JP3372775B2 - 額縁形状コイルの製造方法 - Google Patents
額縁形状コイルの製造方法Info
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Description
形状に組み合わせて構成する額縁形状コイルの製造方法
に関する。
合面をTig(タングステンアーク)溶接で接続して1
ターンとし、これを複数ターン接続して構成する額縁形
状コイルは、例えば、回転電機の回転子コイルや固定子
コイルなどに使用されている。
数ターンの額縁形状コイルを製造する場合には、矩形状
銅板を額縁形状に組合せるための搬送作業や溶接後の額
縁形状コイルの搬送作業が頻繁に繰り返され、場合によ
っては数百回の搬送作業を行わなければならない。ま
た、矩形状銅板を額縁形状に組合わせて、接合面をTi
g溶接で接続して複数ターンの額縁形状コイルを製造す
るためには溶接箇所が数百箇所にもなる。
合面をTig溶接で接続した場合には、溶接部の厚さを
銅板の厚さと同じかそれより少し薄くなるようにグライ
ンダーやヤスリなどを使用して削りながらの仕上げが必
要になる。そして、複数ターンの額縁形状コイルを製造
するためには仕上げ作業が数百箇所にもなる。
接合面の内側角部に対しては運転中の応力を緩和する為
にR形状にする必要があり、やはりグラインダーやヤス
リなどを使用しての削りながらの仕上げが必要となり、
また、接合面の外側には溶接時に生じた突起部があるの
で、これもやはりグラインダーやヤスリなどを使用して
の削りながらの仕上げが必要となる。従って、この場合
にも複数ターンの額縁形状コイルを製造するためには仕
上げ作業が数百箇所にもなる。
しての削りながらの仕上げ作業は、労力を要する一方、
この成形作業によって形成される額縁形状コイルの溶接
部の信頼性と仕上げ加工の精度が回転電機の特性に大き
く影響するため、この成形作業は重要で、且つ、熟練を
要することになる。
する場合、4枚の矩形状銅板を額縁形状に配置して4箇
所のうち、3箇所を溶接し1ターンの額縁形状コイルを
製造する工程、溶接部の仕上げ工程、最後に額縁形状コ
イルのターン間溶接を行う工程が必要になるが、従来で
は各工程で別々の作業台、設備、工具を必要とする為
に、広い作業スペースが必要でさらに各工程間の搬送作
業が必要となっていた。しかも、これらの作業は、多品
種、多工程の為に自動化が困難であり、手作業が中心で
熟練を要していた。
実現でき、これにより額縁形状コイルを製造するための
作業性を向上でき、また、全体的にコンパクトになり、
必要スペースも最小限に抑えることができる額縁形状コ
イルの製造方法を提供する。
4枚の矩形状銅板を額縁形状に組み合わせ、この3箇所
の接合面を溶接で接続して1ターンとし、これを複数タ
ーン分溶接して額縁形状コイルを製造する額縁形状コイ
ルの製造方法において、先ず、4枚の矩形状銅板を、銅
板搬送用エンドエフェクタを取付けた第1のマニュプレ
ータで1枚ずつ吸着して第1の溶接架台装置に搬送し、
額縁形状に組み合わせ、続いて、溶接ハンドを取付けた
第2のマニュプレータを駆動して溶接ハンドにより第1
の溶接架台装置に載置した4枚の矩形状銅板における3
箇所の接合面を溶接して1ターンの額縁形状コイルを形
成し、続いて、形成した1ターンの額縁形状コイルを、
額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタを取付けた第1
のマニュプレータで吸着して切削加工機に搬送してこの
切削加工機の台上に載置し、続いて、切削加工機におい
て上下2本のエンドミルカッタを使用して1ターンの額
縁形状コイルにおける各溶接部の両面、角部内側及び外
部に形成された溶接突起部を切削加工して仕上げを行
い、続いて、切削加工を終了した1ターンの額縁形状コ
イルを、額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタを取付
けた第1のマニュプレータで吸着して第2の溶接架台装
置に搬送し、この第2の溶接架台装置において複数の1
ターン額縁形状コイルを積層載置し、続いて、溶接ハン
ドを取付けた第2のマニュプレータを駆動して溶接ハン
ドにより第2の溶接架台装置に積層載置した1ターン額
縁形状コイルの接合部間の溶接を行い、複数ターンから
なる額縁形状コイルを製造することにある。
縁形状の製造方法において、第1のマニュプレータに取
付けた額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタからエア
ーを吹き出して銅粉等の異物を吹き飛ばすことにある。
載の額縁形状の製造方法において、第1の溶接架台装置
に載置された4枚の矩形状銅板は内側基準ブロックによ
って接合位置が内側から基準位置に位置決めされて額縁
形状に組み合わされ、内側基準ブロックは形成した1タ
ーンの額縁形状コイルを切削加工機に搬送するときには
