JP3371105B2 - インターネット通信を利用した聴力検査システム - Google Patents

インターネット通信を利用した聴力検査システム

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JP3371105B2
JP3371105B2 JP2000171987A JP2000171987A JP3371105B2 JP 3371105 B2 JP3371105 B2 JP 3371105B2 JP 2000171987 A JP2000171987 A JP 2000171987A JP 2000171987 A JP2000171987 A JP 2000171987A JP 3371105 B2 JP3371105 B2 JP 3371105B2
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B5/12Audiometering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/70Adaptation of deaf aid to hearing loss, e.g. initial electronic fitting

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
り運用されるインターネットサイトを利用した聴力検査
システム(スクリーニング純音聴力検査)に関する。 【0002】 【従来の技術】まず、本発明で扱われるコンピュータプ
ログラムは、インターネット通信網内で運用されるワー
ルドワイドウェブ(World Wide Web)が
有している特徴を利用した文字、絵、音、動映像を具現
することが出来る一連のコンピュータプログラムを、エ
イチティーエムエル(HTML:Hyper Text
Markup Language)形態のプログラムと
シージーアイ(CGI:Common Gateway
Interface)プログラムによりHTMLのフ
ォームタグ下でインターネットと接続した使用者のブラ
ウザとインターネットサーバー側のソースを連結するプ
ログラムを意味するもので、本発明のプログラムはHT
ML形式のメインプログラムとCGI形態の実行プログ
ラムで構成され使用される。更に高度の押出率を利用す
るフラシュ(flush)と最近開発されたジャバも使
用している。 【0003】通常的に人間が生きていく上で、人体が有
している感覚器官の一つである聴力は、視覚的な認知と
共に聴覚による情報収集が非常に重要な感覚器官として
十分に認識されなければならない。 【0004】このような聴力は他の感覚とは異なり、老
化することによって徐々にその認知力が弱くなる現象が
著しいものであり、急激な聴力減退を除いては徐々に進
行し、自分の聴力認知力の変化が自分で感じられない場
合が多い。かつ、聴力変化を認識しても忙しい日常生活
の中で病院に行く時間がないため疾患の早期発見と早期
治療を逃す場合が多い。 【0005】特に、近来の産業発達と急速な産業環境変
化により作業場の騒音が増加し、これによる発生する騒
音性難聴が増加の勢いにある。 【0006】また、これによる騒音を遮断することが出
来る様々な器具が開発され、よりよい作業環境で勤務す
ることが出来るよう作業環境の改善が要求されている。
一般的に騒音がひどい作業環境内で長時間勤める場合、
作業場で発生される騒音に慣れる人体の環境適応力によ
って騒音水準に対して人体が感じる感度が低くなり、こ
れによる持続的な騒音露出で聴神経損傷が加速化されて
いる。 【0007】このような聴力の認知力変化(難聴)は急
激に聴力が衰える急性難聴(突発性難聴)と徐々に聴力
が衰える難聴形態に分ける。非常に遅く進行する聴力減
退に対しては自分が認識できない場合が多い。 【0008】急激に聴力が減退する突発性難聴の場合に
は、早期の発見を通じる早期の治療が病気の予防に非常
に重要である。 【0009】しかし、常に忙しい現代人には病院に行く
時間的な余裕がない場合が多く、このような人々に自ら
簡単にウェブ環境で純音聴力検査をするように役立つこ
とで難聴を早期発見し、かつ、適切な警告をすることで
早期の治療を可能にする。 【0010】更に、徐々に聴力が衰える場合、これを早
期診断するためには自ら直接病院を定期的に訪問して純
音聴力検査を経て本人の聴覚能力の診断を受ける。か
つ、自宅診断をするためには、非常に綺麗な固有の純音
を発生させる音叉等を用意し、常に検査を実行して自分
