JP3370341B2 - 合成ゴルフ・クラブ・シャフトおよびその製造方法 - Google Patents

合成ゴルフ・クラブ・シャフトおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願への相互参照 本出願は、1996年5月31日付の「合成ゴルフ・クラブ
・シャフトおよびその製造方法」という名称の米国仮特
許出願60/018,882、および1996年8月9日付の「合成ゴ
ルフ・クラブ・シャフトおよびその製造方法」という名
称の米国特許出願60/023,488、および1996年9月6日付
の「合成ゴルフ・クラブ・シャフトおよびその製造方
法」という名称の米国非仮特許出願08/709,269からの優
先権を主張する。前記各出願は、引用によって本明細書
の記載に援用する。
発明の背景および概要 本発明は、概して、ゴルフ・クラブ・シャフトに関
し、特に改良型合成シャフトおよびその製造方法、およ
びそのシャフトを使って作ったクラブに関するものであ
る。
ゴルフ・シャフト製造における最近の進歩には、巻付
け積層構造の炭素またはホウ素をベースとする樹脂含浸
シート材が関連している。前記構造体は、壁の厚さは薄
いが非常に強力で、少し円錐台状のほぼ円筒形のシャフ
トを形成する。シャフトを握り、スイングした場合、前
記シャフトは、一方の端部でシャフトを握っているゴル
ファーの両手から、他の端部上に位置しているゴルフ・
クラブのヘッドへのトルク伝達が非常に優れている。前
記ゴルフ・シャフトの構造および方法は、引用によって
本明細書の記載に援用した、現在は、「ゴルフ・クラブ
・シャフトおよび積層構造素子およびその製造方法」と
いう名称の米国特許第5,569,099号になっている、1994
年12月30日付の米国特許出願08/366,965に記載されてい
る。
簡単に説明すると、本発明のゴルフ・クラブ・シャフ
トは、ほぼ円筒形で、ほんの少しテーパ状になってい
て、そのため少し円錐台状のマンドレルの周囲に、シー
ト材を巻き付けることにより形成したゴルフ・クラブ・
ヘッドを装着するための第一の細長いセグメントと、ゴ
ルファーが握るための第二の細長いほぼ円錐台状のセグ
メントを含む。前記第二のセグメントは、シャフトの外
表面を滑らかにテーパ状にするために、第一のセグメン
トおよびマンドレルの周囲に形成される。それ故、シャ
フトは、グリップ・エンドに、曲線フレアを持つ軍隊の
ラッパまたは角のような形を持ち、両方のセグメントの
間に接合部の急角度の内部領域を持つ。両セグメント間
の前記接合部は、好適には、シャフトのグリップ・エン
ドからほぼ1/3のところに位置することが好ましい。シ
ャフトは、そのヘッド装着端部が、そのクリップ・エン
ドの直径のほぼ1/3以下になるようにテーパ状になって
いる。前記シャフトの前記構造により、上記米国特許第
5,569,099号に記載されているものより非常に改善され
たトルク伝達および飛距離を達成することができる。
前記シャフトは、また衝撃吸収特性を持つように思わ
れる人間工学的に設計されたグリップ・エンドを有す
る。この両方の特性により、従来のようにグリップを後
から取り付けなくてもシャフトを使用することができ
る。通常はエラストマでできているグリップを使用しな
いですむので、グリップ・エンドを有意に軽くすること
ができ、本発明のシャフトを使用して作ったクラブのバ
ランスは劇的に変化する。クラブ・ヘッドが非常に軽い
場合は、本発明のシャフトを使って作ったクラブのバラ
ンス点は、クラブ・ヘッドに非常に近くなる。グリップ
を使用しないですむので、シャフトとゴルファーの手と
の間の弾性体のグリップの曲がりがなくなり、それによ
りトルク特性も改善される。グリッブ・エンドの形およ
び滑かで硬い表面により、ゴルファーの両手の選択した
部分に詰め物、接着剤および滑材を塗布することによ
り、非常に種々の性能向上技術を使用することができ
る。
本発明の上記および他の目的および利点は、図面を参
照しながら、好適な実施形態の詳細な説明を読めば、よ
り容易に理解することができるだろう。
技術的現状 技術的現状は、「ゴルフ・クラブ・シャフトおよび積
層構造素子およびその製造方法」という名称の米国特許
第5,569,099号、および「ゴルフ・クラブ用シャフト」
という名称の米国特許第5,427,373号を含む。
図面の簡単な説明 図1は、好適な実施形態に従って作ったシャフト、お
よび前記シャフトに取り付けたゴルフ・クラブ・ヘッド
を含むゴルフ・クラブの等角図である。
図2は、図1の2−2線にほぼ沿って切断したシャフ
トの拡大部分断面図である。
図3は、図1の3−3線にほぼ沿って切断したシャフ
トの、ヘッドのない大きく拡大した断面図である。
図4は、外部コーティングを行う前の、図1のシャフ
トとは少し異なる寸法上の割合を持つ、図1を拡大し
た、好適な実施形態に従って作った部分的に完成したゴ
ルフ・クラブ・シャフトの正面図である。
図5Aは、本発明のゴルフ・クラブ・シャフトの製造方
法を示す図4類似の正面図である。
図5Bは、本発明のゴルフ・クラブ・シャフトの他の製
造方法を示す図5A類似の正面図である。
図6は、図4に類似しているが、さらに拡大した、前
記シャフトで使用するためのエンド・キャップの拡大断
面図である。
図7は、大きく拡大し、図示のようにシャフトの一部
を省略した図1のクラブ類似のゴルフ・クラブの部分正
面図である。
好適な実施形態の詳細な説明 図1、図2および図4について説明すると、その全体