基準位置から内側に移動し、搬送後は元の基準位置に復
帰することにある。
載の額縁形状の製造方法において、第1の溶接架台装置
に載置された4枚の矩形状銅板は外側基準ブロックによ
って接合位置が外側から基準位置に位置決めされて額縁
形状に組み合わされ、外側基準ブロックは形成した1タ
ーンの額縁形状コイルを切削加工機に搬送するときには
基準位置から外側に移動し、搬送後は元の基準位置に復
帰することにある。
いずれか一つ記載の額縁形状の製造方法において、第1
の溶接架台装置に載置した4枚の矩形状銅板における3
箇所の接合面を溶接して1ターンの額縁形状コイルを形
成するとき第1の溶接架台装置における接合面が位置す
る部位の内部に冷却水を循環させ、また、第2の溶接架
台装置に積層載置した1ターン額縁形状コイルの接合部
間の溶接を行い複数ターンからなる額縁形状コイルを製
造するとき第2の溶接架台装置における接合部が位置す
る部位の内部に冷却水を循環させることにある。
いずれか一つ記載の額縁形状の製造方法において、切削
加工機は、台上において額縁形状コイルを基準位置に固
定するための基準ブロックの1つを固定して原点位置と
し、この原点位置の基準ブロックを除く他の基準ブロッ
クを基準位置よりも内側に移動させた状態で額縁形状コ
イルを台上に載置し、その後、前記他の基準ブロックを
基準位置に戻して前記額縁形状コイルの基準位置への位
置決めを行い、切削加工の終了後、前記他の基準ブロッ
クを基準位置よりも内側に移動させることにある。
縁形状の製造方法において、切削加工機は、原点位置に
溶接部の1箇所目が位置するように額縁形状コイルを固
定し、この状態で、額縁形状コイルの銅材の板厚より厚
くなった溶接部の原点位置にある1箇所目を各エンドミ
ルカッタにより上下から同時に銅材の板厚と同じ板厚に
なるように切削加工し、さらに、各エンドミルカッタの
一方又は両方で溶接部内側の角部をR形状に切削加工す
るとともに溶接部外側の溶接突起部を切削加工し、1箇
所目の切削加工が終了すると、続いて、各エンドミルカ
ッタを額縁形状コイルの幅寸法だけ移動させて溶接部の
2箇所目を各エンドミルカッタにより上下から同時に銅
材の板厚と同じ板厚になるように切削加工し、さらに、
各エンドミルカッタの一方又は両方で溶接部内側の角部
をR形状に切削加工するとともに溶接部外側の溶接突起
部を切削加工し、2箇所目の切削加工が終了すると、続
いて、各エンドミルカッタを1箇所目の切削加工を行っ
た原点位置に復帰させ、その後、第1のマニュプレータ
により額縁形状コイルを溶接部の3箇所目が原点位置に
合うように180度反転してから、溶接部の3箇所目を
各エンドミルカッタにより上下から同時に銅材の板厚と
同じ板厚になるように切削加工し、さらに、各エンドミ
ルカッタの一方又は両方で溶接部内側の角部をR形状に
切削加工するとともに溶接部外側の溶接突起部を切削加
工して額縁形状コイルに対する一連の切削加工を終了す
ることにある。
を参照して説明する。図1は装置全体の構成を示す斜視
図で、1は第1のマニュプレータを構成する第1の多関
節ロボット、2は第2のマニュプレータを構成する第2
の多関節ロボット、3は1ターンの額縁形状コイルを形
成するために4枚の矩形状銅板を載置する第1の溶接架
台装置、4は前記第1の溶接架台装置3にて形成した1
ターンの額縁形状コイルの各溶接部を仕上げのために切
削加工する切削加工機、5は前記切削加工機4により切
削加工した後の額縁形状コイルの各ターン間の溶接を行
うために各額縁形状コイルを積層載置する第2の溶接架
台装置である。
置しており、この周りの所定の位置に多品種の矩形状銅
板6,6,…を配置し、これと180度反対側に前記第
1の溶接架台装置3を配置し、また、90度横に前記切
削加工機4を配置し、これと180度反対側に前記第2
の溶接架台装置5を配置し、さらに、前記第1の溶接架
台装置3と第2の溶接架台装置5との間の側壁7の上部
に前記第2の多関節ロボット2を横向きに配置してい
る。
すように、正方形の取付け座8の中心に立設されてい
る。すなわち、前記取付け座8の中心に上端がU字状の
第1軸1aを矢印A1で示す方向に回動自在に設け、こ
の第1軸1aの上端U字部に上端がU字状の第2軸1b
の中間部を前記第1軸1aの上端を軸として矢印A2で
示す方向に回動自在に設けている。なお、前記第2軸1
bの下端部は前記第1軸1aのU字部内に位置してい
る。
cの中間部を矢印A3で示す方向に揺動自在に設けてい
る。前記第3軸1cの先端部には矢印A4で示すように
第3軸1cの円周方向に回転する第4軸1dを設け、こ
の第4軸1dの先端にはさらに矢印A5で示すように第
4軸1dと直交する方向に回転する第5軸1eを設けて
いる。そして、前記第5軸1eの下端にマニュプレータ
ハンドを取付けるようになっている。この第5軸1eの
下端に取付けるマニュプレータハンドとしては、図3の
(a) に示す矩形状銅板6を搬送するための第1の吸着具
