JP3368974B2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JP3368974B2
JP3368974B2 JP06150894A JP6150894A JP3368974B2 JP 3368974 B2 JP3368974 B2 JP 3368974B2 JP 06150894 A JP06150894 A JP 06150894A JP 6150894 A JP6150894 A JP 6150894A JP 3368974 B2 JP3368974 B2 JP 3368974B2
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聡 石井
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば時間情報の記
録されているコンパクトディスクやビデオテープ等の記
録媒体から再生信号を得るために適用して好適な信号再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像情報やオーディオ情報等を時
間情報と共に記録した記録媒体、例えばコンパクトディ
スク(以下「CD」という)においては、周知のように
各フレームに1シンボル(8ビット)のサブコードが付
加されている。そして、8ビットの各々はチャネルP,
Q,R,S,T,U,V,Wと呼ばれている。このサブ
コードは98フレームで1ブロックを作っているが、最
初の2フレーム分はサブコード同期となるため、実質的
に96フレーム(サブコードフレーム)で1ブロックを
構成している。このサブコードのチャネルPにはトラッ
クの開始情報を記録すると共に、チャネルQには時間情
報やトラック番号およびトラック番号に対するINDE
X等が記録される。さらにチャネルR〜W(6ビット)
にはテキストデータやグラフィックスデータ等が記録さ
れる。
【0003】このチャネルQの96フレームから読み出
された信号は、サブコードのチャネルQの構成を示す図
14Aのように4つのフィールドを構成する。図14A
においてCONTROLフィールド(4ビット)はディ
スク上の各トラックの情報内容を示すものである。AD
DRESSフィールド(4ビット)はDATA−Qフィ
ールドの内容が何を示しているかを表わすものである。
また、このDATA−Qフィールド(72ビット)に
は、時間情報やトラック番号およびトラック番号に対す
るINDEX等が記録されている。なお、CRCフィー
ルド(16ビット)には誤り検出用のパリティが記録さ
れている。
【0004】プログラム領域でのDATA−Qフィール
ドは、図14Bに示すようにトラック番号(8ビッ
ト),トラック番号に対するINDEX(8ビット),
トラックの演奏時間等を示す時間情報(24ビット),
「00」データ(8ビット),ディスクの絶対時間等を
示す時間情報(24ビット)で構成されている。
【0005】このように時間情報が記録されたCDを再
生する信号再生装置は、図15に示すような構成がとら
れていた。
【0006】図15において、1はCDであり、2は信
号読出部である。信号読出部2は光ピックアップあるい
はサーボ回路等で構成されている。
【0007】信号読出部2によって読み出された再生信
号MDTは、オーディオ情報やビデオ情報等で構成され
たMAINデータと時間情報で構成されたTIMEデー
タから構成されており、再生信号処理部3に供給される
と共にタイムデータサンプリング部4に供給される。再
生信号処理部3では、再生信号MDTがオーディオある
いはビデオ信号SAVに変換されて出力される。また、
タイムデータサンプリング部4では、再生信号MDTか
ら時間情報がサンプリングされる。このサンプリングさ
れた時間情報は、タイムコードデータ信号TCDとして
タイムデータサンプリング部4からシステムコントロー
ル部5に供給される。
【0008】システムコントロール部5にはスイッチ部
6が接続されており、このスイッチ部6のリターンスイ
ッチ6aのスイッチ操作によりリターンスイッチ信号R
Sが供給される期間だけ信号読出部2にリターン動作信
号RPCが供給されてリターン動作が行われる。なお、
システムコントロール部5には表示部7が接続されてお
り、供給されたタイムコードデータ信号TCDを基に時
間表示がなされる。
【0009】ここで図16を参照してこの信号再生装置
の動作を述べる。CD1が再生されて信号読出部2から
出力される再生信号MDT(図16B)には、MAIN
データとTIMEデータが含まれる。再生信号処理部3
からは信号SAV(図16C)が出力され、タイムデー
タサンプリング部4からはタイムコードデータ信号TC
D(図16D)が出力される。
【0010】経過時間と記録媒体に記録された絶対時間
(以下「レコーディング絶対時間」という)との関係を
示す図16Eにおいて、時点t1でリターンスイッチ6
aが操作されてリターンスイッチ信号RS(図16A)
が出力される。このリターンスイッチ信号RSがシステ
ムコントロール部5に供給されると、リターン動作信号
RPCが信号読出部2に供給されてリターン動作が開始
される。
【0011】次に、時間τ1経過後の時点t2でリターン
スイッチ6aの操作が停止されてリターンスイッチ信号
RSがローレベル「L」とされると、信号読出部2での
リターン動作が停止されて、その後、レコーディング絶
対時間tbの位置から再び再生動作が開始される。な
お、時点t1から時点t2までのリターン動作中であって
も、再生信号MDTのTIMEデータは正しく読み出す
ことができる。このため、再生信号処理部3からの信号
SAVは出力は停止されるが、タイムデータサンプリン
グ部4からのタイムコードデータ信号TCDは引続き出
力される。
【0012】時点t2から再生動作が行われて、時点t3
で再びリターンスイッチ6aのスイッチ操作が行われる
と、同様にリターン動作が開始される。なお、時間τ2
経過後の時点t4でスイッチ操作が停止されると、レコ
ーディング絶対時間taの位置から再び再生動作が開始
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
リターン動作時間がリターンスイッチ6aの操作時間に
よって決定される信号再生装置では、リターン動作停止
後の再生開始位置はリターン動作の開始時点やリターン
スイッチ6aの操作時間が異なるために同一位置となら
ない。このため、所望するレコーディング絶対時間から
再度再生を開始しようとリピート動作を行う場合、表示
部7に表示された時間情報を参照しながらリターン動作
や早送り動作を繰り返して所望するレコーディング絶対
時間の位置を出さなければならず、操作が非常に面倒で
あった。さらに、任意の位置を繰り返して再生しようと
する場合には、その都度、リターン動作を開始させる必
要があった。
【0014】また、ビデオテープレコーダ等では画像信
号等を記録する際に標識信号を記録して、標識信号を検
出しながらしてリターン動作を制御するものが知られて
いるが、標識信号が記録されていない部分でリターン動
作を自動的に停止させることは容易にできない。