を参照番号10で示す本発明のゴルフ・クラブ・シャフト
は、細長い、中空の、角の形をした、曲線状にフレアし
ているが、ほぼ円筒形の本体を有する。シャフト10は、
ヘッド装着端部12の働きをする第一の端部12と、グリッ
プ・エンドまたは端部領域14の働きをする、第二の端部
14により形成される。好適には、外表面16は、ヘッド装
着端部の外径18から、グリップ・エンドの外径20に向か
って滑らかにテーパ状になっている、硬質の光沢のある
面であることが好ましい。中間部の外径22は、ヘッド装
着端部12とグリップ・エンド14との間に存在する。シャ
フト10は、壁の厚さ26(図2参照)および全軸長28(図
4参照)を持つ、図2に参照番号24で示す薄い壁部で形
成される。
図3−図5Aについて説明すると、シャフト10は、好適
には、複数の積層シート材タイプの層(下記に示す)を
含む、合成材料から作られていることが好ましい。前記
合成材は、好適には、ホウ素、タングステン、鉄および
炭素を含むグループから選択した化学元素をベースとす
る柔軟な繊維から形成されていることが好ましい。前記
化学元素が炭素を含んでいる場合には、その炭素は、通
常、六角形の結晶で黒鉛と呼ばれる。例えば、前記材料
としては、シートの繊維が予め定めた同じ方向を向いて
いるシート状に形成された黒鉛をベースとする、結合材
を含む熱硬化性繊維を含むことができる。前記シート
は、シャフト10に必要な構造上の特性を与えるために、
シートに含まれる繊維をある方向に向けるために、シャ
フト10の長い方の軸に対して方向づけをするのが最適な
方法である。
好適な実施形態の材料の繊維の選択的な向きは、図5A
を参照すれば、もっともよく理解することができる。こ
の図は、シャフト10の形に形成される前の、複数の積層
シートまたは複数の層の材料を示す。前記複数の層は、
二つの別々のセグメントにグループ分けできることを理
解できるだろう。前記複数の層は、それ自身の縦方向の
軸に対する、それ自身の繊維の向きまたは傾きにより特
徴づけることができる。その内部で繊維が縦方向の軸と
整合している前記層は、本明細書では、縦向き層と呼
び、その内部で繊維が縦方向に対してある角度で延びる
層は、斜め層または傾斜層と呼ぶ。
好適には、複数の層は傾斜層と、(斜めになっていな
い)縦向き層とが交互に積み重なっていることが好まし
い。例えば、図5Aの下部に示す、第一のセグメント30に
おいては、複数の層は傾斜層31、隣接する縦向き層32、
前記層32に隣接するもう一つの傾斜層33、および最後の
他の縦向き層34を含む。傾斜層31および33の繊維は、相
互に繊維それ自身と鏡に映った繊維との間の角度を持っ
ていることが理解できるだろう。好適には、層31および
33の繊維の間の角度は、複数の層の縦軸に対して約45度
であることが好ましい。このことは、また層31の繊維
が、層33の繊維に対して垂直であることを意味する。
第二のセグメント35においても、繊維は同じように配
置されている。それ故、複数の層は、傾斜層36、縦向き
層37、他の傾斜層38、および他の縦向き層39を含む。縦
向き層37は、傾斜層36および38の間に直接挟まれてい
る。傾斜層36および38の繊維は、層31および33と同じよ
うに、実物と鏡像との関係にあるが、その角度は、繊維
が、複数の層の縦軸に対して約60度になるような方向を
向いている。このことは、層31および33の繊維は、層36
および38の繊維よりも複数の層の縦軸に密接に整合して
いることを意味する。複数の層が、以下に説明するよう
に、シャフトの形に完成すると、複数の層の縦軸はシャ
フトに対して軸方向を向くことが理解できるだろう。
合成材のすべての層を、シャフト10のほぼ全長にわた
って延びる連続している繊維に向き合うように、実質的
に連続している繊維の二つの異なるセグメントに分割す
ることによって、シャフト10で作ったクラブは、従来の
クラブと比較すると、遥かに反応性が高いことが分かっ
た。シャフト10は屈曲およびおよび捻りの両方に対して
より優れた抵抗力を持つ。
図5Bは、他の実施形態の積層構造を示す。参照番号13
4は、シャフト10の全長にわたって延びる、実質的に連
続している繊維を持つ一枚の上に重ねた層を示す。この
層は、それぞれ、セグメント30および35の、縦向き層34
および39の代わりに使用されている。図示していない、
さらに、他の実施形態は、上に重ねた層134に他に、セ
グメント30および35の層34および39を蔵する。上に重ね
た層134は、他のシャフトの全長にわたって延びる実質
的に連続している繊維を追加し、それにより、反応性が
幾分弱くなるようにシャフト10のダイナミックスを変化
させる。しかし、この別のシャフトは、もっと柔軟性が
あり、ある種のプレーヤおよび状況に対しては、ある種
の望ましい特性を持つ。
図1、図2および図4に示すように、シャフト10は、
外面16のテーパ状態または輪郭の変化に対応し、今説明
した合成材の複数の層のセグメントに対応する、いくつ
かのセグメントまたは部分を有する。第一の細長いセグ
メント、または部分40は、図1に示すように、図4に参
照番号42で示すテーパ状の部分の、(0.5度以下の)非
常に小さな第一の角度により形成される第一の円錐台の
輪郭を持つ。第一のセグメント40のテーパ状の部分の角
度が小さい場合、本明細書においては、実際には少し円
錐台の形をしていても、場合により、ほぼ円筒形と呼ぶ
