JP3369756B2 - パチンコ機の玉発射装置 - Google Patents
パチンコ機の玉発射装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ玉を発射する
駆動源、槌、槌のエンドストッパー、スタートストッパ
ーを基板にセットした玉発射ユニットからなるパチンコ
機の玉発射装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のパチンコ機の玉発射装置の一例を
図５乃至図８に従って説明する。１０１は図６の如く、
パチンコ機の外枠裏面に固定する玉発射ユニットの基板
で、裏面に槌回動用ソレノイド１０２を固定し、その駆
動軸１０３に槌１０４の基部が固着されている。１０５
は槌１０４のスタートストッパーでゴム等の弾性体で構
成されたカムで止めねじ１０６で基板１０１に固定され
ており、止めねじ１０６をゆるめて回動し、槌１０４を
受ける位置を調整する。１０７は槌エンドストッパーで
ソレノイド１０２の上方に配設され、横方向の長溝１０
８に止めねじ１０９を嵌挿し、基板１０１に螺合固定し
ている。止めねじ１０９をゆるめ槌エンドストッパー１
０７の長溝１０８を止めねじ１０９をガイドとして左右
に摺動し、所定位置で止めねじ１０９を基板１０１に固
定する。上記槌１０４のスタート位置、回動停止位置の
調整はパチンコ機の玉発射取付部を開いて裏側で行うよ
うになっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、槌スタートストッパー１０５の止めねじ１０６及び
槌エンドストッパー１０７の止めねじ１０９は基板１０
１の裏側に取り付けてあるので、玉の飛び量を調整する
場合は玉発射ユニットを取り付けた部分を開いて裏側に
手を入れ止めねじ１０６，１０９をゆるめ、槌スタート
ストッパー１０５を回動したり、槌エンドストッパー１
０７をスライドさせ、その度に表側に来て飛びの状態を
目で確かめ、再びパチンコ台の裏に手を入れて調整し、
この調整を繰り返し行っていたので調整作業に時間を要
し、面倒であるという問題点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、基板上端両側部に基板本体と平
行で基板本体前面より所定距離後方に位置して取付板を
連結部により基板本体と一体に形成し、基板に槌回動用
ソレノイドを固定し、一方の取付板前面に配設したエン
ドストッパーは、玉の飛び出し量を調整する機能を有す
るように長溝を左右にスライドできるように前方より止
めねじを嵌挿して取付板に固定し、他方の取付板前面に
カム形状のスタートストッパーを配設し、該スタートス
トッパーの中心孔に止めねじを嵌挿して取付板にスター
トストッパーを固定した玉発射ユニットにセットされた
槌が遊技板下部にある外板に取り付けられた発射レール
と同一面を回動する様に玉発射ユニットを固定し、スタ
ートストッパー及びエンドストッパーが前面に露出する
ようにしたことを特徴とする。 【０００５】 【実施例】図１乃至図４に示した本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。１はパチンコ機の遊技板、２はそ
の外枠、３は遊技板１の左側に開閉自在に取り付けたガ
ラス板４をはめた前面枠である。前面枠３下方の外枠２
下部前面には玉受皿５、玉発射ハンドル６が配設してあ
る。７は外板上に配設した発射レールである。１０はパ
チンコ機の遊技板の外枠２下部裏面に固定する玉発射ユ
ニットの基板本体で、上端両側部に基板本体１０と平行
で基板本体１０前面より所定距離後方に位置して取付板
１０ａ，１０ｂを連結部１０ａ′，１０ｂ′により基板
本体１０と一体に形成している。１１は基板本体１０裏
面に配設固定された槌回動用ソレノイドで、取付板１０
ａ下方に配設固定され駆動軸１２には玉打撃用の槌１３
の基部が固定され取付板１０ａ，１０ｂと基板本体１０
間を回動するようになっている。取付板１０ａ前面には
エンドストッパー１４を配設し、その長溝１４ａに前方
から止めねじ１５を嵌挿し、取付板１０ａに螺合して固
定している。１６は槌を受け止める弾性体からなる受部
材である。取付板１０ｂ前面にはゴム等の弾性体からな
るカム状のスタートストッパー１７を配設し、中心孔に
止めねじ１８を嵌挿し、スタートストッパー１７を所定
位置に回動し、止めねじ１８を取付板１０ｂに螺合して
スタートストッパー１７を締め付け固定している。ソレ
ノイドの代りにモータ等でも良い。前面枠３下方の外枠