の聴力変化を知る。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の聴力診断システムは非常に不便である。病
院、医院を訪問する場合、時間的な損失と、診療時間の
予約のような煩わしさ、等があり、一方正確な自宅診断
のためには高価の特殊装備を備えなければならない問題
がある。 【0012】本発明は、上述した従来の問題を完全に解
消した診断システムを提供することで、病院或いは専門
医院を直接訪問する時間的な浪費と、予約のような煩わ
しさがないことは勿論、自宅診断のための特殊装備を備
えなくても聴力検査が可能であり、特に時間や場所を区
別せず常に自分の聴力を検査できるものである。 【0013】このような本発明は、本出願人が先出願し
た韓国特許出願第98- 58698号のようにコンピュ
ータがプログラムをロードして実行させる事によってA
RS(自動音声応答システム)を運用すると同時に、聴
力検査プログラムを実行し、順次に聴力レベルに応じて
被検査者の聴力を検査し、聴力検査の結果を自動的に被
検査者に知らせ、同時に日常生活で注意すべき事項等を
説明することにより、迅速かつ明確に被検査者の聴力を
知らせる聴力検査システムである。 【0014】従って、本発明の目的は、前記のようにA
RSを利用した先出願の聴力検査システムと共に、近来
拡大しているインターネット通信網を利用して、より多
くの使用者が利用できる長所と、自宅等でのより便利な
利用のために、インターネットサイトのホームページ下
で運用できるようにした聴力検査システムを提供するこ
とにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による聴力検査システムは、コンピュー
タにより運用されるインターネット通信を利用し、前記
インターネット通信に、被検査者のコンピュータからモ
デムを通じてインターネットに開設されたホームページ
に接続する手段と、前記接続する手段による接続後に、
聴力検査の基準となる多段階のレベルに区分された可聴
周波数帯域別音量を、段階別に一定時間の間、被検査者
に聞かせる手段と、前記聞かせる手段により被検査者が
可聴周波数帯域別音量を聞いた後、被検査者が応答して
入力した応答タグを認識しチェックする手段と、前記応
答タグに基づいて、被検査者の平均聴力閾値を算出し、
平均聴力閾値に対応する被検査者の聴力を診断し難聴レ
ベルを被検査者に通知する手段と、で構成される。 【0016】このような本発明はホームページ上で選択
され表示されるメインプログラムのHTMLファイルプ
ログラムと実時間で実行されるCGI実行ファイル形態
の連結プログラムでインターネットサーバーのハードデ
ィスクに記録され構成される。 【0017】 【発明の実施形態】以下、添付した図面を参照しながら
詳細に説明する。図1乃至図2は、本発明のメインプロ
グラムを表現したもので、本発明の聴力検査を開始する
HTMLプログラムであり、図2乃至図14は聴力検査
を実施するCGIプログラムである。 【0018】このように本発明のプログラムは大きく二
つに大別される。一方は聴力検査を提供するホームペー
ジの聴力検査スタートプログラムであり、他方は聴力検
査実施プログラムである。 【0019】まず、被検査者が自分のコンピュータに収
録されたインターネット接続プログラムを利用してイン
ターネット提供会社を通じてモデムでインターネットに
接続した後、聴力検査を提供するホームページを開くと
聴力検査を受けることが出来る。 【0020】この時、被検査者が聴力検査を実行するた
めのボタンをクリックすると、ホームページ紹介と使用
環境を簡単にディスプレーし、インターネットを利用す
るか否か、ARSを利用するか否かの案内及び選択窓が
表示される。 【0021】そして、より正確な聴力検査のための被検
査者のコンピュータ調整方法と調整プログラムの実行の
ための選択窓を表示し、被検査者に調整させる。 【0022】被検査者が前記案内にそってコンピュータ
の環境を聴力検査に合わせて調整を行った後、開始ボタ
ンをクリックすると、聴力検査が実施される。被検査者
確認部1及び個人資料表示部1aと個人資料確認部1b
を経て被検査者資料入力部2と被検査者資料貯蔵部3に
より被検査者を認識する。 【0023】被検査者がインターネットと接続したブラ
ウザの種類を選択するブラウザ選択部4を経て検査シス
テム選択部11で一連の連続的な方法又は画面を見なが
ら直接検査をするか否かを選択する検査システム選択部
11が実行され、右耳処理部23R、左耳処理部23L