9aを取付けた銅板搬送用エンドエフェクタ9と、図3
の(b) に示す1ターンの額縁形状コイル10を搬送する
ための第2の吸着具11aを取付けた額縁形状コイル搬
送用エンドエフェクタ11があり、両者は交換自在にな
っている。前記銅板搬送用エンドエフェクタ9に第1の
吸着具9aで吸着した矩形状銅板6とこの銅板の載置面
との間隔を検出する検出器を設け、この検出器出力を後
述するロボットコントローラの供給するようになってい
る。前記額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタ11の
第2の吸着具11aにはエアー吹出し口が設けられてい
る。
座8に接続したケーブル12を介して第1のロボットコ
ントローラ13に接続され、このコントローラ13によ
り各軸1a〜1eが駆動制御されるようになっている。
すように、側壁7に固定した支持台13の上に取付けた
正方形の取付け座14の中心に横向きに立設されてい
る。すなわち、前記取付け座14の中心に上端がU字状
の第1軸2aを矢印B1で示す方向に回動自在に設け、
この第1軸2aの上端U字部に上端がU字状の第2軸2
bの中間部を前記第1軸2aの上端を軸として矢印B2
で示す方向に回動自在に設けている。なお、前記第2軸
2bの下端部は前記第1軸2aのU字部内に位置してい
る。
cの中間部を矢印B3で示す方向に揺動自在に設けてい
る。前記第3軸2cの先端部には矢印B4で示すように
第3軸2cの円周方向に回転する第4軸2dを設け、こ
の第4軸2dの先端にはさらに矢印B5で示すように第
4軸2dと直交する方向に回転する第5軸2eを設けて
いる。そして、前記第5軸2eの下端にTig溶接のた
めの溶接ハンド15を取付けている。
座14に接続したケーブル16を介して第2のロボット
コントローラ17に接続され、このコントローラ17に
より各軸2a〜2eが駆動制御されるようになってい
る。
ように、溶接前の4枚の矩形状銅板6の内側の角部を基
準位置に固定する位置決め用の内側基準ブロック3a,
3b,3c,3dを設けている。そして、前記各内側基
準ブロック3a,3b,3c,3dの内の基準ブロック
3aを原点位置の基準ブロックとして固定し、残りの基
準ブロック3b,3c,3dを基準位置から内側に移動
可能になっている。すなわち、前記第1の溶接架台装置
3は、前記第1の多関節ロボット1により4枚の矩形状
銅板6が搬送されてセットされるときには各内側基準ブ
ロック3a,3b,3c,3dを基準位置にして各矩形
状銅板6の位置決めを行う。そして、各内側基準ブロッ
ク3a,3b,3c,3dによって位置決めされた4枚
の矩形状銅板6に対して前記第2の多関節ロボット2は
溶接ハンド15を制御して4箇所の接合面6a,6b,
6c,6dのうちの3箇所の接合面6a,6b,6cを
溶接して1ターンの額縁形状コイルを製造する。
ロック3a以外の基準ブロック3b,3c,3dが基準
位置から内側に例えば約10mm程度移動する。この状
態で前記第1の多関節ロボット1はエンドエフェクタ1
1を使用してこの額縁形状コイルを次段の前記切削加工
機4に搬送することになる。そして、搬送が開始される
と各基準ブロック3b,3c,3dは基準位置に復帰す
ることになる。
基準ブロック3b,3c,3dの移動、復帰の動作をコ
ントローラに制御されて自動的に行うようになってい
る。また、前記第1の溶接架台装置3は、前記各基準ブ
ロック3a,3b,3c,3dで位置決めされる基準位
置に4枚の矩形状銅板6がセットされると、これらの矩
形状銅板6を基準位置に固定するため、外側から横押し
クランプ18で押しつけ、さらに、エアーシリンダ方式
のトグルクランプ19で上部から押圧するようになって
いる。これら各クランプ18,19は第2の多関節ロボ
ット2による溶接が終了すると、自動的に解放されるよ
うになっている。これら横押しクランプ18及びトグル
クランプ19の動作もコントローラで制御されるように
なっている。
に示すように、溶接する接合面6aが位置するベース2
0の内部に、例えばφ8程度の孔をU字形状あるいは蛇
行状に貫通させ、パイプ21a,21bを介してこの孔
内に冷却水を循環させ、溶接時の発熱を抑える構造とな
っている。なお、前記ベース20には前記トグルクラン
プ19が取付けられている。ここでは溶接する接合面6
aが位置するベース20について図示したが他の溶接す
る接合面6b,6cが位置するベース20についても同
様の構成になっている。このようにして各溶接する接合
面6a,6b,6cが位置するすべてのベース20に冷
却水を循環させている。
ものもあり、溶接する接合面が第2の多関節ロボット2
の溶接可能範囲から外れる場合があるので、前記第1の
溶接架台装置3は装置全体が1000mm程度自動走行
可能になっており、溶接する接合面が第2の多関節ロボ
ット2の溶接可能範囲から外れる場合には装置全体を多
関節ロボット2に近付けることができるようになってい