【0015】そこで、この発明では記録媒体の所望する
位置を自動的に繰り返し再生するフルオートリピート動
作を行うことができる信号再生装置を提供するものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
信号再生装置は、記録媒体からインストラクションデー
タおよび時間データを含む情報を読み出す情報読出手段
と、情報読出手段を制御する制御手段と、情報読出手段
によって読み出された記録媒体の情報よりインストラク
ションデータと時間データを抽出するデータ抽出手段
と、データ抽出手段によって抽出された記録媒体のイン
ストラクションデータと所定のインストラクションデー
タであることを検出する第一の一致検出手段と、リピー
ト動作の再生開始点の時間データを指定する第一のスイ
ッチと、情報読出手段を操作すると共にリピート動作の
再生終了点の時間データを指定する第二のスイッチと、
リピート動作の再生開始点の時間データと再生終了点の
時間データを記憶する時間記憶手段と、時間記憶手段に
記憶された複数の時間データとデータ抽出手段によって
抽出された記録媒体の時間データの一致を検出する第二
の一致検出手段とを有し、第一の一致検出手段によって
データ抽出手段によって抽出された記録媒体のインスト
ラクションデータが所定のインストラクションデータで
あることを検出する毎にデータ抽出手段によって抽出さ
れた記録媒体の時間データを時間記憶手段に記憶するも
のとし、第一のスイッチが操作されたときは、時間記憶
手段に記憶された時間データをリピート動作の再生開始
点の時間データとして保持すると共に、その後第二のス
イッチが操作されたときには、制御手段で情報読出手段
のリターン動作を開始すると共に、データ抽出手段によ
って抽出された記録媒体の時間データをリピート動作の
再生終了点の時間データとして時間記憶手段に記憶する
ものとし、リターン動作中にデータ抽出手段によって抽
出された記録媒体の時間データとリピート動作の再生開
始点の時間データとして保持された時間データの一致が
第二の一致検出手段で検出されたときは、制御手段でも
ってリターン動作を停止して再生動作を開始し、再生動
作中にデータ抽出手段によって抽出された記録媒体の時
間データとリピート動作の再生終了点の時間データとし
て記憶された時間データの一致が第二の一致検出手段で
検出されたときは、制御手段でもって再生動作を停止し
てリターン動作を開始するものである。
【0017】請求項2の発明に係わる信号再生装置は、
データ抽出手段によって抽出された記録媒体の時間デー
タに基づく時間表示と、リピート動作の再生開始点の時
間データとして保持された時間データに基づく時間表示
とリピート動作の再生終了点の時間データとして記憶さ
れた時間データに基づく時間表示とリピート動作を示す
表示を表示できる表示手段を有するものである。
【0018】
【作用】この発明においては、インストラクションデー
タと予め指定したコードが一致したことを第一の一致検
出手段で検出する毎に時間データを時間記憶手段にさ
せ、第二のスイッチが操作された時に時間記憶手段に記
憶されている時間データをリピート動作の再生開始点
(リターン動作停止点)として保持する。また、第一の
スイッチが操作された時にリターン動作を開始すると共
に時間データをリピート動作の再生終了点(リターン動
作開始点)として時間記憶手段に記憶する。リターン動
作中に読み出される時間データとリピート動作の再生開
始点として記憶された時間データが一致したことを第二
の一致検出手段で検出したときはリターン動作を停止し
て再生動作を開始する。また、再生動作中に読み出され
る時間データとリピート動作の再生終了点として記憶さ
れた時間データが一致したことを第二の一致検出手段で
検出したときは再生動作を停止してリターン動作を開始
する。
【0019】このため、複雑なスイッチ操作を行うこと
無く容易にリピート区間を設定することが可能となり、
例えばカラオケのレッスンや語学のLL学習等に適用す
ることで操作が非常に簡単となり操作性を向上させるこ
とが可能となると共に、デモンストレーション用として
も幅広く利用できる。また、リピート動作の再生開始点
は、インストラクションデータと予め指定したコードが
一致した位置とされるので、例えばCD−Gソフトを再
生する場合、表示画面をプリセットする“PRESET
MEMORY”命令のコードを指定すると、再生開始
時に必ず表示画面がプリセットされるので表示が重ね書
きされることを防止することが可能となる。さらに、リ
ピート区間の表示およびリピート動作表示がなされるの
で、いつでも動作状態を容易に認識することが可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の第1
実施例について説明する。なお、図1において図15と
対応する部分については同一符号を付しその詳細な説明
は省略する。
【0021】図1において、スイッチ部6のリターンス
イッチ6aは、リターン制御部10に接続されると共
に、抵抗器R1を介してシステムコントロール部5に接
続される。なお、抵抗機R1の抵抗値は後述するインバ
ータバッファ回路17の出力インピーダンスに関係付け
られた値とされる。つまりインバータバッファ回路17
がハイインピーダンス状態であるときの出力インピーダ
ンスよりも小さくかつハイインピーダンス状態でないと
きの出力インピーダンスよりも大きい値とされる。スイ
ッチ部6のオートリピートスイッチ6bもリターンスイ
ッチ6aと同様にリターン制御部10に接続される。
【0022】このリターン制御部10には、タイムデー
タサンプリング部4からタイムコードデータ信号TCD
が供給される。ここで、図2を参照しながらリターン制
御部10の構成を述べる。
【0023】図2において、タイムデータサンプリング
部4から供給されたタイムコードデータ信号TCDは、
時間データ記憶処理部11と時間データ判定部13に供
給される。
【0024】時間データ記憶処理部11にはオートリピ
ートスイッチ6bが接続されており、オートリピートス
イッチ6bのスイッチ操作によって、供給されたタイム
コードデータ信号TCDの時間データが記憶されたり、
あるいは記憶された時間データがクリヤされる。この記
憶された時間データは、データ信号TMDとして時間デ
ータ判定部13に供給される。
【0025】時間データ判定部13では、供給された時
間データTMDとタイムデータサンプリング部4から供
給されたタイムコードデータ信号TCDが一致したか否
かが判定される。この判定信号TDJは、フリップフロ
ップ回路14に供給される。
【0026】スイッチ部6のオートリピートスイッチ6
bは、上述したように時間データ記憶処理部11に接続
されると共にフリップフロップ回路12に接続される。
このフリップフロップ回路12では、オートリピートス
イッチ6bからのハイレベル「H」のオートリピートス
イッチ信号ARSが供給される毎にフリップフロップ回
路12の出力信号RMが反転される。このフリップフロ
ップ回路12の出力信号RMは、時間データ記憶処理部
11と後述するフリップフロップ回路14とAND回路