場合がある。このような形になっているため、以下に説
明するように、シャフト10の他のもっと角度の大きいテ
ーパ状のセグメントに対して、第一のセグメント40を容
易に描くことができる。第一のセグメント40は、軸長44
を持ち(図4参照)、その一方の端部は、小さな環状の
縁部46を有し、その他の端部は、大きな環状の縁部48を
有する。縁部46は、図1に示す外径18に対応する。参考
までに説明すると、図2に示す最後の内径50は、セグメ
ント40の縁部48に対応する。
図1の参照番号52は、シャフト10の第二の細長いセグ
メントまたは部分を示す。第二のセグメント52は、図4
に示す約0.5度のテーパ状の部分54の第二の角度によ
り、実質的に形成される、第二の円錐台の輪郭を含む。
第二のセグメント52は、全軸長56を持ち、さらに、第二
のセグメント52の環状の縁部を形成するサブ・セグメン
トまたは小区分58(図1参照)を含む。同様に、サブ・
セグメント58は、ほぼ2度のテーパ状の部分60の第三の
角度により形成される第三の輪郭、および軸長62を有す
る。前記第三の輪郭により、シャフト10は幾分軍隊ラッ
パまたは角のような形になる。参考のために説明すろ
と、図2に示す最初の内径64は、第二のセグメント52に
対するもので、図1は中間の外径66を示す。中間の外径
66は、サブ・セグメント58の最初の部分に対応する。サ
ブ・セグメント58の端部は、前記グリップ・エンドの外
径20に対応する。
図1および図5Aを一緒に説明すると、これら図に示す
ように、第一のセグメント40は、層31−35に対応し、第
二のセグメント52は層36−39に対応するが、第一のセグ
メント40の一部は第二のセグメント52により覆われてい
る。セグメント40からセグメント52へ移行するところで
の輪郭の変化は、繊維の個々のセグメントを補足し、シ
ャフト10の反応性をさらに高め、端部12で発生した振動
が、ゴルファーのグリップ・エンド14に伝わらないよう
にする。図1は、第一のセグメント40と第二のセグメン
ト52の結合部分を示すが、この移行部分68はシャフト10
の外側から見ると、滑らかにテーパ状になっている相互
の結合部の形をしている。それ故、移行部分68は、第一
のセグメント40および第二のセグメント52の複数の層の
間の結合部に対応する。移行部分68は、図2に参照番号
70で示す、内径が急激に増大している結合部の内部領域
を含む。図4の参照番号72は、移行部分68の軸長を示
す。
第二のセグメント52の環状縁部58には、コルクまたは
他の弾性材で作られた端部キャップ74をかぶせることが
できる。図6に示すように、前記端部キャップ74は、好
適には、76で示す軸長および中空のコア78を有すること
ができる。
参考のために説明すると、図1および図7は、ゴルフ
・クラブ・ヘッド80を示し、このゴルフ・クラブ・ヘッ
ド80は、82で示す底面を含む。図7の80aは、ヘッド80
の質量中心を示す。シャフト10およびヘッド80は、完成
ゴルフ・クラブ84を形成する。図7に、完成ゴルフ・ク
ラブ84の質量中心84aを示す。
シャフト10は衝撃を遮断する性質を持っているので、
従来のグリップは必要ない。そのため、従来のクラブの
弾性グリップが持つ屈曲や捻れがなくなるので、クラブ
84の反応性が改善される。また、従来クラブ84のグリッ
プ・エンドのところのグリップの質量分だけ軽くなるの
で、従来のクラブと比較するとクラブがはるかに軽くな
り、クラブ84のバランス点が、従来のクラブと比較する
と、ヘッドに遥かに近くなり、(そのため、クラブ84を
使用しているとき、地面に近くなる)。ヘッド80が通常
のものより遥かに軽い場合でも、この利点が得られる。
通常のゴルフをプレイする姿勢をとり、地表面から測定
した場合のバランス点がより低く、より軽いクラブは、
多くの場合、バランス点の高いクラブより性能がいいこ
とが分かっている。
さらに、輪郭の変化および平滑で光沢のある面16を含
む、第二のセグメント52の上記特徴により、シャフトに
装着するグリップ以外に、多くの性能を向上するための
コンパウンドおよび部品を使用することができる。例え
ば、ゴルファーは、一方の手に手袋を使用し、他方の手
にある種の滑材を塗布すると、手袋をはめている手が、
クラブを非常によく制御することができることに気がつ
く場合がある。一方の手に接着剤を塗り、他方の手に何
も塗らない場合にも、同じ様な結果が得られる。さら
に、微妙な調整の際には、手の一部分だけに接着剤また
は潤滑剤を塗布する場合がある。
シャフト10の寸法および完成ゴルフ・クラブ84のクラ
ブ・ヘッド80に対するシャフト10の関係を、図7に示す
ように、下記の識別の助けを借りて、さらに詳細に説明
する。この図は、地表面88が、底面82の一部に対してほ
ぼ切線方向を向いている場合の、クラブ84を通常スイン
グする方向の、シャフト10に対する縦軸86、および地表
面88を示す。地面からのバランス点の距離90は、図7の
寸法引出し線が示すように、地面88から垂直方向に測定
した場合の、クラブの質量中心84aから、底面82までの
距離である。同様に、図7の寸法引出し線により示すよ
うに、投影により、縦軸86に沿って測定した、シャフト
10の頂部から底面82までのクラブ84の全長を参照番号92
で示す。図7は、またバランス点の他の測定値を示す。
この図は、質量中心84aおよび底面82の両方を軸86上に
投影し、前記投影点の間の軸方向の距離を測定すること