２下部前面には、玉受皿５、玉発射ハンドル６が配設し
てあるが、その両方かどちらかが前面枠についても良
い。 【０００６】上記構成からなる玉発射ユニットの基板本
体１０を図２に示すパチンコ遊技板１の外枠２下部の裏
面に固定する。この時、エンドストッパー１４、スター
トストッパー１７は外枠２の下部上方に露出するように
配設されている。前面枠３を閉じるとこの部分は見えな
くなる。玉の飛び量を調整する時は前面枠３を開くとエ
ンドストッパー１４、スタートストッパー１７が露出す
るのでパチンコ機の前方より止めねじ１５をゆるめてエ
ンドストッパー１４の長溝１４ａを左右にスライドし玉
の飛び量を目で見乍ら調整し、適正位置に調整したら止
めねじ１５を締めてエンドストッパー１４を取付板１０
ａに固定する。又、スタートストッパー１７の止めねじ
１８をゆるめスタートストッパー１７を回動し玉の飛び
量を目で見乍ら槌のスタート位置を調整し、適正位置に
調整したら止めねじ１８を締めてスタートストッパー１
７を取付板１０ｂに固定する。なお、スタートストッパ
ーはカム形状、エンドストッパーは長溝付の形状をした
ものをねじによって固定したが、目的はストッパー位置
を可変することができることであるので、特に形状には
こだわらない。又、固定においてはねじも調整後、スト
ッパーを固定することが目的であるのでピン等固定でき
るものであれば良い。 【０００７】 【発明の効果】本発明によると、基板上端両側部に基板
本体と平行で基板本体前面より所定距離後方に位置して
取付板を基板と一体に形成し、基板に槌回動用ソレノイ
ドを固定し、一方の取付板前面に配設したエンドストッ
パーは、玉の飛び出し量を調整する機能を有するように
長溝を左右にスライドできるように前方より止めねじを
嵌挿して取付板に固定し、他方の取付板前面にカム形状
のスタートストッパーを配設し、該スタートストッパー
の中心孔に止めねじを嵌挿して取付板にスタートストッ
パーを固定した玉発射ユニットにセットされた槌が遊技
板下部にある外板に取り付けられた発射レールと同一面
を回動する様に玉発射ユニットを固定し、スタートスト
ッパー及びエンドストッパーが前面に露出するようにし
てあるので、玉の飛び量を調整する場合、前面枠を開き
前面に露出したエンドストッパーの止めねじ及びスター
トストッパーの止めねじをゆるめ玉の飛び量を目で見乍
ら一人で調整できるので調整作業が容易で短時間に調整
できる。
駆動源、槌、槌のエンドストッパー、スタートストッパ
ーを基板にセットした玉発射ユニットからなるパチンコ
機の玉発射装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のパチンコ機の玉発射装置の一例を
図５乃至図８に従って説明する。１０１は図６の如く、
パチンコ機の外枠裏面に固定する玉発射ユニットの基板
で、裏面に槌回動用ソレノイド１０２を固定し、その駆
動軸１０３に槌１０４の基部が固着されている。１０５
は槌１０４のスタートストッパーでゴム等の弾性体で構
成されたカムで止めねじ１０６で基板１０１に固定され
ており、止めねじ１０６をゆるめて回動し、槌１０４を
受ける位置を調整する。１０７は槌エンドストッパーで
ソレノイド１０２の上方に配設され、横方向の長溝１０
８に止めねじ１０９を嵌挿し、基板１０１に螺合固定し
ている。止めねじ１０９をゆるめ槌エンドストッパー１
０７の長溝１０８を止めねじ１０９をガイドとして左右
に摺動し、所定位置で止めねじ１０９を基板１０１に固
定する。上記槌１０４のスタート位置、回動停止位置の
調整はパチンコ機の玉発射取付部を開いて裏側で行うよ
うになっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、槌スタートストッパー１０５の止めねじ１０６及び
槌エンドストッパー１０７の止めねじ１０９は基板１０
１の裏側に取り付けてあるので、玉の飛び量を調整する
場合は玉発射ユニットを取り付けた部分を開いて裏側に
手を入れ止めねじ１０６，１０９をゆるめ、槌スタート
ストッパー１０５を回動したり、槌エンドストッパー１
０７をスライドさせ、その度に表側に来て飛びの状態を
目で確かめ、再びパチンコ台の裏に手を入れて調整し、
この調整を繰り返し行っていたので調整作業に時間を要
し、面倒であるという問題点があった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、基板上端両側部に基板本体と平
行で基板本体前面より所定距離後方に位置して取付板を
連結部により基板本体と一体に形成し、基板に槌回動用