16およびインバータバッファ回路17の制御端子に供
給される。
【0027】また、リターンスイッチ6aからのリター
ンスイッチ信号RSは、リターンスイッチ6aが操作さ
れている間だけ出力されるものであり、常に一定時間の
出力信号とはならない。このため、リターンスイッチ信
号RSはトリガ回路15に供給されて、一定の時間幅を
もったリターンスタート信号RSSに変換される。この
リターンスタート信号RSSは、AND回路16に供給
される。
【0028】このAND回路16には、フリップフロッ
プ回路12からの出力信号RMとリターンスタート信号
RSSおよび後述するフリップフロップ回路14からの
オートリターン信号ARCが入力されて、出力信号AR
SSがフリップフロップ回路14に供給される。
【0029】フリップフロップ回路14には、判定信号
TDJとフリップフロップ回路12の出力信号RMおよ
びAND回路16の出力信号ARSSが供給される。こ
の判定信号TDJがローレベル「L」でフリップフロッ
プ回路12の出力信号RMがハイレベル「H」であると
きに、AND回路16の出力信号ARSSの立ち上がり
に同期して、ローレベル「L」のオートリターン信号A
RCがフリップフロップ回路14から出力される。な
お、このローレベル「L」のオートリターン信号ARC
は、フリップフロップ回路14の遅延時間τdだけ遅れ
て出力される。また、判定信号TDJがローレベル
「L」とされるとハイレベル「H」信号のオートリター
ン信号ARCが出力される。
【0030】このオートリターン信号ARCは、AND
回路16に供給されると共に、インバータバッファ回路
17に供給されて信号反転されてオートリターンコント
ロール信号ARCSとして出力される。なお、インバー
タバッファ回路17はフリップフロップ回路12からの
出力信号RMによって制御され、出力信号RMがハイレ
ベル「H」である場合には入力信号を反転して出力する
ものとし、ローレベル「L」である場合にはハイインピ
ーダンス状態とされる。
【0031】ところで、インバータバッファ回路17の
出力側は、抵抗器R1を介してリターンスイッチ6aに
接続されている。このため、インバータバッファ回路1
7がハイインピーダンス状態であるときには、リターン
スイッチ6aから出力されるリターンスイッチ信号RS
が抵抗器R1を介してシステムコントロール部5に供給
される。また、ハイインピーダンス状態でないとき、す
なわち、オートリターン信号ARCが信号反転されてオ
ートリターンコントロール信号ARCSとして出力され
るときには、抵抗器R1よりもインバータバッファ回路
17の出力側のインピーダンスが低くなるために、シス
テムコントロール部5には、オートリターンコントロー
ル信号ARCSが供給される。
【0032】本例は以上のように構成されており、次に
図3を参照して第1実施例の動作を述べる。CD1を再
生すると、タイムデータサンプリング部4から再生信号
MDTの時間情報がサンプリングされたタイムコードデ
ータ信号TCD(図3A)が出力される。なお、図3A
の数値は時間データ値である。
【0033】ここで、時点t11でオートリピートスイッ
チ6bを操作されると、ハイレベル「H」のオートリピ
ートスイッチ信号ARS(図3B)が、時間データ記憶
処理部11およびフリップフロップ回路12に供給され
る。時間データ記憶処理部11では、タイムコードデー
タ信号TCDの時間データ値「22」の記憶処理が行わ
れて、記憶処理が完了後に記憶された時間データ値「2
2」を示す時間データ信号TMD(図3C)が出力され
る。また、フリップフロップ回路12からはハイレベル
「H」の出力信号RM(図3D)が出力される。このハ
イレベル「H」の出力信号RMによって、インバータバ
ッファ回路17はハイインピーダンス状態から入力信号
を反転して出力できる状態とされる。
【0034】次に、時点t12でリターンスイッチ6aが
操作されると、スイッチ操作中はハイレベル「H」のリ
ターンスイッチ信号RS(図3E)が出力される。この
リターンスイッチ信号RSは、トリガ回路15で一定の
時間幅を持ったリターンスタート信号RSS(図3F)
とされてAND回路16に供給される。
【0035】このAND回路16には、フリップフロッ
プ回路12からハイレベル「H」の出力信号RMとフリ
ップフロップ回路14からハイレベル「H」のオートリ
ターン信号ARC(図3G)が供給されており、時点t
12でリターンスタート信号RSSがローレベル「L」か
らハイレベル「H」に信号が変化するため、出力信号A
RSS(図3H)はハイレベル「H」とされる。
【0036】フリップフロップ回路14には、フリップ
フロップ回路12からハイレベル「H」の出力信号RM
と時間データ判定部13からの判定信号TDJ(図3
J)が供給される。時点t12での判定信号TDJは、時
間データ判定部13に供給されたタイムコードデータ信
号TCDのデータ値「30」とデータ信号TMDのデー
タ値「22」が一致しないため、ローレベル「L」とさ
れる。
【0037】このとき、フリップフロップ回路14にA
ND回路16からハイレベル「H」の出力信号ARSS
が供給されるので、フリップフロップ回路14から出力
されるオートリターン信号ARCは、遅延時間τd経過
後の時点t13でローレベル「L」とされる。このオート
リターン信号 ARCがローレベル「L」とされること
で、AND回路16の出力信号ARSSがローレベル
「L」とされる。
【0038】また、インバータバッファ回路17を制御
するフリップフロップ回路12からの出力信号RMがハ
イレベル「H」であるために、インバータバッファ回路
17に供給されたオートリターン信号ARCは、反転さ
れてハイレベル「H」のオートリターンコントロール信
号ARCS(図3K)として出力される。
【0039】このハイレベル「H」のオートリターンコ
ントロール信号ARCSがシステムコントロール部5に
供給されると、システムコントロール部5からリターン
動作信号RPCが信号読出部2に供給されてリターン動
作が開始される。
【0040】リターン動作が行われて、時点t14でタイ
ムコードデータ信号TCDの時間データ値が「22」と
なると、時間データ判定部13ではタイムコードデータ
信号TCDの時間データ値「22」と時間データ信号T
MDの時間データ値「22」が一致したことが検出され
て、ハイレベル「H」の判定信号TDJが出力される。
【0041】このハイレベル「H」の判定信号TDJが
フリップフロップ回路14に供給されることで、オート
リターン信号ARCは遅延時間τd経過後の時点t15で
ハイレベル「H」とされる。このオートリターン信号A
RCがインバータバッファ回路17で反転された後にシ
ステムコントロール部5に供給されるので、信号読出部
2のリターン動作が停止されて、再びタイムコードデー
タ信号TCDの時間データ値「22」の位置より再生が
開始される。
【0042】その後、時点t16でオートリピートスイッ
チ6bが操作されると、ハイレベル「H」のオートリピ
ートスイッチ信号ARSがフリップフロップ回路12に
供給されて、フリップフロップ回路12からの出力信号