を経て音ファイル選択部24を実行して段階的に500
Hz音選択部25、2000Hz音選択部26、100
0Hz音選択部27を実行し、この時、段階ごとに音聞
こえ確認部29のクリック状態を確認しクリックする
と、音値確認部30が現在の音値を算出し各閾値をそれ
ぞれの周波数別音値貯蔵部31、32、33に貯蔵し、
音値増加部34が次の検査に該当する音値を前記音ファ
イル選択部24に送って最終検査までループで繋ぐ。 【0024】この時、被検査者が音聞こえ確認部29を
クリックしないときは、最後音選択に該当する音値の平
均閾値を計算し、難聴レベル判定部35が平均閾値計算
部28に送って被検査者の片方の耳の聴力検査を済ま
せ、検査結果に該当する難聴レベルを知らせる。 【0025】この時、被検査者は自分の難聴レベルに該
当する内容をクリックすると、難聴レベル説明部36が
難聴レベルに該当する診断及び処方内容を見せながら片
方の耳の検査を完了する。 【0026】次に検査耳転換確認部37が続いて反対側
の耳を検査するかを判断し、続ける場合リターン部39
で聴力検査を再び開始し、続けない場合、検査内容貯蔵
部38に検査結果を貯蔵して被検査者の個人資料を保管
する検査資料貯蔵部3に貯蔵する。 【0027】一方、前記検査システム選択部11で画面
を見ながら直接検査を選択すれば、図6乃至図8に示す
ように直接検査表示部40aの直接検査案内部41が直
接検査システムを表示し、音域選択部42は低音領域検
査部60、会話領域検査部80及び高音領域検査部40
を選択させる。 【0028】この時、高音領域検査を選択すると、案内
文出力部43で高音領域検査に使用される周波数リスト
を表示し、音ファイル選択部44は4000Hz音選択
部45と、8000Hz音選択部46の音の大きさを各
段階別に聞かせ、画面に現在聞かせている音の大きさと
周波数を表示して音聞こえ確認部47のクリックを待
つ。 【0029】この時、音聞こえ確認部47をクリックす
ると、現在聞かせた音に該当する音値を音値確認部50
が判断して音値貯蔵部51、52に貯蔵し、検査音増加
部53で次の段階の音値を選択して前記音ファイル選択
部44に送って音選択部45、46の次の段階の音を聞
かせる。 【0030】そうしてから、音聞こえ確認部47をクリ
ックしないときは、難聴レベル判定部56で最後に聞か
せた音に該当する音値を平均閾値出力部48に送り、被
検査者に知らせて被検査者が出力難聴レベルに該当する
出力文をクリックすると、難聴レベル説明部54が難聴
レベルを説明する説明文を出力し、リターン部55は直
接検査案内部41に戻す。 【0031】一方、音域選択部42で低音領域検査を選
択すれば、図9乃至図11に示すように、案内文出力部
63で低音領域検査に使用される周波数リストを表示
し、音ファイル選択部64は250Hz、音選択部65
と500Hz音選択部66の音の大きさを各段階別に聞
かせ、画面で現在聞かせている音の大きさと周波数を表
示し、音聞こえ確認部67のクリックを待つ。 【0032】この時、音聞こえ確認部67をクリックす
ると、現在聞かせた音に該当する音値を音値確認部70
が判断して音値貯蔵部71、72に貯蔵し、検査音増加
部73で次の段階の音値を選択して前記音ファイル選択
部64に送って音選択部65、66の次の段階の音を聞
かせる。 【0033】そうしてから、音聞こえ確認部67をクリ
ックしないときは、難聴レベル判定部76で最後に聞か
せた音に該当する音値を平均閾値出力部68に送って被
検査者に知らせ、被検査者は出力された難聴レベルに該
当する出力文をクリックすると、難聴レベル説明部74
が難聴レベルを説明する説明文を出力しリターン部75
は直接検査案内部41に戻す。 【0034】かつ、音域選択部42で会話音域検査を選
択すれば、図12乃至図14に示すように、案内文出力
部82で会話音域検査に使用される周波数リストを表示
し、音ファイル選択部83は500Hz音選択部84
と、2000Hz音選択部85、及び1000Hz音選
択部86の音の大きさを各段階別に聞かせ、画面で現在
聞かせている音の大きさと周波数を表示して音聞こえ確
認部87のクリックを待つ。 【0035】この時、音聞こえ確認部87をクリックす
ると、現在聞かせた音に該当する音値を音値確認部90
が判断して音値貯蔵部91、92、93に貯蔵し、検査
音増加部94で次の段階の音値を選択して前記音ファイ
ル選択部83に送って音選択部84、85、86の次の
段階の音を聞かせる。 【0036】そうしてから、音聞こえ確認部87をクリ
ックしないときは、難聴レベル判定部97で最後に聞か