により測定した軸方向のバランス点距離94を示す。最後
に、テーパ状の部分54の第二の角度により形成される円
錐台の輪郭を持つ、シャフト10の部分にほぼ対応するグ
リップ部分を参照番号96で示す。参照番号98は、グリッ
プ部分96の中点を示す。
それ故、クラブ84を下記のように説明することができ
る。クラブ84は、シャフト10およびコルフ・ヘッド80を
含む。シャフト10は縦軸86を有する。ヘッド80は、底面
82とほぼ接触し、縦軸86からほぼ50度の角度88aで延び
る、地面88を形成している、シャフト10と向き合ってい
る底面82を含む。地面からのバランス点距離90は、寸法
線90で示すように地面88に垂直に投影するラインに沿っ
て測定した、クラブの質量中心84aから底面82の間の距
離である。別の方法としては、軸方向のバランス点距離
94は、寸法線94で示すように、垂直に投影することによ
り、縦軸86に沿って測定した、質量中心84aと底面82の
間の距離である。
好適には、クラブ84と全重量は約400グラム以下、全
長は少なくとも42インチであることが好ましい。シャフ
ト10はシャフト重量を持ち、ヘッド80はヘッド重量を持
ち、シャフト重量に対するヘッド重量の比は、約3:1以
上である。下記表が、シャフト10、ヘッド80およびクラ
ブ84のもっと詳しい重量を示す。
前記軸長、内径および外径、テーパ状の部分の角度お
よび繊維の選択は、異なる目的のゴルフ・クラブで使用
するための種々のシャフト10を生産するためにいろいろ
に変化させることができる。例えば、手の小さいゴルフ
ァー用に直径の細いシャフトを使用することもできる、
逆に、大きな手のゴルファーまたは関節炎にかかってい
るゴルファー用に、直径太いシャフトを使用することも
できる。一般的にいって、第一のセグメント40は、シャ
フト10の全長28のほぼ2/3であり、第二のセグメント52
は、シャフトの全長28のぼぼ1/3である。第二のセグメ
ント52の長さは、10.5−16インチの範囲である。下記の
表は、選択したクラブのもっと詳細な寸法である。
下記の表は、本発明のシャフト(新「堅い」および新
「強い」)から作った二本のクラブ、および他のシャフ
ト(B.B.UL「堅い」およびA.J.TechTM2590XKD)から作
った二本のクラブのロボット試験の結果を示す。各クラ
ブを同じ力でスイングし、ヘッドの面の中心でボールを
打った。表の数値は、各クラブでボールを8回打った測
定値から選択した結果である。平均値は「平均」で表示
し、距離および速度の標準偏差は「標準偏差」で表示し
た。バラツキは、空中の飛距離または全飛距離の、ボー
ルの直線飛距離からの変動の量の測定値である。空中の
飛距離は、ティからボールが最初に地面に触れた地点ま
での二点間の距離である。スイング重量は、クラブの靜
的バランスのテコ比を測定することによる、クラブの
「感触」を反映している、ゴルフ・クラブの標準化測定
値である。
ゴルフ・クラブの種々の特徴の前記識別の場合の、本
発明のいくつかの実施形態を表示することができる。例
えば、ある実施形態は、二つの別々の細長いセグメント
40および52を有する、シャフト10と表示することができ
る。第一のセグメント40は、ほぼ円筒形で、ゴルフ・ク
ラブ・ヘッド80を装着するための第一の端部12から、第
二の端部48まで延びる。第二のセグメント52は、ほぼ円
錐台形で、前記第一のセグメント40と同軸に延びる。第
二のセグメント52の第一の端部は、第一のセグメント40
の第二の端部48と結合している。第二のセグメント52の
第二の端部14は、ユーザが手で握るためのものである。
好適には、第一のセグメント40の長さは、第二のセグ
メント52の長さの約二倍であることが好ましいが、二つ
のセグメント40および52の比は、図1と図4との間の違
いで示すように、本発明の精神および範囲内で、幾分変
更することができる。第一のセグメント40および第二の
セグメント52は接合部68のところで一緒になる。セグメ
ント40および52の内径50および64は、図2に示すよう
に、やや異なっている。セグメント40および52の領域68
の外径はほぼ同じである。
他の実施形態は、第一の端部12のところで、ゴルフ・
クラブ・ヘッド80に装着するためのシャフト10であると
表現することができる。この場合、シャフト10は、第一
の端部12に隣接するシャフト10の第一の部分40上に第一
の輪郭を持ち、第一の端部12から遠い、シャフト10の第
二の部分52の上に、第二の輪郭を持つ外面により形成さ
れる。この場合、第二の部分52の輪郭は、第一の部分40
の輪郭より、外に向かって広がっている。
好適な実施形態の好適な製造方法 シャフト10の好適な製造方法は、シャフト10の積層状
の第一のセグメント40を作るための複数のステップを含
む。前記複数のステップは、黒鉛をベースとする配向繊
維シート材を選択するステップ、前記シート材から、第
一の細長い長方形の傾斜層31を切り取るステップ(切り
取った層の繊維が、前記層により形成される長方形の長
い方の軸にある角度で延びるように前記シート材の繊維
の向きに対して前記シート材から前記層が切り取られ
る)、前記シート材から、細長い長方形の中間の縦方向
を向いている層32を切り取るステップ(前記繊維が、前
記層により形成されている長方形の長い方の軸に平行に
延びる)、および前記シート材から第二の細長い長方形
の傾斜層33を切り取るステップを含む。中間層32は、第
一の傾斜層31および第二の傾斜層33との間にサンドイッ