RMはローレベル「L」とされる。このため、時間デー
タ記憶処理部11に記憶された時間データ「22」はク
リヤされると共に、インバータバッファ回路17はハイ
インピーダンス状態とされる。
【0043】時点t16でオートリピートスイッチ6bが
操作された後に時点t17でリターンスイッチ6aを操作
すると、インバータバッファ回路17がハイインピーダ
ンス状態とされているため、システムコントロール部5
には抵抗器R1を介して供給されるリターンスイッチ信
号RSが優先されて供給される。このため、リターンス
イッチ6aの操作に応じてリターン動作が行われる。
【0044】なお、オートリピートスイッチ6bが操作
されて、リターン制御部10の時間データ記憶処理部1
1に時間データが記憶されている状態での動作を図4に
示す。
【0045】CD1が再生されて信号読出部2から出力
される再生信号MDT(図4B)には、MAINデータ
とTIMEデータが含まれる。再生信号処理部3からは
オーディオあるいはビデオ信号SAV(図4C)が出力
され、タイムデータサンプリング部4からはタイムコー
ドデータ信号TCD(図4D)が出力される。
【0046】経過時間と記録媒体に記録されたレコーデ
ィング絶対時間との関係を示す図4Eにおいて、時点t
21でオートリピートスイッチ6bが操作されると、図2
に示す時間データ記憶処理部11にレコーディング絶対
時間t1aの時間データが記憶される。
【0047】次に、時点t22でリターンスイッチ6aが
操作されると、リターン動作が開始されてリターン動作
中に読み出される時間データと記憶処理部11に記憶さ
れた時間データが比較されて、一致する時点t23でリタ
ーン動作が停止されてレコーディンディング絶対時間t
1aの位置から再生が開始される。なお、リターン動作中
には信号SAVの出力は停止される。
【0048】その後、再び時点t24でリターンスイッチ
6aが操作されると、同様にリターン動作が開始されて
リターン動作中に読み出される時間データと記憶処理部
11に記憶された時間データが比較されて、一致する時
点t25でリターン動作が停止されてレコーディンディン
グ絶対時間t1aの位置から再び再生が開始される。
【0049】このように本例では、オートリピートスイ
ッチが操作された時のレコーディング絶対時間の時間デ
ータを記憶し、リターンスイッチが操作されてリターン
動作が開始された時には、記憶された時間データとリタ
ーン動作中に読み出されるレコーディング絶対時間の時
間データを比較して一致したときにリターン動作を停止
して再生動作を開始する。このため、どの位置からリタ
ーン動作を開始しても常に同じ位置でリターン動作が停
止されて再び再生が行われるので、例えばカラオケのレ
ッスンや語学のLL学習等に適用することで操作が非常
に簡単となる。
【0050】また、再びオートリピートスイッチを操作
することで、従来のリターン動作と同様にリターンスイ
ッチの操作に応じたリターン動作に容易に切り換えるこ
とができる。
【0051】次に、第2実施例として、記録媒体に記録
された情報の種類やビット長等の内容を示すインストラ
クションデータを使用して、フルオートリピート動作、
つまり所定の部分を自動的に繰り返し再生できる信号再
生装置を示す。このインストラクションデータは、例え
ばテキストデータやグラフィックスデータを記録したい
わゆるCD−Gソフトの場合、画像データの処理方法を
示すコードとしてサブコードのチャネルR〜Wに記録さ
れている。なお、図5は第2実施例の構成を示す図であ
り、図1と対応する部分については同一符号を付しその
詳細な説明は省略する。
【0052】図5において、9はインストラクションデ
ータサンプリング部である。このインストラクションデ
ータサンプリング部9では、供給された再生信号MDT
からインストラクションデータと時間データがサンプリ
ングされる。このサンプリングされたインストラクショ
ンデータは、インストラクション信号ISDとしてリタ
ーン制御部20に供給される。また、時間データはタイ
ムコードデータ信号TCDとしてシステムコントロール
部5およびリターン制御部20に供給される。なお、抵
抗器R1と同様に、抵抗器R2の抵抗値は後述するバッ
ファ回路27の出力インピーダンスに関係付けられた値
とされる。
【0053】ここで、図6を参照してリターン制御部2
0について説明する。インストラクションデータサンプ
リング部9から供給されたインストラクション信号IS
Dは、時間データ記憶制御部21に供給される。また、
インストラクションデータサンプリング部9から供給さ
れたタイムコードデータ信号TCDは、時間データ記憶
制御部21と時間データ判定部22に供給される。
【0054】この時間データ記憶制御部21を示す図7
において、インストラクション信号ISDはモード判定
部31に供給される。モード判定部31では、インスト
ラクション信号ISDのデータが予め指定されたコー
ド、例えばCD−Gソフト再生のときにはプリセット命
令のコード等と一致しているか否かが判定される。この
判定の結果、一致している場合にはハイレベル「H」の
判定信号ISJがAND回路32に供給される。
【0055】タイムコードデータ信号TCDは、リター
ン停止記憶部34とリターン開始記憶部35に供給され
る。このリターン停止記憶部34には、リターン動作を
停止させるための時間データが記憶される。また、リタ
ーン開始記憶部35には、再生動作中に自動的にリター
ン動作を開始させるための時間データが記憶される。
【0056】このリターン停止記憶部34とリターン開
始記憶部35には、後述するフリップフロップ回路23
からの出力信号FRMが供給される。
【0057】この出力信号FRMがローレベル「L」の
場合には、インバータバッファ回路33によって信号反
転されたハイレベル「H」の信号がAND回路32に供
給される。このとき、モード判定部31でコードが一致
したことが判定されてハイレベル「H」の判定信号IS
JがAND回路32に供給されると、AND回路32か
らハイレベル「H」の信号がリターン停止記憶部34に
供給される。このとき、リターン停止記憶部34には、
タイムコードデータ信号TCDの時間データが記憶され
る。また、出力信号FRMがローレベル「L」の場合、
リターン開始記憶部35に時間データは記憶されない。
【0058】出力信号FRMがハイレベル「H」の場合
には、インバータバッファ回路33からローレベル
「L」の信号がAND回路32に供給されため、モード
判定部31からハイレベル「H」の判定信号ISJがA
NDゲート32に供給されても、AND回路32からハ
イレベル「H」の信号がリターン停止記憶部34に供給
されることがない。このとき、リターン停止記憶部34
では、記憶された時間データが保持されると共に保持さ
れている時間データが停止時間データDP1として出力
される。
【0059】また、出力信号FRMがハイレベル「H」
とされたとき、リターン開始記憶部35では後述するフ
リップフロップ回路24から供給される信号ARMの立
ち上がりで、タイムコードデータ信号TCDの時間デー
タが記憶されると共に開始時間データDP2として出力