ソレノイドを固定し、一方の取付板前面に配設したエン
ドストッパーは、玉の飛び出し量を調整する機能を有す
るように長溝を左右にスライドできるように前方より止
めねじを嵌挿して取付板に固定し、他方の取付板前面に
カム形状のスタートストッパーを配設し、該スタートス
トッパーの中心孔に止めねじを嵌挿して取付板にスター
トストッパーを固定した玉発射ユニットにセットされた
槌が遊技板下部にある外板に取り付けられた発射レール
と同一面を回動する様に玉発射ユニットを固定し、スタ
ートストッパー及びエンドストッパーが前面に露出する
ようにしたことを特徴とする。 【０００５】 【実施例】図１乃至図４に示した本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。１はパチンコ機の遊技板、２はそ
の外枠、３は遊技板１の左側に開閉自在に取り付けたガ
ラス板４をはめた前面枠である。前面枠３下方の外枠２
下部前面には玉受皿５、玉発射ハンドル６が配設してあ
る。７は外板上に配設した発射レールである。１０はパ
チンコ機の遊技板の外枠２下部裏面に固定する玉発射ユ
ニットの基板本体で、上端両側部に基板本体１０と平行
で基板本体１０前面より所定距離後方に位置して取付板
１０ａ，１０ｂを連結部１０ａ′，１０ｂ′により基板
本体１０と一体に形成している。１１は基板本体１０裏
面に配設固定された槌回動用ソレノイドで、取付板１０
ａ下方に配設固定され駆動軸１２には玉打撃用の槌１３
の基部が固定され取付板１０ａ，１０ｂと基板本体１０
間を回動するようになっている。取付板１０ａ前面には
エンドストッパー１４を配設し、その長溝１４ａに前方
から止めねじ１５を嵌挿し、取付板１０ａに螺合して固
定している。１６は槌を受け止める弾性体からなる受部
材である。取付板１０ｂ前面にはゴム等の弾性体からな
るカム状のスタートストッパー１７を配設し、中心孔に
止めねじ１８を嵌挿し、スタートストッパー１７を所定
位置に回動し、止めねじ１８を取付板１０ｂに螺合して
スタートストッパー１７を締め付け固定している。ソレ
ノイドの代りにモータ等でも良い。前面枠３下方の外枠
２下部前面には、玉受皿５、玉発射ハンドル６が配設し
てあるが、その両方かどちらかが前面枠についても良
い。 【０００６】上記構成からなる玉発射ユニットの基板本
体１０を図２に示すパチンコ遊技板１の外枠２下部の裏
面に固定する。この時、エンドストッパー１４、スター
トストッパー１７は外枠２の下部上方に露出するように
配設されている。前面枠３を閉じるとこの部分は見えな
くなる。玉の飛び量を調整する時は前面枠３を開くとエ
ンドストッパー１４、スタートストッパー１７が露出す
るのでパチンコ機の前方より止めねじ１５をゆるめてエ
ンドストッパー１４の長溝１４ａを左右にスライドし玉
の飛び量を目で見乍ら調整し、適正位置に調整したら止
めねじ１５を締めてエンドストッパー１４を取付板１０
ａに固定する。又、スタートストッパー１７の止めねじ
１８をゆるめスタートストッパー１７を回動し玉の飛び
量を目で見乍ら槌のスタート位置を調整し、適正位置に
調整したら止めねじ１８を締めてスタートストッパー１
７を取付板１０ｂに固定する。なお、スタートストッパ
ーはカム形状、エンドストッパーは長溝付の形状をした
ものをねじによって固定したが、目的はストッパー位置
を可変することができることであるので、特に形状には
こだわらない。又、固定においてはねじも調整後、スト
ッパーを固定することが目的であるのでピン等固定でき
るものであれば良い。 【０００７】 【発明の効果】本発明によると、基板上端両側部に基板
本体と平行で基板本体前面より所定距離後方に位置して
取付板を基板と一体に形成し、基板に槌回動用ソレノイ
ドを固定し、一方の取付板前面に配設したエンドストッ
パーは、玉の飛び出し量を調整する機能を有するように
長溝を左右にスライドできるように前方より止めねじを
嵌挿して取付板に固定し、他方の取付板前面にカム形状
のスタートストッパーを配設し、該スタートストッパー
の中心孔に止めねじを嵌挿して取付板にスタートストッ
パーを固定した玉発射ユニットにセットされた槌が遊技
板下部にある外板に取り付けられた発射レールと同一面
を回動する様に玉発射ユニットを固定し、スタートスト
ッパー及びエンドストッパーが前面に露出するようにし
てあるので、玉の飛び量を調整する場合、前面枠を開き
前面に露出したエンドストッパーの止めねじ及びスター
トストッパーの止めねじをゆるめ玉の飛び量を目で見乍
ら一人で調整できるので調整作業が容易で短時間に調整