チ状に挟まれ、第一の層31の繊維は、第二の傾斜層33の
繊維に対して、ほぼ垂直な角度で延びるような方向に配
置される。層31および33の繊維は、複数の長方形の層の
長い方の軸に対して45度の角度を形成するように方向に
配置される。好適には、中間層32類似の外部の縦方向に
向いている層34が、第二の傾斜層33の上に重ねられるこ
とが好ましい。好適には、サンドイッチ状の層を、選択
した部分に熱を加えることにより、一緒に固定すること
が好ましい。
前記好適な方向は、さらに、第一のセグメント40に取
り付ける、積層状の第二のセグメント52を作るための複
数のステップを含む。例えば、前記方法は、ホウ素をベ
ースとする繊維シート材を選択するステップと、前記シ
ート材から、第一のセグメント40を形成する際に使用す
るための、前記複数の層類似の複数の層を切り取るステ
ップとを含む。第一の細長い長方形の傾斜層36が切り取
られ、細長い長方形中間層37が切り取られ、第二の細長
い長方形の傾斜層38が切り取られる。好適には、傾斜層
36および38の繊維は、その長い二つの辺に対するより、
前記長方形の層の短い方の辺とより密接に整合するよう
な方向に配置し、図5Aに示すように、長方形の層の長い
方の軸に対して、約60度の角度を形成するようにするこ
とが好ましい。第一の層36の繊維は、第二の層38の繊維
に対して、ほぼ向き合うような(実体と鏡像の関係のよ
うな)方向に配置される。図5Bの場合には、層36および
38の角度は、シャフト10の長い方の軸に対して、相互に
30度の角度となっている。
長方形の層36、37および38の長い方の軸は、完成シャ
フト10の縦軸86と整合する。中間層37は、第一の層36と
第二の層38との間に、サンドイッチ状に挟まれる。好適
には、中間層37類似の外部の縦方向の層39を第二の層38
の上に重ねることが好ましい。好適には、サンドイッチ
状の層を、選択した部分に熱を加えることにより、一緒
に固定することが好ましい。
前記方法は、さらに、黒鉛をベースとする中間層32と
第二の層33との間に、ホウ素をベースとする第一の層36
の一部を挿入するステップを含む。ホウ素をベースとす
る層は、複数の層の間の重なり合っている選択した部分
に熱を加えることにより、黒鉛をベースとする複数の層
に固定される。前記重なりあっている部分の領域によ
り、すでに説明したように、複数の層の個々のセグメン
トを維持しながら、第一のセグメント40と第二のセグメ
ント52との間の接合部の構造上の一体性が増大する。
第一のテーパ状の部分、第一のテーパ状の部分より大
きな第二のテーパ状の部分、および第二のテーパ状の部
分より大きい第三のテーパ状の部分を有するマンドレル
100が形成され、実質的に第一のセグメント40を形成す
るために、黒鉛をベースとするシート材が、前記マンド
レル100上に巻かれる。マンドレル100上に、シート材を
さらに巻き付けることによって、前記マンドレルの周囲
にホウ素をベースとするシート材が形成され、実質的に
第二のセグメント52を形成するために、第一のセグメン
ト40に追加のシート材を重ね合わせる。層31、33、36お
よび38の繊維を正しく整合することにより、第一のセグ
メント40の繊維が、第二のセグメント52の繊維より、軸
方向の整合により近接している状態の第一のセグメント
40および第二のセグメント52に、ある角度で傾斜してい
る複数の層を有するシャフト10が形成される。当業者な
ら理解できると思うが、層31、32、33、34、36、37、38
および39を含む、巻き付けられ、重ね合わされたシート
材は、真空オートクレーブで固化または硬化される。そ
の結果得られたシャフトは、好適には、滑らかなテーパ
状の外面16を形成し、一体型シャフト10を形成するため
に、任意の適当なコーティング16a(図3参照)を塗布
することが好ましい。
前記好適な方法は、シャフト10の他の実施形態を作る
ために、種々の方法で修正することができる。各実施形
態は、前記幾何学的形状を持ち、必要な材質特性を持
つ。例えば、ガラスまたはタングステンのような、黒鉛
またはホウ素以外のコンパウンドをベースとする繊維を
含む、シート材を選択することができる。前記黒鉛およ
びホウ素をベースとする繊維のグループ分けは、セグメ
ント40がホウ素をベースとするものであり、セグメント
52が黒鉛をベースとするものになるように、変更するこ
とができる。さらに、シート材の各層は、シャフト10の
任意の他の層の繊維とは、異なるコンパウンドをベース
とする繊維を含むように選択することができる。さら
に、当業者なら理解できると思うが、配向繊維層の選択
を行う代わりに、マンドレル100の周囲に、またはマン
ドレル100に沿って、繊維を螺旋状に、または縦方向に
巻くこともできるし、繊維層を厚くすることができる。
さらに、他の方法は、黒鉛をベースとするシート材か
ら、その内部で繊維が縦方向を向いている、細長い長方
形の重ね合わせ層134を切り取るステップと、第一のセ
グメント40および第二のセグメント52を重ね合わせるた
めに、第一のセグメント40、第二のセグメント52および
マンドレル100の周囲に、重ね合わせ層134を巻き付ける
ステップとを含むことができる。さらに、他の実施形態
の場合には、層34および39が関連するステップの代わり
に、重ね合わせ層134が関連するステップを使用するこ
とができる。
別の観点からみると、ゴルフ・クラブ・シャフトの製
