JP3368172B2 - 収納袋 - Google Patents

収納袋

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JP3368172B2
JP3368172B2 JP13590497A JP13590497A JP3368172B2 JP 3368172 B2 JP3368172 B2 JP 3368172B2 JP 13590497 A JP13590497 A JP 13590497A JP 13590497 A JP13590497 A JP 13590497A JP 3368172 B2 JP3368172 B2 JP 3368172B2
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学 豊沢
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株式会社ダイヤコーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は根野菜等、主として
常温保存に適した根野菜、例えば、ジャガイモ、玉葱、
にんにく、さつまいも等を収納するための収納袋に関す
る。より詳しくは、根野菜等の出し入れが行ないやすく
使いやすい収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収納袋は、各種提案され
販売されている。
【0003】図8は従来の一般的な収納袋1を示した斜
視図であり、ジャガイモなどの根野菜A等が収納され
る。収納袋1の素材としては、通気性を備えたメッシュ
状のものが用いられている。
【0004】収納袋1の袋口2には、ループ状の吊下部
3が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の収納袋
1には、次のような問題があった。
【0006】(1)収納袋1の袋口2は袋の上部1aに
設けられていたので、袋の底の方に収納されている根野
菜A1等が取り出しにくいという問題があった。
【0007】(2)袋体1は通気性が得られるように比
較的目の粗いメッシュ素材により形成されていた。この
ため、ジャガイモや玉葱などの根野菜A等を収納した場
合に、根野菜A等から落ちた土、根、皮等が網目を通っ
て袋の外に抜け落ちるという問題があった。
【0008】本発明の第1の目的は、上記課題(1)を
解決し、根野菜等の出し入れが行ないやすく使いやすい
収納袋を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、上記課題
(2)を解決し、通気性を備えているにもかかわらず、
根野菜等から落ちた土、根、皮等が袋の外に抜け落ちて
しまうことのない収納袋を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の収納袋は、根野菜等を収納する
ための収納袋であって、袋体の前部の上部から下部に向
けて縦長のV字形に開口形成された袋口を具備し、か
つ、この袋体の上部にはループ状の吊下部が設けられて
おり、この吊下部の両端部が、前記V字形の袋口の口縁
の延長線上の部位に、それぞれ逢着されているたことを
特徴とする。
【0011】請求項2記載の収納袋は、請求項1記載の
収納袋において、前記袋体内の上部の前記袋口に臨む部
位には、小物の根野菜等を収納しておくためのポケット
が設けられていることをことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の収納袋は、請求項1または
2記載の収納袋において、前記袋体の底部には、底板が
敷かれているとともに、この底板の端部には袋体の内面
に引っ掛かって係止される滑り止めが設けられているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4記載の収納袋は、請求項1,2,
または3記載の収納袋において、前記袋体は、通気性を
備えた素材により形成されていることを特徴とする。
【0014】
【0015】上記第2の目的を達成するために請求項
記載の収納袋は、請求項1〜4のうちいずれか1項に記
載の収納袋において、少なくとも前記袋体の上部が通気
性を備えた素材により形成されているとともに、下部
が、土等を通しにくい素材で形成されていることを特徴
とする。
【0016】請求項記載の収納袋は、請求項記載の
収納袋において、前記袋体の底部に、袋体内に収納され
た根野菜等が底部に密着するのを防止するスペーサが設
けられていることを特徴とする。
【0017】
【作用効果】請求項1記載の収納袋によれば、袋口が袋
