JP3372560B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3372560B2
JP3372560B2 JP01419592A JP1419592A JP3372560B2 JP 3372560 B2 JP3372560 B2 JP 3372560B2 JP 01419592 A JP01419592 A JP 01419592A JP 1419592 A JP1419592 A JP 1419592A JP 3372560 B2 JP3372560 B2 JP 3372560B2
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宏爾 高橋
進 上月
範弘 川原
力 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラにおいては、撮像レ
ンズにより得られた空間的な被写体像をCCD等の撮像
素子によって光電変換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなビデオカメ
ラにおいては、レンズのもつ光学的特徴から、例えば焦
点距離の短いワイド系のレンズによって得られた像ほ
ど、現実に人間の見るものと比べて極端に変形してしま
う。これは光学的な原理原則により必然的に発生するも
のであって、従来は自明なものとしてこれを積極的に解
消しようとする試みはなされていなかった。
【0004】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消したビデオカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、撮像レンズによって結像される
被写体像を光電変換する光電変換手段と、前記光電変換
手段によって変換された画像の前記撮像レンズに起因す
る歪みを画像の各結像点で座標変換することにより補正
する補正手段とを有し、前記補正手段は、前記撮像レン
ズの駆動によりフォーカスが至近に近づくにつれて座標
変換する量を大きくすることを特徴とする。請求項2の
発明は、請求項1において、前記補正手段は、複数個の
象限のうち1つに対して画像の歪みの補正を行い、その
補正結果に基づいてその他の象限に関して補正を行うこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、撮像レンズの駆動によってフ
ォーカスが至近側に近づくにつれて、画像の歪みを補正
するための座標変換の量を大きくする。これによって、
フォーカスを変更可能なビデオカメラにおいても適切に
画像の歪みを補正することができるようになる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明実施例のブロック図であり、
1は撮像レンズであって、2はそのフォーカスレンズ
系、3はズームレンズ系を示す。これらのレンズ系はフ
ォーカス駆動手段4、ズーム駆動手段5によってそれぞ
れ駆動される。15はフォーカスレンズ系の位置のエン
コーダ、16はズームレンズ系3の位置のエンコーダで
ある。かかる構成のレンズ1によって被写体像はCCD
6上に結像され、光電変換され、増幅器7で増幅され、
カラープロセス回路8およびマトリックス回路9によっ
て輝度信号Yと2つの色差信号R−Y,B−Yに変換さ
れる。以下、輝度信号Yのみについて説明するが、他の
2つの色差信号も同様の処理を行うので説明を省略す
る。
【0009】マトリックス回路9から出力されたアナロ
グの輝度信号は、A/D変換器10によってデジタル信
号に変換され、メモリ11に蓄積される。12はゲート
アレイ(書き込み,読み出し制御回路)であって、メモ
リ11の書き込み,読み出しのタイミングおよび書き込
み,読み出しのアドレス制御を行う。とくにメモリ11
の読み出しアドレス指定は座標変換回路13によって行
う。14はタイミング制御のためのクロック手段であ
る。
【0010】ここでこの座標変換回路13における座標
変換について説明する。図2は格子状のパターンをもつ
被写体を示し、X軸,Y軸方向ともに等ピッチの平行線
が書かれており、I,II,III,IVはX軸,Y軸
で画された象限を示す。かかる被写体をワイドレンズに
より結像させると、図3に示すような糸巻き型形状のパ
ターンが得られる。かかる結像パターンの特徴は、光軸
を中心とした点対称となっていることであり、以下では
I象限を代表として説明する。図4に示すように、図3
中、A点で示した結像点の座標を(Xo ,Y0 )とする
と、これに該当する本来の被写体のポイントA′(X
0 ′,Y0 ′)までX軸方向でΔX,Y軸方向でΔYだ
け、図3の結像を後述のようなメモリの読み出し時に座
標変換することによって、もとのパターンに相当する信
号がメモリ11から得られる。なお、この座標変換にお
ける変換パラメータとしては、撮像レンズ1のフォーカ
ス量およびズーム量を用いる。また、前述した歪(図
2,図3)が光軸を中心とした点対称であることから、
例えばI象限のみの座標変換処理を行うようにし、他の
II,III,IV象限に関しては、I象限で求めた変
換値の絶対値を共通とするとともに、その方向のみを各
象限に対応するように変換してやればよいことになる。
これにより、座標変換回路13の容量も一画面分の1/
4の量で済むことになる。
【0011】座標変換回路13における変換パラメータ
として用いるエンコーダ15からのフォーカスレンズ系
の位置のエンコード情報および同じくエンコーダ16か
らのズームレンズ系の位置のエンコード情報に関する座
標変換テーブルを図5および図6により説明する。図5
では横軸にフォーカス量、すなわち無限大(∞)から至
近までの入力を示し、縦軸に図4で説明したΔX,ΔY
を示した。図4から、ΔX,ΔYはフォーカス量が∞に
近づくにつれて0に近づき、フォーカス量が至近に近づ
くにつれて大きくなる。一方、図6では横軸にズーム
量、縦軸にΔX,ΔYを示した。図6から、ワイド側に
あるほどΔX,ΔYは大きくなる。このような変換パラ
メータを用いて、座標変換回路13ではメモリ11上の
A′点の読み出しタイミングで、A点のアドレスの情報
を読み出すように、アドレス指定回路21からの読み出
しアドレスを補正する。ゲートアレイ12はこのような
座標変換回路13からの指定を受けてクロック手段から
のクロックに応答してメモリ11の読み出しアドレス制
御を行う。これによってメモリ11から読み出された画
像データは補間回路18,D/A変換器19を通ってア
ナログ画像信号として出力端子20に出力される。
【0012】なお、書き込みアドレス指定はアドレス指
定回路21から直接ゲートアレイ12に入力する。ま
た、象限検出回路22は、アドレス指定回路21からの
アドレス指定信号によって象限を検出し、その検出結果
に応じて、座標変換回路13では、読み出しアドレスの
補正量(座標変換量)を、I象限ならそのまま、II象
限ならX軸方向のみ方向を反対にし、III象限なら
X,Y軸方向共に方向を反対にし、IV象限ならY軸方
向のみ方向を反対にする。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像レンズの駆動によってフォーカスが至近側に近づくに
つれて、画像の歪みを補正するための座標変換の量を大
きくすることによって、フォーカスを変更可能なビデオ
カメラにおいても適切に画像の歪みを補正することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のブロック図である。
【図2】格子状パターンの被写体を示す図である。
【図3】同被写体の結像パターンを示す図である。
【図4】座標変換概念を示す図である。
【図5】座標変換量とフォーカス量との関係を示す図で
ある。
【図6】座標変換量とズーム量との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 メモリ 12 ゲートアレイ 13 座標変換回路 21 アドレス指定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 力 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−23575(JP,A) 特開 平4−61570(JP,A) 特開 平4−304786(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像レンズによって結像される被写体像
    を光電変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された画像の前記撮像レ
    ンズに起因する歪みを画像の各結像点で座標変換するこ
    とにより補正する補正手段とを有し、 前記補正手段は、前記撮像レンズの駆動によりフォーカ
    スが至近に近づくにつれて座標変換する量を大きくする
    ことを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記補正手段は、複
    数個の象限のうち1つに対して画像の歪みの補正を行
    い、その補正結果に基づいてその他の象限に関して補正
    を行うことを特徴とするビデオカメラ。
JP01419592A 1992-01-29 1992-01-29 ビデオカメラ Ceased JP3372560B2 (ja)

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JPH05207357A JPH05207357A (ja) 1993-08-13
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