造方法は、ほぼ円筒形で、その全長にわたって少しテー
パ状になっている、第一のシャフト・セグメント40を製
造するために、層31、32および33のような積層状のシー
ト材をマンドレル100の周囲に巻き付けるステップを含
む。シャフト・セグメント40は、環状縁部12および48の
端部のところまで延びている。若干小さな環状縁部12に
より、ゴルフ・クラブ・ヘッド80を装着することができ
る。
第一のシャフト・セグメント40は、ほぼ円錐台状の第
二のシャフト・セグメント52を作るために、層36、37お
よび38のような追加の積層状シート材により、若干大き
な環状縁部48で重ね合わされている。第二のシャフト・
セグメント52は、第一のシャフト・セグメント40と一緒
に、軸方向に予め定めた長さだけそこを越えて延びる。
重ね合わせは、第一および第二のシャフト・セグメント
40および52の外面に沿って、滑らかなテーパ状の移行部
分68が、形成されるような方法で行われる。
前記予め定めた長さは、マンドレル100上に追加のシ
ート材を巻き付けることにより形成される。前記予め定
めた長さは、第一のシャフト・セグメント40の、環状縁
部46より若干大きい直径を持つ環状縁部まで延びる。第
一および第二のシャフト・セグメント40および52のシー
ト材は、予め定めた長さの一体型シャフト10を作るため
に、固化または硬化される。
好適な実施形態を参照しながら、本発明を図示し、説
明してきたが、当業者なら添付の請求の範囲に記載する
本発明の精神および範囲から逸脱することなしに、形状
および詳細を種々の変更することができることは明らか
であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/709,269 (32)優先日 平成8年9月6日(1996.9.6) (33)優先権主張国 米国(US) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 53/10 B29C 70/16

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフ・クラブ用のシャフトであって、 二つのセグメントの中の第一のセグメントが、若干円錐
    台状で、ゴルフ・クラブ・ヘッドを装着するための前記
    第一のセグメントの第一の端部から、前記第一のセグメ
    ントの第二の端部に延びていて、 前記二つのセグメントの中の第二のセグメントは、前記
    第一のセグメントより若干角度の大きい円錐台状で、前
    記第二のセグメントと一緒にほぼ同軸に延びていて、前
    記第二のセグメントの第一の端部が、前記第一のセグメ
    ントの第二の端部と結合していて、前記第二のセグメン
    トの第二の端部が、ユーザが手で握るための領域を形成
    している、前記二つの細長いセグメントを備え、 前記第一のセグメントの長さが、前記第二のセグメント
    のほぼ2倍であり、 その相互の接合部の領域内の前記第一および第二のセグ
    メントが、異なる内径を持つシャフト。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシャフトにおいて、前記シ
    ャフトが、最初、前記第一のセグメントを形成し、次
    に、前記第一のセグメントの前記第二の端部の領域内
    の、前記第一のセグメントの周囲に、前記第二のセグメ
    ントを形成することにより形成されるシャフト。
  3. 【請求項3】請求項1記載のシャフトにおいて、前記第
    二のセグメントの前記第二の端部のところの前記シャフ
    トが、前記第一のセグメントの前記第一の端部の外径の
    約3倍から4倍の間の外径を持つシャフト。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシャフトにおいて、前記第
    二のセグメントの前記第二の端部のところの前記シャフ
    トが、前記第一のセグメントの前記第一の端部の外径の
    約2.5倍から1.5倍の間の外径を持つシャフト。
  5. 【請求項5】請求項1記載のシャフトにおいて、前記結
    合部の前記領域内の前記シャフトが、内径が急激に段状
    に太くなっていて、外径が滑らかに太くなっているシャ
    フト。
  6. 【請求項6】請求項1記載のシャフトにおいて、前記シ
    ャフトが、そのほぼ全長にわたってほぼ均一な壁の厚さ
    を持つシャフト。
  7. 【請求項7】請求項6記載のシャフトにおいて、前記壁
    の厚さが、ほぼ1.0ミリであるシャフト。
  8. 【請求項8】請求項1記載のシャフトにおいて、積層プ
    ロセスにより形成されれるシャフト。
  9. 【請求項9】請求項8記載のシャフトにおいて、前記第
    一および第第二のシャフト・セグメントが、一本または
    それ以上のマンドレルの周囲で形成されるシャフト。
  10. 【請求項10】請求項8記載のシャフトにおいて、複数
    の繊維層から形成されるシャフト。
  11. 【請求項11】請求項10記載のシャフトにおいて、前記
    複数の層が、その間に挿入された縦方向を向いている繊
    維層を有する、互いに向き合ってある角度で傾斜してい
    る繊維を含むシャフト。
  12. 【請求項12】請求項10記載のシャフトにおいて、前記
    複数の層が、第一のセグメントにある角度で傾斜してい