体の前部に設けられているので、根野菜等を出し入れす
る際の操作を袋体の前面から行なうことができる。
【0018】袋口は、袋体の前部の上部から下部に向け
て縦長のV字形に開口形成されているので、根野菜等を
出し入れする際に、手を入れやすく、袋体の底部にも手
が届きやすい。これにより、袋体の底部にある根野菜等
も無理なく簡単に取り出すことができる。
【0019】したがって、請求項1記載の収納袋によれ
ば、根野菜等の出し入れが行ないやすく使いやすいとい
う効果が得られる。
【0020】さらに、前記袋体の上部にはループ状の吊
下部が設けられているので、これを手で掴んで収納袋を
持ち運ぶことができる。また、この吊下部を構造体に設
けられたフック等に引っ掛けることにより、収納袋を構
造体から吊り下げた状態にして保持しておくことができ
る。
【0021】吊下部は、その両端部がV字形の袋口の口
縁の延長線上の部位に、それぞれ逢着されているので、
例えば、構造体に設けられたフック等に吊下部を引っ掛
けて収納袋を吊り下げた状態にすると、根野菜等の重さ
が吊下部の逢着部分にかかり、袋口が上下方向に引っ張
られるとともに、吊下部の両端部の間隔がすぼまる方向
に力が作用して、V字形の袋口が開かれにくくなる。
【0022】したがって、請求項記載の収納袋によれ
ば、袋口が、袋体の前部の上部から下部に向けて縦長の
V字形に開口形成されているにもかかわらず、袋内に収
納された根野菜等が袋口からこぼれ落ちにくいという効
果が得られる。
【0023】請求項2記載の収納袋によれば、請求項1
記載の収納袋において、前記袋体内の上部の袋口に臨む
部位に、小物の根野菜等を収納しておくためのポケット
が設けられているので、このポケットに、にんにく等の
小物の根野菜等を分別して収納しておくことができる。
これにより、にんにく等の小物の根野菜等が袋内の底部
に落ちてしまうということがなくなる。しかも、ポケッ
トは袋体内の上部の袋口に臨む部位に設けられているの
で、小物の根野菜等の出し入れが行ないやすく、小物の
根野菜等を必要に応じていつでも出し入れすることがで
きるという効果が得られる。請求項3記載の収納袋によ
れば、請求項1または2記載の収納袋において、前記
体の底部には、底板が敷かれているので、袋体の形崩れ
が生じにくいという効果が得られる。底板の端部には袋
体の内面に引っ掛かって係止される滑り止めが設けられ
ているので、底板の位置ずれが起こりにくくなり、より
一層袋体の形崩れが生じにくくなるという効果が得られ
る。
【0024】請求項4記載の収納袋によれば、請求項
1,2,または3記載の収納袋において、袋体が、通気
性を備えた素材により形成されているので、常温保存に
適した根野菜等の収納に適しているという効果が得られ
る。
【0025】
【0026】
【0027】請求項記載の収納袋によれば、請求項1
〜4のうちいずれか1項に記載の収納袋において、少な
くとも前記袋体の上部が通気性を備えた素材により形成
されているとともに、袋体の下部が、土等を通しにくい
素材で形成されているので、通気性を備えているにもか
かかわらず、根野菜等から落ちてきた土、根、皮等が袋
の外に抜け落ちてしまうことがなくなるという効果が得
られる。
【0028】請求項記載の収納袋によれば、請求項
記載の収納袋において、袋体の底部には、袋体内に収納
された根野菜等が底部に密着するのを防止するスペーサ
が設けられているので、根野菜等が底部に密着するとい
うことがなくなる。
【0029】袋体の下部は、上述したように、土等を通
しにくい素材で形成されているので、袋体の上部に比べ
て通気性が低くなっている。特に、袋体が、通気孔を有
するビニールシート等で形成されている場合には、袋体
の下部の通気性がより低下しやすく、袋体の底部に何も
設けられていないと、根野菜等が底部に密着して、根野
菜等が蒸れやすくなる。
【0030】これに対し、請求項記載の収納袋によれ
ば、袋体の底部にスペーサが設けられているので、根野
菜等が袋体の底部に密着するということがなくなり、袋
体が、通気孔を有するビニールシート等で形成されてい
る場合にも、袋体の底部にある根野菜等が蒸れにくいと
いう効果が得られる。
【0031】また、このようなスペーサが袋体の底部に
設けられていることにより、根野菜等が袋体の底部に密
着するということがなくなるので、根野菜等から落ちて
きて袋体の下部に溜まった土、根、皮等で、袋体の底部
近傍にある根野菜等が汚れてしまうということが少なく
なるという効果も得られる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0033】図1は本発明に係る収納袋の一実施の形態
を示す一部透視斜視図である。