る。
前記第1の溶接架台装置3から前記第1の多関節ロボッ
ト1によって搬送される1ターンの額縁形状コイル10
を載置する台22と、この台22の一端側に上下に2本
のエンドミルカッタ23、24を取付けた切削機構25
を設けている。すなわち、図9に示すように、エンドミ
ルカッタ23は台10に載置した額縁形状コイル10の
上側に位置し、エンドミルカッタ24は額縁形状コイル
10の下側に位置することになる。前記切削機構25を
ケーブル26を介して切削機構コントローラ27に接続
し、このコントローラ27により切削機構25を駆動制
御するようになっている。
ンドミルカッタ22、23を矢印A41に示すように駆
動して額縁形状コイル10の銅板6の板厚より厚くなっ
た溶接部10aを上下面同時に切削加工して矩形状銅板
6の板厚と略同じ厚さにする。また、この切削加工後、
下側のエンドミルカッタ24が100mm程度下降し、
この状態で上側のエンドミルカッタ23が額縁形状コイ
ル10の角部内側10bをR形状に切削加工し、さら
に、溶接部外側に形成された溶接突起部10cを矢印B
41で切削加工して原点位置にある1箇所目の溶接部の
切削加工を終了する。
エンドミルカッタ23,24は、2箇所目の溶接部の切
削加工を行う為に幅方向の所定位置に移動し、1箇所目
の切削加工と同様に2本のエンドミルカッタ22、23
を同時に駆動して2箇所目の溶接部を上下面同時に切削
加工して矩形状銅板6の板厚と略同じ厚さにし、また、
上側のエンドミルカッタ23で額縁形状コイル10の角
部内側をR形状に切削加工し、さらに、溶接部外側に形
成された溶接突起部を切削加工して2箇所目の溶接部の
切削加工を終了する。
と、3箇所目の溶接部を各エンドミルカッタ23,24
で切削加工できるように前記第1の多関節ロボット1を
駆動して台上の額縁形状コイル10を180度回転させ
る。この180度回転により3箇所目の溶接部は最初の
1箇所目の溶接部と同様の原点位置にくるので、この状
態で同様に2本のエンドミルカッタ22、23を同時に
駆動して3箇所目の溶接部を上下面同時に切削加工して
矩形状銅板6の板厚と略同じ厚さにし、また、上側のエ
ンドミルカッタ23で額縁形状コイル10の角部内側を
R形状に切削加工し、さらに、溶接部外側に形成された
溶接突起部を切削加工して3箇所目の溶接部の切削加工
を終了する。こうして、1ターンの額縁形状コイル10
に対する仕上げが終了することになる。
額縁形状コイル10を基準位置に固定するために角部の
4箇所に内側基準ブロックを配置し、このうちの1つを
原点位置として固定し、他を内側に例えば10mm程度
移動可能になっている。すなわち、原点位置以外の内側
基準ブロックは、1箇所目と2箇所目の溶接部を切削加
工するまでは原点位置の内側基準ブロックと同様に基準
位置にあって額縁形状コイル10の位置決めを行い、2
箇所目の溶接部の切削加工が終了すると、内側に10m
m程度移動する。この状態で、第1の多関節ロボット1
が額縁形状コイル10を吸着して持上げ180度回転し
た後基準位置に戻す。そして、原点位置以外の内側基準
ブロックは元の基準位置に復帰して額縁形状コイル10
を基準位置に固定するようになっている。この原点位置
以外の内側基準ブロックの移動制御も前記切削機構コン
トローラ27が行うようになっている。
すように、前記切削加工機4で切削加工された1ターン
の額縁形状コイル10を積層載置する台28と、この台
28に積層された額縁形状コイル10の非接合部の一端
を前回にすでに積層された額縁形状コイル10の非接合
部の他端を溶接により接合するために、すなわち、2つ
の額縁形状コイル10のターン間を溶接により接合する
ために、このターン間の接合部を載せるベース29と、
この接合部をベース29上に固定するクランプ(図示せ
ず)を設け、2つの額縁形状コイル10のターン間が前
記ベース29上の基準位置に固定されると、前記第2の
多関節ロボット2の溶接ハンド15が駆動してこのター
ン間を溶接により接合するようになっている。
台装置3のベース20と同様に、内部に例えばφ8程度
の孔をU字形状あるいは蛇行状に貫通させ、パイプを介
してこの孔内に冷却水を循環させ、溶接時の発熱を抑え
る構造となっている。また、この第2の溶接架台装置5
も前記第1の溶接架台装置3と同様に装置全体が100
0mm程度自動走行可能になっており、溶接するターン
間が第2の多関節ロボット2の溶接可能範囲から外れる
場合には装置全体を多関節ロボット2に近付けることが
できるようになっている。そして、前記第2の溶接架台
装置5はコントローラにより制御されるようになってい
る。
ルを形成するための4枚の矩形状銅板6の有無を検出す
る検出器を備え、また、前記第2の溶接架台装置5及び
切削加工機4は額縁形状コイル10の有無を検出する検
出器を備え、これら各検出器出力をそれぞれを制御する
コントローラに供給するようになっている。