    る繊維層を含み、第二のセグメントに他のある角度で傾
    斜している繊維層を含み、第一のセグメントの前記層の
    繊維が、第二のセグメントの前記層より、軸方向の整合
    により近いシャフト。
  13. 【請求項13】請求項10記載のシャフトにおいて、前記
    複数の層が、第一および第二のセグメントをほぼ覆って
    いる、縦方向を向いている繊維層を含むシャフト。
  14. 【請求項14】請求項10記載のシャフトにおいて、前記
    複数の層が、ほぼ平らで、柔軟で、結合剤を含むシート
    材からできているシャフト。
  15. 【請求項15】請求項14記載のシャフトにおいて、前記
    シート材が、ホウ素、タングステン、鉄および炭素を含
    むグループから選択された、化学元素に基づくほぼ連続
    している繊維材から形成されるシャフト。
  16. 【請求項16】請求項10記載のシャフトにおいて、前記
    第一のセグメントの前記複数の層が、ホウ素、タングス
    テンおよび鉄を含むグループに基づくほぼ連続している
    繊維材を含み、前記第二のセグメントの複数の層が、炭
    素に基づくほぼ連続している繊維材を含むシャフト。
  17. 【請求項17】シャフトが、第一の端部に隣接するシャ
    フトの第一の部分上の第一の輪郭と、前記第一の端部か
    ら離れたシャフトの第二の部分上の第二の輪郭とを含む
    外表面を有する薄い壁を有する構造体により形成され、
    第二の部分の輪郭が、第一の部分の輪郭と比較して外に
    広がっている第一の端部でゴルフ・クラブ・ヘッド取り
    付けるためのシャフト。
  18. 【請求項18】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    第二の部分が、シャフトの軸長のほぼ1/3の軸長を持つ
    シャフト。
  19. 【請求項19】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    シャフトが、複数の繊維層から形成されるシャフト。
  20. 【請求項20】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    シャフトが、積層材により形成されるシャフト。
  21. 【請求項21】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    シャフトが、積層材の複数の層で形成されるシャフト。
  22. 【請求項22】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    第一の部分が、第一の角度でテーパ状になっていて、前
    記第二の部分が、第一の角度より大きい第二の角度でテ
    ーパ状になっているシャフト。
  23. 【請求項23】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    第一の部分から前記第二の部分へ、外表面を滑らかに移
    行する重畳接合部を形成するために、前記第二の部分
    が、前記第一の部分の頂面上に積み重ねられるシャフ
    ト。
  24. 【請求項24】請求項23記載のシャフトにおいて、前記
    接合部が、前記第二の部分の軸長のほぼ1/10から1/5の
    間の軸長を持つシャフト。
  25. 【請求項25】請求項17記載のシャフトにおいて、前記
    第二の部分が、前記シャフトの第二の端部のところに小
    区分を含み、前記小区分が、第二の部分の輪郭に対して
    テーパ状になっている第三の輪郭を持つシャフト。
  26. 【請求項26】請求項25記載のシャフトにおいて、前記
    小区分が、前記第二の部分の軸長のほぼ1/10の軸長を持
    つシャフト。
  27. 【請求項27】ゴルフ・クラブ・シャフトの製造方法で
    あって、 その全長にわたって少しテーパ状になっていて、環状縁
    部のどちらかの端部まで延びている第一のシャフト・セ
    グメントを製造するために、積層状のシート材をマンド
    レルの周囲に巻き付けるステップであって、ゴルフ・ク
    ラブ・ヘッドを装着することができるように、前記環状
    縁部の第一の縁部を適応させることができるステップ
    と、 より大きな角度を持つ円錐台状であって、前記第一のシ
    ャフト・セグメントと一緒に、そこを越して予め定めた
    長さまで軸方向に延びる第二のシャフト・セグメントを
    作るために、前記環状縁部の第二の縁部で、前記第一の
    シャフト・セグメントに積層シート材を巻き付けるステ
    ップであって、前記第一および第二のシャフト・セグメ
    ントの外表面に沿って、滑らかなテーパ状の移行部分が
    形成されるような方法で、前記巻き付け作業が行われ、
    前記予め定めた長さが、マンドレルの周囲にシート材を
    巻き付けることにより形成され、前記予め定めた長さ
    が、前記第一のシャフト・セグメントの環状縁部より若
    干大きい直径を持つ、環状縁部までのびているステップ
    と、 決定した長さの一体型シャフトを製造するために、前記
    第一および第二のシャフト・セグメントのシート材を硬
    化させるステップとを含む。
  28. 【請求項28】請求項27記載の方法において、さらに、