【0034】同図において、本実施の形態の収納袋は、
袋体10と、吊下部30とを備えており、袋体10内
に、根野菜A等、主として常温保存に適した根野菜、例
えば、ジャガイモ、玉葱等が収納される。
【0035】袋体10は、通気性および透過性を備え、
抗菌加工が施されたメッシュ素材よりなるシート材11
を縫製することにより形成されている。袋体10の下部
10bには、通気性を備え、かつ、土、根、皮等を通し
にくい目の細かいメッシュ素材よりなるシート材12が
上記シート材11に重ねられて設けられている。
【0036】シート材11,12としては、上述したメ
ッシュ素材の他に、不織布や通気孔が設けられたビニー
ルシート等を採用することができる。
【0037】袋体10の前部には、上部10aから下部
10bに向けて縦長のV字形に開口形成された袋口20
が形成されている。袋口20の口縁には、バイアステー
プ21,21が当てがわれて縫い付けられている。
【0038】吊下部30は、袋体10の上部10aの中
央部にループ状に設けられており、上述した袋口20の
口縁の延長線上の部位31,32に、その両端部30
a,30bが逢着されている。この吊下部30の逢着部
分31,32には、合成樹脂製の補強板45が取り付け
られている。
【0039】袋体10内の上部10aの袋口20に臨む
部位には、小物の根野菜A2等、例えば、にんにく等を
収納しておくための四角いポケット40が設けられてい
る。このポケット40は、袋体10を形成している素材
と同様のメッシュ素材により形成されている。
【0040】袋体10の底部10cには、後述する袋体
10の縫製方法により、三角部13,13が形成される
ようになっており、この三角部13,13によって、袋
体10の側部にまち14,14が形成される。
【0041】本実施の形態では、この袋体10の底部1
0cに、合成樹脂製の底板50が敷かれている。この底
板50には、複数個の通気孔51が形成されているとと
もに、両端部50a,50bには、ぎざぎざに形成され
た滑り止め52,52が設けられている。この滑り止め
52,52は、袋体10の下部10bの内面(底部10
cの近傍部分)にそれぞれ引っ掛かって係止されるよう
になっている。
【0042】なお、この底板50に代えて、あるいは、
この底板50の上面に、図2に示すような、格子状(簀
の子状)のスペーサ60を載置してもよい。このような
スペーサ60を袋体10の底部10cに載置することに
より、袋体10内に収納された根野菜A等が底部10c
に密着するのが防止される。
【0043】上述した収納袋は、例えば、次のような手
順で作成される。
【0044】図3〜図5は収納袋を作成する際の手順を
示した説明図である。
【0045】(i)まず、図3(a)に示すように、長
方形に裁断されたシート材11を用意する。
【0046】(ii)次に、図3(b)に示すように、細
長い長方形に裁断されたシート材12をシート材11の
下部11aに重ね合わせて縫い付ける。
【0047】(iii)その後、図4(a)に示すよう
に、シート材11の両端部11b1,11b2を、これ
にバイアステープ21,21を当てがって縁縫いすると
ともに、この両端部11b1,11b2の下部同士を縫
い付けて、シート材11を略円筒状に形成し、V字形の
開口(袋口20)を形成する。
【0048】(iv)その後、図4(b)に示すように、
略円筒状のシート材11を扁平に折り畳む。
【0049】(v)このようにして扁平に折り畳まれた
シート材11の上面T3上に、図4(c)に示すよう
に、左右の折曲部T1,T2を折り畳む。この場合、シ
ート材11の上縁T4側の折り畳み量を下縁T5側の折
り畳み量に比べて幾分多めにとる。
【0050】(vi)このようにして折り畳まれたシート
材11の上縁T4と下縁T5とを、図5(a)に示すよ
うに、これにバイアステープ15,15を当てがって縁
縫いする。この場合、上縁T4には、吊下部30を挟み
込んで一緒に逢着する。さらに、上縁T4に縫い付けら
れたバイアステープ15の裏面に、ポケット40と補強
板45とを重ねて縫い付ける。
【0051】これにより、図5(a)(b)に示すよう
に、シート材11の上面T3上に左右の折曲部T1,T
2が折り畳まれた袋体10が作成される。
【0052】(vii)次に、この袋体10の表裏をひっ
くり返す。すると、折曲部T1,T2は、図5(c)
(d)に示すように、袋体10内に入った状態で折り畳
まれた状態となる。
【0053】(viii)その後、袋体10を広げると、袋
体10内に折り畳まれていた折曲部T1,T2が広が
る。
【0054】この場合、図5(c),図6に示すよう
に、折曲部T1,T2の上縁T4と下縁T5との各近傍