せた音に該当する音値を平均閾値出力部88に送って被
検査者に知らせ、被検査者は出力された難聴レベルに該
当する出力文をクリックすると、難聴レベル説明部95
が難聴レベルを説明する説明文を出力し、リターン部9
6は直接検査案内部41に戻すように構成されている。 【0037】前記のように一連の聴力検査を行う本発明
の作用をより詳細に以下に説明する。 【0038】本発明は、インターネットサイトを運用す
る運用体制に合わせてコンパイルされるか、又は規則に
応じてプログラムされインターネットサーバーハードデ
ィスクにリンクソースで記録され、インターネットホー
ムページに接続した被検査者の要請によりロードされ実
行されるようにしたことで、本発明の実施例は、マイク
ロソフト社のウィンドウズバージョン下で実行されるよ
うにプログラムされており、プログラムはビジュアルシ
ープラプラ(Visual C++)を使用し、音の編集
はクールエディトプロ(Cool edit pro)
を使用した。 【0039】前記音は1000Hz―30dBを聴力検
査装置から音声認識装置に貯蔵し、これを圧縮及び増幅
し、250Hz乃至8000Hzの周波数と0dB乃至
80dBを5dB段階に区分し、これらを各々の特定音
声データ形態でエンコード(Encode)した固有フ
ァイルに区分された状態とし、運営体制下の本プログラ
ムが収録された貯蔵装置に存在するようにした。 【0040】参考として、本発明において「純音」と
は、単一の波形を持ち、雑音で影響されない純粋な固有
波長の音を意味し、「閾値」とは、音が内耳の鼓膜と耳
小骨を刺激し、その結果伝達された音が認知できる最小
の音の量を意味する。 【0041】以下、本発明の作用について説明する。ま
ず、被検査者が自分のコンピュータに収録されたインタ
ーネット接続プログラムを利用して、インターネット提
供会社を通じてモデムでインターネットに接続した後、
聴力検査を提供するホームページを開くと聴力検査が可
能となる。 【0042】この時、被検査者の画面に表れる内容は、
「ようこそ、いらっしゃいませ、このホームページは耳
鼻咽喉科の医学情報とインターネットを利用してスクリ
ーニング聴力検査をすることが出来るように製作された
ものです。従って、聴力障害を訴える方々に出来るだけ
客観的に本人の聴力程度を把握するようにし、治療や社
会適応に少しでも手伝いするようにこのホームページを
作りました。本ホームページはインターネットエクスプ
ローラ4. 0以上、ネッツケープ4. 0以上、解像度8
00X600モードで最も………………………………以
下、省略。」と表示され本ホームページの案内をする。 【0043】そして、左側に各種の選択タグが表れ、こ
こに聴力検査選択タグが設けられている。被検査者は聴
力検査を実行するためのボタンをクリックすると「イン
ターネットを利用した聴力検査」「ARS電話聴力検査
案内」のクリック窓が表れる。 【0044】ここで、「インターネットを利用した聴力
検査」をクリックすれば、 「出来るだけ、この検査は周辺の騒音が少ない静かな所
で行うことがより正確な結果を得ることが出来ます。」 「この検査のためにはセッティング(setting)
が必要です。 1.…………………… 中略…………………… 5.検査する耳を選択した後、「開始」を押すと検査が
案内されます」。と表示される。 【0045】前記のように、より正確な聴力検査のため
の被検査者のコンピュータ調整方法と調整プログラムの
実行のための選択窓を表示し、被検査者が調整するよう
になっている。 【0046】前記の案内により、被検査者はコンピュー
タの環境を聴力検査に合わせて調整を済ませた後、「開
始」ボタンをクリックすると、被検査者確認部1で聴力
検査を実施する接続者の接続IDを検索し被検査者の資
料があれば、図2の個人資料表示部1aが被検査者の資
料を表示し、個人資料確認部1bが検索した資料を使用
するか否かを被検査者に問う。 【0047】一方、被検査者の資料が検索されなけれ
ば、被検査者資料入力部2が次の被検査者の聴力検査の
ための身上内容を入力した後、被検査者資料貯蔵部3に
貯蔵する。 【0048】次の被検査者の資料貯蔵が完了されれば、
インターネットと接続したブラウザの種類を選択するブ
ラウザ選択部4が被検査者のブラウザを設定するように
すると共に、検査方式選択部11が聴力検査を連続的な
方法で行うか否かを、被検査者が画面を見ながら直接検
査を行うか否かが連動され表示される。 【0049】この時、被検査者が連続的な検査を選択す
れば、日常で最もよく接する会話領域の音域に該当する