    前記積層シート材に、熱により流動および硬化すること
    ができる樹脂を含浸させるステップを含み、前記含浸ス
    テップの後で、熱を加えることにより前記硬化ステップ
    が行われる方法。
  29. 【請求項29】請求項27記載の方法において、さらに、
    前記第一および第二のセグメント上に、ほぼ同時に重ね
    合わせシート材を巻き付けることにより、前記第一およ
    び第二のセグメントを隣接する積層シート材で実質的に
    覆うステップを含む方法。
  30. 【請求項30】請求項1記載のシャフトにおいて、 二つの細長いセグメントが重なり合っていて、 第一のセグメントが、一方の軸を中心にして若干円錐台
    状になっていて、 第二のセグメントが、前記軸にほぼ沿って延びていて、 前記各第一および第二のセグメントが、複数の配向繊維
    を持つ一つまたはそれ以上の層から形成されていて、前
    記一つまたはそれ以上の層が、第一のセグメントにある
    角度で傾斜している繊維を含み、第二のセグメントにあ
    る角度で傾斜している繊維を含み、前記第一のセグメン
    トのある角度で傾斜している繊維が、第二のセグメント
    のある角度で傾斜している繊維よりも前記軸に沿った軸
    方向の整合により近いシャフト。
  31. 【請求項31】請求項30記載のシャフトにおいて、前記
    一つまたはそれ以上の層が、その間に挿入された軸方向
    を向いている繊維層を有する、互いに向き合っているあ
    る角度で傾斜している繊維を含むシャフト。
  32. 【請求項32】請求項30記載のシャフトにおいて、前記
    一つまたはそれ以上の層が、前記第一および第二のセグ
    メントの両方を実質的に覆っている軸方向を向いている
    繊維を含むシャフト。
  33. 【請求項33】請求項30記載のシャフトにおいて、前記
    一つまたはそれ以上の層が、ほぼ平らで、柔軟で、結合
    剤を含むシート材からできているシャフト。
  34. 【請求項34】請求項30記載のシャフトにおいて、第一
    のセグメントの複数の繊維が、ホウ素、タングステンお
    よび鉄を含むグループに基づく材料から作られ、第二の
    セグメントの複数の繊維が、黒鉛に基づく材料から作ら
    れるシャフト。
  35. 【請求項35】シャフトが、第一の端部に隣接するシャ
    フトの第一の部分上の第一の輪郭と、前記第一の端部か
    ら離れた、シャフトの第二の部分上の第二の輪郭とを持
    つ外表面により形成され、第二の部分の輪郭が、第一の
    部分の輪郭と比較して外に広がっていて、前記各第一お
    よび第二の部分が、前記シャフトに沿って延びる軸を有
    し、前記各第一および第二の部分が、配向繊維を持つ一
    つまたはそれ以上の層から形成されていて、前記一つま
    たはそれ以上の層が、第一の部分にある角度で傾斜して
    いる繊維を含み、前記第二の部分に異なる角度で傾斜し
    ている繊維を含み、前記第一の部分の繊維が、第二の部
    分の繊維が第二の部分の軸に対するより、第一の部分の
    軸との軸方向の整合により近い、第一の端部で、ゴルフ
    ・クラブ・ヘッドに取り付けるためのシャフト。
  36. 【請求項36】ゴルフ・クラブ・シャフトの製造方法で
    あって、 第一の軸に沿ってその全長にわたって少しテーパ状にな
    っていて、環状縁部のどちらかの端部まで延びている、
    第一のシャフト・セグメントを製造するために、複数の
    繊維層を有する積層状のシート材をマンドレルの周囲に
    巻き付けるステップであって、ゴルフ・クラブ・ヘッド
    を装着することができるように、前記環状縁部の第一の
    縁部を適応させることができ、前記第一のシャフト・セ
    グメントの前記シート材の繊維がある角度で傾斜してい
    るステップと、 より大きな角度を持つ円錐台状であって、前記第一のシ
    ャフト・セグメントと一緒に、そこを越して第二の軸に
    沿って、予め定めた長さまで軸方向に延びる、第二のシ
    ャフト・セグメントを作るために、前記環状縁部の第二
    の縁部で、前記第一のシャフト・セグメントに、積層シ
    ート材を巻き付けるステップであって、前記第一および
    第二のシャフト・セグメントの外表面に沿って、滑らか
    なテーパ状の移行部分が形成されるような方法で、前記
    巻き付け作業が行われ、前記予め定めた長さが、マンド
    レルの周囲に前記シート材を巻き付けることにより形成
    され、前記予め定めた長さが、前記第一のシャフト・セ
    グメントの、環状縁部より若干大きい直径を持つ環状縁
    部まで延びていて、前記第二のシャフト・セグメントの
    前記シート材の繊維が、ある角度で傾斜していて、第一
    のシャフト・セグメントの前記層の繊維が、前記第二の
    シャフト・セグメントの前記層の繊維が前記第二の軸に
    対するよりも、第一の軸との軸方向の整合により近いス
    テップと、 決定した長さの一体型シャフトを製造するために、前記
    第一および第二のシャフト・セグメントのシート材を硬
    化させるステップとを含む。
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