部分T1a,T1b、T2a,T2bが、袋体10を広
げることによってそれぞれ三角状に広がり、袋体10の
四隅に三角部13,13,13,13が形成される。こ
れにより、袋体10の両側部にまち14,14が形成さ
れる。なお、収納される根野菜A等の量が少ない場合に
は、図1に示すように、袋体10の上部10a側がすぼ
まった状態となり、上部10a側には三角部13,13
が形成されにくくなって、袋体10が側面視略三角形状
となる。
【0055】以上のようにして、本実施の形態の収納袋
が形成される。
【0056】上述した本実施の形態の収納袋によれば、
袋口20が袋体10の前部に設けられているので、根野
菜A等を出し入れする際の操作を袋体10の前面から行
なうことができる。
【0057】袋口20は、袋体10の前部の上部10a
から下部10bに向けて縦長のV字形に開口形成されて
いるので、根野菜A等を出し入れする際に、手を入れや
すく、袋体10の底部10cにも手が届きやすい。これ
により、袋体10の底部10cにある根野菜A1等も無
理なく簡単に取り出すことができる。
【0058】したがって、本実施の形態の収納袋によれ
ば、根野菜A等の出し入れが行ないやすく使いやすいと
いう効果が得られる。
【0059】袋体10の上部10aにはループ状の吊下
部30が設けられているので、これを手で掴んで収納袋
を持ち運ぶことができる。また、図7に示すように、こ
の吊下部30を構造体の棒Bに掛けたフックF等を介し
て引っ掛けることにより、収納袋を構造体から吊り下げ
た状態にして保持しておくことができる。
【0060】吊下部30は、図1に示すように、その両
端部30a,30bがV字形の袋口20の口縁の延長線
上の部位31,32に、それぞれ逢着されているので、
例えば、図7に示すように、フックF等に吊下部30を
引っ掛けて収納袋を吊り下げた状態にすると、根野菜A
等の重さが吊下部30の逢着部分31,32にかかり、
袋口20が上下方向(図中Y1,Y2方向)に引っ張ら
れるとともに、吊下部30の両端部30a,30bの間
隔がすぼまる方向(図中矢印X1,X2方向)に力が作
用して、V字形の袋口20が開かれにくくなる。
【0061】したがって、本実施の形態の収納袋によれ
ば、袋口20が、袋体10の前部の上部10aから下部
10bに向けて縦長のV字形に開口形成されているにも
かかわらず、袋内に収納された根野菜A等が袋口20か
らこぼれ落ちにくいという効果が得られる。
【0062】袋体10内の上部10aの袋口20に臨む
部位には、小物の根野菜A2等を収納しておくためのポ
ケット40が設けられているので、このポケット40
に、にんにく等の小物の根野菜A2等を分別して収納し
ておくことができる。これにより、にんにく等の小物の
根野菜A2等が袋内の底部10cに落ちてしまうという
ことがなくなる。しかも、ポケット40は袋体10内の
上部10aの袋口20に臨む部位に設けられているの
で、小物の根野菜A2等の出し入れが行ないやすく、小
物の根野菜A2等を必要に応じていつでも出し入れする
ことができるという効果が得られる。
【0063】また、袋体10の底部10cには、底板5
0が敷かれているので、袋体10の形崩れが生じにくい
という効果が得られる。
【0064】底板50の両端部50a,50bには、袋
体10の下部10bの内面に引っ掛かって係止される滑
り止め52,52が設けられているので、底板50の位
置ずれが起こりにくくなり、より一層袋体10の形崩れ
が生じにくくなるという効果が得られる。
【0065】さらに、袋体10が、通気性を備えたメッ
シュ素材により形成されているので、常温保存に適した
根野菜A等の収納に適しているという効果が得られる。
【0066】また、袋体10の上部10a側が、通気性
を備えたメッシュ素材により形成されているとともに、
袋体10の下部10bが、土、根、皮等を通しにくい目
の細かいメッシュ素材で形成されているので、通気性を
備えているにもかかわらず、根野菜A等から落ちた土、
根、皮等が袋の外に抜け落ちてしまうことがなくなると
いう効果が得られる。
【0067】さらに、袋体10の底部10cには、図2
に示すような、スペーサ60を敷くことが可能であるの
で、このようなスペーサ60を袋体10の底部10cに
敷くことにより袋内に収納された根野菜A等が底部10
cに密着するのを防止することができる。
【0068】袋体10の下部10bには、目の細かいメ
ッシュ素材よりなるシート材12がシート材11に重ね
られて設けられているので、袋体10の下部10bは袋
体10の上部10a側に比べて通気性が低くなってい
る。特に、袋体10が、通気孔を有するビニールシート
等で形成されている場合には、袋体10の下部10bの
