート 2.5 活性成分 チオジカルブ 37.5 界面活性剤 ジオクチルスルホスクシネート 5.0 前記成分を混合した。この混合物の粘度は約1000セ
ンチポアズであった。3回の転倒後に分散水が得られ
た。この配合物を、水に分散できる水溶性ポリビニルア
ルコールフィルムで包装した。
【0070】この袋を地上1.2mの高さから10回落
下させた。破損又は漏洩は観察されなかった。
【0071】ポンプ循環によって得られるような穏やか
な撹拌下の水を収容しているタンクに前記袋を入れた。
この袋は3分以内に分散した。100メッシュのスクリ
ーンからなるフィルターに詰まりは生じなかった。
【0072】同様にして形成した別の袋をピンホール防
護について試験した。袋に針(直径0.6mm)を通し
た。針を通した跡に小滴が形成されたが、この小滴は袋
から落下するには小さ過ぎたため、袋に沿って流れるこ
とはなかった。
【0073】実施例2 下記の成分に基づいて混合物を調製した(化合物の割合
は%w/wで示した)。
【0074】
【表2】 石油炭化水素 47.54 親有機性クレー 1.69 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.56 レシチン 5.83 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2.14 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.75 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.75 工業用チオジカルブ(94.4%) 32.74 100.00 親有機性クレーを増粘するまでメタノール、水及び炭化
水素でせん断した。この材料にレシチンを加えて希釈し
た。アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムを加え、
次いで界面活性剤、EDTA、リン酸アンモニウム及び
活性成分を加えた。この配合物を、最大粒度が30ミク
ロン以下になるまで水平ビーズミルで粉砕した。この配
合物のブルックフィールド粘度は300センチポワズで
あった。この物質10gを、厚さ40ミクロンのポリビ
ニルアルコールフィルムで形成した約4cm×2.5c
mの水溶性袋に封入した。前記フィルム材料の加水分解
度は93%であった。50日間貯蔵した後、袋を地上
1.3mの高さから落として試験したところ、破損は見
られなかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散
性を評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容
器に袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は3
分後に破れ、撹拌下で5分10秒後に、農業用混合タン
クで見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0075】実施例3 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0076】
【表3】 石油炭化水素 45.9560 親有機性クレー 1.3320 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.4440 レシチン 5.7720 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2.2200 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7641 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7181 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9528 EDTA 0.9528 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4764 工業用2,4−D酸(98%) 32.4120 100 この配合物を最大粒度が20ミクロンになるまで粉砕し
た。この配合物のブルックフィールド粘度は1200セ
ンチポワズであった。この材料10gを実施例2と同じ
袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.3m
の高さから落として試験したところ、破損は見られなか
った。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を評価
した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に袋を
入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2.5分後
に破れ、撹拌下で5分後に、農業用混合タンクで見られ
るであろうように、溶液が均質状になった。
【0077】実施例4 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0078】
【表4】 石油炭化水素 53.3850 親有機性クレー 1.0951 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3650 レシチン 4.7456 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.8252 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7602 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7952 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9500 EDTA 0.9520 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4760 工業用チラム 26.6490 100 この配合物を最大粒度が28ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は150
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2.5
分後に破れ、撹拌下で50分後に、農業用混合タンクで
見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0079】実施例5 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0080】
【表5】 石油炭化水素 55.8880 親有機性クレー 1.0177 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3392 レシチン 4.4102 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.6962 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7631 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7388 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9526 EDTA 0.9526 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4763 工業用アトラジン(97〜98%) 24.7650 100 この配合物を最大粒度が38ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は250
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2分4
0秒後に破れ、撹拌下で5.5分後に、農業用混合タン
クで見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0081】実施例6 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0082】