ントローラ13、前記第2の多関節ロボット2を制御す
るコントローラ17、前記第1の溶接架台装置3を制御
するコントローラ、前記切削加工機4を制御するコント
ローラ27及び前記第2の溶接架台装置5を制御するコ
ントローラは、共通する1つのホストコンピュータによ
って集中制御されるようになっている。
置においては、先ず、第1の多関節ロボット1の第5軸
1eの下端に第1の吸着具9aを備えた銅板搬送用エン
ドエフェクタ9を取付け、第1のロボットコントローラ
13により第1の多関節ロボット1を駆動して1ターン
の額縁形状コイルを形成するに必要なサイズの4枚の矩
形状銅板6を第1の吸着具9aで1枚ずつ吸着して第1
の溶接架台装置3の所定の位置に搬送しセットする。こ
うして、第1の溶接架台装置3の所定の位置に4枚の矩
形状銅板6がセットされると各矩形状銅板6の接合面が
対向することになる。この状態で、各矩形状銅板6を外
側から横押しクランプ18で押しつけ、さらに、トグル
クランプ19で上部から押圧して基準位置に固定する。
で第2の多関節ロボット2を駆動し、溶接ハンド15に
より原点位置の接合面から順にターン間の接合に使用す
る接合面を除いた3箇所をTig溶接する。こうして1
ターンの額縁形状コイル10が形成される。このTig
溶接が終了すると、原点位置の基準ブロック3a以外の
基準ブロック3b,3c,3dが基準位置から内側に約
10mm程度移動する。これにより1ターンの額縁形状
コイル10は第1の溶接架台装置3から容易に取出せる
状態になる。また、この間に第1の多関節ロボット1の
第5軸1eの下端に取付けられた銅板搬送用エンドエフ
ェクタ9は第2の吸着具11aを備えた額縁形状コイル
搬送用エンドエフェクタ11と交換される。
縁形状コイル10の形成が終了すると、第1の多関節ロ
ボット1は額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタ11
の第2の吸着具11aにより額縁形状コイル10を吸着
して切削加工機4に搬送しこの切削加工機4の台22上
の基準位置に載置する。第1の溶接架台装置3では額縁
形状コイル10の搬送が行われると基準ブロック3b,
3c,3dが基準位置に復帰して次の額縁形状コイルの
製造に待機する。
7により切削機構25の2本のエンドミルカッタ23、
24が駆動され、先ず、原点位置の1箇所目の溶接部の
上下面が切削加工される。続いてこの溶接部の角部内側
がR形状に切削加工され、さらに溶接部外側に形成され
た溶接突起部が切削加工されて1箇所目の溶接部に対す
る切削加工が終了する。
構コントローラ27は切削機構25の2本のエンドミル
カッタ23、24を幅方向の所定位置に移動させて2箇
所目の溶接部の切削加工を行う。このときの切削加工し
1箇所目の切削加工と同様に行われる。すなわち、溶接
部の上下面の切削加工、角部内側のR形状の切削加工及
び溶接部外側の溶接突起部の切削加工が順次行われる。
と、切削機構コントローラ27は原点位置以外の内側基
準ブロックを10mm程度内側に移動させる。これによ
り、額縁形状コイル10は切削加工機4から容易に取出
せる状態になる。
してエンドエフェクタ11の第2の吸着具11aにより
額縁形状コイル10を吸着して持上げ180度回転して
から切削加工機4の基準位置に戻す。このとき、第2の
吸着具11aは吸着する前にエアー吹出し口からエアー
を吹出して額縁形状コイル10の上に散乱している銅粉
等の異物を吹き飛ばして除去し、第2の吸着具11aが
確実に額縁形状コイル10を吸着できるようにしてい
る。また、切削加工機4は原点位置以外の内側基準ブロ
ックを元の基準位置に復帰させる。
に位置するので切削機構コントローラ27は切削機構2
5の2本のエンドミルカッタ23、24を1箇所目の溶
接部の切削加工時と同様に位置に移動して同様の切削加
工を行う。
と、切削機構コントローラ27は再び原点位置以外の内
側基準ブロックを10mm程度内側に移動させる。この
状態で第1の多関節ロボット1が駆動して切削加工済み
の額縁形状コイル10を持上げ第2の溶接架台装置5に
搬送して台28のすでに載置してある額縁形状コイル1
0の上に重ねて載置する。このときも第2の吸着具11
aは吸着する前にエアー吹出し口からエアーを吹出して
額縁形状コイル10の上に散乱している銅粉等の異物を
吹き飛ばして除去し、第2の吸着具11aが確実に額縁
形状コイル10を吸着できるようにしている。また、第
2の溶接架台装置5では、前回に重ねた額縁形状コイル
10のターン間接合部と今回重ねた額縁形状コイル10
のターン間接合部とを一致させてベース29の上に載せ
クランプで固定する。こうして2つの額縁形状コイル1
0のターン間接合部がベース29上の基準位置に固定さ
れることになる。この状態で第2の多関節ロボット2の
溶接ハンド15を駆動してこのターン間接合部をTig
溶接により接合する。
台装置5の台上には複数ターンの額縁形状コイルが出来
