JP3371995B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
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Description
スト発生機能付きのスチームアイロンに関する。
ト(霧)発生装置は、例えば特公平5−2354号公報
などに開示されるように、タンクの先端側に噴出ノズル
たるスプレーノズルを設けるとともに、上下動可能なピ
ストンをスプレーシリンダに嵌入してなる手動ポンプ機
構をタンクの内部に配設し、スプレー釦の操作により手
動ポンプ機構を介してタンク内の水を吸い上げ、スプレ
ーノズルから霧化状態で噴出させるものが知られてい
る。しかし、こうした構造のスチームアイロンは、特に
多量のスプレーを必要とする場合、スプレー釦を繰り返
し操作しなければならないことから、手動ポンプ機構に
代わり電動機として励磁コイルや直流モータを備えた電
動ポンプを利用したものが、上記特公平5−2354号
公報あるいは特公平5−2355号公報に開示されてい
る。特に、後者の特公平5−2355号公報に記載され
たものは、タンク着脱式のスチームアイロンにおいて、
カセットタンクの先端側にスプレー装置を設ける一方、
電動ポンプをアイロン本体の把手に内蔵し、スプレー装
置と電動ポンプとを着脱自在に結合することで、カセッ
トタンクの注排水時における取扱いを容易にすることが
できる。
て、電動ポンプをアイロン本体側に内蔵すると、カセッ
トタンクの重量を軽くすることができるものの、スプレ
ーノズルが着脱するタンク側に設けられているため、電
動ポンプとスプレーノズルとの着脱構造が非常に複雑に
なるとともに、連結不良などを起こす危険性がある。ま
た、カセットタンク内のスプレー装置は、電動ポンプで
吸い上げられた水を霧化して噴出する実質的なミスト発
生機構を兼用しているため、カセットタンク自体を大き
くせざるを得ず、水収容量もスプレー装置により制限さ
れる。一方、組立構造を簡単にするには、カセットタン
クからベースの気化室に至る通水路たる通水継手の近傍
に電動ポンプを配置し、通水継手から水を吸い上げるよ
うにすることが望ましいが、この通水継手の近傍はベー
スの真上に位置するため高温になり、電動ポンプを構成
する電動機などが熱に耐えられないという欠点がある。
さらに、電動ポンプの電動機と水循環部とを一体にし
て、カバーの上方に配設することも考えられるが、この
場合には、通水継手から水循環部に別の水通路を設けな
ければならず、構造が非常に複雑になる。しかも、電動
式のミスト発生装置をコードレス式のスチームアイロン
に適用させるためには、コードレス使用時においても霧
化発生できるように、電動機などを駆動させる駆動用の
電力が必要となるが、従来のようにアイロン本体にバッ
クアップ用のコンデンサを設けただけの構成では、わず
かな微電流しか電動機に供給することができず、その実
現が不可能であった。
トタンクの注排水時における取扱いが容易でありなが
ら、構造が簡単であり、しかも、電動機周辺の雰囲気温
度を低くすることができるとともに、噴出ノズルからの
水滴の滴下を防止できるスチームアイロンを提供するこ
とを目的とする。
クの注排水時における取扱いが容易でありながら、構造
が簡単であり、しかも、電動機周辺の雰囲気温度を低く
することができるとともに、コードレス式であっても電
動機を備えたミスト発生機構により霧を噴出することが
できるスチームアイロンを提供することにある。
ロンは、気化室を有するベースの上部にカバーを設けて
なるアイロン本体と、前記アイロン本体に着脱自在に設
けられるカセットタンクと、このカセットタンク内の水
を前記気化室に導く通水路と、前記アイロン本体に設け
られる噴出ノズルと、前記アイロン本体に設けられ前記
通水路から前記カセットタンク内の水を吸い上げて前記
噴出ノズルに供給する水循環部と電動機とからなる電動
ポンプとを備え、前記水循環部を前記通水路の近傍に位
置して前記カバーの下部に設けるとともに、前記電動機
を前記カバーの上部に設け、さらに前記電動ポンプは前
記電動機として電動モータを設けたすべり羽根形の回転
ポ ンプであり、前記電動モータの駆動を制御する操作手
段と、この操作手段のオフ操作時に前記電動モータを所
定時間逆回転させるモータ反転手段とを設けたものであ
る。
化室を有するベースの上部にカバーを設けてなるアイロ
ン本体と、前記アイロン本体に着脱自在に設けられるカ
セットタンクと、このカセットタンク内の水を前記気化
室に導く通水路と、前記アイロン本体に設けられる噴出
ノズルと、前記アイロン本体に設けられ前記通水路から
前記カセットタンク内の水を吸い上げて前記噴出ノズル
に供給する水循環部と電動機とからなる電動ポンプとを
備え、前記水循環部を前記通水路の近傍に位置して前記