聴力検査を受けることになる。 【0050】そして、画面には、「できるだけ、周辺の
騒音が少ない静かな所で検査することがより正確な結果
を得ることが出来ます。ヘッドホンから小さな音であっ
ても、「ピー」という音が聞こえたならば、5秒以内に
エンターをクリックして下さい。もし音が聞こえずに5
秒以内にエンターをクリックしないときは、次に移りま
す。」という文句とボリューム調整機能タグが表れる。 【0051】そして、画面には「左側耳検査」「右側耳
検査」が表示され、希望する耳を検査でき、また後で反
対側の耳を検査できる。 【0052】前記のように検査対象の耳選択部22を実
行すれば、音ファイル選択部24が1000Hz、音選
択部25からの周波数が1000Hzであり、音量は8
0dBである「ピー」という音を1秒間、聞かせ、続い
て「エンター」がクリックされているかを音聞こえ確認
部29が確認し、クリックしていたら、被検査者の聴力
がよりよい状態で認知し、音値確認部30が現在聞かせ
た音の値を判断するようにする。 【0053】そうして、クリックを確認すれば、現在音
値を音値貯蔵部31に貯蔵し、音値増加部34は一段階
さらに進行する信号を前記音ファイル選択部24に送っ
て次の小さい音を再び1秒間、聞かせる。 【0054】一方、前記段階で「エンター」をクリック
しないときは、被検査者の聴力が1000Hz80dB
以下で認知され、音ファイル選択部24は2000Hz
の80dBの音を1秒間、聞かせる。 【0055】このように続いて進行し1000Hz帯域
音選択部27の音の大きさが「0dB」レベルになるま
で進行し、被検査者がエンターをクリックしない時点の
音値(前段階の音値)即ち、聴力閾値を各々の音値貯蔵
部31、32、33に貯蔵し、音を聞かせる段階を済ま
すと、その貯蔵値を平均閾値計算部28(検査順序10
00Hz→2000Hz→1000Hz→500Hz)
〔※最初に検査した1000Hzの聴力閾値は捨て
る。〕に送って計算を完了し難聴レベル判定部35に伝
送する。すると、難聴レベルを再び平均閾値計算部28
にリターンして被検査者に知らせる。 【0056】このように知らせた難聴レベルをクリック
すれば、難聴レベル説明部36が被検査者の画面にその
説明文の形で知らせる。 【0057】前記のように片方の耳の検査が終わると、
続いて反対側の耳の検査をするか否かを判断する検査耳
転換確認部37を確認し、続いて検査を選択すれば、リ
ターン部39が検査の最初の位置に戻されて反対側の耳
を検査することになる。 【0058】反対側の耳の検査は前記で説明したシステ
ムを繰り返して同じ検査効果を持つ。一方、前記した検
査システム選択部11で「直接画面を見ながら検査」を
選択する場合には、周波数が4000Hzと8000H
z帯域の高音領域を検査する高音領域検査部40と周波
数250Hzと500Hz帯域の低音領域及び日常の生
活で最もよく接する会話領域周波数500Hz、100
0Hz、2000Hz帯域の聴力を検査できる。 【0059】各々の周波数帯域ごとに0dB乃至80d
Bの大きさごとに5dBの間隙をもって大きい音から小
さい音までを順次に聞かせ、最小の可聴音大きさの値を
算出し聴力閾値を得て、これらの結果によって難聴の有
無を知らせる。(連続的な検査「会話領域」/ 直接画
面を見ながら検査「会話領域」では標準化されている難
聴レベルを知らせ、直接画面を見ながら検査「高音
域、低音域」では30dB以上の聴力閾値が出ると難聴
が起こるという事実を知らせる。)、前記直接画面を見
ながら検査する検査システムは会話領域、高音領域、低
音領域を検査でき(連続的な検査は会話領域のみ検査可
能)連続的な検査と比べて高音域検査と低音域検査が追
加された事である。 【0060】次に表示した表1は本発明で使用される周
波数と音の大きさ及び難聴レベル及び難聴レベルの説明
を表現したものである。 【0061】 【表1】【0062】 【表2】【0063】 【表3】 【発明の効果】前記のように作用する本発明の聴力検査
システムは、被検査者が耳鼻咽喉科病院や医院に行かな
くとも容易に自分の聴力を随時に検査できる便利さを得
ることが出来る。かつ、これによる疾病の早期の発見及
び治療の効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のメインプログラムである。 【図2】本発明のメインプログラムである。 【図3】本発明の会話領域の連続的な検査プログラムで
ある。 【図4】(A),(B)は本発明の会話領域の連続的な