される。この記憶された時間データは、フリップフロッ
プ回路24から供給される信号ARMがハイレベル
「H」の期間中保持される。
【0060】なお、フリップフロップ回路23からの出
力信号FRMがハイレベル「H」からローレベル「L」
に立ち下がることで、リターン停止記憶部34に記憶さ
れた時間データはクリヤされる。
【0061】リターン停止記憶部34から出力される停
止時間データDP1とリターン開始記憶部35から出力
される開始時間データDP2は、図6の時間データ判定
部22に供給されると共に図5の表示部7に供給され
る。
【0062】図6に示す時間データ判定部22では、供
給された停止時間データDP1および開始時間データD
P2とインストラクションデータサンプリング部9から
供給されたタイムコードデータ信号TCDが一致したか
否かが判定される。この停止時間データDP1とタイム
コードデータ信号TCDが一致した場合には、ハイレベ
ル「H」の判定信号TDJ1がフリップフロップ回路2
5に供給される。また、開始時間データDP2とタイム
コードデータ信号TCDが一致した場合には、ハイレベ
ル「H」の判定信号TDJ2がOR回路26に供給され
る。
【0063】スイッチ部6のオートリピートスイッチ6
bは、フリップフロップ回路23に接続される。このフ
リップフロップ回路23は、オートリピートスイッチ6
bが操作されてハイレベル「H」のオートリピートスイ
ッチ信号ARSが供給される毎に出力信号FRMを反転
するものである。このフリップフロップ回路23の出力
信号FRMは、時間データ記憶制御部21と後述するフ
リップフロップ回路24、フリップフロップ回路25、
およびバッファ回路27の制御端子に供給される。
【0064】フリップフロップ回路24は、供給された
フリップフロップ回路23の出力信号FRMがハイレベ
ル「H」である場合、後述するトリガ回路28からハイ
レベル「H」のリターンスタート信号RSSが供給され
る毎に出力信号ARMを反転するものである。また、フ
リップフロップ回路23の出力信号FRMがローレベル
「L」である場合、出力信号ARMをローレベル「L」
に保持するものである。
【0065】このフリップフロップ回路24の出力信号
ARMは、上述したように時間データ記憶制御部21の
リターン開始記憶部35に接続される。
【0066】リターンスイッチ6aから供給されるリタ
ーンスイッチ信号RSは、トリガ回路28で一定の時間
幅をもったリターンスタート信号RSSに変換されて、
OR回路26に供給される。
【0067】このOR回路26には、時間データ判定部
22からの判定信号TDJ2とリターンスタート信号R
SSおよび後述するフリップフロップ回路25からのオ
ートリピート信号ARDが入力されて、出力信号RRS
Sがフリップフロップ回路25に供給される。
【0068】フリップフロップ回路25には、判定信号
TDJ1とフリップフロップ回路23の出力信号FRM
およびOR回路26の出力信号RRSSが供給される。
このフリップフロップ回路23の出力信号FRMがハイ
レベル「H」であるときに、OR回路26の出力信号R
RSSがハイレベル「H」とされることで、フリップフ
ロップ回路25の出力信号であるオートリピート信号A
RDはハイレベル「H」とされて保持される。なお、判
定信号TDJ1がハイレベル「H」とされると、オート
リピート信号ARDはローレベル「L」とされる。
【0069】このオートリピート信号ARDは、OR回
路26に供給されると共に、バッファ回路27に供給さ
れてオートリターンコントロール信号ARCSとして出
力される。なお、バッファ回路27はフリップフロップ
回路23からの出力信号FRMによって制御され、出力
信号FRMがハイレベル「H」である場合には供給され
た信号がバッファ回路27から出力されるが、ローレベ
ル「L」である場合にはハイインピーダンス状態とされ
て信号が出力されない。
【0070】バッファ回路27の出力側は、抵抗器R2
を介してリターンスイッチ6aに接続されている。この
ため、バッファ回路27がハイインピーダンス状態であ
るときには、リターンスイッチ6aから出力されるリタ
ーンスイッチ信号RSが抵抗器R2を介してシステムコ
ントロール部5に供給される。また、ハイインピーダン
ス状態でないとき、すなわち、オートリターンコントロ
ール信号ARCSとして出力されるときには、オートリ
ターンコントロール信号ARCSがシステムコントロー
ル部5に供給される。
【0071】ところで、リターン停止記憶部34からの
停止時間データDP1とリターン開始記憶部35からの
開始時間データDP2が供給される表示部7は、例えば
図8に示すような表示構成とされる。図8領域aには、
システムコントロール部5に供給されたタイムコードデ
ータ信号TCDをもとにレコーディング絶対時間が表示
される。また、領域bにはリターン停止記憶部34から
の停止時間データDP1(すなわち、リターン動作停止
後に再生を開始するレコーディング絶対時間)が表示さ
れて、領域cにはリターン開始記憶部35からの開始時
間データDP2(すなわち、再生を停止して自動的にリ
ターン動作を開始するレコーディング絶対時間)が表示
される。なお、領域dには後述するフルオートリピート
動作の再生動作中であることを示す表示がなされる。
【0072】本例は以上のように構成されており、図
9、図10および図11を参照して第2実施例の動作を
述べる。なお、図12に表示部7の表示状態を示す。C
D1を再生すると、インストラクションデータサンプリ
ング部9から再生信号MDTの時間情報がサンプリング
されたタイムコードデータ信号TCD(図9A,図10
A,図11A)が出力される。なお、図9A、図10
A、図11Aの数値は時間データ値である。
【0073】時点t31で、図7に示す時間データ記憶制
御部21のモード判定部31に供給されたインストラク
ション信号ISDが予め指定されたコードと一致したこ
とが判定されると、モード判定部31からハイレベル
「H」の判定信号ISJ(図9P,図10P,図11
P)がAND回路32に供給されると共に、フリップフ
ロップ回路23のローレベル「L」の出力信号FRM
(図9E,図10E,図11E)が反転されてAND回
路32に供給される。
【0074】このため、AND回路32からリターン停
止記憶部34にハイレベル「H」の信号(図9Q,図1
0Q,図11Q)が供給されて、この信号の立ち上がり
に同期してタイムコードデータ信号TCDの時間データ
「22」がリターン停止記憶部34に記憶される。な
お、記憶された時間データはフリップフロップ回路23
の出力信号FRMがローレベル「L」である場合には停
止時間データDP1として出力されない。このリターン
停止記憶部34の記憶データを図9R、図10R、図1
1Rに示す。
【0075】なお、時点t31での表示部7の表示状態を
図12Aに示す。ここで、時間データ「22」はレコー
ディング絶対時間01MIN22SECを示し、「25」は0
1MIN25SEC、「27」は01MIN27SEC、「30」は
01MIN30SECを示すものとする。また、停止時間デー
タDP1(図9B,図10B,図11B)および開始時