上がる。このように、第1の多関節ロボット1により矩
形状銅板6の第1の溶接架台装置3への搬送を行い、第
1の溶接架台装置3で矩形状銅板6の位置決めを行った
後に第2の多関節ロボット2によって3箇所の接合面の
溶接を行って1ターンの額縁形状コイル10の形成を行
い、さらに、第1の多関節ロボット1により第1の溶接
架台装置3から1ターンの額縁形状コイル10を切削加
工機4に搬送して溶接部を切削加工して仕上げを行い、
そして、第1の多関節ロボット1により仕上げの終了し
た1ターンの額縁形状コイル10を第2の溶接架台装置
5に搬送しこの第2の溶接架台装置5上で第2の多関節
ロボット2によって前後する額縁形状コイル10のター
ン間の溶接を行って複数ターンの額縁形状コイルを製造
しているので、プログラム制御による工程の自動化が容
易に実現できる。従って、額縁形状コイルの製造作業が
容易となり、作業効率を向上できる。
第1の多関節ロボット1により選択して第1の溶接架台
装置3に搬送するようにしているので、大きさの異なる
多品種の額縁形状コイルの製造に対しても自動化を図る
ことができる。また、搬送のための第1の多関節ロボッ
ト1と溶接のための第2の多関節ロボット2との2台の
多関節ロボットで全ての工程に対処することができるの
で、装置としては全体的にコンパクトになり、また、必
要スペースも最小限に抑えることができる。
及び第2の溶接架台装置5のベース29には冷却水が循
環して冷却を行っているので、溶接によりベースの温度
が異常上昇することはない。また、切削加工機4で溶接
部を切削加工した後に第1の多関節ロボット1がエンド
エフェクタ11を使用して額縁形状コイル10を吸着す
るときには第2の吸着具11aのエアー吹出し口からエ
アーを吹出し銅粉等の異物を吹き飛ばして除去してから
第2の吸着具11aによる吸着を行うようにしているの
で、額縁形状コイル10を確実に吸着して180度回転
したり、搬送することができる。
に、額縁形状コイル10の3箇所の溶接部に対して、先
ず原点位置にある1箇所目について、各エンドミルカッ
タ23,24により上下面を同時に切削加工し、続いて
上側のエンドミルカッタ23で角部内側をR形状に切削
加工するとともに外側に形成された溶接突起部を切削加
工する。そして、1箇所目の切削加工が終了すると各エ
ンドミルカッタ23,24を幅方向の所定位置に移動
し、2箇所目について1箇所目の切削加工と同様に先ず
各エンドミルカッタ23、24により溶接部の上下面を
切削加工し、続いて上側のエンドミルカッタ23で角部
内側をR形状に切削加工するとともに外側に形成された
溶接突起部を切削加工する。そして、2箇所目の切削加
工が終了すると、第1の多関節ロボット1で額縁形状コ
イル10を180度回転させて3箇所目の溶接部を原点
位置に位置決めしてから各エンドミルカッタ22、23
により溶接部の上下面を切削加工し、続いて上側のエン
ドミルカッタ23で角部内側をR形状に切削加工すると
ともに外側に形成された溶接突起部を切削加工する。こ
のようにして1ターンの額縁形状コイル10の3箇所の
溶接部に対する切削加工を行うので、溶接終了後の1タ
ーンの額縁形状コイルの溶接部の切削加工が自動的にし
かも適確にできる。
接架台装置の基準ブロックとして額縁形状に組合わせた
4枚の矩形状銅板の内側角部に配置し内側に移動可能な
内側基準ブロックを使用し、溶接終了後に額縁形状コイ
ルを第1の多関節ロボットで吸着するときには原点位置
以外の内側基準ブロックを内側に移動するようにしたが
必ずしもこれに限定するものではなく、基準ブロックと
して額縁形状に組合わせた4枚の矩形状銅板の外側角部
に配置し外側に移動可能な外側基準ブロックを使用し、
溶接終了後に額縁形状コイルを吸着するときには原点位
置以外の外側基準ブロックを外側に移動するものであっ
てもよい。また、内側基準ブロックと外側基準ブロック
の両方を配置し溶接終了後に額縁形状コイルを吸着する
ときには原点位置以外の内側基準ブロック及び外側基準
ブロックの両方又は一方を移動するものであってもよ
い。
機の基準ブロックとして切削加工する1ターンの額縁形
状コイルの内側角部に配置し内側に移動可能な内側基準
ブロックを使用し、1ターンの額縁形状コイルを第1の
多関節ロボットで吸着するときには原点位置以外の内側
基準ブロックを内側に移動するようにしたが必ずしもこ
れに限定するものではなく、基準ブロックとして1ター
ンの額縁形状コイルの外側角部に配置し外側に移動可能
な外側基準ブロックを使用し、額縁形状コイルを吸着す
るときには原点位置以外の外側基準ブロックを外側に移
動するものであってもよい。また、内側基準ブロックと
外側基準ブロックの両方を配置し額縁形状コイルを吸着
するときには原点位置以外の内側基準ブロック及び外側
基準ブロックの両方又は一方を移動するものであっても
よい。
関節ロボットを床面に配置し、第2の多関節ロボットを
側壁に設置したが必ずしもこれに限定するものではな