カバーの下部に設けるとともに、前記電動機を前記カバ
ーの上部に設け、さらに前記アイロン本体に給電端子を
設けるとともに、前記アイロン本体の載置時に前記給電
端子に当接する電源端子を備えた載置台を設け、前記電
動機の駆動電源として充放電可能な二次電池と、前記ア
イロン本体の載置時に前記載置台からの電力供給により
前記二次電池を急速充電する急速充電回路とを前記アイ
ロン本体に設けたものである。
ン本体に電動ポンプと噴出ノズルを設けることで、カセ
ットタンクを軽量にできるとともに、通水路から電動ポ
ンプを経由して噴出ノズルに至る各構成を、着脱機構を
設けることなくカバーの下部に配置できる。また、電動
機をカバーの上部に設けることで、耐熱温度の低い電動
機に対する遮熱効果が高められる。
オフにすると、モータ反転手段により噴出ノズル付近に
残留する水は速やかに通水路側に戻され、噴出ノズルか
らは水が滴下しなくなる。
本体の載置時に急速充電回路を介して二次電池への急速
充電が行なわれ、アイロン本体が載置台から離脱する
と、二次電池からの電力供給により電動機を駆動させる
のに十分な電流が供給される。
て説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施例を示す
ものであり、同図において、1はアイロン本体で、この
アイロン本体1は加熱手段としてヒータ2を埋設したベ
ース3を下部に備えている。ベース3の内部には、ヒー
タ2の近傍に位置して気化室4が形成され、この気化室
4に連通するスチーム噴出口(図示せず)がベース3の
下面に設けられる。また、5はベース3の上部に設けら
れたカバー、6はカバー5の上方に設けられた把手であ
り、この把手6の前方にはカセットタンク7がアイロン
本体1に対し着脱自在に設けられる。カセットタンク7
の下部には弁装置8が設けられるとともに、気化室4に
連通する通水路たる通水継手9が設けられ、カセットタ
ンク7をアイロン本体1に装着すると、弁装置8が開放
して、カセットタンク7内の水が通水継手9を介して気
化室4に導かれる。また、通水継手9とベース3との間
には、ベース3からの熱を遮断する遮熱板10が設けられ
る。
配設された電動ポンプである。この電動ポンプ11は、通
水継手9からカセットタンク7内の水を吸い上げて後述
するミストノズル22に供給するものであり、通水継手9
の近傍に位置してポンプケース12の下方に形成したポン
プ部たる水循環部13と、ポンプケース12の仕切壁12Aを
挾んでカバー5および水循環部13の上部に設けた電動機
たる小型直流モータ14とにより構成される。
すると、15は水循環部13を形成するためにポンプケース
12の下部にパッキン16,17を介して密着固定されたケー
シング部材であり、このケーシング部材15には一対の吸
水孔18と排水孔19が水循環部13と連通して開口形成され
る。吸水孔18と通水継手9との間には、水供給用の接合
部として導水パイプ20が連結されるとともに、排水孔19
には排水パイプ21の一側が連結され、この排水パイプ21
の他側が、アイロン本体1の先端、すなわち、本実施例
ではカバー5の先端に設けた排水パイプ21よりも孔径の
小さい噴出ノズルたるミストノズル22に連結される。ま
た、前記小型直流モータ14に設けられた回動可能なシャ
フト23は、その先端が水循環部13に突出しており、円盤
状の回転子たるロータ24がシャフト23に圧入固定され
る。ロータ24には中心部のシャフト23側に向かって放射
状の溝部25が複数形成され、各溝部25に出没自在なすべ
り羽根に相当する可動翼部たるベーン26が設けられる。
また、ロータ24の外周を囲むポンプケース12の内壁部27
は、ロータ24の中心であるシャフト23に対し偏心して形
成され、ロータ24を回転すると、遠心力によりベーン26
の先端が内壁部27に当接するようになっている。特に本
実施例における電動ポンプ11は、回動可能なロータ24と
複数のベーン26とを有するすべり羽根形の回転ポンプか
らなるため、ロータ24の回転方向の規制はなく、電動モ
ータたる小型直流モータ14の回転により、吸水孔18から
排水孔19に水を送り出すことも、逆に、排水孔19から吸
水孔18に水を送り出すことも可能である。
カバーであり、この把手カバー31の前方には、小型直流
モータ14の駆動を制御する操作手段としてのミストスイ
ッチ32が設けられる。また、把手カバー31の内部には、
ミストスイッチ32のオフ操作時に小型直流モータ14を所
定の時間逆回転させるモータ反転手段を有する制御基板
33が設けられる。なお、34は通水継手9の途中に設けら
れた開閉弁であり、これは閉塞時に気化室4および電動
ポンプ11への水の供給を遮断して、スチームおよびミス
ト機能を停止させるものである。また、35はアイロン本
体1の後部に設けられたコードリールである。