間データDP2(図9C,図10C,図11C)が供給
されていない場合、「−−MIN−−SEC」が表示される。
【0076】時点t32で図6に示すオートリピートスイ
ッチ6bが操作されると、ハイレベル「H」のオートリ
ピートスイッチ信号ARS(図9D,図10D,図11
D)がフリップフロップ回路23に供給される。このオ
ートリピートスイッチ信号ARSの立ち上がりに同期し
て、フリップフロップ回路23の出力信号FRMはハイ
レベル「H」とされる。
【0077】このとき、図7に示すリターン停止記憶部
34から記憶された時間データ「22」が、停止時間デ
ータDP1として図6の時間データ判定部22および図
5の表示部7に供給される。このため、図12Bに示す
ように表示部7の領域aにタイムコードデータ信号TC
Dの時間データ「25」の表示が行われると共に、領域
bに停止時間データDP1「22」の表示が行われる。
【0078】次に、時点t33で再び図7のモード判定部
31からハイレベル「H」の判定信号がAND回路32
に供給された場合、フリップフロップ回路23の出力信
号FRMはハイレベル「H」であるため、AND回路3
2からはハイレベル「H」の信号は出力されず、リター
ン停止記憶部34に記憶された時間データ「22」は保
持される。
【0079】時点t34で図6に示すリターンスイッチ6
aが操作されてハイレベル「H」のリターンスイッチ信
号RS(図9F,図10F,図11F)がトリガ回路2
8に供給されると、トリガ回路28からハイレベル
「H」のリターンスタート信号RSS(図9G,図10
G,図11G)がフリップフロップ回路24およびOR
回路26に供給される。
【0080】フリップフロップ回路24では、フリップ
フロップ回路23からの出力信号FRMがハイレベル
「H」であることから、供給されたリターンスタート信
号RSSの立ち上がりに同期して、フリップフロップ回
路24からの信号ARM(図9H,図10H,図11
H)がローレベル「L」からハイレベル「H」に反転さ
れる。
【0081】図7のリターン開始記憶部35では、フリ
ップフロップ回路23からハイレベル「H」の信号FR
Mが供給されており、フリップフロップ回路24からの
信号ARMがハイレベル「H」とされることで、信号A
RMの立ち上がりに同期してタイムコードデータ信号T
CDの時間データ「30」が記憶される。この時間デー
タ「30」は、記憶されると共に開始時間データDP2
として図6の時間データ判定部22および図5の表示部
7に供給される。
【0082】なお、このときの表示部7の表示を図12
Cに示す。図8に示す表示部7の領域cには、開始時間
データDP2の時間データ「30」が表示される。
【0083】また、リターンスタート信号RSSが供給
されたOR回路26からは、ハイレベル「H」の信号R
RSS(図9J,図10J,図11J)がフリップフロ
ップ回路25に供給される。このフリップフロップ回路
25では、信号RRSSの立ち上がりでもってオートリ
ピート信号ARD(図9K,図10K,図11K)がハ
イレベル「H」とされてその状態が保持される。
【0084】このハイレベル「H」のオートリピート信
号ARDは、バッファ回路27に供給される。ここで、
バッファ回路27を制御するフリップフロップ回路23
の出力信号FRMがハイレベル「H」であるために、バ
ッファ回路27はハイインピーダンス状態とされず、ハ
イレベル「H」のオートリターンコントロール信号AR
CS(図9L,図10L,図11L)がシステムコント
ロール部5に供給されて、システムコントロール部5か
らリターン動作信号RPCが信号読出部2に供給されて
リターン動作が開始される。
【0085】時点t34でリターン動作が開始されて、時
点t35でタイムコードデータ信号TCDの時間データ値
が「22」となると、時間データ判定部22ではタイム
コードデータ信号TCDの時間データ値と停止時間デー
タDP1が一致したことが検出されて、ハイレベル
「H」の判定信号TDJ1(図9M,図10M,図11
M)が出力される。
【0086】このハイレベル「H」判定信号TDJ1が
フリップフロップ回路25に供給されて、この信号の立
ち上がりに同期してフリップフロップ回路25のオート
リピート信号ARDはローレベル「L」とされる。この
ため、オートリターンコントロール信号ARCSはロー
レベル「L」とされて、リターン動作が停止されて再生
動作が開始される。また、オートリピート信号ARDが
ローレベル「L」とされることで、OR回路26の出力
信号RRSSはローレベル「L」とされる。なお、表示
部7には図12Dの表示がなされる。ここで表示部7の
領域dには、フルオートリピート動作の再生動作中であ
ることを示す表示がなされる。
【0087】CD1が再び再生されて、図10の時点t
36でタイムコードデータ信号TCDの時間データ値が
「30」となると、時間データ判定部22ではタイムコ
ードデータ信号TCDの時間データ値と開始時間データ
DP2が一致したことが検出されて、ハイレベル「H」
の判定信号TDJ2(図9N,図10N,図11N)が
OR回路26に供給される。
【0088】このOR回路26からは、ハイレベル
「H」の信号RRSSがフリップフロップ回路25に供
給されるので、フリップフロップ回路25からは、信号
RRSSの立ち上がりに同期してハイレベル「H」のオ
ートリピート信号ARDが出力される。このため再びリ
ターン動作が開始される。このときの表示部7には図1
2Cの表示がなされる。
【0089】時点t37で再びタイムコードデータ信号T
CDの時間データ値が「22」となると、時間データ判
定部22ではタイムコードデータ信号TCDの時間デー
タ値と停止時間データDP1が一致したことが検出され
て、ハイレベル「H」の判定信号TDJ1が出力される
ので、上述したようにリターン動作が停止されて再生動
作が開始される。なお、表示部7には図12Dの表示が
なされる。
【0090】ここで、時点t38でリターンスイッチ6a
が再び操作されたとき、ハイレベル「H」のリターンス
イッチ信号RSがトリガ回路28に供給されてハイレベ
ル「H」のリターンスタート信号RSSがフリップフロ
ップ回路24およびOR回路26に供給される。このフ
リップフロップ回路24では、フリップフロップ回路2
3からの出力信号FRMがハイレベル「H」で保持され
ているために、供給されたリターンスタート信号RSS
の立ち上がりに同期して、フリップフロップ回路24か
らの信号がハイレベル「H」からローレベル「L」に反
転される。この信号の立ち下がりによって、図7のリタ
ーン開始記憶部35に記憶された時間データはクリヤさ
れると共に、開始時間データDP2の出力は停止され
る。
【0091】また、OR回路26に供給されたリターン
スタート信号RSSによって時点t34と同様にリターン
動作が開始される。なお、表示部7の表示はリターン開
始記憶部35からの開始時間データDP2が停止された
ため図12Eの表示がなされる。
【0092】時点t39で再びタイムコードデータ信号T
CDの時間データ値が「22」となると、上述したよう
にリターン動作が停止されて再生動作が開始される。な