【表6】 石油炭化水素 50.8930 親有機性クレー 1.1748 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3916 レシチン 5.0909 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.9580 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7619 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7619 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9524 EDTA 0.9524 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4762 工業用ダコニル(96%) 28.5870 100 この配合物を最大粒度が30ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は100
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2分3
5秒後に破れ、撹拌下で6分後に、農業用混合タンクで
見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0083】実施例7 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0084】
【表7】 石油炭化水素 53.4210 親有機性クレー 1.0959 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3653 レシチン 4.7489 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.8265 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7635 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7304 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9527 EDTA 0.9527 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4763 工業用ブロモキシニル酸(99.65%) 26.6670 100 この配合物を最大粒度が46ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は500
センチポワズであった。この物質10gを実施例2と同
じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.3
mの高さから落として試験したところ、破損は見られな
かった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を評
価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に袋
を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2分50
秒後に破れ、撹拌下で4.5分後に、農業用混合タンク
で見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0085】実施例8 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0086】
【表8】 石油炭化水素 52.8950 親有機性クレー 1.1104 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3701 レシチン 4.8116 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.8506 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7598 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.8039 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9520 EDTA 0.9520 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4760 サルファーusp 27.0190 100 この配合物を最大粒度が50ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は600
センチポワズであった。この物質10gを実施例2と同
じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.3
mの高さから落として試験したところ、破損は見られな
かった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を評
価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に袋
を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は3分後に
破れ、撹拌下で5.5分後に、農業用混合タンクで見ら
れるであろうように、溶液が均質状になった。
【0087】実施例9 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0088】
【表9】 石油炭化水素 45.2290 親有機性クレー 1.3109 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.4370 レシチン 5.6807 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2.1849 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.6887 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.6829 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9377 Ganex v216 1.5421 EDTA 0.9377 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4689 工業用ホセチル−al(97%) 31.8990 100 この配合物を最大粒度が35ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は200
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は3分1
0秒後に破れ、撹拌下で5分20秒後に、農業用混合タ
ンクで見られるであろうように、溶液が均質状になっ
た。 施例10 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0089】
【表10】 石油炭化水素 50.8440 親有機性クレー 1.1754 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.3918 レシチン 5.0934 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.9590 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.7603 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.7946 酸化エチレン−酸化プロピレンコポリマー 0.9498 EDTA 0.9498 二塩基性リン酸アンモニウム 0.4805 工業用グリホセート酸(89.2%) 28.6010 100 この配合物を最大粒度が38ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は500
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。50日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。50日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2分3
5秒後に破れ、撹拌下で6.5分後に、農業用混合タン
クで見られるであろうように、溶液が均質状になった。
【0090】実施例11 下記の成分を用いて実施例2と同じ方法で混合物を調製
した。
【0091】
【表11】 脂肪酸メチルエステル 55.29 親有機性クレー 2.13 メタノール/水、95:5v/v混合物 0.68 レシチン 5.53 アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2.04 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 4.75 エトキシル化プロポキシル化ノニルフェノール 4.75 工業用チオジカルブ(94.4%) 32.74 アルキルポリビニルピロリドン 5.00 100 この配合物を最大粒度が30ミクロン以下になるまで粉