検査プログラムである。 【図5】本発明の会話領域の連続的な検査プログラムで
ある。 【図6】本発明の直接画面を見ながら検査するプログラ
ムの高音域検査プログラムである。 【図7】(A),(B)は本発明の直接画面を見ながら
検査するプログラムの高音域検査プログラムである。 【図8】本発明の直接画面を見ながら検査するプログラ
ムの高音域検査プログラムである。 【図9】本発明の直接画面を見ながら検査するプログラ
ムの低音域検査プログラムである。 【図10】(A),(B)は本発明の直接画面を見なが
ら検査するプログラムの低音域検査プログラムである。 【図11】本発明の直接画面を見ながら検査するプログ
ラムの低音域検査プログラムである。 【図12】本発明の直接画面を見ながら検査するプログ
ラムの会話域検査プログラムである。 【図13】(A),(B)は本発明の直接画面を見なが
ら検査するプログラムの会話域検査プログラムである。 【図14】本発明の直接画面を見ながら検査するプログ
ラムの会話域検査プログラムである。 【符号の説明】 1…被検査者確認部 2…被検査者資料入力部 3…被検査者資料貯蔵部 4…ブラウザ選択部 11…検査システム選択部 23L…左耳処理部 23R…右耳処理部 24…音ファイル選択部 25…500Hz音選択部 26…2000Hz音選択部 27…1000Hz音選択部 28…平均閾値計算部 29…音聞こえ確認部 30…音値確認部 31、32、33…音値貯蔵部 34…音値増加部 35…難聴レベル判定部 36…難聴レベル説明部 37…検査耳転換確認部 38…検査内容貯蔵部 39…リターン部 40…高音領域検査部 41…直接検査案内部 42…音域選択部 43…案内文出力部 44…音ファイル選択部 45…4000Hz音選択部 46…8000Hz音選択部 47…音聞こえ確認部 48…平均閾値出力部 50…音値確認部 51、52…音値貯蔵部 53…検査音増加部 54…難聴レベル説明部 55…リターン部 56…難聴レベル判定部 60…低音領域検査部 63…案内文出力部 64…音ファイル選択部 65…250Hz音選択部 66…500Hz音選択部 67…音聞こえ確認部 68…平均閾値出力部 70…音値確認部 71、72…音値貯蔵部 73…検査音増加部 74…難聴レベル説明部 75…リターン部 76…難聴レベル判定部 80…会話領域検査部 82…案内文出力部 83…音ファイル選択部 84…500Hz音選択部 85…2000Hz音選択部 86…1000Hz音選択部 87…音聞こえ確認部 88…平均閾値出力部 90…音値確認部 91、92、93…音値貯蔵部 94…検査音増加部 95…難聴レベル説明部 96…リターン部 97…難聴レベル判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 500262212 シン サン−ドン 大韓民国,ソウル,ドン ダエ ムーン −グ,チュン リャン リ−ドン 738, ヒュン ダエ コア ビラット ナンバ ー2−1404 (72)発明者 ロー ユン−スン 大韓民国,キュンギ−ド,クリーシ,イ ンチャン−ドン,サムワン アパートメ ント ナンバー502−804 (56)参考文献 特開2000−185033(JP,A) 特開 平6−175817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/12 G06F 17/60

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンピュータにより運用されるインター
    ネット通信を利用した聴力検査システムであって、 前記インターネット通信に、被検査者のコンピュータか
    らモデムを通じてインターネットに開設されたホームペ
    ージに接続する手段と、 前記接続する手段による接続後に、聴力検査の基準とな
    る多段階のレベルに区分された可聴周波数帯域別音量
    を、段階別に一定時間の間、被検査者に聞かせる手段
    と、 前記聞かせる手段により被検査者が可聴周波数帯域別音
    量を聞いた後、被検査者が応答して入力した応答タグを
    認識しチェックする手段と、 前記応答タグに基づいて、被検査者の平均聴力閾値を算
    出し、平均聴力閾値に対応する被検査者の聴力を診断し
    難聴レベルを被検査者に通知する手段と、 を備えたことを特徴とするインターネット通信を利用し
    た聴力検査システム。
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