通気性がより低下しやすくなり、袋体10の底部10b
に何も設けられていないと、根野菜A等が底部10cに
密着して、根野菜A等が蒸れやすくなる。
【0069】これに対し、本実施の形態の収納袋によれ
ば、袋体10の底部10cにスペーサ60を敷くことが
可能であるので、袋体10の底部10cにスペーサ60
を敷くことにより、根野菜A等が袋体10の底部10c
に密着するということがなくなり、袋体10が、通気孔
を有するビニールシート等で形成されている場合にも、
袋体10の底部10cにある根野菜A等が蒸れにくくな
るという効果が得られる。
【0070】また、このようなスペーサ60を袋体10
の底部10cに敷くことにより、根野菜A等が袋体10
の底部10cに密着するということがなくなるので、根
野菜A等から落ちてきて袋体10の下部10cに溜まっ
た土、根、皮等で、袋体10の底部10c近傍にある根
野菜A等が汚れてしまうということが少なくなる。
【0071】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0072】例えば、袋体10の形状は上述した形状の
ものに限られるものではなく、丸形状等であってもよ
い。また、袋口20は、適宜の大きさに形成することが
できる。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納袋の一実施の形態を示す一部
透視斜視図。
【図2】袋体の底部に載置されるスペーサを示す斜視
図。
【図3】収納袋を作成する際の手順を示した説明図で、
(a)(b)は収納袋を形成するシート材の展開図。
【図4】(a)(b)(c)は同じくシート材を折り畳
んだときの説明図。
【図5】(a)は同じくシート材を折り畳んだときの説
明図、(b)は図5(a)におけるb−b端面図、
(c)は袋体の表裏をひっくり返したときの説明図、
(d)は図5(c)におけるd−d端面図。
【図6】収納袋を膨らませた状態を示す斜視図。
【図7】使用状態説明図。
【図8】従来例の説明図。
【符号の説明】
10 袋体 20 袋口 30 吊下部 40 ポケット 50 底板 52 滑り止め 60 スペーサ A,A1 根野菜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−215348(JP,A) 実開 昭49−128618(JP,U) 実開 昭57−43249(JP,U) 実開 昭59−41225(JP,U) 実開 昭58−113629(JP,U) 実開 昭63−28689(JP,U) 実開 昭55−12445(JP,U) 実公 昭43−29170(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 33/38 B65D 30/22 B65D 33/00 B65D 33/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根野菜等を収納するための収納袋であっ
    て、袋体の前部の上部から下部に向けて縦長のV字形に
    開口形成された袋口を具備し、かつ、この袋体の上部に
    はループ状の吊下部が設けられており、この吊下部の両
    端部が、前記V字形の袋口の口縁の延長線上の部位に、
    それぞれ逢着されていることを特徴とする収納袋。
  2. 【請求項2】 前記袋体内の上部の前記袋口に臨む部位
    には、小物の根野菜等を収納しておくためのポケットが
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の収納
    袋。
  3. 【請求項3】 前記袋体の底部には、底板が敷かれてい
    るとともに、この底板の端部には袋体の内面に引っ掛か
    って係止される滑り止めが設けられていることを特徴と
    する請求項1または2記載の収納袋。
  4. 【請求項4】 前記袋体は、通気性を備えた素材により
    形成されていることを特徴とする請求項1,2,または
    3記載の収納袋。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記袋体の上部が通気性を備
    えた素材により形成されているとともに、下部が、土等
    を通しにくい素材で形成されていることを特徴とする請
    求項1〜4のうちいずれか1項に記載の収納袋。
  6. 【請求項6】 前記袋体の底部には、袋体内に収納され
    た根野菜等が底部に密着するのを防止するスペーサが設
    けられていることを特徴とする請求項5記載の収納袋。
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