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例使用時正面図である。
【図２】図１の前面枠を開いた外観斜視図である。
【図３】図１の玉発射ユニットの裏面よりの外観斜視図
である。 【図４】図３の正面図である。 【図５】従来の玉発射ユニット正面図である。 【図６】図５の裏面図である。 【図７】図６の上面図である。 【図８】従来の玉発射ユニットを取り付けたパチンコ機
の正面図である。 【符号の説明】 １ 遊技板 １′ 外板 ２ 外枠 ３ 前面枠 ４ ガラス板 ５ 玉受皿 ６ 玉発射ハンドル ７ 発射レール ７′ レール ８ 槌 １０ 基板本体 １０ａ，１０ｂ 取付板 １１ 槌回動用ソレノイド １２ 駆動軸 １３ 槌 １４ エンドストッパー １４ａ 長溝 １５ 止めねじ １６ 受部材 １７ スタートストッパー １８ 止めねじ
である。 【図４】図３の正面図である。 【図５】従来の玉発射ユニット正面図である。 【図６】図５の裏面図である。 【図７】図６の上面図である。 【図８】従来の玉発射ユニットを取り付けたパチンコ機
の正面図である。 【符号の説明】 １ 遊技板 １′ 外板 ２ 外枠 ３ 前面枠 ４ ガラス板 ５ 玉受皿 ６ 玉発射ハンドル ７ 発射レール ７′ レール ８ 槌 １０ 基板本体 １０ａ，１０ｂ 取付板 １１ 槌回動用ソレノイド １２ 駆動軸 １３ 槌 １４ エンドストッパー １４ａ 長溝 １５ 止めねじ １６ 受部材 １７ スタートストッパー １８ 止めねじ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 基板上端両側部に基板本体と平行で基板
本体前面より所定距離後方に位置して取付板を連結部に
より基板本体と一体に形成し、基板に槌回動用ソレノイ
ドを固定し、一方の取付板前面に配設したエンドストッ
パーは、玉の飛び出し量を調整する機能を有するように
長溝を左右にスライドできるように前方より止めねじを
嵌挿して取付板に固定し、他方の取付板前面にカム形状
のスタートストッパーを配設し、該スタートストッパー
の中心孔に止めねじを嵌挿して取付板にスタートストッ
パーを固定した玉発射ユニットにセットされた槌が遊技
板下部にある外板に取り付けられた発射レールと同一面
を回動する様に玉発射ユニットを固定し、スタートスト
ッパー及びエンドストッパーが前面に露出するようにし
たことを特徴とするパチンコ機の玉発射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26191194A JP3369756B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | パチンコ機の玉発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26191194A JP3369756B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | パチンコ機の玉発射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898918A JPH0898918A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3369756B2 true JP3369756B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=17368457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26191194A Expired - Fee Related JP3369756B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | パチンコ機の玉発射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3369756B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26191194A patent/JP3369756B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0898918A (ja) | 1996-04-16 |
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