と、把手カバー31の上部にあるヒータスイッチ(図示せ
ず)を操作してヒータ2を通電した後、ミストスイッチ
32を押圧操作すると、制御基板33を介して小型直流モー
タ14が通電し、この小型直流モータ14のシャフト23と連
動してロータ24が一側方向に回転する。この際、ロータ
24に組み込まれたベーン26が、遠心力によりポンプケー
ス12の内壁部27に当接するが、内壁部27はロータ24の回
転中心に対して偏心しているため、ロータ24の回転に伴
いベーン26が出没して、このベーン26が吸水孔18からの
水を排水孔19にかき出す翼部の役目を果たすようにな
る。したがって、カセットタンク7内の水は、通水継手
9に連結された導水パイプ20から吸水孔18を介して電動
ポンプ11の水循環部13に吸い上げられ、ここでベーン26
により排水孔19から排水パイプ21に加圧されながら送り
出されて、孔径の小さいミストノズル22から霧化状態で
噴出される。
すると、制御基板33のモータ反転手段は、今までとは逆
方向の電流を所定時間小型直流モータ14に供給する。こ
の場合、ロータ24の回転方向は前記ミスト噴出時とは逆
になるものの、ベーン26の出没作用によって排出孔19か
ら吸水孔18側に水が送り出される。したがって、排水パ
イプ21およびミストノズル22に残留する水は速やかに通
水継手9側に戻され、ミストノズル22から水が滴下する
虞れはなくなる。
セットタンク7から気化室4に至る通水継手9に、導水
パイプ20を介して電動ポンプ11を連結しており、通水継
手9はスチーム発生用とミスト発生用の通水路を兼用し
た構成となっている。しかも、ミストノズル22は従来例
とは異なり、カセットタンク7ではなくアイロン本体1
のカバー5の前側に設けられているため、電動ポンプ11
からミストノズル22に至る排水パイプ21に対して、着脱
機構を設ける必要がない。したがって、電動ポンプ11で
吸い上げられた水を霧化して噴出する導水パイプ20やミ
ストノズル22などのミスト発生機構を、アイロン本体1
側に組み込むことが可能となり、カセットタンク7の大
型化を防ぎ、かつ、カセットタンク7の水収容量を十分
確保することができる。しかも、本実施例では、電動ポ
ンプ11もアイロン本体1に設けられているため、カセッ
トタンク7の軽量化を引続き達成でき、カセットタンク
7の注排水時における取扱いを容易にして、カセットタ
ンク7の着脱時における操作性を向上することができ
る。また、カセットタンク7からミストノズル22に至る
水供給路の間には、着脱する必要のない1箇所の接合
部、すなわち導水パイプ20を設けるだけでよく、しか
も、これらのミスト発生機構は全てカバー5の下部、す
なわち、本実施例では遮熱板10周辺に組み込むことがで
きるため、着脱機構のない簡単な組立構造にすることが
できる。さらに、電動ポンプ11の小型直流モータ14をカ
バー5および水循環部13の上部に配置して、ベース3と
小型直流モータ14との間にカバー5および水循環部13を
介在させた構成となっているため、耐熱温度の低い小型
直流モータ14に対して、ベース3からの熱が伝わりにく
くなり、通水継手9の近傍に電動ポンプ11を配置してい
ながら、小型直流モータ14の雰囲気温度を低くすること
ができる。さらに、ミスト噴出後に制御基板33のモータ
反転手段を介して小型直流モータ14を逆回転させること
により、ミストノズル22からの水滴の滴下を防止するこ
とができる。
アイロンは、気化室4を有するベース3の上部にカバー
5を設けてなるアイロン本体1と、アイロン本体1に着
脱自在に設けられるカセットタンク7と、このカセット
タンク7内の水を気化室4に導く通水継手9と、アイロ
ン本体1の前部に設けられるミストノズル22と、アイロ
ン本体1に設けられ通水継手9からカセットタンク7内
の水を吸い上げてミストノズル22に供給する水循環部13
と小型直流モータ14とからなる電動ポンプ11とを備え、
水循環部13を通水継手9の近傍に位置してカバー5の下
部に設けるとともに、小型直流モータ14をカバー5の上
部に設けたものである。したがって、このような構成に
より、電動ポンプ11をアイロン本体1側に設けること
で、カセットタンク7の注排水時における取扱いが容易
でありながら、アイロン本体1側の通水継手9から電動
ポンプ11を経由してミストノズル22に至るミスト発生機
構を、着脱機構を設けずにカバー5の下部に簡単に配置
することができ、しかも、小型直流モータ14をカバー5
の上部に設けることで、耐熱温度の低い小型直流モータ
14に対する遮熱効果を高めて、小型直流モータ14周辺の
雰囲気温度を低くすることができる。この構成では、実
施例のような小型直流モータ14に限らず、励磁コイルな
どの電動機を電動ポンプ11に組み込んでも、上述の電動
機に対する遮熱効果を高めることができることは勿論で