お、表示部7には図12Fの表示がなされる。
【0093】図11に示す時点t40でリターンスイッチ
6aが操作されると、時点34と同様に処理されてリター
ン動作が開始される。なお、リターン開始記憶部35に
は時間データ「27」が記憶されるので、表示部7には
図12Gの表示が行われる。
【0094】時点t41ではタイムコードデータ信号TC
Dの時間データ値が「22」となると、上述したように
リターン動作が停止されて再生動作が開始される。な
お、表示部7には図12Hの表示がなされる。
【0095】ところで、時点t42で再びオートリピート
スイッチ6bが操作されて、ハイレベル「H」のオート
リピートスイッチ信号ARSがフリップフロップ回路2
3に供給されると、オートリピートスイッチ信号ARS
の立ち上がりに同期して、フリップフロップ回路23の
出力信号FRMはローレベル「L」とされる。
【0096】このとき、図7に示すリターン停止記憶部
34に記憶された時間データ「22」はクリヤされると
共に、停止時間データDP1の出力は停止される。ま
た、フリップフロップ回路23の出力信号FRMはロー
レベル「L」とされることで、フリップフロップ回路2
4の出力信号ARMはローレベル「L」とされる。この
ため、リターン開始記憶部35からの開始時間データD
P2の出力は停止されるので、表示部7には図12Jの
表示が行われる。
【0097】さらにフリップフロップ回路23の出力信
号FRMがローレベル「L」とされることで、バッファ
回路27はハイインピーダンス状態とされる。
【0098】その後、時点t43で図7に示すモード判定
部31で、供給されたインストラクション信号ISDと
予め指定されたコードとが一致したことが判定された場
合、ハイレベル「H」の判定信号ISJがAND回路3
2に供給されると共に、フリップフロップ回路23のロ
ーレベル「L」の出力信号FRMが反転されてAND回
路32に供給される。このため、AND回路32からリ
ターン停止記憶部34にハイレベル「H」の信号が供給
されて、この信号の立ち上がりに同期してタイムコード
データ信号TCDの時間データ「28」がリターン停止
記憶部34に記憶される。しかし、フリップフロップ回
路23の出力信号FRMがローレベル「L」であるため
に、停止時間データDP1は出力されない。
【0099】時点t44でも同様にもリターン停止記憶部
34には時間データ「34」が記憶されるが、停止時間
データDP1は出力されない。
【0100】時点t45でリターンスイッチ6aが操作さ
れた場合には、バッファ回路27がハイインピーダンス
状態とされているため、抵抗器R2を介して供給される
リターンスイッチ信号RSが優先されてシステムコント
ロール部5に供給される。このため、リターンスイッチ
6aの操作期間中システムコントロール部5からリター
ン動作信号RPCが信号読出部2に供給されてリターン
動作が行われる。
【0101】なお、リターンスイッチ6aとオートリピ
ートスイッチ6bが操作されて、リターン制御部10の
時間データ記憶処理部11に時間データが記憶されて、
この記憶された時間データの間を繰り返し自動的に再生
するフルオートリピート動作を図13に示す。
【0102】CD1が再生されて信号読出部2から出力
される再生信号MDT(図13B)には、MAINデー
タとTIMEデータが含まれる。再生信号処理部3から
はオーディオあるいはビデオ信号SAV(図13C)が
出力され、インストラクションデータサンプリング部9
からはタイムコードデータ信号TCD(図13D)が出
力される。
【0103】経過時間と記録媒体に記録されたレコーデ
ィング絶対時間との関係を示す図13Eにおいて、時点
t51でインストラクションデータが予め指定されたコー
ドと一致したことが判定されると、リターン停止記憶部
34にレコーディング絶対時間「t5a」が記憶される。
次に、時点t52でオートリピートスイッチ6bが操作さ
れると、リターン停止記憶部34に記憶されたレコーデ
ィング絶対時間「t5a」が保持される。その後、時点t
53でリターンスイッチ6aが操作されるとレコーディン
グ絶対時間「t5b」がリターン開始記憶部35に記憶さ
れると共にリターン動作が開始される。なお、リターン
動作中には信号SAVの出力は停止される。
【0104】リターン動作が開始されてリターン動作中
に読み出される時間データとリターン停止記憶部34に
記憶されて保持されたレコーディング絶対時間「t5a」
とが比較されて、一致する時点t54でリターン動作が自
動的に停止されてレコーディンディング絶対時間「t5
a」の位置から自動的に再生が開始される。
【0105】その後、再生中に読み出される時間データ
とリターン開始記憶部35に記憶されたレコーディング
絶対時間「t5b」が比較されて、一致する時点t55で自
動的に再生動作が停止されてリターン動作開始される。
【0106】このリターン動作は、同様にリターン動作
中に読み出される時間データとリターン停止記憶部34
に記憶されて保持されたレコーディング絶対時間「t5
a」とが比較されて、一致する時点t56まで行われ、レ
コーディンディング絶対時間「t5a」の位置から再び再
生動作が自動的に開始される。
【0107】このように本例では、オートリピートスイ
ッチが操作された時にインストラクションデータと予め
指定したコードが一致して記憶されているレコーディン
グ絶対時間の時間データをリピート動作の再生開始点
(リターン動作停止点)とすると共に、リターンスイッ
チが操作された時のレコーディング絶対時間の時間デー
タをリピート動作の再生終了点(リターン動作開始点)
として記憶して、記憶された時間データとリターン動作
中に読み出されるレコーディング絶対時間の時間データ
を比較して一致したときにリターン動作を停止して再生
動作を開始する。また、記憶された時間データと再生動
作中に読み出されるレコーディング絶対時間の時間デー
タを比較して一致したときに再生動作を停止してリター
ン動作を開始する。
【0108】このため、複雑なスイッチ操作を行うこと
無く容易にリピート区間を設定でき、例えばカラオケの
レッスンや語学のLL学習等に適用することで操作が非
常に簡単となり操作性を向上させることができると共
に、デモンストレーション用としても幅広く利用するこ
とができる。また、リピート動作の再生開始点は、イン
ストラクションデータと予め指定したコードが一致した
位置とされるので、例えばCD−Gソフトを再生する場
合、表示画面をプリセットする“PRESETMEMO
RY”命令のコードを指定すると、再生開始時に必ず表
示画面がプリセットされるので表示が重ね書きされるこ
とがない。さらに、リピート区間の表示およびリピート
動作表示がなされるので、いつでも動作状態を容易に認
識することができる。
【0109】なお、本実施ではCDの再生装置について
のみ述べたが、本発明はCDの再生装置に限られるもの
ではなく、例えばビデオ機器やデータ信号を処理する情
報機器等にも適用できることは勿論である。
【0110】
【発明の効果】この発明によれば、インストラクション
データと予め指定したコードが一致したことを第一の一