く、2台とも床面または側壁に設置してもよい。また、
前述した実施の形態では、マニュプレータとして多関節
ロボットを使用したが必ずしもこれに限定するものでは
なく、例えば、円筒座標ロボットを使用してもよい。
ば、工程の自動化が容易に実現でき、これにより額縁形
状コイルを製造するための作業性を向上でき、また、全
体的にコンパクトになり、必要スペースも最小限に抑え
ることができる額縁形状コイルの製造方法を提供でき
る。
ば、さらに、第1の溶接架台装置における矩形状銅板の
位置決めが確実にでき、また、1ターンの額縁形状コイ
ルの形成後におけるこの額縁形状コイルの取出しが容易
な額縁形状コイルの製造方法を提供できる。
に、第1、第2の溶接架台装置において接合面や接合部
が位置する部位の温度が溶接によって異常上昇するのを
防止できる額縁形状コイルの製造方法を提供できる。
に、切削加工機における1ターンの額縁形状コイルの位
置決めが確実にでき、また、切削加工時及び切削加工後
における額縁形状コイルの取出しが容易な額縁形状コイ
ルの製造方法を提供できる。
に、溶接終了後の1ターンの額縁形状コイルの溶接部の
切削加工が自動的にしかも適確にできる額縁形状コイル
の製造方法を提供できる。
製造装置の全体構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
取付けるエンドエフェクタの構成を示す部分拡大図。
構成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
分拡大図。
斜視図。
を説明するための図。
図。
構成を示す斜視図。
Claims (7)
- 【請求項1】 4枚の矩形状銅板を額縁形状に組み合わ
せ、この3箇所の接合面を溶接で接続して1ターンと
し、これを複数ターン分溶接して額縁形状コイルを製造
する額縁形状コイルの製造方法において、 先ず、4枚の矩形状銅板を、銅板搬送用エンドエフェク
タを取付けた第1のマニュプレータで1枚ずつ吸着して
第1の溶接架台装置に搬送し、額縁形状に組み合わせ、 続いて、溶接ハンドを取付けた第2のマニュプレータを
駆動して前記溶接ハンドにより前記第1の溶接架台装置
に載置した4枚の矩形状銅板における3箇所の接合面を
溶接して1ターンの額縁形状コイルを形成し、 続いて、形成した1ターンの額縁形状コイルを、額縁形
状コイル搬送用エンドエフェクタを取付けた前記第1の
マニュプレータで吸着して切削加工機に搬送してこの切
削加工機の台上に載置し、 続いて、前記切削加工機において上下2本のエンドミル
カッタを使用して1ターンの額縁形状コイルにおける各
溶接部の両面、角部内側及び外部に形成された溶接突起
部を切削加工して仕上げを行い、 続いて、切削加工を終了した1ターンの額縁形状コイル
を、額縁形状コイル搬送用エンドエフェクタを取付けた
前記第1のマニュプレータで吸着して第2の溶接架台装
置に搬送し、この第2の溶接架台装置において複数の1
ターン額縁形状コイルを積層載置し、 続いて、溶接ハンドを取付けた前記第2のマニュプレー
タを駆動して前記溶接ハンドにより前記第2の溶接架台
装置に積層載置した1ターン額縁形状コイルの接合部間
の溶接を行い、複数ターンからなる額縁形状コイルを製
造することを特徴とする額縁形状コイルの製造方法。 - 【請求項2】 第1のマニュプレータに取付けた額縁形
状コイル搬送用エンドエフェクタからエアーを吹き出し
て銅粉等の異物を吹き飛ばすことを特徴とする請求項1
記載の額縁形状コイルの製造方法。 - 【請求項3】 第1の溶接架台装置に載置された4枚の
矩形状銅板は内側基準ブロックによって接合位置が内側
から基準位置に位置決めされて額縁形状に組み合わさ
れ、前記内側基準ブロックは形成した1ターンの額縁形
状コイルを切削加工機に搬送するときには基準位置から
内側に移動し、搬送後は元の基準位置に復帰することを
特徴とする請求項1又は2記載の額縁形状コイルの製造
方法。 - 【請求項4】 第1の溶接架台装置に載置された4枚の
矩形状銅板は外側基準ブロックによって接合位置が外側
から基準位置に位置決めされて額縁形状に組み合わさ
れ、前記外側基準ブロックは形成した1ターンの額縁形
状コイルを切削加工機に搬送するときには基準位置から
外側に移動し、搬送後は元の基準位置に復帰することを
特徴とする請求項1又は2記載の額縁形状コイルの製造
方法。 - 【請求項5】 第1の溶接架台装置に載置した4枚の矩
形状銅板における3箇所の接合面を溶接して1ターンの
額縁形状コイルを形成するとき前記第1の溶接架台装置
における接合面が位置する部位の内部に冷却水を循環さ
せ、また、第2の溶接架台装置に積層載置した1ターン
額縁形状コイルの接合部間の溶接を行い複数ターンから
なる額縁形状コイルを製造するとき前記第2の溶接架台
装置における接合部が位置する部位の内部に冷却水を循
環させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一