ある。また、ミストノズル22をカバー5ではなく、アイ
ロン本体1を構成するベース3に設けてもよい。特に、
ミストノズル22をベース3のアイロン掛け面側に設ける
と、ベース3を浮かせながら霧を発生させることができ
るという効果をさらに奏することになる。さらに、電動
ポンプ11は本実施例のようなすべり羽根形のポンプに限
らず、回転ポンプや往復ポンプなどを適用することも可
能である。
項1に対応して、電動ポンプ11が電動機として小型直流
モータ14を設けたすべり羽根形の回転ポンプであり、小
型直流モータ14の駆動を制御するミストスイッチ32と、
このミストスイッチ32のオフ操作時に小型直流モータ14
を所定時間逆回転させるモータ反転手段とを設けたもの
であるから、ミストスイッチ32をオフにすると、モータ
反転手段によりミストノズル22付近に残留する水は速や
かに通水継手9側に戻され、ミストノズル22から水が滴
下することを防ぐことができ、布地を水滴で汚すような
不具合を一掃できる。この請求項1の構成では、電動ポ
ンプ11は正逆可能な小型直流モータ14を備えたすべり羽
根形の回転ポンプに限定される。これは、簡単な構成で
ありながら、小型直流モータ14の回転を単に逆方向にす
るだけで、水循環部13を通過する水の流れを逆転できる
からである。
適用される本発明の第2実施例を図4に基づいて説明す
る。なお、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付
し、その共通する箇所の詳細な説明は省略する。同図に
おいて、41はアイロン本体1を載置する載置台であり、
上面が一方向に傾斜した載置部42の傾斜下側には、受部
43が突設される。受部43には一対の電源端子44が設けら
れるとともに、この電源端子44に対向してアイロン本体
1の後方下部には給電端子45が設けられ、アイロン本体
1を載置部42に載置すると、電源端子44と給電端子45が
当接して、載置台41からアイロン本体1に電力供給が行
われ、これによって、ヒータ2が通電してベース3が加
熱されるようになっている。なお、46は電源端子44に接
続するコードリールである。
て、アイロン本体1を構成する把手6の後方に設けられ
た充放電可能な二次電池たる充電池であり、これは、ニ
ッケル・水銀蓄電池あるいはニッカド蓄電池などからな
る。また、48はアイロン本体1内の制御基板33に設けら
れる急速充電回路であり、この急速充電回路48がアイロ
ン本体1の載置時に載置台41からの電力供給により充電
池47を急速充電する。充電池47は、アイロン本体1の載
置時に急速充電回路48を介して急速充電されるが、アイ
ロン本体1が載置台41から離脱したコードレス使用時に
なると、充電池47からの電力供給により小型直流モータ
14が駆動する。その他アイロン本体1の内部は、前記第
1実施例と同一構成である。
は、請求項2に対応して、アイロン本体1に給電端子45
を設けるとともに、このアイロン本体1の載置時に給電
端子45に当接する電源端子44を備えた載置台41を設け、
小型直流モータ14の駆動電源として充放電可能な充電池
47と、アイロン本体1の載置時に載置台41からの電力供
給により充電池47を急速充電する急速充電回路48とをア
イロン本体1に設けたものであるから、これらの充電池
47や急速充電回路48をアイロン本体1に備えるだけで、
充電池47から小型直流モータ14を連続駆動させるのに十
分な電流が供給され、コードレス式のスチームアイロン
であっても、小型直流モータ14を備えたミスト発生機構
により霧を容易に噴出することができるようになる。こ
の場合、電動機たる小型直流モータ14は、例えば励磁コ
イルなどを適用することもできる。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。
気化室を有するベースの上部にカバーを設けてなるアイ
ロン本体と、前記アイロン本体に着脱自在に設けられる
カセットタンクと、このカセットタンク内の水を前記気
化室に導く通水路と、前記アイロン本体に設けられる噴
出ノズルと、前記アイロン本体に設けられ前記通水路か
ら前記カセットタンク内の水を吸い上げて前記噴出ノズ
ルに供給する水循環部と 電動機とからなる電動ポンプと
を備え、前記水循環部を前記通水路の近傍に位置して前
記カバーの下部に設けるとともに、前記電動機を前記カ
バーの上部に設け、さらに前記電動ポンプは前記電動機
として電動モータを設けたすべり羽根形の回転ポンプで
あり、前記電動モータの駆動を制御する操作手段と、こ
の操作手段のオフ操作時に前記電動モータを所定時間逆
回転させるモータ反転手段とを設けたものであり、カセ
ットタンクの注排水時における取扱いが容易でありなが
ら、構造が簡単であり、しかも、電動機周辺の雰囲気温
度を低くすることができるとともに、噴出ノズルからの