砕した。この配合物のブルックフィールド粘度は150
0センチポワズであった。この物質10gを実施例2と
同じ袋に封入した。40日間貯蔵した後、袋を地上1.
3mの高さから落として試験したところ、破損は見られ
なかった。40日後に袋を水中に入れ、材料の分散性を
評価した。農業用混合タンクをシミュレートした容器に
袋を入れ、最初は極めて穏やかに撹拌した。袋は2分5
0秒後に破れ、撹拌下で5分20秒後に、農業用混合タ
ンクで見られるであろうように、溶液が均質状になっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−192301(JP,A) 特開 昭50−98952(JP,A) 特許2538085(JP,B2) 特許2520811(JP,B2) 特許2521208(JP,B2) 特公 平8−22802(JP,B2) 特表 平5−500507(JP,A) 米国特許4698362(US,A) 欧州特許出願公開449773(EP,A 1) 英国特許出願公開922317(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/84 B65D 65/46 G21F 9/00 A01C 15/00

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性又は水分散性の袋に入れられた水
    分散性有機組成物を含むコンテイナリゼーションシステ
    ムであって、前記組成物が75以下の自発性と0.8以
    上の比重、及び50ミクロン以下の粒度を有する粒子の
    懸濁液形態を有し且つ危険化合物及び有機溶剤を含んで
    おり、有機溶剤中での危険化合物の溶解度が20℃で2
    % w/w以下であり且つ袋の材料は有機溶剤に不溶
    性であり、袋の非使用容積部分が空気又は不活性ガスを
    含まないコンテイナリゼーションシステム。
  2. 【請求項2】 有機溶剤中での危険化合物の溶解度が2
    0℃で1 % w/w以下である請求項1に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
  3. 【請求項3】 袋が冷水可溶性であり、危険化合物が農
    薬、殺虫剤又は植物保護剤である請求項1又は2に記載
    のコンテイナリゼーションシステム。
  4. 【請求項4】 有機溶剤中での危険化合物の溶解度が2
    0℃で0.75 %w/wである請求項3に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
  5. 【請求項5】 分散剤、界面活性剤又は乳化剤、シック
    ナー、又は増粘剤、及び/又は他の添加剤を含む組成物
    を含んでいる請求項1から4のいずれか一項に記載のコ
    ンテイナリゼーションシステム。
  6. 【請求項6】 他の添加剤が安定剤、消泡剤、緩衝剤及
    び/又は凍結防止剤を含んでいる請求項5に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
  7. 【請求項7】 有機溶剤の引火点が60℃以上である請
    求項1から6のいずれか一項に記載のコンテイナリゼー
    ションシステム。
  8. 【請求項8】 有機溶剤の引火点が70℃以上である請
    求項7に記載のコンテイナリゼーションシステム。
  9. 【請求項9】 懸濁粒子の粒度が20ミクロン以下であ
    る請求項1から8のいずれか一項に記載のコンテイナリ
    ゼーションシステム。
  10. 【請求項10】 袋が10gの懸濁液形態の組成物を含
    む請求項1から9のいずれか一項に記載のコンテイナリ
    ゼーションシステム。
  11. 【請求項11】 組成物が、5〜95%の危険化合物も
    しくは農薬と、1〜50%の界面活性剤と、0.1〜5
    0%のシックナーと、80%以下の有機溶剤と、20%
    以下の他の添加剤とを含んでいる請求項5から10のい
    ずれか一項に記載のコンテイナリゼーションシステム。
  12. 【請求項12】 組成物が、15〜80%の危険化合物
    もしくは農薬と、2〜15%の界面活性剤と、1〜10
    %のシックナーと、3〜75%の有機溶剤と、0.1〜
    10%の他の添加剤とを含んでいる請求項11に記載の
    コンテイナリゼーションシステム。
  13. 【請求項13】 1〜25%の分散剤を含む組成物を含
    んでいる請求項1から12のいずれか一項に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
  14. 【請求項14】 2〜8%の分散材を含む組成物を含ん
    でいる請求項14に記載のコンテイナリゼーションシス
    テム。
  15. 【請求項15】 有機溶剤(50g)と界面活性アジュ
    バント(5g)とを100mlの混合物を得るのに十分
    な量の水に50℃で加え、この混合物を撹拌して均質懸
    濁液又はサスポエマルジョンを形成し、これを目盛り付
    きシリンダー内で50℃で30分間静置した場合に分離
    し得る油性層の量又は沈殿する(従って別個の液相又は
    固相を形成する)固体の量が20ml以下でなければな
    らないという要件を満たす水溶性又は水分散性界面活性
    剤を含む組成物を含んでいる請求項1から14のいずれ
    か一項に記載のコンテイナリゼーションシステム。
  16. 【請求項16】 水を3重量%以下含む組成物を含んで
    いる請求項1から15のいずれか一項に記載のコンテイ
    ナリゼーションシステム。
  17. 【請求項17】 水を1重量%以下含む組成物を含んで
    いる請求項16に記載のコンテイナリゼーションシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 粘度が50〜30000センチポアズ
    である組成物を含んでいる請求項1から17のいずれか
    一項に記載のコンテイナリゼーションシステム。
  19. 【請求項19】 粘度が100〜12000センチポア
    ズである組成物を含んでいる請求項18に記載のコンテ
    イナリゼーションシステム。
  20. 【請求項20】 粘度が800〜10000センチポア
    ズである組成物を含んでいる請求項19に記載のコンテ
    イナリゼーションシステム。
  21. 【請求項21】 25以下の自発性を有する組成物を含
    んでいる請求項1から20のいずれか一項に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
  22. 【請求項22】 水溶性袋を構成する包装フィルムが、
    酸化ポリエチレン、ポリエチレングリコール;澱粉及び
    改質澱粉;アルキル及びヒドロキシアルキルセルロー
    ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
    ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシ
    メチルセルロース;ポリビニルエーテル、ポリメチルビ
    ニルエーテル;ポリ(2,4−ジメチル−6−トリアゾ
    リルエチレン);ポリ(ビニルスルホン酸);ポリ酸無
    水物;低分子量尿素−ホルムアルデヒド樹脂;ポリ(2
    −ヒドロキシエチルメタクリレート);ポリアクリル酸
    及びその同族体;及びポリビニルアルコールから選択し
    たポリマーである請求項1から21のいずれか一項に記
    載のコンテイナリゼーションシステム。
  23. 【請求項23】 水溶性袋を構成する包装フィルムが、
    酸化ポリエチレン、メチルセルロース又はポリビニルア
    ルコールである請求項1から22のいずれか一項に記載
    のコンテイナリゼーションシステム。
  24. 【請求項24】 水溶性袋を構成する包装フィルムが、
    40〜100%アルコール化した又は加水分解したポリ
    ビニルアセテートフィルムである請求項23に記載のコ
    ンテイナリゼーションシステム。
  25. 【請求項25】 水溶性袋を構成する包装フィルムが、
    80〜99%アルコール化した又は加水分解したポリビ
    ニルアセテートフィルムである請求項24に記載のコン
    テイナリゼーションシステム。
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