つ記載の額縁形状コイルの製造方法。 - 【請求項6】 切削加工機は、台上において額縁形状コ
イルを基準位置に固定するための基準ブロックの1つを
固定して原点位置とし、この原点位置の基準ブロックを
除く他の基準ブロックを基準位置よりも内側に移動させ
た状態で額縁形状コイルを台上に載置し、その後、前記
他の基準ブロックを基準位置に戻して前記額縁形状コイ
ルの基準位置への位置決めを行い、切削加工の終了後、
前記他の基準ブロックを基準位置よりも内側に移動させ
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つ記載
の額縁形状コイルの製造方法。 - 【請求項7】 切削加工機は、原点位置に溶接部の1箇
所目が位置するように額縁形状コイルを固定し、この状
態で、前記額縁形状コイルの銅材の板厚より厚くなった
溶接部の原点位置にある1箇所目を各エンドミルカッタ
により上下から同時に銅材の板厚と同じ板厚になるよう
に切削加工し、さらに、前記各エンドミルカッタの一方
又は両方で溶接部内側の角部をR形状に切削加工すると
ともに溶接部外側の溶接突起部を切削加工し、1箇所目
の切削加工が終了すると、続いて、前記各エンドミルカ
ッタを額縁形状コイルの幅寸法だけ移動させて溶接部の
2箇所目を前記各エンドミルカッタにより上下から同時
に銅材の板厚と同じ板厚になるように切削加工し、さら
に、前記各エンドミルカッタの一方又は両方で溶接部内
側の角部をR形状に切削加工するとともに溶接部外側の
溶接突起部を切削加工し、2箇所目の切削加工が終了す
ると、続いて、前記各エンドミルカッタを1箇所目の切
削加工を行った原点位置に復帰させ、その後、第1のマ
ニュプレータにより前記額縁形状コイルを溶接部の3箇
所目が原点位置に合うように180度反転してから、溶
接部の3箇所目を前記各エンドミルカッタにより上下か
ら同時に銅材の板厚と同じ板厚になるように切削加工
し、さらに、前記各エンドミルカッタの一方又は両方で
溶接部内側の角部をR形状に切削加工するとともに溶接
部外側の溶接突起部を切削加工して前記額縁形状コイル
に対する一連の切削加工を終了することを特徴とする請
求項6記載の額縁形状コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23521696A JP3372775B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 額縁形状コイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23521696A JP3372775B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 額縁形状コイルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080109A JPH1080109A (ja) | 1998-03-24 |
JP3372775B2 true JP3372775B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=16982809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23521696A Expired - Lifetime JP3372775B2 (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 額縁形状コイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3372775B2 (ja) |
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DE202004021742U1 (de) | 2003-07-18 | 2010-09-02 | Abb As | Farbauftragssystem |
CN105914962B (zh) * | 2016-05-09 | 2018-06-26 | 浙江厚达智能科技股份有限公司 | 电机定子多工位注塑机构 |
CN108262560A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-07-10 | 苏州逸美德科技有限公司 | 手机边框和中板自动焊接装置 |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP23521696A patent/JP3372775B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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