水滴の滴下を防止できる。
ンは、気化室を有するベースの上部にカバーを設けてな
るアイロン本体と、前記アイロン本体に着脱自在に設け
られるカセットタンクと、このカセットタンク内の水を
前記気化室に導く通水路と、前記アイロン本体に設けら
れる噴出ノズルと、前記アイロン本体に設けられ前記通
水路から前記カセットタンク内の水を吸い上げて前記噴
出ノズルに供給する水循環部と電動機とからなる電動ポ
ンプとを備え、前記水循環部を前記通水路の近傍に位置
して前記カバーの下部に設けるとともに、前記電動機を
前記カバーの上部に設け、さらに前記アイロン本体に給
電端子を設けるとともに、前記アイロン本体の載置時に
前記給電端子に当接する電源端子を備えた載置台を設
け、前記電動機の駆動電源として充放電可能な二次電池
と、前記アイロン本体の載置時に前記載置台からの電力
供給により前記二次電池を急速充電する急速充電回路と
を前記アイロン本体に設けたものであり、カセットタン
クの注排水時における取扱いが容易でありながら、構造
が簡単であり、しかも、電動機周辺の雰囲気温度を低く
することができるとともに、コードレス式であっても電
動機を備えたミスト発生機構により霧を噴出することが
可能となる。
全体断面図である。
全体断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 気化室を有するベースの上部にカバーを
設けてなるアイロン本体と、前記アイロン本体に着脱自
在に設けられるカセットタンクと、このカセットタンク
内の水を前記気化室に導く通水路と、前記アイロン本体
に設けられる噴出ノズルと、前記アイロン本体に設けら
れ前記通水路から前記カセットタンク内の水を吸い上げ
て前記噴出ノズルに供給する水循環部と電動機とからな
る電動ポンプとを備え、前記水循環部を前記通水路の近
傍に位置して前記カバーの下部に設けるとともに、前記
電動機を前記カバーの上部に設け、さらに前記電動ポン
プは前記電動機として電動モータを設けたすべり羽根形
の回転ポンプであり、前記電動モータの駆動を制御する
操作手段と、この操作手段のオフ操作時に前記電動モー
タを所定時間逆回転させるモータ反転手段とを設けたこ
とを特徴とするスチームアイロン。 - 【請求項2】 気化室を有するベースの上部にカバーを
設けてなるアイロン本体と、前記アイロン本体に着脱自
在に設けられるカセットタンクと、このカセットタンク
内の水を前記気化室に導く通水路と、前記アイロン本体
に設けられる噴出ノズルと、前記アイロン本体に設けら
れ前記通水路から前記カセットタンク内の水を吸い上げ
て前記噴出ノズルに供給する水循環部と電動機とからな
る電動ポンプとを備え、前記水循環部を前記通水路の近
傍に位置して前記カバーの下部に設けるとともに、前記
電動機を前記カバーの上部に設け、さらに前記アイロン
本体に給電端子を設けるとともに、前記アイロン本体の
載置時に前記給電端子に当接する電源端子を備えた載置
台を設け、前記電動機の駆動電源として充放電可能な二
次電池と、前記アイロン本体の載置時に前記載置台から
の電力供給により前記二次電池を急速充電する急速充電
回路とを前記アイロン本体に設けたことを特徴とするス
チームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17443994A JP3371995B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | スチームアイロン |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0833798A JPH0833798A (ja) | 1996-02-06 |
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JP17443994A Expired - Fee Related JP3371995B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | スチームアイロン |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN105853196A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-08-17 | 张传开 | 一种充电式蒸脸器 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP17443994A patent/JP3371995B2/ja not_active Expired - Fee Related
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