致検出手段で検出する毎に時間データを時間記憶手段に
させ、第二のスイッチが操作された時に時間記憶手段に
記憶されている時間データをリピート動作の再生開始点
(リターン動作停止点)として保持する。また、第一の
スイッチが操作された時にリターン動作を開始すると共
に時間データをリピート動作の再生終了点(リターン動
作開始点)として時間記憶手段に記憶する。リターン動
作中に読み出される時間データとリピート動作の再生開
始点として記憶された時間データが一致したことを第二
の一致検出手段で検出したときはリターン動作を停止し
て再生動作を開始する。また、再生動作中に読み出され
る時間データとリピート動作の再生終了点として記憶さ
れた時間データが一致したことを第二の一致検出手段で
検出したときは再生動作を停止してリターン動作を開始
する。
【0111】このため、複雑なスイッチ操作を行うこと
無く容易にリピート区間を設定することができ、例えば
カラオケのレッスンや語学のLL学習等に適用すること
で操作が非常に簡単となり操作性を向上させることがで
きると共に、デモンストレーション用としても幅広く利
用できる。また、リピート動作の再生開始点は、インス
トラクションデータと予め指定したコードが一致した位
置とされるので、例えばCD−Gソフトを再生する場
合、表示画面をプリセットする“PRESETMEMO
RY”命令のコードを指定すると、再生開始時に必ず表
示画面がプリセットされるので表示が重ね書きされるこ
とがない。さらに、リピート区間の表示およびリピート
動作表示がなされるので、いつでも動作状態を容易に認
識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる信号再生装置の第1実施例の
構成を示す図である。
【図2】リターン制御部10の構成を示す図である。
【図3】第1実施例の動作を示す図である。
【図4】オートリピート動作を示す図である。
【図5】この発明に係わる信号再生装置の第2実施例の
構成を示す図である。
【図6】リターン制御部20の構成を示す図である。
【図7】時間データ記憶制御部の構成を示す図である。
【図8】表示部の構成を示す図である。
【図9】第2実施例の動作を示す図である。
【図10】第2実施例の動作を示す図である。
【図11】第2実施例の動作を示す図である。
【図12】表示部の表示動作を示す図である。
【図13】フルオートリピート動作を示す図である
【図14】サブコードのチャネルQの構成を示す図であ
る。
【図15】従来の構成を示す図である。
【図16】従来の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 CD 2 信号読出部 3 再生信号処理部 4 タイムデータサンプリング部 5 システムコントロ−ル部 6 スイッチ部 7 表示部 9 インストラクションデータサンプリング部 10,20 リターン制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−161407(JP,A) 特開 平6−124093(JP,A) 特開 平4−191882(JP,A) 特開 平3−5984(JP,A) 特開 昭63−26087(JP,A) 特開 昭63−26086(JP,A) 特開 昭62−256594(JP,A) 特開 昭62−139187(JP,A) 特開 昭60−52987(JP,A) 実開 平4−72385(JP,U) 実開 平6−23380(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 G11B 27/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からインストラクションデータ
    および時間データを含む情報を読み出す情報読出手段
    と、 上記情報読出手段を制御する制御手段と、 上記情報読出手段によって読み出された上記記録媒体の
    情報よりインストラクションデータと時間データを抽出
    するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段によって抽出された上記記録媒体の
    インストラクションデータと所定のインストラクション
    データであることを検出する第一の一致検出手段と、 リピート動作の再生開始点の時間データを指定する第一
    のスイッチと、 上記情報読出手段を操作すると共にリピート動作の再生
    終了点の時間データを指定する第二のスイッチと、 上記リピート動作の再生開始点の時間データと再生終了
    点の時間データを記憶する時間記憶手段と、 上記時間記憶手段に記憶された複数の時間データと上記
    データ抽出手段によって抽出された上記記録媒体の時間
    データの一致を検出する第二の一致検出手段とを有し、 上記第一の一致検出手段によって上記データ抽出手段に
    よって抽出された上記記録媒体のインストラクションデ
    ータが所定のインストラクションデータであることを検
    出する毎に上記データ抽出手段によって抽出された上記
    記録媒体の時間データを上記時間記憶手段に記憶するも
    のとし、上記第一のスイッチが操作されたときは、上記
    時間記憶手段に記憶された時間データをリピート動作の
    再生開始点の時間データとして保持すると共に、その後
    第二のスイッチが操作されたときには、上記制御手段で
    上記情報読出手段のリターン動作を開始すると共に、上
    記データ抽出手段によって抽出された上記記録媒体の時
    間データをリピート動作の再生終了点の時間データとし
    て上記時間記憶手段に記憶するものとし、リターン動作
    中に上記データ抽出手段によって抽出された上記記録媒
    体の時間データと上記リピート動作の再生開始点の時間
    データとして保持された時間データの一致が上記第二の
    一致検出手段で検出されたときは、上記制御手段でもっ
    てリターン動作を停止して再生動作を開始し、再生動作
    中に上記データ抽出手段によって抽出された上記記録媒
    体の時間データと上記リピート動作の再生終了点の時間
    データとして記憶された時間データの一致が上記第二の
    一致検出手段で検出されたときは、上記制御手段でもっ
    て再生動作を停止してリターン動作を開始することを特
    徴とする信号再生装置。
  2. 【請求項2】 上記データ抽出手段によって抽出された
    上記記録媒体の時間データに基づく時間表示と、上記リ
    ピート動作の再生開始点の時間データとして保持された
    時間データに基づく時間表示と上記リピート動作の再生
    終了点の時間データとして記憶された時間データに基づ
    く時間表示とリピート動作を示す表示を表示できる表示
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の信号再生
    装置。
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